JP2015005962A - データ通信システム、スレーブ及びマスタ - Google Patents

データ通信システム、スレーブ及びマスタ Download PDF

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Abstract

【課題】コストの増大を抑制しつつ、データ通信を同一の伝送路により双方向で行う。【解決手段】スレーブ3は、マスタ2から送信されたマスタ側送信信号をワイヤーハーネス4を介してスレーブ側受信信号として受信すると、その受信したスレーブ側受信信号からクロックデータリカバリーによりクロックを抽出するクロック抽出処理と、スレーブ側受信信号からスレーブ側受信データを判定する受信データ判定処理とを行う。又、スレーブ3は、クロック抽出処理と受信データ判定処理とを妨げず、且つスレーブ側受信信号が存在する期間で、スレーブ側送信信号をマスタ2に送信する。マスタ2は、マスタ側受信信号の信号波形からマスタ側送信信号の信号波形成分を除去してマスタ側受信データを判定する。【選択図】図1

Description

本発明は、データ通信を同一の伝送路により双方向で行うデータ通信システム、スレーブ及びマスタに関する。
車載環境で適用されるデータ通信システムでは、ワイヤーハーネスの総重量を低減すべく、データ通信を同一のワイヤーハーネスにより双方向で行うことが要求されている。又、データ通信をECU(Electronic Control Unit)とセンサやアクチュエータとの間で行う構成では、センサやアクチュエータのコストの増大を抑制する需要がある。高速なデータ通信レートが要求されないアプリケーションでは、DSI(Distributed Systems Interface)3やPSI(Peripheral Sensor Interface)5で用いられているような時分割多重により、データ通信を双方向で行う伝送路としてワイヤーハーネスを用いることが可能である。しかしながら、高速なデータ通信レートが要求されるアプリケーションでは、時分割多重による伝送効率の低下が問題となる。
一方、データ通信を時分割せずに同時に双方向で行うと、信号が干渉することで、信号波形から受信データを再生することができなくなる問題がある。又、通信レートを同期させるべく、受信信号からクロックを抽出するクロックデータリカバリー(CDR:Clock Data Recovery)の方法が用いられるが、自身の送信信号が信号波形に影響を与えることで、クロックデータリカバリーにより抽出するクロックの誤差が大きくなる問題がある。これらの問題を解決すべく、データ通信を時分割せずに同一のワイヤーハーネスにより双方向で行う方法として、以下に示す2つの方法がある。
第1の方法としては通信周波数を分ける方法がある。非特許文献1のFig.5に開示されているように、デジタル加入者線(DSL:Digital Subscriber Line)において通信周波数を分けることで、同一のワイヤーハーネスによる双方向のデータ通信を実現する。第2の方法としては受信信号から自己の送信信号を差し引く方法がある。非特許文献2のFig.3に開示されているように、デジタルプロセッサを用い、信号処理技術により受信データから送信データ及びその反射成分を除去することで、同一のワイヤーハーネスによる双方向のデータ通信を実現する。
IEEE TRANSACTIONS ON COMMUNICATIONS, VOL.47, NO.8, AUGUST 1999 Zipper: A Duplex Method for VDSL Based on DMT IEEE JOURNAL OF SOLID-STATE CIRCUITS, VOL.36, NO.3, MARCH 2001 A 125-MHz Mixed-Signal Echo Canceller for Gigabit Ethernet(登録商標) on Copper Wire
しかしながら、第1の方法では、周波数を変換するための変復調回路が追加回路として必要となり、回路構成が通常のデータ通信よりも複雑となり、コストの増大を招くという問題がある。又、第2の方法でも、AD変換回路、DA変換回路及びデジタル信号処理回路が追加回路として必要となり、回路構成が通常のデータ通信よりも複雑となり、コストの増大を招くという問題がある。以上のように、データ通信を同一のワイヤーハーネスにより双方向で行う方法は存在するが、何れの方法でも追加回路が必要となり、コストの増大を招くという問題がある。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、追加回路を不要としてコストの増大を抑制しつつ、データ通信を同一の伝送路により双方向で行うことができるデータ通信システム、スレーブ及びマスタを提供することにある。
請求項1に記載した発明によれば、マスタは、マスタ側送信データを含むマスタ側送信信号を伝送路を介してスレーブに送信する。スレーブは、マスタから送信されたマスタ側送信信号を伝送路を介してスレーブ側受信信号として受信すると、その受信したスレーブ側受信信号からクロックデータリカバリーによりクロックを抽出するクロック抽出処理を行うと共に、スレーブ側受信信号からスレーブ側受信データを判定する受信データ判定処理を行う。又、スレーブは、自身のクロック抽出処理と受信データ判定処理とを妨げず、且つスレーブ側受信信号が存在する期間でスレーブ側送信データを含むスレーブ側送信信号を伝送路を介してマスタに送信する。マスタは、スレーブから送信されたスレーブ側送信信号を伝送路を介してマスタ側受信信号として受信すると、その受信したマスタ側受信信号の信号波形からマスタ側送信信号の信号波形成分を除去してマスタ側受信データを判定する。
即ち、スレーブでは、マスタから送信されたマスタ側送信信号を伝送路を介してスレーブ側受信信号として受信すると、クロック抽出処理と受信データ判定処理とを行うが、クロック抽出処理と受信データ判定処理の何れも行っていない期間を活用し、そのクロック抽出処理と受信データ判定処理の何れも行っておらず、且つスレーブ側受信信号が存在する期間で、スレーブ側送信信号を伝送路を介してマスタに送信する。これにより、変復調回路、AD変換回路、DA変換回路及びデジタル信号処理回路等の追加回路をスレーブで不要としてコストの増大を抑制しつつ、データ通信を同一の伝送路により双方向で行うことができる。
本発明の第1の実施形態を示す図 マスタ側送信信号及びスレーブ側送信信号が遅延する態様を示す図 スレーブ端バス波形をシミュレーションした結果を示す図 スレーブ端バス波形及びマスタ端バス波形をシミュレーションした結果を示す図 本発明の第2の実施形態を示し、スレーブ側送信データを示す図 図5相当図 本発明の第3の実施形態を示し、スレーブ側送信信号の振幅とスレーブ側送信データの関係を示す図 本発明の第4の実施形態を示す図1相当図 図8相当図 図8相当図 本発明の第5の実施形態を示す図1相当図 図11相当図
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について、図1から図4を参照して説明する。データ通信システム1は、車載環境で適用されており、マスタ2とスレーブ3とがワイヤーハーネス4(伝送路に相当)により1対1で接続されて構成されている。マスタ2は例えばECU(Electronic Control Unit)等に実装されるIC(Integrated Circuit)であり、スレーブ3は例えばセンサやアクチュエータ等に実装されるICである。例えばマスタ2がECUに実装され、スレーブ3がセンサに実装される構成では、ECUがセンサからセンサ信号を受信して動作する態様となる。又、例えばマスタ2がECUに実装され、スレーブ3がアクチュエータに実装される構成では、ECUが駆動信号をアクチュエータに送信して当該アクチュエータを駆動させる態様となる。マスタ2は、例えばECU等に実装される構成であれば、その消費電流やチップサイズが大きくても良いが、スレーブ3は、例えばセンサやアクチュエータ等に実装される構成であれば、その消費電流やチップサイズが小さい方が望ましい。ワイヤーハーネス4は、例えばツイストペアケーブル(撚り対線)、フラットケーブル、同軸線及び2芯同軸線等により構成されている。
マスタ2は、マスタ側コントローラ2a(マスタ側受信データ判定手段に相当)と、マスタ側送信回路2bと、マスタ側受信回路2c(マスタ側受信手段に相当)と、AD変換回路2dと、DSP(Digital Signal Processor)2e(除去手段に相当)と、マスタ側クロック抽出回路2fとを有する。マスタ2にはマスタ側発振器2gが外付けで接続されている。マスタ側発振器2gは、例えば水晶振動子やセラミック振動子から構成されており、例えばコンデンサや抵抗から構成されるCR発振器のような発振子が不要な発振器よりも高い精度のクロック(例えば発振周波数=f)をマスタ2に供給する。マスタ側コントローラ2a、マスタ側送信回路2b、マスタ側受信回路2c、AD変換回路2d、DSP2e及びマスタ側クロック抽出回路2fは、マスタ側発振器2gから供給されるクロック、又はそのクロックをPLL(Phase Locked Loop)で逓倍して生成した逓倍クロックにしたがって動作する。
スレーブ3は、スレーブ側コントローラ3a(スレーブ側受信データ判定手段に相当)と、スレーブ側受信回路3b(スレーブ側受信手段に相当)と、スレーブ側クロック抽出回路3c(クロック抽出手段に相当)と、FIFO(First In First Out)3dと、スレーブ側送信回路3e(スレーブ側送信手段に相当)とを有する。スレーブ3にはスレーブ側発振器3fが外付けで接続されている。スレーブ側発振器3fも、上記したマスタ側発振器2gと同様に、例えば水晶振動子やセラミック振動子から構成されており、例えばコンデンサや抵抗から構成されるCR発振器のような発振子が不要な発振器よりも高い精度のクロック(例えば発振周波数=f)をスレーブ3に供給する。ただし、本実施形態のスレーブ3ではクロックの精度を後述するクロックデータリカバリー(CDR:Clock Data Recovery)で補うことが可能であり、例えばCR発振器のような精度の低い発振器をスレーブ3に内蔵し、外付けのスレーブ側発振器3fを省略しても良い。スレーブ側コントローラ3a、スレーブ側受信回路3b、スレーブ側クロック抽出回路3c、FIFO3d及びスレーブ側送信回路3eは、スレーブ側発振器3fから供給されるクロック、又はそのクロックをPLLで逓倍して生成した逓倍クロックにしたがって動作する。
上記した構成では、マスタ2からスレーブ3へのデータ送信を以下のようにして行う。マスタ2において、マスタ側送信回路2bは、マスタ側コントローラ2aからマスタ側送信データ(TxDATA)を入力すると、その入力したマスタ側送信データに対してエンコード処理等を行う。そして、マスタ側送信回路2bは、そのエンコード処理等を行ったマスタ側送信データを含むマスタ側送信信号を、マスタ側発振器2gから供給されるクロック又はそのクロックを逓倍して生成した逓倍クロックにしたがってワイヤーハーネス4を介してスレーブ3に送信する。
スレーブ3において、スレーブ側受信回路3b及びスレーブ側クロック抽出回路3cは、マスタ2のマスタ側送信回路2bから送信されたマスタ側送信信号をワイヤーハーネス4を介してスレーブ側受信信号として受信する。このとき、スレーブ側クロック抽出回路3cは、その受信したスレーブ側受信信号に対してクロックデータリカバリーを行い、スレーブ側受信信号に同期したクロックを抽出する。スレーブ側受信回路3bは、スレーブ側受信信号に同期したクロックをスレーブ側クロック抽出回路3cから入力することで、そのスレーブ側受信信号に同期したクロックに同期してスレーブ側受信信号を受信する。そして、スレーブ側受信回路3bは、その受信したスレーブ側受信信号に対してデコード処理等を行い、そのデコード処理等を行ったスレーブ側受信信号をスレーブ側コントローラ3aに出力する。スレーブ側コントローラ3aは、スレーブ側受信回路3bからスレーブ側受信信号を入力すると、その入力したスレーブ側受信信号からスレーブ側受信データ(RxDATA)を抽出して「0」又は「1」を判定する(マスタ側送信データを復元する)。
一方、上記した構成では、スレーブ3からマスタ2へのデータ送信を以下のようにして行う。スレーブ3において、スレーブ側送信回路3eは、スレーブ側コントローラ3aからFIFO3dを介してスレーブ側送信データ(TxDATA)を入力すると、その入力したスレーブ側送信データに対してエンコード処理等を行う。そして、スレーブ側送信回路3eは、スレーブ側受信信号に同期したクロックをスレーブ側クロック抽出回路3cから入力することで、そのエンコード処理等を行ったスレーブ側送信データを含むスレーブ側送信信号を、そのスレーブ側受信信号に同期したクロックに同期してワイヤーハーネス4を介してマスタ2に送信する。
このとき、スレーブ側送信回路3eは、スレーブ側クロック抽出回路3cがスレーブ側受信信号に対してクロックデータリカバリーを行う期間に相当するアイパターンのエッジ検出区間(CDRエッジ検出区間、クロック抽出処理を行う期間)と、スレーブ側コントローラ3aがスレーブ側受信信号からスレーブ側受信データを抽出して「0」又は「1」を判定する時点に相当するスレーブ受信点(受信データ判定処理を行う期間)とを妨げず、且つスレーブ側受信信号が存在する期間で、スレーブ側送信信号をマスタ2に送信する。
マスタ2において、マスタ側受信回路2cは、スレーブ3のスレーブ側送信回路3eから送信されたスレーブ側送信信号をワイヤーハーネス4を介してマスタ側受信信号として受信する。そして、マスタ側受信回路2cは、その受信したマスタ側受信信号に対してデコード処理等を行い、そのデコード処理等を行ったマスタ側受信信号をAD変換回路2dに出力する。AD変換回路2dは、マスタ側受信回路2cからマスタ側受信信号を入力すると、その入力したマスタ側受信信号に対してAD変換処理を行い、そのAD変換処理を行ったマスタ側受信信号をDSP2eに出力する。DSP2eは、AD変換回路2dからマスタ側受信信号を入力すると、その入力したマスタ側受信信号の信号波形からマスタ側送信信号の信号波形成分を除去する除去処理(エコーキャンセル処理)を行い、その除去処理を行ったマスタ側受信信号をマスタ側コントローラ2a及びマスタ側クロック抽出回路2fに出力する。
マスタ側コントローラ2aは、DSP2eからマスタ側受信信号を入力すると、その入力したマスタ側受信信号からマスタ側受信データ(RxDATA)を抽出して「0」又は「1」を判定する(スレーブ側送信データを復元する)。又、マスタ側クロック抽出回路2fは、DSP2eからマスタ側受信信号を入力すると、その入力したマスタ側受信信号に対してクロックデータリカバリーを行い、マスタ側受信信号に同期したクロックを抽出する。上記したマスタ側受信回路2cは、マスタ側受信信号に同期したクロックをマスタ側クロック抽出回路2fから入力することで、マスタ側受信信号に同期したクロックに同期してマスタ側受信信号を受信する。又、AD変換回路2dは、マスタ側受信信号に同期したクロックをマスタ側クロック抽出回路2fから入力することで、マスタ側受信信号に同期したクロックに同期してAD変換処理を行う。
即ち、スレーブ3は、マスタ2から送信されたマスタ側送信信号をワイヤーハーネス4を介してスレーブ側受信信号として受信すると、その受信したスレーブ側受信信号に対してクロックデータリカバリーを行い、スレーブ側受信信号からスレーブ側受信データの判定を行うが、クロックデータリカバリー及びスレーブ側受信データの判定に影響を及ぼさない期間で、スレーブ側送信データをマスタ2に送信する。この場合、スレーブ3は、スレーブ側送信データをマスタ2に送信するタイミングを、クロックデータリカバリーにより抽出したクロックの逓倍に同期させることで正確に制御可能となる。尚、図2に示すように、マスタ側送信信号とスレーブ側送信信号の位相がワイヤーハーネス4のケーブル長(通信遅延時間)により変化するので、マスタ2にAD変換回路2dやDSP2eを用いる必要があるが、マスタ2がECUに実装されていれば、あまり大きな問題とならない。
又、スレーブ3は、隣り合う(連続する)エッジ検出区間の中間をスレーブ受信点とするので、マスタ側送信データの1ビットに対してスレーブ側送信データを2ビット以上で送信可能であり、スレーブ側送信データの送信レートをマスタ側送信データの送信レートよりも高くすることが可能である。スレーブ端バス波形(ワイヤーハーネス4におけるスレーブ3に近い部分での信号波形)をシミュレーションすると、図3に示す波形となる。スレーブ端バス波形は、スレーブ側受信信号の信号波形とスレーブ側送信信号の信号波形とが重なった波形である。図3では、バイナリデータをNRZ(Non Return to Zero)で送受信する場合、スレーブ3が隣り合うエッジ検出区間で「1」、「0」、「1」、「0」の4ビットのスレーブ側送信データを送信する場合、及び「1」、「0」、「0」、「1」の4ビットのスレーブ側送信データを送信する場合を例示している。
又、マスタ端バス波形(ワイヤーハーネス4におけるマスタ2に近い部分での信号波形)をシミュレーションすると、図4に示す波形となる。マスタ端バス波形は、マスタ側送信信号の信号波形とマスタ側受信信号の信号波形とが重なった波形である。図4では、スレーブ3が隣り合うエッジ検出区間で「1」、「0」、「0」、「1」の4ビットのスレーブ側送信データを送信した場合を例示している。スレーブ端バス波形は、スレーブ側受信信号の信号波形とスレーブ側送信信号の信号波形とが重なった波形であるが、クロックデータリカバリーを行うこと及びスレーブ側受信データを判定することに問題が発生することはない。一方、マスタ端バス波形は、マスタ側受信信号の信号波形とマスタ側送信信号の信号波形とが重なった波形であるが、上記したように、マスタ側受信データを生成するには、マスタ側受信信号の信号波形からマスタ側送信信号の信号波形成分を除去する必要がある。
以上に説明したように第1の実施形態によれば、スレーブ3において、マスタ2から送信されたマスタ側送信信号をワイヤーハーネス4を介してスレーブ側受信信号として受信すると、クロック抽出処理と受信データ判定処理とを行い、それらクロック抽出処理と受信データ判定処理とを妨げず、且つスレーブ側受信信号が存在する期間で、スレーブ側送信データを含むスレーブ側送信信号をマスタ2に送信する。マスタ2において、マスタ側受信信号の信号波形からマスタ側送信信号の信号波形成分を除去してマスタ側受信データを判定する。これにより、変復調回路、AD変換回路、DA変換回路及びデジタル信号処理回路等の追加回路をスレーブ3で不要としてコストの増大を抑制しつつ、データ通信を同一のワイヤーハーネス4により双方向で行うことができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について、図5及び図6を参照して説明する。尚、上記した第1の実施形態と同一の部分については説明を省略し、異なる部分について説明する。第2の実施形態では、スレーブ3は、同一のスレーブ側送信データを複数回に亘ってマスタ2に送信する。マスタ2は、スレーブ3から複数回に亘って送信されたスレーブ側送信データを受信すると、そのスレーブ側送信データを受信した回数の多数決や値の平均によりマスタ側受信データを判定する。具体的に説明すると、スレーブ3が「0」、「1」の2ビットデータを連続して4回送信する仕様である場合に、データエラーが発生しなければ、マスタ2は、マスタ側受信データを「0」、「1」と判定することが可能である。一方、図5に示すように、例えば3回目の送信でデータエラーが発生し、スレーブ3が送信した「0」、「1」の2ビットデータをマスタ2が誤って「1」、「1」の2ビットデータとして受信したとしても、マスタ2は、スレーブ側送信データを受信した回数の多数決により判定することで、マスタ側受信データを「0」、「1」と判定することが可能である。又、図6に示すように、同じく例えば3回目の送信でデータエラーが発生し、スレーブ3が送信した「0」、「1」の2ビットデータをマスタ2が誤って「1」、「1」の2ビットデータとして受信したとしても、マスタ2は、スレーブ側送信データを受信した値の平均により判定することで、マスタ側受信データを「0」、「1」と判定することが可能である。このようにスレーブ3が同一のスレーブ側送信データを複数回に亘ってマスタ2に送信する場合に、スレーブ側送信データを受信した回数の多数決や値の平均によりマスタ側受信データを判定することで、データエラーが発生したとしても、スレーブ側送信データを正確に復元することができ、信頼性を高めることができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について、図7を参照して説明する。尚、上記した第1の実施形態と同一の部分については説明を省略し、異なる部分について説明する。第3の実施形態では、スレーブ3は、スレーブ側送信データを多値化してマスタ2に送信する。具体的に説明すると、図5に示すように、スレーブ3は、スレーブ側送信信号の振幅に4つの階調を持たせることで、スレーブ側送信データを多値化してマスタ2に送信する。スレーブ3は、3つ以上の階調を持たせることで、スレーブ側送信データの送信レートを高めることが可能となる。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態について、図8から図10を参照して説明する。尚、上記した第1から第3の実施形態と同一の部分については説明を省略し、異なる部分について説明する。第1から第3の実施形態は、マスタ2とスレーブ3とがワイヤーハーネス4により1対1で接続されている構成であるが、第4の実施形態は、マスタとスレーブとがワイヤーハーネスにより1対n(nは2以上の自然数)で接続されている構成である。即ち、データ通信システム11は、第1の実施形態で説明したマスタ2と第1のスレーブ121から第nのスレーブ12nとがワイヤーハーネス13により1対nで接続されて構成されている。第1のスレーブ121から第nのスレーブ12nは、それぞれ第1の実施形態で説明したスレーブ3と同等の構成である。例えば第1のスレーブ121は、スレーブ側コントローラ121aと、スレーブ側受信回路121bと、スレーブ側クロック抽出回路121cと、FIFO121dと、スレーブ側送信回路121eとを有する。又、第1のスレーブ121には第1のスレーブ側発振器121fが外付けで接続されている。同様に、第2のスレーブ122には第2のスレーブ側発振器122aが外付けで接続されており、第nのスレーブ12nには第nのスレーブ側発振器12naが外付けで接続されている。ワイヤーハーネス13には第1の分岐点131から第mの分岐点13m(m=n−1)が設けられている。
上記した構成では、第1のスレーブ121から第nのスレーブ12nは、隣り合うエッジ検出区間でそれぞれのスレーブ側送信データを送信する期間を時分割する。具体的に説明すると、図8に示すように、マスタ2と第1のスレーブ121及び第2のスレーブ122とがワイヤーハーネス13により1対2(n=2)で接続されている構成であれば、第1のスレーブ121及び第2のスレーブ122が、隣り合うエッジ検出区間でそれぞれのスレーブ側送信データを送信する期間を時分割する。
又、第1のスレーブ121から第nのスレーブ12nは、スレーブ側送信データを送信する期間を均等に時分割しても良いし不均等に時分割しても良い。具体的に説明すると、図9に示すように、第1のスレーブ121から第nのスレーブ12nが対等な関係である場合には、第1のスレーブ121から第nのスレーブ12nがスレーブ側送信データを送信する期間を均等に時分割しても良い。一方、図10に示すように、第1のスレーブ121から第nのスレーブ12nが対等な関係でない場合には、第1のスレーブ121から第nのスレーブ12nがスレーブ側送信データを送信する期間を不均等に時分割しても良い。図10では、例えば第1のスレーブ121が他のスレーブ(第2のスレーブ122から第nのスレーブ12n)よりもスレーブ側送信データを優先して送信する場合を例示している。即ち、第1のスレーブ121が他のスレーブよりも例えば重要度の高いスレーブ側送信データやデータ容量の大きいスレーブ側送信データを送信する形態等であれば、第1のスレーブ121が他のスレーブよりもスレーブ側送信データを優先して送信すれば良い。この場合、第1のスレーブ121がスレーブ側送信データを送信する送信レートは、他のスレーブがスレーブ側送信データを送信する送信レートよりも高くなる。又、第1のスレーブ121が同一のスレーブ側送信データを繰返して送信しても良いし異なるスレーブ側送信データを送信しても良い。
第4の実施形態によれば、マスタ2と第1のスレーブ121から第nのスレーブ12nとが1対nで接続されている構成でも、変復調回路、AD変換回路、DA変換回路及びデジタル信号処理回路等の追加回路を第1のスレーブ121から第nのスレーブ12nで不要としてコストの増大を抑制しつつ、データ通信を同一のワイヤーハーネス13により双方向で行うことができる。
(第5の実施形態)
次に、本発明の第5の実施形態について、図11及び図12を参照して説明する。尚、上記した第1から第4の実施形態と同一の部分については説明を省略し、異なる部分について説明する。第1から第4の実施形態は、隣り合うエッジ検出区間でスレーブ側送信データを送信する期間として2区間を確保する構成であるが、第5の実施形態は、隣り合うエッジ検出区間でスレーブ側送信データを送信する期間として4区間を確保する構成である。隣り合うエッジ検出区間でのスレーブ側送信データを送信する期間は、マスタ側送信データの送信レートに依存する。マスタ側送信データの送信レートが相対的に高ければ、隣り合うエッジ検出区間でスレーブ側送信データを送信する期間が相対的に短くなり、スレーブ側送信データの送信レートが相対的に低くなる。一方、マスタ側送信データの送信レートが相対的に低ければ、隣り合うエッジ検出区間でスレーブ側送信データを送信する期間が相対的に長くなり、スレーブ側送信データの送信レートが相対的に高くなる。
この場合も、第1のスレーブ121から第nのスレーブ12nは、スレーブ側送信データを送信する期間を均等に時分割しても良いし不均等に時分割しても良い。第1のスレーブ121から第nのスレーブ12nが対等な関係である場合には、第1のスレーブ121から第nのスレーブ12nがスレーブ側送信データを送信する期間を均等に時分割しても良い。一方、図12に示すように、第1のスレーブ121から第nのスレーブ12nが対等な関係でない場合には、第1のスレーブ121から第nのスレーブ12nがスレーブ側送信データを送信する期間を不均等に時分割しても良い。
(その他の実施形態)
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形又は拡張することができる。
第1から第5の実施形態をどのように組み合わせても良い。即ち、例えば第3の実施形態と第4や第5の実施形態を組み合わせることで、マスタとスレーブとが1対nで接続されている構成で、それぞれのスレーブがスレーブ側送信データを多値化してマスタに送信する構成であっても良い。
伝送路は、ワイヤーハーネスに限らず、他の伝送媒体であっても良い。
図面中、1はデータ通信システム、2はマスタ、2aはマスタ側コントローラ(マスタ側受信データ判定手段)、2cはマスタ側受信回路(マスタ側受信手段)、2eはDSP(除去手段)、3はスレーブ、3aはスレーブ側コントローラ(スレーブ側受信データ判定手段)、3bはスレーブ側受信回路(スレーブ側受信手段)、3cはスレーブ側クロック抽出回路(クロック抽出手段)、3eはスレーブ側送信回路(スレーブ側送信手段)、4はワイヤーハーネス(伝送路)である。

Claims (11)

  1. マスタ側送信データを含むマスタ側送信信号を伝送路(4)を介してスレーブ(3)に送信するマスタ(2)と、
    前記マスタから送信された前記マスタ側送信信号を前記伝送路を介してスレーブ側受信信号として受信し、その受信した前記スレーブ側受信信号からクロックデータリカバリーによりクロックを抽出するクロック抽出処理を行うと共に、前記スレーブ側受信信号からスレーブ側受信データを判定する受信データ判定処理を行うスレーブと、を備えたデータ通信システム(1)において、
    前記スレーブは、前記クロック抽出処理と前記受信データ判定処理とを妨げず、且つ前記スレーブ側受信信号が存在する期間で、スレーブ側送信データを含むスレーブ側送信信号を前記伝送路を介して前記マスタに送信し、
    前記マスタは、前記スレーブから送信された前記スレーブ側送信信号を前記伝送路を介してマスタ側受信信号として受信し、その受信した前記マスタ側受信信号の信号波形から前記マスタ側送信信号の信号波形成分を除去した後に、前記マスタ側受信信号からマスタ側受信データを判定することを特徴とするデータ通信システム。
  2. 請求項1に記載したデータ通信システムにおいて、
    前記スレーブは、前記マスタが前記マスタ側送信信号を前記スレーブに送信する送信レートよりも高い送信レートで前記スレーブ側送信信号を前記マスタに送信することを特徴とするデータ通信システム。
  3. 請求項1に記載したデータ通信システムにおいて、
    前記スレーブは、前記マスタが前記マスタ側送信信号を前記スレーブに送信する送信レートよりも低い送信レートで前記スレーブ側送信信号を前記マスタに送信することを特徴とするデータ通信システム。
  4. 請求項3に記載したデータ通信システムにおいて、
    前記スレーブは、同一の前記スレーブ側送信データを複数回に亘って前記マスタに送信することを特徴とするデータ通信システム。
  5. 請求項4に記載したデータ通信システムにおいて、
    前記マスタは、前記スレーブから複数回に亘って送信された前記スレーブ側送信データを受信した回数の多数決により前記マスタ側受信データを判定することを特徴とするデータ通信システム。
  6. 請求項4に記載したデータ通信システムにおいて、
    前記マスタは、前記スレーブから複数回に亘って送信された前記スレーブ側送信データを受信した値の平均により前記マスタ側受信データを判定することを特徴とするデータ通信システム。
  7. 請求項1から6の何れか一項に記載したデータ通信システムにおいて、
    前記スレーブは、前記スレーブ側送信データを多値化して前記マスタに送信することを特徴とするデータ通信システム。
  8. 請求項1から7の何れか一項に記載したデータ通信システムにおいて、
    前記マスタと前記スレーブとが1対複数で前記伝送路を介して接続され、
    前記複数のスレーブは、それぞれが前記スレーブ側送信信号を前記マスタに送信する期間を時分割することを特徴とするデータ通信システム。
  9. 請求項8に記載したデータ通信システムにおいて、
    前記複数のスレーブは、それぞれが前記スレーブ側送信信号を前記マスタに送信する送信レートが異なることを特徴とするデータ通信システム。
  10. マスタ側送信データを含むマスタ側送信信号を伝送路(4)を介してスレーブ(3)に送信するマスタ(2)と共にデータ通信システム(1)を構成するスレーブにおいて、
    前記マスタから送信されたマスタ側送信データを含むマスタ側送信信号を前記伝送路を介してスレーブ側受信信号として受信するスレーブ側受信手段(3b)と、
    前記スレーブ側受信手段により受信された前記スレーブ側受信信号からクロックデータリカバリーによりクロックを抽出するクロック抽出処理を行うクロック抽出手段(3c)と、
    前記スレーブ側受信手段により受信された前記スレーブ側受信信号からスレーブ側受信データを判定する受信データ判定処理を行うスレーブ側受信データ判定手段(3a)と、
    前記クロック抽出処理と前記受信データ判定処理とを妨げず、且つ前記スレーブ側受信信号が存在する期間で、スレーブ側送信データを含むスレーブ側送信信号を前記伝送路を介して前記マスタに送信するスレーブ側送信手段(3e)と、を備えたことを特徴とするスレーブ。
  11. マスタ(2)から送信されたマスタ側送信信号を伝送路(4)を介してスレーブ側受信信号として受信し、その受信した前記スレーブ側受信信号からクロックデータリカバリーによりクロックを抽出するクロック抽出処理を行うと共に、前記スレーブ側受信信号からスレーブ側受信データを判定する受信データ判定処理を行うスレーブ(3)と共にデータ通信システム(1)を構成するマスタにおいて、
    前記スレーブから送信されたスレーブ側送信信号を前記伝送路を介してマスタ側受信信号として受信するマスタ側受信手段(2c)と、
    前記マスタ側受信手段により受信された前記マスタ側受信信号の信号波形から前記マスタ側送信信号の信号波形成分を除去する除去手段(2e)と、
    マスタ側送信信号の信号波形成分が前記除去手段により除去された前記マスタ側受信信号の信号波形から前記マスタ側受信データを判定するマスタ側受信データ判定手段(2a)と、を備えたことを特徴とするマスタ。
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