JP2015001086A - 矢印型の注意喚起用マット - Google Patents

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Abstract

【課題】 工事現場等における通行車両の幅寄せや迂回路の指示を行えるだけでなく、居眠り運転や脇見運転等の運転者に対して前方の工事現場等の存在を手前で確実に気付かせることができ、しかも、故障等も発生し難くコンパクトな形態で持ち運びも容易な矢印型の注意喚起用マットを提供すること。【解決手段】 道路等に敷設されて車両通過時に段差による適度な振動・衝撃を発生せしめることにより当該車両の運転者に注意を促す注意喚起用マットにおいて、マット本体Mを、全体として矢印型の形状とし、かつ、エラストマー材料から成る複数のマットユニット1・1…から構成する一方、前記複数のマットユニット1・1…を、隣り合うユニット同士が可撓性を有する薄板状の本体部21から成る連結部材2・2…で連結して、マット本体Mを折畳み可能に構成した。【選択図】 図1

Description

本発明は、矢印付き注意喚起用マットの改良、詳しくは、工事現場等における通行車両の幅寄せまたは迂回路の指示を行えるだけでなく、運転者に対して前方の工事現場等の存在を手前で確実に気付かせることができ、しかも、コンパクトな形態で持ち運びにも便利な矢印型の注意喚起用マットに関するものである。
周知のとおり、片側が二車線以上ある高速道路や一般道路において舗装工事やガス管工事等を行う場合には、工事中の車線から隣りの車線に通行車両を誘導する幅寄せを行う必要がある。また片側一車線の道路では、工事現場を避けるように設けた迂回路に通行車両を誘導したり、片側交互通行を行ったりするのが一般的である。
ところで、上記通行車両の誘導を交通誘導員が行うと、通行車両が誤って交通誘導員に突っ込む危険性があるため、最近では、交通誘導用のロボットを導入する現場も増えている。しかし、交通誘導用のロボットはイニシャルコストが高く付くだけでなく、電気代や故障時の修理代等のランニングコストも嵩むため、費用面に課題がある。
一方、従来においては、工事現場の手前の道路上に設置する矢印型のマットや矢印模様が付されたマットも知られているが(例えば、特許文献1〜4参照)、これらの従来マットは、運転者の注意を視覚的にしか喚起することができないため、居眠り運転や脇見運転をしている車両等が工事現場に突っ込む事故を未然に防ぐことが難しい。
また、運転者が遠くからでも視認できるように、上記誘導用マットのサイズを大きくすると、現場を移動する際のマットの持ち運びが大変になるだけでなく、使用していないマットを保管するための広い収納スペースも必要となるため、現場の移動が多い道路工事の施工者側にとっては非常に使い勝手が悪くなる。
他方、従来においては、上記工事現場に車両が突っ込む事故を防止するために、厚みのあるマットを工事現場の手前に道路を横切るように敷設し、このマットを車両が通過した際に発生する振動や衝撃を利用して、この先に工事現場があることを運転者に知らせる技術も公知となっている(例えば、特許文献5参照)。
しかしながら、上記従来の注意喚起用マットは、車両の移動方向を案内する機能を備えていなかったため、幅寄せや迂回路の誘導等の用途に用いることができかった。しかも、上記文献5に係るマットは、折畳み機構に回転軸を備えたヒンジを採用していたため、車両通過時の負荷で回転軸が折れ曲がる故障も発生し易かった。
特開昭63−22588号公報 特開平11−166212号公報 特開2004−285802号公報 実用新案登録第3133283号公報 特開2012−193603号公報
本発明は、上記の如き問題に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、工事現場等における通行車両の幅寄せまたは迂回路の指示を行えるだけでなく、居眠り運転や脇見運転等の運転者に対して前方の工事現場等の存在を手前で確実に気付かせることができ、しかも、故障等も発生し難くコンパクトな形態で持ち運びも容易な矢印型の注意喚起用マットを提供することにある。
本発明者が上記課題を解決するために採用した手段を添付図面を参照して説明すれば次のとおりである。
即ち、本発明は、道路等に敷設されて車両通過時に段差による適度な振動・衝撃を発生せしめることにより当該車両の運転者に注意を促す注意喚起用マットにおいて、
マット本体Mを、全体として矢印型の形状とし、かつ、エラストマー材料から成る複数のマットユニット1・1…から構成する一方、
前記複数のマットユニット1・1…を、隣り合うユニット同士が可撓性を有する薄板状の本体部21から成る連結部材2・2…で連結して、マット本体Mを折畳み可能に構成した点に特徴がある。
ちなみに、上記連結部材2・2…を、マット間に取り付ける際には複数のマットユニット1・1…に対して表裏交互に取り付けることによって、マットユニット1・1…を交互に折り畳むことができる。
また、上記マットユニット1において、連結部材2が配置されない側の側縁部にスロープ部11を形成する共に、このスロープ部11にV型の窪み部を設け、更にこの窪み部の各傾斜面に光反射材11aをそれぞれ付設すれば、マット本体Mを車両の進行方向に対して斜めに配置した場合でも、ヘッドライトの光を車両の正面に反射させることができる。
また更に、上記矢印型のマット本体Mの矢尻部分Aを、三角形型のマットユニット1と台形型のマットユニット1・1とから構成することによって、マット本体Mの矢尻部分Aを大きく形成した場合でも、矢尻部分Aをコンパクトな形態に折り畳むことができる。
そしてまた、上記マットユニット1の中央部に、マットユニット1の捲れ上がりを抑制するためのスリット13を形成することによって、マット本体M上を車両が通過した際のマットユニット1・1…の捲れ上がりを防止することができる。
また、上記マットユニット1に形成するスリット13を、部分的に幅が狭くなった狭窄部13a・13a…を有する形状とすることによって、マット本体M上を自転車が通過した際に自転車のタイヤがスリット13に嵌まり込むアクシデントを防止できる。
また更に、上記マットユニット1の中央部に、少なくとも2本のスリット13・13を垂直に交差するように設ければ、車両通過時にマットユニット1・1…が左右方向に捲れ上がる問題も解消できる。
また、上記矢印型のマット本体Mのシャフト部分Sを、長方形型に作製された複数のマットユニット1・1…から構成すると共に、これらの各マットユニット1・1…に、短手方向のスリット13・13を所定間隔で複数本設けることによって、横長のマットユニット1を使用する場合でも左右方向の捲れ上がりが生じ難くなる。
そして更に、上記マットユニット1のスリット13で区切られた2以上の領域に対して錘部材14・14…をそれぞれ埋設すれば、マットユニット1・1…の捲れ上がりを一層抑制することができる。
また更に、上記連結部材2を、エラストマー板材から作製すると共に、エラストマー板材の中央にマットユニット1・1間に挿入されるスジ状凸部23を形成すれば、マットユニット1・1間の隙間を塞ぐことができるため、車両通過時のマットユニット1・1…の捲れ上がりを一段と抑制することができる。
本発明では、エストラマー製の注意喚起用マットを矢印型の形状とし、更に複数のマットユニットを薄板状の連結部材で一体化して構成したことにより、工事現場等の手前に斜めに配置するだけで車両を所定方向に誘導できるだけでなく、不使用時にはマット本体を折り畳むことができるため、コンパクトな形態で持ち運ぶことが可能となる。
しかも、本発明の注意喚起用マットを工事現場の手前に配置しておけば、マット上を車両が通過した際に発生する衝撃や振動で、居眠り運転や脇見運転をしている運転者にも前方に工事現場があることを確実に気付かせることができるため、工事現場に車両が突っ込む事故を未然に防止することができる。
また、本発明の注意喚起用マットは、マットユニット間の折畳み部分に回転軸を使用していないため、大型の特殊車両やダンプカー等がマット上を通過した場合でも、その負荷で折畳み部分が故障する心配もない。また、折畳み部分に回転軸を使用しないことでマット構造も簡素化できるため、製造コストも低廉に抑えられる。
したがって、本発明により、工事現場において通行車両の幅寄せや迂回路への誘導等を行いたい場合に、道路上に設置して車両の誘導を行うことができるだけでなく、同時に運転者に対する注意喚起も可能で、しかも、使い勝手にも優れた注意喚起用マットを安価に提供できることから、本発明の実用的利用価値は頗る高い。
本発明の実施例1における矢印型の注意喚起用マットを表わす全体斜視図及び部分拡大図である。 本発明の実施例1における矢印型の注意喚起用マットを表わす上面図及び下面図である。 本発明の実施例1におけるシャフト部分のマットユニットを表わす上面図及び下面図である。 本発明の実施例1における矢尻部分のマットユニットを表わす上面図及び下面図である。 本発明の実施例1における矢尻部分のマットユニットを表わす上面図及び下面図である。 本発明の実施例1における矢尻部分のマットユニットを表わす上面図及び下面図である。 本発明の実施例1における連結部材を表わす正面図、上面図及び側面図である。 本発明の実施例1におけるマットユニット同士の連結構造を表わす説明断面図である。 本発明の実施例1における矢印型の注意喚起用マットを折り畳んだ状態を表わす全体斜視図である。
『実施例1』
まず本発明の実施例1について、図1から図9に基いて説明する。同図において、符号1で指示するものは、マットユニットであり、符号2で指示するものは、マットユニット同士を連結するための連結部材である。
[矢印型の注意喚起用マットの構成]
この実施例1では、マット本体Mの全体形状を、シャフト部分Sと矢尻部分Aから成る矢印型の形状とし(図1、図2参照)、更にマット本体Mを、エラストマー材料から成る複数のマットユニット1・1…を並べて、隣り合うマットユニット1・1同士を連結部材2・2…で連結して構成している。
なお、上記マットユニット1は、道路等に敷設された状態で車両が通過した際に段差による適度な振動・衝撃が発生するように厚板状の形状となっている。そのため、工事現場の手前にマット本体Mを所定の向きで設置するだけで、車両を誘導できるだけでなく、車両の運転者に前方に工事現場が近づいていることを知らせて注意を促すことができる。
また、上記マットユニット1をエラストマー材料から作製したことにより、路面に配置した際に車両通過時の衝撃でマット本体Mがズレ難くなるため、使用中にマット本体Mの矢印の向きが変わるのを防止できる。また他にも、エラストマー製のマットユニット1によって車両通過時に発生した過度の衝撃も吸収できる。
なお本実施例では、上記マットユニット1のエラストマー材料に合成ゴムを使用し、これを金型でプレス成形して所定形状のマットユニット1を作製している。また、上記マットユニット1には、連結部材2が配置されない側(車両の進行方向に向けられる側)の側縁部に、車両通過時の衝撃を抑えるためのスロープ部11を形成している。
そして更に、上記マットユニット1のスロープ部11には、V型の窪み部を設けて、この窪み部の各傾斜面に光反射材11a・11aをそれぞれ付設している。これにより、マット本体Mを車両の進行方向に対して斜めに配置した場合でも、ヘッドライトの光を車両の正面に反射させることができるため、運転者がマットの存在に気付き易くなる。
また本実施例では、各マットユニット1・1…の表面側に斜め方向の溝部12・12…を形成して排水機能を高めているため、雨天時にマット本体Mを使用する場合でも車両のタイヤがスリップし難くなる。また更に本実施例では、マットユニット1・1…の裏面側にも溝部12・12…を形成してマットユニット1のクッション性を高めている。
また更に本実施例では、上記マット本体Mのシャフト部分Sを、図3(a)(b)(c)に示すような平面視で長方形型のマットユニット1・1…から構成している。そして、このマットユニット1の中央部には、3本のスリット13・13…をH型に配置して形成することで、車両通過時のマットユニット1の捲れ上がりを抑制できるようにしている。
具体的には、上記スリット13・13を設けることで、車両通過時にマットユニット1の前後端に大きな負圧がかかった場合や、マットユニット1の左右端部を浮き上がらせる力が働いた場合でも、マットユニット1が中央部分で屈曲し易くなるため、マットユニット1全体が浮き上がり難くなる。。
なお、上記長方形型のマットユニット1にスリット13・13…を形成する際には、長手方向のスリット13に対して短手方向のスリット13・13を所定間隔で複数本並べ、更に長手方向のスリット13と短手方向のスリット13を垂直に交差させた配置であれば、H型以外の配置を採用することもできる。
また本実施例では、上記マットユニット1に形成したスリット13の形状を、部分的に幅が狭くなった狭窄部13a・13a…を有する形状としている。これにより、マット本体M上を自転車が通過する場合でも、自転車のタイヤがスリット13に落ち込む心配がないため、自転車の横転等のアクシデントを防止することができる。
また更に、本実施例では、上記マットユニット1のスリット13で区切られた両側の領域に対して円盤状の錘部材14・14をそれぞれ埋設しているため、車両通過時のマットユニット1・1…の捲れ上がりを一層抑制できる。なお本実施例では、錘部材14に金属板を使用し、この金属板を金型内に配置してマットユニット1をインサート成形している。
一方、上記矢印型のマット本体Mの矢尻部分Aについては、図4(a)(b)に示すような三角形型のマットユニット1と、図5(a)(b)及び図6(a)(b)に示すような台形型のマットユニット1・1とから構成している。これにより、マット本体Mの矢尻部分Aを大型化する場合でも、矢尻部分Aを分割して形成することができるため、製造が容易となる。
また、上記三角形型及び台形型のマットユニット1・1…の中央部には、2本のスリット13・13を垂直に交差させて形成し、これらのスリット13・13で区切られる各領域(三角形型のものは2カ所、台形型のものは4カ所)に錘部材14・14を埋設している。これにより、車両通過時のマットユニット1・1…の捲れの問題を解消できる。
他方、上記マットユニット1・1同士を繋ぐ連結部材2・2…については、図7に示すように可撓性を有する薄板状の本体部21に複数の突起部22・22…を設けて構成している。そして、各マットユニット1・1…の連結側の側縁部に設けた止着孔15・15…に対して、図8に示すように連結部材2の突起部22・22…を嵌め込むことでマット同士を連結している。
なお本実施例では、上記連結部材2をエラストマー板材から作製しているため、車両通過時の衝撃等によって連結部材2が故障するような心配は殆どない。また本実施例では、上記連結部材2・2…が外れないように連結部材2・2…をマットユニット1・1…に接着して一体化している。
また本実施例では、上記連結部材2の本体部21の中央にマットユニット1・1間に挿入するスジ状凸部23を形成しているため、連結部材2を取り付けたマットユニット1・1間の隙間をスジ状凸部23で塞ぐことができる。そしてこれにより、車両通過時のマットユニット1・1…の捲れ上がりを一段と抑制できる。
また更に、本実施例においては、上記マットユニット1の止着孔15・15…の周辺部に、マット間に取り付けた連結部材2の表面とマットユニット1の表面(または裏面)とが面一となるように、連結部材2の本体部21の厚みとほゞ同じ深さの凹みを連結部材2の形状・大きさに合わせて形成している。
そしてまた、本実施例では、上記止着孔15・15…と凹みを、マットユニット1の両側の側縁部に表裏逆に設けているため、複数並べたマットユニット1・1…に対して、連結部材2・2…を表裏交互に取り付けることができる。そのため、マット本体Mの収納時や運搬時には、マット本体Mを折り畳んで図9に示すコンパクトな形態とすることができる。
また、上記折り畳んだマット本体Mを持ち運ぶ際には、マットユニット1に形成したスリット部13・13を取っ手として使用することができる。また、錘部材14・14…を取り外し自在に埋設する場合には、錘部材14・14…を取り外してから軽量化したマット本体Mを折り畳んで持ち運ぶこともできる。
本発明は、概ね上記のように構成されるが、本発明は図示の実施形態に限定されるものでは決してなく、「特許請求の範囲」の記載内において種々の変更が可能であって、例えば、マットユニット1のシャフト部分Sの形状については、棒状であれば幅が矢尻部分Aに向かってテーパ状に拡がる形状であってもよい。また、矢尻部分Aの形状についても、三角形型でなくV型の形状であってもよい。
また、上記マットユニット1の材料に関しても、一定の強度を有するエラストマー材料であれば天然ゴムや合成ゴム、シリコーンゴムや熱可塑性エラストマー等から自由に選択できる。また上記マットユニット1の製造方法についても、プレス成形法以外のゴム成形
法を採用することもできる。
また更に、上記マットユニット1に対する錘部材15・15…の埋設方法についても、インサート成形だけでなく、マットユニット1の内部に中空部を形成して成形後に錘部材15・15…を挿入する方法、或いはマットユニット1の裏面に凹部を形成してこの凹部に錘部材15・15…を接着剤で固定する方法なども採用できる。
そしてまた、上記マットユニット1のスリット13の形状についても、マットユニット1にかかる負圧を軽減できる範囲で幅や長さを自由に変更することができる。また、上記連結部材2の取り付け位置に関しても、表裏交互でなくても全て同じ側に取り付けることもでき、何れのものも本発明の技術的範囲に属する。
近年、道路工事が増えたことにより、工事現場への車両の侵入リスクが高まっている。そのような中で、本発明の矢印型の注意喚起用マットは、路面に設置するだけで車両の誘導が行えるだけでなく、運転者に注意を促して侵入事故等を未然に防止できる安全性に優れた有用な技術であることから、その産業上の利用価値は非常に高い。
1 マットユニット
11 スロープ部
11a 光反射材
12 溝部
13 スリット
13a 狭窄部
14 錘部材
15 止着孔
2 連結部材
21 本体部
22 突起部
23 スジ状凸部
M マット本体
A 矢尻部分
S シャフト部分

Claims (10)

  1. 道路等に敷設されて車両通過時に段差による適度な振動・衝撃を発生せしめることにより当該車両の運転者に注意を促す注意喚起用マットであって、
    マット本体(M)が、全体として矢印型の形状を成し、かつ、エラストマー材料から成る複数のマットユニット(1)(1)…から構成される一方、
    前記複数のマットユニット(1)(1)…は、隣り合うユニット同士が可撓性を有する薄板状の本体部(21)から成る連結部材(2)(2)…で連結されて、マット本体(M)が折畳み可能に構成されていることを特徴とする矢印型の注意喚起用マット。
  2. 連結部材(2)(2)…が、複数のマットユニット(1)(1)…に対して表裏交互に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の矢印型の注意喚起用マット。
  3. マットユニット(1)の連結部材(2)が配置されない側の側縁部にスロープ部(11)が形成される共に、このスロープ部(11)にV型の窪み部が設けられ、更にこの窪み部の各傾斜面に光反射材(11a)がそれぞれ付設されていることを特徴とする請求項1または2に記載の矢印型の注意喚起用マット。
  4. 矢印型のマット本体(M)の矢尻部分(A)が、三角形型のマットユニット(1)と台形型のマットユニット(1)(1)とから構成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の矢印型の注意喚起用マット。
  5. マットユニット(1)の中央部に、マットユニット(1)の捲れ上がりを抑制するためのスリット(13)が形成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一つに記載の矢印型の注意喚起用マット。
  6. マットユニット(1)に形成されたスリット(13)の形状が、部分的に幅が狭くなった狭窄部(13a)(13a)…を有する形状であることを特徴とする請求項5記載の矢印型の注意換気用マット。
  7. マットユニット(1)の中央部に、少なくとも2本のスリット(13)(13)が垂直に交差するように設けられていることを特徴とする請求項5または6に記載の矢印型の注意喚起用マット。
  8. 矢印型のマット本体(M)のシャフト部分(S)が、長方形型に作製された複数のマットユニット(1)(1)…から構成されると共に、これらの各マットユニット(1)(1)…に、短手方向のスリット(13)(13)が所定間隔で複数本設けられていることを特徴とする請求項5〜7の何れか一つに記載の矢印型の注意喚起用マット。
  9. マットユニット(1)のスリット(13)で区切られた2以上の領域に錘部材(14)(14)…がそれぞれ埋設されていることを特徴とする請求項5〜8の何れか一つに記載の矢印型の注意喚起用マット。
  10. 連結部材(2)が、エラストマー板材から成り、かつ、エラストマー板材の中央にマットユニット(1)(1)間に挿入されるスジ状凸部(23)が形成されていることを特徴とする請求項1〜9の何れか一つに記載の矢印型の注意喚起用マット。
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