JP2014533937A - スプラウトの成長のための改善された方法及び装置 - Google Patents

スプラウトの成長のための改善された方法及び装置 Download PDF

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Abstract

同じ容器中でスプラウト及びマイクログリーンを成長及び出荷するための方法を提供し、出荷中に任意の追加した有益物を用いて、吸水性層に設けられた水分を使用しながら成長し、消費のため及び医薬品/栄養補助食品の用途のためのスプラウト及びマイクログリーンの生成のための方法を含み、小売店陳列可能容器中におけるスプラウトの成長を含み、前記容器は、成長のための水を提供し、スプラウトの成長の間の潅水の必要がなくなるアガー培地などの水分保持層を含む。特定の態様において、培地は、製品の有益な微生物の増殖を促進する及び/又はその製品に取り込まれる、プロバイオティック微生物、ビタミン(例えば、B12)、補因子、栄養素及びその他の物品(例えば、植物化学物質、天然着色料及び抗酸化剤)などの有用生物又は添加物が補充されている。【選択図】図1

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2011年10月18日に出願された米国仮特許出願第61/548,714号及び、2012年6月1日に出願された米国仮特許出願番号第61/654,571号の優先権の利益を主張し、それらの両方は、その全体が参照により本明細書中に組み込まれる。
本発明の特定の態様は、一般に、消費(例えば、ヒト、ペット及び動物の消費)のためのスプラウト及びマイクログリーンの生成のための衛生的な方法に関し、特定の態様において、医薬品及び栄養補助食品の使用のためのスプラウト及びマイクログリーンの生成のための衛生的な方法に関し、当該方法は、容器(例えば、小売店陳列可能(retail ready)/使用可能コンテナ(use ready container)など)中における、好ましくは成長中の更なる潅水を必要としないスプラウトの成長を提供する。
スプラウト、マイクログリーン、シュート及びクレスト(本明細書においてはスプラウトと呼ばれる)は、種子を発芽させて小さな植物へと成長させる条件に種子を曝露することによって生成された食品である。これは、以前は、浸漬又は噴霧などの様々な方法により、水分へ種子を曝露することによって行われていた。食用の小さな植物の携帯へ発芽させる種子は、アルファルファ、クローバー、緑豆、大根、カラシナ、ブロッコリー、アマ、グリーンピース、ヒマワリ、トウモロコシ、コムギ、ダイズなどの種子を含むがそれらに限定されない。
発芽目的のために使用される種子は、農業分野などの供給源から得られ、健康に有害となる可能性がある細菌、真菌又は他の生物で汚染され得る農業倉庫などのような場所に貯蔵されている。例えば、圃場は、作物に広がり最終的には種子へ広がる可能性がある、E.coliO157:H7及びサルモネラなどの微生物病原の可能性のある野生動物の脆弱性の影響を受け得る。そのような圃場から収穫した種子及びそのような種子から発芽したスプラウトは、汚染され得る(例えば、そのような微生物病原体により汚染され得る)。
発芽種子を汚染する可能性のある他の生物(例えば、腐敗生物)は、例えば、発芽種子へ不良な風味又は色を付与することにより、又は、貯蔵寿命を減少させることにより、スプラウトの品質を妨げ得る。
また、スプラウトの健康及び品質に有害な生物は、種子の収穫及び輸送以外の供給源から種子に入ることもある。例えば、洗浄時の種子及びスプラウトを浸漬及び噴霧するための水が、汚染されている可能性があり、加工機械の表面及び発芽チャンバのエアレーションのための処理空気が汚染されていることもある。さらに、スプラウト製造工場で働く労働者が、病原体を運び、直接的な製品の取扱いにより製品に病原体を移す、及び/又は、間接的に生産環境を汚染する可能性がある。
従来技術において、スプラウト及びマイクログリーンは、販売に適する大きさへの成長を可能にするために、浸漬、種子消毒、トレー、ドラム又はバッグへの播種を含む方法によって、栽培されている。代替的に、種子は、最終的に消費者へ配送することができる、同じ容器中に、底部に潅水穴、セルロースなどの発泡体又は吸収性材料を含む、リテール容器に入れても良く、トレーの上に容器を配置し、オーバーヘッドから成長中のスプラウトを潅水する又は、容器中の穴を介して定期的に潅水されている種子を含むトレーの底から潅水する。成長サイクルの終了時に、従来技術の容器は蓋を閉められて、ラベルされ、開いた潅水穴を有して市場へ送られ、これが、その製品及びパッケージの衛生的な状態を低下させている。前述の従来技術の方法は、いずれも、通常、それらの成長のすべての段階の間に芽の潅水を伴う。例えば、一つの回転ドラム法において、消毒した種子を、一定の回転ドラム潅水、その後、スプラウトの洗浄及び手動又は自動パッケージにより、4〜6日間成長させる。成長サイクルの終了時に、ドラムを出るスプラウトは、典型的には、グラム当たり、約10,000,000〜100,000,000cfu(コロニー形成単位)の細菌を含有する。次の洗浄及び消毒は、わずか10又は100分の1のオーダーで細菌の負荷を軽減することができるが、この減少は、その後の貯蔵の間の継続的な/より多くの細菌の増殖によって帳消しにされる。
スプラウトがトレー又は容器(例えば、最終的なリーテル容器内)中で栽培される従来の方法について、トレー及び容器は、典型的にはラック上に配置され、典型的にはオーバーヘッド潅水によって成長周期の期間潅水され、又はトレー又は容器の底部中の入口点により、それを介して感慨水が入ることがある。スプラウト及びマイクログリーンは、従って、潅水水と同じ経路により又は、潅水水のために提供される排水穴により入る潅水用水又は空気を用いて入力することができる。潅水水の入口及び出口のためのそのような穴は、微生物汚染が成長周期全体を通して導入することを可能にしている。
衛生的で、閉じられた、小売店陳列可能容器中に成長サイクルのほとんどの成長を含めることによって、病原性及び腐敗生物からスプラウトの健康及び品質を保護するための、方法/技術のための技術の顕著な必要性が存在している。
本発明の態様は、スプラウト中の有害微生物の増殖の機会を減少させるスプラウト及びマイクログリーンを成長するための方法を提供する。特定の態様において、その方法は、小売店陳列可能パッケージ/消費者使用可能パッケージにおいて、スプラウトの成長サイクルのほとんどの間にスプラウトの成長を可能にし、輸送中であっても、製品がパッケージされ、箱に入れられて、パレットに載置されている場合に初めて成長が起こることを可能にする。特定の態様において、その方法は、スプラウト処理施設の完全な自動化を可能にする、及び/又は、スプラウトが成長しながら、スプラウトの長距離配送を可能にする。その方法はまた、成長環境の衛生的な状態及び処理後の汚染が無いために、増加した貯蔵寿命を提供するという利点を有する。
特定の態様において、本発明は、成長サイクルのほとんどの成長を衛生的で閉じられた、小売店陳列可能容器へ含有することによって、病原性及び腐敗生物からスプラウトの健康及び品質を保護するための手段を提供する。特定の態様において、本発明の方法において使用される容器は、空気及びガスの交換を可能にすることを除いて、外部環境に対して閉じられている。さらに、特定の態様において、本発明の方法は、スプラウトに導入され得る、任意の有害な生物(例えば、病原体又は腐敗生物)と競合及び抵抗する、保護的又は有害な微小叢の添加を容易にし、そのような有益な微小叢は、スプラウト及びマイクログリーンの成長のための防御免疫系として効果的に機能する。特定の実施形態において、スプラウトへの有益な微生物の添加は、種子及びスプラウトへの直接的な適用による、並びに/又は、例えば、容器内のアガー及び/若しくは他の成長媒体へのそのような微生物の添加によるものとすることができる。さらに追加の態様において、適用され又は添加された有益な微生物は、窒素固定を補助する及び/又は植物の成長を促進するものを選択することができる。本発明の方法は、スプラウトへの潅水用水の使用を避け、その感慨水は、必ずそのような有益な生物及び添加物を洗浄するように作用するため、有益なプロバイオティック生物、ビタミン、栄養素、補因子など(例えば、それぞれの場合において、スプラウトのヒト及び動物の消費の利益のために)の添加が設けられ、促進される。
特定の態様によると、いかなる病原体の低減又は排除するように、種子又は成長スプラウトを消毒する。置換される叢悪性の叢は、サルモネラ、リステリア、腸管出血性大腸菌(EHEC)及びシュードモナスなどの腐敗生物を含むがそれらに限定されない。その後、低温殺菌/滅菌アガー、アガーアガー、海藻、藻類、藻類抽出物、セルロース、キチン、ペクチンなどの植物由来のポリエステル、吸水性天然繊維であるフォーム、スポンジ及び吸水性ポリマー、又は水を保持しスプラウトが水を利用できるようにする他の吸水性組成物からなる群から選択される、少なくとも一つの組成物を用いて、種子又はスプラウトを消毒した容器へ配置する。スプラウトがこのように、市場性のバルクへスプラウトの成長を完了するのに十分である容器内において水の供給が設けられているため、感慨により容器へ導入される追加の水は不要であり、それによって、汚染の一経路を排除し、また、処理施設から最終消費者への途中において容器内におけるスプラウトの成長を可能にする。特定の態様において、培地はまた、例えば、汚染物質の生物を抑制するのに役立つ、天然の抗菌物質を生成することができる有用微生物を備えていてもよい。上記に加えて又は上記に代えて、培地はまた、ビタミン(例えば、B12)を生成し、スプラウト製品へ栄養価を追加する他の微生物を備えていてもよい。特定の態様において、添加された有益な微生物はまた、有害生物と競合し、従って、有害生物の増殖を制御することができる。培地層を有する容器内の種子又はスプラウトは、速やかに包装工場から出荷することができ、輸送されている間及び店の棚で購入されるのを待っている間、成長することが可能である。出荷するために使用される車両は、スプラウトの成長及び/又はその後貯蔵のための適切な温度を維持するための温度制御を備えていることが好ましい。水の追加の入力を必要としないスプラウト容器は、好ましくは、微生物などの汚染物質の侵入を遮断しながら同時にガスの交換を可能にする、透過性のプラスチック又はセルロース層などの手段を除いて、密封することができる。
特定の態様において、本発明は、ヒト、ペット及び動物の消費並びに、医薬及び栄養補助食品の使用のための、スプラウト及び微生物の生成のための衛生方法に関する。本発明の好ましい実施形態は、更なる潅水の必要が無い、衛生的な小売店陳列可能又は使用可能容器内におけるスプラウトの成長を提供する。一実施形態において、容器は、成長のための水を提供し、従って、成長プロセス中にスプラウトの潅水の必要性を回避する、アガーなどの底部の水分保持層を含む。特定の態様において、培地は、プロバイオティクス微生物、ビタミン、補因子、栄養源及び、製品へ有益な微生物の増殖を促進する他の物品又はその製品中に組み込まれるようになる他の物品などの、有益な添加剤を補充することができる。好ましくは、有益な添加剤は、ビタミンB12、植物化学物質、天然色素及び抗酸化剤を含んでもよい。好ましくは、添加剤の有益な微生物は、例えば、リステリア、サルモネラ、腸管出血性大腸菌、エルシニア及び/又は腐敗生物(例えば、エルウィニア、シュードモナス及びキサントモナス)などの、ヒト病原体に対する拮抗作用を提供するように選択される。
本発明の特定の実施形態は、a)スプラウトがそれらの完全な所望の大きさに成長するために十分な水が含まれている、消毒した、非毒性、好ましくは可食性の吸水性媒体を、容器中に配置するステップであって、前記容器は小売店陳列可能容器又は使用可能容器であり、前記培地が潅水を必要とすることなく、スプラウトの成長をサポートするのに十分な含水量を有するステップと、b)前記培地へ種子又はスプラウトを播種するステップと、c)必要に応じて、有益又はプロバイオティック生物又は栄養因子を提供するステップと、d)容器内のスプラウトの成長を促進するのに適した容器へ温度条件を提供するステップと、e)必要に応じて、成長ステップの間、温度制御された輸送用容器などの中に、輸送中に前記容器を配置するステップと、e)ステップd)の成長が行われている間、必要に応じて、スプラウトの成長が適切な範囲内で完了すると、容器の温度を、貯蔵及びより長い貯蔵寿命に適した低い温度へシフトさせるステップと、を含む。成長ステップd)において設定された温度は、好ましくは、15〜27℃(60〜80°F)の範囲であってもよく、貯蔵ステップf)において設定された温度は、好ましくは、0〜7℃(32〜45°F)の範囲であってもよい。
図1は、本発明の特定の実施形態による、スプラウトの生成に用いられる例示的な容器を示す図である。 図2は、本発明の特定の実施形態による、スプラウトの生成方法のフローチャートである。 図3は、本発明の特定の態様による、図2のスプラウトの生成方法の詳細なフローチャートである。
特定の例示的な態様によれば、プラスチックの「クラムシェル」又は他のプラスチック又はポリマーベースのパッケージの他の形態などの、容器内の培地の上でスプラウトを成長させる。他の使用可能な容器は、例えば、ガラスジャー、セラミックジャー、蓋付きのプラスチックタブ、及び蓋付きの成長トレーである。培地は、多数の種類のうちのいずれかであるか又は含んでもよく、これは、吸水性という共通の特徴を有しており、近接して配置することができる種子又はスプラウトを構造的に支持する。アガーなどの種類のゲルも適切であるが、本発明は、セルロース繊維(例えば、低温殺菌/滅菌アガー、アガーアガー、海藻、海藻抽出物、セルロース、キチン、ペクチンなどの植物由来のポリエステル、水を保持し、スプラウトへそのような水を利用することができるようにする、吸水性天然繊維、フォーム、スポンジ及び吸水性ポリマー又は吸水性組成物から成る群から選択される少なくとも一つの組成物)などの他の吸水性材料を用いて実施することができる。
図1を参照すると、スプラウトの成長のための本発明の方法の実施形態を以下に示す。スプラウトを保持する容器101は、過酸化水素、アルコール、紫外光、上記又は他の適切な消毒剤の適用により、好ましくは最初に消毒される。
次に、層102、成長サイクルを完了するために適量の水を含有する無菌/低温殺菌培地を、容器101内に入れる。選択された培地がアガーである場合、この配置は、容器内に加熱された液体アガー溶液を注ぎ、それを冷却することによって実現することができる。層102は、本明細書に開示される任意の有益な微生物を接種してもよいし、さらに、有益な生物の増殖を促進する栄養を添加してもよい。層102への他の添加剤は、発芽の成長並びに種子及びスプラウトの製法を促進するための、抗酸化剤、ビタミン、天然顔料、例えば海藻及び天草等の有機物、及び植物栄養素を含んでもよい。
種子又はスプラウトを水に接触させ、水を吸収させ、また消毒する。二つの理由から、種子の高い密度をゲル層の頂部に適用した場合、このステップは重要である。第一に、種子の複数の層が存在するように十分な種子が適用された場合、その後、上層の種子はゲルに直接接触しなくなり、発芽を促進するための直接的な水の供給源を有していない。この場合、水を吸収している予め浸漬した種子は、含水ゲル中への最初の根の発芽及び成長をサポートするために内部の水分に依存することができる。第二に、種子の高い密度がゲル層上に配置されている場合、次に、これらの種子に近接したゲルは、水分が多くの近接した種子に吸収されるため水が枯渇する傾向がある。枯渇ゲルは、種子の十分な発芽を可能にするのに十分な水を供給することができない。これは、「ゲル上部層の乾燥」と本明細書中で呼ばれる問題である。
好ましくは、種子を浸漬プロセス中に水中で、それらの乾燥重量の少なくとも約40%、より好ましくはそれらの乾燥重量の約80%以上である。
消毒した種子又はスプラウト103を、層102中に含まれる水により成長できるように、層102と接触して配置する。容器101は、好ましくは、例えば、容器の上部の蓋104を配置することにより、微生物汚染を防ぐために閉じられている。好ましくは、蓋104は、植物の呼吸からの廃ガスなどの気体の交換を可能にするプラスチック又は他の膜材料の一部又はパッチを含んでもよい。より好ましくは、蓋材料は、さらに、その容器内の過剰な結露を回避することができるように、水蒸気の通過を可能にすることができる。必要に応じて、ガス交換膜を、容器の他の場所(蓋以外)に設けてもよく、又は、わずかに蓋を開けておくなどの膜以外の手段によって、ガス交換が提供されており、微生物の侵入を防止するように、さらに、一般的なペトリ皿の蓋と同様に配置した。この点はガス及び水蒸気の交換のための手段を提供し、微生物の入口点とはならない。本発明の主な概念は、外の空気及び水から分離した状態で、層102及び種子103を維持することであり、但し、容器101の外に存在する可能性がある汚染微生物を排除するための膜又は他の手段を通過することがあることを除く。
本発明を実施するための好ましい実施形態を、以下に記載し、図2を参照する。例えば、アルファルファ種子などの種子を、分配器から得る200。これらの種子を、例えば、漂白剤、過酸化水素、有機酸、及び/又は非発泡性界面活性剤の有無にかかわらず他の適切な殺菌剤から成る群から選択される少なくとも一つの薬剤を含む、溶液中に種子を浸漬することによって、予備浸漬することなく、消毒される201。代替的に、種子は、例えば、温水へ短時間曝露することによるフラッシュ低温殺菌を行うことができる。種子を次に、適切な残留レベルの消毒剤を含み得る水を用いてすすぐ。種子を直ちに培地の層の上に配置し、容器内に密封することができるが、水を吸収するように種子を浸漬するのが最も好適である。好ましくは、浸漬プロセス中に、水中で、乾燥重量で種子に少なくとも約40%、より好ましくは80%吸収させる。水を吸収した種子は、培地中へ発芽しよく根を張る傾向がある。従って、種子を浸漬し、排出する202。また、湿らせた種子を、必要に応じて、後で使用するために一定期間冷蔵庫に保管してもよい。
任意の冷却期間(設けた場合)の後、発芽に影響を与えることなく種子に付着した微生物の生物負荷を軽減するために、種子は、再び適切な時間及び適切な濃度の消毒液で消毒されている。必要に応じて、種子を次に、初画質に1〜2日間発芽させるためにそれらを置くことによって発芽することができる、又は、それらが出荷されるのと同じ容器内で直接アガー層203と接触するように配置することができる。種子が発芽された場合には、それらを、三回目の洗浄へ供することができ、ステップ203において容器内にそれらを配置した後に衛生プロトコルへ供することができる。コンテナ内において、種子が発芽し成長を始める204。この成長は、容器が製造設備の保持領域にある間、及び/又はそれらが消費者へ輸送されている間、及び/又は製品が店頭での消費者による購入を待っている間、生じる可能性がある。
容器の底部の培地層は、任意の適切な厚さであってもよく、スプラウトが容器を充填するように、十分なスプラウトの成長を維持するために、ちょうど十分な量の水を提供する層により、本発明の目的は最も良好に実現される。アガーの最適量は、アガー層が若干完全なスプラウトの成長の数日後に吸収されるようになり、容器がスプラウトのみを含有するように見えるようにする量である。
ゲルの粒子が生成物とともに存在し得るため、種子が配置される際の任意のゲル培地は、ヒトの消費(すなわち、食用好ましくは口当たりの良い)に適していなければならない。好ましくは、これは、非食用殺菌剤も他の化学物質も、培地へ添加することができないことを意味する。
本発明の方法により生成される食品は、さらに、様々な手段によって改良してもよい。図2に関連して上述したように、種子は、好ましくは、例えば、濃度20,000ppm以下の次亜塩素酸カルシウム又は次亜塩素酸ナトリウム等の、漂白剤などの殺菌溶液中で洗浄することによって、好ましくは最初に消毒される201。任意の細菌の数が減少するが種子は肥沃なままであるように、この浸漬は、例えば、5〜15分程度などの一定の期間であり得る。それらが発芽に影響を与えずに、微生物負荷を軽減していることを確認するために、消毒薬剤のはるかに低い希釈液中で、水和された種子のその後の消毒が行われる。従って、その後の洗浄は、例えば、50〜2000ppmのカルシウム又は次亜塩素酸ナトリウム中で行うことができる。特定の態様において、十分なスプラウトの生産に必要な高密度の種子で、アガーへの十分な発芽率及び根の浸透を得ようとする場合、種子は、アガー又は他のゲル培地上に置かれる前に水和する必要があることが見出された。
主要な消毒処理及び残渣を除去するための洗浄後、種子は、好ましくは排出され、冷蔵され、有益な微生物の培養物を添加してもよい。これらは、酵母又は他の微生物を含み得、これは、ビタミンB12、ヒト病原体に拮抗的な共生微生物、植物病原体及び腐敗生物を提供する。追加された有益な微生物は、ある生物から構成され得る、又は、抗微生物代謝産物の生成;ビタミン、補因子、酵素の生成;並びに病原体及び/又は腐敗生物との栄養素の競合などの、複数の作業について配合した微生物のカクテルを含んでもよい。種子の自然な植物相が積極的な消毒により破壊されることを考慮すると、追加された有益な微生物叢は、代替の叢を提供し、次に、有益な生物体(単数又は複数)(例えば、中温性及び低温性好冷有益生物の適切な組み合わせ)で置き換えられる。種子をステップ203においてアガー上に配置した場合、それらが種子への結合を形成し、それらに付着する傾向があるように、有益な生物は、例えば、種子上に接種噴霧され得る。この段階で(例えば、滅菌種子)有益物を追加するだけではなく、それが調製される場合又は容器中へ配置された後、アガー自体を接種することができる。
「有益な」生物は、特定の態様において無害であると定義され、ヒトに有益である、又は、スプラウト及びマイクログリーンの栄養価を高めるビタミン、酵素又は補因子を産生することができる食用微生物を含む。また、特定の態様において、有益な生物は、成長阻害代謝産物の産生によって、時には空間及び栄養素に対する競合により、病原体及び腐敗微生物の増殖を阻害し得る。中温性成長温度範囲で競合的に成長させるためにそのような有益な生物を選択することができ、これはまた、スプラウトの発芽及び成長のための最良の範囲になる傾向がある。あるいは、そのような生物は、より冷たい、好冷範囲で成長するように選択することができ、従って、移送後の間及びスプラウトの成長が達成された後の貯蔵段階の間に最高の成長を与え、低い温度は保管及び保存寿命を向上させるために使用される。
「有益な微生物」又は「有益物」は、病原性又は他の有害な生物の増殖を抑制する効果を有する、細菌、ファージ、酵母、ウイルス、真菌などの生物を含む。また、有益物はまた、本明細書で使用される有益物との用語は、プロバイオティック生物により生成され分泌される天然の抗生物質を含み、その物質は、例えば、良性のバクテリオシンの阻害などの有害生物の増殖を阻害する傾向があり、それはまた、良性ファージ及び病原性細胞を攻撃するウイルスを含む。
本明細書における有益な微生物又はまた、有益物は、単一の種又は単一の物質に加えて、様々なプロバイオティクス種及び様々な物質の混合物も意味し得ることが理解される。また、本明細書で使用される有益物との用語は、他の方法でスプラウトの発芽及び成長のために使用される液体中に、存在することになるかもしれない望ましくない病原体に対してアンタゴニスト特性を送達する能力を有することができる。
本発明による微生物の一つの好ましい群は、基質に競合することにより病原体を阻害し、非助長酸性環境を生成する、乳酸生成微生物を含む。乳酸生成微生物のアンタゴニスト特性は、さらに、酵素(例えば、ラクトペルオキシダーゼ)、病原体得意的毒素、二酸化炭素、過酸化物又はバクテイオシンなどの抗生物質などの、他の代謝物から得ることもできる。
また、有益物は、B.coagulans、Bacillus clausii、Bacillus pumilus及び、他の非毒素原性、非病原性バチルス株などの胞子形成生物を含み得る。これらは標的生物に対する抗菌効果を有していてもよく、例えば、免疫刺激剤として、ヒトにおける潜在的な有益な効果を有する。これらの微生物は、非常に迅速に病原体の増殖に適さない環境を生成する能力を有する。これは、Lactobacillus acidophilusなどの他の乳酸生成細菌と比較して、そのような微生物の高収率及び再現性に起因している。胞子を形成する微生物は長く存続し、非芽胞形成微生物と比較して自分自身を再現することができる。
本明細書で使用するための例示的な適切な有益な薬剤/生物は、乳酸生成微生物である。本明細書における使用のための例示的な適切な乳酸生成微生物は、他の代謝物、乳酸を開放することによって、微生物の望ましくない株に対して拮抗作用を示す微生物である。
使用するのに適した例示的な乳酸生成細菌は、Lactobacillus(ホモ発酵性のグループのメンバー)、Lactococcus、Pedioccocus及び/又はLeuconostoc並びに好ましくは、Lactobacillus acidophilus種、Lactobacillus curvatus、Lactobacillus plantarum、Lactobacillus jenseni、Lactobacillus casei、Lactobacillus fermentum、Lactococcus lactis、Pedioccocus acidilacti、Pedioccocus pentosaceus、Pedioccocus urinae及び/又はLeuconostoc mesenteroidesからなる群から選択される少なくとも一つを含む。
本発明の態様は、競合外であり、潜在的に標的病原体及び消毒プロセスを生き延びてきた腐敗生物の残留物を殺す、急成長している中温性生物の群及び種子の表面に見られるオリジナルの微生物の交換を可能にし、また、一緒に又は順番に中温性及び低温性有益物の混合カクテルを導入することができ、低温菌は冷蔵保管中に製品を成長させ、保護できるようにし、中温性生物は、発芽及び成長段階で事前に製品を保護する。
好ましい実施形態において、使用されるそれぞれの有益な株は、人間のための毒性因子が無効であることを保証するように特徴付けられ、種子又はアガーと接触するように配置されるカクテル又は生物の他のメンバーとは拮抗しない。
種子及びスプラウトが水分と接触している場合、生存及び成長の目的のためにこの水分を利用するために、機会は病原性又は他の有害生物へ与えられている。本発明によれば、有害な叢を置換及び競合排除し、有害な成長の発生を防ぐために、有益物を追加する。
有益物は、スプラウトを発芽し、成長するために用いられている装置及び方法に従って、様々な方法でスプラウトと接触させることができる。本発明では、種子が消毒され、それらの正常な叢が破壊された後に、有益物を添加することができる。また、有益物は、アガー溶液に添加してもよい。
本発明の特定の態様において、有益物を、有益物がアガー層に乗るように、又は、容器中へ注がれるようにアガー層との混合により、乾燥種子への直接的な適用から、種子への適用後までの発芽プロセスの任意の時点で添加することができる。
本発明の好ましい実施形態において、有益物の二つのグループが培地へ添加され、一つのグループは、適度な温度(例えば、15〜27℃(60〜80°F))で最適な成長が選択され、他方は、低い温度(例えば、0〜7℃(32〜45°F))で最適な成長が選択される。第一のグループは、当該技術分野において「中温菌」として既知であり、種子が発芽し成長する必要がある適度な、暖かい温度(例えば、15〜27℃(60〜80°F))で、最も良く成長する。第二のグループは、低温度(例えば、0〜7℃(32〜45°F))で最も良く成長する「冷温菌」又は「低温菌」として知られており、発芽及び成長段階が完了した後、スプラウトが貯蔵される容器におけるものなどである。
例えば、種子の発芽のための最良な温度が29〜30℃(85°F)である場合、選択した有益物は、この温度で又はこの温度付近で成長することを好む。さらにより好ましくは、スプラウトが3日間成長でき、次に、7℃(45°F)で冷蔵貯蔵に置かれた場合、この温度に対して選択された追加の有益物もまた、培地へ添加してもよい。コンセプトは、それらが発芽している間、有益物の最初のグループがスプラウトを保護するということであり、一方、容器が7℃(45°F)まで冷却された場合第二のグループが増殖し、この役割を引き継ぎ、より高い温度で若干、休止状態に維持されている。
本発明の特徴的な特徴は、典型的には、回転ドラム内で継続的に水で潅水されている、スプラウトがその成長期の全体にわたって施設に置かれる従来技術のシステムとは対照的に、製造工場からスプラウト製品の迅速な配送を促すことである。対照的に、本発明では、スプラウトが容器内の培地上に配置された後、すぐに出荷することができる。
複数の容器を、例えば、パレット上に置くことができ、次に、パレット上に置き、例えば、輸送用トラック又は鉄道車両上に置くことができる。輸送中のスプラウトについての最適な成長条件を維持するために、加温又は冷却しながら、パレットに載せた容器を提供するように、トラック又は鉄道車両は設定されている。例えば、スプラウト容器が鉄道車両に配置されている場合、鉄道車両上のヒートポンプユニットを、スプラウトの成長の至適温度を提供するように設定することができる。例えば、特定の種類のスプラウトについての最良の温度プロファイルが3日間21℃(70°F)であり、次に、スプラウトが7〜8℃(45°F)で低温貯蔵に置かれている場合、鉄道車両用ヒートポンプシステムは、このプロファイルを提供するように設定されると考えられる。スプラウトは、例えば、ワシントン州スポケーンにおいてパッケージ化されていた場所から5日間の鉄路ののちに、例えば、マサチューセッツ州ボストンの消費者に配送されるケースが考えられる。この場合、種子は、培地及び有益物を含むコンテナ中へ1日目に置かれる。容器は密封され、パレットに置かれ、鉄道車両に載せられ、それらは、発芽及び成長のために、1〜3日目は、21℃(70°F)で維持され得る。4日目に、スプラウトは、必要な成長が完了していると考えられるので、鉄道車両の温度が、7〜8℃(45°F)の可能性のある、貯蔵モードの温度まで低下され得る。4日目及び5日目に、スプラウト容器が、冷蔵温度で鉄道車両でボストンに輸送される。
上記の方式は、スプラウトが輸送のために搭載される前に、製造施設内において目的のサイズに到達している必要がある、鉄道又はトラックによってスプラウトを配送するための現在の技術とは対照的である。そのようなシステムにおいて、スプラウトは輸送中に成長しないが、単に貯蔵となり、輸送時間は、直接、製品の貯蔵寿命を短縮させる。従来技術における最終結果は、数日間分新鮮さに欠いたものがボストンへ輸送されるということである。
本発明の特定の方法を区別する特徴は、それらが、輸送車両における可変温度プロファイルを用いてスプラウトの出荷を可能にすることであり、この場合、初期成長期温度の後に貯蔵温度が続く。温度制御輸送用容器又は鉄道車両又はトラックでもあり得る、輸送車両は、多段階の時間−温度プロファイルを備えており、スプラウトの成長に適した温度を有する第一相及びスプラウト貯蔵に適した温度を有する第二相を有する。温度プロファイルは、例えば、リアルタイムクロック及び温度制御装置を含む自動制御システムによって実現することができる、又は、スプラウトの出荷とともに提供されている運転者の指示に応じて、車両温度制御の手動設定によって実現することができる。
本発明は、以下に挙げるような様々な好ましい態様及び/又は利点を有する。
A:無潅水で、排水穴付きの小売店陳列可能パッケージ中の成長。
特定の態様は、潅水を経由した水や栄養分の後の入力を必要としない、消費者へ配送される最終的な小売パッケージ中への種子及び培地の初期入力を可能にする。これは、容器が潅水用水を入力するための穴を有する必要はない、又は、そのような水の出口のための穴を有する必要はないことを意味する。これらの入力及びそのために必要となる穴が存在しないことは、容器は汚染に対して密封を保持することが可能であり、従って、病原体による汚染に対して、より衛生的、健康的、安全な製品を提供する。
B:アガー、セルロース、海藻、藻類、アルギニン、他の複合多糖類又はタンパク質又はポリマーなどの、水を保持している培地上での成長。
アガーは、種子が配置された際に水分を保持する層に適した培地である。しかしながら、他の水分保持、食品安全物質は、本発明における使用に適しており、これらの物質は、例えば、様々な形態のアガー、セルロース、海藻、藻類、アルギニン、他の複合多糖類又は親水性タンパク質、又は、ポリマー、スポンジ、織物繊維、及び当業者への本開示の視点から明らかであろう他の適切な材料を含み得る。
C:汚染物質の進入を阻止し、ガス及び水蒸気の交換を可能にする、マイクロミシン目又は小さな穴を備える成長容器。
種子及び培地が入れられた容器は、外部からの微生物汚染物質の侵入を耐えなければならない。これは、ペトリ皿のカバーのように、例えば、容器の口部に対して重量により保持された蓋を用いて、機械的に行うことができる。他の構成は、水蒸気、空気及び呼吸ガスの外部との交換を許容しながら、浮遊菌などの大きな粒子の侵入を阻止する傾向がある、小さな穴及びバッフルを備えた容器を含み得る。ある種のプラスチック、繊維材料などの材料は、微生物汚染物質を遮断しながら、ガス及び水蒸気の交換を可能にする。医療用ガーゼは、容器内における耐性の上記交換ポートの組み合わせを提供するために使用され得るそのような材料、あるいは他の不透過性の材料で作られたものの一例である。種々の合成シート材料は、微生物汚染を防止しつつ、ガス交換を提供するのに適している。Kordan, Applied Microbiology,Vol.13,No.5(1965)に記載されているように、そのような材料の一例は、10ミリの天然のポリエチレンフィルムである。他の適切なフィルムは、液体及び、もちろん微生物の透過を防止しながら、細胞性ガスの交換を可能にする、血液バンク操作において使用したプラスチックかもしれない。適切なプラスチック材料の説明は、Christopher,Blood Banking and Transfusion Medicine,pp 1 83−1 87,(Elsevier Health Sciences,2007)に記載されている。図3は、容器の蓋に組み込まれたガス交換材料310のパッチを示す。
D.輸送中の、播種及び部分的又は完全な成長。
本発明の特定の態様の重要な利点は、スプラウトが輸送中にも成長する機会を提供することである(例えば、病原体の成長なしで)。培地及び種子を容器内に入れた後、容器を密封し、水又は他の材料のさらなる追加を必要としていない。これは、種子は、すぐに製造施設を出発し、トラック、鉄道車両又は鉄道用コンテナ内に乗りながら、輸送中に成長を開始することができる。好ましくは、これらの輸送モードは、成長しているスプラウトのニーズに合わせた温度制御(すなわち、最初の数日間は、暖かい温度(例えば、15〜27℃(60〜80°F)、その間に成長が開始し、次に完了すると、その後、貯蔵寿命を延長するために低い温度(例えば、0〜7℃(32〜45°F))を提供する。スプラウトが成長していると、回転ビン又は他の機械などの大規模な工場の床面積の必要性を排除するため、これはスプラウト成長の分野における主要な問題を解決するための重要な前進であり、それはまた、成長が完了し、貯蔵寿命のタイマーが始動した時点で、最終目的地までの数日に近い日をスプラウトに与え、さらに、潜在的な病原体及び腐敗生物に関する安全性の非常に高いレベルを可能にする。現在の技術を用いると、スプラウトは工場でのパッケージングの際にすぐに、貯蔵寿命のカウントを始める。しかしながら、本発明を用いると、スプラウトは、成長期の大部分又は全ての期間をそれらの輸送中に費やしてもよく、従って、貯蔵寿命に入らずに数日後までの期間を過ごし、主要な安全性及び経済的/商業的な利益を提供する。
E.成長温度を保持し、所望の成長が達成された後、冷却へシフトする容器中の輸送。
本発明の特定の態様の重要な要素は、冷蔵/加熱された輸送用容器、鉄道車両、トラックなどの温度制御された輸送手段で構成されている使用である。本発明の最良の利点を利用するために、満たされたスプラウトの容器を、最良のスプラウトの初期成長を促進する温度での輸送又は商品棚での陳列で提供する必要がありする必要があり、次に、最適な成長が達成された後、最良の貯蔵を促進する低い温度を促進する必要があるする必要がある。従って、本発明の特定の態様は、スプラウトが成熟に達するまでの最初の数時間及び数日間のスプラウトの成長に適した温度制御を提供し、次に、好ましくは、冷蔵貯蔵などの貯蔵寿命を長くするのに最適な温度制御へのスイッチを提供する。出荷時の容器上の冷却/加熱ユニットに取り付けられているコンピュータ制御サーモスタットは、そのようなモードの例であり、スプラウトが成長するのに十分な時間を有し、従って、貯蔵目的のために、通常よりも低い異なる温度に維持することが必要になった場合、特に、コンピュータ制御がまたリアルタイムクロックを具現化する場合に、温度を変更することができる。輸送距離が大きくない場合、販売する販売店に到着する時間の前に、スプラウトが成長を完了していない可能性があり得る。店自体が温度制御陳列ケースを設けてもよい場合、好ましくは、適切な時期に貯蔵相温度に成長相温度から切り替えられるように設定する。受け取り側の貯蔵の場合は、成長相温度から貯蔵相温度へ温度を切り替えて正確な時刻を計算することができるように、無線データリンクなどにより、店舗の陳列ケースを受信することによって読み取ることができることを意味する、遠隔的に読み取り可能なデータロギングが、工場を出棺する芽のそれぞれの出荷に提供されることもまた好ましい。
F.種子の微生物叢が消毒により破壊され、有益な生物に置き換えられた、有益な微生物の送達方法。
本発明の特定の重要な態様は、それらの成長及び出荷の段階で汚染からスプラウトを保護するためにプロバイオティック生物の使用を与える機会である。噴霧した潅水水は、本質的に、事前に適用されている可能性がある任意の有益物を洗い流すため、潅水を伴う従来の方法は、プロバイオティック生物及びスプラウトの間で行われるべき持続的な接触を防止する。しかし、本発明を用いることにより、有益物は、培地層へ適用される種子の開始又は混合から培地層へ組み込むことができる。容器は密封されているため、有益物を洗い流すための、潅水も噴霧水も入ってこない。さらに、培地は、プロバイオティック生物の成長に適した栄養素を設けてもよい。有害な微生物を排除又は低減するように、種子、容器及び培地は、使用前に消毒に供されることが好ましい。次に、重い用量(例えば、可能な病原体に対して効果的な競合/拮抗作用の目的のために十分な用量)の有益な生物体を容器に添加し、従って、これらは悪性の生物と競合することなく、成長に良いスタートを与えられている。
G.有益な微生物の送達のための方法。
本明細書中に記載するように、有益な微生物は、病原体及び腐敗生物に拮抗している微生物、人間のための利益物であると考えられている微生物、並びに、ビタミンB12などのビタミン及び補因子を生成する微生物、抗酸化剤、抗発がん物質、抗催奇形、免疫刺激剤及び有益な油であり得る又はそれらを含み得る。これらの微生物は、病原体及び腐敗微生物に対する競合を可能にするために、消毒した種子及び初期段階のスプラウトへの方法における初期段階で加えられた中温性微生物を含み得る。低温性又は好冷性有益微生物の第二のグループを同時に添加してもよいし、成長サイクルの終わりに添加してもよい。この第二グループのメンバーは、低い温度で成長し、従って、その生成物の貯蔵寿命を延長するために使用される低温で生成物の保護を提供し、販売に適するスプラウトへと続く。本発明の特定の態様の重要な態様は、一般的に暖かい温度で植物の成長を助長し達成される、発芽及び販売に適する大きさにスプラウトを開発するための第一段階と、成熟した製品の貯蔵寿命を向上させることができるように、スプラウトを異なる、通常は低い温度に供される、第二段階という、製品の2つの成長段階の概念である。上述したように、この二相温度態様は、交通手段の手配のためだけではなく、最良のプロバイオティック生物を選択するという観点からも重要である。様々なプロバイオティック生物は、それらの独自の増殖及び成長のための、異なる好みの温度を有し得る。一部の生物は、室温又は、4〜5℃から7〜8℃(40〜50°F)などのおそらくより高い温度などの、暖かい温度を好む「中温菌」である。スプラウトが暖かい温度で最も良く成長する場合、これらの生物は、発芽及び成長段階の間、最良のスプラウト製品を保護するために適している。しかしながら、スプラウトが販売に適する大きさに達し、貯蔵へ移行する必要がある場合、貯蔵寿命を維持するためにより寒い環境へ移行する必要があり、中温性有益物は効果を持続しないことがある。この時点で、寒さを愛する、好冷性プロバイオティック生物が必要とされる。これらの生物を、本発明の培地への有益物の初期追加に含めることで提供することができる。これらの生物は、製品の初期の暖かい相で休止状態のままになるが、貯蔵相温度が課されている場合、それらは、増殖するようになり、同様に貯蔵中でも、プロバイオティックの保護及び利益を提供するようになる。好ましい態様は、有益物の初期追加中に、中温/暖かいのを好む生物及び、好冷/冷たいのを好む生物の両方を含む、プロバイオティック生物の混合物を提供する。
H.本発明の別の有益な態様は、方法の様々な段階での安全性及び品質検査を課す能力である。特定の態様において、本発明は、製品の安全性が以下のステップの一つ以上で評価されているスプラウト及びマイクログリーン生産を含む。
a.種子の各バッチを、統計学的に有意なサンプリング並びに、サルモネラ、リステリア、及びEHECを含む複数の病原体のための試験に供する。
b.発芽の1〜2日後、発芽したスプラウトを同じ生物について二次試験を行う。
c.統計学的に有意なサンプリング計画を採用した完成品の試験プログラムを、市場へのリリース前に完成した製品を試験するために採用する。
d.小売店陳列可能容器が播種される完成品のサンプリングを行う方法は、成長を促進し、次に、多くの放出の前に試験するために、同じ又は好ましくは高い温度で、成長へ供される、培地を含むより大きな容器へサンプルを採取し、入れる。
I.プロバイオティック生物の増殖を促進するための、アガーへの微生物成長促進栄養素の追加。
本発明の実施形態のメディア層におけるプロバイオティック生物の成長を促進するために、プロバイオティック生物の成長を促進栄養素を、例えば、DIFCO(商標)MRS培地中で見出されるように添加することができ、その調整を以下に示す。
Figure 2014533937
また、本出願人は、窒素及びミネラル源を添加して成長を促進することができることを見出した。例えば、乾燥した昆布のシートをアガー層のしたに添加した場合、増強された成長が観察された。
小売パッケージ中に十分な数のスプラウトを提供するために、その層の少なくとも一部がスプラウトの二重層で覆われるようになるように、容器中のアガー層の上に十分なスプラウトを配置することが好ましい。前記層が完全に二層のスプラウトで覆われており、場合によっては、三層のスプラウトで覆われていることがより好ましい。スプラウトの発達のための酸素の供給源を提供するために、過酸化水素を生成する吸水層微生物を加えることが有益であることが判明している。
以下の特許請求の範囲において、用語「スプラウト」は、スプラウト、シュート及びマイクログリーンを含む。マイクログリーンとは、食品交易において、かなり若い時、一般にはそれらの背丈が約1インチである時に収穫された、緑色野菜、レタス及びハーブとして定義されている。用語スプラウトはまた、新たに発芽種子及び、種子を含まない組織培養又は無性生産の方法から作成された小さな植物も含む。本発明の特定の実施形態において、スプラウトはまたスプラウト生成に使用した浸漬した種子を含み、浸漬した種子が本発明の方法で吸水性層上に配置されている。
実施例1
(品番1305の100mLのパイレックス(登録商標)ガラス製容器を、10mLの0.5%アガー溶液を用いて調製した。)
品番1305の100mLのパイレックス(登録商標)ガラス製容器を、10mLの0.5%アガー溶液を用いて調製した。0.7%(重量%)溶液が、細菌学的使用のために通常、容易な底部溶け込み及びスプラウトの埋め込みのために剛性でありすぎるため、この濃度は、いくつかの実験の後、最適に選択され、大きな種子又はスプラウトのいくつかがアガー層の底に沈むように、0.4%(重量%)溶液は、非常に軟質なゲルを設けた。層に好適な濃度は、層の上に種子を支持するのに十分な剛性を有しつつ、可能な限り柔軟なものである(0.4%(重量%)〜0.7%(重量%)、好ましくは0.45%(重量%)〜0.6%(重量%)、又は0.45%(重量%)〜0.55%(重量%))。ストックの0.5%(重量%)アガー溶液を、100mLの水中で0.5gのアガー粉末を用いて調製した。アガー以外に、他の水保持材料、例えば、アルギン酸塩、相補天然多糖類、綿繊維、木材繊維、タンパク質ゲルなどで置換されていてもよい。種子の成長のために十分な水を保持することができる任意の物質が候補であるが、但し、容易に生分解性又は種子の微生物叢若しくは導入した有益な微生物叢により、代謝されないことを条件としている。食品グレードであり、海藻の天然物であるため、アガーは好ましい物質である。アガーはまた、含まれている水がスプラウトに吸収されるため本質的に見えなくなり、成長の数日後、層102(図1を参照)実質的に消失し、値の塊のみがその場所に見られるようになるため、好ましい。
実施例2
(スプラウトの種子を滅菌し、すすぎ、含浸し、ガスの交換を可能にするキャップを備えた密閉された容器中の媒体層上に配置し、輸送中及び店頭の棚に置かれている間にも、容器中における成長を提供する。)
図3は、単に本発明の一実施形態を示し、様々な種子、洗浄方法、容器及びプロバイオティクスの添加を用いて実施することができた。図3は、スプラウトの成長のための本発明の方法の別の実施形態を示す。スプラウト種子300を、バッグ301中に入れ、漂白剤溶液304を含む容器303中に浸漬する。漂白溶液の残留物を、バッグを水ですすぐことによって種子から除去する。次に、種子を、必要に応じて有益なものを含む、浸漬溶液306中へ入れる。通常は6〜48時間の可能性のある浸漬の適切な期間の後に、種子は発芽に近い又はすでに発芽している。この時点で、種子300を容器の底部の培地層308上の滅菌容器307中に入れ、容器をキャップ309で封止する。キャップは重量によって所定位置に保持することができ、微生物の浸潤に対する物理的なバリアを提供し、一方また、シャーレの蓋と同様に、ガス交換を可能にする。必要に応じて、容器のキャップをしっかりと密封するが、透過膜部分又はパッチ310が設けられ、これは、ガス透過性プラスチック又は他の適切な材料のパッチであり、生物細胞の大きさの(例えば、1〜2ミクロン)の対象への通路を与えない。特定の態様によれば、ゴルテックスタイプの材料(繊維によって相互接続されたノードにより特徴付けられる微細構造を有する、テフロン(登録商標)の化学成分であるポリテトラフルオロエチレン)を使用することができる。
本手法の大きな利点は、輸送中及び店頭での展示時であっても、容器307中におけるスプラウトの成長を可能にすることにある。これは、製造工場からの出荷が、容器内にスプラウトを入れてからすぐに行われてもよく、更なる成長の数日間を必要とせず、従来技術において、これは製造施設でのドラム内又は同様の装置中で起こり得ることを意味する。これは、大幅位に施設の床面積の要件を軽減し、また、スプラウトが、出荷段階の間の成長を完了した後すぐに消費できるようになることを意味している。これは、大幅位に、施設の床空間の要件を低減し、また、スプラウトは出荷段階の間の成長を完了した後すぐに消費のために利用可能であることを意味する。
本発明の種子及びスプラウトは、好ましくは、培地の表面上の植物の密な成長を形成し、その根は、最終的に培地層308から水を吸収し、その層を縮小又は消失させることに留意されたい。この時点で、容器307の容積は、ほぼ完全にスプラウトから成る。
アガー様材料又は他の水保持材料は、本発明の方法の実施形態において、アガーの代わりに用いることができる。アガー(又は他の適切な材料)の役割は、閉じ込められた形式で水分を保持し、スプラウトがその上に残ることができる構造的支持を提供することができる。構造マトリックス中に水分を保持している、動物性タンパク質ゼラチンなどの物質も使用することができる。一つには、スポンジ又は織物又は種子に対する支持と水を提供するために、他の吸水性材料の層を使用する場合がある。消費者は、使用のために商品を開いたときに、底層を除去し、破棄する必要があるため、これはあまり望ましくない。
(項目1)
種子から発芽したスプラウトを得るステップと、
容器中の含水材料の層の上に前記スプラウトを配置するステップであって、前記容器は、必要に応じて汚染物質の侵入を排除しながら、ガス及び水蒸気の交換を提供するように構成され、前記含水材料層は、出荷時に水の追加を必要とすることなく、前記スプラウトの成長に十分な水を含有するステップと、
前記スプラウトが輸送中に成長を続けるような温度条件下で、前記容器を出荷するステップと、
を含む、スプラウトの成長及び輸送のための方法。
(項目2)
前記含水材料層が、アガー及び水を含む、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記スプラウトとの良好な接触を得られるように、前記アガーが複数の塊に分割されている、項目1に記載の方法。
(項目4)
前記含水材料の層が、水の追加を必要とすることなく、販売に適する大きさまで前記スプラウトを成長させるのに十分な水を含む、項目1に記載の方法。
(項目5)
前記含水材料層が、出荷中又は販売前に、水の追加を必要とすることなく、前記スプラウトの成長に十分な水を含む、項目1に記載の方法。
(項目6)
前記スプラウトが、配置される前に、乾燥重量の少なくとも約40%を吸収するように、浸漬処理中に水中に十分浸漬した種子から得られる、項目1に記載の方法。
(項目7)
前記スプラウトが、配置される前に、有益な微生物の存在下で浸漬した種子から得られる、項目1に記載の方法。
(項目8)
前記容器が、液体の水の進入に対して密封されている、項目1に記載の方法。
(項目9)
前記容器が、液体の水の進入に対して密封されている小売店陳列可能容器である、項目1に記載の方法。
(項目10)
前記容器の温度をスプラウトの貯蔵に適した温度へ低下させるステップを含み、前記低い温度は、前記スプラウトの成長温度よりも低い、項目1に記載の方法。
(項目11)
前記吸水層が、有益な微生物、プロバイオティック微生物、植物栄養素及びヒトの栄養素からなる群から選択される少なくとも一つの添加剤を含む、項目1から10のいずれか一項に記載の方法。
(項目12)
前記選択される添加剤が、過酸化水素を生成することができる微生物を含む、項目9に記載の方法。
(項目13)
前記有益な生物が、中温性微生物及び低温性微生物又は好冷性微生物からなる群から選択される少なくとも一つである、項目11に記載の方法。
(項目14)
前記添加された有益な微生物が、中温性微生物及び低温性微生物又は好冷性微生物の両方を含む、項目13に記載の方法。
(項目15)
前記中温性微生物を、初期段階で、消毒した種子及び/又は初期段階のスプラウトへ、前記方法で添加し、前記低温性微生物又は好冷性微生物を、それぞれの段階において病原体及び腐敗性生物に対する競合を可能にするために十分な量で、それぞれの場合において、後期段階で添加する、項目14に記載の方法。

Claims (19)

  1. スプラウト、種子又は発芽種子を得るステップと、
    前記スプラウト、種子又は発芽種子を、容器内で含水材料の層と接触するように配置するステップであって、前記容器は必要に応じて、汚染物質の侵入を排除しながら、ガス及び水蒸気の交換を提供するように構成され、前記含水材料層が、水の追加を必要とすることなく、販売に適する嵩又は大きさまで前記スプラウトの成長に十分な水を含み、スプラウトの成長のための方法が提供されるステップと、
    を含む、スプラウトの成長方法。
  2. 前記含水材料層が、一つ以上のアガー、アガーアガー、海藻、藻類、藻類抽出物、アルギン酸塩、セルロース、キチン、ペクチン、天然多糖類複合体、スポンジ、吸水性ポリマー繊維、紙、タンパク質ゲル、好ましくはアガー又はアガーアガー及び水を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記含水材料を、前記スプラウト種子又は発芽種子との良好な接触を得るように、複数の塊に分割する、請求項1に記載の方法。
  4. 前記含水材料の層が、微生物汚染を避けるために提供する、水の追加を必要とすることなく、販売に適する大きさに前記スプラウトを成長させるのに十分な水を含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記含水材料層が、出荷中又は販売前に、水の追加を必要とすることなく、前記スプラウトの成長に十分な水を含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記スプラウト種子又は発芽種子は、配置される前に、発芽をサポートするのに十分に内部が湿っており、水分を含んだ種子から得られ、好ましくは、乾燥重量の少なくとも約40%を吸収するように、浸漬処理中に水中に十分浸漬した種子から得られる、請求項1に記載の方法。
  7. 前記スプラウト、種子又は発芽種子が、配置される前に、有益な微生物の存在下で浸漬した種子から得られる、請求項1に記載の方法。
  8. 前記容器が、液体の水の進入に対して密封されている、請求項1に記載の方法。
  9. 前記容器が、液体の水及び微生物汚染物質の進入に対して密封されている小売店陳列可能容器である、請求項1に記載の方法。
  10. 十分に成長した後に、前記容器の温度をスプラウトの貯蔵に適した温度へ低下させるステップを含み、前記低い温度は、前記スプラウトの成長温度よりも低い、請求項1に記載の方法。
  11. 前記吸水層が、有益な微生物、プロバイオティック微生物、ビタミン、ビタミンB12、補因子、栄養素、植物化学物質、天然着色料、抗酸化剤、植物栄養素及びヒトの栄養素からなる群から選択される少なくとも一つの添加剤を含む、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記選択される添加剤が、過酸化水素を生成することができる微生物を含む、請求項9に記載の方法。
  13. 前記有益な生物が、中温性微生物及び低温性微生物又は好冷性微生物からなる群から選択される少なくとも一つである、請求項11に記載の方法。
  14. 前記添加された有益な微生物が、中温性微生物及び低温性微生物又は好冷性微生物の両方を含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記スプラウト、種子又は発芽種子を消毒し、前記中温性微生物を、初期段階で、消毒したスプラウト、種子又は発芽種子へ、前記方法で添加し、前記低温性微生物又は好冷性微生物を、それぞれの段階において病原体及び腐敗性生物に対する競合を可能にするために十分な量で、それぞれの場合において、後期段階で添加する、請求項14に記載の方法。
  16. 前記スプラウトを販売に適する嵩又は大きさまで成長することを更に含む、請求項1に記載の方法。
  17. 前記スプラウトが出荷中に成長を続けるような温度条件下で前記容器を出荷することを含む、請求項1に記載の方法。
  18. 前記種子に水分を含ませ、有益な生物及び/又はプロバイオティクス生物を植え付け、前記含水材料に接触して配置されるまで冷蔵する、請求項1に記載の方法。
  19. 前記スプラウト種子又は発芽種子を、前記容器中で前記含水層と接触して配置した後、前記容器を梱包及び出荷し、販売に適する嵩又は大きさへの成長が輸送中に達成される、請求項1に記載の方法。
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