JP2014528040A - 内燃機関に用いられるピストンおよび該ピストンを製造する方法 - Google Patents

内燃機関に用いられるピストンおよび該ピストンを製造する方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014528040A
JP2014528040A JP2014531101A JP2014531101A JP2014528040A JP 2014528040 A JP2014528040 A JP 2014528040A JP 2014531101 A JP2014531101 A JP 2014531101A JP 2014531101 A JP2014531101 A JP 2014531101A JP 2014528040 A JP2014528040 A JP 2014528040A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
boss
refrigerant
melting point
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014531101A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6095666B2 (ja
Inventor
ビショフベアガー ウルリヒ
ビショフベアガー ウルリヒ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mahle International GmbH
Original Assignee
Mahle International GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mahle International GmbH filed Critical Mahle International GmbH
Publication of JP2014528040A publication Critical patent/JP2014528040A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6095666B2 publication Critical patent/JP6095666B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F3/00Pistons 
    • F02F3/16Pistons  having cooling means
    • F02F3/20Pistons  having cooling means the means being a fluid flowing through or along piston
    • F02F3/22Pistons  having cooling means the means being a fluid flowing through or along piston the fluid being liquid
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F3/00Pistons 
    • F02F3/0084Pistons  the pistons being constructed from specific materials
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F3/00Pistons 
    • F02F3/16Pistons  having cooling means
    • F02F3/18Pistons  having cooling means the means being a liquid or solid coolant, e.g. sodium, in a closed chamber in piston
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J1/00Pistons; Trunk pistons; Plungers
    • F16J1/08Constructional features providing for lubrication

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)

Abstract

本発明は、内燃機関に用いられるピストン(10)であって、該ピストン(10)が、ピストンヘッド(11)とピストンスカート(16)とを備えており、ピストンヘッド(11)が、環状に延びるリング部分(15)と、該リング部分(15)の領域に、環状に延びるクーリングチャンネル(23)とを有しており、ピストンスカート(16)が、それぞれボス孔(18)を備えた複数のピストンボス(17)を有しており、該ピストンボス(17)が、ボス結合部(19)を介してピストンヘッド(11)の下面(11a)に配置されており、ピストンボス(17)が、摺動面(21,22)を介して互いに結合されている、内燃機関に用いられるピストンにおいて、1つの摺動面(21,22)と1つのボス孔(18)との間に配置された、外部に対して閉鎖された少なくとも1つの孔(24a,24b,24c,24d)が設けられており、該少なくとも1つの孔(24a,24b,24c,24d)が、クーリングチャンネル(23)に開口しており、該クーリングチャンネル(23)と少なくとも1つの孔(24a,24b,24c,24d)とが、低融点の金属または低融点の金属合金の形態の冷媒(27)を含んでいることを特徴とする、内燃機関に用いられるピストンに関する。

Description

本発明は、内燃機関に用いられるピストンであって、該ピストンが、ピストンヘッドとピストンスカートとを備えており、ピストンヘッドが、環状に延びるリング部分と、該リング部分の領域に、環状に延びるクーリングチャンネルとを有しており、ピストンスカートが、それぞれボス孔を備えた複数のピストンボスを有しており、該ピストンボスが、ボス結合部を介してピストンヘッドの下面に配置されており、ピストンボスが、摺動面を介して互いに結合されている、内燃機関に用いられるピストンに関する。
現代の内燃機関では、ピストンがピストン頂面の領域でますます高い熱負荷にさらされている。これによって、運転中に、ピストンヘッドとピストンスカートとの間に、著しい温度差が生じてしまう。また、これによって、冷間時の機関内のピストンの組込みクリアランスと、暖機時の機関内のピストンの組込みクリアランスとの間にも、差が生じてしまう。
本発明の課題は、冒頭に記載のピストンを改良して、運転中に、ピストンヘッドとピストンスカートとの間に、より均一な温度分配が生じるようにすることである。
解決手段は、1つの摺動面と1つのボス孔との間に配置された、外部に対して閉鎖された少なくとも1つの孔が設けられており、該少なくとも1つの孔が、クーリングチャンネルに開口しており、該クーリングチャンネルと少なくとも1つの孔とが、低融点の金属または低融点の金属合金の形態の冷媒を含んでいることにある。
本発明に係るピストンは、ピストン頂面の領域に発生させられた熱が、ピストンヘッドを介してピストン内に導かれ、比較的大きな面積の摺動面を介して放出される点で優れている。これによって、運転中に、ピストン全体にわたって、より均一な熱分配が達成される。さらに、ピストン全体のより効果的な冷却が達成される。
ピストンヘッドの下面が冷却オイルで付加的に冷却されると、オイルカーボンの形成が回避される。全体として、さらに、冷却オイル消費量が減じられている。
ピストンボスとピストンスカートとの間の領域の付加的な加熱によって、ピストンスカートの付加的な熱膨張が生じ、これによって、ピストンとシリンダとの間の暖機クリアランスが減じられる。これは、特にピストン材料の熱膨張率よりも高い熱膨張率を有する軽金属材料、たとえばアルミニウムベースの材料から成るクランクケーシングが使用される場合に有利である。
有利な改良態様は、従属請求項から明らかである。
冷媒として使用するために適した低融点の金属は、特にナトリウムまたはカリウムである。低融点の金属合金として、特にガリンスタン(登録商標)合金、低融点のビスマス合金およびナトリウム−カリウム合金を使用することができる。
ガリウム、インジウムおよびスズから成る、室温で液状である合金系が、いわゆる「ガリンスタン(登録商標)合金」と呼ばれる。この合金は、65質量%〜95質量%のガリウムと、5質量%〜26質量%のインジウムと、0質量%〜16質量%のスズとから成っている。好適な合金は、たとえば、68質量%〜69質量%のガリウムと、21質量%〜22質量%のインジウムと、9.5質量%〜10.5質量%のスズとを含んだ合金(融点−19℃)、62質量%のガリウムと、22質量%のインジウムと、16質量%のスズとを含んだ合金(融点10.7℃)ならびに59.6質量%のガリウムと、26質量%のインジウムと、14.4質量%のスズとを含んだ合金(三元共晶、融点11℃)である。
低融点のビスマス合金は数多く知られている。これらのビスマス合金には、たとえば、LBE(鉛ビスマス共晶合金、融点124℃)、ローズメタル(50質量%のビスマス、28質量%の鉛および22質量%のスズ、融点98℃)、オリオンメタル(42質量%のビスマス、42質量%の鉛および16質量%のスズ、融点108℃);簡易はんだ(52質量%のビスマス、32質量%の鉛および16質量%のスズ、融点96℃)、ダルセーメタル(50質量%のビスマス、25質量%の鉛および25質量%のスズ)、ウッドメタル(50質量%のビスマス、25質量%の鉛、12.5質量%のスズおよび12.5質量%のカドミウム、融点71℃)、リポウィッツメタル(50質量%のビスマス、27質量%の鉛、13質量%のスズおよび10質量%のカドミウム、融点70℃)、ハーパーメタル(44質量%のビスマス、25質量%の鉛、25質量%のスズおよび6質量%のカドミウム、融点75℃)、セロロー117(44.7質量%のビスマス、22.6質量%の鉛、19.1質量%のインジウム、8.3質量%のスズおよび5.3質量%のカドミウム、融点47℃);セロロー174(57質量%のビスマス、26質量%のインジウム、17質量%のスズ、融点78.9℃)、フィールドメタル(32質量%のビスマス、51質量%のインジウム、17質量%のスズ、融点62℃)ならびにウォーカー合金(45質量%のビスマス、28質量%の鉛、22質量%のスズおよび5質量%のアンチモン)が属している。
適切なナトリウム−カリウム合金は40質量%〜90質量%のカリウムを含有していてよい。78質量%のカリウムと22質量%のナトリウムとを含んだ共晶合金NaK(融点−12.6℃)が特に適している。
冷媒は付加的にリチウムおよび/または窒化リチウムを含有していてよい。充填時に保護ガスとして窒素が利用される場合には、この窒素がリチウムと反応して、窒化リチウムを生成し、こうして、クーリングチャンネルから窒素を除去することができる。
さらに、充填の間に場合により存在する乾燥した空気が冷媒と反応する場合には、冷媒が酸化ナトリウムおよび/または酸化カリウムを含有していてよい。
好ましくは、摺動面とボス孔との間にそれぞれ1つずつ配置された4つの孔が設けられており、これによって、ピストン内での特に均一な温度分配が達成される。
少なくとも1つの孔が、好適には、たとえば孔内に圧入されたかまたはピストンに溶接された閉鎖エレメントによって閉鎖されており、これによって、冷媒が流出することが回避される。
クーリングチャンネル内もしくは少なくとも1つの孔内に収容される冷媒の量は、この冷媒の熱伝導率と、所望される温度制御の程度とに関連している。好ましくは、冷媒が、クーリングチャンネルの高さの半分までの充填高さを有しており、これによって、シェーカ効果ひいてはピストン内での特に有効な熱分配が達成される。
特に機関運転の間にピストン内に流れ込む燃焼熱の割合を制限したい場合、このことは、注入される冷媒の量によって制御することができる。ピストンの機能を確保するためには、時として、冷媒によるクーリングチャンネル容積の3%〜5%の充填ですでに十分であることが判った。
本発明に係るピストンは、好ましくは、主として、鉄ベースの材料、たとえば析出硬化型の鋼、調質鋼、高強度の鋳鉄および片状黒鉛を含んだ鋳鉄を含むグループから選択された材料から成っている。
本発明に係るピストンの実施の形態の部分的な断面図である。 図1のII−II線に沿った断面図である。 図1のIII−IIIに沿った断面図である。 図3の一部の拡大図である。
以下に、本発明の実施の形態を添付の図面に基づき詳しく説明する。図面は、本実施の形態を概略的に示したものであり、正確な縮尺で示したものではない。
図1〜図4には、本発明に係るピストン10の実施の形態が示してある。このピストン10は、一体型のピストンであってもよいし、複数の部分から成る組立型のピストンであってもよい。ピストン10は、鉄ベースの材料および/または軽金属材料から製造することができる。本実施の形態では、鉄ベースの材料が好適である。
図1〜図3には、一体型のスリッパスカートピストン10が例示してある。このピストン10はピストンヘッド11を有している。このピストンヘッド11は、燃焼キャビティ13を有するピストン頂面12と、環状に延びるトップランド14と、ピストンリング(図示せず)を収容するためのリング部分15とを備えている。このリング部分15の高さには、環状に延びるクーリングチャンネル23が設けられている。さらに、ピストン10はピストンスカート16を有している。このピストンスカート16は、複数のピストンボス17と、それぞれピストンピン(図示せず)を収容するためのボス孔18とを備えている。ピストンボス17はボス結合部19を介してピストンヘッド11の下面11aに結合されている。ピストンボス17は、摺動面21,22を介して互いに結合されている(特に図2参照)。
ピストンスカート16は、本実施の形態では、4つの孔24a,24b,24c,24dを有している。これらの孔24a〜24dは、本実施の形態では、ほぼ軸方向にかつピストン中心軸線Mに対して平行に延びている。しかし、孔24a〜24dは、ピストン中心軸線Mに対して所定の角度を成して傾けられて延びていてもよい。孔24a〜24dは、1つの摺動面21,22と1つのボス孔18との間に配置されている、つまり、摺動面21,22とボス孔18との間にそれぞれ1つずつ配置されている。孔24a〜24dはクーリングチャンネル23に開口している。
本実施の形態では、ピストン10を、たとえば自体公知の形式で鋳造することができる。その際、クーリングチャンネル23と孔24a〜24dとを自体公知の形式で塩中子によって加工することができる。少なくとも1つの孔24aが外部に向かって開口25を有していることが重要である。本発明によれば、この開口25を通して孔24a内に冷媒27、つまり、すでに列挙して上記したような低融点の金属または低融点の金属合金が充填される。そこから、冷媒27がクーリングチャンネル23内ならびに別の孔24b〜24d内に分配される。次いで、開口25が、本実施の形態では、鋼球26の圧入によって密に閉鎖される。開口25は、たとえばカバーの溶接またはキャップの圧入によって閉鎖されてもよい(図示せず)。
孔24a〜24dのサイズと冷媒27の充填量とは、ピストン10のサイズおよび材料に左右される。平均すると、ピストン10あたり約10g〜40gの冷媒27が必要になる。冷却能力は、追加される冷媒27の熱伝導率を考慮して、冷媒27の量に基づいて制御することができる。たとえば、クーリングチャンネル23の高さの半分にほぼ相当するクーリングチャンネル23内の充填レベルが適している。この場合、運転中に、ピストン10内での特に有効な熱分配のために、自体公知のシェーカ効果を付加的に利用することができる。運転中に220℃の温度を伴う冷媒27としてのナトリウムでは、350kW/mの冷却能力で約260℃のピストン10の最大の表面温度が生じる。
付加的には、ピストンヘッド11の下面11aが冷却オイルの吹きかけによって冷却されてよい。
孔24aへの冷媒27の充填のためには、開口25を通してランスが導入され、窒素、別の適切な不活性ガスまたは乾燥した空気によってパージが行われる。冷媒27を導入するためには、この冷媒27が保護ガス(たとえば窒素、不活性ガスまたは乾燥した空気)下で開口25を通して案内され、これによって、冷媒27が孔24a内もしくはクーリングチャンネル23内に収容される。
孔24aに冷媒27を充填するための別の方法は、窒素、不活性ガスまたは乾燥した空気によるパージ後、孔24a〜24dとクーリングチャンネル23とが排気され、冷媒27が真空内で供給される点で優れている。これによって、冷媒27をより容易に、クーリングチャンネル23内では周方向に流通させることができ、孔24a〜24d内では上下動させることができる。なぜならば、冷媒27が既存の保護ガスによって邪魔されないからである。
クーリングチャンネル23もしくは孔24a〜24dから保護ガスを除去するための別の可能性は、窒素または乾燥した空気(すなわち、主として、窒素と酸素とから成る混合物)を保護ガスとして利用し、冷媒27に少量のリチウム、経験により、ガス室(すなわち、クーリングチャンネル23の容積+孔24a〜24dの容積)1cmあたり約1.8mg〜2.0mgのリチウムを添加することにある。たとえば、ナトリウムおよびカリウムが酸素と反応して、酸化物を生成するのに対して、リチウムは窒素と反応して、窒化リチウムを生成する。したがって、保護ガスが実際には完全に固形物として冷媒27内で合成される。

Claims (12)

  1. 内燃機関に用いられるピストン(10)であって、該ピストン(10)が、ピストンヘッド(11)とピストンスカート(16)とを備えており、ピストンヘッド(11)が、環状に延びるリング部分(15)と、該リング部分(15)の領域に、環状に延びるクーリングチャンネル(23)とを有しており、ピストンスカート(16)が、それぞれボス孔(18)を備えた複数のピストンボス(17)を有しており、該ピストンボス(17)が、ボス結合部(19)を介してピストンヘッド(11)の下面(11a)に配置されており、ピストンボス(17)が、摺動面(21,22)を介して互いに結合されている、内燃機関に用いられるピストンにおいて、1つの摺動面(21,22)と1つのボス孔(18)との間に配置された、外部に対して閉鎖された少なくとも1つの孔(24a,24b,24c,24d)が設けられており、該少なくとも1つの孔(24a,24b,24c,24d)が、クーリングチャンネル(23)に開口しており、該クーリングチャンネル(23)と少なくとも1つの孔(24a,24b,24c,24d)とが、低融点の金属または低融点の金属合金の形態の冷媒(27)を含んでいることを特徴とする、内燃機関に用いられるピストン。
  2. 低融点の金属として、ナトリウムまたはカリウムが含まれている、請求項1記載のピストン。
  3. 低融点の金属合金が、ガリンスタン(登録商標)合金、低融点のビスマス合金およびナトリウム−カリウム合金を含むグループから選択されている、請求項1記載のピストン。
  4. 冷媒(27)が、リチウムおよび/または窒化リチウムを含んでいる、請求項1記載のピストン。
  5. 冷媒(27)が、酸化ナトリウムおよび/または酸化カリウムを含んでいる、請求項1記載のピストン。
  6. 4つの孔(24a,24b,24c,24d)が設けられており、該孔(24a,24b,24c,24d)が、摺動面(21,22)とボス孔(18)との間にそれぞれ1つずつ配置されている、請求項1記載のピストン。
  7. 少なくとも1つの孔(24a,24b,24c,24d)が、閉鎖エレメント(26)によって閉鎖されている、請求項1記載のピストン。
  8. 閉鎖エレメント(26)が、孔内に圧入されているかまたはピストンに溶接されている、請求項7記載のピストン。
  9. 冷媒(27)が、クーリングチャンネル(23)の高さの半分までの充填高さを有している、請求項1記載のピストン。
  10. 冷媒(27)が、クーリングチャンネル(23)の容積の3%〜5%の充填量を有している、請求項1記載のピストン。
  11. ピストン(10)が、主として、鉄ベースの材料から成っている、請求項1記載のピストン。
  12. 鉄ベースの材料が、析出硬化型の鋼、調質鋼、高強度の鋳鉄および片状黒鉛を含んだ鋳鉄を含むグループから選択されている、請求項11記載のピストン。
JP2014531101A 2011-09-20 2012-09-14 内燃機関に用いられるピストンおよび該ピストンを製造する方法 Expired - Fee Related JP6095666B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102011113800.9 2011-09-20
DE102011113800A DE102011113800A1 (de) 2011-09-20 2011-09-20 Kolben für einen Verbrennungsmotor und Verfahren zu seiner Herstellung
PCT/DE2012/000919 WO2013041076A1 (de) 2011-09-20 2012-09-14 Kolben für einen verbrennungsmotor und verfahren zu seiner herstellung

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014528040A true JP2014528040A (ja) 2014-10-23
JP6095666B2 JP6095666B2 (ja) 2017-03-15

Family

ID=47075980

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014531101A Expired - Fee Related JP6095666B2 (ja) 2011-09-20 2012-09-14 内燃機関に用いられるピストンおよび該ピストンを製造する方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US10731599B2 (ja)
EP (1) EP2758651B1 (ja)
JP (1) JP6095666B2 (ja)
CN (2) CN103890364A (ja)
BR (1) BR112014006635B1 (ja)
DE (1) DE102011113800A1 (ja)
WO (1) WO2013041076A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018505341A (ja) * 2015-01-30 2018-02-22 フェデラル−モーグル・リミテッド・ライアビリティ・カンパニーFederal−Mogul Llc 封止された冷却ギャラリを備えるピストンおよびその構成方法

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102012017218A1 (de) 2012-08-31 2014-03-20 Mahle International Gmbh Kolben für einen Verbrennungsmotor
DE102012022906A1 (de) * 2012-11-23 2014-05-28 Mahle International Gmbh Kolben für einen Verbrennungsmotor
US9951714B2 (en) * 2014-04-30 2018-04-24 Federal-Mogul Llc Steel piston with filled gallery
EP3164587B1 (de) * 2014-07-02 2020-04-22 KS Kolbenschmidt GmbH Spaltgeometrie bei einem stoffschlüssig gefügten kühlkanalkolben
CN107407227A (zh) * 2015-01-30 2017-11-28 费德罗-莫格尔有限责任公司 具有密封冷却通道的活塞及其构建方法
US10202936B2 (en) * 2015-04-09 2019-02-12 Tenneco Inc. Zero oil cooled (ZOC) piston incorporating heat pipe technology
US10787990B2 (en) * 2015-09-11 2020-09-29 Ks Kolbenschmidt Gmbh Cooling of a piston by means of sodium-filled tubes
US11022065B2 (en) * 2015-12-03 2021-06-01 Tenneco Inc. Piston with sealed cooling gallery containing a thermally conductive composition
DE102017202462A1 (de) * 2017-02-15 2018-08-16 Mahle International Gmbh Verfahren zum Herstellen eines Kolbens
DE102018109639A1 (de) * 2017-04-24 2018-10-25 Ks Kolbenschmidt Gmbh Verschließen von Kühlbohrungen in Kolben (insbesondere Stahlkolben) durch Passstifte beziehungsweise Drahtabschnitte
DE102017211335A1 (de) * 2017-07-04 2019-01-10 Federal-Mogul Nürnberg GmbH Verfahren zur Herstellung eines Kolbens für einen Verbrennungsmotor, Kolben für einen Verbrennungsmotor, Kolbenrohling zur Herstellung des Kolbens sowie Gießform oder Schmiedegesenk zur Herstellung eines Kolbenrohlings

Citations (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5266126A (en) * 1975-12-01 1977-06-01 Kyoritsu Kk Piston for engine
JPS6045756A (ja) * 1983-06-09 1985-03-12 オ−トモテイブ・エンジン・アソシエイツ ピストン
JPS6296762A (ja) * 1985-10-23 1987-05-06 Honda Motor Co Ltd 内燃機関用ピストン
JPH04265451A (ja) * 1991-02-19 1992-09-21 Suzuki Motor Corp 二サイクルエンジンのピストン
JPH0566247U (ja) * 1992-02-13 1993-09-03 日野自動車工業株式会社 ピストンの冷却装置
JPH0649745U (ja) * 1992-12-18 1994-07-08 株式会社ユニシアジェックス 内燃機関用ピストン
US20050087153A1 (en) * 2003-10-24 2005-04-28 Moon Kil M. Piston for an internal combustion engine
JP2006075756A (ja) * 2004-09-10 2006-03-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 気体吸着材および断熱体
JP2007507652A (ja) * 2003-10-06 2007-03-29 マーレ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 内燃機関の一体形ピストンのための冷却チャネルカバー
JP2007100612A (ja) * 2005-10-05 2007-04-19 Nissan Motor Co Ltd 副室式内燃機関
JP2009114981A (ja) * 2007-11-07 2009-05-28 Nissan Diesel Motor Co Ltd 内燃機関のピストン
JP2011506830A (ja) * 2007-12-20 2011-03-03 マーレ インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 内燃機関に用いられるピストンならびに該ピストンを製造するための方法
JP2011514258A (ja) * 2008-02-29 2011-05-06 カーエス コルベンシュミット ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング マルチ式オービタル摩擦溶接法によって製造された内燃機関のピストン
JP2014525536A (ja) * 2011-08-26 2014-09-29 マーレ インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 内燃機関用のピストン
JP2014185522A (ja) * 2013-03-21 2014-10-02 Hitachi Automotive Systems Ltd 内燃機関のピストン

Family Cites Families (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1878566A (en) * 1929-02-01 1932-09-20 Packard Motor Car Co Internal combustion engine
US1841796A (en) * 1929-02-04 1932-01-19 Packard Motor Car Co Internal combustion engine
GB396249A (en) * 1931-11-07 1933-08-03 Sam Dalziel Heron Improvements in or relating to pistons and method of making the same
US1953109A (en) * 1931-11-07 1934-04-03 Sam D Heron Piston
GB517713A (en) 1939-03-17 1940-02-07 Arthur Villeneuve Nicolle Improvements in or relating to the cylinders and pistons of internal combustion engines
DE726685C (de) * 1939-09-01 1942-10-19 Versuchsanstalt Fuer Luftfahrt Kolben fuer Brennkraftmaschinen
DE762820C (de) * 1943-04-25 1952-11-04 Richard Holzaepfel Fa Verfahren zur Herstellung von Kolben mit einer die Temperatur ausgleichenden Fuellung
GB670525A (en) * 1948-07-09 1952-04-23 Roland Laraque Improvements relating to pistons for internal combustion engines
DE2613059A1 (de) 1975-12-01 1977-06-08 Kioritz Corp Kolben fuer verbrennungsmotoren
US4206726A (en) * 1977-07-18 1980-06-10 Caterpillar Tractor Co. Double orifice piston cooling nozzle for reciprocating engines
US4428330A (en) * 1982-09-08 1984-01-31 Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho Piston for internal combustion engines
DE8501763U1 (de) * 1985-01-24 1987-12-17 Berchem & Schaberg Gmbh, 4650 Gelsenkirchen Einteiliger Kolben für einen Verbrennungsmotor
DE3726027A1 (de) * 1987-08-05 1989-02-16 Alcan Gmbh Waermebeaufschlagtes bauteil
JPH0413686A (ja) 1990-05-02 1992-01-17 Nikken Kasei Kk 三水和結晶ラクチトールおよび該結晶を含有する組成物
JP3175313B2 (ja) 1992-07-24 2001-06-11 株式会社豊田自動織機製作所 織機の経糸張力制御装置
DE4446726A1 (de) * 1994-12-24 1996-06-27 Mahle Gmbh Verfahren zur Herstellung eines einteiligen Kühlkanalkolbens
US6032619A (en) * 1998-07-16 2000-03-07 Federal-Mogul World Wide, Inc. Piston having a tube to deliver oil for cooling a crown
DE10036481A1 (de) * 2000-07-20 2002-02-07 Metallwerke Harzgerode Gmbh Verfahren zur Herstellung von Aluminiumkolben
US6487773B2 (en) 2001-03-23 2002-12-03 Mahle Gmbh Method of making one-piece piston
DE10210570A1 (de) * 2002-03-09 2003-09-18 Mahle Gmbh Mehrteiliger gekühlter Kolben für einen Verbrennungsmotor
DE10244512A1 (de) * 2002-09-25 2004-04-15 Mahle Gmbh Mehrteiliger gekühlter Kolben für einen Verbrennungsmotor
CN1198051C (zh) 2003-02-14 2005-04-20 訾化彬 内压润滑全密封式活塞
US6904876B1 (en) 2004-06-28 2005-06-14 Ford Global Technologies, Llc Sodium cooled pistons for a free piston engine
JP4381341B2 (ja) * 2005-04-21 2009-12-09 三菱重工業株式会社 ピストンの冷却装置
JP4879531B2 (ja) * 2005-09-01 2012-02-22 株式会社日建設計 自然換気窓
JP2007146819A (ja) * 2005-11-30 2007-06-14 Komatsu Ltd エンジン用ピストンおよびエンジン用ピストンの冷却方法
FR2901577A3 (fr) * 2006-05-29 2007-11-30 Renault Sas Piston de moteur a combustion interne pourvu de moyens specifiques de refroidissement et moteur a combustion interne comprenant un tel piston
US8474366B2 (en) * 2007-08-13 2013-07-02 Federal-Mogul Corporation Piston with a skirt having oil flow slots and method of construction thereof
DE102008055908A1 (de) * 2008-11-05 2010-05-06 Mahle International Gmbh Mehrteiliger Kolben für einen Verbrennungsmotor
JP2011153602A (ja) * 2010-01-28 2011-08-11 Isuzu Motors Ltd 内燃機関のピストン
DE102010025508A1 (de) * 2010-06-29 2011-12-29 Mahle International Gmbh Kolben für einen Verbrennungsmotor
DE102011114105A1 (de) * 2010-12-18 2012-06-21 Mahle International Gmbh Kolben für einen Verbrennungsmotor und Verfahren zu seiner Herstellung

Patent Citations (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5266126A (en) * 1975-12-01 1977-06-01 Kyoritsu Kk Piston for engine
JPS6045756A (ja) * 1983-06-09 1985-03-12 オ−トモテイブ・エンジン・アソシエイツ ピストン
JPS6296762A (ja) * 1985-10-23 1987-05-06 Honda Motor Co Ltd 内燃機関用ピストン
JPH04265451A (ja) * 1991-02-19 1992-09-21 Suzuki Motor Corp 二サイクルエンジンのピストン
JPH0566247U (ja) * 1992-02-13 1993-09-03 日野自動車工業株式会社 ピストンの冷却装置
JPH0649745U (ja) * 1992-12-18 1994-07-08 株式会社ユニシアジェックス 内燃機関用ピストン
JP2007507652A (ja) * 2003-10-06 2007-03-29 マーレ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 内燃機関の一体形ピストンのための冷却チャネルカバー
US20050087153A1 (en) * 2003-10-24 2005-04-28 Moon Kil M. Piston for an internal combustion engine
JP2005127300A (ja) * 2003-10-24 2005-05-19 Hyundai Motor Co Ltd 内燃機関エンジン用ピストン
JP2006075756A (ja) * 2004-09-10 2006-03-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 気体吸着材および断熱体
JP2007100612A (ja) * 2005-10-05 2007-04-19 Nissan Motor Co Ltd 副室式内燃機関
JP2009114981A (ja) * 2007-11-07 2009-05-28 Nissan Diesel Motor Co Ltd 内燃機関のピストン
JP2011506830A (ja) * 2007-12-20 2011-03-03 マーレ インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 内燃機関に用いられるピストンならびに該ピストンを製造するための方法
JP2011514258A (ja) * 2008-02-29 2011-05-06 カーエス コルベンシュミット ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング マルチ式オービタル摩擦溶接法によって製造された内燃機関のピストン
JP2014525536A (ja) * 2011-08-26 2014-09-29 マーレ インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 内燃機関用のピストン
JP2014185522A (ja) * 2013-03-21 2014-10-02 Hitachi Automotive Systems Ltd 内燃機関のピストン

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018505341A (ja) * 2015-01-30 2018-02-22 フェデラル−モーグル・リミテッド・ライアビリティ・カンパニーFederal−Mogul Llc 封止された冷却ギャラリを備えるピストンおよびその構成方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP2758651B1 (de) 2016-12-28
US20150075455A1 (en) 2015-03-19
EP2758651A1 (de) 2014-07-30
DE102011113800A1 (de) 2013-03-21
BR112014006635A2 (pt) 2017-04-04
CN107842439A (zh) 2018-03-27
BR112014006635B1 (pt) 2021-07-20
JP6095666B2 (ja) 2017-03-15
WO2013041076A1 (de) 2013-03-28
CN103890364A (zh) 2014-06-25
US10731599B2 (en) 2020-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6095666B2 (ja) 内燃機関に用いられるピストンおよび該ピストンを製造する方法
JP6113075B2 (ja) 内燃機関用のピストンおよび該ピストンの製造方法
JP6293121B2 (ja) 内燃機関用のピストン
KR101709624B1 (ko) 낮은 열전도성을 가진 피스톤 및 이 피스톤의 제작 방법
US9765728B2 (en) Piston for an internal combustion engine
CN103827472A (zh) 内燃机活塞
KR20150079690A (ko) 열전도성 금속 함유 조성물로 부분적으로 채워진 냉각 통로를 가진 피스톤
EP3607195B1 (en) Dual gallery steel piston
JP2017515036A (ja) 充填されたギャラリーを有するスチールピストン
US20170292470A1 (en) Internal combustion engine
CN104540637B (zh) 用于生产活塞的方法
KR20180090828A (ko) 열전도성 조성물을 수용하는 밀봉된 냉각 갤러리를 가진 피스톤
JP6246187B2 (ja) ピストンとクランクケースとから成る内燃機関用のアッセンブリ
US20160169062A1 (en) System and method of cooling valve with material in cavity
JP2020527665A (ja) 液体金属の冷却剤を有する内燃機関用のピストン
JP2017044159A (ja) エンジン
KR19980068150A (ko) 내연기관용 중공밸브
JPH0544574A (ja) 内燃機関用ピストン
CN101676424A (zh) 蠕墨铸铁气缸套及成分配比
KR19980085849A (ko) 피스톤의 표면경화처리방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150819

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160421

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160509

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160808

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170116

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170214

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6095666

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees