JP2002061743A - 油圧ユニット用閉鎖キャビティピストン - Google Patents

油圧ユニット用閉鎖キャビティピストン

Info

Publication number
JP2002061743A
JP2002061743A JP2001215015A JP2001215015A JP2002061743A JP 2002061743 A JP2002061743 A JP 2002061743A JP 2001215015 A JP2001215015 A JP 2001215015A JP 2001215015 A JP2001215015 A JP 2001215015A JP 2002061743 A JP2002061743 A JP 2002061743A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
stem
cap
piston assembly
cavity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001215015A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002061743A5 (ja
Inventor
Richard A Beck
エイ ベック リチャード
Robert J Stoppek
ジェイ ストペック ロバート
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Danfoss Power Solutions Inc
Original Assignee
Sauer Danfoss Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sauer Danfoss Inc filed Critical Sauer Danfoss Inc
Publication of JP2002061743A publication Critical patent/JP2002061743A/ja
Publication of JP2002061743A5 publication Critical patent/JP2002061743A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01BMACHINES OR ENGINES, IN GENERAL OR OF POSITIVE-DISPLACEMENT TYPE, e.g. STEAM ENGINES
    • F01B3/00Reciprocating-piston machines or engines with cylinder axes coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
    • F01B3/0082Details
    • F01B3/0085Pistons
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B1/00Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders
    • F04B1/12Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having cylinder axes coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
    • F04B1/122Details or component parts, e.g. valves, sealings or lubrication means
    • F04B1/124Pistons

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価に製造でき、内部キャビティへの潤滑、
及びバランス用流体の侵入を防止できる構造を有する閉
鎖キャビティを有する中空ピストンアッセンブリを提供
する。 【解決手段】 この閉鎖キャビティピストンアッセンブ
リは、ピストン本体12、該ピストン本体12に密封接
合される別個に形成されたピストンキャップ14、及び
そのいづれかと一体的に形成された長いステム34から
なる。流体通路40は、ステム34、ピストン本体12
及びピストンキャップ14を貫通している。流体通路4
0は、ピストン本体12の壁から離間され、ピストン本
体12の内部キャビティ32から流体的に隔離されてい
る。ピストンアッセンブリ16はスリッパー18に枢着
され、ピストンアッセンブリ16の流体通路40は、ス
リッパー18の流体通路70と整合して、スリッパー1
8における潤滑及びバランス用流体を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポンプ又は油圧モ
ータのような油圧ユニットの回転シリンダブロックにお
ける往復運動用の閉鎖キャビティピストンアッセンブリ
に関する。ピストンアッセンブリ部品は、その独特の幾
何学的形状のために、機械加工の必要が小さいか、又は
機械加工の必要が全くないコスト的に有利な方法、例え
ば、金属押出成形によって形成される。
【0002】
【従来の技術】中実の鋼製ピストンはよく知られてお
り、油圧動力ユニットの回転シリンダブロックに利用さ
れている。中実の鋼製ピストンは、耐久性があり、信頼
性があり、しかも比較的安価に製造しうる。しかし、そ
の重量のために、それらが使用されるシリンダブロック
の操作速度に制限を及ぼす可能性がある。また、重量が
大きいと、操作時の摩擦力は大となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、製造業者の
中には、中空ピストンを安価に製造する有効な方法を研
究しているものがいる。
【0004】中実ピストンよりも重量の軽い開放端部を
有する中空ピストンも製造されているが、このような中
空ピストンは、油圧ユニットの加圧オイルの容量を減少
させるものではない。そのため、製造業者の中には、ピ
ストン内に閉鎖キャビティを形成するため、ピストン本
体の開放端部にキャップを溶接している者もある。この
ようにすると、油圧ユニットの加圧オイルの量は減少す
る。加圧オイルの量が減少すると、スワォシュプレート
モーメントの制御は良好となり、またスワォシュプレー
トによって制御された油圧動力ユニットの効率も良くな
るので望ましいことである。
【0005】閉鎖キャビティ中空ピストンによると、加
圧オイルの量を減少させることはできるが、この中空ピ
ストンには、いくつかの特異な問題点がある。ピストン
に枢着されたスリッパーの摺動表面に対して、潤滑及び
バランス用の流体が要求される。このような流体を供給
する一般的な方法の一例は、ピストンの中心を長手方向
に貫通し、かつスリッパーにおける同様の通路と整合す
る小さい流体通路を設けるものである。
【0006】この目的のために、中空ピストンの内部キ
ャビティに流体を導入することは、加圧オイルの量を減
少させるとの目的を無効にさせることになるため、一般
的には、オイルよりも軽く、加圧されにくいプラスチッ
クのような物質を内部キャビティに充填する。
【0007】ついで、充填ピストンに穿孔して、中心に
位置する小さい流体通路を形成する。充填及び穿孔の操
作は、中空ピストンのコスト、したがって、多数のピス
トンが使用される油圧ユニットのコストを顕著に増大さ
せる。また、ピストンの過酷な環境に耐えることができ
る信頼性のある物質を得ることも困難である。
【0008】このように、プラスチック物質の劣化が一
般的な問題点である。プラスチックよりも耐久性がある
アルミニウムスラグも検討されているが、これは、キャ
ビティ内での保持がより困難である。
【0009】多くのピストンは、少なくとも3個の別個
のかつ独特の部品、すなわち、ピストン本体、ピストン
キャップ及び中空管からなっている。管は、キャビティ
内に位置し、管の外壁とピストン本体の内壁との間で放
射状に伸びる1以上の座金によって、ピストン本体に取
付られている。このようなデザインのピストンは、上述
の問題点の少なくともいくつかを解消するものではある
が、その製造は、非常に高価となる。
【0010】
【課題を解決するための手段】したがって、本発明の第
1の目的は、製造がコスト的に有効であり、仕上げ操作
の数を低減したピストンアッセンブリを提供することに
ある。
【0011】本発明の他の目的は、構成部品が金属押出
成形技術を使用して作製され、ついで密封接合される中
空の又は低減された容量をもつピストンアッセンブリを
提供することにある。
【0012】本発明の他の目的は、長手方向に伸びる中
心に位置する流体通路(内部キャビティから隔離されて
いる)をもつ経済的な閉鎖キャビティ中空ピストンを提
供することにある。
【0013】本発明の他の目的は、壁に取付るための環
状座金を使用することなくキャビティの内側に固定され
た中空のステムを有する閉鎖キャビティピストンを提供
することにある。
【0014】本発明の他の目的は、2個の部品、すなわ
ち、ピストン本体及びピストンキャップのみを有し、該
部品の一方が一体的に形成された中心に位置する中空ス
テムを含むものである閉鎖キャビティ中空ピストンを提
供することにある。
【0015】本発明の他の目的は、キャップ及びピスト
ン本体の整合性を良好とすることにより、組立てを容易
としたピストンアッセンブリを提供することにある。
【0016】本発明の他の目的は、高速度で回転するシ
リンダブロック内で作動されると共に、操作が静かであ
りかつ効率的である油圧ピストンアッセンブリを提供す
ることにある。
【0017】本発明の他の目的は、使用において、耐久
性であり、信頼性があるピストンアッセンブリを提供す
ることにある。
【0018】これらの及び他の目的は、以下の説明及び
特許請求の範囲の記載と、図面とにより当業者には明ら
かとなると思う。
【0019】本発明は、ポンプ又はモータの如き油圧動
力ユニットの回転シリンダブロックにおける往復運動用
の閉鎖キャビティピストンアッセンブリに関する。本発
明は、効果的であり、耐久性があり、信頼性があり、し
かも経済的であるピストンアッセンブリを提供するもの
である。
【0020】本発明の閉鎖キャビティピストンアッセン
ブリは、中空のピストン本体、ピストンキャップ、及び
ピストン本体又はピストンキャップに取付られた延長ス
テムを含む。ピストン本体及びピストンキャップは別個
に形成され、ついで、密封接合されて、内部キャビティ
を包囲、限定する。
【0021】ある具体例では、ステムはピストン本体と
一体的に形成され、キャビティの内側に配置される。他
の例では、ステムはピストンキャップと一体的に形成さ
れ、ピストン本体の底部の孔内に摺動可能にジャーナル
軸受される。ステムはキャップのヘッドから突出してい
る。
【0022】キャップのヘッド部分及びステムは、ピス
トン本体に密封接合されて、キャビティを包囲する。ピ
ストンアッセンブリのステム、本体及びキャップを通し
て流体通路が提供される。
【0023】ステムと反対側のキャップの端部は、スリ
ッパーと係合するための表面を含む。スリッパーはキャ
ップに枢着されて、ピストン−スリッパーアッセンブリ
を形成する。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の2つの実施例をここに記
載する。図1〜図9の10は、本発明の閉鎖キャビティ
ピストン・スリッパーアッセンブリの第1の実施例を示
し、図10〜図15の10Aは、閉鎖キャビティピスト
ン・スリッパーアッセンブリの第2の実施例を示す。
【0025】図1〜図5に示すように、ピストン・スリ
ッパーアッセンブリ10は、ピストン本体12と、閉鎖
キャビティピストンアッセンブリ16を形成するために
ピストン本体12に密封接合されるピストンキャップ1
4と、ピストンキャップ14に枢着されたスリッパー1
8とを備えている。
【0026】ピストン本体12は、長い円筒形をなし、
外側壁20、底部壁21、及び正反対の位置にある第1
端部22及び第2端部24を有する。外側壁20及び底
部壁21は、それぞれ外表面及び内表面26、28、2
9、31を有する。
【0027】ピストン本体12の第1端部22には開口
30を設けてあり、この開口30は、内部キャビティ3
2への入口となっている。図示の例では、キャビティ3
2は円筒形であり、外表面26及び内表面28はキャビ
ティ32を同心的に包囲している。
【0028】長いステム34がピストン本体12内に、
一体的かつ連続して形成されている。図5によし、最も
良く理解されるように、ステム34は、ピストン本体1
2の一部と一体となっており、連続して中断のない、す
なわち途切れのない断面を有している。
【0029】ステム34は、ピストン本体12の底部壁
21の内表面31から軸線方向に突出しており、その自
由端36は、開口30に向ってキャビティ32内を伸び
ている。ステム34は、ピストン本体12内の中心に位
置し、ピストン本体12の円筒形の内表面28から離間
し、かつ同心的である。
【0030】堅固な適宜のウエブ38により、ステム3
4の長さ方向の一部分と、外側壁20の内表面28と
は、連結されている。
【0031】ステム34の自由端36は、後記する理由
のために、開口30に向ってウエブ38よりもさらに先
に伸びている。ウエブ38により、ピストン本体12の
製造の間におけるステム34の支持及び剛性は大となっ
ている。
【0032】図示のように、ステム34を貫通し、かつ
ピストン本体12の底部壁21を完全に貫通する流体通
路40が設けられている。流体通路40は、オイルが、
ピストン本体12の外側壁20の外側を通過することな
く、またキャビティ32を充満させることなく、中空の
ピストン本体12内を通って流動するための中心に位置
する隔離された通路となっている。
【0033】ピストン本体12の外表面26に、任意的
に、1以上の環状溝42を設けることがある。ピストン
本体12の、第2端部24の付近に、縮径部44を設け
てある。
【0034】ピストン本体12の反対側の第1端部22
に、キャップ14に対する当接面46を設けてある。図
5に示す例では、キャップ当接面46は、開口30のテ
ーパ付き口縁からなっている。当接面46は、開口30
の周りで円錐形に伸びる実質的に真っすぐな面である。
【0035】しかし、図5及び図15から理解されるよ
うに、キャップ当接面は、ピストン本体とキャップとを
密封当接させるものである限り、球状凹面形でもよく、
又は他の形状であってもよい。この密封当接を容易にす
るには、一方又は両方の部品に、小さい環状リブを設け
ておくのが有利である。
【0036】本発明の第1の実施例のピストンキャップ
14を図6〜図9にさらに詳細に示す。ピストンキャッ
プ14はおおむね円筒形をなし、第1端部48及び第2
端部50を有する。第1端部48は、キャビティ32の
入口部に滑りにより嵌合しうる小径部52、及びこの小
径部52に続けて形成された係合面54を有する。
【0037】係合面54は、ピストン本体12のピスト
ンキャップに対する当接面46を鏡で映したような形状
であり、当接面46と密封当接するようになっている。
係合面54は、真っすぐな円錐形表面(図5)、球状表
面(図15)、又は接触して密封しうるように、当接面
46の鏡像的な面、又は当接面と当接する他の形状であ
ってもよい。
【0038】ピストンキャップ14の第1端部48内の
中心に、ステム34を嵌合するための嵌孔56が設けら
れている。組立の際に、嵌孔56内へステム34を案内
するための皿孔58が、嵌孔56の周りに同心的に設け
られている。このように、本体12、ピストンキャップ
14及びステム34は、組立の際、本質的に自己整合性
となっている。
【0039】流体通路60が、ピストンキャップ14を
軸線方向に貫通し、ピストンアッセンブリ16を完成し
た際には、流体通路60は、ステム34及びピストン本
体12の流体通路40と整合する(図5参照)。
【0040】ピストンキャップ14の第2端部50に
は、スリッパー係合表面62が設けられている。図5及
び図9に示す例では、スリッパー係合表面62は、ピス
トンキャップ14の第2端部50に形成されたボールソ
ケット形の窪みである。
【0041】しかし、当業者であれば、スリッパー18
にボールソケット形の窪みを設け、スリッパー係合表面
62を球状のボールの一部分として形成してもよいこと
は理解しうると思う。
【0042】ピストンキャップ14の第2端部50の付
近に拡径部64を設けてあり、この拡径部64は、ピス
トンキャップ14がキャビティ32内に落込むことを防
止し、かつピストンキャップ14を正確に所定位置に置
くと、キャビティ32を完全に閉じるようになってい
る。拡径部64において、係合面54の付近に、切欠6
6が設けられている。切欠66は、係合面54にも達し
ている。
【0043】スリッパー18を貫通する流体通路70が
設けられている。流体通路70は、キャップ内の流体通
路60とおおむね整合している。図示した構造によれ
ば、オイルは、スリッパーを含め、組立られたピストン
アッセンブリを通して流動できる。このようにして、潤
滑及びバランスのためのオイルは、キャビティ32に完
全に充満さることなく、スリッパー18の摺動表面72
に供給される(図5参照)。
【0044】ピストン本体12及びピストンキャップ1
4は、鋼又は鉄のような強くてかつ耐久性ある金属で製
造するのが好ましい。ピストン本体12及びピストンキ
ャップ14は、鋳造又は成形によって形成される。これ
らの部品を、金属押出成形技術によって形成し、必要に
応じて、わずかに機械加工するのが好ましい。
【0045】キャビティ32及びステム34は、ピスト
ン本体12を作製するための成形型に設けた1つのコア
又はコアピンにより形成され、また、流体通路40は、
上記型に設けた他のコアピンにより形成される。
【0046】ピストンアッセンブリ16を組立るには、
まずピストン本体12を、キャビティ32の入口を上に
向けて置く。ついで、ピストンキャップ14を、ステム
34及びキャビティ32の入口の上に降ろす。当接面4
6及び皿穴58が中心に来るように案内する。
【0047】ついで、溶接又はろう付けによって、ピス
トンキャップ14をピストン本体12及びステム34に
密封接合させる。好適な方法はろう付けである。ろう付
け材料を、ゲートとして機能する切欠66を介して、当
接面46の接合部に塗布する。嵌孔56の周りのステム
とピストンキャップとの界面、及びステムの自由端36
にも、流体通路60を介して、ろう付け材料を塗布す
る。
【0048】別法では、ろう付け材料をあらかじめ皿穴
58の領域に塗布しておき、ステム34の自由端36、
又は該領域のピストンキャップ14を加熱することによ
り、溶融させることができる。
【0049】もちろん、ピストン本体12、ステム3
4、及びピストンキャップ14を接合するには、接触部
を、面又は線の形で密封接合できるものである限り、い
かなるろう付け法又は溶接法も使用できる。
【0050】クリンプ、圧延、スエージ、又は他の常法
によって、スリッパー18をピストンキャップ14に枢
着して、ピストン・スリッパーアッセンブリ10を完成
する。
【0051】本発明の第2の実施例を、図10〜図15
に示す。この例では、ピストン・スリッパーアッセンブ
リ10Aは、一体に密封接合されて、ピストンアッセン
ブリ16Aを形成するピストン本体12A及びピストン
キャップ14Aを有する。中空のピストンアッセンブリ
16Aを、スリッパー18に枢着する。
【0052】本発明の第1の実施例と第2の実施例との
主な相違は、ピストン本体12A及びピストンキャップ
14Aの構造、及びステム34Aの配置にある。
【0053】ピストン本体12Aは、外側壁20A、第
1端部及び第2端部、24A、円筒形の外表面26A、
円筒形の内表面28A、開口30A、及び内部キャビテ
ィ32Aを有する。しかし、ピストン本体12Aは、一
体的に形成されたステム又はウエブを備えていない。
【0054】代わりに、ピストン本体12Aの第2端部
24Aには、ステム34Aを受入るための孔74Aが設
けられている。図15に示すように、皿穴76Aが、孔
74Aを同心的に包囲している。キャップ当接面46A
が、ピストン本体12Aの第1端部22Aに形成されて
いる。
【0055】この例では、キャップ当接面46Aは、凹
形の湾曲した球状窪み又はソケットである。既に検討し
たように、本発明から逸脱することなく、他の形状も採
用できる。
【0056】ピストンキャップ14Aは、正反対の位置
にある第1及び第2端部80A、82Aをもつ拡張ヘッ
ド部分78Aを有する。ステム34Aは、ヘッド部分7
8Aの第1端部80Aから突出しており、一体的に形成
されている。
【0057】図15において最も良く理解されるよう
に、ステム34Aは好ましくは中空であり、ピストンキ
ャップ14Aを介して伸びる流体通路60Aを有する。
ステム34Aは、ピストンキャップ14Aをピストン本
体に取付ける際に、その自由端36Aがピストン本体1
2Aの孔74Aまで伸びるような長さである。
【0058】ピストンキャップ14Aは、ピストン本体
12Aのキャップ当接面46Aと当接するための凸状の
球状表面54Aを有する。当接する球状表面46A及び
54Aはステム34Aのアライメントを補助して、組立
プロセスの際に、ステムは孔74Aと整合する。
【0059】第1の実施例と同様に、キャップ14Aは
第2端部82Aに形成されたスリッパー係合表面62A
を有する。クリンプ、圧延、スエージ、又は他の常法に
よって、スリッパー18をピストンキャップ14Aに枢
着して、ピストン・スリッパーアッセンブリ10Aを完
成する。
【0060】この場合も、ピストン本体12A及びピス
トンキャップ14Aは金属製であり、その形状は、鋳造
よって、さらに好ましくは、金属押出鋳込技術によって
形成されるに適したものである。
【0061】第2の実施例のピストンアッセンブリ16
Aを組立るには、まずピストン本体12Aを、キャビテ
ィ32Aの入口を上に向けて置く。ついで、ピストンキ
ャップ14Aのステム34Aを、キャビティ32Aに挿
入する。ピストンキャップ14Aのヘッド部分78Aの
球状表面54Aは、ステム34Aが中心に来るように補
助し、ピストン本体12Aの第2端部で、孔74Aにス
テムを案内する。
【0062】ピストンキャップ14Aの係合面54Aを
本体12Aのキャップ当接面46Aの上に乗せた後、こ
れらの接合部を、ろう付け又は溶接して密封接合し、ピ
ストン本体12Aにピストンキャップ14Aをしっかり
と取付る。
【0063】また、ステム34Aを、ピストン本体の底
部壁の孔74Aに、ろう付け又は溶接する。ろう付け又
は溶接材料を、符号84Aで示す。
【0064】このようにして、流体通路がピストン本体
の外側壁から遠くにあり、キャビティから流体的に絶縁
されている安価なピストンアッセンブリが得られる。上
記記載により、本発明は、上記の目的を少なくとも満足
するものであることが明らかである。
【0065】図面及び明細書において、本発明に係る好
適な実施例を示した。また、特殊な用語を使用している
が、これらは、一般的かつ説明的な意味でのみ使用した
ものであり、限定を目的として使用したものではない。
【0066】均等物による置換、並びに各部材の形状及
び比率における変更は、必要に応じて、特許請求の範囲
において限定される本発明の精神又は範囲を逸脱するこ
となく可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例例におけるピストン本体の
斜視図である。
【図2】図1のピストン本体の正面図である。
【図3】図2に示すピストン本体の左端面図である。
【図4】図2に示すピストン本体の右端面図である。
【図5】ピストン本体を図2における線5−5に沿って
切断して示す本発明の完成ピストン及びスリッパーアッ
センブリの断面図である。
【図6】図5に示すピストンキャップの斜視図である。
【図7】図6のピストンキャップの正面図である。
【図8】図7のピストンキャップの右端面図である。
【図9】図7における線9−9に沿って切断したピスト
ンキャップの断面図である。
【図10】本発明のピストン・スリッパーアッセンブリ
の第2の実施例の正面図である。
【図11】図10のピストン本体の正面図である。
【図12】図11のピストン本体の左端面図である。
【図13】図11のピストン本体の右端面図である。
【図14】図10のピストンアッセンブリの分解斜視で
ある。
【図15】図10における線15−15に沿って切断し
たピストン・スリッパーアッセンブリの中央長手方向断
面図である。
【符号の説明】
10、10A ピストン・スリッパーアッセン
ブリ 12、12A ピストン本体 14、14A ピストンキャップ 16、16A ピストンアッセンブリ 18 スリッパー 20、20A 外側壁 21 底部壁 22、22A 第1端部 24、24A 第2端部 26、29、26A 外表面 28、31、28A 内表面 30、30A 開口 32、32A キャビティ 34、34A ステム 36、36A 自由端 38 ウエブ 40 流体通路 42 環状溝 44 縮径部 46、46A キャップ当接面 48 第1端部 50 第2端部 52 小径部 54 係合面 54A 球状表面 56 嵌孔 58 皿穴 60、60A 流体通路 62、62A スリッパー係合表面 64,64A 拡径部 66 切欠 70 流体通路 72 摺動表面 74A 孔 76A 皿穴 78A 拡張ヘッド部分 80A 第1端部 82A 第2端部 84A ろう付け又は溶接材料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート ジェイ ストペック アメリカ合衆国 アイオワ州 50010 エ イムズ イーストサーティーンスストリー ト 2800 Fターム(参考) 3J044 AA09 AA14 AA18 BA03 CA01 CA04 CA13 CA16 CA18 CA20 CA35 DA10 EA10

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正反対の位置にある第1端部及び第2端
    部、連続する外側壁及び底部壁を含み、前記底部壁及び
    外側壁は、第1端部に形成された入口を有する内部キャ
    ビティを限定し、底部壁及び外側壁は、それぞれ内表面
    及び外表面を有する中空のピストン本体、及び前記ピス
    トン本体とは別体をなし、第1端部及び第2端部を有す
    るピストンキャップとからなり、前記ピストン本体は、
    前記外側壁の内表面及び底部壁の内表面によって部分的
    に限定される内部キャビティを有し、前記ピストン本体
    は、ワンピース形単一構造であり、かつ前記底部壁に取
    付られる第1端部及びキャビティの入口に向って底部壁
    から突出する第2端部を有する一体的に形成された長い
    中空のステムを含み、前記ステムは、前記ピストン本体
    の外側壁の外表面と平行に伸び、前記ピストンキャップ
    の第1端部は、前記ピストン本体の外側壁及びステムの
    第2端部の両方に密封接合されて、流体が入口及びステ
    ムを通ってキャビティを充満するのを防止するようにし
    たことを特徴とする、ピストンアッセンブリ。
  2. 【請求項2】 ピストンキャップの第2端部が、スリッ
    パー係合表面を有する、請求項1記載のピストンアッセ
    ンブリ。
  3. 【請求項3】 スリッパー係合表面においてピストンキ
    ャップに枢着されたスリッパーを有し、これにより、ス
    リッパー・ピストンアッセンブリを構成している、請求
    項2記載のピストンアッセンブリ。
  4. 【請求項4】 スリッパーが、該スリッパーを貫通する
    流体通路を有し、かつ該スリッパーを通る流体通路が、
    ピストンキャップを通る流体通路とおおむね整合してい
    る、請求項3記載のピストンアッセンブリ。
  5. 【請求項5】 ステムの一部と並んでステムから単一方
    向で放射状に外側に向って伸びている堅固なウエブによ
    って、ステムを外側壁の内表面に結合させてある、請求
    項1記載のピストンアッセンブリ。
  6. 【請求項6】 ステムの第2端部が、ピストンキャップ
    に向ってウエブよりも突出している、請求項5記載のピ
    ストンアッセンブリ。
  7. 【請求項7】 中空ステムが、ステム及びピストン本体
    の底部壁を通して完全に長手方向に貫通する流体通路を
    有する、請求項1記載のピストンアッセンブリ。
  8. 【請求項8】 ピストン本体が円筒形であり、かつその
    内表面及び外表面が、相互に同心的である、請求項1記
    載のピストンアッセンブリ。
  9. 【請求項9】 ステムが円筒形であり、キャビティ内の
    中心位置に配置されている、請求項1記載のピストンア
    ッセンブリ。
  10. 【請求項10】 ピストンキャップの第1端部が、ピス
    トン本体のキャビティ内に伸びている、請求項1記載の
    ピストンアッセンブリ。
  11. 【請求項11】 ピストンキャップの第1端部が、真っ
    すぐに内方に、かつ下方に向ってテーパ付けされた円錐
    形の外表面を含み、かつピストン本体の第1端部が、キ
    ャップの円錐形の外表面と補完的に係合するために、真
    っすぐに内方に、かつ下方に向ってテーパ付けされた円
    錐形の窪んだ表面を含む、請求項1記載のピストンアッ
    センブリ。
  12. 【請求項12】 ピストンキャップの第1端部の中心
    に、ステムの第2端部を受入るための窪みを設けてな
    る、請求項1記載のピストンアッセンブリ。
  13. 【請求項13】 ピストンキャップにおける窪みが、ス
    テムの第2端部を受入るための孔、及びこの孔の周囲に
    設けたステムをこの孔に案内するための皿穴を含む、請
    求項12記載のピストンアッセンブリ。
  14. 【請求項14】 ピストンキャップが、ピストンキャッ
    プの第1端部からピストンキャップの第2端部まで該ピ
    ストンキャップを通して長手方向に貫通する流体通路を
    有し、かつピストンキャップを通る該流体通路は、この
    キャップをピストン本体に接合した際、ステムを通る流
    体通路と整合するようにした、請求項1記載のピストン
    アッセンブリ。
  15. 【請求項15】 ピストン本体及びステムが、金属押出
    成形によって、単一部材として一体成形されている、請
    求項1記載のピストンアッセンブリ。
  16. 【請求項16】 ピストンキャップ、ピストン本体及び
    ステムが、金属製である、請求項1記載のピストンアッ
    センブリ。
  17. 【請求項17】 ピストン本体及びキャップを、ろう付
    けによって密封接合することにより、内部キャビティを
    密封してある、請求項1記載のピストンアッセンブリ。
  18. 【請求項18】 ピストン本体及びキャップを、溶接に
    よって密封接合することにより、内部キャビティを密封
    してある、請求項1記載のピストンアッセンブリ。
  19. 【請求項19】 連続の外側壁及び底部壁を含み、該底
    部壁及び外側壁は、底部壁とは反対の側に形成された入
    口を有する内部キャビティを限定し、前記底部壁は、前
    記キャビティ内に伸びる孔を有し、この孔は、前記外側
    壁から離間し、かつ外側壁と平行している中空のピスト
    ン本体と、ワンピース形単一構造であり、かつ前記ピス
    トン本体とは別個に形成されており、前記キャビティへ
    の入口を覆うために採用された拡張されたヘッド部分、
    及び該ヘッド部分に取付られる第1端部、及び前記キャ
    ビティに挿入可能な第2端部を有する延長ステムを含む
    ピストンキャップとからなり、 前記ステムの第2端部は、前記底部壁の孔と軸方向で摺
    動可能に当接するようになっており、前記ステムは、ピ
    ストンキャップのヘッド部分がキャビティの入口でピス
    トン本体と接触する際、前記第2端部がキャビティを通
    り、底部壁の孔内に伸びる長さを有しており、 前記ピストンキャップのヘッド部分は、キャビティへの
    入口でピストン本体に密封接合され、前記ステムは、前
    記孔を包囲する底部壁に密封接合され、 前記ピストンキャップは、前記ステム及び前記ヘッド部
    分を通して長手方向に伸びる流体通路を有し、 これにより、前記ピストンキャップ及びピストン本体を
    密封接合した際、内部キャビティが包囲され、かつ前記
    ステムの流体通路が、キャビティから流体的に隔離され
    るようにしたことを特徴とする、ピストンアッセンブ
    リ。
  20. 【請求項20】 ピストンキャップのヘッド部分が、ス
    テムとは反対の側に形成されたスリッパー係合表面を有
    する、請求項19記載のピストンキャップ。
  21. 【請求項21】 スリッパー係合表面が、ピストンキャ
    ップに形成されたボールソケット形の窪みによって限定
    されている、請求項20記載のピストンアッセンブリ。
  22. 【請求項22】 スリッパー−ピストンアッセンブリを
    構成するためのスリッパーを、ピストンキャップにおけ
    るスリパー係合表面に枢着してなる、請求項20記載の
    ピストンアッセンブリ。
  23. 【請求項23】 スリッパーが、長手方向に貫通する流
    体通路を有し、かつスリッパーを通るこの流体通路が、
    ピストンキャップを通る流体通路と整合している、請求
    項22記載のピストンアッセンブリ。
  24. 【請求項24】 ピストン本体がおおむね円筒形であ
    り、かつその外側壁が、同心をなす内方及び外方の円筒
    形表面によって限定されている、請求項19記載のピス
    トンアッセンブリ。
  25. 【請求項25】 ステムが、ヘッド部分及びピストン本
    体の外側壁と同心的である、請求項23記載のピストン
    アッセンブリ。
  26. 【請求項26】 ヘッド部分が、ステムの付近に凸状の
    球状外表面を有し、ピストン本体が、キャップの凸状の
    球状外表面と当接するように、キャビティへの入口の外
    に向う付近に凹状の球状表面を有する、請求項19記載
    のピストンアッセンブリ。
  27. 【請求項27】 ピストンキャップ、ピストン本体及び
    ステムが、金属製である、請求項19記載のピストンア
    ッセンブリ。
  28. 【請求項28】 ピストン本体及びキャップを、ろう付
    けによって密封接合することにより、内部キャビティを
    密封してある、請求項19記載のピストンアッセンブ
    リ。
  29. 【請求項29】 ピストン本体及びキャップを、溶接に
    よって密封接合することにより、内部キャビティを密封
    してある、請求項19記載のピストンアッセンブリ。
  30. 【請求項30】 ピストン本体及びステムを、金属押出
    成形によって、単一部材として一体成形してなる、請求
    項19記載のピストンアッセンブリ。
  31. 【請求項31】 ピストンキャップ及びステムを貫通す
    る流体通路が同心的である、請求項19記載のピストン
    アッセンブリ。
  32. 【請求項32】 ステムから放射状に外側に向って伸び
    てい少なくとも1つの堅固なウエブによって、ステムを
    内側壁に結合してある、請求項1記載のピストンアッセ
    ンブリ。
  33. 【請求項33】 ステムから放射状に外側に向って伸び
    る堅固なウエブによって、ステムを外側壁の内表面に結
    合してある、請求項1記載のピストンアッセンブリ。
JP2001215015A 2000-07-20 2001-07-16 油圧ユニット用閉鎖キャビティピストン Pending JP2002061743A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/620097 2000-07-20
US09/620,097 US6314864B1 (en) 2000-07-20 2000-07-20 Closed cavity piston for hydrostatic units

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002061743A true JP2002061743A (ja) 2002-02-28
JP2002061743A5 JP2002061743A5 (ja) 2008-06-05

Family

ID=24484559

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001215015A Pending JP2002061743A (ja) 2000-07-20 2001-07-16 油圧ユニット用閉鎖キャビティピストン

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6314864B1 (ja)
JP (1) JP2002061743A (ja)
CN (1) CN1202361C (ja)
DE (1) DE10135489B4 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014185639A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Liebherr Machines Bulle Sa アキシァルピストン機械用のピストン

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6994014B2 (en) * 2004-06-29 2006-02-07 Sauer-Danfoss Inc. Closed cavity piston for hydrostatic power units and method of manufacturing the same
DE102010032236A1 (de) * 2010-07-26 2012-01-26 Robert Bosch Gmbh Verfahren zur Herstellung eines Hohlkolbens und entsprechender Hohlkolben
CN104797818B (zh) * 2012-11-01 2017-03-29 派克汉尼芬公司 无卷边活塞‑滑靴组件
WO2014187512A1 (de) * 2013-05-22 2014-11-27 Hydac Drive Center Gmbh Axialkolbenpumpe in schrägscheibenbauart
DE102013210414A1 (de) 2013-06-05 2014-12-11 Robert Bosch Gmbh Hohlkolben für eine hydrostatische Kolbenmaschine
DE102013211893A1 (de) 2013-06-24 2014-12-24 Robert Bosch Gmbh Hohlkolben für eine Schrägscheibenmaschine und Schrägscheibenmaschine
CN103615385B (zh) * 2013-11-27 2017-06-06 北京工业大学 一种可拆卸式水压斜盘泵柱塞滑靴组件
AU2014412853B2 (en) * 2014-12-03 2018-08-23 New York Air Brake, LLC Improved brake piston assembly
JP7228994B2 (ja) * 2018-11-15 2023-02-27 株式会社小松製作所 ピストン及び油圧ポンプ・モータ
CN110360095B (zh) * 2019-08-20 2021-03-02 四川航天烽火伺服控制技术有限公司 柱塞组件及具有该组件的柱塞泵
US11002216B1 (en) 2020-02-28 2021-05-11 Caterpillar Inc. Cylinder liner and cylinder liner-piston assembly for abnormal combustion protection in an engine

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5050702A (ja) * 1973-08-30 1975-05-07
JPS5097902A (ja) * 1973-12-28 1975-08-04
JPS5368405A (en) * 1976-11-26 1978-06-17 Linde Ag Piston for hydraulic piston apparatus
JPS646375A (en) * 1987-06-29 1989-01-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd Grid body for lead storage battery
US5076148A (en) * 1989-06-13 1991-12-31 Hydromatik Gmbh Piston for axial piston machines
JPH0599134A (ja) * 1991-10-08 1993-04-20 Daikin Ind Ltd ピストン
US5553378A (en) * 1994-09-01 1996-09-10 Sundstrand Corporation Method of manufacturing a piston

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3187644A (en) 1963-08-19 1965-06-08 Sundstrand Corp Hydraulic pump or motor device pistons
US3319575A (en) 1965-06-14 1967-05-16 Sundstrand Corp Piston
US3707113A (en) 1971-02-16 1972-12-26 Caterpillar Tractor Co Piston for hydraulic translating unit
US3741077A (en) 1972-04-24 1973-06-26 Eaton Corp Piston assembly
US3999468A (en) 1972-12-21 1976-12-28 Caterpillar Tractor Co. Piston for hydraulic translating unit
US3915074A (en) 1973-06-20 1975-10-28 Caterpillar Tractor Co Cast piston for hydraulic translating unit
US3896707A (en) 1973-08-24 1975-07-29 Caterpillar Tractor Co Filled piston retaining means with erosion protection
US3882762A (en) 1973-11-23 1975-05-13 Caterpillar Tractor Co Cast piston with hollow core and head cover
DE2364725C2 (de) * 1973-12-27 1985-12-12 Sundstrand Corp., 61101 Rockford, Ill. Verfahren zur Herstellung eines Kolbens
US3986439A (en) 1974-11-25 1976-10-19 Deere & Company Piston and slipper arrangement for hydraulic pump or motor
US3984904A (en) 1974-11-27 1976-10-12 Caterpillar Tractor Co. Internal retaining tabs for a filled piston
DE2647138A1 (de) * 1976-10-19 1978-04-20 Linde Ag Kolben mit gleitschuh fuer eine hydrostatische kolbenmaschine
DE2653868A1 (de) 1976-11-26 1978-06-01 Linde Ag Hohlkolben fuer eine hydrostatische kolbenmaschine und verfahren zu dessen herstellung
US4494448A (en) 1982-02-23 1985-01-22 Vsesojuzny Nauchno-Issledovatelsky I Proektno-Konstruktorsky Institut Promyshelennykh Gidroprivodov I Girodoavtomatiki Composite piston of positive displacement hydraulic machine and method for manufacturing same
WO1983003650A1 (en) 1982-04-05 1983-10-27 Adomis, Jr., Peter, P. Filled piston with central oil tube
JPH01162850A (ja) * 1987-12-21 1989-06-27 Amamitsu Tsuzuki 水引様帯の長尺芯材及び水引様帯とその製法
DE3804424C1 (en) 1988-02-12 1989-08-24 Hydromatik Gmbh, 7915 Elchingen, De Piston for axial-piston machines
DE3912213C1 (ja) 1989-04-13 1990-10-04 Hydromatik Gmbh, 7915 Elchingen, De
DE4108786C2 (de) 1991-03-18 1995-01-05 Hydromatik Gmbh Leichtkolben für hydrostatische Axial- und Radialkolbenmaschinen
US5265331A (en) 1992-01-16 1993-11-30 Caterpillar Inc. Method of manufacturing a piston for an axial piston fluid translating device
US5490446A (en) 1994-03-22 1996-02-13 Caterpillar Inc. Apparatus and method for a piston assembly
WO1996001948A1 (en) * 1994-07-08 1996-01-25 Danfoss A/S A piston with a slide shoe for a hydraulic piston engine
DE19934216A1 (de) * 1999-07-21 2001-02-01 Brueninghaus Hydromatik Gmbh Hohlkolben für eine Kolbenmaschine und Verfahren zum Herstellen eines Hohlkolbens

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5050702A (ja) * 1973-08-30 1975-05-07
JPS5097902A (ja) * 1973-12-28 1975-08-04
JPS5368405A (en) * 1976-11-26 1978-06-17 Linde Ag Piston for hydraulic piston apparatus
JPS646375A (en) * 1987-06-29 1989-01-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd Grid body for lead storage battery
US5076148A (en) * 1989-06-13 1991-12-31 Hydromatik Gmbh Piston for axial piston machines
JPH0599134A (ja) * 1991-10-08 1993-04-20 Daikin Ind Ltd ピストン
US5553378A (en) * 1994-09-01 1996-09-10 Sundstrand Corporation Method of manufacturing a piston

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014185639A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Liebherr Machines Bulle Sa アキシァルピストン機械用のピストン

Also Published As

Publication number Publication date
US6314864B1 (en) 2001-11-13
CN1334410A (zh) 2002-02-06
CN1202361C (zh) 2005-05-18
DE10135489A1 (de) 2002-07-11
DE10135489B4 (de) 2007-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002061743A (ja) 油圧ユニット用閉鎖キャビティピストン
US6491206B2 (en) Method of making closed cavity pistons
EP2516832B1 (en) Reinforced dual gallery piston and method of construction
US5642654A (en) Piston and method of manufacturing the same
US6662709B1 (en) Hollow piston for a piston engine and method for producing a hollow piston
JP4280251B2 (ja) 静水圧パワーユニット用の閉鎖キャビティピストン、および閉鎖キャビティピストンを製造する方法
JPH05269628A (ja) アキシアルピストン流体移送装置のピストンおよびその製造方法
US6318241B1 (en) Piston for a hydrostatic cylinder block
US20140251126A1 (en) Fluid pressure cylinder and manufacturing method therefor
KR19980081586A (ko) 프레임 구조물
KR920000238B1 (ko) 크랭크샤프트 제조 방법 및 제품
JP2001330149A (ja) 閉鎖キャビティ油圧ピストンおよびその製造方法
US6250206B1 (en) Hydraulic piston filling
US6808210B1 (en) Drill pipe with upset ends having constant wall thickness and method for making same
US6237467B1 (en) Hydrostatic machine piston
JP2001173573A (ja) 充填された油圧ピストン及びその製造方法
JP3980336B2 (ja) 閉キャビティピストンを製造する方法
JP3827188B2 (ja) 流体圧シリンダにおける流路成形方法
JPH07247796A (ja) ずい道用セグメントの継手金具
JPH01503322A (ja) 圧力媒体によって作動されるシリンダ、ピストン組合わせ
US7533646B2 (en) Balancing shaft for an internal combustion engine and a method for the production thereof
CN110307414A (zh) 具有至少部分地生成式制造的液压部件的液压部件系统
RU2494906C2 (ru) Корпус рулевой рейки с поперечными сужениями
ITTO960005A1 (it) Attuatore idraulico, in particolare per il ribaltamento di una cabina di guida di un veicolo industriale.
US6732633B1 (en) Reduced dead volume hollow piston

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080407

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080407

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110125

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110719