JP2018505341A - 封止された冷却ギャラリを備えるピストンおよびその構成方法 - Google Patents

封止された冷却ギャラリを備えるピストンおよびその構成方法 Download PDF

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Abstract

内部燃焼エンジンのためのピストンおよびその構成方法が提供される。ピストンは、上部と下部とを含む、ピストン本体を有する。上部は、シリンダボア内の燃焼ガスに対する直接的な曝露のために構成される上部燃焼表面を有し、上部燃焼表面の下に下方クラウン表面を備える。本体は、上部燃焼表面に隣接する少なくとも1つのピストンリングの受容のために構成されるリングベルト領域を有し、リングベルト領域から径方向内側に構成される環状冷却ギャラリを備える。冷却ギャラリは床を有し、床は少なくとも1つの貫通孔を有する。冷媒は冷却ギャラリの中に配置され、封止部材は少なくとも1つの貫通孔の中に配置されて、冷却ギャラリの中の冷媒を封止する。

Description

関連出願の相互参照
この出願は、2015年1月30日に提出された米国仮出願第62/110,191号および2016年2月2日に提出された米国特許出願第15/011,852号の利益を主張し、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
本発明の背景
1.技術分野
この発明は、一般に、内部燃焼エンジンに関し、より明確には、ピストンおよびそれらの構成方法に関する。
2.先行技術
エンジン製造業者は、限定されないが、燃料経済を向上させること、燃料燃焼を向上させること、オイル消費を低減すること、車両内のその後の熱の使用のために排出温度を上昇させることなどの、エンジンの効率および性能を改良するための増加する要求に遭遇している。これらの目標を達成するために、燃焼チャンバ内のエンジンの運転温度は上昇される必要がある。しかしながら、燃焼室内の温度を上昇させることが望ましい一方で、動作可能温度でピストンを維持することが必要なままである。このように、エンジンオイルが循環されるピストンヘッド内で、開放および閉鎖の両方の、外部冷却ギャラリと内部冷却ギャラリとを合体させて、ピストンヘッドの動作温度を低下させることが知られる。外部冷却ギャラリは、通常、リング溝領域を含むピストンの上部ランドの周りを循環する。一方、内部冷却ギャラリは、通常、ピストンヘッドの上部燃焼表面の下にある。ピストンヘッドの上部燃焼表面は一般に下方クラウンと呼ばれ、下方クラウンは凹んだ燃焼ボウルを一般に含む。このようにして、リングベルト領域および燃焼表面の両者は、循環されるオイルの冷却作用から利益を得る。閉鎖された冷却ギャラリが設けられるところでは、閉鎖された冷却ギャラリをキャストすることが知られる。しかしながら、製造プロセスは高額である傾向がある。
この発明に従って構成されるピストンは、閉鎖された冷却ギャラリを有するピストンに関する前述の欠点を克服する。
本発明の要約
本発明の1つの観点に従えば、内部燃焼エンジンのためのピストンが提供される。ピストンは、上部と下部とを含むピストン本体を含む。上部は、シリンダボア内の燃焼ガスに対する直接的な曝露のために構成される上部燃焼表面を有し、上部燃焼表面の下に下方クラウン表面を備える。本体は、上部燃焼表面に隣接する少なくとも1つのピストンリングの受容のために構成されるリングベルト領域を有し、リングベルト領域から径方向内側に構成される環状冷却ギャラリを備える。冷却ギャラリは床を有し、床は少なくとも1つの貫通孔を有する。冷媒は冷却ギャラリの中に配置され、封止部材は少なくとも1つの貫通孔の中に配置されて冷却ギャラリの中の冷媒を封止する。
本発明の別の観点に従えば、封止部材は、非ねじ式の封止部材である。
本発明の別の観点に従えば、封止部材は、ねじ式の封止部材である。
本発明の別の観点に従えば、封止部材は、テーパ状のねじ式シャンクを有して設けられ得、冷却ギャラリの床のテーパ状の貫通孔に封止部材を挿通することを容易にする。
本発明の別の観点に従えば、封止部材は、摩擦溶接継手を介して床の下側に固定され得る。
本発明の別の観点に従えば、封止部材は、円錐形にテーパ状の接合表面を有して設けら得、摩擦溶接継手を形成することを容易にする。
本発明の別の観点に従えば、封止部材は、リベットとして設けられ得る。
本発明の別の観点に従えば、封止部材は、床の貫通孔を塞ぐ可塑的に拡張された部分を有する。
本発明の別の観点に従えば、封止部材は、貫通孔に圧入され得る。
本発明の別の観点に従えば、密封材料は、封止部材の外周の周りに配置され得る。
本発明の別の観点に従えば、密封材料は、高温嫌気性密封材料として設けられ得る。
本発明の別の観点に従えば、内部燃焼エンジンのためのピストンを構成する方法が提供される。本方法は、シリンダボア内の燃焼ガスに対する直接的な曝露のために構成される上部燃焼表面と、上部燃焼表面の下に下方クラウン表面とを有する、ピストン本体を形成することと、上部燃焼表面に隣接する少なくとも1つのピストンリングの受容のために構成されるリングベルト領域を形成することと、リングベルト領域から径方向内側に環状冷却ギャラリを形成することと、冷却ギャラリの床に貫通孔を形成することと、貫通孔を通って冷却ギャラリの中に冷媒を配置することと、貫通孔に封止部材を配置して、貫通孔を塞ぎ、冷却ギャラリの中の冷媒を封止することとを含む。
本発明の別の観点に従えば、本方法はさらに、非ねじ式の封止部材として、封止部材を設けることも含み得る。
本発明の別の観点に従えば、本方法はさらに、封止部材の一部を可塑的に拡張して、床の貫通孔を塞ぎ、封止することを含み得る。
本発明の別の観点に従えば、本方法はさらに、封止部材を冷却ギャラリの床の下側に摩擦溶接することを含み得る。
本発明の別の観点に従えば、本方法はさらに、リベットとして封止部材を設け、貫通孔のリベットを拡張することを含み得る。
本発明の別の観点に従えば、本方法はさらに、栓として封止部材を設け、貫通孔に栓を圧入することを含み得る。
本発明の別の観点に従えば、本方法はさらに、貫通孔に栓を圧入する前に、栓の外周の周りに密閉材料を配置することを含み得る。
本発明の別の観点に従えば、本方法はさらに、高温耐性の嫌気性密閉材料として、密閉材料を設けることを含み得る。
これらの観点および他の観点、特徴ならびに本発明の利点は、現在好ましい実施形態および最良の形態の以下の詳細な説明、添付された請求項ならびに添付の図面と結び付けて考慮されるとき、より容易に理解されるであろう。
本発明の1つの観点に従って構成されるピストンの底面図である。 図1のピストンの線2−2に概ね沿って取られた断面図である。 図2の囲まれた領域3の拡大図である。 図1のピストンからの封止栓の立面図である。 図4Aの封止栓の上面図である。 予め取り付けられた状態で示される、本発明の別の観点に従って構成される封止栓の図である。 完全に組み立てられた状態における、封止栓を示す図5Aに類似の図である。 図5Aおよび図5Bのピストンからの封止栓の立面図である。 図6Aの封止栓の上面図である。 部分的に設置された状態で示される、本発明の別の観点に従う封止部材の立面断面図である。 完全に設置された状態で示される、図7Aの封止部材の立面断面図である。 設置されていない状態で示される、本発明の別の観点に従う封止部材の立面断面図である。 設置された状態で示される、図8Aの封止部材の立面断面図である。 設置されていない状態で示される、本発明の別の観点に従う封止部材の立面断面図である。 設置された状態で示される、図9Aの封止部材の立面断面図である。
現在好ましい実施形態の詳細な説明
図面をより詳細に参照すると、図1および図2は、以下単純にピストン10とも呼ばれる、ピストンアセンブリを図示する。ピストン10は、本発明の1つの現在好ましい実施形態に従って構成され、たとえば軽量車両ディーゼルエンジン、中型ディーゼルエンジン、大型で大口径のディーゼルエンジン、およびガスエンジンなどの、内部燃焼エンジン(図示せず)のシリンダボアまたはチャンバにおける往復運動のためのものである。ピストン10は、ピストン10がシリンダボア内で往復する中心長手方向軸14に沿って延在する、ピストン本体12を有する。本体12は、一方の側上に、シリンダボア内の燃焼ガスに対する直接的な曝露のために構成される上部燃焼表面16と、対向する側に、上部燃焼表面16の下に直接的かつ軸方向に配置される下方クラウン表面18とを有する、上部燃焼壁を含んで形成される。ピストン本体12はまた、上部燃焼表面16に隣接する、上部燃焼表面16から垂下するリングベルト領域20を有して形成される。リングベルト領域20は、知られるように、少なくとも1つのピストンリング(図示せず)の受容のために構成される。さらに、ピストン本体12は、環状の閉鎖され、封止された冷却ギャラリ22を有して構成され、ピストン10の寿命のために冷却ギャラリ22の中に封止される冷媒24を備える。冷却ギャラリ22は、トロイド状のものとして示され、径方向内側に、リングベルト領域20と実質的に径方向に整列して構成されるが、これは例であって限定ではない。冷却ギャラリ22内に冷媒24を配置する際には、冷却ギャラリ22は、封止部材26によって密閉して封止された冷却ギャラリとして、封止され維持される。これによって、冷媒24が冷却ギャラリ22内に包含され、封止部材26を超えて冷却ギャラリ22から外側へ漏れることが防がれることを保証する。
ピストン本体12は、鋼鉄の上部28と鋼鉄の下部30とを有して示される。鋼鉄の上部28と鋼鉄の下部30とは、鋼鉄材料の別片から構成され、その後、誘導溶接、抵抗溶接、電荷キャリア光線、電子ビーム溶接、レーザー溶接、撹拌溶接、ろう付け、半田付け、高温または低温拡散などの溶接プロセスを介して、互いに固定され、摩擦溶接プロセスとして示されるが、他の接合プロセスも本発明の範囲内であると考えられる。示される実施形態では、第1接着継手32は、一対の環状内部リブ34,36を互いに接合し、加えて、第2接着継手38は、リングベルト領域20内の外壁を通って延在して、一対の環状外部リブ40,42を互いに接合する。
下部30は、上部28から中心軸14に沿って垂下して、一対のピンボス44を提供する。一対のピンボス44は、中心長手方向軸14に対して概ね横に延在するピンボア軸48に沿って同軸的に整列される、横方向に離間されたピンボア46を有する。ピンボス44は、ストラット部52を介して横方向に離間されたスカート部50に接合される。スカート部50は、ピンボア軸48の対向する側にわたって互いから直径方向に離間され、シリンダボア内の摺動協力のためにかたどられる凸状の外側表面を有し、ピストン10がシリンダボアを通って軸14に沿って往復するときに、所望の配向でピストン10を維持する。
上部燃焼表面16は、凹んだ燃焼ボウル54を有するものとして提示され、シリンダボア内に所望のガスの流れを提供する。少なくとも部分的に燃焼ボウル54のために、ピストン本体材料の相対的に薄い領域は、上部燃焼表面16、環状冷却ギャラリ22、および下方クラウン表面18の間に形成される。このように、使用中に、これらの領域は、冷却ギャラリ22を通って流れるオイルを介して適切に冷却されることが必要となる。本発明の1つの観点に従えば、この領域のために必要な冷却は、少なくとも部分的に、冷却ギャラリ22内に包含される冷媒24を介して提供される。
上部28を下部30に接合する際に、冷却ギャラリ22の中へ冷媒24を配置することを容易にするために、下部30は、穴あけプロセスを介するなど、冷却ギャラリ22の床58に形成される貫通孔56を有するが、これは例であって限定ではない。貫通孔56は、好適な直径を有して形成され得、1つの例に従えば直径は約8〜10mmの間に形成されるがこれは限定ではなく、非ねじ式の貫通孔として形成される。貫通孔56は、スカート部50の一方の中心部から径方向内側に、ピンボア46間の一般的に中心に、ピストン10の非スラスト側上に配置されるように示され、これにより、低減された圧力の領域に存在する。正確な所望の位置に貫通孔56を形成することを容易にするために、特徴を特定するものは、エンボス加工された、または鋳造されたくぼみなど、床58の表面に形成され得るが、これは例であって限定ではなく、同時に下部30を鍛造するまたは別の方法で構成する。次に、所望の種類および所望の量の冷媒24を貫通孔56を通って冷却ギャラリ22の中へ配置させる際に、冷却ギャラリ22は、封止部材26を介して完全に閉鎖されて封止され、本発明のさらなる観点に従う冷却ギャラリ22内に限定される。
本発明の1つの観点に従えば、封止部材26は、図4A〜図4Bに最もよく示されるように、非ねじ式の鋼鉄栓として設けられる。栓26は、中心軸61に沿って延在する概ね円筒形のスタッドまたはシャンク60と、エンドキャップ62とも呼ばれる拡張されたヘッドとを有する。シャンク60は、好ましくは、冷却ギャラリ22の床58の貫通孔56の直径よりも小さい外径(d)を有して寸法決めされる。したがって、あらゆる外部の雄ねじがないシャンク60は、貫通孔56を通って配置される際に、貫通孔56内に隙間嵌めを有する。このように、シャンク60の外径と貫通孔56の外周との間に締り嵌めがないので、シャンク60の外径と貫通孔56の外周との間の厳しい許容差を制御する必要がなく、したがって製造効率が実現され得る。貫通孔56内にシャンク60を配置し中央揃えすることを容易にするために、シャンク60は、面取りされた端部64を有して形成され得る。エンドキャップ62は、シャンク60から外側に、軸61に対して概ね横に延在する、平面的なまたは実質的に平面的な環状接合表面66を有して形成される。接合表面66は、貫通孔56を超えて径方向外側に延在する。これにより、貫通孔56の直径よりも大きな直径を有するエンドキャップ62を提示することができる。接合表面は、下部30内に固定された接着継手の要因であり、接着継手を直接的に形成する、封止部材26の一部である。
図3に最もよく示されるように、貫通孔56に封止部材26を配置して閉鎖されて封止される前に、封止部材26の接合表面66が固定されることになる床58の下側上の結合表面70は、動作に面する地点の中など、平坦で平面的に製造され得るが、これは例であって限定ではない。このように、優れた信頼性のあるガス/液体の漏れのない結合が、接合表面66と結合表面70との間に確実に確立されることができる。次に、滑らかで平面的な結合表面70を形成する際に、封止部材26のシャンク60が貫通孔56との隙間嵌めで貫通孔56内に配置され、封止部材26が十分に高い回転速度で回転可能に駆動されて、摩擦溶接を介して接着継手68を形成する。すると、フラッシング(flashing)71が形成されて、フラッシング71は、鋼鉄の接合表面66および結合表面70のそれぞれから径方向外側に、かつ貫通孔56の中へ軸方向内側に延在する。フラッシング71は、貫通孔56内にシャンク60の隙間嵌めによって収容される。したがって、貫通孔56の外周とシャンク60の外面との間で貫通孔56の中へ自由に流れることを可能にされるフラッシング71は、自動的にガス/液体の密封を形成することを容易にして、密封して貫通孔56を封止する。したがって、追加の結合剤は必要とされず、これによりさらに製造効率を提供し、したがってコストを低減する。封止部材26を摩擦溶接継手を形成するために必要とされる回転速度で回転可能に駆動させることを容易にするために、エンドキャップ62は駆動機構72を備えて設けられる。駆動機構72は、類似の形状の駆動工具の受容のために、非円形で六角形の凹んだポケットとして示されるが、これは例であって限定ではない。ポケット72は異なる形状を取ってもよく、所望のように非円形状、さらに、所望であれば雄型突起として形成されてもよいことが認識されるべきである。
図5A〜図5Bおよび図6A〜図6Bには、本発明の別の観点に従って形成される、ピストンの冷却ギャラリ22(図示されたピストン10の一部)の中へ延在する貫通孔56を閉鎖して封止するための、封止部材26’が示される。プライム記号(’)によって補われる同様の参照番号が、封止部材の類似の特徴を特定するために用いられる。
封止部材26’は、非ねじ式の鋼鉄栓として設けられる。栓26’は、自由端64’へ中心軸61’に向かって径方向内側に延在する、環状のテーパ状の突出部60’を有する。自由端64’は、わずかに平坦化されて示されるが、これは例であって限定ではない。テーパ状の突出部60’は、中心軸61’から概ね円筒形状の側壁63まで径方向外側に離れて延在する。側壁63は、対向する自由端62’まで延在する。摩擦溶接を形成するために必要とされる回転速度で封止部材26’を回転可能に駆動させることを容易にするために、自由端62’は駆動機構72’を備えて設けられ得、類似の鋸歯状の駆動工具73の受容のために、鋸歯状の面として示されるが、これは例であって限定ではない。駆動工具73を配置することを容易にするために、中心の凹んだポケット75は、自由端62’に形成され得、駆動工具73上の類似形状の雄型突起77を受容する。テーパ状の突出部60’は、貫通孔56を超えて径方向外側に延在する円錐形の接合表面66’を提供する。これにより、側壁63と、貫通孔56の直径よりも大きい直径を有する接合表面66’とを提示する。接合表面66’は、下部30を有する固定された摩擦溶接された接着継手68’に当接し、接着継手68’を直接的に形成する要因となる、封止部材26’の一部である。
組み立て時には、封止部材26’のテーパ状の突出部60’は貫通孔56内に配置される。突出部のテーパの円錐形または円錐台形の形状は、貫通孔56に封止部材26’を配置し中央揃えすることを容易にする。次に、鋸歯状工具73は鋸歯状駆動機構72’との篏合に持ち込まれ、封止部材26’は摩擦溶接を介して接着継手68’を形成するために必要とされる十分に高い回転速度で回転可能に駆動される。すると、封止部材26’は、床58の溶融材料の結果として、床58の材料の中へ沈められる。溶融され、固化され、および硬化されたフラッシング71’が形成されて、鋼鉄の接合表面66’および結合表面70のそれぞれから径方向外側に、貫通孔56の中へ軸方向内側に延在する。フラッシング71’は、強いガス/液体の密封を形成して、貫通孔56を密閉して封止することを容易にする。したがって、追加の結合剤は必要とされず、これにより、さらに製造効率を提供し、したがってコストを低減する。床58および封止部材26’の材料の両者は、溶融され得、これにより、丈夫で硬化された接着継手をもたらす、溶融され、固化された材料の合金を形成する。
図7Aおよび図7Bには、本発明の別の観点に従って構成されるピストンの冷却ギャラリ122(図示されたピストン110の一部)の中へ延在する、貫通孔156を閉鎖して封止するための、封止部材126が示される。100の係数によって補われる同様の参照番号が、類似の特徴を特定するために用いられる。ピストン本体112は、本体12のために上記で述べられたものと実質的に同様に構成される。したがって、ピストン本体112を記載することにおける繰り返しは、必要ないと思われる。
封止部材126は、リベット型の部材として設けられ、リベット本体74と、リベット主軸76とも呼ばれるリベット作動部材とを有する。したがって、リベット型の封止部材126は、第1の予め設置された状態(図7A)から、拡張された可塑的に変形された第2の設置された状態(図7B)へ、一般のリベットと同様の方法で、動かして作動される。設置の間、リベット本体74のシャンク78は、わずかな隙間嵌めで非ねじ式の貫通孔156を通って挿入される。すると、シャンク78の一部は、冷却ギャラリ122の中へ上方向に延ばされ、貫通孔156よりも大きい直径を有する拡張されたキャップまたはヘッド79は、床158の下側と当接して持ち込まれる。次に、好適なリベット作動工具(図示せず)は、リベットを配置することにおいて知られるように、床158から垂下するリベット主軸76の曝された自由端を握って、リベット本体74に対してリベット主軸76を引く。これにより、貫通孔156の外周との、および床158の上面との永続する締り嵌めの中へリベット本体74のシャンク78の一部を可塑的に変形させ拡張させて、貫通孔156を密閉して封鎖する。所望の場合は、シャンク78をその拡張された形態へ可塑的に変形する際に、ガス/液体の密閉を形成することを容易にするために、高温嫌気性密封材料82が、リベット本体74を貫通孔156の中へ配置する前に、リベット本体74のシャンク78の周りに配置され得ることが考えられる。
図8Aおよび図8Bには、本発明の別の観点に従って構成されるピストンの冷却ギャラリ222(図示されたピストン210の一部)の中へ延在する、貫通孔256を塞ぐための、封止部材226が示される。200の係数によって補われる同様の参照番号が、封止部材の類似の特徴を特定するために用いられる。ピストン本体212は、本体12のために上記で述べられたものと実質的に同様に構成される。したがって、ピストン本体を記載することにおける繰り返しは、必要ないと思われる。
封止部材226は、カップ形状の栓として設けられる。設置の間、栓226の閉鎖された端部は、好適な設置工具80との締り嵌めで貫通孔256の中へ圧入される。好適な設置工具80は、栓226の開放端部の中に受容され、栓226の開放端部に対して圧入されて、貫通孔256を密閉して封鎖する。好ましくは、ガス/液体の密閉を形成することを容易にするために、貫通孔256の中へ栓226を配置する前に、高温嫌気性密閉材料282がまず栓226の外周84の周りに配置される。栓226は、栓226の材料および厚さ(t)を考慮して、任意の好適な直径を有して形成され得、貫通孔256内に所望の締り嵌めを提供する。
図9Aおよび図9Bには、本発明の別の観点に従って構成されるピストンの冷却ギャラリ322(図示されたピストン310の一部)の中へ延在する、貫通孔356を閉鎖し封止するための、テーパ状の封止部材326が示される。300の係数によって補われる同様の参照番号が、類似の特徴を特定するために用いられる。ピストン本体312は、本体12のために上記で述べられたものと実質的に同様に構成される。したがって、ピストン本体312を記載することにおける繰り返しは、必要ないと思われる。
テーパ状の封止部材326は、テーパ状のねじ式部材として設けられ、テーパ状の雄型のねじ式シャンク360を有する。設置の間は、テーパ状のねじ式シャンク360が適合するテーパ状の雌型のねじ式貫通孔356に挿通されて、テーパ状のねじ式貫通孔356を密閉して封鎖する。ねじ式シャンク360のテーパとねじ式貫通孔356のテーパの適合する傾きは、自動的に、封止部材326を設定された深さまで駆動させて、封止部材326が貫通孔356を完全に通ってオーバードライブされることを防ぐ。好ましくは、ガス/液体の密閉を形成することを容易にするために、ねじ式シャンク360をねじ式貫通孔356の中へ挿通する前に、高温嫌気性密閉材料382がまずねじ式シャンク360の外周の周りに配置される。封止部材326をねじ式貫通孔356の中へ回転可能に駆動させることを容易にするために、部材326の端部362は、駆動機構372を備えて設けられ得る。駆動機構372は、類似の形状の駆動工具の受容のために、非円形で六角形の凹んだポケットとして示されるが、これは例であって限定ではない。上記で述べられたように、ポケット372は異なる形状を取ってもよく、所望のように非円形の形状、さらに、所望の場合は雄型突起として形成されてもよいことが認識されるべきである。本発明の1つの観点に従えば、テーパ状のねじ式シャンク360は、嫌気性密閉部材382との組み合わせで見られる約18〜22Nmの間のトルクまで、テーパ状のねじ式貫通孔356の中へ挿通されて、ピストン310の意図された寿命のために貫通孔356を最適に封鎖し封止する。
明らかに、本発明の多くの改良および変更が上記の教示に照らして可能である。したがって、添付された請求項の範囲内で、本発明が具体的に説明された以外の方法で実施され得ることが理解されるべきである。

Claims (21)

  1. 内部燃焼エンジンのためのピストンであって、
    上部と、環状冷却ギャラリを画定する下部とを含むピストン本体を備え、前記上部は、シリンダボア内の燃焼ガスに対する直接的な曝露のために構成される上部燃焼表面と、前記上部燃焼表面の下に下方クラウン表面とを有し、前記環状冷却ギャラリから径方向外側にリングベルト領域を有し、前記下部は、前記環状冷却ギャラリの床と、前記床から垂下する一対のピンボスとを提供し、前記ピンボスは、軸方向に整列されたピンボアを有し、前記床は貫通孔を有し、前記ピストンはさらに、
    前記環状冷却ギャラリの中に配置される冷媒と、
    前記貫通孔を封止し、前記冷却ギャラリの中の前記冷媒を封止する封止部材とを備える、ピストン。
  2. 前記封止部材は、前記封止部材の可塑的に拡張された部分または摩擦溶接継手のうちの一方を介して、前記床に固定される、請求項1に記載のピストン。
  3. 前記封止部材は、前記摩擦溶接継手を介して、前記床の下側に摩擦溶接される、請求項2に記載のピストン。
  4. 前記封止部材は、前記床の前記下側に摩擦溶接される円錐形の表面を有する、請求項3に記載のピストン。
  5. 前記封止部材は拡張されたリベットである、請求項2に記載のピストン。
  6. 前記封止部材の外周の周りに配置される密閉材料をさらに含む、請求項1に記載のピストン。
  7. 前記貫通孔は前記ピストン本体の非スラスト側上に形成される、請求項1に記載のピストン。
  8. 前記貫通孔は概ね前記ピストンボス間に形成される、請求項7に記載のピストン。
  9. 前記封止部材は前記貫通孔の中へ挿通されるねじ式シャンクを有する、請求項1に記載のピストン。
  10. 前記ねじ式シャンクはテーパ状で、前記貫通孔はテーパ状である、請求項9に記載のピストン。
  11. 前記ねじ式シャンクの外周の周りに配置される密閉材料をさらに含む、請求項9に記載のピストン。
  12. 内部燃焼エンジンのためのピストンを構成する方法であって、
    シリンダボア内の燃焼ガスに対する直接的な曝露のために構成される上部燃焼表面と、前記上部燃焼表面の下に下方クラウン表面とを有するピストン本体を形成することと、
    前記上部燃焼表面に隣接する少なくとも1つのピストンリングの受容のために構成されるリングベルト領域を形成することと、
    前記リングベルト領域から径方向内側に環状冷却ギャラリを形成することとを備え、前記環状冷却ギャラリは床を有し、前記方法は、
    前記冷却ギャラリの前記床に貫通孔を形成することと、
    前記貫通孔を通って前記冷却ギャラリの中に冷媒を配置することと、
    前記貫通孔に封止部材を配置して、前記冷却ギャラリの中の前記冷媒を封止することとを備える、方法。
  13. 前記封止部材を前記冷却ギャラリの前記床の下側に摩擦溶接することをさらに含む、請求項12に記載の方法。
  14. 円錐形のテーパ状の表面を有する前記封止部材を提供することと、前記円錐形のテーパ状の表面を前記床の前記下側に摩擦溶接することとをさらに含む、請求項13に記載の方法。
  15. リベットとして前記封止部材を設けることと、前記貫通孔に前記リベットを拡張させることとをさらに含む、請求項12に記載の方法。
  16. 栓として前記封止部材を設けることと、前記貫通孔に前記栓を圧入することとをさらに含む、請求項12に記載の方法。
  17. 前記貫通孔に前記栓を圧入する前に、前記栓の外周の周りに密閉材料を配置することをさらに含む、請求項16に記載の方法。
  18. 前記ピストン本体の非スラスト側上に前記貫通孔を形成することをさらに含む、請求項12に記載の方法。
  19. ねじ式シャンクを有する前記封止部材を設けることと、前記ねじ式シャンクを前記貫通孔に挿通することとをさらに含む、請求項12に記載の方法。
  20. テーパ状のねじ式シャンクを有する前記封止部材を提供することと、前記ねじ式シャンクに対して適合するテーパを有する前記貫通孔を形成することと、前記テーパ状のねじ式シャンクを前記テーパ状の貫通孔の中へ挿通することとをさらに含む、請求項19に記載の方法。
  21. 前記ねじ式シャンクを前記貫通孔に挿通する前に、前記ねじ式シャンクの外周の周りに密閉材料を配置することをさらに含む、請求項20に記載の方法。
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