JP2015024407A - 油分吸着材および油分吸着材の製造方法 - Google Patents
油分吸着材および油分吸着材の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015024407A JP2015024407A JP2014187095A JP2014187095A JP2015024407A JP 2015024407 A JP2015024407 A JP 2015024407A JP 2014187095 A JP2014187095 A JP 2014187095A JP 2014187095 A JP2014187095 A JP 2014187095A JP 2015024407 A JP2015024407 A JP 2015024407A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- magnetic particles
- oil adsorbent
- reference example
- particles
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Abandoned
Links
Landscapes
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
- Water Treatment By Sorption (AREA)
- Compounds Of Iron (AREA)
Abstract
【解決手段】本発明は、水中から油分を回収するための油分吸着材および油分吸着材の製
造方法に関するものである。この油分吸着材は、磁性体粒子と、この磁性体粒子の表面に
形成された無機酸化物層と、を有し、前記無機酸化物層は、金属アルコキシドの加水分解
反応によって形成されたシリカ、チタニア、アルミナ、ジルコニア、酸化亜鉛のいずれか
一である一次粒子が凝集し、前記一次粒子の間に孔が形成された二次粒子からなる多孔質
構造を有する。また、本発明の油分吸着粒子の製造方法は、金属アルコキシドと、溶媒と
、磁性体粒子を混合し、スラリー溶液を調製する工程と、前記スラリー溶液を、スプレー
ドライし凝集体を作成する工程と、前記凝集体をシランカップリング処理をする工程とを
具備する。
【選択図】なし
Description
するものである。
が含まれ、油分の分離回収は焦眉の課題となっている。
回収方法が検討されている。例えば、磁性体の微粒子に油分吸着被膜を形成させ、この磁
性体を海面上に散布し、磁力で吸引することにより油を回収する方法がある。(例えば、
特許文献1)。
り、水中への分散性が低く、磁性体が沈降したり、表面に浮遊してしまう傾向があり、効
率良く油分の回収を行うことができなかった。
た無機酸化物層と、を有し、前記無機酸化物層は、金属アルコキシドの加水分解反応によ
って形成されたシリカ、チタニア、アルミナ、ジルコニア、酸化亜鉛のいずれか一である
一次粒子が凝集し、前記一次粒子の間に孔が形成された二次粒子からなる多孔質構造を有
することを特徴とする。
本実施形態における油分吸着材は、磁性体粒子がコアを構成し、無機酸化物層がコアを
被覆したものである。
ることができ、例えば鉄、および鉄を含む合金、磁鉄鉱、チタン鉄鉱、磁硫鉄鉱、マグネ
シアフェライト、コバルトフェライト、ニッケルフェライト、バリウムフェライト、など
が挙げられる。これらのうち水中での安定性に優れたフェライト系化合物であればより効
果的に本発明を達成することができる。例えば磁鉄鉱であるマグネタイト(Fe3O4)
は安価であるだけでなく、水中でも磁性体として安定し、元素としても安全であるため、
水処理に使用しやすいので好ましい。
角が丸い多面体構造が好ましい。鋭角な角を持つ粒子であると、無機酸化物層を形成する
際に、無機酸化物層を損傷し、油吸着の機能が損なわれる可能性があるからである。なお
、磁性体粒子は、表面が腐食防止などの目的で表面処理されていてもよく、必要に応じて
Cuメッキ、Niメッキなどの処理が施されていてもよい。
に好ましい。平均粒子径が0.1μmに満たない場合、磁力が小さくなるために、磁気に
よる回収が困難となり好ましくない。また平均粒子径が1000μmを超える場合は、比
表面積が小さくなるために不純物の回収率が悪くなる可能性があり好ましくない。
LD−DS21型測定装置(島津製作所製)を用いることができる。また、X線回折測定
、透過型電子顕微鏡(TEM)測定も採用することができる。なお、磁性体粒子はその粒
子がすべて磁性体で構成される必要はない。すなわち、非常に細かい磁性体粒子が樹脂等
のバインダーで結合されたものであってもよい。
れる。前駆体物質としては、Si、Ti、Zr、Al、Zn、Sn、W、Mo、Co、I
n、Sb、As、Ti、Co、Al、Zr、Yb、Sr、Th、Taなどの金属を含むア
ルコキシド、アセテートや金属有機酸塩などの金属錯体、金属塩、金属石鹸、ハロゲン化
物、など公知の有機化合物または金属化合物を単独、または混合物として使用することが
できる。
が好ましい。材料が入手しやすく、反応の制御のしやすさで優れているからである。
合物または有機ケイ素化合物を用いて形成される。
ロポキシシラン、テトラブトキシシランなどのアルコキシシラン類を使用することができ
る。
合物を使用することができる。一般式中Rはビニル基、アリール基、アクリル基、炭素数
1〜18のアルキル基、水素原子またはハロゲン原子であり、R′はビニル基、アリール
基、アクリル基、炭素数1〜8のアルキル基または水素原子である。aは、0〜3の整数
であることが好ましい。具体的には、メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシ
ラン、エチルトリエトキシシラン、メチルトリイソプロポキシシラン、ビニルトリメトキ
シシラン、フェニルトリメトキシシラン、ジメチルジメトキシシランなど公知の化合物を
使用できる。なお、上記一般式でRもしくはR’で特定された官能基を有するシリカ層は
、油分吸着材の水に対する親水性や分散性の向上に寄与するだけでなく、水中の油分を吸
着する役目も担う。
の有機チタン化合物を用いて形成される。
することができる。なお、一般式中、Rはビニル基、アリール基、アクリル基、炭素数1
〜18のアルキル基、水素原子またはハロゲン原子であり、R′はビニル基、アリール基
、アクリル基、炭素数1〜8のアルキル基または水素原子であり、aは0〜2の整数であ
る。具体的には、例えば、チタントリメトキシド、チタントリエトキシド、チタントリ−
n−プロポキシド、チタントリ−i−プロポキシド、チタントリ−n−ブトキシド、チタ
ントリ−sec−ブトキシド、チタントリ−tert−ブトキシド、イソプロポキシビス
(エチルアセトアセテート)チタン、テトライソプロポキシチタン、テトラ-n-ブトキシ
チタン、テトラメトキシチタンなどのテトラアルコキシドチタン化合物などの公知のチタ
ンアルコキシド化合物、チタンキレート化合物、チタンアシレート化合物などを用いるこ
とができる。なお、上記一般式でRもしくはR’で特定された官能基を有するチタニア層
は、油分吸着材の水に対する親水性や分散性の向上に寄与するだけでなく、水中の油分を
吸着する役目も担う。
物を用いることができる。具体的には、アルミニウムイソプロピネート、アルミニウムト
リセカンダリーブトキシド、モノsec-ブトキシアルミニウムジイソプロピレートなどのト
リアルコキシアルミニウム化合物などを挙げることができる。また、アルミニウムエチル
アセトアセテートジイソプロピレート、アルミニウムトリス(エチルアセトアセテート)
、アルミニウムトリス(アセチルアセテート)、アルミニウムビスエチルアセトアセテー
トモノアセチルアセトネートを用いてもよい。
。具体的には、ジアセチルアセトントリブトキシジルコニウム、テトラ-n-ブトキシジル
コニウムなどのテトラアルコキシジルコニウム化合物などを挙げることができる。
できる。具体的には、亜鉛イソプロピネート、亜鉛ジセカンダリーブトキシド、モノsec-
ブトキシ亜鉛ジイソプロピレートなどのジアルコキシ亜鉛化合物などを挙げることができ
る。また、亜鉛エチルアセトアセテートイソプロピレート、亜鉛ジ(エチルアセトアセテ
ート)、亜鉛ジ(アセチルアセテート)、亜鉛ビスエチルアセトアセテートモノアセチル
アセトネートを用いてもよい。
化コバルト(CoO)、酸化タングステン(WO3)、酸化モリブデン(MoO3)、イ
ンジウムスズオキサイド(ITO)、酸化インジウム(In2O3)、酸化鉛(PbO2
)、PZT、酸化ニオビウム(Nb2O5)、酸化トリウム(ThO2)、酸化タンタル
(Ta2O5)、チタン酸カルシウム(CaTiO3)、コバルト酸ランタン(LaCo
O3)、三酸化レニウム(ReO3)、酸化クロム(Cr2O3)、酸化鉄(Fe2O3
)、クロム酸ランタン(LaCrO3)、チタン酸バリウム(BaTiO3)などを形成
するアルコキシドやハロゲン化物などを使用することもできる。
前記無機酸化物層の表面に有機物層を具えていてもよい。
る化合物、または炭素数が6以上、好ましくは8以上の芳香族基を有する化合物が採用さ
れる。
ことで、水酸基を介して有機物層を結合させることができる。磁性体粒子がマグネタイト
などであるとき、その表面は酸化物の酸素原子が露出しており、表面に水酸基を形成させ
ることで、水酸基を介して有機物層を結合させることができる。
ラズマ処理等が挙げられる。また、磁性体粒子が微細な磁性体粉末と樹脂などのバインダ
ーとからなる組成物である場合は、バインダーに有機物と反応する官能基を導入しておく
ことで、有機物層を磁性体粒子と化学的に結合させることができる。
グ剤を反応させ、カップリング剤を介して有機物層を結合させることができる。カップリ
ング剤の反応に先立って、前記したように磁性体粒子の表面にアルコール洗浄などの処理
により水酸基を形成させることが好ましい。
ン、エチルトリメトキシシラン、へキシルトリメトキシシラン、ドデカトリメトキシシラ
ンオクタデシルトリメトキシシラン、エチルトリエトキシシラン等のアルキルシラン、フ
ェニルトリメトキシシラン、ナフタレントリメトキシシラン等の芳香族シラン、γ−グリ
シドキシプロピルトリメトキシシラン,γ−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラ
ン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン等のエポキシシ
ラン,ビニルトリエトキシシラン,ビニルトリメトキシシラン,γ−メタクリロキシメト
キシシラン等のビニルシラン,γ−アミノプロピルトリエトキシシラン,γ−アミノプロ
ピルトリメトキシシラン,N−フェニル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン等のア
ミノシラン,γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、等のメルカプトシランやチタ
ネート,アルミキレート,ジルコアルミネート等のカップリング剤が挙げられる。
次に、油分吸着材の製造方法について説明する。油分吸着材の製造方法としてはスプレ
ードライ法またはディッピング法が好ましい。
溶液を噴霧して凝集体を形成させ油分吸着材を作製する方法である。
等を行い、磁性体粒子表面に水酸基を形成させる。
材)の段で述べたように無機酸化物の前駆体物質であり、磁性体粒子表面に無機酸化物層
を形成する。なお、金属アルコキシドの濃度は、1×10-5〜1×100mol/L、加水
分解時の温度は室温から100℃以下が好ましい。
レードライで噴霧乾燥させ、凝集体を得る。ここでいう凝集体は、磁性体粒子を無機酸化
物層で被膜したものである。
により平均粒子径が調整できる上、凝集した粒子の間から有機溶媒が除去される際に孔が
形成され、油分吸着材として好適な多孔質構造を容易に形成させることもできる。
それは、水を油分吸着粒子から速やかに蒸発させ、内部の水が揮発する前に外郭を形成し
、内部と外郭の間に存在密度差を形成させることができるからである。
好ましい。粘度が10poiseより大きい場合、ディスク上で磁性体粒子や金属アルコ
キシドが析出するなどの問題が生じるので好ましくない。
ールの混合溶液に加えて溶解させる。次いで酸またはアルカリを加えて金属アルコキシド
を加水分解させる。このように得られた溶液に磁性体粒子を投入し、その表面に無機酸化
物層を形成させる。反応終了後、磁性体粒子をろ過し、室温から150℃の温度で乾燥し
油分吸着材を得る。
平均粒子径1μmの磁性体粒子をエタノールに添加し、5,000rpmで3分間遠心
分離を行った。上澄みを除去した後、超純水で同様に洗浄を3回行い、表面を洗浄して、
磁性体粒子の表面に水酸基を形成させた。
TEOSと記す)70mgを加え、12時間攪拌した。反応終了後、2回デカンテーショ
ンを行いエタノールを除去し、 得られた油分吸着材を150℃で乾燥させた。
とを確認した。
のいずれにおいても1μmと決定でき、また表面修飾したことで粒子の形状になんら影響
のないことが確認された。
比色管に得られた油分吸着材0.1gを加え、1分間浸透させて油を吸着させた。
;堀場製作所製)を10ml加えて未吸着の油を抽出し、油分濃度計(OCMA−305
;堀場製作所製)で残留の濃度を測定し、油の除去率を求めた。その結果、油の除去率は
95%であった。
参考例1の磁性体粒子にシランカップリング剤としてヘキシルトリメトキシシランを反
応させ、有機物層としてヘキシル基を導入した。得られた油分吸着材を参考例1と同様に
して油吸着性能を評価した。油の除去率は97%であった。
参考例1の磁性体粒子にシランカップリング剤としてビニルトリメトキシシランを反応
させ、有機物層としてビニル基を導入した。得られた油分吸着材を参考例1と同様にして
油吸着性能を評価した。油の除去率は98%であった。
参考例1におけるTEOSをアルミニウムトリブトキシドに変更し、参考例1と同様に
油吸着性能を評価した。油除去率は94%であった。
参考例4の磁性体粒子にシランカップリング剤としてヘキシルトリメトキシシランを反
応させ、有機物層としてヘキシル基を導入した。得られた油分吸着材を参考例1と同様に
して油吸着性能を評価した。油の除去率は96%であった。
参考例1におけるTEOSをアルミニウムエチルジブトキシドに変更し、参考例1と同
様にして油吸着性能を評価した。油除去率は97%であった。
参考例1におけるTEOSをチタニウムテトラエトキシドに変更し、参考例1と同様に
して油吸着性能を評価した。油除去率は94%であった。
参考例7の磁性体粒子にシランカップリング剤としてヘキシルトリメトキシシランを反
応させ、有機物層としてヘキシル基を導入した。得られた油分吸着材を参考例1と同様に
して油吸着性能を評価した。油の除去率は96%であった。
参考例1におけるTEOSをチタニウムエチルトリエトキシドに変更し、参考例1と同
様にして油吸着性能を評価した。油除去率は97%であった。
参考例1におけるTEOSをジルコニウムテトラエトキシドに変更し、参考例1と同様
にして油吸着性能を評価した。油除去率は97%であった。
参考例10の磁性体粒子にシランカップリング剤としてヘキシルトリメトキシシランを
反応させ、有機物層としてヘキシル基を導入した。得られた油分吸着材を参考例1と同様
にして油吸着性能を評価した。油の除去率は93%であった。
参考例1におけるTEOSをジルコニウムエチルトリエトキシドに変更し、参考例1と
同様にして油吸着性能を評価した。油除去率は94%であった。
参考例1におけるTEOSを亜鉛テトラエトキシドに変更し、参考例1と同様にして油
吸着性能を評価した。油除去率は94%であった。
参考例13の磁性体粒子にシランカップリング剤としてヘキシルトリメトキシシランを
反応させ、有機物層としてヘキシル基を導入した。得られた油分吸着材を参考例1と同様
にして油吸着性能を評価した。油の除去率は94%であった。
参考例1におけるTEOSを亜鉛エチルトリエトキシドに変更し、シランカップリング
剤としてヘキシルトリメトキシシランを反応させ、有機物層としてヘキシル基を導入した
。得られた油分吸着材を参考例1と同様にして油吸着性能を評価した。油除去率は95%
であった。
参考例1における磁性体粒子を平均粒径15μmの磁性体粒子に変更し、参考例1と同
様にして油吸着性能を評価した。油除去率は95%であった。
平均粒子径1μmの磁性体粒子を水に添加しスラリー溶液を作製した。また、このスラリ
ー溶液とは別に、ビニルトリメトキシシランを水に分散させ、室温下で酢酸を添加、攪拌
しビニルトリメトキシシランを加水分解させた。
得た。
あった。
平均粒子径1μmの磁性体粒子の表面に直接ヘキシルトリメトキシシランを作用させて
、磁性体粒子の表面にシランカップリング剤を結合させた。有機物層としてヘキシル基を
導入した。得られた油分吸着材を参考例1と同様に油吸着性能を評価した。油の除去率は
86%であった。
比較例1におけるヘキシルトリメトキシシランをビニルトリメトキシシランに変更し、
得られた油分吸着材を参考例1と同様に油吸着性能を評価した。油の除去率は86%であ
った。
た。特に無機酸化物層が、シリカ、アルミナ、チタニアの場合、特に良好な除去率を示し
た。一方、比較例の粒子を用いた場合、86%程度の除去率であった。
Claims (8)
- 磁性体粒子と、
この磁性体粒子の表面に形成された無機酸化物層と、
を有し、
前記無機酸化物層は、金属アルコキシドの加水分解反応によって形成されたシリカ、チタ
ニア、アルミナ、ジルコニア、酸化亜鉛のいずれか一である一次粒子が凝集し、前記一次
粒子の間に孔が形成された二次粒子からなる多孔質構造を有することを特徴とする油分吸
着材。 - 前記磁性体粒子の表面および/または前記無機酸化物層の表面に形成された有機物層と、
を有することを特徴とする請求項1に記載の油分吸着材。 - 前記磁性体粒子は、マグネタイトであることを特徴とする請求項1に記載の油分吸着材。
- 前記磁性体粒子は、マグネタイトであることを特徴とする請求項2に記載の油分吸着材。
- 前記磁性体粒子は、平均粒子径が、0.1μm以上、1000μm以下であることを特徴
とする請求項1に記載の油分吸着材。 - 前記磁性体粒子は、平均粒子径が、0.1μm以上、1000μm以下であることを特徴
とする請求項2に記載の油分吸着材。 - 金属アルコキシドと、溶媒と、磁性体粒子を混合し、スラリー溶液を調製する工程と、
前記スラリー溶液を、スプレードライし凝集体を作成する工程と、
前記凝集体をシランカップリング処理をする工程と、
を具備した油分吸着材の製造方法。 - 金属アルコキシドと、溶媒と、磁性体粒子を混合し、スラリー溶液を調製する工程と、
前記スラリー溶液を、スプレードライし凝集体を作成する工程と、
前記凝集体をシランカップリング処理をする工程と、
を具備した油分吸着材の製造方法により製造される油分吸着材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014187095A JP2015024407A (ja) | 2014-09-12 | 2014-09-12 | 油分吸着材および油分吸着材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014187095A JP2015024407A (ja) | 2014-09-12 | 2014-09-12 | 油分吸着材および油分吸着材の製造方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011524541A Division JP5658666B2 (ja) | 2009-07-29 | 2009-07-29 | 油分吸着材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015024407A true JP2015024407A (ja) | 2015-02-05 |
Family
ID=52489521
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014187095A Abandoned JP2015024407A (ja) | 2014-09-12 | 2014-09-12 | 油分吸着材および油分吸着材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015024407A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016221498A (ja) * | 2015-05-28 | 2016-12-28 | バイオニア コーポレイション | 生体物質精製用高活性シリカ磁性ナノ粒子及びこれの製造方法 |
Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6259553A (ja) * | 1985-09-06 | 1987-03-16 | Agency Of Ind Science & Technol | 多孔質球状ガラスとその製造方法 |
JPH0810611A (ja) * | 1994-06-30 | 1996-01-16 | Matsumoto Yushi Seiyaku Co Ltd | 吸油剤 |
JPH10214710A (ja) * | 1997-01-28 | 1998-08-11 | Tosoh Corp | 磁性シリカゲル及びその製造方法 |
JP2000040608A (ja) * | 1998-07-21 | 2000-02-08 | Tosoh Corp | 磁性シリカ粒子及びその製造方法 |
JP2000176306A (ja) * | 1998-12-18 | 2000-06-27 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 磁気分離による油回収方法および油回収用磁性体 |
JP2000309802A (ja) * | 1999-02-26 | 2000-11-07 | Nichia Chem Ind Ltd | 希土類系磁性粉末及びその表面処理方法並びにそれを用いた希土類ボンド磁石 |
JP2005140501A (ja) * | 2003-08-01 | 2005-06-02 | Kenichi Suzuki | 生体構成物質の分離・精製装置及び分離・精製方法と分離・精製された物質 |
JP2005296942A (ja) * | 2004-03-15 | 2005-10-27 | Hitachi Maxell Ltd | 磁性複合粒子およびその製造方法 |
JP2008263040A (ja) * | 2007-04-11 | 2008-10-30 | Toda Kogyo Corp | 表面処理されたSm−Fe−N系磁性粒子粉末、該Sm−Fe−N系磁性粒子粉末を含有するボンド磁石用樹脂組成物並びにボンド磁石 |
JP2008546623A (ja) * | 2005-06-23 | 2008-12-25 | シーメンス メディカル ソリューションズ ダイアグノスティクス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 閉鎖された超薄シリカ層を有する磁性粒子、その製造方法および使用 |
JP5658666B2 (ja) * | 2009-07-29 | 2015-01-28 | 株式会社東芝 | 油分吸着材 |
-
2014
- 2014-09-12 JP JP2014187095A patent/JP2015024407A/ja not_active Abandoned
Patent Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6259553A (ja) * | 1985-09-06 | 1987-03-16 | Agency Of Ind Science & Technol | 多孔質球状ガラスとその製造方法 |
JPH0810611A (ja) * | 1994-06-30 | 1996-01-16 | Matsumoto Yushi Seiyaku Co Ltd | 吸油剤 |
JPH10214710A (ja) * | 1997-01-28 | 1998-08-11 | Tosoh Corp | 磁性シリカゲル及びその製造方法 |
JP2000040608A (ja) * | 1998-07-21 | 2000-02-08 | Tosoh Corp | 磁性シリカ粒子及びその製造方法 |
JP2000176306A (ja) * | 1998-12-18 | 2000-06-27 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 磁気分離による油回収方法および油回収用磁性体 |
JP2000309802A (ja) * | 1999-02-26 | 2000-11-07 | Nichia Chem Ind Ltd | 希土類系磁性粉末及びその表面処理方法並びにそれを用いた希土類ボンド磁石 |
JP2005140501A (ja) * | 2003-08-01 | 2005-06-02 | Kenichi Suzuki | 生体構成物質の分離・精製装置及び分離・精製方法と分離・精製された物質 |
JP2005296942A (ja) * | 2004-03-15 | 2005-10-27 | Hitachi Maxell Ltd | 磁性複合粒子およびその製造方法 |
JP2008546623A (ja) * | 2005-06-23 | 2008-12-25 | シーメンス メディカル ソリューションズ ダイアグノスティクス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 閉鎖された超薄シリカ層を有する磁性粒子、その製造方法および使用 |
JP2008263040A (ja) * | 2007-04-11 | 2008-10-30 | Toda Kogyo Corp | 表面処理されたSm−Fe−N系磁性粒子粉末、該Sm−Fe−N系磁性粒子粉末を含有するボンド磁石用樹脂組成物並びにボンド磁石 |
JP5658666B2 (ja) * | 2009-07-29 | 2015-01-28 | 株式会社東芝 | 油分吸着材 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016221498A (ja) * | 2015-05-28 | 2016-12-28 | バイオニア コーポレイション | 生体物質精製用高活性シリカ磁性ナノ粒子及びこれの製造方法 |
US10465184B2 (en) | 2015-05-28 | 2019-11-05 | Bioneer Corporation | Highly active silica magnetic nanoparticles for purifying biomaterial and preparation method thereof |
US10724031B2 (en) | 2015-05-28 | 2020-07-28 | Bioneer Corporation | Highly active silica magnetic nanoparticles for purifying biomaterial and preparation method thereof |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5658666B2 (ja) | 油分吸着材 | |
TWI516307B (zh) | 矽烷表面處理金屬氧化物微粒子及其製造方法 | |
US20180031739A1 (en) | Nanometric tin-containing metal oxide particle and dispersion, and preparation method and application thereof | |
TWI428282B (zh) | 金屬氧化物複合溶膠,塗佈組成物及光學構件 | |
TWI732752B (zh) | 可見光應答型光觸媒氧化鈦微粒子分散液、其製造方法、及於表面具有光觸媒薄膜之構件 | |
JP6106303B2 (ja) | 表面改質鉄系酸化物磁性粒子粉およびその製造方法 | |
TWI682901B (zh) | 氧化鋯粒子之有機溶媒分散體及其製造方法 | |
JP6856196B2 (ja) | 磁性粒子およびその製造方法 | |
JP2016139451A5 (ja) | ||
JPWO2011052762A1 (ja) | 無機酸化物微粒子の有機溶媒分散体の製造方法 | |
TW201100327A (en) | Sulfonic acid-modified aqueous anionic silicasol and method for producing the same | |
JP2008247619A (ja) | 金属酸化物微粒子水分散物及びその製造方法 | |
US20140027667A1 (en) | Iron cobalt ternary alloy nanoparticles with silica shells | |
JP2017178942A (ja) | 抗ウイルス性成型体 | |
WO2019017305A1 (ja) | 被覆無機微粒子及びその製造方法 | |
JP2005264192A (ja) | 軟磁性材料及びその製造法、該軟磁性材料を含む圧粉磁心 | |
JP2012031353A (ja) | コーティング組成物及び光学部材 | |
JP2015024407A (ja) | 油分吸着材および油分吸着材の製造方法 | |
JP2012061441A (ja) | 吸着材及び排水処理方法 | |
JP2020083736A (ja) | 中空シリカ粒子及びその製造方法 | |
JP2008239460A (ja) | 金属酸化物微粒子分散物及びその製造方法 | |
CN109867310B (zh) | 一种原位制备SmCo5/Sm2Co17核壳结构双相复合磁性纳米粒子的方法 | |
JP2008024556A (ja) | 金属酸化物粉末の製造方法、及び当該製造方法により得られる金属酸化物粉末 | |
TW202033444A (zh) | 改質磷酸鎢酸鋯、負熱膨脹填料和高分子組成物 | |
JP2019182687A (ja) | コロイダルシリカ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20150216 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20150218 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150828 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151027 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160318 |
|
A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20160415 |