JP6600910B2 - ジグザグ線による隆起錯視形状構造 - Google Patents

ジグザグ線による隆起錯視形状構造 Download PDF

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この発明は、ジグザグ線を一定間隔で前後に並列に並べた集合体を、例えば道路面上に表示するとことによりジグザグの各山型部分を道路面上で隆起したように錯視させ、運転者に対して道路標識として速度の注意を喚起される機能を有するジグザグ線による隆起錯視形状構造及び交差点に関する。
従来、路面に表示をした交通標識に錯視を利用した、いわゆるだまし絵の手法が用いられた技術が存在する。
この手法を道路面上に表示することにより、実際は平面の路面にあたかも突起物や凹凸や傾斜があるように立体的に見せて運転者に速度抑制を促す手法が用いられている。
例えば、特許文献1の図18には明度差や色相差を有する複数の区画パターン101をそれぞれの面に立体的形状に配置して路面R1上にあたかも突起物があるような錯視を生起させ運転者に速度抑制を喚起する技術が開示されている。これらは面による立体的錯視を引き起こさせる手法による表示である。
また、本発明者がすでに公開している錯視パターンの図柄は路面に立体的に表示して同様の効果を得ようとしたものがあり、この錯視パターン102は図19及び図20に示すように、面による立体的錯視を引き起こさせる手法による表示ではなく、道路を横断する多数の平行横断線の間隔を先方にいくに従って順次幅狭にしていくと共に、坂道のような盛り上がりを遠近法と逆遠近法の活用で演出し、多数の平行横断線の両端縁が略ひょうたん形状となるような長短に形成したものである。ここで錯視効果の表現要素として使われているのが図20中の各横帯形状の角に形成されたT構造によるTジャンクション効果と言われる錯視効果である。前後方向において隆起する盛り上り効果に結びつく錯視となるように構成したものである。
特許第2816135号公報
しかし、かかる錯視立体図形や錯視パターン図形は図形の構成が複雑であり、路面上に表示するためには煩雑であり、かつコスト的にも高価となり一般路面には普及しにくい欠点があった。
特に、前記特許文献1の錯視立体図形は走行する運転者が視認するほんの瞬間にしか錯視できないため錯視効果が上がらない。そのため、錯視効果を十分に発揮するためには多数の立体図形を路面の前後左右位置に多数複雑に配置する必要があり、そのために施工コストが高価となり普及するための支障となっていた。
なお、従来、路面に多数の山型線を一定間隔で表示したり、単に斜線を一帯間隔で表示した交通標識があるが、これらは単に進入禁止などの標識として機能するだけのものであり、錯視機能により速度抑制を行うものではなかった。
この発明は、少なくとも複数の山型パターンを有する錯視ラインを前後方向において一
定の間隔を保持して数並列に表示することによりジグザグ集合パターンを形成すると共
に、ジグザグ集合パターンにおける錯視ラインの山型パターンは、中央山型パターンと、その左右下端に谷部パターンを介して中央山型パターンより低く左右山形パターンを形成して山型パターンの山頂部とその左右下端谷部パターンを介して横方向に連続して構成すると共に、かかる錯視ラインを前後方向に順次に並ぶように配置することによりジグザグ集合パターンを構成したことを特徴とするジグザグ線による隆起錯視形状構造を提供するものである。
また、各錯視ラインの前後の先方に向かうに従って順次間隔が幅狭となるように形成したことにも特徴を有する。
また、中央山型パターンの山頂部と各部パターンとは前後一直線に配置したことにも特徴を有する。
また、横断歩道表示の手前に錯視ラインを表示する場合は、錯視ラインの前後方向の間隔を高速で走行する直線道路において表示する場合に比し狭く形成すると共に、山型パターンの山頂部の三角形の頂点角度を高速走行の直線道路において表示する場合に比し、大きく形成したことにも特徴を有する。
また、錯視ラインの山型パターンは、山頂部を切截した台形状の中央台型パターンと台形状の左右台型パターンとより構成したことにも特徴を有する。
また、錯視ラインの谷部パターンの谷先鋭部は、逆台形状に形成したことにも特徴を有する。
また、錯視ラインの谷部パターンの谷先鋭部は、逆台形状に形成したことにも特徴を有する。
また、錯視ライン上に断面半円弧状又は断面台形状の立体的なハンプ形状を構成したことにも特徴を有する。
請求項1の発明によれば、少なくとも複数の山型パターンを有する錯視ラインを前後方向において一定の間隔を保持して数並列に表示することによりジグザグ集合パターンを形成すると共に、ジグザグ集合パターンにおける錯視ラインの山型パターンは、中央山型パターンと、その左右下端に谷部パターンを介して中央山型パターンより低く左右山型パターンを形成して山型パターンの山頂部とその左右下端谷部パターンを介して横方向に連続して構成すると共に、かかる錯視ラインを前後方向に順次に並ぶように配置することによりジグザグ集合パターンを構成したことで、ジグザグ集合パターンのうち山型パターンはあたかも山型隆起形状に錯視され、その両側下端は谷形状に錯視されることになり、かかる凹凸形状が路面の平坦面に実際に施工されているような錯覚を生じることにより速度抑制機能を発揮することができる効果を有する。
特にこのような錯視効果は錯視ラインを前後方向に順次に並ぶように配置することによりジグザグ集合パターンを構成することにより、更に明確に錯視できることとなり、しかも、路面上に表示して速度抑制の交通標識として用いる場合には単なる直線の組み合わせよりなる錯視ラインを路面上にジグザグ状に描くだけでジグザグ集合パターンが完成することができるため表示作業も簡単でコストも安く施工できる効果がある。
また、錯視ラインの山型パターンは、中央山型パターンと、その左右下端の谷部パターンを介して中央山型パターンより低く左右山型パターンを形成したことにより、中央が最も隆起した山型とその左右が低い山型に錯視でき、ジグザグ集合パターンの高低がより鮮明に錯視でき、路面上に表示した場合には道路幅方向に凹凸が錯視され運転者により速度抑制感を喚起することができる効果がある。
請求項2の発明によれば、各錯視ラインの前後の先方に向かうに従って順次間隔が幅狭となるように形成したことにより、ジグザグ集合パターンの独特の形状により横幅方向での山谷形状が錯視されると共に、ジグザグ集合パターンの前後方向での盛り上がった勾配形状も同時に錯視されて左右前後の隆起錯視を生起することができ、より速度抑制機能を発揮できる効果がある。
請求項3の発明によれば、中央山型パターンの山頂部と各部パターンとは前後一直線に配置したことにより、面としての認識効果が高まり、より明確に錯視できる効果がある。
請求項4の発明によれば、横断歩道表示の手前に錯視ラインを表示する場合は、錯視ラインの前後方向の間隔を高速で走行する直線道路において表示する場合に比し狭く形成すると共に、山型パターンの山頂部の三角形の頂点角度を高速走行の直線道路において表示する場合に比し、大きく形成したことにより、速度抑制を行う効果がある。
請求項5の発明によれば、錯視ラインの山型パターンは、山頂部を切截した台形状の中央台型パターンと台形状の左右台型パターンとより構成したので、中央台型パターンと左右台型パターンとの構成によりジグザク線として錯覚して、遠くからでも立体的な中央台型パターンとして錯視しやすく自動車が近づくに従ってより錯視して速度抑制を行う効果がある。
また、山型パターンは、左右台型パターンとするので、中央台型パターンのエッジと左右台型パターンのエッジの効果により、左右台型パターンが側溝の縁石のように錯覚しやすくなり、さらに、自動車が近づくに従って左右台型パターン(疑似縁石)が短い間隔で近づくように錯視して速度抑制を行う効果がある。
請求項6の発明によれば、錯視ラインの谷部パターンの谷先鋭部は、逆台形状に形成するので、遠くからでも立体的な逆台形状として錯視しやすく自動車が近づくに従って錯視して速度抑制を行う効果がある。
請求項7の発明によれば、錯視ライン上に断面半円弧状又は断面台形状の立体的なハンプ形状を構成したため、運転者に体感的に速度抑制機能を自覚させることができる効果がある。
本発明のジグザグ線による隆起錯視形状構造の平面図。 (a)本発明のジグザグ線による隆起錯視形状構造の要部の平面図。(b)図2(a)のA−A断面の断面半円弧状のハンプ。(c)図2(b)の他の例である断面突状のハンプ。 本発明のジグザグ線による隆起錯視形状構造の平面図。 本発明のジグザグ線による隆起錯視形状構造の平面図。 他のジグザグ線による隆起錯視形状構造の平面図。 他のジグザグ線による隆起錯視形状構造の模式図。 本発明のジグザグ線による隆起錯視形状構造の平面図。 本隆起錯視形状構造をラウンドアバウトに表示した平面図。 (a)山型パターンの変形例1を用いたジグザグ線による隆起錯視形状構造の平面図。(b)図9(a)の部分拡大図。(c)図9(b)のA−A線断面図。 図9の山型パターンの拡大平面図。 山型パターンの変形例2を用いた他のジグザグ線による隆起錯視形状構造の平面図。 図11の山型パターンの拡大平面図。 山型パターンの変形例3を用いたジグザグ線による隆起錯視形状構造の平面図。 山型パターンの変形例4を用いたジグザグ線による隆起錯視形状構造の平面図。 山型パターンの変形例5を用いたジグザグ線による隆起錯視形状構造の平面図。 山型パターンの変形例6を用いたジグザグ線による隆起錯視形状構造の平面図。 他の隆起錯視形状構造をラウンドアバウトに表示した平面図。 従来の明度差を有する複数の区画パターンの平面図。 従来の区画パターンの模式図。 従来の区画パターンの平面図。
この発明は、少なくとも複数の山型パターンを有する錯視ラインを前後方向において一
定の間隔を保持して数並列に表示することによりジグザグ集合パターンを形成すると共
に、ジグザグ集合パターンにおける錯視ラインの山型パターンは、中央山型パターンと、その左右下端に谷部パターンを介して中央山型パターンより低く左右山型パターンを形成して山型パターンの山頂部とその左右下端谷部パターンを介して横方向に連続して構成すると共に、かかる錯視ラインを前後方向に順次に並ぶように配置することによりジグザグ集合パターンを構成したことを特徴とするジグザグ線による隆起錯視形状構造を提供するものである。
また、各錯視ライン前後の先方に向かうに従って順次間隔が幅狭となるように形成したことにも特徴を有する。
また、中央山型パターンの山頂部と各部パターンとは前後一直線に配置したことにも特徴を有する。
また、横断歩道表示の手前に錯視ラインを表示する場合は、錯視ラインの前後方向の間隔を高速で走行する直線道路において表示する場合に比し狭く形成すると共に、山型パターンの山頂部の三角形の頂点角度を高速走行の直線道路において表示する場合に比し、大きく形成したことにも特徴を有する。
また、錯視ラインの山型パターンは、山頂部を切截した台形状の中央台型パターンと台形状の左右台型パターンとより構成したことにも特徴を有する。
また、錯視ラインの谷部パターンの谷先鋭部は、逆台形状に形成したことにも特徴を有する。
錯視ライン上に断面半円弧状又は断面台形状の立体的なハンプ形状を構成したことにも特徴を有する。
この発明の実施例を図面に基づき詳説する。図1は本発明の実施例のジグザグ線による隆起錯視形状構造の平面図。図2(a)は本発明の実施例のジグザグ線による隆起錯視形状構造の要部の平面図。図2(b)は(a)のA−A断面の断面半円弧状のハンプ。図2(c)は(b)の他の例である断面突状のハンプ。図3は本発明の実施例のジグザグ線による隆起錯視形状構造の平面図。
自動車道路の上面にはジグザグ集合パターン11が所定の白色染料によって表示されている。
ジグザグ集合パターン11は山型パターン12を有する、例えば7本の錯視ライン21より構成されている。
図1及び図2(a)に示すように、単体の錯視ライン21は一定の幅員W1を有し、中央に大きな中央山型パターン22を形成しその左右下端に小さな左右山型パターン23を連設することにより構成しており、かかる錯視ライン21を一定の間隔L1で前後方向に多数並べることによりジグザグ集合パターン11を構成している。すなわち、錯視ライン21の山型パターン12は、中央山型パターン22とその左右下端の谷部パターンを介して中央山型パターン22より低い左右山型パターン23とより構成している。
錯視ライン21の中央山型パターン22の三角形の角度αは約5度〜60度の鋭角とし、また左右山型三角形の角度βは約5度〜60度の鋭角としており、かつ、中央山型パターンの高さL2と底部の幅員W2の比率は三角形の頂点角度αおよびβの設定角度の範囲に応じ、10対1〜1対1にしており、この鋭角の角度と高さと幅員によってジグザグ線の自然な傾斜角度として錯視しやすく、また遠くからでも立体的な傾斜形状として錯視しやすく車両が近づくに従ってより山型の傾斜を錯視して速度抑制をしやすくなるように構成している。なお、角度αと角度βは同じ角度とすることが好ましい。
上述した錯視ライン21の前後方向の間隔L1は基本的に等間隔に配置するようにしているが、ジグザグ集合パターン11を表示する場所に応じて、各錯視ライン21の前後方向の間隔L1および錯視ライン21の中央山型パターン22の三角形の角度αや左右山型三角形の角度βを適宜変更することができる。
かかる構成とするにより錯視効果はジグザグ集合パターンのうちの山型パターンの山頂部と谷部パターンとが前後一直線に配置されることにより、面としての認識効果が高まり、より明確に錯視できることとなる。しかも、路面上に表示して速度抑制の交通標識として用いる場合には、単なる直線の組合せによる錯視ラインに比べ効果も期待でき、しかもジグザグ状に描くだけでジグザグ集合パターンが完成することができるため表示作業も簡単でコストも安く施工できる。
また、ジグザグ集合パターン11は走行速度によって錯視ライン21の見え方が異なるため、表示する設置場所に応じ錯視ライン21の幅員や錯視ライン21の前後方向の間隔L1および錯視ライン21の中央山型パターン22の三角形の角度αや左右山型三角形の角度βを変えることで、より速度抑制効果を発揮することができる。
具体的には錯視ライン21の前後方向の間隔L1は基本的に等間隔に配置することが好ましい。例えば、横断歩道手前、あるいは図8に示すようにラウンドアバウトR4(円形交差点)と一体となっている横断歩道表示S3手前などに表示する場合には、走行速度が遅くなっているため錯視ライン21の前後方向の間隔L1を狭く、三角形の頂点角度αは少し大きめに設定する。
車輌が高速で走行する直線道路などに設置する場合には、錯視ライン21の幅員、前後方向の間隔L1を広く、三角形の頂点角度αは小さく鋭角に設定することにより視覚的効果が高まる。
図8中符号R5は短い直線を階段状に並べて表示した誘導サインであり、R6はラウンドアバウトR4を示すシンボルサインであり、R7は横断歩道表示S3の前に表示した停止線である。
しかも、図2(a)に示すように、小さな左右山型パターン23の外側端23aは路面R1の側端縁にまで伸延して道路Rの縁石E、或いは、車道外側線S1および中央線S2にまで達するように形成している。
図1及び図3に示すようにかかる単体の錯視ライン21は一定間隔L1、例えば錯視ライン21の幅員W1の約2倍の間隔を保持して多数前後方向に並列に表示される。
ジグザグの角度は錯視する凹凸の上下深さに係わるものであり、路面R1のカーブやその周辺の景色、走行速度などの状況を勘案して決定される。
例えば、図4に示すように緩やかなカーブ路面にあってはカーブに沿って内周ほどジグザグの角度を鋭くすると速度とハンドル操作の調和を一定に抑制する自覚を生起して安全な走行を確保できる。
更には、図3に示すように並列に6本表示した錯視ライン21は山型パターン12の山頂部12aとその下端の谷部パターン12bとを前後一直線に並ぶように配置している。
このように前後一直線に並ぶように山型パターン12の山頂部12aの角とその下端の谷部パターン12bの角とを配置すると錯視ラインが連続的につながる面的効果によってジグザグ集合パターン11の立体形状がより明確に錯視される。
このようなジグザグ状の多数の錯視ライン21を並列配置することにより手前からジグザグ集合パターン11を見ると先の錯視ライン21ほど遠近描写によって順次狭窄状に視認されて路面R1がシャープなジグザグ凹凸として錯視されることになる。
従って、運転者はかかる山型凹凸による錯視によって速度を抑制する自制心が働き交通安全標識としての機能が発揮される。
また、図5に示すように、各錯視ライン21の間隔Y1,Y2は先方、すなわち前方に向かって順次幅狭となるように形成することによりジグザグ集合パターン11の前後方向において錯視上の勾配Gが形成されてジグザグ集合パターン11が前後方向でうねった形状に錯視される。
従って、図6に示すように路面の左右方向でジグザグの山谷型凹凸を錯視できると共に前後方向で一定の勾配Gのうねりを錯視することができることになる。
従って、路面を走る自動車の運転者は本来平坦な路面において横方向と前後方向に起伏を錯視することができようになり走行速度の抑制を運転手により自覚させることができる。
以上の発明は錯視に基づく速度抑制機能であるが、かかる錯視機能以外に図2(b)や図2(c)に示すように錯視ライン21上に断面半円弧状又は断面台形状の立体的なハンプH形状を構成することにより運転者に体感的に速度抑制機能を自覚させることができる実施例がある。ハンプHの厚さH1は、約3mm未満であることが好ましい。図中X1はハンプの幅員である。
すなわち、走行中に車輪がハンプH上を乗り上げる際にハンプHの障害物の衝撃(振動)を体感しその衝撃と共鳴音により速度抑制を自覚するものであり、かかる技術はすでに公用のものであるが、本発明の実施例では上記錯視技術にハンプ技術を組み合わせて更なる速度抑制の相乗効果を計るものである。
なお、ハンプ形状は、立体的な突起形状であればよく、運転者が車輪の乗り上げによる衝撃を体感できるものであればいかなる形状でもよい。すなわち、ハンプ形状に変えて、道路のセンターライン上に設置されている干渉突起や凹部(ランブルストリップス)を複数形成したものでもよい。
このように錯視ライン21にハンプ機能を持たせることにより錯視による路面の凹凸視認と相俟ってより速度抑制効果を向上することができる。
更には、図6に示すように錯視ライン21の左右終端を道路Rの左右側縁に設置した縁石Eにまで伸延することにより錯視ライン21の終端は山型の裾野のくだり傾斜として錯視されるようにした。従って、くだり傾斜の終端から現実の縁石Eが立ち上がり錯視と現実の縁石構造が一体となり道路側縁部分がより凹状に錯視されてその落差が強調され速度抑制機能をより発揮することができる。
図7は、先方に表示した横断歩道表示R3の上り車線と下り車線にはジグザグ集合パターン11をそれぞれ設けている。横断歩道表示R3を挟んで上下車線にジグザグ集合パターン11をそれぞれ設けることにより、自動車の運転手に横断歩道が前方にあることを喚起することができる。
さらに、上述したジグザグ集合パターンの山型パターンの変形例について、図9及び図10を参照しながら説明する。
[変形例1]
図9及び図10に示すように、ジグザグ集合パターン11を構成する山型パターン12の錯視ライン31は、中央に大きい中央台型パターン32とその左右に小さい左右台型パターン33,33を横方向に連設し、各左右台型パターン33と中央台型パターン32との間に下方鋭角の谷部パターン34を形成することにより構成している。
中央台型パターン32は、山頂部32aを切截した台形状に形成している。
谷部パターン34は、後方に突出した三角形状を構成しており、この三角形の頂角の角度θ2は約5度〜約20度の範囲とし、本実施例では角度θ2を約17度としている。また、谷部パターン34のV字ラインは、車両タイヤが接触する位置に設定すべく、車両タイヤの幅員の中央位置と谷部パターン34の下端先鋭部34a位置とが一致するように設定するのが好ましい。
すなわち、中央台型パターン32の山頂部32aは、頂角θ1約18度の仮想三角形を約半分の高さL12で切断し、その切断辺の上下に高さL12の約1/5の高さL13の略矩形片をそれぞれ設けると共に、路面R1の1車線の幅員W2に対して約1/3の幅員W3とした台形状に形成している。なお、頂角θ1の角度は、中央台型パターン32の山頂部32aを形成する一例として記載したものであり、上記角度に限定されるものではない。
また、左右台型パターン33の山頂部33aは、頂角約17度の仮想三角形を約4/5の高さL12で切断し、その切断辺の上下に高さL12の約1/5の高さL13の略短帯状片をそれぞれ設けつつ幅員W4とした台形状に形成している。
かかるジグザク集合パターンは、下方鋭角の谷部パターンを介して台形状の山頂部32aの中央台型パターン32とそれより幅狭の台形状の山頂部33aの左右台型パターン33とを隣接して表示した錯視ライン31を前後方向に一直線に多数並ぶように配置すると共に前後の左右台型パターン33,33は互いに台型脚部ライン33b(いわゆる線状体)で連結した構成としている。さらに、最前方と最後方の錯視ライン31の各台型脚部ライン33bは、連続した線状体としての車道外側線S1や中央線S2に連結している。
上述した中央台型パターン32と左右台型パターン33,33との谷部パターン34との構成によりジグザク線として錯覚しやすく、遠くからでも立体的な台形状として錯視しやすく車両が近づくに従ってより谷部パターン34の三角形を錯視して速度抑制をしやすくなる効果がある。なお、三角形の谷部パターン34は、車両の速度に応じて適宜変更することができ、運転者には鋭角なほど高い溝(へこみ)の錯視効果を与えることができる。
また、中央台型パターン32の山頂部32aのエッジと左右台型パターン33の山頂部33aのエッジの相乗効果により、左右台型パターン33の台形状が側溝の縁石のように錯覚しやすくなり、さらに、車両が近づくに従って左右台型パターン33の台形状の山頂部33a(疑似縁石)がより短い間隔で近づくように錯視して速度抑制をしやすくなる効果がある。
さらに、図9(b)及び図9(c)に示すように、谷部パターン34のライン上に干渉突起Tを複数形成することで、干渉突起Tを車両タイヤが走行する際に、発生する共鳴音と走行振動が運転者に伝わり速度の超過状態を認識させて速度抑制を向上する効果がある。なお、干渉突起の他に、複数の凹部(ランブルストリップス)を谷部パターン34のライン上に形成したものでもよい。
錯視ライン31,31同士の前後方向の間隔L1は、基本的に等間隔に配置するようにしているが、ジグザグ集合パターン11を表示する場所に応じて、錯視ライン31,31同士の前後方向の間隔を適宜変更することができる。
[変形例2]
図11及び図12に示す各錯視ライン31は、前後方向の間隔L15を狭くして、前後の下方鋭角の谷部パターン34は前方の谷部パターン34の下端先鋭部34aが後の谷部パターン34の上方開口部35内に収納された状態のパターンに構成している。
このように前後方向の間隔を狭くした錯視ライン31,・・,31としたジグザグ集合パターン11に構成することで、自動車の法定速度が遅く設定されている道路においても十分に上述した錯覚効果を生起することができる。
また、谷部パターン34のライン上に干渉突起Tを複数形成することで、上述したような同様の効果を得ることができる。
[変形例3]
図13に示すように錯視ライン41は、台形状の山頂部42aとそれより幅狭とした谷先鋭部を有する谷部パターン43とより構成している。
すなわち、中央台型パターン42の山頂部42aは、頂角約20度の仮想三角形を約半分の高さL12で切断し、その切断辺の上下に高さL12の約1/5の高さL13の略矩形片をそれぞれ設けつつ路面R1の1車線の幅員W2に対して約2/3の幅員W5とした台形状に形成している。
また、谷部パターン43の谷先鋭部43aは、幅員W4でかつ高さL13の2倍の略短帯状片を設けて逆台形状に形成している。また、前後の錯視ライン41は、谷部パターン43を構成する脚部ライン43bで互いに連結した構成とし、最前方と最後方の錯視ライン41の各脚部ライン43b(いわゆる線状体)は連続した線状体としての車道外側線S1や中央線S2に連設される。
かかる錯視ライン41を一定の間隔L11で前後方向に多数並べることによりジグザグ集合パターン11を構成している。
錯視ライン41の山頂部42aと谷部パターン43との構成によりジグザク線として錯覚しやすく、遠くからでも立体的な逆台形状として錯視させて自動車が近づくに従ってより谷部パターン43の略三角形を錯視して速度抑制をしやすくなる効果がある。
また、後の錯視ライン41の中央台型パターン42の山頂部42aのエッジと前の錯視ライン41の谷部パターン43のエッジの相乗効果により、谷部パターン43の谷先鋭部43aの逆台形状が側溝の縁石のように錯覚しやすくなり、さらに、自動車が近づくに従って逆台形状の谷部パターン43(疑似縁石)が短い間隔で近づくようになり錯視して速度抑制をしやすくなる効果がある。
また、谷部パターン43の傾斜ライン43c上に干渉突起Tを複数形成することで、上述したような同様の効果を得ることができる。
[変形例4]
さらに、錯視ライン41の中央台型パターン42の台形状の山頂部42aには、図14に示すように、その両角より略三角形状の突起42b,42bを形成するようにしてもよい。これら突起42b,42bと逆台形状の谷部パターン43の谷先鋭部43aのエッジの効果により、逆台形状の谷部パターン43が側溝の縁石のようになり錯覚しやすい効果を増すことができる。さらに、谷部パターン43の傾斜ライン43c上に干渉突起Tを複数形成することで、干渉突起Tを車両タイヤが走行する際に、発生する共鳴音と走行振動が運転者に伝わり速度の超過状態を認識させて速度抑制を向上する効果がある。
錯視ライン41同士の前後方向の間隔L11は基本的に等間隔に配置するようにしているが、ジグザグ集合パターン11を表示する場所に応じて、錯視ライン41同士の前後方向の間隔L11を適宜変更することができる。
[変形例5]
さらに、図15に示す錯視ライン51−1,・・,51−6の中央台型パターン52は、それぞれの略台形状の山頂部52−1a,・・,52−6aの幅員W11,・・,W16を漸次幅広に構成している。このように錯視ライン51−1,・・,51−6は、前後方向において漸次幅広の幅員としたジグザグ集合パターン11に構成することで、遠くからでも立体的な台形状として錯視しやすく自動車が近づくに従ってより徐々に拡大する台形状の山頂部を錯視して速度抑制をしやすくなる効果がある。
また、後の錯視ライン51−1の山頂部52−1aのエッジと前の錯視ライン51−2の谷部パターン53−2の谷先鋭部53−2aのエッジとの相乗効果により、幅狭の台形状の谷部パターンの谷先鋭部が側溝の縁石のように錯覚しやすくなり、さらに、自動車が近づくに従って逆台形状の谷部パターンの谷先鋭部(疑似縁石)が短い間隔で近づくように錯視して速度を抑制する効果がある。
さらに、各谷部パターン53−1,・・,53-6の各傾斜ライン53−1c,・・53-6c上に干渉突起Tを複数形成することで、干渉突起Tを車両タイヤが走行する際に、発生する共鳴音と走行振動が運転者に伝わり速度の超過状態を認識させて速度抑制を向上する効果がある。図中符号53−1b,・・,52-6bは谷部パターンを構成する線状体としての脚部ラインである。
[変形例6]
さらに、図16に示すように、前後方向の各錯視ラインの高さについても漸次狭くするようにしてもよい。
すなわち、錯視ライン61−1,・・,61−6は、それぞれの台形状の山頂部62−1a,・・,62−6aの幅員W21,・・,W26を漸次幅広に構成すると共に、各錯視ラインの高さL21,・・,L26を後から前方向に進むにつれて間隔を狭くしている。
このように錯視ライン61−1,・・,61−6が前後方向において漸次幅広の幅員とすると共に、各錯視ラインの高さL21,・・,L26を後から前方向に進むにつれて狭くしたジグザグ集合パターン11に構成することで、遠くからでも立体的な台形状として錯視しやすく自動車が近づくに従ってより徐々に拡大する台形状の山頂部を錯視しつつ漸次狭い各錯視ラインの高さL21,・・,L26の変化による距離の錯視により速度抑制をしやすくなる効果がある。
図中符号63−1,・・63−6は、谷部パターンであり、63a−1,・・63a−6は、谷部パターンの谷先鋭部であり、63b−1,・・63b−6は、谷部パターンを構成する脚部ラインである。
さらに、各谷部パターン63−1,・・,63-6の各傾斜ライン63−1c,・・63-6c上に干渉突起Tを複数形成することで、干渉突起Tを車両タイヤが走行する際に、発生する共鳴音と走行振動が運転者に伝わり速度の超過状態を認識させて速度抑制を向上する効果がある。なお、錯視ライン41、51、61は、設置する場所によっては、前後方向を反転してもよい。
図17は、隆起錯視形状構造をラウンドアバウトに表示した平面図である。
図17に示す4方向からそれぞれ進入する交差点(いわゆるラウンドアバウト)には、横断歩道表示S3の手前側の上り車線に複数の錯視ライン41,・・41からなるジグザグ集合パターン11を設けている。ロータリ交差点内には、運転手に車両の走行方向を誘導する誘導サインR5を各方向の車両進入位置に設けている。かかる誘導サインR5は、ロータリ交差点の車両の進行方向を示す矢印の図を複数の立設したポールに表示したものである。
かかる横断歩道表示S3を挟んで上車線にジグザグ集合パターン11を設けることにより、横断歩道表示S3の手前でジグザク集合パターンによる錯視効果を運転者に与え、自動車の運転手に横断歩道表示S3が前方にあることを喚起して減速及び/又は停止を促す効果がある。
また、ロータリ交差点の中央には、ロータリ内を走行している運転手に視認させるための進入路確認表示としてのシンボルサインR6を設けており、このシンボルサインR6の4面に異なる絵柄又は造形を表示している。かかるシンボルサインの4面に異なる絵柄を表示することで、ロータリ交差点内を右回り(時計回り)に走行している運転者が、進入した進路位置とロータリ交差点を周って脱したい所望の進路の位置とを認識しやすくした上で、ロータリ交差点を周回しても、所望の進路に脱することを補助する効果がある。
かかるシンボルサインR6の4面に表示する絵柄としては、丸の図、三角形の図、四角形の図や星型の図等の異なる図を表示したり、または、造形物としては、4方向にそれぞれ異なる動物の造形等を設置してもよい。
なお、一例として4方向のロータリ交差点を説明したが、3方向以上のロータリ交差点であればジグザグ集合パターン11を設置することができ、交差点において上記効果を得ることができる。
なお、本発明の実施形態において、日本国の法令に沿った左側通行の道路を用いて説明したが、右側通行の国においても本発明を実施することは可能である。
以上、本発明の実施の形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
11 ジグザグ集合パターン
12 山型パターン
12a 山頂部
12b 谷部パターン
21,31,41 錯視ライン
22 中央山型パターン
23 左右山型パターン
23a 外側端

32 中央台型パターン
32a 山頂部
33 左右台型パターン
33a 山頂部
33b 台型脚部ライン
34 谷部パターン
35 開口部
42 中央台型パターン
42a 山頂部
43 谷部パターン
43a 谷先鋭部
43b 脚部ライン

E 縁石
G 勾配
H ハンプ
R 道路
R1 路面
R3 横断歩道表示
R4 ラウンドアバウト
R5 誘導サイン
R6 シンボルサイン
R7 停止線
S1 車道外側線
S2 中央線
S3 横断歩道表示
T 干渉突起

Claims (7)

  1. 少なくとも複数の山型パターンを有する錯視ラインを前後方向において一定の間隔を保持して数並列に表示することによりジグザグ集合パターンを形成すると共に、ジグザグ集合パターンにおける錯視ラインの山型パターンは、中央山型パターンと、その左右下端に谷部パターンを介して中央山型パターンより低く左右山型パターンを形成して山型パターンの山頂部とその左右下端谷部パターンを介して横方向に連続して構成すると共に、かかる錯視ラインを前後方向に順次に並ぶように配置することによりジグザグ集合パターンを構成した
    ことを特徴とするジグザグ線による隆起錯視形状構造。
  2. 各錯視ラインの前後の先方に向かうに従って順次間隔が幅狭となるように形成した
    ことを特徴とする請求項1記載のジグザグ線による隆起錯視形状構造。
  3. 中央山型パターンの山頂部と各部パターンとは前後一直線に配置したことを特徴とする請求項1または2に記載のジグザグ線による隆起錯視形状構造。
  4. 横断歩道表示の手前に錯視ラインを表示する場合は、錯視ラインの前後方向の間隔を高速で走行する直線道路において表示する場合に比し狭く形成すると共に、山型パターンの山頂部の三角形の頂点角度を高速走行の直線道路において表示する場合に比し、大きく形成したことを特徴とする請求項1、2、3のいずれか一項に記載のジグザグ線による隆起錯視形状構造。
  5. 錯視ラインの山型パターンは、山頂部を切截した台形状の中央台型パターンと台形状の左右台型パターンとより構成した
    ことを特徴とする請求項1に記載のジグザグ線による隆起錯視形状構造。
  6. 錯視ラインの谷部パターンの谷先鋭部は、逆台形状に形成した
    ことを特徴とする請求項1に記載のジグザグ線による隆起錯視形状構造。
  7. 錯視ライン上に断面半円弧状又は断面台形状の立体的なハンプ形状を構成した
    ことを特徴とする請求項1に記載のジグザグ線による隆起錯視形状構造。
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