JP2015002146A - シールドユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】酸化被膜で表面が覆われたシールド部材を加工機によらず導通性良くシールドシェルに接続すること。
【解決手段】シールドシェル5のシェル内筒7とシェル外筒9とを組み付けて、外筒部91とこれに圧入した内筒部71とでシールド部材3の筒部31を挟持すると共に、内筒フランジ部73と外筒フランジ部93とでシールド部材3のフランジ部33を挟持する。シェル外筒9に対してシェル内筒7を反時計回り方向Xに回転移動させて、シェル内筒7の位置決めピン73bをシェル外筒9の位置決めガイド孔93bの反時計回り方向の端部に移動させる。これにより、筒部31を内筒部71及び外筒部91の少なくとも一方と摺動させ、フランジ部33を内筒フランジ部73及び外筒フランジ部93の少なくとも一方と摺動させる。この摺動により、シールド部材3や摺動相手の酸化被膜を除去し、シールド部材3とシェル内筒7やシェル外筒9との導通性を良くする。
【選択図】図2

Description

本発明は、シールド部材の開口端にシールドシェルを接続して構成されたシールドユニットに関する。
電気自動車(EV)やハイブリッド電気自動車(HEV)等の高電圧を取り扱うシールドケーブルには、シールドケースと電気的に接続されるシールドユニットが設けられる。このシールドユニットは、電線束を覆う編組線等のシールド部材と、シールド部材の開口端に接続されるシールドシェルとを有している。接地されたシールドケースにシールドシェルを固定すると、シールドシェルを介してシールド部材がシールドケースと電気的に導通し、シールド部材で覆った電線束が、高周波ノイズに対するシールド性を有するシールドケーブルとして機能するようになる。
ところで、シールド部材とシールドシェルとの接続は、主に、加締めリングを用いるものと、シールドシェルを構成する内筒及び外筒を用いるものとがある。前者の場合は、シールドシェルの筒状部に外装したシールド部材の端部を外側から加締め用リングで加締めて、シールド部材を筒状部に固定する。後者の場合は、内筒と外筒とでシールド部材の端部を挟持してシールドシェルに対しシールド部材を固定する(以上、特許文献1)。
特開2002−329557号公報
上述した従来の接続方法のうち加締めリングを用いる前者の方法では、加締め機等の設備を必要とするので加工費が嵩んでしまう。また、内筒と外筒とでシールド部材を挟持する後者の方法では、シールド部材やシールドシェルがアルミニウム等で形成されている場合に、表面を覆う酸化被膜が内筒や外筒との接触部分における導通性を低下させるので、所望のシールド性を確保するために工夫が必要となる。
本発明は前記事情に鑑みなされたもので、本発明の目的は、シールド部材やシールドシェルの酸化被膜を加工機によらず除去してシールド部材とシールドシェルとを導通性良く接続することができるシールドユニットを提供することにある。
上述した目的を達成するため、請求項1に記載した本発明のシールドユニットは、
筒状のシールド部材の端部にシールドシェルを接続して構成されたシールドユニットにおいて、
前記シールドシェルは、円筒状の内筒部の端部に内筒フランジ部を連設したシェル内筒と、前記内筒部が圧入される円筒状の外筒部の端部に外筒フランジ部を連設したシェル外筒とを有しており、
前記内筒フランジ部は、前記外筒部と該外筒部に圧入した前記内筒部とによる前記シールド部材の挟持状態において互いに係合する位置決めピン及び位置決めガイド孔のうち一方を有しており、前記外筒フランジ部は、前記位置決めピン及び前記位置決めガイド孔のうち他方を有しており、
前記位置決めピン及び前記位置決めガイド孔は、前記挟持状態における前記シェル内筒の前記シェル外筒に対する、前記内筒部及び前記外筒部の周方向における相対的回転位置を位置決めガイドする、
ことを特徴とする。
請求項1に記載した本発明のシールドユニットによれば、シェル外筒の外筒部にシェル内筒の内筒部を圧入して外筒部と内筒部とでシールド部材を挟持させることで、外筒フランジ部と内筒フランジ部の位置決めピンが位置決めガイド孔に挿入される。そして、内筒部及び外筒部の周方向にシェル内筒とシェル外筒とを相対的に回転移動させると、内筒部と外筒部とがシールド部材を挟持したままの状態で、位置決めガイド孔に挿入された位置決めピンが位置決めガイド孔内を移動して、シェル内筒に対してシェル外筒が回転方向に位置決めガイドされる。
この回転移動の際、内筒部及び外筒部に挟持されたシールド部材と、内筒部及び外筒部の少なくとも一方とが、圧接したまま摺動し、内筒部及び外筒部の少なくとも一方とシールド部材との酸化被膜が、摺動相手との摩擦によって除去される。これにより、内筒部及び外筒部の少なくとも一方とシールド部材との酸化被膜が除去された部分で、酸化被膜を介しない良好な導通性が確保される。
したがって、シールド部材やシールドシェルの酸化被膜を加工機によらず除去してシールド部材とシールドシェルとを導通性良く接続することができる。
また、請求項2に記載した本発明のシールドユニットは、請求項1に記載した本発明のシールドユニットにおいて、前記内筒部及び前記外筒部のいずれか一方に、前記挟持状態の前記シールド部材に係止されて該シールド部材の前記周方向への相対移動を規制する係止部が設けられていることを特徴とする。
請求項2に記載した本発明のシールドユニットによれば、請求項1に記載した本発明のシールドユニットにおいて、内筒部及び外筒部の周方向にシェル内筒とシェル外筒とを相対的に回転移動させると、内筒部と外筒部とで挟持されたシールド部材が、内筒部と外筒部のうち係止部を有する方と一緒に回転し、内筒部と外筒部のうち係止部を有しない方に対して摺動する。
このため、シェル内筒とシェル外筒とを相対的に回転移動させた際に、内筒部と外筒部のいずれか一方に対するシールド部材の摺動と、それによる内筒部と外筒部のいずれか一方及びシールド部材の酸化被膜の除去とが確実に発生するようにして、シールド部材とシールドシェルとを導通性良く接続することができる。
さらに、請求項3に記載した本発明のシールドユニットは、請求項1又は2に記載した本発明のシールドユニットにおいて、前記内筒フランジ部及び前記外筒フランジ部は、前記挟持状態において前記シールド部材の端部を挟持することを特徴とする。
請求項3に記載した本発明のシールドユニットによれば、請求項1又は2に記載した本発明のシールドユニットにおいて、シェル内筒とシェル外筒とによるシールド部材の挟持が、内筒部及び外筒部の間に加えて内筒フランジ部及び外筒フランジ部の間でも行われ、シールド部材とシールドシェルとの接触面積が増える。
このため、シェル内筒とシェル外筒とを相対的に回転移動させた際に、内筒フランジ部と外筒フランジ部の少なくとも一方とシールド部材との間でも摺動が起こるようにして、摺動による内筒フランジ部と外筒フランジ部の少なくとも一方とシールド部材との酸化被膜除去をより広範囲で発生させることができる。これにより、シールド部材とシールドシェルとをより一層導通性良く接続することができる。
また、請求項4に記載した本発明のシールドユニットは、請求項1、2又は3に記載した本発明のシールドユニットにおいて、前記内筒フランジ部及び前記外筒フランジ部は取付孔をそれぞれ有しており、前記位置決めガイド孔の前記周方向における一端に前記位置決めピンが位置する回転位置において、前記内筒フランジ部及び前記外筒フランジ部の前記取付孔どうしが重なるように構成されていることを特徴とする。
請求項1、2又は3に記載した本発明のシールドユニットにおいて、挟持したシールド部材との導通状態を確保したシールドシェルは、シェル内筒及びシェル外筒の各取付孔を重ねて挿通したねじによりシールドケースに取り付け固定される。
そして、請求項4に記載した本発明のシールドユニットによれば、シールド部材を挟持したシェル内筒及びシェル外筒を相対的に回転移動させて位置決めピンを位置決めガイド孔の周方向一端に位置させると、シェル内筒及びシェル外筒の各取付孔が重なる。
このため、内筒部及び外筒部の少なくとも一方とシールド部材とを摺動させるための回転移動の際に、位置決めガイド孔の周方向一端に対して位置決めピンを当接させることで、シェル内筒とシェル外筒の両取付孔を容易に重ね合わせて、シールドケースへの取り付け可能な状態にすることができる。
本発明によれば、シールド部材やシールドシェルの酸化被膜を加工機によらず除去してシールド部材とシールドシェルとを導通性良く接続することができる。
本発明の一実施形態に係るシールドユニットを示す分解斜視図である。 (a),(b)は図1のシールドシェルの組み付け手順を示す斜視図である。 図1のシェル外筒とシェル内筒とによりシールド部材を挟持したシールドユニットの組み付け状態を示す断面図である。 本発明の他の実施形態に係るシールドユニットのシールドシェルのシェル外筒を示す斜視図である。 図4のシェル外筒と図1のシェル内筒とによりシールド部材を挟持したシールドユニットの組み付け状態を示す断面図である。
以下、本発明の一実施形態に係るシールドユニットについて図面を参照して説明する。以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。
したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。
図1は本発明の一実施形態に係るシールドユニットを示す分解斜視図である。図1に示す本実施形態のシールドユニット1は、複数の電線(図示せず)を覆ってシールドケーブル(図示せず)を構成するために用いられる。シールドユニット1は、不図示の電線束を覆うアルミニウムや銅等の金属製の編組線による筒状のシールド部材3と、シールド部材3に接続される金属製のシールドシェル5を有しており、シールドシェル5は、シェル内筒7とシェル外筒9とで構成されている。
シェル内筒7は、円筒状の内筒部71の端部に円盤状の内筒フランジ部73を連設して構成されており、シェル外筒9は、内筒部71が圧入される円筒状の外筒部91の端部に円盤状の外筒フランジ部93を連設して構成されている。外筒部91には、内側に凸の環状突出部91aが形成されており、外筒部91に圧入された内筒部71に環状突出部91aが圧接するように構成されている。また、内筒フランジ部73と外筒フランジ部93の外周縁には、4つの取付孔73a,93aが90度ずつ位相をずらしてそれぞれ形成されている。
内筒フランジ部73には、内筒部71側に向けて3つの位置決めピン73bが立設されている。但し、図1中では1つが内筒部71により隠れて2つ図示されている。2つの位置決めピン73b.73bは、周方向に等間隔(120度ずつ)をおいて内筒部71と同心円上に配置されている。
一方、外筒フランジ部93には3つの位置決めガイド孔93bが貫通形成されている。但し、図1中では1つが外筒部91により隠れて2つ図示されている。各位置決めガイド孔93bはそれぞれ、外筒部91と同心円上に延在する円弧状の長孔で構成されており、内筒部71を外筒部91に圧入した状態で、図2(a),(b)に示すように、シェル内筒7の各位置決めピン73bがそれぞれ挿通される。
なお、シェル外筒9は、図2(b)に示すように、外筒フランジ部93の外筒部91側の面から見て各位置決めピン73bが各位置決めガイド孔93bの反時計回り方向の端部に位置するときに、各取付孔93aが内筒フランジ部73の各取付孔73aと重なるように構成されている。
シェル内筒7の位置決めピン73bと対応するシェル外筒9の位置決めガイド孔93bは、2つでも良く4つ以上でも良い。また、周方向に隣り合う2つの位置決めピン73bどうしや位置決めガイド孔93bどうしの間隔は、等間隔でも良く、シェル外筒9の外筒部91に対するシェル内筒7の内筒部71の圧入位置を周方向において特定の位置とするために、不等間隔としてもよい。
次に、上述のように構成された本実施形態のシールドシェル5にシールド部材3を接続する手順について説明する。
まず、シールド部材3の端部を折り曲げてフランジ状とし、シールド部材3に図1に示すような筒部31とフランジ部33とを形成する。そして、内筒部71を外筒部91に圧入してシェル内筒7とシェル外筒9とを組み付け、その際に、図3に示すように、内筒部71と外筒部91とによりシールド部材3の筒部31を挟持すると共に、内筒フランジ部73と外筒フランジ部93とによりシールド部材3のフランジ部33を挟持する。
このとき、シェル内筒7をシェル外筒9に対して、図2(a)に示すように、各取付孔73a,93aどうしが重ならず、かつ、各位置決めピン73bがシールド部材3のフランジ部33を突き抜けて、または、フランジ部33ごと、対応する各位置決めガイド孔93bにそれぞれ挿入されるように組み付ける。
次に、図2(b)に示すように、シェル内筒7の各位置決めピン73bがシェル外筒9の各位置決めガイド孔93bの反時計回り方向の端部にそれぞれ移動するまで、シェル外筒9に対してシェル内筒7を反時計回り方向X(内筒部7や外筒部9の周方向)に相対的に回転移動させる。
このとき、シールド部材3の筒部31は、これを挟持するシェル内筒7の内筒部71及びシェル外筒9の外筒部91のうち少なくとも一方に対して摺動し、同様に、シールド部材3のフランジ部33は、これを挟持するシェル内筒7の内筒フランジ部73及びシェル外筒9の外筒フランジ部93のうち少なくとも一方に対して摺動する。
この摺動により、シールド部材3の筒部31とその摺動相手である内筒部71及び外筒部91のうち少なくとも一方とにおいて、表面の酸化被膜が除去され、また、シールド部材3のフランジ部33とその摺動相手である内筒フランジ部73及び外筒フランジ部93のうち少なくとも一方とにおいて、表面の酸化被膜が除去される。特に、圧入関係にある内筒部71及び外筒部91は筒部31に対して大きい接圧で摺動するので、酸化被膜の除去が促進される。
そして、酸化被膜が除去された部分において、シールド部材3とシェル内筒7やシェル外筒9とが導通性良く電気的に接続される。
したがって、シールド部材3やシールドシェル5の酸化被膜を加工機によらず除去してシールド部材3とシールドシェル5とを導通性良く接続することができる。
なお、シェル外筒9の外筒部91に、環状突出部91aに代えて、図4に示すように、内側に突出する係止部91bを形成してもよい。その場合、シェル内筒7をシェル外筒9に組み付けると、図5に示すように、シェル内筒7の内筒部71と挟持したシールド部材3の筒部31に係止部91bが係止される。この係止により、筒部31の外筒部91に対する相対回転移動が規制され、シェル内筒7をシェル外筒9に対して相対的に回転させた際には、筒部31と内筒部71とが摺動すると共に、フランジ部33と内筒フランジ部73とが摺動することになる。
このため、シールド部材3の筒部31やフランジ部33をシェル内筒7の内筒部71や内筒フランジ部73に対して確実に摺動させて、シールド部材3やシェル内筒7に酸化被膜の除去を確実に発生させ、それによって、シールド部材3とシールドシェル5とを確実に導通性良く接続することができる。
また、上述した係止部91bは、シェル内筒7の内筒部71の外周面に突設しても良い。さらに、上述した実施形態とは逆に、外筒フランジ部93に位置決めピンを、内筒フランジ部73に位置決めガイド孔をそれぞれ設けても良い。また、シールド部材3の端部を折り曲げて図1に示すようなフランジ部33を形成するのを止めて、シールド部材3の端部もシェル内筒7の内筒部71とシェル外筒9の外筒部91とで挟持するようにしても良い。
さらに、本発明が適用されるシールドユニットのシールド部材3は、表面に酸化被膜を有する金属材料であれば編組線に限定されない。
本発明は、シールドケーブルの端末に取り付けられるシールドユニットに適用して極めて有用である。
1 シールドユニット
3 シールド部材
5 シールドシェル
7 シェル内筒
9 シェル外筒
31 筒部
33 フランジ部
71 内筒部
73 内筒フランジ部
73a,93a 取付孔
73b 位置決めピン
91 外筒部
91a 環状突出部
91b 係止部
93 外筒フランジ部
93b 位置決めガイド孔
X 反時計回り方向(周方向)

Claims (4)

  1. 筒状のシールド部材の端部にシールドシェルを接続して構成されたシールドユニットにおいて、
    前記シールドシェルは、円筒状の内筒部の端部に内筒フランジ部を連設したシェル内筒と、前記内筒部が圧入される円筒状の外筒部の端部に外筒フランジ部を連設したシェル外筒とを有しており、
    前記内筒フランジ部は、前記外筒部と該外筒部に圧入した前記内筒部とによる前記シールド部材の挟持状態において互いに係合する位置決めピン及び位置決めガイド孔のうち一方を有しており、前記外筒フランジ部は、前記位置決めピン及び前記位置決めガイド孔のうち他方を有しており、
    前記位置決めピン及び前記位置決めガイド孔は、前記挟持状態における前記シェル内筒の前記シェル外筒に対する、前記内筒部及び前記外筒部の周方向における相対的回転位置を位置決めガイドする、
    ことを特徴とするシールドユニット。
  2. 前記内筒部及び前記外筒部のいずれか一方に、前記挟持状態の前記シールド部材に係止されて該シールド部材の前記周方向への相対移動を規制する係止部が設けられていることを特徴とする請求項1記載のシールドユニット。
  3. 前記内筒フランジ部及び前記外筒フランジ部は、前記挟持状態において前記シールド部材の端部を挟持することを特徴とする請求項1又は2記載のシールドユニット。
  4. 前記内筒フランジ部及び前記外筒フランジ部は取付孔をそれぞれ有しており、前記位置決めガイド孔の前記周方向における一端に前記位置決めピンが位置する回転位置において、前記内筒フランジ部及び前記外筒フランジ部の前記取付孔どうしが重なるように構成されていることを特徴とする請求項1、2又は3記載のシールドユニット。
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