JP2015022779A - 光ディスクドライブ - Google Patents

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Abstract

【課題】光ディスクと搬送ローラとの接触領域の幅を小さくできる光ディスクドライブを提供する。【解決手段】搬送ローラ20は、左右方向において並び、それぞれが光ディスクの表面に接するように配置されている左ローラ21Lと右ローラ21Rとを含んでいる。左ローラ21Lの軸線CLは中心部に向けて軸線CLと光ディスクの表面との距離が徐々に大きくなるように、傾斜している。また、右ローラ21Rの軸線CRも中心部に向けて軸線CRと光ディスクの表面との距離が徐々に大きくなるように、傾斜している。【選択図】図4

Description

本発明は光ディスクドライブの搬送機構に関する。
従来、光ディスクのデータを読み取ったり、光ディスクにデータを書き込む光ディスクドライブが利用されている(例えば、下記特許文献1)。光ディスクドライブのなかには、光ディスクの表面に接触するように配置されている搬送ローラを有するものがある。光ディスクは、搬送ローラの回転により、データの読み取り及び/又は書き込みが実行されるドライブ位置まで搬送される。
米国特許出願公開第2011/0239233号明細書
光ディスクは、その外周部に、データが格納されない領域を有している。搬送ローラは光ディスクの外周部に接することが望ましい。従来の搬送ローラは、光ディスクの外周部に接触するように、外周面にテーパーを有していた。搬送ローラが接触する領域(より具体的には、搬送ローラの軸線方向での接触領域の幅)をさらに小さくしようとすると、テーパーの角度を大きくする必要がある。しかしながら、そのような方法で搬送ローラが接触する領域を小さくするのには限界があった。
本発明の目的は、光ディスクと搬送ローラとの接触領域の幅を小さくできる光ディスクドライブを提供することにある。
本発明に係る光ディスクドライブは、光ディスクを第1の方向において搬送するため搬送ローラを備え、前記搬送ローラは、前記第1の方向に対して直交する前記光ディスクに沿った第2の方向において並び、それぞれが前記光ディスクの一方の表面に接するように配置されている第1ローラ部と第2ローラ部とを含み、前記第1ローラ部の軸線は、前記第2の方向における前記搬送ローラの一方の端部から中心部に向けて前記第1ローラ部の軸線と前記光ディスクの前記一方の表面との距離が徐々に大きくなるように、傾斜しており、前記第2ローラ部の軸線は、前記第2の方向における前記搬送ローラの他方の端部から中心部に向けて前記第2ローラ部の軸線と前記光ディスクの前記一方の表面との距離が徐々に大きくなるように、傾斜している。本発明によれば、光ディスクと搬送ローラとの接触領域の幅を小さくできる。
本発明の実施形態に係る光ディスクドライブの分解斜視図である。 搬送機構の平面図である。 搬送機構の分解斜視図である。 図2に示すIV−IV線で示す搬送ローラの断面図である。 搬送機構の側面図(図2に示すV方向において搬送機構を見た様子を示す図)である。(a)では搬送ローラが搬送位置に配置されているときの様子が示され、(b)では、搬送ローラが退避位置に配置されているときの様子が示されている。 図2に示すVI−VI線での断面図である。(a)では搬送ローラが搬送位置に配置されているときの様子が示され、(b)では、搬送ローラ20が退避位置に配置されているときの様子が示されている。 チャッキング機構の平面図である。 図7に示すVIII−VIII線での断面図である。 チャッキング機構の動作を示す図である。チャックプーリは第2プーリ位置に配置されている。 チャッキング機構の動作を示す図である。チャックプーリの移動途中を示す図である。 チャッキング機構Cを構成する各部材を分離して示す斜視図である。 チャッキング機構Cの下側を臨む斜視図である。 図7に示すXIII−XIII線での断面図である。 図7に示すXIV−XIV線での断面図である。 センタリング機構、搬送機構及びチャッキング機構の動きを示す図である。 センタリング機構、搬送機構及びチャッキング機構の動きを示す図である。 センタリング機構、搬送機構及びチャッキング機構の動きを示す図である。 センタリング機構、搬送機構及びチャッキング機構の動きを示す図である。 センタリング機構、搬送機構及びチャッキング機構の動きを示す図である。 センタリング機構、搬送機構及びチャッキング機構の動きを示す図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は本発明の実施形態に係る光ディスクドライブ1の分解斜視図である。以下の説明では、図1に示すX1及びX2をそれぞれ右方向及び左方向とし、Y1及びY2をそれぞれ前方及び後方とし、Z1及びZ2をそれぞれ上方及び下方とする。
光ディスクドライブ1は光学ユニット3を有している。光学ユニット3は、光ディスクが載せられ、光ディスクを回転させるターンテーブル2を有している。また、光学ユニット3は、ターンテーブル2が実装されている回路基板8や、光ピックアップ、光ピックアップを前後方向において移動させるモーターなどを含んでいる。光ディスクドライブ1はベースフレーム11を有している。光学ユニット3はベースフレーム11の下側に取り付けられる。
ベースフレーム11は略箱状であり、その内側に、搬送ローラ20を含む搬送機構Aが配置されている。搬送ローラ20は、光ディスクドライブ1の挿入口に挿入された光ディスクをドライブ位置まで搬送したり、光ディスクをドライブ位置から挿入口の外側まで搬送する。ドライブ位置とは、光ディスクに対してデータの読み取り/書き込みが行われる位置である。すなわち、ドライブ位置とは、光ディスクの中心がターンテーブル2の軸線(回転中心)Cpと一致しているときの光ディスクの位置である。光ディスクは、例えば、CDやDVD、Blu−Ray Disc(登録商標)などである。ここで説明する例の光ディスクドライブ1は、直径12cmの光ディスクと、直径8cmの光ディスクの双方に対応している。本発明はいずれか一方のサイズにのみ対応している光ディスクドライブに適用されてもよい。
光ディスクドライブ1は、ベースフレーム11の上側に取り付けられる板状のトップフレーム12を有している。ベースフレーム11は、その前壁部11aの上縁に、凹部を有している。この凹部とトップフレーム12とによって光ディスクを挿入するための挿入口が構成される。挿入された光ディスクはベースフレーム11とトップフレーム12との間に配置される。図1の例では、トップフレーム12に、挿入口の上縁(トップフレーム12の前縁)を覆い、光ディスクを挿入口に案内するためのガイド部材13が取り付けられている。
トップフレーム12上には、センタリング機構Bと、チャッキング機構Cとが配置されている。センタリング機構Bは、挿入された光ディスクの中心がターンテーブル2の軸線Cpに一致するように光ディスクを位置決めするための機構である。チャッキング機構Cは光ディスクをターンテーブル2に固定するための機構である。チャッキング機構Cはターンテーブル2に磁力で引き寄せられるチャックプーリ33を含んでいる。光ディスクはチャックプーリ33とターンテーブル2とによって挟まれる。搬送機構A、チャッキング機構C及びセンタリング機構Bについては後において詳説する。
光ディスクドライブ1は、モーター5と、モーター5が取り付けられている基板5aとを有している。これらはベースフレーム11の内側に配置され、トップフレーム12によって覆われる。搬送機構A及びチャッキング機構Cはモーター5から受ける動力によって作動する。ここで説明する例の光ディスクドライブ1は、図1に示すように、ベースフレーム11の内側に配置されるスライダー6を有している。スライダー6はモーター5からギア7a,7b,7cを通して受ける力によって前後方向でスライドし、搬送機構A及びチャッキング機構Cを動かす。
まず、搬送機構Aについて説明する。図2は搬送機構Aの平面図である。図3は搬送機構Aの分解斜視図である。図4は図2に示すIV−IV線で示す搬送ローラ20の断面図である。図5は搬送機構Aの側面図(図2に示すV方向において搬送機構Aを見た様子を示す図)である。図6は図2に示すVI−VI線での断面図である。
搬送機構Aはベースフレーム11の前壁部11aに沿って配置され、光ディスクドライブ1の最前部に位置している(図1参照)。搬送ローラ20は、光ディスクドライブ1の挿入口a(図6参照)に挿入された光ディスクに接するように配置されている。ここで説明する例では、搬送ローラ20は左右方向に配置され、光ディスクが通る搬送路の下方に位置している。搬送ローラ20は光ディスクの下面に接し、光ディスクを前後方向において搬送する。
図2に示すように、搬送ローラ20は左右方向において並ぶ、左ローラ21Lと右ローラ21Rとを有している。ローラ21L,21Rのそれぞれが光ディスクの下面に接する。ローラ21L,21Rは後述するばね25,26によって光ディスクが通る搬送路に近づく方向(ここでは上方)に付勢されている。すなわち、ローラ21L,21Rは搬送位置に向けて付勢されている。搬送位置は、図5(a)及び図6(a)で示すローラ21L,21Rの位置である。ローラ21L,21Rは搬送位置にあるとき、光ディスクに接し光ディスクを搬送できる。後において詳説するように、ローラ21L,21Rは搬送位置と、光ディスクが通る搬送路から遠ざかる方向(ここでは下方)に搬送位置から離れた退避位置との間で移動できる。退避位置は図5(b)及び図6(b)で示すローラ21L,21Rの位置である。ローラ21L,21Rが退避位置にあるとき、ローラ21L,21Rの全体が光ディスクの搬送路から下方に離れている。
ローラ21L,21Rはばね25,26(図2参照)の弾性力によって光ディスクの下面に押しつけられる。搬送ローラ20はトップフレーム12によって覆われている。トップフレーム12は、図1に示すように、ローラ21L,21Rにそれぞれ対応する2つの位置に、開口12aを有している。ローラ21L,21Rの左右方向における外側部分は開口12aに嵌まっている。これにより、ローラ21L,21Rとトップフレーム12との間の隙間を低減でき、ローラ21L,21Rとトップフレーム12との接触安定性を確保できる。開口12aの縁の下側には、樹脂によって形成される、光ディスクの移動を円滑にするためのガイド部材14(図6参照)が取り付けられている。光ディスクはガイド部材14に沿って搬送される。
図4に示すように、左ローラ21Lの軸線CLと右ローラ21Rの軸線CRは光ディスクDに対して傾斜している。すなわち、左ローラ21Lの軸線CLと右ローラ21Rの軸線CRは、前後方向と左右方向とに平行で且つ光ディスクの搬送路を含む平面に対して傾斜している。左ローラ21Lの軸線CLは、搬送ローラ20の左端部から搬送ローラ20の中心部に向かって軸線CLと光ディスクDとの距離(換言すると軸線CLと上述した平面との距離)が徐々に大きくなるように傾斜している。右ローラ21Rの軸線CRは、搬送ローラ20の右端部から搬送ローラ20の中心部に向かって軸線CRと光ディスクDとの距離(換言すると軸線CRと上述した平面との距離)が徐々に大きくなるように傾斜している。ローラ21L,21Rのこのレイアウトにより、ローラ21L,21Rと光ディスクDの接触領域が有する左右方向での幅を低減できる。その結果、ローラ21L,21Rが、光ディスクDにおいてデータ記録されている部分に接触することを抑えることができる。
図4に示すように、ローラ21L,21Rのそれぞれは、円柱状の芯部21aと芯部21aの外周面に形成されているクッション部21bとを有している。クッション部21bは弾性材料によって形成されている。クッション部21bの材料は、例えば熱可塑性エラストマーである。芯部21aはクッション部21bよりも高い剛性を有している。
クッション部21bと芯部21aは、好適には2色成形(ダブルモールド)によって形成される。2色成形では、芯部21aの形状に対応した型を利用して芯部21aを成形し、その後に、芯部21aを別の型に入れて芯部21aの外周面にクッション部21bを成形する。このような方法を用いることにより、管状のクッション部21bが芯部21aに嵌められている構造に比して、クッション部21bを薄くできる。その結果、ローラ21L,21Rと光ディスクDの接触領域が有する左右方向での幅をさらに低減できる。
図4に示す例では、クッション部21bの厚さは、ローラ21L,21Rの一方の端部から他方の端部に向けて概ね均一である。その結果、ローラ21L,21Rと光ディスクDの接触領域の左右方向での幅が光ディスクDの搬送過程において変化することを、抑えることができる。つまり、ローラ21L,21Rと光ディスクDの接触位置は、光ディスクDの搬送過程において、2つのローラ21L,21Rの左右方向における外側から中心部に向けて、或いは、中心部から外側に向けて移動する。クッション部21bの厚さを均一にすることにより、接触位置の移動の過程において、ローラ21L,21Rと光ディスクDの接触領域の左右方向での幅が変化することを抑えることができる。
なお、芯部21aの径は、例えば、その一方の端部から他方の端部に向けて一定である。また、芯部21aの外周面にテーパーが形成されるように、芯部21aの径はその一方の端部から他方の端部に向けて徐々に小さくなっていてもよい。こうすることにより、芯部21aの成形が容易となる。また、芯部21aの径は大きい方が好ましい。こうすることにより、ローラ21L,21Rと光ディスクDの接触領域が有する前後方向での幅を増大できる。その結果、クッション部21bと光ディスクDとの間の摩擦により生じるクッション部21bの疲労を軽減できる。
左ローラ21Lと右ローラ21Rは、互いに独立して上下動できるように支持されている。図4では、右ローラ21Rから独立して下方に移動した左ローラ21Lが2点鎖線で示されている。ローラ21L,21Rをこのように支持することにより、ユーザが光ディスクを挿入する際にその位置が左右方向においてずれていた場合でも、ローラ21L,21Rと光ディスクとの接触を維持できる。
ここで説明する例の搬送機構Aは、左ローラブラケット23と右ローラブラケット24とを有している(図3参照)。ローラ21L,21Rはローラブラケット23,24によってそれぞれ支持されている。左ローラブラケット23は、ローラ21Lの軸線CLから前後方向において離れた位置に設けられている軸部を中心に上下動可能となっている。右ローラブラケット24は、ローラ21Rの軸線CRから前後方向において離れた位置に設けられ且つ左ローラブラケット23を支持する軸部とは異なる軸部を中心に上下動可能となっている。これにより、左ローラ21Lと右ローラ21Rは、互いに独立して上下動できる。
ここで説明する例では、図2に示すように、左ローラブラケット23は、左右方向において離れて位置する軸部23a,23bと、軸部23a,23bからその半径方向に離れている支持部23dを有している。軸部23a,23bはベースフレーム11によって回転可能に支持されている。支持部23dは円弧状であり、その内側には左ローラ21Lの端部が嵌められている。また、図4に示すように、後述するギア28cに支持部23cが一体的に形成されている。支持部23cは左ローラ21Lの一方の端部(左端部)に形成された穴に嵌まっている。支持部23c,23dは左ローラ21Lを回転可能に支持している。左ローラブラケット23は、支持部23c,23dが上下動するように軸部23a,23bを中心にして回転可能となっている。右ローラブラケット24は、左ローラブラケット23と同様に、軸部24a,24bと支持部24c,24dとを有している。軸部24a,24bはベースフレーム11によって回転可能に支持されている。詳細には、軸部24a,24bはベースフレーム11の側壁部11bによって支持されている。支持部24c,24dは右ローラ21Rを回転可能に支持している。右ローラブラケット24は、支持部24c,24dが上下動するように軸部24a,24bを中心にして回転可能となっている。これにより、左ローラ21Lと右ローラ21Rは、互いに独立して上下動できる。
図5に示すように、ここで説明する例では、左ローラブラケット23の軸部23a,23bは、左ローラ21Lの後方かつ下方に位置している。その結果、左ローラブラケット23は、軸部23a,23bを中心にして時計回りに回転し、左ローラ21Lは退避位置に向けて下方に移動する。一方、右ローラブラケット24の軸部24a,24bは右ローラ21Rよりも前方に位置している。軸部24a,24bはベースフレーム11の側壁部11bによって支持されている。右ローラブラケット24は軸部24a,24bを中心にして反時計回りに回転し、その結果、右ローラ21Rは退避位置に向けて下方に移動する。
ローラブラケット23,24は、ローラ21L,21Rの軸線CL,CRが光ディスクDに対して傾斜するように、ローラ21L,21Rを支持している。すなわち、支持部23c,23dの中心を通る直線が軸部23a,23bの軸線に対して傾斜することにより、左ローラ21Lの軸線CLは上述したように光ディスクDに対して傾斜している。同様に、支持部24c,24dの中心を通る直線が軸部24a,24bの軸線に対して傾斜することにより、右ローラ21Rの軸線CRは光ディスクDに対して傾斜している。
図2に示すように、左ローラブラケット23にはばね25が取り付けられている。右ローラブラケット24にはばね26が取り付けられている。ばね25、26は、ローラ21L,21Rが搬送位置に位置するように、ローラブラケット23,24をそれぞれ上方に付勢している。ここで説明する例では、ばね25はねじりコイルばねであり、左ローラブラケット23を上方に押している。言い換えると、ばね25は、左ローラブラケット23が軸部23a,23bを中心にして反時計回りに回転するように、左ローラブラケット23を付勢している。その結果、左ローラ21Lは上方に付勢されている。ばね26は引張ばねであり、右ローラブラケット24の下部を後方に引っ張っている。言い換えると、ばね26は、右ローラブラケット24軸部24a,24bを中心にして時計回りに回転するように、右ローラブラケット24を付勢している。その結果、右ローラ21Rは上方に付勢されている。
2つのローラブラケット23,24はモーター5の動力により軸部23a,23b,24a,24bを中心にして回転する。本実施形態では、モータ5から左ローラブラケット23への力の伝達経路と、モータ5から右ローラブラケット24への力の伝達経路は同じである。すなわち、2つのローラブラケット23,24は、モーター5の動力を受けて動く共通の可動部材によって押される。その結果、ローラブラケット23,24は軸部23a,23b,24a,24bを中心にして回転し、ローラ21L,21Rは搬送位置から退避位置に移動する。このように共通の可動部材を利用することにより、部品数の低減を図ることができる。ここで説明する例の光ディスクドライブ1は、共通の可動部材として、モーター5の動力を受けて前後方向にスライドするスライダー6を有している(図1及び図5参照)。スライダー6は搬送機構Aの右側又は左側(ここで説明する例では左側)に配置されている。スライダー6を搬送機構Aの右側又は左側の一方側に配置することにより、スライダー6と光学ユニット3との干渉を避けることができる。スライダー6を動かす機構については後において詳説する。
図3に示すように、ローラブラケット23,24は被押圧部23e,24eをそれぞれ有している。ここで説明する例の被押圧部23e,24eは搬送機構Aの左側に設けられている。被押圧部23e,24eの双方はスライダー6の移動コースに位置している(図5参照)。被押圧部23eは左ローラブラケット23から左方向に突出している。右ローラブラケット24は、支持部24c,24dが形成された位置から左ローラブラケット23の前側を通って左方向に延びている。右ローラブラケット24の最左部に被押圧部24eが設けられている。
図5に示すように、スライダー6は、その前部に、被押圧部23eを押すための左ローラ操作部6aと、被押圧部24eを押すための右ローラ操作部6bとを有している。ここで説明する例では、2つのローラ操作部6a,6bは上下方向において並んでいる。光ディスクがドライブ位置に配置されたとき、スライダー6は前方に移動し、被押圧部23e,24eを押す(図5(b)参照)。左ローラブラケット23においては、被押圧部23eと左ローラ21Lは軸部23a,23bに対して前方且つ上方に位置している。被押圧部23eが左ローラ操作部6aによって前方に押されると、左ローラ21Lは軸部23a,23bを中心にして下方に移動し、退避位置に配置される。右ローラブラケット24においては、被押圧部24eと右ローラ21Rは軸部24a,24bに対して後方に位置している。右ローラ操作部6bの前端には斜面が形成されており、被押圧部24eは右ローラ操作部6bによって前方且つ下方に押される。その結果、右ローラブラケット24は、左ローラブラケット23とは反対方向に回転する。そして、右ローラ21Rは軸部24a,24bを中心にして下方に移動し、退避位置に配置される。ローラ21L,21Rが退避位置に配置されると、すなわち、スライダー6が予め設定された距離だけ前方に移動すると、被押圧部23e,24eはローラ操作部6a,6bの下側にそれぞれ配置される(図5(b)参照)。
図3に示すように、搬送ローラ20は、ローラ21L,21Rの間に配置され、一方のローラの回転力を他方のローラに伝える連結軸22を有している。連結軸22を利用することにより、モーター5から搬送ローラ20に回転力を伝える機構の部品数を低減できる。ここで説明する例では、モーター5の回転力を左ローラ21Lに伝える複数のギア(この例では3つ)28a〜28cが左ローラブラケット23によって支持されている。回転力は左ローラ21Lから連結軸22を通して右ローラ21Rに伝えられる。このようなギアは左ローラブラケット23にのみ設けられ、右ローラブラケット24には設けられていない。
図4に示すように、ローラ21L,21Rの端部には孔が形成されており、この孔に連結軸22の端部が嵌められている。連結軸22の端部には、連結軸22の半径方向に突出する凸部22a(図3参照)が形成されている。一方、ローラ21L,21Rの端部に形成された孔の内面には、凸部22aが嵌まるとともに左右方向に延びている溝が形成されている。これにより、連結軸22とローラ21L,21Rの相対回転は規制されているものの、2つのローラ21L,21Rの互いに独立した上下動は許容されている。すなわち、凸部22aが溝に沿って移動することにより、図4の2点鎖線で示すように連結軸22は2つのローラ21L,21Rに対して傾斜できる。このように2つのローラ21L,21Rは独立して上下動でき、また、上述したようにばね25,26によって搬送位置に向けて付勢されている。これにより、例えば挿入時における光ディスクの位置が挿入口aに対して右方向又は左方向にずれている場合や、光ディスクが真円でない場合、8cmの光ディスクが挿入される場合などにおいても、2つのローラ21L,21Rと光ディスクの外周縁との接触が光ディスクの搬送過程において維持され得る。
上述したように、左ローラブラケット23によって、3つのギア28a〜28cが支持されている。図3に示すように、ギア28a,28cは左ローラブラケット23の左側に配置されている。第1ギア28aにギア7c(図1参照)を通してモーター5の回転力が入力される。第1ギア28aは左ローラ21Lに対して後方かつ下方に位置している。第1ギア28aの回転中心は左ローラブラケット23の軸部23a,23bの軸線に一致している。このため、左ローラブラケット23が軸部23a,23bを中心にして回転した場合でも、第1ギア28aの位置は変化しない。その結果、第1ギア28aとギア7cの係合は維持される。また、モーター5はベースフレーム11の後側部分に配置されている。第1ギア28aを左ローラ21Lに対して後方かつ下方に配置することにより、モーター5と第1ギア28aとの距離が小さくなる。その結果、モーター5の回転力を第1ギア28aに伝える機構(この例ではギア7a〜7c)のレイアウトを簡素化できる。第3ギア28cは左ローラ21Lと同軸上に配置されている。第3ギア28cに上述の支持部23c(図4)が一体的に形成されている。第2ギア28bは第1ギア28aと第3ギア28cの間に配置され、それらにかみ合っている。
上述したように、右ローラブラケット24は、支持部24c,24dが形成された位置から左ローラブラケット23の前側を通って左方向に延びている部分を有している。図6に示すように、右ローラブラケット24は、その左右方向の中心部に、光ディスクの挿入口aを塞ぐためのシャッター部24gを有している。上述したように、光ディスクがドライブ位置に配置されたとき、スライダー6によってローラブラケット23,24の被押圧部23e,24eが前方に押され、ローラ21L,21Rは退避位置に配置される。このとき、シャッター部24gは挿入口aを塞ぐ。これにより、光ディスクがドライブ位置に配置されているときに、ユーザがさらに挿入口aに別の光ディスクを挿入しようとすることを防ぐことができる。
上述したように、右ローラ21Rが搬送位置にあるとき、被押圧部24eは軸部24a,24bの後方に位置している(図5(a)参照)。また、右ローラ21Rが搬送位置にあるとき、シャッター部24gは軸部24a,24bよりも下方に位置している(図5(a)に示す例では、シャッター部24gは軸部24a,24bの前方且つ下方に位置している)。そのため、図6に示すように、スライダー6によって被押圧部24eが前方且つ下方に押されると、シャッター部24gは軸部24a,24bを中心にして上方に移動する。右ローラ21Rが退避位置に配置されると、シャッター部24gは挿入口aを塞ぐ。つまり、スライダー6によって右ローラブラケット24が押されたときに、右ローラ21Rが下がりシャッター部24gが上がるように、右ローラ21Rとシャッター部24gと軸部24a,24bの位置が設定されている。ここで説明する例では、ベースフレーム11には、シャッター部24gを上方且つ前方に案内するためのガイド面11cが形成されている。
上述したように、左ローラブラケット23の軸部23aはローラ21L,21Rの後方かつ下方に位置し、右ローラブラケット24の軸部24a,24bはローラ21L,21Rの前方に位置している。そのため、スライダー6によってローラブラケット23,24が押されたとき、それらは軸部23a,23b,24a,24bを中心にして互いに反対方向に回転する。具体的には、左ローラブラケット23は時計回りに回転し、右ローラブラケット24は反時計回りに回転する。これにより、一方のローラブラケット(この例では右ローラブラケット24)にシャッター部24gを設け、他方のローラブラケット(この例では左ローラブラケット23)に、回転により位置が変化しない第1ギア28aを設けることができている。なお、シャッター部24gは必ずしもローラブラケット24に設けられていなくてもよい。この場合、2つの軸部24a,24bは軸部23a,23bと同軸上に配置されてもよい。シャッター部24gがローラブラケット24に設けられていない場合、例えば、軸部24a,24bも、軸部23a,23bと同様に、左ローラ21Lに対して後方かつ下方に位置してもよい。このとき、軸部24a,24bと、軸部23a,23bとが同一直線上で並んでもよい。
次にチャッキング機構Cについて説明する。図7はチャッキング機構Cの平面図である。図8は図7に示すVIII−VIII線での断面図である。チャッキング機構Cは、これらの図に示すように、チャックプーリ33を有している。チャックプーリ33は、ターンテーブル2から上方に離れている位置(第1プーリ位置)と、ターンテーブル2に近接し光ディスクを挟む位置(第2プーリ位置)との間で移動可能となっている。図7及び図8に示すチャックプーリ33は第1プーリ位置に配置されている。図9及び図10はチャッキング機構Cの動作を示す図である。図9はチャックプーリ33が第2プーリ位置に配置されている様子を示す図である。図10はチャックプーリ33の移動途中を示す図である。図9及び図10において、(a)は平面図であり、(b)は(a)のb−b線で示す断面図である。図11はチャッキング機構Cを構成する各部材を分離した状態で示す斜視図である。図12はチャッキング機構Cの下側を臨む斜視図である。
図8に示すように、チャックプーリ33は、その中心部に、磁石33aを有している。チャックプーリ33はその磁力によってターンテーブル2に引き寄せられている。チャックプーリ33は、ターンテーブル2の軸線Cpの方向(上下方向)において移動可能となっている。チャックプーリ33は第1プーリ位置と第2プーリ位置との間で移動する。チャックプーリ33が第2プーリ位置に配置されると、チャックプーリ33とターンテーブル2はそれらの間に作用する磁力によって、光ディスクDを挟む(図9(b)参照)。その結果、光ディスクはターンテーブル2と一体的に回転する。
チャッキング機構Cは、第2プーリ位置と第1プーリ位置との間でチャックプーリ33を移動させるためのプーリ操作機構(41、42、34、35)を有している。ここで説明する例のプーリ操作機構は、図7及び図11に示すように、チャックプーリ33を支持する2つのアーム41,42を有している。また、プーリ操作機構は、アーム41,42を動かす操作リング34、及び操作リング34を回転させるリング操作レバー35を有している。トップフレーム12は、チャックプーリ33とアーム41,42に対応する位置に開口12c(図11参照)を有している。操作リング34は、開口12cの縁で支持されている。
図7に示すように、2つのアーム41,42は、ターンテーブル2及びチャックプーリ33の周方向において互いに離れて位置している。ここで説明する例では、アーム41,42は、ターンテーブル2の軸線を挟んで、言い換えるとチャックプーリ33の中心を挟んで、互いに反対側に配置されている。アーム41はチャックプーリ33の後側に配置され、アーム42はチャックプーリ33の前側に配置されている。以下では、アーム41を後アームと称し、アーム42を前アームと称する。
アーム41,42はチャックプーリ33の外周部を支持している。詳細には、図8に示すように、チャックプーリ33は、その外周部に、半径方向に張り出す2つのフランジ33b,33cを有している。2つのフランジ33b,33cは上下方向において離れている。アーム41,42は、その端部に、支持部41a,42aをそれぞれ有している。支持部41a,42aは、2つのフランジ33b,33cの間に配置され、上側のフランジ33bに引っ掛かっている。支持部41a,42aの縁は、チャックプーリ33の外周縁に沿った円弧状に形成されている。これにより、支持部41a,42aによるチャックプーリ33の支持安定性を向上することができている。支持部41a,42aの縁の長さは概ね同じであることが好ましい。こうすることにより、チャックプーリ33の支持安定性をさらに向上することができる。
図8に示すように、後アーム41は、支持部41aからチャックプーリ33の半径方向(ここで説明する例では後方)に離れている支点部41bを有している。支持部41aは支点部41bを中心にして上下方向(ターンテーブル2の軸線Cpの方向)において動く。また、後アーム41は被操作部41cを有している。被操作部41cには、チャックプーリ33の磁力に抗して後アーム41を引き上げるように、操作リング34が係合している。
後アーム41と同様に、前アーム42は、支持部42aからチャックプーリ33の半径方向(ここで説明する例では前方)に離れている支点部42bを有している。支持部42aは支点部42bを中心にして上下方向において動く。また、前アーム42は被操作部42cを有している。被操作部42cには、チャックプーリ33の磁力に抗して前アーム42を引き上げるように、操作リング34が係合している。
アーム41,42は、図8に示す位置(以下において第1の位置)と、図9に示す位置(以下において第2の位置)との間で、支点部41b,42bを中心にして動くことができる。ここで説明する例では、アーム41,42は第1の位置では水平に配置されている。すなわち、アーム41,42はターンテーブル2の軸線に対して垂直に配置されている。アーム41,42は、第2の位置では、水平面に対して傾斜している。アーム41,42が第1の位置に配置されているとき、チャックプーリ33はターンテーブル2から離れた第1プーリ位置に配置される。アーム41,42が第2の位置に配置されているとき、チャックプーリ33はターンテーブル2に近接する第2プーリ位置に配置される。
図10に示すように、アーム41,42が構成するプーリ操作機構は、光ディスクを固定する第2プーリ位置と、第2プーリ位置から上方に離れている第1プーリ位置との間でチャックプーリ33を動かすときに、チャックプーリ33をターンテーブル2に対して傾斜させて(すなわち、ターンテーブル2の軸線に対して垂直な平面に対して傾斜させて)、チャックプーリ33をターンテーブル2に接近させ又はチャックプーリ33をターンテーブル2から離す。具体的には、プーリ操作機構は、チャックプーリ33を第1プーリ位置と第2プーリ位置との間で動かすときに、2つのアーム41,42のうち一方を他方よりも先に動かす。ここで説明する例では、プーリ操作機構は、チャックプーリ33を第1プーリ位置から第2プーリ位置に向けて下ろすときには、後アーム41よりも先に前アーム42を動かす。すなわち、プーリ操作機構は、後アーム41よりも先に前アーム42を傾斜させて第2の位置に配置する。その結果、チャックプーリ33はターンテーブル2に対して傾斜した姿勢で、すなわちターンテーブル2の軸線に対して垂直な平面に対して傾斜した姿勢で、ターンテーブル2に接近する。こうすることにより、チャックプーリ33が磁力によってターンテーブル2に引っ付くときに生じる衝撃音が低減される。
反対に、プーリ操作機構は、チャックプーリ33を第2プーリ位置から第1プーリ位置に向けて引き上げるときには、前アーム42よりも先に後アーム41を動かす。すなわち、プーリ操作機構は、前アーム42よりも先に後アーム41を引き上げて第1の位置に配置する。その結果、チャックプーリ33はターンテーブル2に対して傾斜し、ターンテーブル2から離れる。こうすることにより、チャックプーリ33を磁力に抗してターンテーブル2から外すのに要する力を低減できる。
2つのアーム41,42は、モーター5の動力を受けて動く共通の可動部材によって、第1の位置(水平位置)と第2の位置(傾斜位置)との間で動かされる。図7及び図11に示すように、ここで説明する例のプーリ操作機構は、このような共通の可動部材として、操作リング34を有している。操作リング34は、チャックプーリ33を取り囲むように配置されている。操作リング34は、ターンテーブル2の軸線周りで回転可能となっている。ここで説明する例では、図11に示すように、トップフレーム12に、操作リング34を囲むように配置される複数のピン12bが形成されている。操作リング34は複数のピン12bによって案内されて回転する。
図7及び8に示すように、操作リング34は、その外周部に、後アーム41の被操作部41cと係合し、後アーム41を第1の位置に維持する後係合部34aを有している。ここで説明する例の後係合部34aは後方に突出する突起である(図11参照)。後アーム41には開口41dが形成されている(図11参照)。被操作部41cは開口41dの縁に設けられている。図10に示すように、操作リング34の外周部は開口41dを覆うように位置し、後係合部34aは被操作部41cの下側において後方に延びている。これにより、後アーム41は第1の位置に維持される。後アーム41における開口41dよりも前側の部分は操作リング34の下側を通って前方に延び、その端部(すなわち支持部41a)はチャックプーリ33を支持している。
図7及び8に示すように、操作リング34は、その外周部に、前アーム42の被操作部42cと係合し、前アーム42を第1の位置に維持する前係合部34bを有している。ここで説明する例では、操作リング34の外周部における前側部分が前係合部34bとして機能している。前アーム42の被操作部42cは後方に向かって突出する突起であり(図11参照)、操作リング34の前係合部34bの上側に位置している。これにより、前アーム42は第1の位置に維持される。前アーム42は操作リング34の下側を通って後方に延び、その端部(すなわち支持部42a)はチャックプーリ33を支持している。
操作リング34と後アーム41は、操作リング34の回転によって後係合部34aと被操作部41cとの係合が解消されるように形成されている。ここで説明する例では、図11及び図12に示すように、後アーム41は、周方向における被操作部41cの端部に、開口41dから繋がっている切り欠き41eを有している。そのため、図9に示すように、操作リング34が回転し、後係合部34aが切り欠き41eに達すると、後係合部34aと被操作部41cの係合が解消される。その結果、後アーム41は第1の位置から第2の位置に向けて下がる。その後、操作リング34が反対方向に回転すると、後係合部34aは被操作部41cと再び係合し、後アーム41を第2の位置から第1の位置に向けて引き上げる。
図13は、図7に示すXIII−XIII線での断面図である。この図に示すように、後アーム41の被操作部41cの下面は、切り欠き41e側の端部に向かって徐々に高くなる斜面41fを含んでいる。後係合部34aも斜面34dを有している。この斜面41f,34dによって、後係合部34aと被操作部41cの係合が円滑になされる。その結果、後アーム41は円滑に上方に移動する。すなわち、後アーム41は円滑に第2の位置から第1の位置に向けて引き上げられる。
操作リング34と前アーム42は、操作リング34の回転によって前係合部34bと前アーム42の被操作部42cとの係合が解消されるように形成されている。ここで説明する例では、図7に示すように、操作リング34は、その外周部に、前係合部34bに対して周方向に位置する切り欠き34cを有している。そのため、図10に示すように、操作リング34が回転し、前アーム42の被操作部42cが切り欠き34cに達すると、前係合部34bと被操作部42cの係合が解消される。その結果、前アーム42は第1の位置から第2の位置に向けて下がる。その後、操作リング34が反対方向に回転すると、前係合部34bは被操作部42cと再び係合し、前アーム42を第2の位置から第1の位置に向けて引き上げる。
図14は、図7に示すXIV−XIV線での断面図である。この図に示すように、前アーム42の被操作部42cは、斜面42fを有している。また、前係合部34bもその端部に斜面34eを有している。この斜面42f,34eによって、前係合部34bと被操作部42cの係合が円滑になされる。その結果、前アーム42は円滑に上方に移動する。すなわち、前アーム42は円滑に第2の位置から第1の位置に向けて引き上げられる。
図7に示すように、後アーム41の切り欠き41eは被操作部41cに対して時計回り方向に位置している。また、操作リング34の切り欠き34cは前係合部34bに対して反時計回り方向に位置している。これにより、後アーム41の被操作部41cとの係合の解消を生じる操作リング34の回転の方向は、前アーム42の被操作部42cとの係合の解消を生じる操作リング34の回転の方向と同じである。ここでは、操作リング34が時計回りに回転するときに、それらの係合が解消される。また、操作リング34が反時計回りに回転するときに、それらが再び係合する。
操作リング34は、第1リング位置と第2リング位置との間で回転する。第1リング位置は図7に示す操作リング34の位置である。この位置では、後係合部34aと前係合部34bがアーム41,42の被操作部41c,42cにそれぞれ係合している。第2リング位置は図9に示す操作リング34の位置である。この位置では、係合部34a,34bと被操作部41c,42cの係合が解消されている。
後アーム41の被操作部41cと操作リング34の後係合部34aの係合の解消タイミングと、前アーム42の被操作部42cと前係合部34bの係合の解消タイミングとの間に時間的な差が生じるように、それらは形成されている。これにより、チャックプーリ33を移動させる際に、2つのアーム41,42のうち一方が先に第1の位置又は第2の位置に移動する。ここで説明する例では、後アーム41の被操作部41cと後係合部34aの係合の解消タイミングが、前アーム42の被操作部42cと前係合部34bの係合の解消タイミングよりも遅くなるように、それらは形成されている(図10参照)。具体的には、図7に示すように、操作リング34が第1リング位置に配置されている状態で、後係合部34aから後アーム41の切り欠き41eまでの距離(角度)が、前アーム42の被操作部42cから操作リング34の切り欠き34cまでの距離(角度)よりも大きい。そのため、操作リング34が第1リング位置から第2リング位置に向けて回転するときには、後アーム41は前アーム42から遅れて第1の位置から第2の位置に向けて下がる。反対に、操作リング34が第2リング位置から第1リング位置に向けて回転するときには、後アーム41は前アーム42より先に第2の位置から第1の位置に向けて引き上げられる。これにより、チャックプーリ33をターンテーブル2から離すのに要する力(操作リング34の回転力)を軽減できる。
図7に示すように、操作リング34の外周にはギアが形成されている。このギアは、リング操作レバー35に形成されたギア35aに噛み合っている。リング操作レバー35は支点部35bを挟んでギア35aとは反対側に被押圧部35cを有している。被押圧部35cはトップフレーム12に形成された溝12fを通して下方に突出している(図11及び図12参照)。ベースフレーム11には上述したように、搬送ローラ20を動かすスライダー6が配置されている。スライダー6は、前後方向においてスライドする際に、被押圧部35cに係合する。光ディスクがドライブ位置に配置され、スライダー6が前方に移動するとき、被押圧部35cはスライダー6とともに前方に移動する。その結果、操作リング34は第1リング位置から第2リング位置に向けて時計回り方向に回転する。反対に、光ディスクの取り出し指示が入力され、スライダー6がモーター5に駆動により後方に移動するとき、被押圧部35cはスライダー6とともに後方に移動する。その結果、操作リング34は第2リング位置から第1リング位置に向けて反時計回り方向に回転する。このように、本実施形態では、搬送機構Aの搬送ローラ20を搬送位置から退避位置に移動させる部材と、操作リング34を回転させる部材とが共通である。
図7に示すように、後アーム41にはばね43が取り付けられている。前アーム42にはばね44が取り付けられている。ばね43,44はアーム41,42をそれぞれ第2の位置に付勢している。これにより、操作リング34とアーム41,42との係合が解消されている状態で、アーム41,42は第2の位置に安定的に配置される。また、操作リング34の外周にはばね37が取り付けられている。ばね37は操作リング34を第1リング位置に向けて付勢している。これにより、リング操作レバー35とスライダー6との係合が解消されている状態で、操作リング34は第1リング位置に安定的に配置される。スライダー6の動きについては後において詳説する。
上述したように、チャックプーリ33を第2プーリ位置から第1プーリ位置に引き上げる際、後アーム41は前アーム42よりも先に第2の位置から第1の位置に向けて引き上げられる。チャックプーリ33を磁力に抗してターンテーブル2から外す際には、最初に比較的大きな力を要する。後アーム41と前アーム42は、後アーム41からチャックプーリ33に作用する力(引き上げる力)が前アーム42からチャックプーリ33に作用する力(引き上げる力)よりも大きくなるように形成されている。ここで説明する例では、図7に示すように、後アーム41の支持部41aからチャックプーリ33の中心までの距離L1は、前アーム42の支持部42aからチャックプーリ33の中心までの距離L2に比べて大きい。
図7に示すように、後アーム41の被操作部41cは、支点部41bと支持部41aの間に位置している。同様に、前アーム42の被操作部42cは、支点部42bと支持部42aの間に位置している。後アーム41にける支点部41bと支持部41aとの距離と、前アーム42における支点部42bと支持部42aとの距離は互いに異なっている。これにより、後アーム41がチャックプーリ33を引き上げる力と、前アーム42がチャックプーリ33を引き上げる力とを異ならせることが容易となる。ここで説明する例では、後アーム41のレバー比が前アーム42のレバー比よりも大きくなるように、後アーム41の3つの部位の位置関係と前アーム42の3つの部位の位置関係とが設定されている。具体的には、支持部41aから支点部41bまでの距離に対する被操作部41cから支点部41bまでの距離の比は、支持部42aから支点部42bまでの距離に対する被操作部42cから支点部42bまでの距離の比よりも大きい。上述したように、チャックプーリ33を引き上げる際(チャックプーリ33を第2プーリ位置から第1プーリ位置に移動させる際)、後アーム41が前アーム42よりも先に動く。そのため、後アーム41は前アーム42よりもチャックプーリ33を動かすために大きな力を要する。そこで、ここで説明する例では、後アーム41のレバー比を前アーム42のレバー比よりも大きくしている。
支点部41b,42bは、トップフレーム12によって回転可能に支持されている。図11に示すように、トップフレーム12には支点部41bを支持するための支持部12dが形成されている。また、トップフレーム12には支点部42bを支持するための支持部12eが形成されている。支点部41b,42bのこのようなレイアウトによれば、例えば、支点部41b,42bを操作リング34に形成する構造に比して、アーム41,42の3つの部位(支持部41a,42a、支点部41b,42b、及び被操作部41c,42c)の位置関係の自由度を増すことができる。その結果、アーム41,42からチャックプーリ33に作用する力を調整し易くなる。
後アーム41における支持部41aと支点部41bとの間の部分の幅(周方向での幅)は、前アーム42における支持部42aと支点部42bとの間の部分の幅よりも大きい。これにより、支持部41aの剛性を、支持部42よりも高めることが可能となっている。
最後にセンタリング機構Bの構成と、上述した搬送機構A及びチャッキング機構Cの動きについて説明する。図15乃至図20は、センタリング機構Bの構成と、搬送機構A及びチャッキング機構Cの動きを示す平面図である。図15乃至図17は、直径12cmの光ディスクD1を挿入した場合の動きを示し、図18乃至図20は直径8cmの光ディスクD2を挿入した場合の動きを示している。図15、図16、図18及び図19において(a)は、センタリング機構Bを示している。図15、図16、図18及び図19において(b)は、上述したスライダー6、リング操作レバー35、及び操作リング34を示している。また、図17及び図20も、スライダー6、リング操作レバー35、操作リング34を示している。上述したように、スライダー6はベースフレーム11の内側に配置されている。リング操作レバー35、操作リング34、及び後述するスライダー押圧レバー56はトップフレーム12上に配置されている。図15、図16、図18及び図19の(b)、並びに図17及び図20においては、スライダー6、リング操作レバー35、操作リング34及びスライダー押圧レバー56の動きを示すために、トップフレーム12とセンタリング機構Bを構成するアーム51L,51R等は省略している。
センタリング機構Bはトップフレーム12上に配置されている。図15(a)に示すように、センタリング機構Bは、概ね左右対称に構成されている。センタリング機構Bは、その最前部に左右の検知アーム51L,51Rを有している。また、センタリング機構Bは、左右の第1アーム52L,52R、左右の第2アーム53L,53R、左右の第1ギア54L,54R、及び左右の第2ギア55L,55Rを有している。
検知アーム51L,51Rは、その先端に、トップフレーム12に形成された穴(不図示)を通って下方に突出する突起51aを有している。検知アーム51L,51Rは、図15(a)に示すように、光ディスクD1の縁が突起51aに当たることにより、左右方向に開く。また、検知アーム51L,51Rは、第1アーム52L,52Rに設けられた軸部52aによってそれぞれ支持されている。第1アーム52L,52Rは、トップフレーム12に取り付けられた軸部52bの周りで回転可能となっている。第2アーム53L,53Rは、トップフレーム12に取り付けられた軸部53aの周りで回転可能となっている。第1アーム52L,52Rのギア52cは、第2アーム53L,53Rに形成されたギアとそれぞれ噛み合っている。第2アーム53L,53Rのギア53bは、第1ギア54L,54Rを介して第2ギア55L,55Rとそれぞれ噛み合っている。2つの第2ギア55L,55Rは互いに噛み合っている。これにより、左側のアーム52L,53Lの動きと右側のアーム52R,53Rの動きとが同期する。例えば、左側のアーム52L,53Lが回転すると、右側のアーム52R,53Rも回転する。
上述したように、ベースフレーム11にはスライダー6が配置されている。図15(b)に示されるように、センタリング機構Bはスライダー6を前方に押すためのスライダー押圧レバー56を有している。左側の第2アーム53Lには、スライダー押圧レバー56の軸部56aが取り付けられている。スライダー押圧レバー56は軸部56aを中心にして回転可能である。また、左側の第2アーム53Lが軸部53aを中心にして回転するのに伴って、スライダー押圧レバー56は左側の第2アーム53Lとともに軸部53aを中心にして移動する。スライダー押圧レバー56には下方に延びる押圧部56dが形成されている。スライダー6はその後部に第1被押圧部6eを有している。センタリング機構Bの初期状態では、押圧部56dはスライダー6の第1被押圧部6eから後方に離れている。
12cmの光ディスクD1が挿入されたときの各機構の動きについて説明する。検知アーム51L,51Rの先端にはトップフレーム12に形成された穴(不図示)を通って下方に突出する突起51aが形成されている。センタリング機構Bの初期状態において、突起51aは光ディスクの搬送路に位置している。そのため、図15(a)に示すように、光ディスクD1が挿入されると、突起51aに光ディスクD1の縁が当たり、検知アーム51L、51Rが左右方向に開く。その結果、アーム52L,53L,52R,53Rが軸部52b,53aを中心にして回転し、左側の第2ギア55Lが反時計回りに回転する(矢印d1参照)。左右の第2ギア55L,55Rは互いに噛み合っているため、例えば、光ディスクD1が左右の検知アーム51L,51Rのうちいずれにあたっても、左側の第2ギア55Lは反時計回りに回転する。
上述したモーター5が取り付けられた基板5aには3つのセンサ4A,4B,4Cが設けられている。第1センサ4Aは第2ギア55Lの回転を検知するためのセンサである。第2ギア55Lが所定角度回転すると、第1センサ4Aはオフ状態からオン状態となる。モーター5は、これをきっかけとして回転し始める。モーター5の回転力は図1に示すギア7a〜7cを通して、搬送機構Aに設けられた第1ギア28a(図3参照)に伝えられる。これにより、搬送ローラ20の回転が開始し、光ディスクD1は搬送ローラ20によって搬送される。
図16(a)に示すように、第1アーム52L,52Rのそれぞれの先端には、トップフレーム12に形成された穴を通して下方に突出する位置決め部52dが形成されている。また、右側の第2アーム53Rにも、トップフレーム12に形成された穴を通して下方に突出する位置決め部53dが形成されている。スライダー押圧レバー56には、トップフレーム12に形成された穴を通して下方に突出する位置決め部56b(図16(b)参照)が形成されている。光ディスクD1はこの4つの位置決め部52d,52d,53d,56bに当たるまで搬送され、位置決め部52d,,52d,53d,56bによってドライブ位置に位置決めされる。すなわち、位置決め部52d,,52d,53d,56bによって位置決めされている状態では、光ディスクD1の中心はターンテーブル2の軸線Cpの位置に一致し、このとき光ディスクD1の搬送は終了する。
第2センサ4Bは、左側の第2ギア55Lの回転を検知するためのセンサである。第2センサ4Bは、第2ギア55Lが予め設定した回転量だけ回転したときにオフ状態からオン状態となる。ここで予め設定した回転量とは、12cmの光ディスクD1がドライブ位置まで挿入されたときの第2ギア55Lの回転量である。12cmの光ディスクD1が挿入されたときには、8cmの光ディスクD2が挿入されたときよりも、第2ギア55Lの回転量が大きくなる。つまり、第2センサ4Bは、12cmの光ディスクD1がドライブ位置まで挿入されたときにオン状態となり、8cmの光ディスクD2が挿入されたときには第2ギア55Lの回転量が小さいためオン状態とならない。したがって、第2センサ4Bの出力から、挿入された光ディスクのサイズを検知できる。
図16(b)に示すように、スライダー押圧レバー56が左側の第2アーム53Lとともに、第2アーム53Lの軸部53aを中心にして移動し、且つ、位置決め部56bが光ディスクD1に押されることにより軸部56aを中心にして回転したとき、押圧部56dはスライダー6の第1被押圧部6eを前方に押す。図16(b)に示すように、スライダー6には、チャッキング機構Cを構成するリング操作レバー35を押すための第1押圧部6cが形成されている。図16(b)に示す状態、すなわち、スライダー6がスライダー押圧レバー56に当たっている状態では、スライダー6の第1押圧部6cはリング操作レバー35の被押圧部35cから後方に離れている。そのため、この段階では、操作リング34の回転は開始していない。
スライダー6にはギア7c(図1参照)に噛み合うためのラック(不図示)が形成されている。スライダー6がスライダー押圧レバー56に押されて前方に動いたとき、スライダー6のラックとギア7cとが噛み合う。これにより、スライダー6はモーター5の動力による前方への移動を開始する。その結果、図17に示すように、スライダー6はさらに前方に移動し、ローラ操作部6a,6bがローラブラケット23,24の被押圧部23e,24eをさらに前方に押す。これより、図5(b)に示されるように、ローラ21R,21Lが退避位置に配置され、また、図6(b)に示されるように、右ローラブラケット24のシャッター部24gが挿入口aを塞ぐ。
また、図17に示すように、スライダー6の第1押圧部6cがリング操作レバー35の被押圧部35cを前方に押す。その結果、操作リング34が第1リング位置から第2リング位置に向けて回転し、チャックプーリ33が下ろされ、第2プーリ位置に配置される(図9参照)。上述したように、操作リング34が第1プーリ位置から第2プーリ位置に至る過程で、前アーム42が後アーム41よりも先に第2の位置に向けて下がる(図10参照)。基板5aに取り付けられた第3センサ4Cはスライダー6の動きを検知するためのセンサである。第3センサ4Cはスライダー6の移動が完了すると、すなわち、ローラブラケット23,24の被押圧部23e,24eを完全に押し下げると、オン状態となる。モータ5の駆動はこれをきっかけとして停止する。以上が光ディスクD1の挿入時における各機構の動きである。
光ディスクD1の排出時には、挿入時とは逆の順序で各機構が動作する。すなわち、光ディスクの取り出し指示が光ディスクドライブ1に入力され時、モーター5が挿入時とは反対方向に回転する。その結果、スライダー6は後方にスライドする。図17に示すように、スライダー6には、第1押圧部6cの前方に位置する第2押圧部6dを有している。第1押圧部6cがリング操作レバー35の被押圧部35cを前方に押している過程で、被押圧部35cは、第1押圧部6cと第2押圧部dとの間に嵌まる。そのため、スライダー6が後方に移動すると、リング操作レバー35の被押圧部35cが後方に押され、操作リング34が第2リング位置から第1リング位置に向けて移動する。その結果、チャックプーリ33による光ディスクD1の固定が解除される。操作リング34が第2リング位置から第1リング位置に向けて移動する過程では、上述したように、後アーム41が前アーム42よりも先に第1の位置に向けて引き上げられる。スライダー6が後方にスライドすると、ローラ21R,21Lは搬送位置に復帰し、ローラ21R,21Lによる光ディスクD1の搬送(排出)が開始する。
8cmの光ディスクD2が挿入されたときの動作について説明する。図18(a)に示すように、光ディスクD2が挿入された場合も、検知アーム51L,51Rの突起51aに光ディスクD2の縁が当たり、検知アーム51L、51Rが左右方向に開く。その結果、アーム52L,53L,52R,53Rが軸部52b,53aを中心にして回転し、左側の第2ギア55Lが反時計回りに回転する(矢印d1参照)。第2ギア55Lが所定角度回転すると、第1センサ4Aはオフ状態からオン状態となる。モーター5は、これをきっかけとして回転し始める。これにより、搬送ローラ20の回転が開始し、光ディスクD2は搬送ローラ20によって搬送される。
スライダー6は、その後部に、上述した第1被押圧部6eに加えて、第2被押圧部6fを有している。8cmの光ディスクD2が挿入されるときには、12cmの光ディスクD1が挿入されるときに比して、スライダー押圧レバー56の軸部56aが取り付けられた第2アーム53Rの回転量は小さい。そのため、12cmの光ディスクD1を挿入する場合には、図16(b)に示したようにスライダー押圧レバー56の押圧部56dは第1被押圧部6eの後方に位置しているのに対して、8cmの光ディスクD2が挿入されるときには、図18(b)に示すようにスライダー押圧レバー56の押圧部56dは第2被押圧部6fの後方に位置している。
図19(a)に示すように、スライダー押圧レバー56には、トップフレーム12に形成された穴を通して下方に突出する位置決め部56eが形成されている。光ディスクD2は、アーム52R,52L,53R及びスライダー押圧レバー56が有する4つの位置決め部52d,52d,53d,56eに当たるまで搬送され、位置決め部52d,52d,53d,56eによってドライブ位置に位置決めされる。このとき、光ディスクD2の搬送は終了し、光ディスクD2はドライブ位置で止まる。上述したように、8cmの光ディスクD2が挿入されるときには、12cmの光ディスクD1が挿入されるときよりも、第2ギア55Lの回転量が小さい。そのため、8cmの光ディスクD2が挿入されるときには、第2センサ4Bはオフ状態のままである。
図19(b)に示すように、スライダー押圧レバー56の位置決め部56eが光ディスクD2に押されることにより、スライダー押圧レバー56が軸部56aを中心にして回転したとき、押圧部56dはスライダー6の第2被押圧部6fを前方に押す。図19(b)に示す状態、すなわち、スライダー6がスライダー押圧レバー56に当たっている状態では、スライダー6の第1押圧部6cはリング操作レバー35の被押圧部35cから後方に離れている。そのため、この段階では、操作リング34の回転は開始していない。
スライダー6がスライダー押圧レバー56に押されて前方に動いたとき、スライダー6のラックとギア7cとが噛み合う。これにより、スライダー6はモーター5の動力による前方への移動を開始する。その結果、図20に示すように、スライダー6はさらに前方に移動し、ローラ操作部6a,6bがローラブラケット23,24の被押圧部23e,24eを前方に押す。これより、図5(b)に示されるように、ローラ21R,21Lが退避位置に配置され、また、図6(b)に示されるように、右ローラブラケット24のシャッター部24gが挿入口aを塞ぐ。
また、図20に示すように、スライダー6の第1押圧部6cがリング操作レバー35の被押圧部35cを前方に押す。その結果、操作リング34が第1リング位置から第2リング位置に向けて回転し、チャックプーリ33が第2プーリ位置に向けて下ろされる。第3センサ4Cはスライダー6の移動が完了すると、すなわち、ローラブラケット23,24の被押圧部23e,24eを完全に押し下げると、オン状態となる。モータ5の駆動はこれをきっかけとして停止する。以上が光ディスクD2の挿入時における各機構の動きである。
光ディスクD2の取り出し指示が光ディスクドライブ1に入力され時、モーター5が挿入時とは反対方向に回転する。その結果、スライダー6は後方にスライドする。図20に示すように、スライダー6が後方に移動すると、リング操作レバー35の被押圧部35cがスライダー6の第2押圧部6dによって後方に押され、操作リング34が第2リング位置から第1リング位置に向けて移動する。その結果、チャックプーリ33が第2プーリ位置から第1プーリ位置に向けて引き上げられる。また、スライダー6は後方にスライドすると、ローラ21R,21Lは搬送位置に復帰し、ローラ21R,21Lによる光ディスクD2の搬送(排出)が開始する。
以上説明したように、光ディスクドライブ1は、光ディスクが載せられる、光ディスクを回転させるためのターンテーブル2と、ターンテーブル2から離れている第1プーリ位置とターンテーブル2に近接し光ディスクを挟む第2プーリ位置2との間でターンテーブルの軸線の方向において移動可能であり、磁力によってターンテーブル2に引き寄せられているチャックプーリ33と、チャックプーリ33を第1プーリ位置と第2プーリ位置との間で動かすプーリ操作機構(41,42,34,35)と、を備えている。プーリ操作機構は、第1プーリ位置と第2プーリ位置との間でチャックプーリ33を動かすときに、チャックプーリ33をターンテーブル2に対して傾斜させて、チャックプーリ33をターンテーブル2に接近させ又はチャックプーリ33をターンテーブル2から離す。具体的には、プーリ操作機構は、チャックプーリ33の外周部を支持し且つチャックプーリ33の周方向において互いに離れて配置されている後アーム41と前アーム42とを含み、チャックプーリ33を第1プーリ位置と第2プーリ位置との間で移動させるときに後アーム41と前アーム42のうち一方を他方よりも先に動かす。このような光ディスクドライブ1によれば、チャックプーリ33が磁力でターンテーブル2に引っ付くときの音の発生を低減でき、また、ターンテーブル2からチャックプーリ33を離すのに要する力を低減できる。
また、光ディスクドライブ1は、光ディスクの表面に接するように配置される、光ディスクを前後方向において搬送するため搬送ローラ20を備えている。搬送ローラ20は、左右方向において並び、それぞれが光ディスクの表面に接するように配置されている左ローラ21Lと右ローラ21Rとを含んでいる。左ローラ21Lの軸線CLは搬送ローラ20の左端部から中心部に向けて軸線CLと光ディスクの表面との距離が徐々に大きくなるように、傾斜している。また、右ローラ21Rの軸線CRは搬送ローラ20の右端部から中心部に向けて軸線CRと光ディスクの表面との距離が徐々に大きくなるように、傾斜している。これにより、ローラ21L,21Rと光ディスクの接触領域が有する左右方向での幅を低減できる。
本発明は以上説明した光ディスクドライブ1に限られず、種々の変更がなされてよい。
例えば、右ローラ21Rと左ローラ21Lは必ずしも独立して上下動可能でなくてもよい。この場合、搬送機構Aは1つのローラブラケットだけを有してもよい。
左ローラブラケット23の軸部23a,23bと、右ローラブラケット24の軸部24a,24bは同軸上に配置されてもよい。
右ローラ21Rと左ローラ21Lは上下方向において平行に移動可能に指示されてもよい。
ローラ21R,21Lは2色成形とは異なる方法で製造されてもよい。
左ローラブラケット23と右ローラブラケット24は必ずしも共通の可動部材(具体的にはスライダー6)によて押されなくてもよい。すなわち、左ローラブラケット23用のスライダーと、右ローラブラケット24用スライダーとが設けられてもよい。
チャッキング機構Cを構成するアーム41,42は必ずしも操作リング34によって動かされなくてもよい。例えば、チャッキング機構Cには、後アーム41を動かすための部材と、前アーム42を動かすための部材とが別個に設けられてもよい。
また、光ディスクドライブ1には、搬送機構Aのローラブラケット23,24を押すための部材(具体的には、スライダー6)とは別に、リング操作レバー35を押す部材が設けられてもよい。
チャックプーリ33を動かすアームの数は必ずしも2つに限られない。例えば、光ディスクドライブ1には3つ或いは4つのアームが設けられてもよい。
1 光ディスクドライブ、2 ターンテーブル、5 モーター、6 スライダー、20 搬送ローラ、33 チャックプーリ、34 操作リング、41,42 後アーム、41a,42a 支持部、41b,42b 支点部、41c,41c 被操作部、56 スライダー押圧レバー、CL,CR,Cp 軸線。

Claims (6)

  1. 光ディスクを第1の方向において搬送するため搬送ローラを備え、
    前記搬送ローラは、前記第1の方向に対して直交する前記光ディスクに沿った第2の方向において並び、それぞれが前記光ディスクの一方の表面に接するように配置されている第1ローラ部と第2ローラ部とを含み、
    前記第1ローラ部の軸線は、前記第2の方向における前記搬送ローラの一方の端部から中心部に向けて前記第1ローラ部の軸線と前記光ディスクの前記一方の表面との距離が徐々に大きくなるように、傾斜しており、
    前記第2ローラ部の軸線は、前記第2の方向における前記搬送ローラの他方の端部から中心部に向けて前記第2ローラ部の軸線と前記光ディスクの前記一方の表面との距離が徐々に大きくなるように、傾斜している、
    ことを特徴とする光ディスクドライブ。
  2. 請求項1に記載の光ディスクドライブにおいて、
    前記第1ローラ部と前記第2ローラ部は、前記第1の方向と前記第2の方向の双方に直交する第3の方向において互いに独立して動くことができるように支持されている、
    ことを特徴とする光ディスクドライブ。
  3. 請求項2に記載の光ディスクドライブにおいて、
    前記第1ローラ部は第1ブラケットによって支持され、
    前記第2ローラ部は第2ブラケットによって支持され、
    前記第1ローラ部と前記第2ローラ部は、それらが前記光ディスクに接し前記光ディスクを搬送する第1の位置と、前記第1の位置から離れている前記第2の位置との間で移動可能であり、
    前記第1ブラケットと前記第2ブラケットは、前記第1ローラ部と前記第2ローラ部とが前記第1の位置から前記第2の位置に向けて移動するように、共通の可動部材によって押される、
    ことを特徴とする光ディスクドライブ。
  4. 請求項2に記載の光ディスクドライブにおいて、
    前記第1ローラ部は第1ブラケットによって支持され、
    前記第2ローラ部は第2ブラケットによって支持され、
    前記第1ブラケットと第2ブラケットのうち一方は、光ディスクの挿入口を塞ぐためのシャッター部を有している、
    ことを特徴とする光ディスクドライブ。
  5. 請求項1に記載の光ディスクドライブにおいて、
    前記搬送ローラは、前記第1ローラ部と前記第2ローラ部との間に配置され、前記第1ローラ部と前記第2ローラ部のうちの一方から他方に向けて回転力を伝達する連結軸を有する、
    ことを特徴とする光ディスクドライブ。
  6. 請求項1に記載の光ディスクドライブにおいて、
    前記第1ローラ部と前記第2ローラ部のそれぞれは、円柱状の芯部と前記芯部の外周面に形成されているクッション部とを有し、
    前記芯部と前記クッション部は樹脂の2色成形によって形成されている、
    ことを特徴とする光ディスクドライブ。
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