JP2002008290A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JP2002008290A
JP2002008290A JP2000183587A JP2000183587A JP2002008290A JP 2002008290 A JP2002008290 A JP 2002008290A JP 2000183587 A JP2000183587 A JP 2000183587A JP 2000183587 A JP2000183587 A JP 2000183587A JP 2002008290 A JP2002008290 A JP 2002008290A
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Shigeru Sakamoto
茂 坂本
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Kenwood KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本体内の簡単な構造により異なる大きさの記
録媒体に負荷を与えることく確実に芯出しするこができ
る低コストの記録再生装置を提供する。 【解決手段】 円盤状の記録媒体を挿入する挿入口12
を所定面に開口した本体10を設け、この本体10内に
軟質材からなる接続部材により2本のローラを屈曲可能
に接続した移送ローラ20を備えるとともに、この移送
ローラ20の接続部材を挿入口の中心に配置して両側に
延在する2本のローラを挿入方向に向かって所定の角度
θで傾けることでV字状に屈曲させて記録媒体を本体内
の中心に向かって移送するように設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録再生装置に係
り、より詳細には本体の所定面に開口する挿入口から円
盤状の記録媒体を挿入して回転する移送ロ−ラにより本
体内のローディング位置に引き込む記録再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、記録再生装置には、本体の所定面
に挿入口を設けて、例えば、CD、CD−ROM、DV
Dなどの円盤状の記録媒体(ディスク)を挿入して回転
する移送ロ−ラにより本体内に引き込むことでローディ
ング位置に移送する装置がよく知られている。このよう
な従来の記録再生装置では、本体内に挿入した記録媒体
の中心位置を芯出しする芯出し手段を備え、この芯出し
手段が、例えば、8cmディスク及び12cmディスク
などの大きさが異なるCDなどの記録媒体でも共通に芯
出しが行えるように形成していた。
【0003】このような従来の技術としては、例えば、
特開平4−307461号公報、特公昭62−2746
3号公報などに開示されている。図6は、このような芯
出し手段を備える従来の記録再生装置を示す一部切り欠
いた斜視図である。また、図7は、図6に示した芯出し
手段60を詳細に示す図である。また、図8は、図6に
示した芯出し手段60が8cmディスク1aを芯出しす
る状態を示す図であり、図8(a)は上部から見た状態
を、図8(b)は正面から見た状態を各々示している。
また、図9は、図6に示したC−C線の断面図を示す断
面図である。また、図10は、図6に示した記録再生装
置に12cmディスク1bを挿入した状態を示す図であ
る。また、図11は、図10に示した芯出し手段60が
12cmディスク1bを芯出しする状態を示す図であ
り、図11(a)は上部から見た状態を、図11(b)
は正面から見た状態を各々示している。また、図12
は、図10に示したE−E線の断面を示す断面図であ
る。
【0004】図6に示す従来の記録再生装置は、カース
テレオに採用したものであり、カーステレオの外装を形
成して所定面に円盤状の記録媒体1(図6では8cmデ
ィスク1a)を挿入する挿入口42を備えた本体40
と、この本体40内の挿入口42近傍に配置されて記録
媒体1の縁を両側から付勢して中心位置を芯出しする芯
出し手段60と、この芯出し手段60により中心位置を
芯出しした記録媒体1を本体40内に移送する移送ロー
ラ50とを備えている。
【0005】ここで、記録媒体1は、円盤状に形成され
たCDであり、直径が8cmのディスク1a(図6参
照)と、直径が12cmのディスク1b(図10参照)
とがある。また、本体40には、移送ローラ50により
内部に移送された8cmディスク1aの縁に当接してタ
ーンテーブル(図示せす)上に位置決めする第1突起部
44と、12cmディスク1b(図10参照)の縁に当
接してターンテーブル上に位置決めする第2突起部46
とを各々上面から一体に突出させて設けている。また、
本体40内には、図6に示したように、第1突起部44
に当接して位置決めした8cmディスク1aの両側に一
定の間隔に配置されて所定の傾斜面を備えて上面から突
出する傾斜部48を一体に形成している。
【0006】また、移送ローラ50は、本体40内の挿
入口42近傍で棒状に延在して中心から両端に向かって
円錐状に広がるようにテーパを備えたゴムなどからなる
軟質部54aを備えている。そして、この移送ローラ5
0と挿入口42との間には、挿入口42から挿入された
記録媒体1(8cmディスク1a及び12cmディスク
1b)の芯出しを行う芯出し手段60を配置している。
【0007】この芯出し手段60は、図7に示すよう
に、本体40内の底面(図6参照)に所定の間隔で回転
自在に軸支された一対の板部材62と、この板部材62
を軸支した軸62aの近傍に支点64bを設けて回動可
能に装着したアーム64と、板部材62の表面から上部
方向に延在するピン66とを備えている。また、芯出し
手段60は、一対の板部材62間の中心位置でアーム6
4を接続し、この接続した支点64aを記録媒体1の挿
入方向(図6参照)に付勢する弾性部材68を備えてい
る。この芯出し手段60は、アーム64の支点64aを
弾性部材68により挿入方向に付勢することで、アーム
64aの支点64bが挿入方向に引っ張られて軸62a
を中心とする板部材62を回動させ、ピン66を常に内
側に向かって閉じた状態に付勢している。
【0008】このように形成された従来の記録再生装置
を用いて、図6に示した8cmディスク1aを再生する
場合、まず、使用者が8cmディスク1aを把持して本
体40の挿入口42に挿入する。これにより8cmディ
スク1aは、外周縁が芯出し手段60のピン66に当接
し、図8(a)に示すように、両側からピン66により
付勢されて本体40の中心Dの位置に芯出しされる。そ
の後、8cmディスク1aは、移送ローラ50の回転に
より本体40内に引き込まれる。この際、移送ローラ5
0は、図8(b)に示すように、中心から両側に円錐状
に広がるテーパを設けているため、8cmディスク1a
の外側のみに接して回転することで8cmディスク1a
を移送する。そして、8cmディスク1aは、本体40
内に移送され、図6に示した傾斜部48の間を通過し
て、図9に示すように、第1突起部44に当接すること
で、図示されていないターンテブル上に停止して中心位
置が位置決めされる。
【0009】一方、従来の記録再生装置に12cmディ
スク1bを挿入した場合、図10に示すように12cm
ディスク1bの外周縁が芯出し手段60のピン66に当
接して、図11(a)に示すように両側に大きく開いた
ピン66により内側に付勢されて本体40の中心Dに芯
出しされる。その後、12cmディスク1bは、移送ロ
ーラ50の回転により本体40内に引き込まれる。この
際、移送ローラ50は、図11(b)に示すように、中
心から両側に円錐状に広がるテーパを設けているため、
8cmディスクと同様に12cmディスク1bの外周近
傍のみに接して移送する。そして、12cmディスク1
bは、図12に示すように、本体40内に移送されて傾
斜部48に沿って下方向に摺動し、第1突起部44の下
側を通過して第2突起部46に当接することで、図示さ
れていないターンテブル上に停止して中心位置が位置決
めされる。このように、従来の記録再生装置は、本体4
0内に芯出し手段60を設けこの芯出し手段60の弾性
部材68により付勢したピン66の間に記録媒体1(8
cmディスク1a及び12cmディスク1b)を通過さ
せることで、常に中心位置が芯出しされて挿入できるよ
うに形成していた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
記録再生装置では、本体40内で芯出し手段60のピン
66に記録媒体1(8cmディスク1a及び12cmデ
ィスク1b)の外周を当接させて中心位置を位置決めし
ており、特に、図6に示した8cmディスク1aの場合
に傾斜部48間を通過させることが重要でありピン66
の位置もほぼ中央に位置させるため、8cmディスク1
aを挿入口42に挿入する際の挿入ポイントが限られて
しまうという不具合があった。
【0011】また、従来の記録再生装置では、使用者が
本体40の挿入口42に記録媒体1を挿入した際に芯出
し手段60のピン66が記録媒体1の外周縁を強制的に
付勢して中心位置に芯出しするため、記録媒体1の縁部
に負荷が加わりダメージを与えてしまうという不具合が
あった。
【0012】さらに従来の記録再生装置では、記録媒体
1を中心位置に芯出しする芯出し手段60の構造が複雑
で所定の配置スペースを必要とするため、部品コストが
増加して装置全体が大型化してしまうという不具合があ
った。
【0013】本発明はこのような課題を解決し、本体内
の簡単な構造により異なる大きさの記録媒体に負荷を与
えることなく確実に芯出しすることができる低コストの
記録再生装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、本体の所定面に開口する挿入口から円盤
状の記録媒体を挿入して回転する移送ロ−ラにより本体
内のローディング位置に引き込む記録再生装置であっ
て、本体内に2本のローラからなる移送ローラを備え、
この移送ローラの2本のローラが挿入口の中心から両側
に延在するように配置し、この両端を挿入方向に向かっ
て所定の角度で傾けてV字状に屈曲して記録媒体を本体
内の中心に向かって移送するように設ける。
【0015】ここで、移送ローラは、2本のローラが挿
入口の中心でゴムなどの軟質材からなる円筒状の接続部
材により屈曲可能に接続、または、2本のローラを挿入
口の両側から片持ち支持の状態で延在して両端に各々駆
動手段を備えて回転可能に支持するいずれかにより形成
することが好ましい。また、移送ローラは、2本のロ−
ラが挿入口の中心から両側に向かって円錐状に広がるテ
ーパを有したゴムなどの軟質材からなる軟質部を備え、
この軟質部が記録媒体の外側のみに接して移送するよう
に設けることが好ましい。また、移送ローラの他の実施
の形態は、2本のロ−ラが挿入口の中心から両側に向か
って円柱状に延在するゴムなどの軟質材からなる軟質部
を有し、2本のロ−ラを記録媒体の表面に対して傾ける
ことで軟質部が記録媒体の外側のみに接して移送するよ
うに設けることが好ましい。また、記録媒体はCD、C
D−ROM、DVDなどの円盤状の媒体であり、本体は
カーステレオ、カーナビゲーションなどの電子機器であ
ることが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
による記録再生装置の実施の形態を詳細に説明する。図
1は、本発明による記録再生装置の実施の形態を示す一
部切り欠いた斜視図である。また、図2は、図1に示し
た移送ローラ20の構造を詳細に示す斜視図である。ま
た、図3は、図1に示した移送ローラ20により中心位
置の芯出しを行う状態を示す図であり、図3(a)は上
部から見た状態を、図3(b)は正面から見た状態を各
々示している。また、図4は、図1に示した本体10内
に記録媒体1を収納した状態を示す図であり、図4
(a)は8cmディスク1aを収納した状態を、図4
(b)は12cmディスク1bを収納した状態を各々示
している。
【0017】図1に示すように、本発明による記録再生
装置の実施の形態は、図6に示した従来技術と同様に、
カーステレオに採用したものであり、カーステレオの外
装を形成して所定面に円盤状の記録媒体1(8cmディ
スク1a及び12cmディスク1b;図3参照)を挿入
する挿入口12を備えた本体10と、挿入口12に挿入
された記録媒体1を本体10内に移送する移送ローラ2
0とを備えている。
【0018】ここで、記録媒体1は、円盤状に形成され
たCDであり、直径が8cmのディスク1aと、直径が
12cmのディスク1bとがある(図4参照)。また、
本体10は、移送ローラ20により内部に移送された8
cmディスク1a(図3参照)の縁に当接してターンテ
ーブル(図示せす)上に位置決めする第1突起部14
と、12cmディスク1b(図3参照)の縁に当接して
ターンテーブル上に位置決めする第2突起部16とを各
々上面から一体に突出させて設けている。また、本体1
0内には、第1突起部14に当接して位置決めした8c
mディスク1aの直径に合わせて両側に一定の間隔に配
置されて所定の傾斜面を備えて上面から突出する傾斜部
18を一体に形成している。
【0019】また、移送ローラ20は、図6に示した従
来技術とは異なり、本体10内の挿入口12近傍に配置
され、この挿入口12の中心から挿入方向に向かって所
定の角度θで略V字状に屈曲するように形成している。
この移送ローラ20は、図2に示すように、ゴムなどの
軟質材からなる円筒状の接続部材22と、この接続部材
22の両側に屈曲可能に接続する2本のローラ24とを
備えている。また、移送ローラ20のローラ24は、接
続部材22から両端に向かって円錐状に広がるテーパを
備えたゴムなどからなる軟質部24aを備えている。
【0020】このように形成された本発明による記録再
生装置の実施の形態を用いて、記録媒体1(8cmディ
スク1a及び12cmディスク1b)を再生する場合、
まず、使用者が記録媒体1を把持して、図3(a)に示
すように本体10の挿入口12(図1参照)に記録媒体
1を挿入する。これにより記録媒体1は、移送ローラ2
0の回転により本体10内に引き込まれる。この際、移
送ローラ20は、接続部材22を中心として両端を挿入
方向に所定の角度θに傾けて屈曲させているため、記録
媒体1を取り込む際に常に図3に示した中心Aに向かう
力(ベクトル)が発生する。即ち、記録媒体1は、8c
mディスク1a及び12cmディスク1bに係わらず挿
入口12に挿入することで、移送ローラ20によって中
心Aに向かう力が加わり自動的に中心位置が芯出しされ
る。
【0021】従って、本実施の形態では、図6に示した
従来技術の芯出し手段が不要になり、低コストで小型の
記録再生装置を得ることができる。また、図6に示した
従来技術の芯出し手段を使用した場合においても、弾性
部材により芯出し手段に所定の付勢力を与えなくても少
ない付勢によって記録媒体1の芯出しが可能となる。ま
た、移送ローラ20は、図3(b)に示すように、接続
部材22を中心とした両側に円錐状に広がるテーパを設
けており、記録媒体1の外周近傍のみに接して移送する
ため、記録媒体1表面の汚染を最小に抑えることができ
る。
【0022】その後、記録媒体1は、本体10内に移送
され、図4に示すように傾斜部18により8cmディス
ク1aと、12cmディスク1bとに各々判別されてタ
ーンテブル上(図示せず)に中心位置が位置決めされ
る。8cmディスク1aの場合は、図4(a)に示すよ
うに、本体10内で傾斜部18の間を通過して第1突起
部14に当接することで図示されていないターンテーブ
ル上に停止して中心位置が位置決めされる。一方、12
cmディスク1bの場合、図4(a)に示すように、本
体10内で傾斜部18に沿って下方向に摺動して第1突
起部14を通過し、第2突起部16に当接することでタ
ーンテーブル上に停止して中心位置が位置決めされる。
そして、この記録媒体1は、ターンテーブル上に載置さ
れて再生が可能となる。この際、移送ローラ20は、記
録媒体1の下方に退避させることはもちろんのことであ
る。
【0023】ここで、移送ローラ20は、図3(b)に
示したように、接続部材22を中心とする両側に向かっ
て円錐状に広がるテーパを備えた実施の形態を説明した
が、これに限定されるものではなく、例えば、円筒状に
形成することも可能である。図5は、このように円筒状
に形成した移送ローラの他の実施の形態を示す図であ
り、図5(a)は上部から見た状態を、図5(b)は正
面から見た状態を各々示している。
【0024】図5(a)に示すように、円筒状に形成し
た移送ローラの他の実施の形態は、図1に示した移送ロ
ーラと同様に、本体10内の挿入口12(図1参照)近
傍に配置され、挿入口12の中心から挿入方向に向かっ
て所定の角度θで略V字状に屈曲するように形成してい
る。そして、この移送ローラ30は、ゴムなどの軟質材
からなる円筒状の接続部材32と、この接続部材32の
両側に屈曲可能に接続する2本のローラ34とを備えて
いる。
【0025】また、移送ローラ30は、図1に示した移
送ローラとは異なり、接続部材32に装着する一端から
多端に向かって円柱状に延在するゴムなどの軟質材から
なる軟質部34aを備えている。この際、移送ローラ3
0は、図5(b)に示すように、記録媒体1との面接触
を避けるため、ローラ34を所定の角度αで傾斜させて
いる。従って、移送ローラ30は、ローラ34に円柱状
の軟質部34aを設け、このローラ34を図5(a)に
示したように接続部材32から両端に延在するローラ3
4を挿入方向に向かって所定の角度θで略V字状に屈曲
させるとともに、この挿入方向と直交する方向にも図5
(b)に示したように所定の角度αで屈曲させている。
【0026】このような移送ローラの他の実施の形態に
よると、挿入方向に対して所定の角度θで略V字状に屈
曲させているため、図1に示した移送ローラと同様の効
果を得ることができるとともに、ローラ34を挿入方向
と直交する方向に所定の角度αで傾きを持たせることに
より軟質部34aを円柱状の簡単な形状に形成でき製造
コストを低減することが可能になる。
【0027】以上、本発明による記録再生装置の実施の
形態を詳細に説明したが、本発明は前述した実施の形態
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で変更可能である。例えば、カーステレオに採用した本
発明による記録再生装置の実施の形態を説明したが、こ
れに限定されるものではなく、カーナビゲーションなど
の電子機器にも適用可能である。また、2本のローラを
挿入口の中心位置で接続部材により屈曲可能に接続した
実施の形態を説明したが、これに限定されるものではな
く、例えば、2本のローラを挿入口の両側から片持ち支
持の状態で延在させて両端に各々駆動手段を備えて回転
可能に支持しても良い。
【0028】
【発明の効果】このように本発明による記録再生装置に
よれば、記録媒体の芯出し動作を移送ローラのみで行え
るため、挿入口に挿入する記録媒体の大きさによって挿
入ポイントが規制されることが無くなる。また、本発明
による記録再生装置によれば、記録媒体の芯出し動作を
移送ローラのみで行えるとともに軟質部が記録媒体の外
周縁に当接して芯出し動作を行うため、記録媒体の縁部
に負荷を加えてダメージを与えることがなく、記録媒体
の汚染を最小に抑えることができる。さらに、本発明に
よる記録再生装置によれば、記録媒体の芯出し動作を移
送ローラのみで行うため、本体内に芯出し手段を新たに
設ける必要がなく小型化が可能になるとともに、装置全
体のコストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による記録再生装置の実施の形態を示す
一部切り欠いた斜視図。
【図2】図1に示した移送ローラの構造を詳細に示す斜
視図。
【図3】図1に示した移送ローラにより中心位置の芯出
しを行う状態を示す図。
【図4】図1に示した本体内に記録媒体を収納した状態
を示す図。
【図5】円筒状に形成した移送ローラの他の実施の形態
を示す図。
【図6】芯出し手段を備える従来の記録再生装置を示す
一部切り欠いた斜視図。
【図7】図6に示した芯出し手段を詳細に示す図。
【図8】図6に示した芯出し手段が8cmディスクを芯
出しする状態を示す図。
【図9】図6に示したC−C線の断面図を示す断面図。
【図10】図6に示した記録再生装置に12cmディス
クを挿入した状態を示す図。
【図11】図10に示した芯出し手段が12cmディス
クを芯出しする状態を示す図。
【図12】図10に示したE−E線の断面を示す断面
図。
【符号の説明】
1 記録媒体 1a 8cmディスク 1b 12cmディスク 10 本体 12 挿入口 14 第1突起部 16 第2突起部 18 傾斜部 20 移送ローラ 11 接続部材 24 ローラ 24a 軟質部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体の所定面に開口する挿入口から円盤
    状の記録媒体を挿入して回転する移送ロ−ラにより前記
    本体内のローディング位置に引き込む記録再生装置にお
    いて、 前記本体内に2本のローラからなる移送ローラを備え、
    この移送ローラの2本のローラが前記挿入口の中心から
    両側に延在するように配置し、この両端を挿入方向に向
    かって所定の角度で傾けてV字状に屈曲して前記記録媒
    体を前記本体内の中心に向かって移送するように設けた
    ことを特徴とする記録再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の記録再生装置におい
    て、 前記移送ローラは、前記2本のローラが前記挿入口の中
    心で軟質材からなる接続部材により屈曲可能に接続して
    いることを特徴とする記録再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の記録再生装置におい
    て、 前記接続部材は、ゴムなどの軟質材からなり円筒状に形
    成されて両端に前記2本のロ−ラを各々挿入して接続す
    ることを特徴とする記録再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の記録再生装置におい
    て、 前記移送ローラは、前記2本のローラが前記挿入口の両
    側から片持ち支持の状態で延在し、両端に各々駆動手段
    を備えて回転するように設けたことを特徴とする記録再
    生装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の記録再生装置におい
    て、 前記移送ローラは、前記2本のロ−ラが前記挿入口の中
    心から両側に向かって円錐状に広がるテーパを有したゴ
    ムなどの軟質材からなる軟質部を備え、この軟質部が前
    記記録媒体の外側のみに接して移送するように設けたこ
    とを特徴とする記録再生装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の記録再生装置におい
    て、 前記移送ローラは、前記2本のロ−ラが前記挿入口の中
    心から両側に向かって円柱状に延在するゴムなどの軟質
    材からなる軟質部を有し、前記2本のロ−ラを前記記録
    媒体の表面に対して傾けることで前記軟質部が前記記録
    媒体の外側のみに接して移送するように設けたことを特
    徴とする記録再生装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の記録再生装置におい
    て、 前記記録媒体はCD、CD−ROM、DVDなどの円盤
    状の媒体であり、前記本体はカーステレオ、カーナビゲ
    ーションなどの電子機器であることを特徴とする記録再
    生装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007080416A (ja) * 2005-09-15 2007-03-29 Polymatech Co Ltd ローディングローラ
JP2015022779A (ja) * 2013-07-17 2015-02-02 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント 光ディスクドライブ

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JP2007080416A (ja) * 2005-09-15 2007-03-29 Polymatech Co Ltd ローディングローラ
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