JP2014074275A - 道路用標示具 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡便に設置及び撤去が可能であり、且つ標示を運転者に効果的に認識させ得る道路用標示具を提供する。
【解決手段】道路用標示具1Aは、道路上に敷き置かれる標示具であって、図形及び文字の少なくとも一方を含む標示部21が上面に示されており、標示部21が、前後方向に一定の比率で引き延ばされているとともに、前端21aの横幅の拡大率が後端21bの横幅の拡大率よりも大きくなるように標示されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、道路用標示具に関するものである。
特許文献1には、立体図法による道路標示が記載されている。この道路標示では、少なくとも明度が異なる複数のシート片を立体図形状に配置し、隣合うシート片間の明度差が陰影として表現され得る位置関係にこれらを配置する。これにより、立体的に盛り上がった道路標示として視認されることを企図している。
また、特許文献2には、自動車を運転している運転者が識別・認識するための車道上標示具が記載されている。この車道上標示具は、ゴム製や樹脂製の標示マットからなり、この標示マットの表面に各種標示を印刷、切文字又は貼付等によって標記したものである。
特開平09−041332号公報 特開2004−285802号公報
車道などの道路上に設置される標識として、極めて簡便に設置及び撤去が可能なものが望まれる場合がある。例えば、道路補修現場といった道路上の工事現場では、カラーコーン等の保安標識を工事現場の手前に設置することにより、通行中の車両や作業従事者の安全が図られるが、保安標識の設置や撤去には或る程度の時間(例えば数分)を要するので、設置や撤去の間に作業従事者と車両との衝突事故が発生してしまうおそれがある。このような場合、保安標識の設置及び撤去の間に、その作業中であることを運転者に効果的に知らせ得るような手段が望まれる。
なお、例えば特許文献2に記載された車道上標示具では、各種標示が単に平面的に標記されているだけであるため読みづらく、標示を運転者が十分に認識できないおそれがある。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、簡便に設置及び撤去が可能であり、且つ標示を運転者に効果的に認識させ得る道路用標示具を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明による道路用標示具は、道路上に敷き置かれる標示具であって、図形及び文字の少なくとも一方を含む標示部が上面に示されており、標示部が、前後方向に一定の比率で引き延ばされているとともに、前端の横幅の拡大率が後端の横幅の拡大率よりも大きくなるように標示されていることを特徴とする。
一般に、車両等を運転している運転者が前方の道路上に敷き置かれた標識を見るとき、その視線と道路表面との成す角度が小さいことが、標示部を認識し難くする一因である。上記の道路用標示具では、標示部が前後方向に一定の比率で引き延ばされていることによって、そのような低い目線においても標示部を認識し易くすることができる。更に、上記の道路用標示具では、前端の横幅(すなわち運転者から遠い端部の横幅)の拡大率が、後端の横幅(すなわち運転者に近い端部の横幅)の拡大率よりも大きくなるように(例えば四角形状が逆台形状に)引き延ばされていることによって、運転者の遠近感を錯視により緩和し、あたかも当該標示具が道路上に立っているかの如く、標示部を立体的に見せることができる。したがって、上記の道路用標示具によれば、標示を運転者に効果的に認識させることができる。また、上記の道路用標示具は道路上に敷き置かれるものであるため、設置及び撤去を簡便に行うことができる。
また、上記の道路用標示具は、前端の横幅の拡大率が、後端の横幅の拡大率の1.0倍より大きく23.3倍以下であることを特徴としてもよい。後端の横幅の拡大率に対して後端の横幅の拡大率がこのような範囲内にあることによって、運転者の目線が低い車両等(例えば乗用車)から運転者の目線が高い車両等(例えばバスやトラック等)に至るまで、種々の車両等に対して標示部を効果的に認識させることができる。
また、上記の道路用標示具は、平面形状が略長方形状であって平坦な上面を有するマットと、標示部を含んでおりマットの上面に貼付されたシートとを備えることを特徴としてもよい。これにより、簡易な構成でもって上記の道路用標示具を実現することができる。
また、上記の道路用標示具は、標示部の図形及び文字の少なくとも一方が反射材料によって標示されていることを特徴としてもよい。これにより、運転者に対して標示内容を更に効果的に認識させることができる。
本発明によれば、簡便に設置及び撤去が可能であり、且つ標示を運転者に効果的に認識させ得る道路用標示具を提供できる。
図1は、本発明の一実施形態に係る道路用標示具の平面図である。 図2は、図1に示された標示具のII−II線に沿った側断面図である。 図3は、道路上に敷き置かれた標示具と、その標示具に向けて走行中の車両等とを側方から見た様子を示す図である。 図4は、運転者の視点において認識される想定標示の形を示す図である。 図5は、標示部の拡大率について詳細に説明するための図である。図5(a)は、一例として長方形状の想定標示の輪郭を示している。図5(b)は、図5(a)に示された想定標示が引き延ばされて成る逆台形状の標示部の輪郭を示している。
以下、添付図面を参照しながら本発明による道路用標示具の実施の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係る道路用標示具(以下、単に標示具という)1Aの平面図である。また、図2は、図1に示された標示具1AのII−II線に沿った側断面図である。この標示具1Aは、道路上に敷き置かれるものであって、シート状といった平面的な外形を有しており、好ましくは可撓性の材料によって主に構成されている。
図1及び図2に示されるように、この標示具1Aは、平面形状が略長方形状であるマット10と、シート20とを備えている。なお、図1において、マット10は理解の容易のため二点鎖線によって描かれている。
マット10は、平坦な上面10aと、道路面に接する下面10bとを有する。マット10は、例えばゴムや樹脂といった可撓性の材料から成り、標示具1Aの主要部を構成して標示具1Aの機械的強度を保持する。マット10が可撓性の材料から成ることにより、標示具1Aをロール状に巻回したり或いは折り畳むことが可能となるので、標示具1Aの設置や撤去を素早く行うことができる。また、マット10が標示具1Aの主要部を構成することで、車両等が標示具1Aに乗り上げた場合の運転手や車両へのダメージを低減することができる。車両等が乗り上げた際の衝撃緩和のため、マット10の上面10aの角部分に面取りや丸めが施されていると尚好ましい。一実施例では、マット10は天然ゴムから成るとよい。天然ゴムは適度の粘着性を有しており、後述するシート20の貼付が容易になるとともに、路面に対する摩擦力が増し、標示具1Aが風によって飛ばされることを抑えることができるからである。マット10の裏面10bには、滑り止めのための凹凸形状が形成されていると尚良い。
シート20は、例えばウレタン系樹脂からなる部材であって、標示具1Aの標示部21を含んでおり、マット10の上面10aに貼付されている。標示部21は、文字若しくは図形、又はこれらを組み合わせたものを含んで構成される。図1に示された例では、標示部21は、進行方向に対して交差する方向に並ぶ「作業中」といった文字と、その左右に配置された、色が互いに異なる(例えば黄色及び黒色の)ラインが交互に配置された縞模様からなる図形とが組み合わされて成る。このような標示部21がシート20に示されていることにより、標示具1Aの上面に標示部21が示されることとなる。なお、シート20に代えて、標示部21がマット10の上面10aに直接印刷された構成でもよい。
また、特に夜間の視認性の向上のため、標示部21の文字若しくは図形、又はこれらを組み合わせたものが、光を反射する材料によって標示されていることが好ましい。具体的には、標示部21に含まれる文字や図形が反射材で描かれているか、或いは、文字や図形の背景が反射材から成り、文字や図形が浮かび上がるようにされるとよい。又は、シート20自体が反射材によって構成されるとよい。これにより、運転者に対して標示部21を効果的に認識させることができる。
標示具1Aの厚さ(マット10及びシート20の厚さの和)は、1mm以上5mm以下であることが好ましい。厚さが1mm以上であることによって、標示具1Aが風によって飛ばされることを効果的に抑えられる。また、厚さが5mm以下であることによって、標示具1Aをロール状に巻回し易く、また標示具1Aが軽量となるため運搬が容易となる。一実施例では、標示具1Aの厚さは2.22mm(マット10の厚さ1.0mm、シート20の厚さ0.22mm)である。
また、標示具1Aの横幅は、150mm以上であることが好ましく、3500mm未満であることが好ましい。標示具1Aの横幅が150mm以上であることにより、運転者が標示具1Aの存在を十分に認識することができる。また、標示具1Aの横幅が3500mm未満であることにより、標示具1Aを通常の道路幅(2750mm〜3500mm)の範囲内に好適に収めることができる。更に好適には、標示具1Aの横幅は500mm以上1700mm以下である。横幅が3500mであるときに標示具1Aの重量が20kg程度になることを考慮すると、持ち運びの容易さの点で標示具1Aの横幅は1700mm未満であることがより好ましい。また、更に好適には、標示具1Aの横幅は800mm以上1200mm以下であるとよい。
また、標示具1Aの前後方向の長さは、500mm以上10000mm以下であることが好ましく、より好適には700mm以上3000mm以下であるとよく、更に好ましくは800mm以上2000mm以下であるとよい。前後方向の長さが500mm以上(好ましくは700mm以上)であることにより、運転者が標示具1Aの存在を十分に認識することができる。また、前後方向の長さが10000mm以下(好ましくは3000mm以下)であることにより、持ち運びが容易な程度に標示具1Aの重量を抑えることができる。
ここで、図1に示されるように、標示部21を構成する文字及び図形は、運転者の視点において認識される標示(以下、想定標示という)が、前後方向(すなわち車両等の進行方向)に一定の比率で引き延ばされたものである。図3は、道路R上に敷き置かれた標示具1Aと、その標示具1Aに向けて走行中の車両等30とを側方から見た様子を示す図である。図3に示されるように、通常、車両等30を運転する運転者31が標示具1Aを視認するタイミングにおける、運転者31の視点Aから標示具1Aの後端Bまでの水平距離L1は、道路Rの表面からの視点Aの高さH1よりも長い。したがって、運転者の目線Cと道路Rの表面との成す角度θは極めて小さくなる。このような場合、標示部21を構成する文字及び図形が前後方向に引き延ばされていることによって、運転者31の視点において認識される想定標示40は、正常な縦横比を有することとなる。
また、図1に示されるように、標示部21を構成する文字及び図形は、前端21aにおける横幅の拡大率が、後端21bにおける横幅の拡大率よりも大きくなるように(例えば四角形状であれば、上底が下底よりも長い逆台形状となるように)、幅方向に引き延ばされたものである。例えば本実施形態では、標示部21の想定標示が長方形であるため、図1に示されるように、標示部21は上底が下底よりも長い逆台形状を呈している。
前述したように、標示部21は想定標示が前後方向に引き延ばされたものであるため、標示部21を構成する文字及び図形が前後に長くなる。したがって、運転者から遠い部分が近い部分よりも小さく見えるため、標示部21が見づらくなってしまう。このような点に鑑み、本実施形態では、上記のように運転者から遠い部分(標示部21の前端21a)の横幅の拡大率が、運転者に近い部分(標示部21の後端21b)の横幅の拡大率よりも大きくなるように、想定標示が幅方向に引き延ばされている。
図4は、運転者の視点において認識される想定標示40の形状を示す図である。本実施形態では、標示部21が上述した形状(例えば逆台形状)を呈することによって、運転者の遠近感を錯視により緩和し、あたかも当該標示具1Aが道路上に立っているかの如く、標示部21を立体的に見せることができる。例えば、図4に示されるように、本実施形態の想定標示40は、標示のための正確な縦横比を有する長方形として運転者に認識される。
図5は、標示部21の拡大率について更に詳細に説明するための図である。図5(a)は、一例としての長方形状の想定標示40の輪郭を示している。また、図5(b)は、図5(a)に示された想定標示40が引き延ばされて成る逆台形状の標示部21の輪郭を示している。
前述したように、本実施形態の標示部21では、運転者が認識すべき本来の標示(図5(a)の想定標示40)を前後方向すなわち縦方向に引き延ばす。このときの拡大率は、想定標示40の縦の長さE1と、標示部21の前後方向の長さE2とを使ってE2/E1と表される。また、標示部21の縦の必要長さE2は、E2=E1×L1÷(H1−E1)として求められる。一例において、図3の視点高さH1が1.2mであり、距離L1が10mである場合、拡大率(E2/E1)は9.80倍(980%)となる。なお、この拡大率の好適な範囲は、5.0倍以上15.0倍以下である。拡大率(E2/E1)がこのような範囲内にあることによって、運転者の目線が低い車両等(例えば乗用車)から運転者の目線が高い車両等(例えばバスやトラック等)に至るまで、種々の車両等に対して標示部21を効果的に認識させることができる。
また、前述したように、本実施形態の標示部21は、本来の形状(図5(a)の想定標示40)が、前端の横幅の拡大率が後端の横幅の拡大率よりも大きくなるように幅方向に引き延ばされたものである。図5において、前端21aの拡大率は、想定標示40の上辺の横幅W1と、標示部21の前端21aの横幅W2とを使ってW2/W1と表される。また、後端21bの拡大率は、想定標示40の下辺の横幅W3と、標示部21の後端21bの横幅W4とを使ってW4/W3と表される。本実施形態において、前端21aの拡大率と後端21bの拡大率との比(W2/W1)/(W4/W3)の好適な範囲は、1.0倍より大きく23.3倍以下である。さらに好ましくは、1.05倍以上1.40倍以下である。
上記の比(W2/W1)/(W4/W3)は、図3に示された運転手31の視点高さH1と、運転手31から標示具1Aまでの水平距離L1とに依存する。例えば、後端21bの拡大率(W4/W3)を1とすると、前端21aの横幅W2は、W2=W1×(L1+E2)÷L1として求められる。普通乗用車の場合、運転手31の視点高さH1は例えば1.2mである。そして、運転手31の視点Aから水平距離L1=10mだけ離れた場所の標示具1Aを視認する場合、前端21aの拡大率と後端21bの拡大率との比(W2/W1)/(W4/W3)は、1.18倍(118%)となる。このとき、想定標示40の大きさを縦180mm、横760mmに設定すると、実際の標示部21の大きさは、例えば前後の長さ1764.7mm(約1800mm)、前端21aの横幅W2=894.1mm(約900mm)、後端21bの横幅W4=760mmとなる。
水平距離L1は、例えば5m以上15m以下である。距離L1が5m以上であることにより、運転者31が標示部21を認識したのちに回避行動を行う余裕を与えることができる。また、距離L1が15m以下であることにより、標示部21の文字や図形等を運転者31が十分に視認することができる。なお、標示部21の前後の長さE2が約1800mmである場合、距離L1=5mのときの上記の比(W2/W1)/(W4/W3)は1.35倍(135%)、想定標示40の大きさは縦313mm、横760mmとなる。また、距離L1=15mのときの上記の比(W2/W1)/(W4/W3)は1.12倍(112%)、想定標示40の大きさは縦126mm、横760mmとなる。一方、想定標示40の縦の長さE1が180mmである場合、比(W2/W1)/(W4/W3)は1.18(118%)で一定であり、距離L1=5mのときの標示部21の前端21aの横幅は882mm、距離L1=15mのときの標示部21の前端21aの横幅は2647mmとなる。
以上の構成を備える標示具1Aによって得られる効果について説明する。一般に、車両等を運転している運転者が前方の道路上に敷き置かれた標示具を見るとき、その視線と道路表面との成す角度θ(図3を参照)が小さいことが、標示部21を認識し難くする一因となる。本実施形態の標示具1Aでは、標示部21が前後方向に一定の比率で引き延ばされていることによって、そのような低い目線においても標示部21を認識し易くすることができる。更に、標示具1Aでは、標示部21の前端21aの横幅の拡大率が、後端21bの横幅の拡大率よりも大きくなるように幅方向に引き延ばされていることによって、前述したように、標示部21を立体的に見せることができる。したがって、本実施形態の標示具1Aによれば、標示部21を運転者に効果的に認識させることができる。また、標示具1Aは道路上に敷き置かれるものであるため、設置及び撤去を簡便に行うことができる。
また、本実施形態のように、標示具1Aは、平面形状が略長方形状であって平坦な上面10aを有するマット10と、標示部21を標示しておりマット10の上面10aに貼付されたシート20とを備えてもよい。これにより、簡易な構成でもって標示具1Aを実現することができる。
(実施例)
上記実施形態の一実施例として、想定標示を長方形(すなわちW1=W3)としたときの、想定標示の縦の長さE1、視線高さH1、水平距離L1、標示部の前後方向の長さE2、前後方向の拡大率(E2/E1)、標示部の後端幅W4、標示部の前端幅W2、比(W2/W4)の関係について述べる。
想定標示の縦の長さE1および水平距離L1を固定し、視点高さH1を変化させた場合、視点高さH1が高くなるほど、標示部の長さE2を短くし、比(W2/W4)を小さくすれば良い。例えば乗用車(H1=1.2m)に対しては標示部の長さE2を1764.7mmとし且つ比(W2/W4)を1.176とし、バスやトラック(H1=2.0m)に対しては標示部の長さE2を1000mmとし且つ比(W2/W4)を1.099とすれば、乗用車の運転者とバスやトラックの運転者が認識する標識の大きさは同じとなる。
想定標示の縦の長さE1および視点高さH1を固定し、水平距離L1を変化させた場合、水平距離L1が長くなるほど、標示部の長さE2を長くすれば良く、比(W2/W4)は一定で良い。
視点高さH1及び水平距離L1を固定し、想定標示の縦の長さE1を変化させた場合、想定標示の縦の長さE1が長くなるほど、標示部の長さE2を長くし且つ比(W2/W4)を大きくすれば良い。
標示部の長さE2及び水平距離L1を固定し、視点高さH1を変化させた場合、視点高さH1が高くなるほど、想定標示の縦の長さE1を短くすれば良く、比(W2/W4)は一定で良い。
標示部の長さE2及び視点高さH1を固定し、水平距離L1を変化させた場合、水平距離L1が長くなるほど、想定標示の縦の長さE1を短くし且つ比(W2/W4)を小さくすれば良い。
標示部の長さE2及び想定標示の縦の長さE1を固定し、視点高さH1及び水平距離L1を変化させた場合、視点高さH1を高くするほど水平距離L1が長くなり、比(W2/W4)を小さくすれば良い。
本発明による道路用標示具は、上述した実施形態に限られるものではなく、他に様々な変形が可能である。例えば、上記実施形態では想定標示が長方形状であり、標示部が逆台形状である場合を例示しているが、本発明の道路用標示具による標示はこのような形状に限られず、円形や三角形、或いは多角形状など、様々な形状の想定標示が引き延ばされた形状とすることが可能である。
1A…道路用標示具、10…マット、20…シート、21…標示部、21a…前端、21b…後端、30…車両等、31…運転者、40…想定標示、A…視点、B…後端、C…目線。

Claims (4)

  1. 道路上に敷き置かれる標示具であって、
    図形及び文字の少なくとも一方を含む標示部が上面に示されており、
    前記標示部が、前後方向に一定の比率で引き延ばされているとともに、前端の横幅の拡大率が後端の横幅の拡大率よりも大きくなるように標示されている
    ことを特徴とする、道路用標示具。
  2. 前記前端の横幅の拡大率が、前記後端の横幅の拡大率の1.0倍より大きく23.3倍以下であることを特徴とする、請求項1に記載の道路用標示具。
  3. 平面形状が略長方形状であって平坦な上面を有するマットと、
    前記標示部を含んでおり前記マットの前記上面に貼付されたシートと
    を備えることを特徴とする、請求項1または2に記載の道路用標示具。
  4. 前記標示部の図形及び文字の少なくとも一方が反射材料によって標示されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の道路用標示具。
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