JP2015004780A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】過酷環境下や火災現場での対策がなされた表示装置(プロジェクター)に関する技術を提供する。
【解決手段】金属のフランジ付きナット50を樹脂筐体20内部の金属シールド30にオーバーラップするように取り付ける。具体的には、フランジ付きナット50をフランジ型(フランジ部55)とする。また、金属シールド30のナット固定用絞り部34を電源ユニット側とは反対方向に凸形状にして、電源ユニットと絶縁シート70との間に所定の空間を確保できる。このプロジェクターは、樹脂筐体20が完全に無くなったとしても天吊状態でフランジ付きナット50が金属シールド30から抜け落ちず、さらに金属シールド30も各不燃物と相互固定されるため、プロジェクターを構成する主要部品が天井や壁面から落下するおそれが無い。
【選択図】図6

Description

本発明は、表示装置に係り、例えば天吊り可能や壁面等に取り付け可能に構成された表示装置に関する。
一般的に、プロジェクター等のように天井や壁面等へ据付が可能な表示装置において、一般的には、筐体を構成する下ケースに設けたボスに金属ナットをインサートし、天井側に固定された天吊用の金具とビスやボルト等で固定していた。
図1に公知の技術を用いて天吊り状態としたプロジェクター101を示す。また、図2(a)は天吊金具190とプロジェクター101との固定部分(図1の領域A)の断面を拡大して示している。さらに、図2(b)は固定に使用されるナット150の斜視図である。
図示のように、プロジェクター101は天地反転状態に配置され、キャビネット底面110に天吊金具190がビス180で固定される。この固定構造では、キャビネット底面110にナット150が組み込まれており、そのナット150と天吊金具190とがビス180で固定される。具体的には、キャビネット底面110にナット配置部120(ボス)が形成されている。ナット配置部120はキャビネット内側に筒状で配置用孔122を有し、その配置用孔122にナット150が嵌め込まれている。配置用孔122の図示上部中心はナット150の先端部152が挿通可能に開口124となっている。ナット150は、円筒状のナット本体151の先端にナット本体151より外径の小さい筒状の先端部152を備えている。ナット本体151と先端部152との境界である段差部153がナット配置部120の開口124の外縁内面部分126に当接するようになっている。したがって、ナット150の螺孔154にビス180が螺挿され天吊金具190をビス180で固定されたときに、ビス180とナット150(段差部153)でキャビネット底面110(ナット配置部120)を挟み込む構造となり、固定がなされる。
天吊用構造として安全を考慮した技術が各種提案されている。例えば、簡易な構成で落下を防止することを目的として提案されたプロジェクターがある(特許文献1参照)。具体的には、特許文献1に開示の技術は、従来のインサートナットを樹脂に圧入する構造に対して、インサートナットと樹脂との間に金属製のフランジを設けてボスがクラックした場合でも、樹脂製の下ケースとフランジの接触部分においてプロジェクターを保持する構造を提案している。この構造で、油脂によるケミカルクラックに対応している。
特開2007−240982号公報
ところで、図1や図2で示した構造では、例えば製造工程でインサートナットに油脂等が付着すると、樹脂で構成された下ケースのボス部分が樹脂劣化によりクラックしプロジェクターが落下するおそれがあった。また、製造工程でのインサートナットへの油脂付着にとどまらず、極端に油分の多い環境下(飲食店等)で使用された場合でも同様の樹脂劣化によりプロジェクターが落下するおそれがあった。さらに火災等の発火があった際でも、樹脂が燃えて溶け落ちた場合に、プロジェクターが落下するおそれがあった。また、特許文献1に開示の技術では、上述の様な過酷環境下や火災現場での対策については不十分で別の技術が求められていた。
本発明は以上のような状況に鑑みなされたものであって、上記課題を解決する技術を提供することを目的とする。
本発明の表示装置は、樹脂製の筐体と、前記筐体の内部に配置される金属シールドと、前記筐体にインサートされ、外部の所定部材との固定に利用可能に構成されたインサートナットと、を有し、前記インサートナットは、前記筐体にインサートされた状態で、前記金属シールドに取り付けられる固定部を備える。
また、前記インサートナットの前記固定部はフランジであって、前記インサートナットが前記外部の所定部材にネジ固定されたときに、前記インサートナットの先端部分は、前記筐体と前記外部の所定部材とを挟んで締め付け、前記フランジは、前記金属シールドと前記筐体と前記外部の所定部材とを挟んで締め付けてもよい。
また、前記金属シールドは、外側に向かって凸状に形成され前記インサートナットの前記固定部が取り付けられるナット配置部を備えてもよい。
また、前記金属シールドの内側には絶縁シートが配置されてもよい。
また、当該表示装置はプロジェクターであってもよい。
本発明によれば、天吊または壁面設置されたプロジェクターがインサートナットへの油脂付着や油分多い過酷環境下、更に火災時においてもプロジェクターが落下するのを防止することが出来る技術を提供することができる。
背景技術に係る、天吊金具が取り付けられたプロジェクターを示す斜視図である。 背景技術に係る、天吊金具とプロジェクターの固定構造及び固定に用いられるナットを示す図である。 実施形態に係る、天吊金具が取り付けられたプロジェクターを示す斜視図である。 実施形態に係る、樹脂筐体を取り外した状態のプロジェクターを示す斜視図である。 実施形態に係る、フランジ付きナットが取り付けられた状態の金属シールドを示す斜視図である。 実施形態に係る、天吊金具とプロジェクターの固定構造を示す一部断面斜視図である。 実施形態に係る、天吊金具とプロジェクターの固定に用いられるフランジ付きナットを示す斜視図である。 実施形態に係る、フランジ付きナットとナット固定用絞り部との関係を示す斜視図である。 実施形態に係る、フランジ付きナットによる取付構造を説明するための斜視図である。 実施形態に係る、フランジ付きナットによる取り付け構造を模式的に示す断面図である。 実施形態に係る、上カバーを取り外した状態のプロジェクターの斜視図である。 実施形態に係る、金属シールドに電源ユニットを固定した状態を示す斜視図である。 実施形態に係る、金属シールドにメイン基板及び電源ユニットを固定した状態示す斜視図である。 実施形態に係る、金属シールドにメイン基板、電源ユニット及び光学メカを固定した状態を示す斜視図である。
次に、本発明を実施するための形態(以下、単に「実施形態」という)を、図面を参照して具体的に説明する。
本実施形態の概要は次の通りである。
(1)金属のインサートナット(後述のフランジ付きナット50)を筐体内部の金属製シールド(後述の金属シールド30)にオーバーラップするように取り付ける。具体的には、インサートナットをフランジ型とし、シールドのナット固定部分を電源基板側とは反対方向に絞り形状にして、電源との空間距離を絶縁シートで確保できる構造となっている。
(2)金属製シールドは不燃物である電源基板(後述の電源ユニット16)上のインレット金具とビス固定される構造となっている。
(3)金属製シールドは不燃物であるメイン基板と端子類でビス固定される構造となっている。
(4)メイン基板は不燃物である光学メカ(光学ユニット)のマグネシウム部分とビス固定される構造となっている。
以上の特徴(1)〜(4)を有する構造のプロジェクターは、筐体部分が完全に無くなったとしても天吊状態でインサートナットが金属シールドから抜け落ちず、さらに金属シールドも各不燃物と相互固定されるため、プロジェクターを構成する主要部品が天井や壁面から落下するおそれが無い。上記の金属シールドは不要輻射用の部材である為、電源基板、メイン基板、光学メカ等のプロジェクターの内部の主要部品とビスで相互固定されており、樹脂ケースが無くても、金属や基板等の不燃物同士で結合され構造体となっている。
図3は、実施形態に係る、天吊金具90がビス80によって取り付けられたプロジェクター1を示す斜視図である。このプロジェクター1は、外面を樹脂筐体20(下カバー21、上カバー22、前カバー23)で覆われており、図示では天地反転した状態を示している。図示上面のプロジェクター底面10を覆っている下カバー21の所定の領域A1には天吊金具90をビス80で固定する為の構造が設けられている。また、本図では、光学メカ17のレンズ部分が図示右下側方向を向いて露出している。
ビス80による天吊金具90のプロジェクター底面10へのビス固定は、例えば4箇所で行われる。その4箇所の固定構造のうち、1箇所において金属シールド30と樹脂筐体20とを共通に締結する構造が採用される。また、残りの固定構造では、樹脂筐体20だけによる固定構造となる。なお、4箇所の固定構造の全てにおいて、本実施形態で特徴的な固定構造が採用されてもよい。これらの固定構造の詳細は後述する。
図4は、実施形態に係る、樹脂筐体20を取り外した状態のプロジェクター1を示す斜視図である。図示のプロジェクター1も天地反転した状態を示している。本図では、光学メカ17のレンズ部分が左上側方向を向いている。また、図5は、金属シールド30の斜視図を示している。
図示のように、金属シールド30は、例えば、スズをめっきした鋼板(ブリキ)を板金した部材であって、厚さ0.3mmである。この金属シールド30は、シールド底面部31と、シールド背面部32と、シールドメカ配置部33とを備える。
図示のように、プロジェクター底面10に配置されるシールド底面部31には、電源ユニット16が取り付けられる。また、シールド底面部31の後方側には、シールド底面部31の端部から折り曲げられ立ち上がるシールド背面部32が形成されている。シールド背面部32の上端部分近傍にはメイン基板15が取り付けられる。また、シールド底面部31の前方側の端部には光学メカ17を固定する為のシールドメカ配置部33が形成されている。
シールド底面部31の所定の領域にはフランジ付きナット50を取り付けるナット固定用絞り部34が形成されている。このナット固定用絞り部34を用いてプロジェクター1と天吊金具90の固定構造が構成され、図示矢印方向への吊り下げが可能となる。以下、この固定構造について説明する。
図6は、天吊金具90とプロジェクター1の固定構造を示す一部断面斜視図である。また、図7は、天吊金具90とプロジェクター1の固定に用いられるフランジ付きナット50を示す斜視図である。プロジェクター1は、フランジ付きナット50を用いて天吊金具90の固定用開口92にビス80で固定される。
図示のように、フランジ付きナット50は、ナット本体51と、ナット先端凸部52と、フランジ部55とを備え、金属で形成されている。ナット本体51は筒状体であって、その先端部に筒状のナット先端凸部52が一体に形成されている。ナット本体51の外径がナット先端凸部52の外径より大きく、ナット本体51とナット先端凸部52の境界部分にナット先端段差部53が形成されている。また、ナット先端凸部52の先端部にはナット先端凸部52及びナット本体51の内部に共通に中央孔54(螺孔)が形成されている。中央孔54(螺孔)にビス80のビスネジ部82が螺挿される。また、ナット本体51のナット先端凸部52が形成される側と反対の端部には、フランジ部55が形成されている。フランジ部55の外縁には、円周部分から中心側に凹んだ回転防止凹部56が、対向する2箇所に形成されている。
樹脂筐体20の下カバー21には上述のようにナット配置部24が形成されている。ナット配置部24は、下カバー21の本体部分から外側に所定量膨らんだ位置において、下カバー21の内側に延出するボス状形状を有している。ボス状のナット配置部24の中心にはナット配置孔25が形成されている。ナット配置孔25は、フランジ付きナット50のナット本体51の外径と略同一であって、内部側からフランジ付きナット50を嵌め込み可能に形成されている。
ナット配置孔25の外側方向(図示で上側方向)の底面には内外を連通する先端開口26が形成されている。先端開口26の直径は、ナット先端凸部52の外径と略同一であって、フランジ付きナット50がナット配置孔25に嵌め込まれたときに、ナット先端凸部52が挿入配置される。
ナット配置孔25の底面において、先端開口26の外縁部分は当接面28となっており、フランジ付きナット50がナット配置孔25に嵌め込まれたときにナット先端段差部53が当接するようになっている。
図8は、ナット固定用絞り部34の斜視図であって、プロジェクター1の内部側から見た図である。金属シールド30のナット固定用絞り部34は、絞り加工によって外方向に(図8では下方向であり、図4では電源ユニット16側とは反対の上方向)、断面台形に突出するように形成されている。
ナット固定用絞り部34にはナット挿通用開口35が形成されている。ナット挿通用開口35の直径はナット配置孔25の外径と略同一であって、プロジェクター1において樹脂筐体20(下カバー21)が取り付けられた状態で、金属シールド30のナット挿通用開口35と樹脂筐体20のナット配置孔25とが一致する。ナット挿通用開口35にはナット本体51が挿通され、フランジ部55がナット挿通用開口35の近傍領域で当接し係止する。
フランジ付きナット50が嵌め込まれると、フランジ部55はナット配置孔25の内側先端部(ボス形状の先端部)と当接し、挿入が制限される。したがって、フランジ付きナット50がナット配置孔25に完全に挿入され嵌め込まれた状態で、ナット先端段差部53が当接面28に当接し、かつ、フランジ部55がナット挿通用開口35の外縁部分に当接する。
ナット挿通用開口35の両サイドには、ナット挿通用開口35を挟むように一対のナット固定用開口36が形成されている。また、フランジ部55によりフランジ付きナット50の挿通が固定された状態で、回転防止凹部56とナット固定用開口36とが一致する。つぎに説明するように、回転防止凹部56によってフランジ付きナット50の位置決め回転防止がなされる。
図9はフランジ付きナット50の取り付け構造を説明するための図である。図9(a)は、本実施形態において特徴的な構造を示しており、図6の構造に対応する。図9(b)は、ナット固定用絞り部34を用いず樹脂筐体20にフランジ付きナット50を取り付ける構造を示している。
図9(a)に示すように、樹脂筐体20の下カバー21の内側には、位置決め用のピン29aが形成されている。樹脂筐体20がプロジェクター1を覆った状態において、ピン29aがナット固定用開口36に挿通される。ピン29aの頂部がナット固定用開口36から突出し、回転防止凹部56に凹形状部分に配置される。フランジ付きナット50(ナット挿通用開口35)を挟んでピン29aと反対側にはナット固定用ボス29bが形成されている。図9(a)では図示していないが、図9(b)のナット固定用ボス29bと同様の構造である。ナット固定用ボス29bに形成されたネジ穴29cがもう一方のナット固定用開口36と一致し、両者が一致した状態で皿付きのネジ85でフランジ部55(フランジ付きナット50)が固定される。つまり、このネジ85はフランジ付きナット50の回転防止機能及び脱落防止機能を果たす。
図10はフランジ付きナット50による取り付け構造を模式的に示す断面図である。図示のように、金属シールド30と電源ユニット16との間には絶縁シート70が配置される。つまり、ナット固定用絞り部34が電源ユニット16とは反対方向(プロジェクター1の外側方向)に突出する形状であることから、絶縁シート70を配置する空間を確保することが容易になる。また、上述したように、ナット挿通用開口35の直径よりフランジ部55の外径が大きいため、フランジ付きナット50はナット挿通用開口35を内側から貫通して外側へ抜けてしまうことがない。
また、図11は、上カバー22を取り外した状態のプロジェクター1の斜視図である。図12は、金属シールド30に電源ユニット16を固定した状態を示す斜視図である。図13は、金属シールド30にメイン基板15及び電源ユニット16を固定した状態示す斜視図である。図14は、金属シールド30にメイン基板15、電源ユニット16及び光学メカ17を固定した状態を示す斜視図である。
例えば図11、図12及び図14に示すように、電源ユニット16は、シールド底面部31とシールド背面部32の境界付近の領域X1(インレット金具部分)において、金属シールド30にビス固定される。また、主に図13に示すように、メイン基板15は、シールド背面部32において端子用開口が設けられた領域近傍Y1において金属シールド30にビス固定される。さらに、主に図11や図14に示すように、光学メカ17は、マグネシウム合金等で構成される部分において、シールドメカ配置部33の先端部分の所定の領域Z1で金属シールド30とビス固定される。
したがって、プロジェクター1の主要な構成要素は金属シールド30に固定される。その結果、プロジェクター1が天吊金具90によって天井等に釣り下げられた状態において、通常の状態では、金属シールド30及び樹脂筐体20とにフランジ付きナット50及びビス80によって天吊金具90が固定されることになる。そして、仮に火災によって樹脂筐体20が焼失したり過酷使用環境を原因とするクラック発生により樹脂筐体20の固定能力が低下した場合であっても、樹脂筐体20無しで金属シールド30だけでメイン基板15等の主要構成要素を保持できる。つまり、プロジェクター1の実質的な重量物の落下を防止することができる。
また、図9に示したように、フランジ部55が抜けないような構造としているため、金属シールド30の薄型化が可能となり、プロジェクター1の重量が5kg程度の場合には、上述したように、厚さ0.3mm程度であっても十分に所望の性能を実現できる。なお、フランジ付きナット50に相当するナットを直接板金(金属シールド30に相当するブリキ)にカシメる構造で天吊り強度を確保する場合は、厚さが1.0〜1.6mm程度が必要であった。このように、大幅に薄型化及び軽量化が可能となる。
以上、本発明を実施形態をもとに説明した。この実施形態は例示であり、それらの各構成要素の組み合わせ等にいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。例えば、金属シールド30との固定にフランジ部55が用いられたがこれに限る趣旨では無く、同様の機能を有する構造、例えば、ナット本体51の側面から外方向に突出する構造のようにナット固定用絞り部34のナット挿通用開口35外縁に係止して固定部として機能する構造が用いられてもよい。また、本実施形態は、プロジェクター1を天井に固定する構造について説明したが、これに限らず、壁面に取り付ける構造、さらには、プロジェクター1以外の所定の表示装置(例えば液晶表示装置等の薄型表示装置)を壁面等に固定する構造についても適用できる。
1 プロジェクター(表示装置)
10 プロジェクター底面
15 メイン基板
16 電源ユニット
17 光学メカ
20 樹脂筐体
21 下カバー
22 上カバー
23 前カバー
24 ナット配置部
25 ナット配置孔
26 先端開口
28 当接面
29a ピン
29b ナット固定用ボス
29c ネジ穴
30 金属シールド
31 シールド底面部
32 シールド背面部
33 シールドメカ配置部
34 ナット固定用絞り部
35 ナット挿通用開口
36 ナット固定用開口
50 フランジ付きナット(インサートナット)
51 ナット本体
52 ナット先端凸部(ナット先端部)
53 ナット先端段差部(ナット先端部)
54 中央孔
55 フランジ部(固定部)
56 回転防止凹部
70 絶縁シート
80 ビス
82 ビスネジ部
85 ネジ
90 天吊金具
92 固定用開口

Claims (5)

  1. 樹脂製の筐体と、
    前記筐体の内部に配置される金属シールドと、
    前記筐体にインサートされ、外部の所定部材との固定に利用可能に構成されたインサートナットと、
    を有し、
    前記インサートナットは、前記筐体にインサートされた状態で、前記金属シールドに取り付けられる固定部を備える
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 前記インサートナットの前記固定部はフランジであって、
    前記インサートナットが前記外部の所定部材にネジ固定されたときに、前記インサートナットの先端部分は、前記筐体と前記外部の所定部材とを挟んで締め付け、前記フランジは、前記金属シールドと前記筐体と前記外部の所定部材とを挟んで締め付ける
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記金属シールドは、外側に向かって凸状に形成され前記インサートナットの前記固定部が取り付けられるナット配置部を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 前記金属シールドの内側には絶縁シートが配置されることを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載の表示装置。
  5. 当該表示装置はプロジェクターであることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の表示装置。
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