JP3992599B2 - ディスクプレーヤ - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、CDやDVD等のディスク(記録媒体)を再生等するためのディスクプレーヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、携帯型や車載型のディスクプレーヤが提案されている。また、近年においては、8cmディスクと12cmディスクの両方の再生が行なえるディスクプレーヤも提案されている(特許文献1参照)。更に、CDだけでなくDVDの再生も可能なディスクプレーヤが提案されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−143352号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このようなディスクプレーヤにおいて、イジェクト時にはディスクをクランプするクランパーを上げる動作を行なうことになるが、クランパーの先端側(最も高く上がる位置)をシャーシ上板に当てて位置決めしようとする場合、この当たりの力が強いと、クランパーが撓んでしまうおそれがある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明にかかるディスクプレーヤは、上記の課題を解決するために、ディスクをクランプするためのクランパーが押し上げ部材に押されることで後端部を支点に回動して浮上し、前記押し上げ部材が退避することで降下状態となるように設けられたディスクプレーヤにおいて、前記後端部が係合される係合穴内で前記後端部の上下動が許容されるように構成されたことを特徴とする。
【0006】
上記の構成によれば、前記クランパーが浮上してシャーシ上板に当たった以降の更なる押し上げに対して前記後端部が前記係合穴内で上方向に移動する(逃げる)ことができるので、クランパーの撓みを防止できる。
【0007】
前記係合穴内で前記後端部の左右方向移動が規制されるのがよい。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を図1乃至図11に基づいて説明する。
【0009】
(ディスクプレーヤの概要)
図1は各種駆動機構を省略した状態のディスクプレーヤ(シャーシ部)を示しており、同図(a)は平面図、同図(b)は正面図、同図(c)は右側面図である。ディスクプレーヤ本体部1(図1では本体シャーシ11が示される)は、シャーシベース101内に設けられている。前記本体シャーシ11はその下面側に設けられたコイルバネダンパー102(3カ所に配置している)によってシャーシベース101内で弾性的に支持される。シャーシベース101の正面側にはディスク装填口20が形成されている。ディスク装填口20には樹脂製の右ディスクガイド2R及び左ディスクガイド2Lが設けられおり、ディスク装填口20は概ねT字状を成す。右ディスクガイド2Rの上面右端と左ディスクガイド2Lの上面左端との距離は12cmディスクに対応する。右ディスクガイド2Rの内側壁面と左ディスクガイド2Lの内側壁面との距離は8cmディスクの直径よりも幾分狭くしてある。
【0010】
12cmディスクの挿入時動作と8cmディスクの挿入時動作には違いが存在する。これについては、後で詳述する。
【0011】
ここで、このディスクプレーヤにおいては、ディスク回転可能状態(プレイ状態)、ディスクの出し入れのための状態(イジェクト状態)、前記イジェクト状態とプレイ状態との間の移行状態が存在する。以下、各状態におけるディスク搬送関連の概要を図2及び図3に基づいて説明し、各状態におけるモータ12の駆動力伝達関連の概要を図3乃至図8に基づいて説明していく。
【0012】
▲1▼プレイ状態(ディスク搬送関連)
図2(a)に示しているように、クランパー3は降下状態となり、図示しないディスクがクランプされた状態となる。クランパー3は、その奥側に形成された支点部3a・3aを支点として揺動し、浮上状態と降下状態を形成する。クランパー3のフランジ部3bは、ディスク状を成して回転自在に設けられている。前記クランプ部3bに対面する位置にはディスク受け部4が配置されている。ディスク受け部4は、図示しないモータによって回転される。ディスクプレーヤ本体部1内に装填されたディスクは、その中心部がフランジ部3bとディスク受け部4とによってクランプされ、ディスク受け部4の回転によって回転する。
【0013】
ディスク装填口20の近傍にはディスクをディスクプレーヤ本体部1に出し入れするための搬送ローラ5が設けられている(図3参照)。プレイ状態では、搬送ローラ5はディスクの搬送を終えて、ローラ駆動機構部50による退避動作によってディスクから離間した状態をとる。
【0014】
ローラ駆動機構部50は、取付板51と、トーションばね52R・52Lと、第1ローラ用ギヤ53と、第2ローラ用ギヤ54と、第3ローラ用ギヤ55とを備えて成り、これらギヤ群はディスクプレーヤ本体部1の左側面に設けられている。第3ローラ用ギヤ55は、本体シャーシ11の左側面に固定された軸を中心にして回転自在に設けられている。この第3ローラ用ギヤ55に伝達ギヤ56(図3参照)から駆動力が伝達される。
【0015】
第2ローラ用ギヤ54は第3ローラ用ギヤ55に歯合すると共にリンクレバー57にて第3ローラ用ギヤ55の軸に係合している。第2ローラ用ギヤ54は回転及びその軸移動が可能となる。また、第1ローラ用ギヤ53は第2ローラ用ギヤ54に歯合すると共にリンクレバー58にて第2ローラ用ギヤ54の軸に係合している。第1ローラ用ギヤ53は回転及びその軸移動が可能となる。
【0016】
第1ローラ用ギヤ53の軸は取付板51に設けられている。取付板51はトーションばね52Lの支持軸を中心にして回動可能に設けられている。また、前述した搬送ローラ5は第1ローラ用ギヤ53の軸に連結されている。従って、取付板51の回動によって搬送ローラ5の位置が変化することになり、ディスク搬送状態とディスクからの退避状態とを形成することができる。
【0017】
本体シャーシ11の両側面位置にはスライダー6L・6Rが設けられている。図3(d)にスライダー6Lを拡大して示している(なお、この図3(d)はイジェクト状態を示している)。スライダー6Lは本体シャーシ11の側面に位置する本体部と、本体シャーシ11の上面側に位置する駆動補助部600とから成る。本体部と駆動補助部600との関係については、「モータ12の駆動力伝達関連の概要」において説明する。
【0018】
プレイ状態においては、スライダー6L・6Rは最も手前側に位置する。スライダー6L・6Rには傾斜状(段状)の第1ガイド溝61が形成されている。第1ガイド溝61には第1ローラ用ギヤ53の軸が係合している。スライダー6L・6Rが最も手前側に位置した状態では、図2(a)に示したように、第1ガイド溝61の下側(奥側)に第1ローラ用ギヤ53の軸が係合することになり、取付板51はトーションばね52L・52Rの付勢に抗して回動し、搬送ローラ5が下がってディスクから退避した状態となる。
【0019】
スライダー6L・6Rには傾斜状(段状)の第2ガイド溝62が形成されている。この第2ガイド溝62にロックレバー13L・13Rのガイド凸部13aが係合している。ロックレバー13L・13Rは、軸13bを中心に回動自在に設けられている。スライダー6L・6Rが最も手前側に位置した状態では、第2ガイド溝62の下側(奥側)にガイド凸部13aが係合することになり、ロックレバー13L・13Rの上端部13cはシャーシベース101の上面の係合穴(図示せず)から離脱する。従って、プレイ状態では前述したコイルバネダンパー102による本体シャーシ11の弾性支持状態が形成される。
【0020】
スライダー6Lには押し上げ突起64が形成されている。プレイ状態では、前記押し上げ突起64はクランパー3の係合片3cから離間することになり、クランパー3は降下状態となる。
【0021】
▲2▼移行状態(ディスク搬送関連)
移行の終りがけの状態(完全なイジェクトの少し前の状態)を図2(b)に示している。この移行状態においては、スライダー6L・6Rは奥側に位置する。図の状態では、第1ガイド溝61の手前側箇所に第1ローラ用ギヤ53の軸が係合し、取付板51はトーションばね52L・52Rの付勢を受けて回動し、搬送ローラ5を上方向に移動させる。また、この状態では、第2ガイド溝62の上段部にガイド凸部13aが係合し、ロックレバー13L・13Rの上端部13cはシャーシベース101の上面の係合穴に係合することになり、コイルバネダンパー102による本体シャーシ11の弾性支持が解除される(本体シャーシ11はシャーシベース101に位置決め固定される)。また、この状態では、押し上げ突起64がクランパー3の係合片3cに当接し、クランパー3を浮上させる。
【0022】
▲3▼イジェクト状態(ディスク搬送関連)
イジェクト状態ではスライダー6L・6Rは最も奥側に位置する。この状態では、第1ガイド溝61の最も手前側に第1ローラ用ギヤ53の軸が係合することになり、搬送ローラ5は最も上位置に移動し、ディスク搬送可能状態となる。第1ガイド溝61の手前側部分は高さ方向に幾分大きく形成されており、第1ローラ用ギヤ53の軸移動(搬送ローラ5の移動)が許容される。すなわち、ディスクが挿入される際にはこのディスクに押されて搬送ローラ5は幾分下がることができる。また、このイジェクト状態では、本体シャーシ11の位置決め固定状態が維持されると共に、クランパー3を浮上させた状態が維持される。
【0023】
▲4▼イジェクト状態(モータ12の駆動力伝達関連)
図3(a)(b)(c)(d)及び図4にはイジェクト状態が示されている。この状態でディスクをプレーヤ本体部1に装填することができる。ディスクがディスク装填口20に挿入されたことがセンサー14によって検出されると、モータ12に電力が供給され、モータ12は回転する。モータ12の軸に設けられたウォームギヤ70を介して駆動力が第1ギヤ72に伝えられる。
【0024】
図10(a)にも示しているように、第1ギヤ72の小ギヤ部には第2ギヤ73が歯合されている。第2ギヤ73は回動プレート71に設けられている。回動プレート71は第1ギヤ72の軸を中心にして回動する。第2ギヤ73は第3ギヤ74の大ギヤ部に歯合している。第3ギヤ74の小ギヤ部は第4ギヤ75の大ギヤ部に歯合している。第4ギヤ75の小ギヤ部は、駆動補助部600に形成されたラック部600aに歯合し得るように設けられている。また、第3ギヤ74の大ギヤ部はローラギヤ切り離し機構76におけるギヤ76bに歯合している。ギヤ76bはギヤ76cに歯合している。ギヤ76cは伝達ギヤ56に歯合し得るように設けられている。ギヤ76bは可動プレート76a上に設けられている。可動プレート76aはギヤ76bの軸を中心にして回動する。
【0025】
図3(a)に示しているように、ディスクプレーヤ本体部1の上面側にはディスク感知レバー15が設けられている。ディスク感知レバー15は軸15aを中心にして回動する。ディスクを更に押し込んでいくと、8cmディスクであれば突起15bに当たってディスク感知レバー15を反時計回りに回動させることになり、12cmディスクであれば突起15cに当たってディスク感知レバー15を反時計回りに回動させることになる。この回動によって、作動突起15dは、駆動補助部600の当たり部600bを押す。
【0026】
駆動補助部600は、スライダー6Lに対して、スライド方向に所定距離だけ図示しないばねに抗して移動できるように設けられている。このため、前記作動突起15dが駆動補助部600の当たり部600bを押すと、駆動補助部600だけが小さな力で前記ばねに抗して移動し、そのラック部600aが第4ギヤ75の小ギヤ部に歯合する。第4ギヤ75の駆動力で駆動補助部600が更に移動すると、駆動補助部600の一部が、スライダー6Lの一部に当たり、スライダー6Lをスライドさせることになる。
【0027】
駆動補助部600にはガイド溝600cが形成されている。イジェクト状態においては、ガイド溝600cの入り口に可動プレート76aに形成された第1突起76dが位置している。また、このイジェクト状態においては、可動プレート76aに形成された第2突起76eは、回動プレート71に形成された突起71aに係合されている(図10(a)参照)。
【0028】
▲5▼移行状態(モータ12の駆動力伝達関連)
駆動補助部600が移動することにより、図5及び図6に示すように、第1突起76dがガイド溝600c内に案内される。これにより、可動プレート76aが反時計回りに回動し、ギヤ76cは伝達ギヤ56から離間する(ローラギヤ切り離し)。また、可動プレート76aが反時計回りに回動することにより、第2突起76eと突起71aとの係合が解除される。
【0029】
▲6▼プレイ状態(モータ12の駆動力伝達関連)
係合が解除された回動プレート71は、ギヤ72の回動による慣性により、図7に示すように、自ら時計回りに回動する。そして、ギヤ73がダミーギヤ(歯車の歯一つ分)に歯合することで更に回動し、ギヤ73がラック駆動ギヤ18に歯合する。
【0030】
ロックレバー17は軸17bを中心にして回動自在に設けられており、トーションばね17cによって反時計回りに付勢させれている。ロックレバー17の左側位置(反時計回りで下がる側)には第1係止突起17aが設けられている。この第1係止突起17aは、回動プレート71の周面に当接しているが、回動プレート71が時計回りに回動したことで、図10(b)にも示すように、前記周面に形成されている凹部71bに係止突起17aが係合する。これにより、プレイ状態では、モータ12の駆動力をラック駆動ギヤ18に伝える状態が保持されることになる。また、ロックレバー17の右側位置(反時計回りで上がる側)には第2係止突起17dが設けられている。この第2係止突起17dは、ラック機構30の凹部30aから離脱する。これにより、プレイ状態ではラック機構30の動作が許容される。
【0031】
ラック機構30はユニバーサルジョイント31を介して光ピックアップベース32に連結されている。図7に示しているように、光ピックアップベース32は2本のシャフト33A・33Bに案内されてスライドする。2本のシャフト33A・33Bは、取付ベース34A・34B・34C・34Dによって本体シャーシ11に支持されている。また、シャフト33Aの一端(本体シャーシ中央側)は、高さ調整機構35Cに連結されており、シャフト33Bの両端は、高さ調整機構35A・35Bに連結されている。高さ調整機構35A・35B・35Cを調節することにより、光ピックアップベース32の姿勢を調整することができる。光ピックアップベース32とラック機構30とがユニバーサルジョイント31を介して連結されるため、光ピックアップベース32の姿勢が変化しても、ラック機構30の姿勢が変化することはない。
【0032】
上述したプレイ状態からイジェクト状態に移行するときには、ギヤ72は反時計回りに回転し、これによってラック駆動ギヤ18も反時計回りに回転し、ラック機構30は光ピックアップベース32を中心部へ移動させる。これにより、図8に示しているように、ラック機構30の当たり部30bがロックレバー17の凸部17eを押す。このため、ロックレバー17は時計回りに回動し、第2係止突起17dはラック機構30の凹部30aに係合する。これにより、イジェクト状態に移行するときにはラック機構30は固定された状態となる。また、ロックレバー17が時計回りに回動することで、第1係止突起17aは凹部71bから離脱する。ギヤ72は反時計回りに回転しているため、回動プレート71はギヤ72の回転の慣性で反時計回りに回動し、ギヤ73が第3ギヤ74に歯合する(図4参照)。
【0033】
図1(a)に示したように、ディスク装填口20には右ディスクガイド2R及び左ディスクガイド2Lが設けられおり、ディスク装填口20は概ねT字状を成す。12cmディスクD1の挿入時には、図9に示すように、当該ディスクは右ディスクガイド2Rの上面及び左ディスクガイド2Lの上面に案内され、略水平状態を保ったままプレーヤ本体部1内に搬送されることになる。なお、搬送ローラ15は12cmディスクD1に押されて幾分下がり(8cmディスクD2のときも同様)、ディスクD1との接触状態を保ってディスクD1を搬送することになる。一方、8cmディスクD2は、その直径近傍部分においてはディスクガイド2R・2Lの上面に載ることができるが、直径近傍部分がプレーヤ本体部内に入り込むと、ディスクガイド2R・2Lによる支えが無くなり、8cmディスクD2の後端の下がりが許容され、先端側が上方向に向くことになる。
【0034】
シャーシベース101の上板の下面には、突起101b・101bが形成されている。また、クランパー3の下面には突起3d・3dが形成されている。上方向に向いて進む8cmディスクD2の先端側は、突起101b・101b(或いは、突起3d・3d)に当たり、ディスクD2はその中心部がディスク受け部4上に位置した状態で停止する。なお、突起101b・101bと突起3d・3dはいずれかが形成されていればよい。
【0035】
(要部の詳細な説明)
▲7▼クランパー関連
図9はクランパー3の支持機構を簡略化して示した斜視図である。本体シャーシ11の奥壁部には、角穴11c・11cが形成されており、この角穴11c・11cにクランパー3の支点部3a・3aが係合されている。角穴11c内で支点部3a・3aの上下方向移動は許容され、左右方向移動は規制されるようになっている。また、本体シャーシ11の奥側の左右位置には、立設部11a・11aが形成されている。各立設部11aの上端部には、垂直切欠きが形成されており、この垂直切欠きにクランパー3のサイド凸部3e・3eが係合されている。垂直切欠き内でサイド凸部3e・3eの上下移動は許容され、前後方向移動は規制される。
【0036】
前述したごとく、イジェクト状態ではスライダー6Lは最も奥側に位置する。この状態では、押し上げ突起64がクランパー3の係合片3cに当接し、クランパー3を浮上させる。このとき、クランパー3の先端側(フランジ部3b側)はシャーシベース101の上板に押し当てられて位置決めされるが、この押圧力が強いとクランパー3に撓みが生じる可能性がある。そして、クランパー3の浮上動作が何度も繰り返されると、クランパー3を構成する金属に疲労が生じるおそれがある。図10(b)の比較参考図に示すように、角穴11c′の高さが支点部3aの厚みと同等であると、クランパー3の浮上時の最上位置は、クランパー3の支点部3aと押し上げ突起64の位置関係によって決まり、前記最上位置とシャーシベース101との位置関係に誤差があると、前述したように、クランパー3に撓みが生じる可能性がある。この実施形態においては、角穴11cの高さは支点部3aの厚みよりも高くしており、角穴11c内で支点部3a・3aの上下方向移動が許容される。従って、クランパー3が浮上してシャーシベース101の上板に当たったときには、図10(a)に示しているように、支点部3a・3aは角穴11c内で浮くことが許される。この浮きが許されることにより、クランパー3の先端側がシャーシベース101の上板の当たったときの押圧力は弱くなり、クランパー3が撓むことはない。すなわち、クランパー3の先端側をシャーシベース101の上板に当てて位置決めを行いつつ、この当たりによるクランパー3の撓みを回避できることになる。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明であれば、クランパーの先端側をシャーシ上板に当てて位置決めを行いつつ、この当たりによるクランパーの撓みを回避できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態のディスクプレーヤ(駆動機構を省略している)を示した図であって、同図(a)は平面図、同図(b)は正面図、同図(c)は右側面図である。
【図2】 同図(a)はプレイ状態を示した側面図、同図(b)は移行状態(イジェクトの少し前段階の状態)を示した側面図である。
【図3】この発明の実施形態のディスクプレーヤ(駆動機構を記載している)を示した図であって、同図(a)は平面図、同図(b)は左側面図、同図(c)は右側面図、同図(c)は右側面の説明図である。
【図4】この発明の実施形態のディスクプレーヤの平面図である。
【図5】この発明の実施形態のディスクプレーヤの平面図である。
【図6】この発明の実施形態のディスクプレーヤの平面図である。
【図7】この発明の実施形態のディスクプレーヤの平面図である。
【図8】この発明の実施形態のディスクプレーヤの平面図である。
【図9】クランパー等を示した概略の斜視図である。
【図10】クランパーの回動動作を示した説明図であり、同図(a)はこの発明の実施形態を示した図であり、同図(b)は比較のための参考図である。
【図11】同図(a)は図4に対応させた説明図であり、同図(b)は図7に対応させた説明図である。
【符号の説明】
1 プレーヤ本体部
2R 右ディスクガイド
2L 左ディスクガイド
3 クランパー
3a 支点部
3e サイド凸部
5 搬送ローラ
6R スライダー
6L スライダー
11 本体シャーシ
11c 角穴
12 モータ
20 ディスク装填口
21 規制プレート
P1 接触ガイド部
P2 ストッパ部
30 ラック機構
31 ユニバーサルジョイント
101 シャーシベース

Claims (2)

  1. 案内溝付きのスライダーにて駆動される押し上げ部材を有し、ディスクをクランプするためのクランパーが、前記スライダーによる直接駆動ではなくて前記押し上げ部材によって押されることで後端部を支点に回動して浮上し、前記押し上げ部材が退避することで降下状態となるように設けられたディスクプレーヤにおいて、前記後端部が係合される係合穴内で前記後端部の上下動が許容されており、前記クランパーの押し上げに際して該クランパーがその上方に位置する部材に当たって浮上が制限されると前記後端部が上方に移動されることを特徴とするディスクプレーヤ。
  2. 請求項1に記載のディスクプレーヤにおいて、前記係合穴内で前記後端部の左右方向移動が規制されることを特徴とするディスクプレーヤ。
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