JP2015023251A - 多層配線基板およびその製造方法、並びに半導体製品 - Google Patents

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Abstract

【課題】総板厚を厚くすることなく、反りを抑制することができる。【解決手段】溝形成部は、ビアホールを形成したものと同じレーザ穴あけ設備で、ビルドアップ層の上の面の所定の位置に、ビルドアップ層の下の面(すなわち、内層配線)まで貫通しない溝を形成する。溝を形成するレーザ種類は、CO2レーザとする。溝の深さが、絶縁樹脂(例えば、ビルドアップ層)の1/2程度となるように、レーザ出力、パルス幅、およびパルス数が調整される。溝の幅は、50μm乃至150μmが望ましいが、これに限らない。本開示は、例えば、半導体チップが搭載される多層配線基板に適用することができる。【選択図】図2

Description

本開示は、多層配線基板およびその製造方法、並びに半導体製品に関し、特に、総板厚を厚くすることなく、反りを抑制することができるようにした多層配線基板およびその製造方法、並びに半導体製品に関する。
複数の材料を積み重ねることで得られる多層配線基板は、それぞれの材料の熱膨張係数の違いや熱硬化収縮の違いによって反りが発生することがある。反りを抑制させる方法としては、例えば、導体厚、絶縁層厚を厚くし、剛性を持たせることや、熱膨張係数、熱硬化収縮が小さい材料を導入することや、異なる導体層の残銅率を合わせることなどが一般的に知られている。
しかしながら、導体厚、絶縁層厚を厚くすることは総板厚が厚くなり、薄型化、小型化の要求を満たせなくなる。また、熱膨張係数が小さい材料は高価であるため、低コストの要求を満たせなくなる。
そこで、特許文献1においては、製品となる配線とは関係のない製品外周に導体でダミーパターンを設けて剛性を持たせ、反りを抑制することが提案されている。また、特許文献2においては、捨て板部に導通孔を設けて剛性を持たせることで、反りを抑制することが提案されている。
さらに、特許文献3においては、製品となる導体パターンによる回路部領域以外の領域に内層導体まで貫通するダミースリットを配置し、剛性を持たせ、反りを抑制することが提案されている。
特開2000−13019号公報 特開2002−324952号公報 特開2007−67010号公報
しかしながら、特許文献1に記載の提案は、薄型化の要求により導体を薄くする必要があるため、期待されるほどの剛性が得られなくなっており、反り低減効果が薄れてしまうことがある。特許文献2に記載の提案は、基板への実装工程においては剛性を持たせることが期待できるが、製品部には導通孔を設けておらず、実装後に製品部分を分割した際、反りが発生してしまうことがある。
特許文献3に記載の提案は、製品となる配線とは関係のない領域に絶縁層を貫通するダミースリットを設けなければならず、内層にダミースリットを受ける配線が必要となる。そのため、小型化の要求によりダミースリットが配置できない領域ができ、反り抑制効果が薄れる場合がある。
以上のように、薄型化、小型化、低コスト化が進む中で、厚みを厚くすることなく、高価な材料を使用せずに、反りを抑制する方法が求められている。
本開示は、このような状況に鑑みてなされたものであり、総板厚を厚くすることなく、反りを抑制することができるものである。
本技術の第1の側面の多層配線基板は、絶縁層の一方の面に、前記絶縁層の厚みより浅い深さで形成されている溝と、前記溝に対して施されている銅めっきとを備える。
前記絶縁層は、ビルドアップ層である。
前記絶縁層は、コア層である。
前記絶縁層は、ガラスクロスを含むエポキシ材である。
前記銅めっきは、前記溝を充填するように施されている。
前記溝は、前記絶縁層の一方の面から他方の面に貫通しないように形成されている。
前記溝は、前記絶縁層の厚みの略半分の深さで形成されている。
前記溝は、グランドまたは電源パターン部における前記絶縁層の一方の面に形成されている。
本技術の第1の側面の多層配線基板の製造方法は、絶縁層の一方の面に、前記絶縁層の厚みより浅い深さで溝を形成し、前記絶縁層に形成された溝に対して銅めっきを施す。
本技術の第2の側面の半導体製品は、絶縁層の一方の面に、前記絶縁層の厚みより浅い深さで形成されている溝と、前記溝に対して施されている銅めっきとからなる多層配線基板を備える。
前記半導体製品は、カメラモジュールである。
本技術の第1の側面においては、絶縁層の一方の面に、前記絶縁層の厚みより浅い深さで溝が形成され、前記絶縁層に形成された溝に対して銅めっきが施される。
本技術の第2の側面においては、絶縁層の一方の面に、前記絶縁層の厚みより浅い深さで形成されている溝と、前記溝に対して施されている銅めっきとからなる多層配線基板が備えられる。
本技術によれば、総板厚を厚くすることなく、反りを抑制することができる。
なお、本明細書に記載された効果は、あくまで例示であり、本技術の効果は、本明細書に記載された効果に限定されるものではなく、付加的な効果があってもよい。
本技術を適用した多層配線基板の形成処理装置の構成例を示すブロック図である。 多層配線基板の製造処理を説明するフローチャートである。 多層配線基板の製造工程を示す図である。 多層配線基板の製造工程を示す図である。 内層コアの他の構造例を示す図である。 貫通する構造の場合の配置例を示す図である。 貫通しない構造(溝)の場合の配置例を示す図である。 溝の配置可能エリアを示す図である。 ダミースリットを備える多層配線基板が用いられるカメラモジュールの例を示す図である。 溝を備える多層配線基板が用いられるカメラモジュールの例を示す図である。
以下、本開示を実施するための形態(以下実施の形態とする)について説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施の形態(多層配線基板)
2.第2の実施の形態(半導体製品)
<1.第1の実施の形態>
[形成処理装置の構成例]
図1は、本技術を適用した多層配線基板の形成処理装置の構成を示すブロック図である。
この形成処理装置は、内層コア作製部11、ビルドアップ層形成部12、銅箔表面処理部13、ビアホール形成部14、溝形成部15、めっき層形成部16、および多層配線基板形成部17により構成されている。
内層コア作製部11は、内層コア61(図3A)を作製する。ビルドアップ層形成部12は、内層コア61の上下に、ビルドアップ層73(図3B)を形成する。銅箔表面処理部13は、ビルドアップ層73の形成後、銅箔表面処理を行う。
ビアホール形成部14は、銅箔表面処理後、ビルドアップ層73の所定の位置に、ビルドアップ層73を貫通するビアホール76(図3B)を形成する。溝形成部15は、ビルドアップ層73の上面の所定の位置に、ビルドアップ層73の下面まで貫通しない溝75(図3B)を形成する。
めっき層形成部16は、ビアホール76や溝75が形成されたビルドアップ層73に対して、シード層(図示せず)を形成し、電解銅めっき層81(図3C)を形成する。多層配線基板形成部17は、電解銅めっき層81にエッチングレジストを形成し、銅をエッチングすることにより回路形成を行い、多層配線基板101(図4A)を形成する。
[多層配線基板の形成処理]
次に、図2のフローチャート、並びに図3および図4の工程図を参照して、多層配線基板の形成処理装置が行う多層配線基板の製造処理について説明する。
まず、ステップS11において、内層コア作製部11は、多層配線基板の中心である内層コア61を作製する。すなわち、図3Aに示されるように、内層コア作製部11は、コア材51に、スルーホール53を形成し、そのスルーホール53に導体52を施すことにより、内層コア61を作製する。
コア材51としては、ガラスクロスを含むエポキシ材やポリイミド材など、配線基板を構成する一般的な材料を用いることができる。
ステップS12において、ビルドアップ層形成部12は、図3Bに示されるように、内層コア61の上下に、絶縁樹脂71、銅箔72を積層し、ビルドアップ層73を形成する。絶縁樹脂71には、ガラスクロス77を含むエポキシ材など、配線基板を構成する一般的な材料を用いることができる。
ステップS13において、銅箔表面処理部13は、ビルドアップ層73の形成後、レーザ光の吸収をよくするために銅箔表面処理を行う。銅箔表面処理の図示については、省略されている。
ステップS14において、ビアホール形成部14は、図3Bに示されるように、銅箔表面処理後、ビルドアップ層73の所定の位置に、ビルドアップ層73の上面から下面までを貫通するビアホール76を、図示せぬレーザ穴あけ設備で形成する。なお、本実施の形態において、ビルドアップ層73の下面とは、内層コア61に接している面のことであり、ビルドアップ層73の上面とは、その後、電解銅めっき層81が施される面のことである。
ステップS15において、溝形成部15は、ビアホール76を形成したものと同じレーザ穴あけ設備で、図3Bに示されるように、ビルドアップ層73の上面の所定の位置に、ビルドアップ層73の下面(すなわち、内層配線)まで貫通しない溝75を形成する。ここで、貫通しないとは、溝75の深さ(深さ方向の長さ)が、絶縁層であるビルドアップ層73の厚さ(厚さ方向の長さ)より短いということである。換言するに、溝の深さが、ビルドアップ層73の深さより浅い。すなわち、溝75は、ビルドアップ層73の上面に、下面まで貫通しない、前記ビルドアップ層73の厚みより浅い深さで形成される。
溝75を形成するレーザ種類は、CO2レーザとする。溝75の深さが、絶縁層(例えば、ビルドアップ層73)の1/2程度となるように、レーザ出力、パルス幅、およびパルス数が調整される。溝75の深さは、浅すぎると効果が薄く、また、深すぎるとビルドアップ層73の下面まで貫通してしまうため好ましくないが、上述した深さに限定されない。溝75の幅は、50μm乃至150μmが望ましいが、これに限らない。
なお、ビルドアップ層73のガラスクロス77は、エポキシ材と比較して、CO2レーザで熱分解しにくい材料である。したがって、ガラスクロス77がビルドアップ層73を利用して、溝75の深さを所望の深さ(絶縁層の1/2程度)で止めることができるよう、なるべく1ショットで加工出力、パルス幅を調整する。これにより、ビルドアップ層73上面から下面まで貫通せず、安定した深さで溝75を形成することができる。
ステップS16において、めっき層形成部16は、図3Cに示されるように、ビアホール76や溝75が形成されたビルドアップ層73に対して、シード層(図示せず)を形成し、電解銅めっき層81を形成する。すなわち、めっき層形成部16は、ビルドアップ層73に形成されたビアホール76と溝75など、外表面全体に無電解めっきやスパッタリングによって、シード層を形成し、電解銅めっき層81を形成する。
この際、溝75は、電解銅めっき層81で外表面まで埋め(充填し)なくてもよいが、図3Cに示されるように、埋める(充填する)方が好ましい。
ステップS17において、多層配線基板形成部17は、電解銅めっき層81にエッチングレジストを形成し、塩鉄などで銅をエッチングすることにより、図4Aに示されるように、回路91の形成を行い、多層配線基板101を形成する。
以上のようにして、ビルドアップ層73の上面から下面を貫通しないように、すなわち、ビルドアップ層73の上面に、ビルドアップ層73の厚み(深さ)よりも浅く形成された溝75を備える多層配線基板101が形成される。
[変形例]
なお、図4Bに示されるように、必要に応じて、多層配線基板101に対して、さらに、ビルドアップ層73を形成して、ビルドアップ層73を多層積み上げることもできる。そして、その都度、溝75が形成され、電解銅めっき層81が充填され、回路91が形成された多層配線基板111を形成することができる。
また、図3Aの例において、多層配線基板の中心である内層コア61は、スルーホール53を形成するものであったが、これに限らない。例えば、図5に示されるように、ビアホール76で層間接続している内層コア121でもよい。この場合、ビルドアップ層73の場合と同様に、ビアホール76のレーザ加工時に、内層コア121の一方の面には、内層コア121の厚みより浅く溝75を形成することができる。
さらに、上記説明において、ビルドアップ層73にビアホール76と溝75とをレーザで形成後、外層表面全体に、無電解めっきやスパッタリングでシード層を形成すると説明したが、回路形成の方法はこれに限らない。例えば、ビルドアップ層73にビアホール76と溝75とをレーザで形成後、めっきレジストを形成して、銅めっきすることにより回路形成を行うセミアディティブ法により回路形成することもできる。
以上のように、本技術においては、絶縁層の厚みを利用して、内層配線まで貫通しないよう、すなわち、絶縁層の厚み(深さ)よりも浅く、レーザ加工で溝が形成されて、銅めっきされる。これにより、総板厚を厚くすることなく、剛性を持たせることができる。
[配置領域]
また、図6に示されるように、例えば、ダミースリットとして、内層配線まで貫通する構造で剛性を持たせ、反り抑制効果を得るものは、製品となる配線領域に配置することが困難であり、その剛性を持たせるための構造は、製品とならない配線領域にしか配置することができなかった。
これに対して、溝75は、絶縁樹脂層の厚みより浅く形成されており、絶縁樹脂層の一方の面から他方の面まで貫通していない、すなわち、内層導体まで貫通していない。したがって、図7に示されるように、多層配線基板111において、製品とならない配線領域は、もちろんのこと、高速伝送に関わらない製品内のグランドや電源パターン部などであれば、製品となる配線領域に配置することができる。
なお、溝は、配線形状的に反る部分に配置してもよい。したがって、図8に示されるように、高速伝送に関わる配線部131に配置することも可能であるが、層間絶縁の観点からいうと、高速伝送に関わらない製品内のグランドや電源パターン部などが配置される配線領域132に配置することが好ましい。
以上のように、本技術によれば、製品となる配線領域とそれ以外の領域に剛性を持たせることができるため、薄型化・小型化を実現しながら、反りを抑制することができる。
本技術は、多層配線基板に限らず、多層配線基板を用いる半導体製品(チップ)にも適用することができる。
<2.第2の実施の形態>
[半導体製品]
図9は、剛性を持たせるための構造としてダミースリットを有し、電子デバイスが配置された多層配線基板からなる半導体製品(チップ)の例として、多層配線基板にイメージセンサが配置されているカメラモジュールを示す図である。
図9の例において、カメラモジュール201は、少なくとも、イメージセンサ211が配置されている多層配線基板212、およびレンズ213を含むように構成されている。多層配線基板212は、例えば、製品とならない配線領域に、ダミースリットなどを有している。
これに対して、図10は、剛性を持たせるための構造として、溝75を有し、電子デバイスが配置された多層配線基板からなる半導体製品(チップ)の例として、多層配線基板に、イメージセンサが配置されているカメラモジュールを示す図である。
図10の例において、カメラモジュール221は、少なくとも、イメージセンサ211が配置されている多層配線基板111、およびレンズ213を含むように構成されている。すなわち、多層配線基板111は、配線領域にも、剛性を持たせる溝75を有している。
図9の多層配線基板212は、製品となる配線領域に剛性を持たせるための構造がないため、多層配線基板212そのものが反ることにより、レンズ213の焦点がずれてしまい、イメージセンサ211で取得される画像の品質を損なう恐れがあった。
これに対して、図10の多層配線基板111は、製品となる配線領域にも剛性を持たせる溝75を有しているので、多層配線基板111の反りが抑制されており、また、レンズ213の焦点がずれることが抑制されている。
これにより、イメージセンサ211においては、焦点の合った、よりよい品質の画像を取得することができる。
なお、本明細書において、上述した一連の処理を記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本開示における実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
また、上述のフローチャートで説明した各ステップは、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
さらに、1つのステップに複数の処理が含まれる場合には、その1つのステップに含まれる複数の処理は、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
また、以上において、1つの装置(または処理部)として説明した構成を分割し、複数の装置(または処理部)として構成するようにしてもよい。逆に、以上において複数の装置(または処理部)として説明した構成をまとめて1つの装置(または処理部)として構成されるようにしてもよい。また、各装置(または各処理部)の構成に上述した以外の構成を付加するようにしてももちろんよい。さらに、システム全体としての構成や動作が実質的に同じであれば、ある装置(または処理部)の構成の一部を他の装置(または他の処理部)の構成に含めるようにしてもよい。つまり、本技術は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、開示はかかる例に限定されない。本開示の属する技術の分野における通常の知識を有するのであれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例また修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
なお、本技術は以下のような構成も取ることができる。
(1) 絶縁層の一方の面に、前記絶縁層の厚みより浅い深さで形成されている溝と、
前記溝に対して施されている銅めっきと
を備える多層配線基板。
(2) 前記絶縁層は、ビルドアップ層である
前記(1)に記載の多層配線基板。
(3) 前記絶縁層は、コア層である
前記(1)または(2)に記載の多層配線基板。
(4) 前記絶縁層は、ガラスクロスを含むエポキシ材である
前記(1)乃至(3)のいずれかに記載の多層配線基板。
(5) 前記銅めっきは、前記溝を充填するように施されている
前記(1)乃至(4)のいずれかに記載の多層配線基板。
(6) 前記溝は、前記絶縁層の一方の面から他方の面に貫通しないように形成されている
前記(1)乃至(5)のいずれかに記載の多層配線基板。
(7) 前記溝は、前記絶縁層の略半分の深さに形成されている
前記(1)乃至(6)のいずれかに記載の多層配線基板。
(8) 前記溝は、グランドまたは電源パターン部における前記絶縁層の一方の面に形成されている
前記(1)乃至(7)のいずれかに記載の多層配線基板。
(9) 絶縁層の一方の面に、前記絶縁層の厚みより浅い深さで溝を形成し、
前記絶縁層に形成された溝に対して銅めっきを施す
多層配線基板の製造方法。
(10) 絶縁層の一方の面に、前記絶縁層の厚みより浅い深さで形成されている溝と、
前記溝に対して施されている銅めっきと
からなる多層配線基板
を備える半導体製品。
(11) 前記半導体製品は、カメラモジュールである
前記(10)に記載の半導体製品。
11 内層コア作製部, 12 ビルドアップ層形成部, 13 銅箔表面処理部, 14 ビアホール形成部, 15 溝形成部, 16 めっき層形成部, 17 多層配線基板形成部,51 コア材, 52 導体, 53 スルーホール, 61 内層コア, 71 絶縁層, 72 銅箔, 73 ビルドアップ層, 75 溝, 76 ビアホール, 77 ガラスクロス, 81 電解銅めっき層, 91 回路, 101 多層配線基板, 111 多層配線基板, 121 内層コア, 131 配線部, 132 配線領域, 211 イメージセンサ, 213 レンズ, 221 カメラモジュール

Claims (11)

  1. 絶縁層の一方の面に、前記絶縁層の厚みより浅い深さで形成されている溝と、
    前記溝に対して施されている銅めっきと
    を備える多層配線基板。
  2. 前記絶縁層は、ビルドアップ層である
    請求項1の記載の多層配線基板。
  3. 前記絶縁層は、コア層である
    請求項1の記載の多層配線基板。
  4. 前記絶縁層は、ガラスクロスを含むエポキシ材である
    請求項1の記載の多層配線基板。
  5. 前記銅めっきは、前記溝を充填するように施されている
    請求項1に記載の多層配線基板。
  6. 前記溝は、前記絶縁層の一方の面から他方の面に貫通しないように形成されている
    請求項1に記載の多層配線基板。
  7. 前記溝は、前記絶縁層の厚みの略半分の深さで形成されている
    請求項1に記載の多層配線基板。
  8. 前記溝は、グランドまたは電源パターン部における前記絶縁層の一方の面に形成されている
    請求項1に記載の多層配線基板。
  9. 絶縁層の一方の面に、前記絶縁層の厚みより浅い深さで溝を形成し、
    前記絶縁層に形成された溝に対して銅めっきを施す
    多層配線基板の製造方法。
  10. 絶縁層の一方の面に、前記絶縁層の厚みより浅い深さで形成されている溝と、
    前記溝に対して施されている銅めっきと
    からなる多層配線基板
    を備える半導体製品。
  11. 前記半導体製品は、カメラモジュールである
    請求項10に記載の半導体製品。
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