JP2015020835A - エレベータシステム - Google Patents

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雄輝 戸向
Yuki Tomukai
雄輝 戸向
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Abstract

【課題】災害が発生したことによりエレベータを停止させた後に、建物内の在館者が建物外部に連絡をとることを可能にするエレベータシステムを提供する。
【解決手段】実施形態によればエレベータシステムは、乗場通信機と制御装置とを備える。乗場通信機は、建物内の各階床のエレベータ乗場にそれぞれ設置され、当該建物外部の外部通信機と接続されている。制御装置は、災害の発生によりエレベータが管制運転に切り替わった後、当該建物内のいずれかの階床のエレベータ乗場に設置されたホールボタンが操作されると、乗場通信機と外部通信機との間の通信路を確立させる。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、エレベータシステムに関する。
従来のエレベータシステムでは、建物内で災害が発生すると、乗りかご内の乗客を避難させるために管制運転に切り替えて運転制御を行う。
例えば火災発生時の管制運転では、乗りかごを最寄階に停止させ戸開することで、乗りかご内に乗客が閉じ込められることを防止する。
またピットに一定量の水が侵入した場合、エレベータを自動的に最上階に避難させ、かご下機器を水から守るようにする。
特開2007−131362号公報
上述したような管制運転では、乗りかご内の乗客を避難させるために戸開した後は、エレベータとしての機能は停止させる。しかし、エレベータが停止した後、逃げ遅れた人が建物内にいる場合、外部と連絡をとる手段がなく救助を要請することが困難になる場合ある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、災害が発生したことによりエレベータを停止させた後に、建物内の在館者が建物外部と連絡をとることを可能にするエレベータシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための実施形態によればエレベータシステムは、乗場通信機と制御装置とを備える。乗場通信機は、建物内の各階床のエレベータ乗場にそれぞれ設置され、当該建物外部の外部通信機と接続されている。制御装置は、災害の発生によりエレベータが管制運転に切り替わった後、当該建物内のいずれかの階床のエレベータ乗場に設置されたホールボタンが操作されると、乗場通信機と外部通信機との間の通信路を確立させる。
一実施形態によるエレベータシステムの構成を示す全体図。 一実施形態によるエレベータシステムの構成を示すブロック図。 一実施形態によるエレベータシステムの乗場操作盤の構成を示す外観図。 一実施形態によるエレベータシステムの動作を示すフローチャート。
〈一実施形態によるエレベータシステムの構成〉
本発明の一実施形態によるエレベータシステムの構成について、図1および図2を参照して説明する。
本実施形態によるエレベータシステム1は、1階〜3階の階床を有する建物に設置されたエレベータ10と、建物外部に設置され、当該エレベータシステム1の管理者により管理される外部管理装置20とが接続されて構成されている。
エレベータ10は、1階乗場に設置された乗場操作盤11−1および液晶インジケータ12−1、2階乗場に設置された乗場操作盤11−2および液晶インジケータ12−2、および、3階乗場の設置された乗場操作盤11−3および液晶インジケータ12−3と、昇降路内を移動する乗りかご13と、乗りかご13を昇降させるモータ14と、制御盤15とを有する。
乗場操作盤11−1〜11−3は、図3に示すように、それぞれホールボタン111−1〜111−3と、乗場通信機112−1〜112−3とを有する。
液晶インジケータ12−1〜12−3は、乗りかご13の現在位置情報や、エレベータ乗場にいる在館者に報知するテキスト情報等を表示する。
乗りかご13には、かご扉と対面する壁面の上部に、かご内からエレベータ乗場の方向を撮影するかご内カメラ装置131が設置されている。このかご内カメラ装置131は、制御盤15に接続されている。
制御盤15は、ホールボタン111−1〜111−3、乗場通信機112−1〜112−3、液晶インジケータ12−1〜12−3、乗りかご13、および外部管理装置20に接続され、通常運転制御部151と、災害発生検知部152と、管制運転制御部153とを有する。
通常運転制御部151は、通常運転時にホールボタン111−1〜111−3の操作に基づいてモータ14の駆動による乗りかご13の昇降制御や、液晶インジケータ12−1〜12−3の表示制御を行う。
災害発生検知部152は、建物内に設置されたセンサ(図示せず)から送信された信号に基づいて、建物内で発生した災害を検知する。
管制運転制御部153は、災害発生検知部152で災害発生が検知されると、予め設定された制御内容で管制運転を開始するとともに、各ホールボタン111−1〜111−3を、非常ボタンとして機能させるよう切り替える。
外部管理装置20は、乗場通信機112−1〜112−3との間で通信可能な状態で接続された外部通信機21と、かご内カメラ装置131で撮影された映像情報を表示する表示装置132とを有する。
乗場通信機112−1〜112−3と外部通信機21とは、例えばインターフォンであり、通信路が確立されることにより双方向に通話可能な状態となる。
〈一実施形態によるエレベータシステムの動作〉
次に、建物内で災害が発生したときのエレベータシステム1の動作について、図4のフローチャートを参照して説明する。
エレベータ10の制御盤15の通常運転制御部151によりエレベータ10が通常運転されているときに、建物内で災害が発生すると、建物内に設置されたセンサから異常事態を通知する信号が制御盤15に送信される。異常事態を通知する信号とは例えば、煙センサで煙が検知されたときや、温度センサにおいて所定値以上の温度が計測されたとき、または、浸水センサにおいて浸水が検知されたときに発信される信号である。
これらのうちいずれかのセンサから異常事態を通知する信号が発信されると、制御盤15の災害発生検知部152において災害発生が検知される(S1)。例えば、煙センサや温度センサから発信された信号に基づいて火災発生が検知され、浸水センサから発信された信号に基づいて水害が検知される。
災害発生検知部152において災害発生が検知されると、当該エレベータ10の運転制御が通常運転制御部151による制御から管制運転制御部153による制御に切り替えられる(S2)。
管制運転制御部153による制御に切り替えられると、まず、既に登録されたエレベータ呼びが全てキャンセルされ、乗りかご13が予め設定された階床に着床するようにモータ14が制御される(S3)。例えば、火災発生により管制運転に切り替えられたときには最寄階に着床するように制御され、水害により管制運転に切り替えられたときには最上階に着床するように制御される。
乗りかご13が設定された階床に着床すると戸開され、乗りかご13内に乗客が閉じ込められる事態が回避される。
次に管制運転制御部153により、各ホールボタン111−1〜111−3が非常ボタンとして機能するよう切り替えられるとともに、「ホールボタンを操作すると乗場通信機112−1〜112−3にて外部と通信できる」ことを示す音声アナウンス情報およびテキスト表示情報が生成される。生成された音声アナウンス情報は各階床の乗場通信機112−1〜112−3から出力され、また、テキスト表示情報は各階床の液晶インジケータ12−1〜12−3から出力される(S4)。
当該音声アナウンス情報およびテキスト表示情報が出力されたことにより、エレベータホールにいる在館者がいずれかのホールボタン111−1〜111−3を操作すると、当該操作が管制運転制御部153で検知される(S5)。ここでは、3階のホールボタン111−3が操作されたものとする。
ホールボタン111−3が操作されたことが検知されると、管制運転制御部153により、当該操作情報が外部管理装置20に通知される。当該通知に対し、管理者により外部通信機21において応答操作が行われると、当該乗場通信機112−3と外部通信機21との間で通信路が確立され、通話可能な状態になる(S6)。
乗場通信機112−3と外部管理装置20とが通信可能な状態となったことにより、3階のエレベータ乗場にいる在館者は、外部管理装置20の管理者に対し救助を求めることができる。
次に、ホールボタン111−3が操作された3階に乗りかご13が着床されて戸開され(S7)、乗りかご13内のかご内カメラ装置131により、かご内から3階のエレベータ乗場方向が撮影される。撮影により生成された映像情報は、管制運転制御部153により外部管理装置20に送信される(S8)。
外部管理装置20では、受信された映像情報が表示装置22に表示され、管理者により乗りかご13内および当該階のエレベータ乗場の状況が監視可能になる。
以上の本実施形態によれば、災害発生によりエレベータが管制運転に切り替わった後に、建物内の在館者が建物外部の管理者と連絡をとることができるようになり、建物内から救助を要請することが可能になる。
また、災害発生後にホールボタンが操作された階で乗りかごを戸開させ、乗りかご内およびエレベータ乗場をかご内カメラ装置で撮影した映像情報を外部管理装置で監視することにより、在館者の有無を確認することができ、また、災害状況に応じて救助に向かう経路を決定するための支援をすることができる。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…エレベータシステム
10…エレベータ
11−11〜11−3…乗場操作盤
12−1〜12−3…液晶インジケータ
13…乗りかご
14…モータ
15…制御盤
20…外部管理装置
21…外部通信機
22…表示装置
111−1〜111−3…ホールボタン
112−1〜112−3…乗場通信機
131…かご内カメラ装置
132…表示装置
151…通常運転制御部
152…災害発生検知部
153…管制運転制御部
上記目的を達成するための実施形態によればエレベータシステムは、乗場通信機と制御装置とを備える。乗場通信機は、建物内の各階床のエレベータ乗場にそれぞれ設置され、当該建物外部の外部通信機と接続されている。制御装置は、災害の発生によりエレベータが管制運転に切り替わった後、当該建物内のいずれかの階床のエレベータ乗場に設置されたホールボタンが操作されると、ホールボタンが操作された階床の乗場通信機と外部通信機との間の通信路を確立させるとともに、ホールボタンが操作された階床にエレベータの乗りかごを着床させて戸開させ、乗りかご内のカメラ装置により、乗りかご内から着床した階床のエレベータ乗場の方向を撮影した映像情報を、建物外部の管理装置に送信する

Claims (3)

  1. 建物内に設置されたエレベータを管理するエレベータシステムにおいて、
    当該建物内の各階床のエレベータ乗場にそれぞれ設置され、当該建物外部の外部通信機と接続された乗場通信機と、
    災害の発生により前記エレベータが管制運転に切り替えた後、当該建物内のいずれかの階床のエレベータ乗場に設置されたホールボタンが操作されると、前記乗場通信機と前記外部通信機との間の通信路を確立させる制御装置と
    を備えることを特徴とするエレベータシステム。
  2. 前記制御装置は、管制運転に切り替えた後、“ホールボタンを操作すると該当階の乗場通信機にて前記外部通信機と通信可能になる”ことを報知するための情報を、前記各階床の乗場に設置された出力装置から出力させる
    ことを特徴とする請求項1に記載のエレベータシステム。
  3. 前記エレベータの乗りかご内には、当該建物外部の管理装置に接続されたカメラ装置が設置され、
    前記制御装置は、前記乗場通信機と前記外部通信機との間の通信路を確立させた後、前記ホールボタンが操作された階床に前記乗りかごを着床させて戸開させ、前記カメラ装置により、前記乗りかご内から前記着床した階床のエレベータ乗場の方向を撮影した映像情報を、前記管理装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータシステム。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05270756A (ja) * 1992-03-26 1993-10-19 Hitachi Building Syst Eng & Service Co Ltd エレベーターの報知装置
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JP2009057181A (ja) * 2007-09-03 2009-03-19 Mitsubishi Electric Corp エレベータの呼び登録装置

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