JP2002267015A - 閉キャビティピストンを製造する方法 - Google Patents

閉キャビティピストンを製造する方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中空閉キャビティピストンを軽量化するよう
に、その製造を簡単にする。 【解決手段】 閉キャビティピストン10は、細長いピ
ストン本体12と、細長いステム20およびその上に設
けられたヘッドを有する、別個に形成されたピストンキ
ャップ14とを含む。ピストン本体32は、閉端部32
Aと、キャビティ38とを備えた開端部32Bとを含
み、キャビティ38は閉端部32Aに隣接する底部壁4
0と、開端部32Bでリムとして終端する外側壁42と
を有する。ピストンのキャップ14のステム20は、ピ
ストン本体12の底部壁40に慣性摩擦溶接され、ピス
トンキャップ14のヘッド54は、ピストン本体12の
リム24に溶接されル。キャップ14のステム20は、
底部壁40に係合するまで本体12のキャビティ38内
に挿入される。次に、キャップ14は、予熱後、ステム
と底部壁との境界部およびヘッドとリムとの境界部にお
いて、ピストン本体に慣性摩擦溶接される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体力学的ユニッ
ト、例えばトランスミッション、ポンプ、またはモータ
の分野に関し、より詳細には、本発明は、流体力学的ユ
ニットのシリンダボア内でスライド可能に往復動する閉
キャビティ、またはオイル容積低減ピストンに関する。
【0002】
【従来の技術】種々の農業機械、芝刈機、および建設機
械のための流体力学的ユニット内では、公知の閉キャビ
ティピストンが使用されている。
【0003】従来のあるタイプの閉キャビティ、または
オイル容積低減ピストンは、細長い円筒形主本体と、切
頭円筒キャップとを有する。主本体の一端は、閉じられ
ており、他端部は、比較的コストの高い「ターゲットド
リル」作業によって内部に形成された深いターゲット状
の、または環状のキャビティを有する。ターゲットドリ
ル作業により、中心にステムが残る。このステムは主本
体の閉じた端部と一体的であり、開端部に向かって突出
している。
【0004】キャップは、冷間形成され、対向する閉端
部と開端部とを有する。開端部において、キャップは、
主本体のステムおよび外側壁と整合し、かつ嵌合するよ
うに、キャップの開端部は、環状の溝と切頭ステム部分
とを有する。
【0005】この従来のピストンは、ステムと開端部に
近い主本体の内側壁との間に、ワッシャーを増設するこ
とによって組み立てらる。このワッシャーは、溶接中に
ステムをセンタリングし、安定化するのを助けるように
なっている。次に、キャップと主本体とは、それぞれの
開端部が一致する単一の横方向平面に沿って慣性摩擦溶
接される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この結果、軽量の中空
の閉キャビティピストンが得られるが、ターゲットドリ
ル作業のコスト、および複雑さによって、ピストンは、
比較的高価ものとなっている。
【0007】流体力学的ユニットは、各ユニットに対し
て、一般にいくつかのピストンを必要とすることを考慮
すると、ピストンのコストは、ユニットおよびこれらユ
ニットが設けられる流体力学的トランスミッションの全
体のコストに大きい影響を与える。
【0008】従って、ターゲットドリル作業を必要とせ
ず、コストを低減した閉キャビティピストン、およびそ
の製造方法が求められている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、流体力学的ユ
ニットのための閉キャビティピストン、およびその製造
方法に関する。
【0010】本発明の閉キャビティピストンは、細長い
ピストン本体と、細長いステムおよびその上に設けられ
たヘッドを有する、別個に形成されたピストンキャップ
とを備えている。ピストン本体は、閉端部と、キャビテ
ィを備えた開端部とを有する。キャビティは、閉端部に
隣接する底部壁と、開端部でリムとして終端する外側壁
とを有する。
【0011】ピストンのキャップのステムは、ピストン
本体の底部壁に慣性摩擦溶接され、ピストンキャップの
ヘッドは、ピストン本体のリムに溶接され、入口開口部
をカバーし、内側キャビティをシール状態で閉じてい
る。
【0012】ピストン部品の双方は、公知の比較的安価
な冷間形成技術によって形成できる。キャップのステム
は、底部壁に係合するまで本体のキャビティ内に挿入さ
れ、次に、キャップの予熱後、ステムと底部壁との境界
部、およびヘッドとリムとの境界部において、ピストン
本体に慣性摩擦溶接される。
【0013】
【発明の実施の形態】図1および図2には、従来の慣性
摩擦溶接によって形成されたピストンリムが示されてい
る。これまで簡単に説明したように、ピストン10は、
スチールピストン本体10と、冷間形成されたスチール
ピストンキャップ14と、金属ワッシャー16とを有す
る。ピストン本体12は、閉端部と、開端部と、環状内
側キャビティ18とを有する。ピストン本体の閉端部か
らステム20が突出しており、このステム20の自由端
22は、ピストン本体12のリム24と同じ平面内にあ
る。ピストンキャップ14は、ピストン本体12と同様
に円筒形であり、冷間形成される。
【0014】しかし、細長いステム20のために、ピス
トン本体12を冷間形成することはできない。その代わ
りに、キャビティ18およびステム20を形成するのに
コストが高くつくターゲットドリル作業が必要である。
リム24とステム20の端部22とを含む単一の横方向
平面内において、ピストン本体12にキャップ14が慣
性溶接される。
【0015】図3および図4を参照すると、本発明のピ
ストン30は、スチールピストン本体32と、スチール
ピストンキャップ34とを含む。ピストン本体32は、
細長くなっており、更に対向する開端部32Aと閉端部
32とを有する(図4)。ピストン本体32は、円筒形
であり、中心に位置するほぼ円筒形の内側キャビティ3
8を有し、このキャビティのまわりには円筒形の壁が延
びている。
【0016】ピストン本体32の開端部32Aは、内部
に入口開口部39を有し、この入口開口部から、内側に
内側キャビティ38が伸び、閉端部に隣接する底部壁4
0と、入口開口部39に隣接するピストン本体32の開
端部32Aにおいて、リム44、すなわち接触部分とし
て終端する外側壁42を構成している。
【0017】底部壁40は、内部にソケット、または接
触表面46を有し、この接触表面は、リセス状の中心部
分48と、この部分内で延びるカウンターシンク50と
を有する。
【0018】図3および図4に示す実施例では、リセス
状の中心部分48は円錐形であり、90度〜165度、
より好ましくは、部品を完全な底部壁形状に冷間形成し
ない場合には、118度のドリルポイントを有する標準
ドリルによる形成が可能な、約120度までの傾斜角と
されている。
【0019】カウンターシンク50は、ピストン本体3
2の長手方向の中心軸線に直角な平面に対して、ほぼ1
5度の角度Bを形成している。
【0020】キャップ34は、中心長手方向軸線、対向
する第1端部、および第2端部を備えた細長く円筒形ス
テム52と、第1端部に設けられたヘッド54とを有す
る。ステムの長手方向軸線に対して、横方向にステム5
2から外側にヘッド54が突出している。ヘッド54は
ピストン本体32の入口開口部49をカバーするような
十分大きい寸法となっている。
【0021】このキャップ34のヘッド54は、ピスト
ン30を更に軽量にするように、ステム52を囲むオプ
ションの環状リセスまたは溝58を備えていてもよい。
キャップ34は、ピストン本体32上の接触表面44に
一致するリム、または接触表面55(図4)を有する。
【0022】図3および図4に示す実施例では、ステム
52の第2端部、すなわち接触表面56は、ピストン本
体32の底部壁内の同様な形状のリセス状中心部分4
8、すなわちソケット46の表面とほぼ一致し、係合す
るように円錐形となっている。
【0023】ソケット46のカウンターシンク50は、
第2ステム端部45をリセス48内にガイドするのを助
ける。このステムの円錐形第2端部56は、約90度〜
165度、より好ましくは、約120度までの傾斜角を
有する。
【0024】図5に示す実施例では、ピストン本体3
2’にピストンキャップ34Aが取り付けられており、
ピストン本体32’が、内部に中心ボア、すなわち内側
キャビティ38Aと、リム、すなわち接触表面44Aを
備えた外側壁42Aと、底部壁40Aとを有するという
点で、図3および図4の実施例と類似している。
【0025】しかし、ステム52Aの第2端部、すなわ
ち接触表面56Aは、ステムの長手方向軸線に直角に延
びる平面上の表面を有する。同様に、ソケット46Aの
リセス状中心部分48Aは、ピストン本体32Aの長手
方向軸線に直角に延びる平面状の接触表面によって構成
された丸い領域を有する。リセス48のこの丸い領域
は、ステム52Aの第2端部56Aの直径とほぼ同じ直
径を有する。
【0026】ステムをリセス48A内にガイドするため
のカウンターシンク50Aが設けられている。
【0027】本発明のピストン30または30を製造す
るための方法は、基本的には同じである。ピストン本体
32、32’およびピストンキャップ34、34Aの双
方には、既に冷間形成方法によって形成されたステム、
および底部壁を容易に溶接できるような状態で設けるこ
とが好ましい。
【0028】これとは異なり、最初から、部品を機械加
工することもできる。従って、いずれのケースにおいて
も、比較的高価なターゲットドリル作業は不要となって
いる。
【0029】ステム52、52Aは、底部壁40、40
Aに係合するまで、内側キャビティ38、38Aに挿入
される。次に、部品32と34、または32’と34A
とを互いに回転させ、摩擦慣性溶接によってこれらを接
合する。
【0030】ステム52、52Aの長さは、慣性溶接に
関連する長さの通常の損失を考慮して、キャビティ3
8、38Aの深さよりも若干長くなっている。従って、
ステムの長さLSは、ステムと底部壁との境界部および
平面とリムの境界部の双方における材料の損失を考慮し
た十分な長さだけ、キャビティの深さCDよりも長くな
っている。
【0031】しかし、LSはCDよりも過度に長くない
ように注意しなければならない。そのようにした場合、
リムにおける溶接部に悪影響が及び、ステムが屈曲して
しまうことになる。後にステムを介して、ピストンを貫
通するように従来の小さい長手方向のオリフィス孔をド
リル加工しようとする際に、屈曲したステムによって問
題が生じる。
【0032】少なくとも2つの異なる平面にある、2つ
の異なる境界部(55および44;56および48A)
に摩擦慣性溶接部が形成される。このようなピストン本
体(32および32’)、およびキャップ(34および
34A)を冷間形成することによって、機械加工をする
ことなく、これらの部品の真の形状を得ることが可能と
なり、そのため、かなりコストを節約できる。
【0033】しかし、これらの部品を冷間形成するに
は、2つの境界部の表面(図4および図5では、キャッ
プ55とピストン本体のリム表面44との間、更に図4
および図5の56および56Aと48および48Aとの
間)を溶接しなければならない。これらの表面は、長手
方向に離間しており、内外に位置している。内側境界部
(例えば56および48はこれらの相互の面積が狭く、
回転中の発熱量が少ないため、慣性により、溶接するこ
とが特に困難である。
【0034】従って、本体32とキャップ34に逆方向
に長手方向の力を加え、他の固定された部材に対して、
一方の部材を回転しなければならない慣性方法によっ
て、本発明に係わるピストン構造体を溶接できるように
するには、許容しうる溶接を行うために、重要な領域に
おいて部品を予熱しなければならないことが判った。許
容しうる溶接とは、接合すべき最小横断面の厚さ(すな
わち、内部溶接部に対してはステムの太さ)において欠
陥のない溶接をすることを意味する。
【0035】許容しうる溶接部の分析は、冶金方法で行
なわれ、空隙、割れ、または他の従来の要素、他の強度
および耐久性の点での欠点を有する溶接部を除くよう行
なわれる。
【0036】更に、本発明の装置での有効な溶接部、特
に内側溶接部を許容できるようにするには、熱、圧力お
よび回転速度の条件を所定のパラメータとバランスさせ
なければならないことが判った。実験によれば、許容で
きる慣性溶接を行うには、温度、圧力、および速度から
の次の高(H)、中(M)および低(L)の次の値を満
たさなければならないことが判った。
【0037】表I − 内側溶接部のための流体力学的
ピストンにおける許容しうる溶接部に対する速度、圧
力、および熱のパラメータ 低(L) 中(M) 高(H) 速度(rpm) 4700 4800 4900 圧力(psi) 1400 1500 1600 加える熱量(Kw) 8.1 8.8 9.5
【0038】表2 − 流体力学的ピストンにおける内
部溶接部に対して許容しうる溶接部を製造するために許
容できることが判った。(1)速度、(2)圧力および
(3)熱量のパラメータからの組み合わせ HHH LHH LLH HHL MMM HLH LHL LLL HLL
【0039】図面および上記記載から、キャップ、ステ
ム端部、ピストン本体のそれぞれの幾何学的属性は、摩
擦慣性溶接の完全性を最適にするように調節できるパラ
メータであることが分かる。
【0040】上記に基づき、本発明は、少なくともこれ
まで説明した目的を満足できることが理解できよう。
【0041】関連出願とのクロスレファレンス 本願は、2000年11月27日に米国特許庁に出願さ
れた継続中の特許出願第09/722,617号の一部継続出願に
基づく出願である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のピストンの長手方向中心横断面図であ
る。
【図2】図1のピストンの長手方向横断面における分解
組み立て図である。
【図3】本発明に従って製造されたピストンの長手方向
中心横断面図である。
【図4】図3のピストンの長手方向断面における分解組
み立て図である。
【図5】別のステムおよび底部壁構造を示す図4に類似
した分解組み立て図である。
【符号の説明】
10 ピストン 12 ピストン本体 14 ピストンキャップ 16 ワッシャー 18 キャビティ 20 ステム 22 自由端 24 リム 30 ピストン 32 ピストン本体 34 ピストンキャップ 38 キャビティ 39 入口開口部 40 底部壁 42 外側壁 44 リム 46 接触表面 48 中心部分 50 カウンターシンク 52 ステム 54 ヘッド 55 接触表面 58 溝
フロントページの続き Fターム(参考) 3H071 BB01 CC31 CC47 DD01 3J044 AA06 AA18 BA01 BC01 CA01 CA18 CA20 4E067 BG00 DC03 DC07

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内側キャビティと、閉端部と、開端部
    と、前記キャビティのまわりに延び、前記ピストン本体
    の開端部で第1接触表面として終端する外側壁とを有す
    る細長いピストン本体を取り出す工程と、 前記第1接触表面から長手方向に離間した第2接触表面
    を前記キャビティ内に設ける工程と、 ピストン本体の第1および第2接触表面にそれぞれ整合
    する第3および第4接触表面を有するキャップ要素を取
    り出す工程と、 慣性摩擦溶接により第1表面を第3表面に対し、第2表
    面を第4表面に対し、同時に溶接し、よってピストン本
    体およびキャップ要素に長手方向の圧力を加え、それぞ
    れの接触表面を長手方向に密に係合した状態に維持し、
    次にピストン本体およびキャップ要素の一方を他方に対
    して回転し、係合した接触表面の間に十分な熱を発生さ
    せ、これら表面を共に溶着させる工程とを備えた、閉キ
    ャビティピストンを製造する方法。
  2. 【請求項2】 慣性摩擦溶接を行う前に、係合した接触
    表面を予熱する、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 印加する長手方向の圧力に対するパラメ
    ータが1400〜1600psiであり、回転する部材
    の回転速度に対するパラメータが4700〜4900r
    pmである、請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 慣性摩擦溶接を行う前に、係合した接触
    表面を予熱する、請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 Kwを単位とする予熱量のパラメータが
    8.1〜9.5である、請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 低(L)、中(M)および高(H)の値
    が速度に関して(L):4700rpm;(M):48
    00rpm;および(H):4900rpmであり、圧
    力に関して(L):1400psi;(M):1500
    psi;および(H):1600psi、加える熱量に
    関して(L):8.1Kw;(M):8.8Kw;および
    (H):9.5Kwであり、速度、圧力および熱量のパ
    ラメータレベルがHHH;HHL;LHL;LHH;M
    MM;LLL;LLH;HLHおよびHLLのうちの1
    つの組み合わせ範囲内にほぼある、請求項5記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 内部溶接境界部を有する、キャップ要素
    とピストン本体との間の内部溶接部を慣性摩擦溶接によ
    って製造する方法において、 前記内部溶接インターフェースを予熱する工程と、 前記キャップ要素および前記ピストン本体に対向する長
    手方向の圧力を加え、境界部において前記キャップ要素
    と前記ピストン本体とを摩擦係合させる工程と、 前記キャップ要素または前記ピストン本体を回転させ、
    係合した接触表面の間に十分な熱を発生させ、これら表
    面を共に溶着する工程とを備えた、内部接続部を製造す
    る方法。
  8. 【請求項8】 印加する長手方向の圧力に対するパラメ
    ータが1400〜1600psiであり、回転する部材
    の回転速度に対するパラメータが4700〜4900r
    pmである、請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 慣性摩擦溶接を行う前に、係合した接触
    表面を予熱する、請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 Kwを単位とする予熱量のパラメータ
    が8.1〜9.5である、請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】 低(L)、中(M)および高(H)の
    値が速度に関して(L):4700rpm;(M):4
    800rpm;および(H):4900rpmであり、
    圧力に関して(L):1400psi;(M):150
    0psi;および(H):1600psi、加える熱量
    に関して(L):8.1Kw;(M):8.8Kw;およ
    び(H):9.5Kwであり、速度、圧力および熱のパ
    ラメータレベルはHHH;HHL;LHL;LHH;M
    MM;LLL;LLH;HLHおよびHLLのうちの1
    つの組み合わせ範囲内にほぼある、請求項10記載の方
    法。
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