JP6150118B2 - 車両ドア開閉装置及びその制御方法 - Google Patents

車両ドア開閉装置及びその制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6150118B2
JP6150118B2 JP2013148107A JP2013148107A JP6150118B2 JP 6150118 B2 JP6150118 B2 JP 6150118B2 JP 2013148107 A JP2013148107 A JP 2013148107A JP 2013148107 A JP2013148107 A JP 2013148107A JP 6150118 B2 JP6150118 B2 JP 6150118B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrostatic sensor
vehicle
user
electrostatic
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013148107A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015021236A (ja
Inventor
岳彦 杉浦
岳彦 杉浦
啓 桐山
啓 桐山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Aisin Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd, Aisin Corp filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP2013148107A priority Critical patent/JP6150118B2/ja
Priority to US14/329,148 priority patent/US9475369B2/en
Priority to EP14177018.0A priority patent/EP2848441B1/en
Publication of JP2015021236A publication Critical patent/JP2015021236A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6150118B2 publication Critical patent/JP6150118B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

本発明は、車両下部に設置された静電センサ及び車両側部に設置されたセンサを備えた車両ドア開閉装置及びその制御方法に関する。
従来より、車両ドアの開閉のために車両下部に設けられた電波式センサを用いて、ユーザの足部を検知し、それを基に車両ドアの開閉を行う技術が知られている(特許文献1参照)。特許文献1の技術において、検知センサが、リアバンパやサイドのシルカバーに開けられた凹部に、地面方向を向くように設けられ、そして、検知センサがユーザの足部を検知すると、対応する車両ドアが自動的に開けられる。
特開2005−133529号公報
特許文献1の技術では、車両ドアを開けるための検知センサを作動させるためにユーザは車両にほぼ接する程度に近づく必要がある。そうすると、ユーザは、検知センサを作動させるために車両ドアにほぼ接する程度に近づいた後、自動的に開いてくる車両ドアとの衝突を避けるために、すぐに車両から十分に離れる必要がある。また、ユーザが両手に大きな荷物を持っている場合には、検知センサを作動させるために車両に十分近づくことが困難である。このように、従来技術は、ユーザにとって利便性や安全性の点で問題がある。
そこで、本発明は、ユーザの利便性を向上させ及びユーザの安全性を保つ車両ドア開閉装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、車両に設置され、車両の開閉されるべきドアに近づいたユーザの足部を検知する第1の静電センサと、第1の静電センサの鉛直方向上部に設置され、ユーザの身体を検知する第2の静電センサ、第2の静電センサからの検知信号を入力せず、かつ、第1の静電センサからの検知信号を入力すると、車両ドアの開駆動又は閉駆動のための駆動信号を、車両ドアの駆動装置へ出力する制御部と、を備えた車両ドア開閉装置を提供する。
本発明によれば、一つの静電センサによりユーザの車両ドアの開閉意思を判断するため、車両ドアの開閉に伴うユーザの利便性が向上する。また、別の静電センサによりユーザが車両ドアから所定の範囲にいないことを知ることができるため、ユーザの安全性が保たれる。
本発明の第1実施形態に係る車両の模式図である。 本発明の第1実施形態に係る車両ドア開閉装置のブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る車両ドア開閉装置の使用の概念図である。 本発明の第1実施形態に係る制御装置の制御フローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る車両ドア開閉装置の使用の概念図である。 本発明の第2実施形態に係る制御装置の制御フローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る車両ドア開閉装置の使用の概念図である。 本発明の第3実施形態に係る制御装置の制御フローチャートである。 本発明のその他の実施形態に係る車両ドア開閉装置の使用の概念図である。
以下、本発明を実施するための例示的な実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。ただし、以下の実施形態で説明する寸法、材料、形状、構成要素の相対的な位置等は任意であり、本発明が適用される装置の構造又は様々な条件に応じて変更できる。また、特別な記載がない限り、本発明の範囲は、以下に説明される実施形態で具体的に記載された形態に限定されるものではない。なお、以下で説明する図面で、同機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略することもある。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態では、ユーザが車両のバックドア(開けられるべき車両ドア)に近づき、リアバンパ内部に設置された静電センサへ向けて足部をかざすと、自動的にバックドアが開閉されることを実現する車両ドア開閉装置に関する。
<構成>
本実施形態に係る車両ドア開閉装置の構成要素及びそれらの機能について説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る車両ドア開閉装置100を備えた車両1の側面模式図(a)及び背面模式図(b)であり、図2は、車両ドア開閉装置100のブロック図である。また、図3は、図1のA−A線断面図を基に、ユーザ201により車両ドア開閉装置100が使用されている状態を表す概念図である。
図2に示されるように、本実施形態に係る車両ドア開閉装置100は、第1及び第2の静電センサ101、102並びに制御装置107を備える。なお、車両ドア開閉装置100は、第3乃至第5の静電センサ103〜105及び第6のセンサ106を備えていても良い。即ち、本実施形態に係る車両ドア開閉装置100は第1乃至第5の静電センサ101〜105及び第6のセンサ106を全て備える構成に限定されるものではない。他の実施形態に関しても同様である。
第1乃至第5の静電センサ101〜105は、センサ電極を含み、該センサ電極と検知対象物(ユーザ)との間の静電容量変化を検知する受動的な静電センサであってもよいし、該センサ電極間に電場を発生させ検知対象物に起因する該電場の変化を検知する能動的な静電センサであってもよい。第1乃至第5の静電センサ101〜105は、それぞれ、各々のセンサ電極から所定の範囲までのセンシング領域101a〜105aを有する。公式C=εS/d(C:静電容量、ε:誘電率、S:電極面積、d:電極間距離)によると、センサ電極の面積が調整されることにより、センシング領域101a〜105aの大きさが調整されることができる。また、第1乃至第5の静電センサ101〜105は、検知対象物とそれぞれのセンサ電極との間の距離も測定することができる。第1乃至第5の静電センサ101〜105は、それぞれのセンサ電極の極近傍(センサ電極に接する部分)にある検知対象物を検知することができるため、検知エラーを比較的低減でき、ユーザの利便性の向上に資する。
第6のセンサ106は、電波若しくは光で検知するセンサ又はデジタルカメラであり、センシング領域106aにある検知対象物を検知することができる。例えば、電波若しくは光で検知するセンサは、電波や光の受信強度の変化に基づき検知対象物を検知し、デジタルカメラは、撮像した画像を処理することで検知対象物を検知する。
制御装置107は、演算部や記憶領域を備えるコンピュータであり、認証部107a、変換部107b、制御部107c及び画像メモリ107dを含む。制御装置107は、第1乃至第5の静電センサ101〜105、第6のセンサ106及びIDキー202からの信号を処理し、その処理結果に基づき、バックドア(BD)駆動装置108a、スライドドア(SD)駆動装置109a及び光音発生装置110に制御信号を出力する。制御装置107からの駆動信号に応じて、BD駆動装置108aは車両1のバックドア108を開駆動又は閉駆動させ、SD駆動装置109aは車両1のスライドドア109を開駆動又は閉駆動させる。光音発生装置110は、制御装置107からの制御信号に応じて、所定の光や音を発生し、ユーザに注意を知らせる。
制御装置107の認証部107aは、IDキー202からアンテナ(不図示)を介して信号を受信し、車両1の近傍にいるユーザ201が車両1のユーザであると認証する(認証の成功)。認証部107aにおける認証が成功した場合に、車両ドア開閉装置100は作動する。変換部107bは、第1乃至第5の静電センサ101〜105から出力された静電容量の変化を表す信号を電圧等の形に変換する。制御部107cは、該変換された信号を処理し、それを基に、BD駆動装置108a、SD駆動装置109a及び光音発生装置110の各機能を制御する。また、制御部107cは、第1乃至第5の静電センサ101〜105及び第6のセンサ106を監視し、それらの検知状態を適宜判断できる。さらに、制御部107cは、BD駆動装置108a及びSD駆動装置109aを監視し、バックドア108及びスライドドア109の開閉状態を判断できる。そして、画像メモリ部107dは、デジタルカメラ106により取得された画像データを記憶する。制御部107cは該画像データを処理し、それを基に、BD駆動装置108a、SD駆動装置109a及び光音発生装置110の各機能を制御する。
図3に示されるように、第1の静電センサ101は、車両1のリアバンパ(又はアンダーカバー)111内部に設置され、そのセンシング領域101aは、鉛直方向に対して所定の角度を有するように車両1の外側へ向けられている。第1の静電センサ101は、ユーザ201の足部201aを検知し、ユーザ201のバックドア108の開閉意思を判断するために主に用いられる。第1の静電センサ101のセンシング領域101aの最大距離は、限定されないが10cm〜20cmであってもよい。一般的に光や電波によるセンシング領域とは異なり静電センサのセンシング領域は樹脂の影響をほとんど受けないので、本実施形態のように第1の静電センサ101は樹脂製のリアバンパ111内部に設置されることができる。そして、リアバンパに形成された凹部に電波センサを露出して設置する従来の構成に比べて、第1の静電センサ101をリアバンパ111内部に設置する本実施形態の構成は、泥や塵埃の堆積によるセンシング性能の低下を低減し、デザイン上の優位性も提供することができる。
第2の静電センサ102は、第1の静電センサ101の上方であって、第1の静電センサ101と同様にリアバンパ111内部に設置される。第2の静電センサ102のセンシング領域102aは、車両1の外側に向けられ、ユーザの身体(足部を除く)を検知できる高さにある。ここで、用語「ユーザの身体」には、車両ドアとの衝突によりユーザの安全性に影響を及ぼす虞のある物、例えばユーザの荷物も含まれるものとする。第2の静電センサ102は、ユーザ201がバックドア108の開閉軌道108b(バックドア108の開閉端が描く軌道)内に存在しないことを検知するために主に用いられる。即ち、第2の静電センサ102がユーザ201を検知しないことは、ユーザ201がバックドア108の開閉器道108b内に存在しないことを示し、よって、ユーザ201の安全性は保たれる。第2の静電センサ102のセンシング領域102aの最大距離は、限定されないが10cm〜1mであってもよい。ユーザ201の身体は、その足部201aよりも比較的大きいので、第2の静電センサ102の面積(S)は、第1の静電センサ101の面積(S)よりも大きくしてもよい。それにより、センシング領域102aも比較的大きくなる。
第1及び第2の静電センサ101、102のセンシング領域101a、102aの大きさ、方向及び位置の関係は、バックドア108の開閉軌道108bや一般的なユーザの身体的特徴(例えば大人の平均身長)に基づき予め設計される。例えば、バックドア108の開閉軌道108b外にいるユーザ201が足部201aを第1の静電センサ101へ向けたときに、第1の静電センサ101が足部201aを検知し、かつ、第2の静電センサ102がユーザ201の身体を検知しないように、第1及び第2の静電センサ101、102のセンシング領域101a、102aの大きさ、方向及び位置が調整されている。なお、該大きさ、方向及び位置は、ユーザ201の好みに応じて適宜調整されるようにしてもよい。
<作用>
車両ドア開閉装置100の構成要素間の作用について説明する。IDキー202を持つユーザ201が車両1の所定の範囲内に近づくと、制御装置107の認証部107aはアンテナ(不図示)を介してIDキー202と通信する。認証部107aは、IDキー202からの信号を基に、ユーザ201が車両1のユーザであると認証する(認証の成功)。このとき、制御部107cは、光音発生装置110に制御信号を出力し、光や音を発してユーザ201に認証が成功した旨を知らせても良い。認証部107aにおける認証が成功する場合に、車両ドア開閉装置100は作動する。
制御部107cは、第2の静電センサ102を監視し、第2の静電センサ102がユーザ201を検知していないこと、言い換えると、ユーザ201がセンシング領域102a内に存在しないことを確認する。第2の静電センサ102がユーザ201を検知する場合には、制御部107cは、光音発生装置110に制御信号を出力し、光や音を発してユーザ201に車両1から離れるように促しても良い。
ユーザ201が足部201aを第1の静電センサ101のセンシング領域101aに入れると、第1の静電センサ101は、それを検知し、変換部107bへ検知信号を出力する。この際、第1の静電センサ101の検知開始(トリガ)条件として、ユーザ201の足部201aがセンシング領域101a内に数秒間維持されること又は複数回出し入れされることとしてもよい。これにより、ユーザ201のドアの開閉意思がいっそう明確になる。そして、制御部107cは、変換部107bで変換された検知信号を処理し、開駆動又は閉駆動のための駆動信号をBD駆動装置108aに出力し、それに応じて、BD駆動装置108aは、バックドア108を開駆動又は閉駆動する。
図4は、車両ドア開閉装置100の制御装置107による制御フローチャートである。
ステップS401:認証部107aはアンテナ(不図示)を介してIDキー202と通信し、IDキー202からの信号を基に、ユーザ201が車両1のユーザであると認証する(認証の成功)。
ステップS402:制御部107cは、第2の静電センサ102を監視し、第2の静電センサ102がユーザ201を検知していないこと、言い換えると、ユーザ201がセンシング領域102aに存在しないことを確認する。
ステップS403:第1の静電センサ101からの検知信号が変換部107bで変換され、制御部107cは、変換部107bで変換された検知信号を入力する。
ステップS404:制御部107cは、BD駆動装置108aを監視し、バックドア108の開閉状態を判断する。
ステップS405:バックドア108が閉じている場合、制御部107cは、BD駆動装置108aに駆動信号を出力し、それに応じてBD駆動装置108aはバックドア108を解錠する。
ステップS406:制御部107cは、BD駆動装置108aに駆動信号を出力し、それに応じてBD駆動装置108aはバックドア108を開駆動する。
ステップS407:制御部107cは、第2の静電センサ102を監視する。第2の静電センサ102がユーザ201を検知しないのであれば、ステップS406が繰り返される。そして、バックドア108の開駆動が終了すると、車両ドア開閉装置100の作動は終了する。
ステップS408:第2の静電センサ102がユーザ201を検知すると、制御部107cは、BD駆動装置108aに駆動停止信号を出力する。該駆動停止信号に応じてBD駆動装置108aは、バックドア108の開駆動を停止し、車両ドア開閉装置100の作動は終了する。
ステップS409:バックドア108が開いている場合、制御部107cは、BD駆動装置108aに駆動信号を出力し、それに応じてBD駆動装置108aはバックドア108を閉駆動する。
ステップS410:制御部107cは、第2の静電センサ102を監視する。第2の静電センサ102がユーザ201を検知しないのであれば、ステップS409が繰り返される。
ステップS408:第2の静電センサ102がユーザ201を検知すると、制御部107cは、BD駆動装置108aに駆動停止信号を出力する。該駆動停止信号に応じてBD駆動装置108aは、バックドア108の閉駆動を停止し、車両ドア開閉装置100の作動は終了する。
ステップS411:バックドア108の閉駆動が終了すると、制御部107cはBD駆動装置108aに駆動信号を出力し、それに応じてBD駆動装置108aはバックドア108を施錠する。そして、車両ドア開閉装置100の作動は終了する。
本実施形態に係る車両ドア開閉装置は、第1の静電センサによるユーザの足部の検知に応じて車両ドアの開駆動又は閉駆動を行うため、車両ドアの開閉に伴うユーザの利便性を向上させる。さらに、本実施形態に係る車両ドア開閉装置は、第2の静電センサを監視し、ユーザに対しバックドアの開閉軌道外にいることを要求するため、ユーザの安全性を保つことができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態では、ユーザが車両に近づきサイドバンパ(又はエアロパーツやシルカバー)内部に設置された静電センサへ向けて足部をかざすと、自動的にスライドドアが開閉されることを実現する車両ドア開閉装置に関する。
<構成>
本実施形態に係る車両ドア開閉装置100の構成要素及びそれらの機能について説明する。本実施形態に係る車両ドア開閉装置100は、第3及び第4の静電センサ103、104並びに制御装置107を備える。なお、車両ドア開閉装置100は、第1、第2及び第5の静電センサ101、102、105並びに第6のセンサ106を備えていても良い。
図5は、図1のB−B線断面図を基に、ユーザ201により車両ドア開閉装置100が使用されている状態を表す概念図である。第3の静電センサ103は、車両1のサイドバンパ(又はエアロパーツやシルカバー)112内部に設置され、そのセンシング領域103aは、鉛直方向に対して所定の角度を有するように車両1の外側へ向けられている。第3の静電センサ103は、ユーザ201の足部201aを検知し、ユーザ201のスライドドア109の開閉意思を検知するために主に用いられる。第3の静電センサ103のセンシング領域103aの最大距離は、限定されないが10cm〜20cmであってもよい。一般的に光や電波によるセンシング領域とは異なり静電センサのセンシング領域は樹脂の影響をほとんど受けないので、本実施形態のように第3の静電センサ103は樹脂製のサイドバンパ内部に設置されることができる。また、サイドバンパに形成された凹部に電波センサを露出して設置する従来の構成に比べて、第3の静電センサ103をサイドバンパ112内部に設置する本実施形態の構成は、泥や塵埃の堆積によるセンシング性能の低下を低減し、デザイン上の優位性も提供することができる。
第4の静電センサ104は、第3の静電センサ103の上方であって、第3の静電センサ103と同様にスライドドア109内部に設置される。第4の静電センサ104のセンシング領域104aは、車両1の外側に向けられ、ユーザ201の身体を検知できる高さにある。第4の静電センサ104は、ユーザ201の身体がスライドドア109から所定の範囲内に存在しないことを検知するために主に用いられる。即ち、第4の静電センサ104がユーザ201を検知しないことは、ユーザ201がスライドドア109から所定の距離離れていることを示し、よって、ユーザ201の安全性は保たれる。第4の静電センサ104のセンシング領域104aの最大距離は、限定されないが10cm〜1mであってもよい。ユーザ201の身体は、その足部201aよりも比較的大きいので、第4の静電センサ104の面積(S)は、第3の静電センサ103の面積(S)よりも大きくしてもよい。
第3及び第4の静電センサ103、104のセンシング領域103a、104aの大きさ、方向及び位置の関係は、スライドドア109の開閉軌道(巻き込まれない距離)や一般的なユーザの身体的特徴(例えば大人の平均身長)等に基づき予め設計される。例えば、スライドドア109から所定の範囲(巻き込まれない距離)外にいるユーザ201が足部201aを第3の静電センサ103へ向けたときに第3の静電センサ103が足部201aを検知し、かつ、そのときに第4の静電センサ104がユーザ201を検知しないように、第3及び第4の静電センサ103、104のセンシング領域103a、104aの大きさ、方向及び位置が調整されている。なお、該大きさ、方向及び位置は、ユーザ201の好みに応じて適宜調整されるようにしてもよい。
<作用>
本実施形態に係る車両ドア開閉装置100の構成要素間の作用について説明する。制御部107cは、第4の静電センサ104を監視し、第4の静電センサ104がユーザ201を検知していないこと、言い換えると、ユーザ201がセンシング領域104a内に存在しないことを確認する。第4の静電センサ104がユーザ201を検知する場合には、制御部107cは、光音発生装置110に制御信号を出力し、光や音を発してユーザ201に車両1から離れるように促しても良い。
ユーザ201が足部201aを第3の静電センサ103のセンシング領域103aに入れると、第3の静電センサ103は、それを検知し、変換部107bへ検知信号を出力する。そして、制御部107cは、変換部107bで変換された検知信号を処理し、SD駆動装置109aに駆動信号を出力し、それに応じて、SD駆動装置109aは、スライドドア109を開駆動又は閉駆動する。
図6は、車両ドア開閉装置100の制御装置107による制御フローチャートである。
ステップS601:認証部107aはアンテナ(不図示)を介してIDキー202と通信し、IDキー202からの信号を基に、ユーザ201が車両1のユーザであると認証する(認証の成功)。
ステップS602:制御部107cは、第4の静電センサ104を監視し、第4の静電センサ104がユーザ201を検知していないこと、言い換えると、ユーザ201がセンシング領域104aに存在しないことを確認する。
ステップS603:第3の静電センサ103からの検知信号が変換部107bで変換され、制御部107cは、変換部107bで変換された検知信号を入力する。
ステップS604:制御部107cは、SD駆動装置109aを監視し、スライドドア109の開閉状態を判断する。
ステップS605:スライドドア109が閉じている場合、制御部107cは、SD駆動装置109aに駆動信号を出力し、それに応じてSD駆動装置109aはスライドドア109を解錠する。
ステップS606:制御部107cは、SD駆動装置109aに駆動信号を出力し、それに応じてSD駆動装置109aはスライドドア109を開駆動する。
ステップS607:制御部107cは、第4の静電センサ104を監視する。第4の静電センサ104がユーザ201を検知しないのであれば、ステップS606が繰り返される。そして、スライドドア109の開駆動が終了すると、車両ドア開閉装置100の作動は終了する。
ステップS608:第4の静電センサ104がユーザ201を検知すると、制御部107cは、SD駆動装置109aに駆動停止信号を出力する。該駆動停止信号に応じてSD駆動装置109aはスライドドア109の開駆動を停止し、車両ドア開閉装置100の作動は終了する。
ステップS609:スライドドア109が開いている場合、制御部107cは、SD駆動装置109aに駆動信号を出力し、それに応じてSD駆動装置109aはスライドドア109を閉駆動する。
ステップS610:制御部107cは、第4の静電センサ104を監視する。第4の静電センサ104がユーザ201を検知しないのであれば、ステップS609が繰り返される。
ステップS608:第4の静電センサ104がユーザ201を検知すると、制御部107cは、SD駆動装置109aに駆動停止信号を出力する。該駆動停止信号に応じてSD駆動装置109aはスライドドア109の閉駆動を停止し、車両ドア開閉装置100の作動は終了する。
ステップS611:スライドドア109の閉駆動が終了すると、制御部107cはSD駆動装置109aに駆動信号を出力し、それに応じてSD駆動装置109aはバックドア109を施錠する。そして、車両ドア開閉装置100の作動は終了する。
本実施形態に係る車両ドア開閉装置は、第3の静電センサによるユーザの足部の検知に応じて車両ドアの開駆動又は閉駆動を行うため、車両ドアの開閉に伴うユーザの利便性を向上させる。さらに、本実施形態に係る車両ドア開閉装置は、第4の静電センサを監視し、ユーザに対しスライドドアから所定の距離離れることを要求するため、ユーザの安全性を保つことができる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態では、ユーザが車両に近づきリヤバンパ下部に設置された静電センサへ向けて足部をかざすと、自動的にバックドアが開けられることを実現する車両ドア開閉装置に関する。
<構成>
本実施形態に係る車両ドア開閉装置100の構成要素及びそれらの機能を説明する。本実施形態に係る車両ドア開閉装置100は、第1実施形態に係る車両ドア開閉装置と略同一であり、第1及び第5の静電センサ101、105並びに制御装置107を備える。なお、車両ドア開閉装置100は、第2乃至第4の静電センサ102〜104並びに第6のセンサ106を備えていても良い。
図7は、図1のA−A線断面図を基に、ユーザ201により車両ドア開閉装置100が使用されている状態を表す概念図である。第5の静電センサ105は、バックドア108の内部に設置される。第5の静電センサ105のセンシング領域105aは、車両1の外側に向けられ、ユーザ201の身体を検知できる高さにある。第5の静電センサ105は、ユーザ201の身体がバックドア108の開閉軌道108b内に存在しないことを検知するために用いられる。即ち、第5の静電センサ105がユーザ201を検知しないことは、ユーザ201がバックドア108の開閉軌道108b内に存在しないことを示し、よって、ユーザ201の安全性は保たれる。また、バックドア108が障害物(天井)701に衝突するのを避けるために、第5の静電センサ105は、障害物701を検知するためにも用いられる。第5の静電センサ105のセンシング領域105aの最大距離は、限定されないが10cm〜1mであってもよい。ユーザ201の身体は、その足部201aよりも比較的大きいので、第5の静電センサ105の面積(S)は、第1の静電センサ101の面積(S)より大きくしてもよい。
第1及び第5の静電センサ101、105のセンシング領域101a、105aの大きさ、方向及び位置の関係は、バックドア108の開閉軌道108bや一般的なユーザの身体的特徴(例えば大人の平均身長)等に基づき予め設計される。例えば、バックドア108の開閉軌道108b外にいるユーザ201が足部201aを第1の静電センサ101へ向けたときに第1の静電センサ101が足部201aを検知し、かつ、そのときに第5の静電センサ105がユーザ201を検知しないように、第1及び第5の静電センサ101、105のセンシング領域101a、105aの大きさ、方向及び位置が調整されている。なお、該大きさ、方向及び位置は、ユーザ201の好みに応じて適宜調整されるようにしてもよい。
<作用>
本実施形態に係る車両ドア開閉装置100の構成要素間の作用について説明する。制御部107cは、第5の静電センサ105を監視し、第5の静電センサ105がユーザ201を検知していないこと、言い換えると、ユーザ201がセンシング領域105a内に存在しないことを確認する。第5の静電センサ105がユーザ201を検知する場合には、制御部107cは、光音発生装置110に制御信号を出力し、光や音を発してユーザ201に車両1から離れるように促しても良い。また、バックドア108の開駆動中に第5の静電センサ105が障害物701を検知すると、制御部107cは、BD駆動装置108aに駆動停止信号を出力し、バックドア108の開駆動を停止する(図7(b)参照)。
図8は、車両ドア開閉装置100の制御装置107による制御フローチャートである。
ステップS801:認証部107aはアンテナ(不図示)を介してIDキー202と通信し、IDキー202からの信号を基に、ユーザ201が車両1のユーザであると認証する(認証の成功)。
ステップS802:制御部107cは、BD駆動装置108aを監視し、バックドア108の開閉状態を判断する。バックドア108が開いている場合、安全性を考慮して、車両ドア開閉装置100はバックドア108を閉じずに、車両ドア開閉装置100の作動は終了する。なお、本実施形態に係る車両ドア開閉装置100が第2の静電センサ102を備える場合には、バックドア108が閉じられるようにしてもよい。
ステップS803:バックドア108が閉じている場合、制御部107cは、第5の静電センサ105を監視し、第5の静電センサ105がユーザ201を検知していないことを確認する。
ステップS804:第1の静電センサ101からの検知信号が変換部107bで変換され、制御部107cは、変換部107bで変換された検知信号を入力する。
ステップS805:制御部107cは、BD駆動装置108aに駆動信号を出力し、それに応じてBD駆動装置108aはバックドア108を解錠する。
ステップS806:制御部107cは、BD駆動装置108aに駆動信号を出力し、それに応じてBD駆動装置108aはバックドア108を開駆動する。
ステップS807:制御部107cは、第5の静電センサ105を監視する。第5の静電センサ105がユーザ201を検知しないのであれば、ステップS806が繰り返される。そして、バックドア108の開駆動が終了すると、車両ドア開閉装置100の作動は終了する。
ステップS808:第5の静電センサ105が天井701を検知すると、制御部107cは、BD駆動装置108aに駆動停止信号を出力する。該駆動停止信号に応じてBD駆動装置109aはバックドア108の開駆動を停止し、車両ドア開閉装置100の作動は終了する。
本実施形態に係る車両ドア開閉装置は、第1の静電センサによるユーザの足部の検知に応じて車両ドアの開駆動又は閉駆動を行うため、車両ドアの開閉に伴うユーザの利便性を向上させる。さらに、本実施形態に係る車両ドア開閉装置は、第5の静電センサを監視し、ユーザに対しバックドアの開閉軌道外にいることを要求するため、ユーザの安全性を保ち、かつ、バックドアの障害物への衝突を避けることができる
(その他の実施形態)
本発明のその他の実施形態では、車両ドア開閉装置100は、バックドア108に設置された第6のセンサ106を備え、第6のセンサ106は、バックドア108から所定の範囲内106aにいるユーザ201を検知する(図9参照)。第6のセンサ106がデジタルカメラである場合、第6のセンサ106により取得された画像データが、制御装置107の画像メモリ107dに記憶され、制御部107cが、該画像データを処理する。制御部107cは、処理結果に基づき、光音発生装置110及びBD駆動装置108aの各機能を制御する。なお、第6のセンサ106はスライドドア109に設置されていてもよい。
1:車両、100:車両ドア開閉装置、101〜105:第1乃至第5の静電センサ、107:制御装置、108:バックドア、108a:BD駆動装置、108b:バックドアの開閉軌道、109:スライドドア、109a:SD駆動装置、111:リアバンパ、112:サイドバンパ、201:ユーザ、201a:ユーザの足部、202:IDキー

Claims (7)

  1. 車両に設置され、前記車両の開閉されるべきドアに近づいたユーザの足部を検知する第1の静電センサと、
    前記第1の静電センサの鉛直方向上部に設置され、前記ユーザの身体(足部を除く)を検知する第2の静電センサと、
    前記第2の静電センサからの検知信号を入力せず、かつ、前記第1の静電センサからの検知信号を入力すると、前記ドアの開駆動又は閉駆動のための駆動信号を、前記ドアの駆動装置へ出力する制御部と、を備えた車両ドア開閉装置。
  2. 前記第1の静電センサは、前記車両のリアバンパの内部に設置され、前記第2の静電センサは、前記車両のリアバンパ又はバックドアの内部に設置されている、請求項1に記載の車両ドア開閉装置。
  3. 前記第1の静電センサは、前記車両のサイドバンパの内部に設置され、前記第2の静電センサは、前記車両のスライドドアの内部に設置されている、請求項1又は2に記載の車両ドア開閉装置。
  4. 前記第1の静電センサは、鉛直方向に対して所定の角度をともない前記車両の外側を向くように設置され、
    前記ドアの開閉軌道外にいるユーザがその足部を前記第1の静電センサへ向けたときに、前記第1の静電センサが前記足部を検知し、かつ、前記第2の静電センサが前記ユーザの身体を検知しないように、前記第1及び第2の静電センサのセンシング領域の大きさ、方向及び位置が調整されている、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車両ドア開閉装置。
  5. 前記車両に関連するIDキーからの信号に応じて、前記ユーザを認証する認証部をさらに備え、
    前記認証部における認証が成功した場合に、前記制御部は、前記第2の静電センサを監視し、前記第2の静電センサの検知状態を判断する請求項1乃至4のいずれか1項に記載の車両ドア開閉装置。
  6. 車両に関連するIDキーと通信するステップと、
    前記車両の外にいるユーザを認証するステップと、
    前記ユーザの足部を検知する第1の静電センサから、検知信号を入力するステップと、
    前記ユーザの身体(足部を除く)を検知する第2の静電センサを監視するステップと、
    前記第2の静電センサから検知信号を入力しない場合に、前記車両のドアの開駆動又は閉駆動のための駆動信号を、前記ドアの駆動装置へ出力するステップと、を具備する車両ドア開閉装置の制御方法。
  7. 前記第2の静電センサから検知信号を入力するステップと、
    前記開駆動又は閉駆動の停止のための駆動停止信号を前記駆動装置へ出力するステップと、をさらに具備する請求項6に記載の車両ドア開閉装置の制御方法。
JP2013148107A 2013-07-17 2013-07-17 車両ドア開閉装置及びその制御方法 Expired - Fee Related JP6150118B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013148107A JP6150118B2 (ja) 2013-07-17 2013-07-17 車両ドア開閉装置及びその制御方法
US14/329,148 US9475369B2 (en) 2013-07-17 2014-07-11 Vehicle door opening and closing apparatus and method of controlling the same
EP14177018.0A EP2848441B1 (en) 2013-07-17 2014-07-15 Vehicle door opening and closing apparatus and method of controlling the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013148107A JP6150118B2 (ja) 2013-07-17 2013-07-17 車両ドア開閉装置及びその制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015021236A JP2015021236A (ja) 2015-02-02
JP6150118B2 true JP6150118B2 (ja) 2017-06-21

Family

ID=52485935

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013148107A Expired - Fee Related JP6150118B2 (ja) 2013-07-17 2013-07-17 車両ドア開閉装置及びその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6150118B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016183453A (ja) * 2015-03-25 2016-10-20 株式会社オートネットワーク技術研究所 ドア制御装置
JP6597198B2 (ja) 2015-11-05 2019-10-30 アイシン精機株式会社 操作入力検知装置及び車両用開閉体制御装置
JP7081089B2 (ja) * 2017-07-06 2022-06-07 株式会社アイシン 車両ドア開閉装置、静電センサ
JP6892526B2 (ja) * 2018-01-31 2021-06-23 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両
JP6892525B2 (ja) * 2018-01-31 2021-06-23 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4576837B2 (ja) * 2003-02-12 2010-11-10 日産自動車株式会社 車両用開閉体作動装置
DE102010018164B4 (de) * 2010-02-01 2023-03-02 Huf Hülsbeck & Fürst Gmbh & Co. Kg Virtueller Schalter und Verfahren zum Betrieb eines solchen
JP5643129B2 (ja) * 2011-02-07 2014-12-17 株式会社アルファ 車両の扉体制御装置
JP5630318B2 (ja) * 2011-02-21 2014-11-26 株式会社デンソー スマートエントリシステム
JP2013049953A (ja) * 2011-08-30 2013-03-14 Aisin Seiki Co Ltd 車両開閉体操作装置及びシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015021236A (ja) 2015-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6186971B2 (ja) 車両ドア開閉装置及びその制御方法
EP2848441B1 (en) Vehicle door opening and closing apparatus and method of controlling the same
JP6150118B2 (ja) 車両ドア開閉装置及びその制御方法
US10408797B2 (en) Sensing device with a temperature sensor
US10445547B2 (en) Device mountable packaging of ultrasonic transducers
JP6118410B2 (ja) ロック領域用の衝突回避を伴う車両クロージング要素の調整動作を制御する方法および挟み込み防止システム
JP2015021238A (ja) 車両ドア開閉装置及びその制御方法
US7202674B2 (en) Integrated non-contact/contact capacitance sensor
US8442755B2 (en) Systems and methods for preventing motor vehicle side doors from coming into contact with obstacles
US10407968B2 (en) System and method for operating vehicle door
US20090000196A1 (en) Systems and methods for preventing motor vehicle doors from coming into contact with obstacles
US9995601B2 (en) Capacitive proximity sensor for a motor vehicle, collision protection device for a motor vehicle and motor vehicle with a capacitive proximity sensor
US9442145B2 (en) Capacitive sensor for a vehicle
US20180163454A1 (en) Vehicle door opening and closing control device
US11327100B2 (en) Electrostatic sensor and door handle
US11261650B2 (en) Automatic door sensor, automatic door system, and method of controlling automatic door system
US20210317698A1 (en) Method for the operation of a motorized flap arrangement of a motor vehicle
GB2498833A (en) Ultrasonic gesture recognition for vehicle
KR20140001794A (ko) 충돌 방지 장치를 위한 정전용량 센서
US20180252017A1 (en) Vehicle door opening and closing control device
JP2015200617A (ja) 検出装置、及びドアハンドル装置
JP2008248582A (ja) ドア開閉制御装置
JP2019196096A (ja) テールゲート装置
US20190359452A1 (en) Pressure sensitive mat
JP2005227225A (ja) 静電容量型センサ及び挟み込み防止装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160610

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170302

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170330

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170427

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170510

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6150118

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees