JP5234145B2 - 結合装置 - Google Patents
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Description
ねじ孔にねじ込まれた上記ビスの先端部を受け止めてそのビスのねじ込み過ぎを阻止する
受部とを備えた取付け具とによって構成される。
り形成された取付け具本体に、上記板金部材の長手方向の一端側及び他端側の各片部同士
の重なり部とその重なり部に対向する板状部とを具備させてなり、上記重なり部の内側に
配備されている板金部材の一端側の上記片部にその片部を貫通する上記ねじ孔が形成され
、かつ、上記重なり部の外側に配備されている板金部材の他端側の上記片部に、上記ビス
が挿通されるビス挿通孔が形成されていると共に、上記受部が上記板状部によって形成さ
れている、というものである。また、上記取付け具本体は、上記重なり部を形成している
板金部材の長手方向の一端側及び他端側の各片部と、上記受部を形成している上記板状部
と、この板状部の長手方向一端部と上記一端側片部とに折曲げ部を介して連設されてそれ
らの相互間に亘る一方側の側板部と、上記板状部の長手方向他端部と上記他端側片部とに
折曲げ部を介して連設されてそれらの相互間に亘る他方側の側板部と、を有して、平面視
形状が略矩形環状に形成されている。また、上記取付け具がテレビジョン受像機の背面パ
ネルの内側に取り付けられて、その取付け具の上記ねじ孔及び上記ビス挿通孔が、上記背
面パネルに具備された貫通孔に臨んでいると共に、上記貫通孔と上記ビス挿通孔とに挿通
されて上記ねじ孔にねじ込まれた上記ビスが、上記テレビジョン受像機を壁面に固定する
ことに用いられる壁掛け金具を上記背面パネルに固定するためのビスである。また、上記
重なり部の内側に配備されている板金部材の一端側の上記片部と、上記重なり部の外側に
配備されている板金部材の他端側の上記片部との間に上記背面パネルが配備されずに、上
記重なり部の外側に配備されている板金部材の他端側の上記片部の外側に上記背面パネル
が配備されている。
りなどの工程が含まれるだけであるので安価に製作することが可能になり、併せて、不良
率の低下が促進され、さらに、絞り成形を行う場合のような材料の流動を考慮する必要も
ないので小形化を促進しやすくなる。また、誤用されたビスの先端部が、板状部によって
形成されている受部に当接してその受部を強く押し付ける、という状況が発生して、重な
り部の一端側及び他端側の各片部にそれらを開き方向に変形させる負荷が加わったとして
も、他端側の片部のビス挿通孔に挿通されたビスが一端側の片部のねじ孔にねじ込まれて
いるために、重なり部の一端側及び他端側の各片部の開き変形がビスによって阻止される
という作用が奏される。また、テレビジョン受像機を壁掛け式として使用することができ
るようになる。また、テレビジョン受像機の表示モジュール(液晶表示モジュールなど)
の制御用配線基板が上記取付け具の取付け箇所の近傍に配備されていて、しかも、壁掛け
金具を上記背面パネルに固定するためのビスに長尺のビスが誤用されたとしても、そのビ
スの先端が上記制御用配線基板やその基板に搭載された電気電子部品などの通電部に接触
して予期し得ない故障や事故を発生する、というおそれがなくなる。さらに、誤用された
長尺のビスが、取付け具の重なり部の一端側及び他端側の各片部の開き変形を阻止する作
用を発揮するので、壁面に設置されたテレビジョン受像機が取付け具の変形などによって
傾いたりすることもなくなる。
とこのねじ孔にねじ込まれた上記ビスの先端部を受け止めてそのビスのねじ込み過ぎを阻
止する受部とを備えた取付け具とによって構成される結合装置において、上記取付け具が
、帯板状の板金部材の長手方向複数箇所を折り曲げることにより形成された取付け具本体
に、上記板金部材の長手方向の一端側及び他端側の各片部同士の重なり部とその重なり部
に対向する板状部とを具備させてなり、上記重なり部の内側に配備されている板金部材の
一端側の上記片部にその片部を貫通する上記ねじ孔が形成され、かつ、上記重なり部の外
側に配備されている板金部材の他端側の上記片部に、上記ビスが挿通されるビス挿通孔が
形成されていると共に、上記受部が上記板状部によって形成されており、上記取付け具が
テレビジョン受像機の背面パネルの内側に取り付けられて、その取付け具の上記ねじ孔及
び上記ビス挿通孔が、上記背面パネルに具備された貫通孔に臨んでいると共に、上記貫通
孔と上記ビス挿通孔とに挿通されて上記ねじ孔にねじ込まれた上記ビスが、上記テレビジ
ョン受像機を壁面に固定することに用いられる壁掛け金具を上記背面パネルに固定するた
めのビスであり、上記重なり部の内側に配備されている板金部材の一端側の上記片部と、
上記重なり部の外側に配備されている板金部材の他端側の上記片部との間に上記背面パネ
ルが配備されずに、上記重なり部の外側に配備されている板金部材の他端側の上記片部の
外側に上記背面パネルが配備されている。
部材の一端側の上記片部における上記ねじ孔の孔径は、上記板金部材の他端側の上記片部
における上記ビス挿通孔の孔径よりも小さく、上記板金部材の他端側の上記片部における
上記ビス挿通孔の孔径は、上記背面パネルにおける上記貫通孔の孔径よりも小さい。
7、図8又は図9に示したように、図例の係合手段80は、キャップ体70の周壁71の
側面に、互いに反対向きに設けられた一対の係合爪81,81と、取付け具収容枠部60
を挟む両側で、背面パネル110から一体に突出された一対のフック体82,82とを備
えていて、フック体82のそれぞれに、上記係合爪81を係止する爪部83が備わってい
る。そして、上記したように取付け具収容枠部60にキャップ体60を嵌合させると、そ
の嵌合動作に伴って、係合爪81が、フック体82を弾性変形させながら爪部83を乗り
越えた後、図10のようにその爪部83に係合する。したがって、キャップ体60は、こ
の係合手段80の作用により図10のように背面パネル110に固定される。
31 取付け具本体
32 一端側の片部(内側片部)
33 他端側の片部(外側片部)
34 重なり部
35 ねじ孔
36 ビス挿通孔
37 板状部
38 受部
41,42,44,45 折曲げ部
43,46 側板部
110 背面パネル
112 貫通孔
200 ビス
201 ビスの先端部
Claims (3)
- ビスと、このビスがねじ込まれるねじ孔とこのねじ孔にねじ込まれた上記ビスの先端部
を受け止めてそのビスのねじ込み過ぎを阻止する受部とを備えた取付け具とによって構成
される結合装置において、
上記取付け具が、帯板状の板金部材の長手方向複数箇所を折り曲げることにより形成さ
れた取付け具本体に、上記板金部材の長手方向の一端側及び他端側の各片部同士の重なり
部とその重なり部に対向する板状部とを具備させてなり、
上記重なり部の内側に配備されている板金部材の一端側の上記片部にその片部を貫通す
る上記ねじ孔が形成され、かつ、上記重なり部の外側に配備されている板金部材の他端側
の上記片部に、上記ビスが挿通されるビス挿通孔が形成されていると共に、上記受部が上
記板状部によって形成されており、
上記取付け具本体は、上記重なり部を形成している板金部材の長手方向の一端側及び他
端側の各片部と、上記受部を形成している上記板状部と、この板状部の長手方向一端部と
上記一端側片部とに折曲げ部を介して連設されてそれらの相互間に亘る一方側の側板部と
、上記板状部の長手方向他端部と上記他端側片部とに折曲げ部を介して連設されてそれら
の相互間に亘る他方側の側板部と、を有して、平面視形状が略矩形環状に形成されており
、
上記取付け具がテレビジョン受像機の背面パネルの内側に取り付けられて、その取付け
具の上記ねじ孔及び上記ビス挿通孔が、上記背面パネルに具備された貫通孔に臨んでいる
と共に、上記貫通孔と上記ビス挿通孔とに挿通されて上記ねじ孔にねじ込まれた上記ビス
が、上記テレビジョン受像機を壁面に固定することに用いられる壁掛け金具を上記背面パ
ネルに固定するためのビスであり、
上記重なり部の内側に配備されている板金部材の一端側の上記片部と、上記重なり部の
外側に配備されている板金部材の他端側の上記片部との間に上記背面パネルが配備されず
に、上記重なり部の外側に配備されている板金部材の他端側の上記片部の外側に上記背面
パネルが配備されている、結合装置。 - ビスと、このビスがねじ込まれるねじ孔とこのねじ孔にねじ込まれた上記ビスの先端部
を受け止めてそのビスのねじ込み過ぎを阻止する受部とを備えた取付け具とによって構成
される結合装置において、
上記取付け具が、帯板状の板金部材の長手方向複数箇所を折り曲げることにより形成さ
れた取付け具本体に、上記板金部材の長手方向の一端側及び他端側の各片部同士の重なり
部とその重なり部に対向する板状部とを具備させてなり、
上記重なり部の内側に配備されている板金部材の一端側の上記片部にその片部を貫通す
る上記ねじ孔が形成され、かつ、上記重なり部の外側に配備されている板金部材の他端側
の上記片部に、上記ビスが挿通されるビス挿通孔が形成されていると共に、上記受部が上
記板状部によって形成されており、
上記取付け具がテレビジョン受像機の背面パネルの内側に取り付けられて、その取付け
具の上記ねじ孔及び上記ビス挿通孔が、上記背面パネルに具備された貫通孔に臨んでいる
と共に、上記貫通孔と上記ビス挿通孔とに挿通されて上記ねじ孔にねじ込まれた上記ビス
が、上記テレビジョン受像機を壁面に固定することに用いられる壁掛け金具を上記背面パ
ネルに固定するためのビスであり、
上記重なり部の内側に配備されている板金部材の一端側の上記片部と、上記重なり部の
外側に配備されている板金部材の他端側の上記片部との間に上記背面パネルが配備されず
に、上記重なり部の外側に配備されている板金部材の他端側の上記片部の外側に上記背面
パネルが配備されている、結合装置。 - 上記板金部材の一端側の上記片部における上記ねじ孔の孔径は、上記板金部材の他端側
の上記片部における上記ビス挿通孔の孔径よりも小さく、
上記板金部材の他端側の上記片部における上記ビス挿通孔の孔径は、上記背面パネルに
おける上記貫通孔の孔径よりも小さい、請求項1または2に記載の結合装置。
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