JP2014029060A - 安全コーン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】略三角錘形状、略四角錐形状、略三角錐台形状、又は略四角錐台形状のいずれかの形状に形成させ、その上端から斜め下方へ延設される前記側板部の外面に光の再帰反射性を有する標示を設けると共に、この標示の左右両側に光の再帰反射性を有する帯状の反射材を前記側板部の縁に沿ってそれぞれ設ける。
前記標示の左右両側に、前記側板部の縁に沿って光の再帰反射性を有する帯状の反射材をそれぞれ設けるので、前記反射材で再帰反射された光によって安全コーンの外形を認識しやすくなされ、車両の運転手が、前記標示を、安全コーンに表示された注意すべき標示であることを直感的に認識しやすくなされる。
【選択図】 図1
Description
すなわち本発明に係る安全コーンは、上端から斜め下方へ延設される3個又は4個の側板部を備える、略三角錘形状、略四角錐形状、略三角錐台形状、又は略四角錐台形状のいずれかの形状に形成され、
前記側板部の外面に光の再帰反射性を有する標示が設けられると共に、
該標示の左右両側には光の再帰反射性を有する帯状の反射材が前記側板部の縁に沿ってそれぞれ設けられていることを特徴としている。
また、前記標示の左右両側に、前記側板部の縁に沿って光の再帰反射性を有する帯状の反射材をそれぞれ設けるので、前記反射材で再帰反射された光によって安全コーンの外形を認識しやすくなされ、車両の運転手が、前記標示を、安全コーンに表示された注意すべき標示であることを直感的に認識しやすくなされる。
図面において、1は安全コーンである。
本実施形態の安全コーン1は、略三角錐台形状に形成された本体部2から構成されており、この本体部2は、略三角形形状に形成された上板部4と、この上板部4の縁から斜め下方へ延設される台形形状の3つの側板部3を備えている。
前記各側板部3は、それぞれの上辺を前記上板部4の辺の縁に接するように設けられ、それぞれの下辺を下板部5へ接するように形成されている。
前記下板部5は、前記各側板部3の下端に鍔状に設けられており、具体的には、前記側板部3の下辺から外側側方へ延設されるように形成されている。
前記上板部4と、各側板部3と、下板部5とは、それぞれ一体的に形成されており、具体的には、安全コーン1の本体部2は、合成樹脂の射出成形により一部材で形成されている。
図1において、図中左側に配置された側板部3には左向きのアローヘッド(鏃)が描かれた標示31が設けられており、図中右側に配置された側板部3には右向きのアローヘッドが描かれた標示31が設けられている。
また、図1において背面側に配置されて図示されていない側板部3には、図3に示すようにアローヘッド以外の図形が描かれた標示31が設けられている。
本実施形態の安全コーン1は、道路や駐車場、工事現場などに設置されて、歩行者や車両をアローヘッドの示す方向へ誘導したり、存在喚起による視線誘導などを行うように設けられている。
また、アローヘッドが描かれた標示31には、その表面に陰影を表現する着色が印刷によって施されており、アローヘッドが立体図形状に視認されるように形成されている。
標示31が設けられた側板部3の表面は、光の再帰反射性を備えておらず、安全コーン1へ夜間にヘッドライト等の光が照射されたとき、側板部3と、光を再帰反射させる標示31との間のコントラストが大きくなされ、標示31の誘目性が高められる。
本実施形態の標示31は、描く標示の外形に切り出された反射シートによって形成されているが、これに限るものではない。例えば、描く標示の形状に切り抜いた反射シートによって形成させてもよく、反射シートの表面に文字や図形等を印刷して標示を形成させても良い。
前記貫通穴41は、安全コーン1と別体に形成された発光装置などを取り付け可能に設けられており、具体的には、取り付ける発光装置等に前記貫通穴41の形状に対応する断面形状の脚部を設け、この脚部を前記貫通穴41へ上方から挿通させて、安全コーン1の上方へ発光装置などを取り付けるように設けている。
突条部33は、長手方向を横に向け側板部3の上辺に沿って形成されている。
また、突条部33は、円弧状に突出されて形成されている。具体的には、その先端の突出面が、縦断面が直線状に形成されて上下垂直方向に沿う面形状に形成され、横断面が円弧状の曲面に形成されている。
各側板部3で囲われた安全コーン1の内側は、下方に開口する中空部21となされており、中空部21の上側は上板部4の貫通穴41を介して外側へ通じている。
また、下板部5の下面には、垂直下方へ延びる突条形状のリブ部52が複数形成されている。
複数の安全コーン1が段積みされたとき、上側に配置された安全コーン1に形成された下板側壁51の下端や、リブ部52の下端が、下側に配置された安全コーン1の下板部5の上面に載置されるように設けられている。
また、下側の安全コーン1の側板部3に設けられた突条部33が、上側の安全コーン1の側板部3の内側面に当接されて、下側の安全コーン1の側板部3の外側面と、上側の安全コーン1の側板部3の内側面との間に、隙間が確保されるようになされている。
この隙間が確保されることで、下側の安全コーン1の側板部3の外側面に設けた前記標示31へ、上側の安全コーン1の側板部3が接触しにくくなされ、上側の安全コーン1の側板部3の内側面との摩擦による前記標示31の磨耗や損傷などが抑制できる。
本実施形態の反射材32は光の再帰反射性を有する反射シートで形成され、側板部3の左右の縦辺部分に貼着されており、側板部3の上端から下端に至る縦辺部分の全長に亘って取り付けられている。
本実施形態の反射材32は、隣り合う2個の側板部3に跨がるように貼着されており、反射材32の幅方向の一方の縁を側板部3の外面へ貼着させ、中央を縦辺の角部分で折り返し、他方の縁を隣に設けられた側板部3の外面へ貼着させて、取り付けている。
本実施形態の安全コーン1は、全ての側板部3の左右の縦辺部分に反射材32が取り付けられており、3個の角部分にそれぞれ1枚づつ合計3枚の反射材32が取り付けられている。
また、左右の縦辺部分に取り付けられた反射材32の間に、光の再帰反射性を備える標示31が設けられているので、標示31が安全コーン1に設けられた標示であるということを観者が直感的に認識しやすくなされ、標示31の内容により注意を傾けるようになされる。
このように構成すれば、下方に向かって幅が広がる側板部3の形状と、標示31の標示の形状とがより調和するので、夜間において光の再帰反射によって観者から認識されやすくなされた、側板部3の外形と、標示31の標示とが、より一体的に視認され、標示31が安全コーン1に設けられた標示であることがより直感的に認識されやすくなされる。
また、本体部2の上端に上板部4ではなく頂点を備えた、略三角錘形状や、略四角錐形状に形成させてもよい。
2 本体部
21 中空部
3 側板部
31 標示
32 反射材
33 突条部
4 上板部
41 貫通穴
5 下板部
51 下板側壁
52 リブ部
G おもり
Claims (2)
- 上端から斜め下方へ延設される3個又は4個の側板部を備える、略三角錘形状、略四角錐形状、略三角錐台形状、又は略四角錐台形状のいずれかの形状に形成され、
前記側板部の外面に光の再帰反射性を有する標示が設けられると共に、
該標示の左右両側には光の再帰反射性を有する帯状の反射材が前記側板部の縁に沿ってそれぞれ設けられていることを特徴とする安全コーン。 - 前記側板部の上端から下端へ至るように前記反射材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の安全コーン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012169124A JP2014029060A (ja) | 2012-07-31 | 2012-07-31 | 安全コーン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012169124A JP2014029060A (ja) | 2012-07-31 | 2012-07-31 | 安全コーン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014029060A true JP2014029060A (ja) | 2014-02-13 |
Family
ID=50201779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012169124A Pending JP2014029060A (ja) | 2012-07-31 | 2012-07-31 | 安全コーン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014029060A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016023508A (ja) * | 2014-07-23 | 2016-02-08 | 東洋ゴム工業株式会社 | 視線誘導柱連結体 |
CN110503845A (zh) * | 2019-08-23 | 2019-11-26 | 河北工业大学 | 一种具有远程预警功能的安全锥及该安全锥的预警方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63181609U (ja) * | 1987-05-15 | 1988-11-24 | ||
JPS6453211U (ja) * | 1987-09-25 | 1989-04-03 | ||
JP2003041535A (ja) * | 2001-07-26 | 2003-02-13 | Ssc:Kk | 耐久性に優れたカラーコーン用カバー |
WO2008142688A1 (en) * | 2007-05-21 | 2008-11-27 | Yacov Dayan | A collapsible traffic marker |
-
2012
- 2012-07-31 JP JP2012169124A patent/JP2014029060A/ja active Pending
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