JP2015021238A - 車両ドア開閉装置及びその制御方法 - Google Patents

車両ドア開閉装置及びその制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015021238A
JP2015021238A JP2013148109A JP2013148109A JP2015021238A JP 2015021238 A JP2015021238 A JP 2015021238A JP 2013148109 A JP2013148109 A JP 2013148109A JP 2013148109 A JP2013148109 A JP 2013148109A JP 2015021238 A JP2015021238 A JP 2015021238A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
user
vehicle
electrostatic sensor
vehicle door
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013148109A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6167713B2 (ja
Inventor
岳彦 杉浦
Takehiko Sugiura
岳彦 杉浦
啓 桐山
Hiroshi Kiriyama
啓 桐山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP2013148109A priority Critical patent/JP6167713B2/ja
Priority to US14/329,148 priority patent/US9475369B2/en
Priority to EP14177018.0A priority patent/EP2848441B1/en
Publication of JP2015021238A publication Critical patent/JP2015021238A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6167713B2 publication Critical patent/JP6167713B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

【課題】ユーザの利便性を向上させ、ユーザの安全性を保つ車両ドア開閉装置を提供する。【解決手段】互いに離隔して車両に設置された少なくとも2つのセンサ部101Bからなり、ユーザ201の足部201aを検知する下段静電センサと、下段静電センサの上段に設置され、ユーザの足部を除く身体201bを検知する上段静電センサ102と、センサ部の1つからの検知信号及び上段静電センサからの検知信号を入力する場合には、車両のドア104を開駆動又は閉駆動するための駆動信号をドアの駆動装置104Aへ出力するが、センサ部の2つ以上から検知信号を入力する場合には、駆動信号を駆動装置へ出力しない制御部103Cを備えた車両ドア開閉装置を提供する。【選択図】図3B

Description

本発明は、車両下部に設置された静電センサ及び車両側部に設置されたセンサを備えた車両ドア開閉装置及びその制御方法に関する。
従来より、車両ドアの開閉のために車両下部に設けられた電波式センサを用いて、ユーザの足部を検知し、それを基に車両ドアの開閉を行う技術が知られている(特許文献1参照)。特許文献1の技術において、リアバンパやサイドのシルカバーに開けられた凹部に、検知センサが地面方向を向くように設けられ、そして、検知センサがユーザの足部を検知すると、対応する車両ドアが自動的に開けられる。
特開2005−133529号公報
特許文献1の技術では、車両ドアを開けるための検知センサを作動させるためにユーザは車両にほぼ接する程度に近づく必要がある。車両ドアが自動的に開き始めると、ユーザは、検知センサを作動させるために車両ドアにほぼ接する程度に近づいた後、自動的に開いてくる車両ドアとの衝突を避けるために、すぐに車両から十分に離れる必要がある。また、ユーザが両手に大きな荷物を持っている場合には、検知センサを作動させるために車両に十分近づくことが困難である。このように、従来技術は、ユーザにとって利便性や安全性の点で問題がある。
そこで、本発明は、ユーザの利便性を向上させ及びユーザの安全性を保つ車両ドア開閉装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、互いに離隔して車両に設置された少なくとも2つのセンサ部からなり、ユーザの足部を検知する下段静電センサと、下段静電センサの上段に設置され、ユーザの足部を除く身体を検知する上段静電センサと、センサ部の1つからの検知信号及び上段静電センサからの検知信号を入力する場合には、車両のドアを開駆動又は閉駆動するための駆動信号をドアの駆動装置へ出力するが、センサ部の2つ以上から検知信号を入力する場合には、駆動信号を該駆動装置へ出力しない制御部と、を備えた車両ドア開閉装置を提供する。
本発明によれば、車両下部に設置された下段静電センサ及び上段静電センサの両方によるユーザの検知に応じて車両ドアの開閉が行われるため、車両ドアの開閉に伴うユーザの利便性が向上される。また、下段静電センサ及び上段静電センサの両方によるユーザの検知に応じて車両ドアの開閉が行われるため、下段静電センサのみによる小動物や物体等の検知に起因する車両ドア開閉の誤作動の可能性が低減される。また、下段静電センサの少なくとも2つのセンサ部でユーザを検知すると車両ドアの開閉が開始されない又は停止されるため、ユーザの安全性が保たれる。
本発明の第1実施形態に係る車両の模式図である。 本発明の第1実施形態に係る車両ドア開閉装置のブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る車両ドア開閉装置の使用の概念図である。 本発明の第1実施形態に係る車両ドア開閉装置の使用の概念図である。 本発明の第1実施形態に係る車両ドア開閉装置の使用の概念図である。 本発明の第1実施形態に係る制御装置の制御フローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る車両ドア開閉装置の使用の概念図である。 本発明の第2実施形態に係る車両ドア開閉装置の使用の概念図である。 本発明の第2実施形態に係る車両ドア開閉装置の使用の概念図である。 本発明の第2実施形態に係る制御装置の制御フローチャートである。 本発明のその他の実施形態に係る車両の模式図である。 本発明のその他の実施形態に係る車両の模式図である。
以下、本発明を実施するための例示的な実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。ただし、以下の実施形態で説明する寸法、材料、形状、構成要素の相対的な位置等は任意であり、本発明が適用される装置の構造又は様々な条件に応じて変更できる。また、特別な記載がない限り、本発明の範囲は、以下に説明される実施形態で具体的に記載された形態に限定されるものではない。なお、以下で説明する図面で、同機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略することもある。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態では、ユーザが車両のバックドア(開けられるべき車両ドア)に近づき、リアバンパ内部に設置された下段静電センサ及び上段静電センサへ向けて足部及び身体をかざすと、自動的にバックドアが開閉されることを実現する車両ドア開閉装置に関する。
<構成>
本実施形態に係る車両ドア開閉装置の構成要素及びそれらの機能について説明する。図1は、本実施形態に係る車両ドア開閉装置100を備えた車両1の側面模式図(a)及び背面模式図(b)であり、図2は、本実施形態に係る車両ドア開閉装置100のブロック図である。
図2に示されるように、本実施形態に係る車両ドア開閉装置100は、下段静電センサ101、上段静電センサ102及び制御装置103を備える。下段静電センサ101は、3つのセンサ部に分割されており、それぞれを左センサ部101A、中センサ部101B及び右センサ部101Cと称する。なお、下段静電センサ101は、3つのセンサ部を備える構成に限定されず、左センサ部101A、中センサ部101B及び右センサ部101Cのうちの少なくとも2つのセンサ部を備えていればよい。
下段静電センサ101の各センサ部101A〜101C及び上段静電センサ102は、それぞれ、センサ電極を含み、該センサ電極と検知対象(ユーザ)との間の静電容量変化を検知する受動的な静電センサ又は該センサ電極間に電場を発生させ検知対象に起因する該電場の変化を検知する能動的な静電センサである。下段静電センサ101の各センサ部101A〜101C及び上段静電センサ102は、それぞれ、各々のセンサ電極から所定の範囲までのセンシング領域101a、101b、101c、102aを有する(図3A参照)。ここで、センシング領域とは静電センサが検知対象を検知できる範囲のことである。公式C=εS/d(C:静電容量、ε:誘電率、S:電極面積、d:電極間距離)によると、センサ電極の面積を適宜調整することにより、該センシング領域101a〜101c、102aの大きさを調整することができる。また、下段静電センサ101の各センサ部101A〜右センサ部101C及び上段静電センサ102における容量変化に基づき、検知対象とそれぞれのセンサ電極との間の距離も測定することができる。下段静電センサ101の各センサ部101A〜101C及び上段静電センサ102は、それぞれのセンサ電極の極近傍(センサ電極に接する部分)にある検知対象をも検知することができる。そのため、センサ電極近傍における検知エラーを低減でき、ユーザの利便性の向上に資する。
図1(b)に示されるように、下段静電センサ101の各センサ部101A〜101C及び上段静電センサ102は、車両1のリアバンパ(バックドア、アンダーカバー又はリアガーニッシュ等であってもよい)105内部に上下段に分けられ設置されている。リアバンパ105内部の下段には、所定の間隔で、左側に左センサ部101A、中程に中センサ部101B、及び右側に右センサ部101Cが設置され、リアバンパ105内部の上段であって下段静電センサ101の上部には、車両1の横幅にわたって上段静電センサ102が設置されている。下段静電センサ101の左センサ部101A、中センサ部101B及び右センサ部101Cそれぞれの間の間隔は、好ましくは、一般的な人の脚部の幅以上であり、隣接するセンサ部どうしが、バックドア104の前に立つ人の同じ脚部を検知することがないように設計されるようにする。
一般的に、光や電波によるセンシング領域とは異なり静電センサのセンシング領域は樹脂の影響をほとんど受けないので、本実施形態のように下段静電センサ101及び上段静電センサ102は樹脂製のリアバンパ105内部に設置されることができる。そして、リアバンパに形成された凹部に電波センサを露出して設置する従来の構成に比べて、下段静電センサ101及び上段静電センサ102をリアバンパ105内部に設置する本実施形態の構成は、泥や塵埃の堆積によるセンシング性能の低下を低減し、デザイン上の優位性も提供することができる。
制御装置103は、演算部や記憶領域を備えるコンピュータであり、認証部103A、変換部103B及び制御部103Cを含む。制御装置103は、下段静電センサ101、上段静電センサ102及びIDキー202からの信号を入力し処理する。そして、制御装置103は、その処理結果に基づき、バックドア(BD)駆動装置104Aに駆動信号を出力し、光音発生装置106に制御信号を出力する。制御装置103からの駆動信号に応じて、BD駆動装置104Aは車両1のバックドア104を開駆動又は閉駆動させる。また、光音発生装置106は、制御装置103からの制御信号に応じて光や音を発生し、ユーザに注意を知らせる。
認証部103Aは、IDキー202からアンテナ(不図示)を介して信号を受信し、車両1のユーザを認証する(認証の成功)。認証部103Aにおける認証が成功した場合に、車両ドア開閉装置100が作動するようにしてもよい。変換部103Bは、プリアンプ、A/Dコンバータ等を備え、下段静電センサ101及び上段静電センサ102から出力された静電容量の変化を表す信号をデジタルデータ等の信号に変換する。制御部103Cは、該変換された信号を処理し、それを基に、BD駆動装置104Aに駆動信号を出力し、また、光音発生装置106に制御信号を出力する。また、制御部103Cは、下段静電センサ101及び上段静電センサ102を監視し、それらの検知状態を適宜判断する。さらに、制御部103Cは、BD駆動装置104Aを監視し、バックドア104の開閉状態を適宜判断する。
図3A(a)は、車両ドア開閉装置100を使用するユーザ201と各センサとの関係を示すために車両1を背部から見た概念図であり、図3A(b)は、ユーザ201と各静電センサのセンシング領域との関係を示すために車両1を上空から見た概念図である。図3Bは、図1のA−A線断面図を基に、車両ドア開閉装置100がユーザ201によって使用される状態を表す概念図である。
図3A(a)に示されるように、本実施形態では、ユーザ201が足部201aを下段静電センサ101の1つのセンサ部(例えば中センサ部101B)へ向けた状況が想定され、中センサ部101B及び上段静電センサ102がユーザ201の足部201a及びユーザの身体(足部を除く)201bを検知することにより、バックドア104の開閉が行われる。
図3A(b)に示されるように、下段静電センサ101の各センサ部101A〜101C及び上段静電センサ102のセンシング領域101a〜101c、102aの横幅は、それぞれのセンサの横幅に概ね相当するように構成されることができる。そのため、該センシング領域101a〜101c、102aどうしが互いに交わらないように構成される。
また、図3Bに示されるように、下段静電センサ101の中センサ部101Bのセンシング領域101bは、鉛直方向に対して所定の角度を有するように車両1の外側へ向けられている。なお、下段静電センサ101の左センサ部101A及び右センサ部101Cのセンシング領域101a、101cについても同様である。下段静電センサ101は、ユーザ201の足部201aを検知し、ユーザ201によるバックドア104の開閉意思を判断するために用いられる。下段静電センサ101の各センサ部101A〜センサ部101Cのセンシング領域101a〜101cの最大距離は、限定されないが10cm〜20cmであってもよい。
上段静電センサ102のセンシング領域102aは、車両1の外側に向けられ、下段静電センサ101のセンシング領域の上方であって、ユーザの身体201b(図の例ではユーザの脚部)を検知できる高さにある。ユーザ201が足部201aを下段静電センサ101のいずれかのセンサ部のセンシング領域に入れたときに、上段静電センサ102は、ユーザ201の身体201bを検知する。そのため、上段静電センサ102は、下段静電センサ101とともに、ユーザ201によるバックドア104の開閉意思を判断するために用いられる。そのため、下段静電センサ101が犬等の小動物やボール等の物体を検知した場合にバックドア104が開閉されてしまうという誤作動の可能性が低減される。上段センサ102のセンシング領域102aの最大距離は、限定されないが10cm〜1mであってもよい。
下段静電センサ101の各センサ部101A〜101C及び上段静電センサ102のセンシング領域101a〜101c、102aの大きさ及び方向は、バックドア104の開閉軌道104bに基づき設計されてもよいし、ユーザ201の好みに応じて適宜調整可能なようにしてもよい。ここで、バックドア104の開閉軌道104bは、バックドア104の開放端が開閉の際に描く軌道のことである。
<作用>
本実施形態に係る車両ドア開閉装置100の構成要素間の作用について説明する。本実施形態では、下段静電センサ101の1つのセンサ部(例えば中センサ部101B)がユーザ201の足部201aを検知し、上段静電センサ102がユーザ201の身体201bを検知すると、車両ドア開閉装置100がバックドア104を全開する又は閉じる構成をとる。
まず、IDキー202を持つユーザ201が車両1の所定の範囲内に近づくと、制御装置103の認証部103Aはアンテナ(不図示)を介してIDキー202と通信する。認証部103Aは、IDキー202からの信号を基に、ユーザ201を車両1のユーザと認証する(認証の成功)。このとき、制御部103Cが、光音発生装置106に制御信号を出力し、該制御信号に応じて光音発生装置106が、光や音を発してユーザ201に認証が成功した旨を知らせても良い。また、認証部103Aにおける認証が成功する場合に、車両ドア開閉装置100が作動するようにしてもよい。
制御部103Cは、下段静電センサ101の各センサ部及び上段静電センサ102を監視し、それぞれのセンサの検知状態を確認する。ユーザ201が足部201aを下段静電センサ101の1つのセンサ部(ここでは中センサ部101B)のセンシング領域101bに入れると、中センサ部101Bは、それを検知し、変換部103Bへ検知信号を出力する。この際、中センサ部101Bの検知開始(トリガ)条件として、ユーザ201の足部201aが該センシング領域101b内に数秒間維持されること又は複数回出し入れされることとしてもよい。こうすることで、ユーザ201のドアの開閉意思がいっそう明確になる。そして、制御部103Cは、変換部103Bで変換された検知信号を処理し、開駆動又は閉駆動のための駆動信号をBD駆動装置104Aに出力する。それに応じて、BD駆動装置104Aは、バックドア104を開駆動又は閉駆動する。
図4(b)に示されるように、下段静電センサ101の少なくとも2つのセンサ部(例えば、左センサ部101A及び中センサ部101B、又は、中センサ部101B及び右センサ部101C)のセンシング領域にわたってユーザ201が存在する場合、該少なくとも2つのセンサ部の両方がユーザ201を検知することになる。例えば図4(a)に示されるように、ユーザ201がバックドア104の前で屈んでいる場合にバックドア104が自動的に開閉されると、バックドア104がユーザ201に衝突し、ユーザ201の安全性が保たれない虞がある。そのため、下段静電センサ101の少なくとも2つのセンサ部の両方がユーザ201を検知する場合には、制御部103Cは、バックドア104の開閉を開始しない又は停止する。
図5は、本実施形態に係る車両ドア開閉装置100の制御装置103による制御フローチャートである。
ステップS501:認証部103Aはアンテナ(不図示)を介してIDキー202と通信し、IDキー202からの信号を基に、車両1のユーザを認証する(認証の成功)。なお、バックドア104がすでに開いている場合には、この認証ステップは省略されてもよい。
ステップS502:制御部103Cは、下段静電センサ101及び上段静電センサ101を監視し、下段静電センサ101の各センサ部101A〜101C及び上段静電センサ102の検知状態を判断する。
ステップS503:下段静電センサ101の1つのセンサ部(例えば、中センサ部101B)からの検知信号が変換部103Bで変換され、制御部103Cは、該変換された検知信号を入力する。
ステップS504:制御部103Cは、下段静電センサ101の左センサ部101A又は右センサ部101Cからも検知信号を入力しているかどうかを判断する。下段静電センサ101の少なくとも2つのセンサ部(例えば、左センサ部101A及び中センサ部101B、又は、中センサ部101B及び右センサ部101C)がユーザ201を検知している場合には、制御部103Cは、バックドア104の開閉を行わない(ステップS504のYes)。このときに、制御部103Cは、光音発生装置106を制御し、音を鳴らしてユーザ201に注意を促すようにしてもよい。そして、車両ドア開閉装置100の作動は終了する。
ステップS505:上段静電センサ102からの検知信号が変換部103Bで変換され、制御部103Cは、該変換された検知信号を入力する。このとき、制御部103Cは、光音制御装置106を制御し、音を鳴らしてユーザ201に検知されたことを知らしてもよい。
ステップS506:制御部103Cは、BD駆動装置104Aを監視し、バックドア104の開閉状態を判断する。
ステップS507:バックドア104が閉じている場合、制御部103Cは、BD駆動装置104Aに駆動信号を出力し、それに応じてBD駆動装置104Aはバックドア104を解錠する。
ステップS508:制御部103Cは、BD駆動装置104Aに駆動信号を出力し、それに応じてBD駆動装置104Aは、バックドア104を開駆動する。バックドア104の開駆動中に、下段静電センサ101の少なくとも2つのセンサ部がユーザ201を検知する場合には、制御部103Cは、バックドア104の開駆動を停止するための駆動停止信号をBD駆動装置104Aに出力し、それに応じてBD駆動装置104Aはバックドア104の駆動を停止するようにしてもよい。
ステップS509:バックドア104が全開すると、車両ドア開閉装置100の作動は終了する。
ステップS510:バックドア104が開いている場合、制御部103Cは、BD駆動装置104Aに駆動信号を出力し、それに応じてBD駆動装置104Aはバックドア104を閉駆動する。バックドア104の閉駆動中に、下段静電センサ101の少なくとも2つのセンサ部がユーザ201を検知する場合には、制御部103Cは、バックドア104の閉駆動を停止するための駆動停止信号をBD駆動装置104Aに出力し、それに応じてBD駆動装置104Aはバックドア104の駆動を停止するようにしてもよい。
ステップS511:バックドア104の閉駆動が終了すると、制御部103CはBD駆動装置104Aに駆動信号を出力し、それに応じてBD駆動装置104Aはバックドア104を施錠する。そして、車両ドア開閉装置100の作動は終了する。
なお、上記各ステップの順番は用途に応じて適宜変更できるものである。
本実施形態に係る車両ドア開閉装置は、下段静電センサ及び上段静電センサの両方によるユーザの検知に応じてバックドアの開駆動又は閉駆動を行うため、下段静電センサによる小動物や物体等の検知に起因するバックドアの開閉の誤作動の可能性を低減する。また、本実施形態に係る車両ドア開閉装置は、下段静電センサ及び上段静電センサの両方によるユーザの検知に応じてバックドアの開駆動又は閉駆動を行うため、バックドアの開閉に伴うユーザの利便性を向上させる。また、本実施形態に係る車両ドア開閉装置は、下段静電センサの少なくとも2つのセンサ部でユーザを検知すると車両ドアの開閉を開始しない又は停止するため、ユーザの安全性を保つができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態に係る車両ドア開閉装置は、下段静電センサのいずれのセンサ部でユーザの足部を検知するかにより、バックドアの全開又は半開をユーザに選択させることを可能にする車両ドア開閉装置に関する。ここで、「半開」とは、バックドアが閉じた状態から全開した状態までの途中で停止した状態をいう。
本実施形態に係る車両ドア開閉装置100の構成要素及びそれらの機能並びに構成要素間の作用は、第1実施形態と同様であり、その説明は省略され、本実施形態に特徴的な点が以下に説明される。
図6A(a)は、車両1の斜め後方に位置するユーザ201により車両ドア開閉装置100が使用される状態を表す概念図であり、図6A(b)は、ユーザ201と各静電センサのセンシング領域との関係を示すために車両1を上空から見た概念図である。図6Bは、車両1の側面から見た、車両ドア開閉装置100がユーザ201によって使用される状態を表す概念図である。
本実施形態では、図6A及び図6Bに示されるように、下段静電センサ101の左センサ部101A(又は右センサ部101C)及び上段静電センサ102によりユーザ201の足部201aを検知することによりバックドア104を開ける場合には、バックドア104は全開せずに半開する。例えば図6Cに示されるように、車両1の背部に車庫600の壁601が迫り、車両1の天井に車庫600の天井602が迫っている状況では、全開するとバックドア104は壁601や天井602に衝突する虞がある。このような場合に、本実施形態に係る車両ドア開閉装置100を使用するユーザ201は、バックドア104を開けるための下段静電センサ101のセンサ部101A〜101Cを選択することにより、バックドア104の開く程度を選択することができる。バックドア104の開く程度は、各センサ部101〜101Cごとに予め設定されていてもよいし、ユーザ201が任意に設定できるようにしてもよい。例えば、バックドア104の開く程度を、左センサ部101Aが使用される場合には全開の1/3、中センサ部101Bが使用される場合には全開、そして、右センサ部101Cが使用される場合には全開の1/2というふうにしてもよい。また、バックドア104が半開した状態で、再度、足部201aを検知することにより、バックドア104を全開まで開くようにしてもよい。
図7は、本実施形態に係る車両ドア開閉装置100の制御装置103による制御フローチャートである。
ステップS701:認証部103Aはアンテナ(不図示)を介してIDキー202と通信し、IDキー202からの信号を基に、車両1のユーザを認証する(認証の成功)。なお、バックドア104がすでに開いている場合には、この認証ステップは省略されてもよい。
ステップS702:制御部103Cは、下段静電センサ101及び上段静電センサ101を監視し、下段静電センサ101の各センサ部101A〜101C及び上段静電センサ102の検知状態を判断する。
ステップS703:制御部103Cは、下段静電センサ101の少なくとも2つのセンサ部から検知信号を入力しているかどうか判断する。下段静電センサ101の少なくとも2つのセンサ部がユーザ201を検知している場合には、制御部103Cは、バックドア104の開閉を行わない(ステップS703のYes)。このときに、制御部103Cは、光音発生装置106を制御し、音を鳴らしてユーザ201に注意を促すようにしてもよい。そして、車両ドア開閉装置100の作動は終了する。
ステップS704:制御部103Cは、下段静電センサ101の左センサ部101A又は右センサ部101Cから検知信号を入力しているかどうか判断する。下段静電センサ101の左センサ部101A又は右センサ部101Cから検知信号を入力している場合にはステップS705へ進み、そうでない場合、即ち中センサ部101Bから検知信号を入力している場合にはステップS712へ進む。
ステップS705:上段静電センサ102からの検知信号が変換部103Bで変換され、制御部103Cは、該変換された検知信号を入力する。このとき、制御部103Cは、光音制御装置106を制御し、音を鳴らしてユーザ201に検知されたことを知らしてもよい。
ステップS706:制御部103Cは、BD駆動装置104Aを監視し、バックドア104の開閉状態を判断する。
ステップS707:バックドア104が閉じている場合、制御部103Cは、BD駆動装置104Aに駆動信号を出力し、それに応じてBD駆動装置104Aはバックドア104を解錠する。
ステップS708:制御部103Cは、BD駆動装置104Aに駆動信号を出力し、それに応じてBD駆動装置104Aは、バックドア104を開駆動する。バックドア104の開駆動中に、下段静電センサ101の少なくとも2つのセンサ部がユーザ201を検知する場合には、制御部103Cは、バックドア104の開駆動を停止するための駆動停止信号をBD駆動装置104Aに出力し、それに応じてBD駆動装置104Aはバックドア104の駆動を停止するようにしてもよい。
ステップS709:制御部103Cは、制御装置103内の記憶領域等に記憶されたバックドア104の開く程度(例えば全開の1/2)までバックドア104が開いたと判断すると、駆動停止信号をBD駆動装置104Aに出力し、それに応じてBD駆動装置104Aはバックドア104の開駆動を停止する。そして、車両ドア開閉装置100の作動は終了する。
ステップS710:バックドア104が開いている場合、制御部103Cは、BD駆動装置104Aに駆動信号を出力し、それに応じてBD駆動装置104Aはバックドア104を閉駆動する。バックドア104の閉駆動中に、下段静電センサ101の少なくとも2つのセンサ部がユーザ201を検知する場合には、制御部103Cは、バックドア104の閉駆動を停止するようにしてもよい。
ステップS711:バックドア104の閉駆動が終了すると、制御部103CはBD駆動装置104Aに駆動信号を出力し、それに応じてBD駆動装置104Aはバックドア104を施錠する。そして、車両ドア開閉装置100の作動は終了する。
ステップS712〜715は、それぞれ、ステップS705〜S708と同様であり、説明は省略される。
ステップS716:バックドア104が全開すると、車両ドア開閉装置100の作動は終了する。
本実施形態に係る車両ドア開閉装置は、下段静電センサ及び上段静電センサの両方によるユーザの検知に応じてバックドアの開駆動又は閉駆動を行うため、下段静電センサによる小動物や物体等の検知に起因するバックドアの開閉の誤作動の可能性を低減する。また、本実施形態に係る車両ドア開閉装置は、下段静電センサ及び上段静電センサの両方によるユーザの検知に応じてバックドアの開駆動又は閉駆動を行うため、バックドアの開閉に伴うユーザの利便性を向上させる。また、本実施形態に係る車両ドア開閉装置は、下段静電センサの少なくとも2つのセンサ部でユーザを検知すると車両ドアの開閉を開始しない又は停止するため、ユーザの安全性を保つことができる。また、本実施形態に係る車両ドア開閉装置は、下段静電センサのいずれのセンサ部でユーザの足部を検知するかにより、バックドアの全開又は半開をユーザに選択させることを可能にする。
(その他の実施形態)
本発明のその他の実施形態について説明する。図8(a)に示されるように、車両ドア開閉装置は、下段静電センサ101は一つのセンサ部からなるが、上段静電センサ102が3つのセンサ部(左センサ部102A、中センサ部102B、右センサ部102C)からなるようにしてもよい。この場合、例えば、上段静電センサ102の左センサ部102A又は右センサ部102C及び下段静電センサ101によりユーザを検知するときには、バックドア104は半開され、上段静電センサ102の中センサ部102B及び下段静電センサ101によりユーザを検知するときには、バックドア104は全開されるようにしてもよい。
また、図8(b)に示されるように、車両ドア開閉装置は、下段静電センサ101及び上段静電センサ102ともに3つのセンサ部101A〜101C及び102A〜102Cからなるようにしてもよい。この場合、例えば、下段静電センサ101の中センサ部101B及び上段静電センサ102の中センサ部102Bによりユーザを検知するときには、バックドア104の開閉が行われるが、下段静電センサ101の右センサ部101C(又は左センサ部101A)及び上段静電センサ102の中センサ部102Bによりユーザを検知するときには、バックドア104の開閉が行われないようにしてもよい。
また、図8(c)に示されるように、車両ドア開閉装置は、下段静電センサ101及び上段静電センサ102ともに3つのセンサ部101A〜101C及び102A〜102Cからなり、さらに、下段静電センサ101と上段静電センサ102の間に、3つのセンサ部107A〜107Cからなる中段静電センサ107を備えるようにしてもよい。この場合、例えば、下段静電センサ101の中センサ部101B、中段静電センサ107の中センサ部107B及び上段静電センサ102の中センサ部102Bによりユーザを検知するときには、バックドア104の開閉が行われるが、下段静電センサ101の右センサ部101C、中段静電センサ107の中センサ部107B及び上段静電センサ102の中センサ部102Bによりユーザを検知する場合には、バックドア104の開閉が行われないようにしてもよい。
さらに、図9に示されるように、下段静電センサ101及び上段静電センサ102を車両1のスライドドア(サイドバンパやシルカバー等も含まれる)108に設置するようにしてもよい。この場合、例えば、下段静電センサ101の左センサ部101A又は中センサ部101B及び上段静電センサ102によりユーザを検知して、スライドドア108を開閉させるようにしてもよい。
1:車両、100:車両ドア開閉装置、101:下段静電センサ、101A:左センサ部、101B:中センサ部、101C:右センサ部、102:上段静電センサ、103:制御装置、104:バックドア、104A:BD駆動装置、108:スライドドア、201:ユーザ、201a:ユーザの足部、202:IDキー

Claims (7)

  1. 互いに離隔して車両に設置された少なくとも2つのセンサ部からなり、ユーザの足部を検知する下段静電センサと、
    前記下段静電センサの上段に設置され、前記ユーザの足部を除く身体を検知する上段静電センサと、
    前記センサ部の1つからの検知信号及び前記上段静電センサからの検知信号を入力する場合には、前記車両のドアを開駆動又は閉駆動するための駆動信号を前記ドアの駆動装置へ出力するが、前記センサ部の2つ以上から検知信号を入力する場合には、前記駆動信号を前記駆動装置へ出力しない制御部と、を備えた車両ドア開閉装置。
  2. 前記下段及び上段静電センサは、前記車両のリアバンパ内部に設置されている、請求項1に記載の車両ドア開閉装置。
  3. 前記センサ部の1つは前記車両のリアバンパ内部の中程に設置され、前記センサ部の別の1つは前記リアバンパ内部の左側又は右側に設置され、
    前記制御部は、前記左側又は右側に設置されたセンサ部からの検知信号及び前記上段静電センサからの検知信号を入力すると、前記ドアを半開させるための駆動信号を前記駆動装置へ出力する、請求項1又は2に記載の車両ドア開閉装置。
  4. 前記制御部は、前記中程に設置されたセンサ部からの検知信号及び前記上段静電センサからの検知信号を入力すると、前記ドアを全開させるための駆動信号を前記駆動装置へ出力する、請求項3に記載の車両ドア開閉装置。
  5. 前記制御部は、前記ドアの開駆動又は閉駆動中に、前記センサ部の2つ以上から検知信号を入力する場合、前記開駆動又は閉駆動を停止させるための駆動停止信号を前記駆動装置へ出力する、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の車両ドア開閉装置。
  6. 前記車両に関連するIDキーからの信号に応じて、前記ユーザを認証する認証部をさらに備え、
    前記認証部における認証が成功した場合に作動する請求項1乃至5のいずれか1項に記載の車両ドア開閉装置。
  7. ユーザの足部を検知する少なくとも2つのセンサ部からなる下段静電センサの少なくとも1つのセンサ部から検知信号を入力するステップと、
    前記ユーザの足部を除く身体を検知する上段静電センサから検知信号を入力するステップと、
    前記少なくとも2つのセンサ部からの検知信号が1つである場合には、車両のドアの開駆動又は閉駆動のための駆動信号を前記ドアの駆動装置へ出力するステップであって、前記少なくとも2つのセンサ部からの検知信号が2つ以上である場合には前記駆動信号は前記駆動装置へ出力されない、ステップとを具備する車両ドア開閉装置の制御方法。
JP2013148109A 2013-07-17 2013-07-17 車両ドア開閉装置及びその制御方法 Expired - Fee Related JP6167713B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013148109A JP6167713B2 (ja) 2013-07-17 2013-07-17 車両ドア開閉装置及びその制御方法
US14/329,148 US9475369B2 (en) 2013-07-17 2014-07-11 Vehicle door opening and closing apparatus and method of controlling the same
EP14177018.0A EP2848441B1 (en) 2013-07-17 2014-07-15 Vehicle door opening and closing apparatus and method of controlling the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013148109A JP6167713B2 (ja) 2013-07-17 2013-07-17 車両ドア開閉装置及びその制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015021238A true JP2015021238A (ja) 2015-02-02
JP6167713B2 JP6167713B2 (ja) 2017-07-26

Family

ID=52485937

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013148109A Expired - Fee Related JP6167713B2 (ja) 2013-07-17 2013-07-17 車両ドア開閉装置及びその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6167713B2 (ja)

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016142077A (ja) * 2015-02-03 2016-08-08 オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 制御装置および制御方法
JP2016142076A (ja) * 2015-02-03 2016-08-08 オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 制御装置および制御方法
JP2016142078A (ja) * 2015-02-03 2016-08-08 オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 制御装置および制御方法
JP2017172126A (ja) * 2016-03-22 2017-09-28 オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 車両ドア開閉制御装置
JP2018001817A (ja) * 2016-06-28 2018-01-11 日産自動車株式会社 非接触センサの配設構造
JP2018066193A (ja) * 2016-10-19 2018-04-26 アイシン精機株式会社 車両ドア操作検出装置
JP2018105711A (ja) * 2016-12-26 2018-07-05 アイシン精機株式会社 静電センサ
US10100569B2 (en) 2015-11-05 2018-10-16 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Operation input detection device and control device for vehicular opening-closing body
CN109866583A (zh) * 2019-02-28 2019-06-11 伟速达(中国)汽车安全系统有限公司 一种集成式汽车尾门感应控制机构
JP2019108693A (ja) * 2017-12-15 2019-07-04 株式会社ユーシン 車両ドア制御装置
EP3517374A1 (en) 2018-01-26 2019-07-31 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Lower structure of vehicle
US10669767B2 (en) 2016-09-13 2020-06-02 Kabushiki Kaisha Honda Lock Motion determination device and motion determination method
CN111982160A (zh) * 2019-05-21 2020-11-24 东京零件工业股份有限公司 静电电容式接近传感器
JP2021007922A (ja) * 2019-07-02 2021-01-28 株式会社ヒガシモトキカイ ワゴン洗浄装置
US11226213B2 (en) 2019-01-23 2022-01-18 Tokyo Parts Industrial Co., Ltd. Capacitive proximity sensor
WO2022054389A1 (ja) * 2020-09-11 2022-03-17 三菱自動車工業株式会社 車両用バンパのセンサ取付構造
US11492837B2 (en) 2018-03-29 2022-11-08 Toyoda Gosei Co., Ltd. Vehicle door opening/closing device
US11613196B2 (en) * 2020-02-12 2023-03-28 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Ramp system for vehicle
JP7366199B2 (ja) 2022-03-04 2023-10-20 鼎天國際股▲ふん▼有限公司 車両ドアの自動起動検知のシステム及びその方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6915213B2 (ja) 2018-08-06 2021-08-04 三井金属アクト株式会社 開閉システム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04231575A (ja) * 1990-12-28 1992-08-20 Matsushita Electric Works Ltd 人体検知装置
DE102004041709B3 (de) * 2004-08-28 2005-10-27 Bayerische Motoren Werke Ag Fahrzeug mit automatisch öffnender Klappe
EP2159362A1 (de) * 2008-09-02 2010-03-03 Hella KG Hueck & Co. Kraftfahrzeug mit einer Einrichtung zum selbsttätigen Öffnen wenigstens einer Klappe des Kraftfahrzeugs
US20110276234A1 (en) * 2008-12-30 2011-11-10 Huf Hulsbeck & Furst Gmbh & Co. Kg Device for actuating a moving part of a vehicle without contact
DE102010060364A1 (de) * 2010-11-04 2012-05-10 Huf Hülsbeck & Fürst Gmbh & Co. Kg Verfahren für ein Kraftfahrzeug

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04231575A (ja) * 1990-12-28 1992-08-20 Matsushita Electric Works Ltd 人体検知装置
DE102004041709B3 (de) * 2004-08-28 2005-10-27 Bayerische Motoren Werke Ag Fahrzeug mit automatisch öffnender Klappe
EP2159362A1 (de) * 2008-09-02 2010-03-03 Hella KG Hueck & Co. Kraftfahrzeug mit einer Einrichtung zum selbsttätigen Öffnen wenigstens einer Klappe des Kraftfahrzeugs
US20110276234A1 (en) * 2008-12-30 2011-11-10 Huf Hulsbeck & Furst Gmbh & Co. Kg Device for actuating a moving part of a vehicle without contact
DE102010060364A1 (de) * 2010-11-04 2012-05-10 Huf Hülsbeck & Fürst Gmbh & Co. Kg Verfahren für ein Kraftfahrzeug

Cited By (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016142076A (ja) * 2015-02-03 2016-08-08 オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 制御装置および制御方法
JP2016142078A (ja) * 2015-02-03 2016-08-08 オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 制御装置および制御方法
JP2016142077A (ja) * 2015-02-03 2016-08-08 オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 制御装置および制御方法
US10100569B2 (en) 2015-11-05 2018-10-16 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Operation input detection device and control device for vehicular opening-closing body
JP2017172126A (ja) * 2016-03-22 2017-09-28 オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 車両ドア開閉制御装置
JP2018001817A (ja) * 2016-06-28 2018-01-11 日産自動車株式会社 非接触センサの配設構造
US10669767B2 (en) 2016-09-13 2020-06-02 Kabushiki Kaisha Honda Lock Motion determination device and motion determination method
JP2018066193A (ja) * 2016-10-19 2018-04-26 アイシン精機株式会社 車両ドア操作検出装置
US10404254B2 (en) 2016-10-19 2019-09-03 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Vehicular door operation detecting apparatus
JP2018105711A (ja) * 2016-12-26 2018-07-05 アイシン精機株式会社 静電センサ
US11148639B2 (en) 2016-12-26 2021-10-19 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Electrostatic sensor and vehicle opening and closing device
WO2018123142A1 (ja) * 2016-12-26 2018-07-05 アイシン精機 株式会社 静電センサ及び車両用開閉装置
JP2019108693A (ja) * 2017-12-15 2019-07-04 株式会社ユーシン 車両ドア制御装置
JP7053245B2 (ja) 2017-12-15 2022-04-12 株式会社ユーシン 車両ドア制御装置
US10625584B2 (en) 2018-01-26 2020-04-21 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Lower structure of vehicle
JP2019127804A (ja) * 2018-01-26 2019-08-01 トヨタ自動車株式会社 車両下部構造
EP3517374A1 (en) 2018-01-26 2019-07-31 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Lower structure of vehicle
US11492837B2 (en) 2018-03-29 2022-11-08 Toyoda Gosei Co., Ltd. Vehicle door opening/closing device
US11226213B2 (en) 2019-01-23 2022-01-18 Tokyo Parts Industrial Co., Ltd. Capacitive proximity sensor
CN109866583A (zh) * 2019-02-28 2019-06-11 伟速达(中国)汽车安全系统有限公司 一种集成式汽车尾门感应控制机构
JP7266290B2 (ja) 2019-05-21 2023-04-28 東京パーツ工業株式会社 静電容量式近接センサ
CN111982160A (zh) * 2019-05-21 2020-11-24 东京零件工业股份有限公司 静电电容式接近传感器
JP2020190095A (ja) * 2019-05-21 2020-11-26 東京パーツ工業株式会社 静電容量式近接センサ
CN111982160B (zh) * 2019-05-21 2024-04-26 东京零件工业股份有限公司 静电电容式接近传感器
US11352811B2 (en) * 2019-05-21 2022-06-07 Tokyo Parts Industrial Co., Ltd. Capacitive proximity sensor
JP2021007922A (ja) * 2019-07-02 2021-01-28 株式会社ヒガシモトキカイ ワゴン洗浄装置
US11613196B2 (en) * 2020-02-12 2023-03-28 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Ramp system for vehicle
WO2022054389A1 (ja) * 2020-09-11 2022-03-17 三菱自動車工業株式会社 車両用バンパのセンサ取付構造
JP7366199B2 (ja) 2022-03-04 2023-10-20 鼎天國際股▲ふん▼有限公司 車両ドアの自動起動検知のシステム及びその方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6167713B2 (ja) 2017-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6167713B2 (ja) 車両ドア開閉装置及びその制御方法
US10999718B2 (en) Vehicle function control device and vehicle function control system
JP6172086B2 (ja) 車両制御装置
JP2018034793A (ja) 車両アクセスシステム及び方法
JP6338287B2 (ja) 車両ドア開閉制御装置
US9243439B2 (en) System for speech activated movement of a vehicle backdoor
JP2015017495A (ja) パワートランクまたはパワーテールゲート制御システム
JP5131546B2 (ja) ドア制御装置および方法、並びに、プログラム
JP6186971B2 (ja) 車両ドア開閉装置及びその制御方法
JP2016500775A (ja) 車両アクセスシステム及び方法
JP6907797B2 (ja) 車両用ドア開閉制御装置
JP2015529589A (ja) ロック領域用の衝突回避を伴う車両クロージング要素の調整動作を制御する方法および挟み込み防止システム
CN107083894A (zh) 用于操作车门的系统和方法
JP2013049953A (ja) 車両開閉体操作装置及びシステム
JP6150118B2 (ja) 車両ドア開閉装置及びその制御方法
JP2014189970A (ja) 車両用ドア開閉システム
JP2014214472A (ja) 車両用開閉体の駆動制御装置
JP2016016819A (ja) 車載装置及び車両用システム
JP2021075873A (ja) 物体検出装置及び乗降制御装置
WO2022162861A1 (ja) 乗員判定装置及び乗員判定方法
JP2020119726A (ja) 静電容量式近接センサ
CN110949286B (zh) 车辆及其控制方法与装置
US10125483B2 (en) Sanitary washing device
JP2021084566A (ja) 車両
JP7020138B2 (ja) 車両シート制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160610

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170303

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170314

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170330

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170530

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170612

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6167713

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees