JPH01503322A - 圧力媒体によって作動されるシリンダ、ピストン組合わせ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 圧力媒体によって作動されるシリンダ、ピストン組合わせ 本発明は、圧力媒体によって作動されるシリンダ、ピストン組合わせに関する。

該組合わせは、拡張するシリンダ空間と、該シリンダ空間の軸方向で反対方向に 移動する様に配置される２部分のピストン組立体とを有している。

この絶叫において従来使用された解決方法では、ピストン組立体のピストンは、 シリンダの反対側の端部から突出すピストンロッドと、シリンダ空間の長さのほ ぼ半分に等しい各ロッドの長さとを有し相互に対向してシリンダ空間の内部に設 置される。従って、該組合わせの最大長さは、シリンダ空間の長さのほぼ２倍で ある。多くの場合では、これは、特に利用可能な空間がシリンダ空間の最大長さ およびその他の寸法に制限を課するとき、長さの所要の変化の観点で不充分であ る。該状態は、特に、作用の際に充分な長さに伸張可能であってしかも休止の際 に充分にコンパクトな形状に収縮可能でなければならない入れ予成ブーム構造に おいて広がっている。

本発明の目的は、シリンダ空間の長さのほぼ３倍の長さに伸張可能なシリンダ、 ピストン組合わせを提案することである。組合わせの外側寸法は、通常の複式ピ ストンシリンダの対応する寸法に殆相違しない。該組合わせは、簡単な構造を有 し、その制御作用は、通常の制御技法を使用して実施するのに容易である。

本発明の主な特徴は、請求の範囲第１項に記載される通りである。特定の好適実 施例は、従属する請求の範囲に記載される。

次に、本発明は、添付図面を参照して説明される。第１図から第３図までは、可 能な一実施例の異なる段階における縦断面図である。

図面の簡単な説明 第１図は、シリンダの内部にピストンロッドを有するシリンダ、ピストンの組合 わせを示し、該組合わせは、その最小長さに収縮される。シリンダ空間１は、好 ましくは円形断面形状のジャケットチューブ１ａによって構成される。ピストン 組立体の第１部分３は、それに属する外側ピストン４を介してジャケットチュー ブの内側面２に接触する。外側ピストン４は、該ピストンと内側面２との間にシ ール５を備えている。組合わせが開放するとき、第１図の第１部分３のピストン ロッド６は、右へ移動して、シリンダ空間１の右端フランジ１ｂに属するシール ７に向って押圧される。ピストンロッド６は、管状構造のものであり、その内径 は、ピストン組立体の第２部分８に属する内側ピストン９の直径に相当する。組 合わせの閉鎖位置では、第２部分８は、第１部分３のほぼ内側にある。内側ピス トン９の外側面は、何本かの軸方向溝１０を備えている。組合わせが開放すると き、第１図の第２部分８のピストンロッド１３は、左へ移動して、シリンダ空間 １の左端フランジ１Ｃに属するシール１２に向って押圧される。ピストンロッド １３は、この例の様に管状であるか、または中実ロッドのいずれでもよい。

また、該組合わせは、シリンダ空間１の内側面２とピストンとの間にシール１５ を有する補助ピストン１４を備えている。補助ピストン１４は、第２部分８のピ ストンロッド１３が補助ピストン１４に対して移動するのを可能にする様に中心 開口部１６を有している。更に、補助ピストンは、その寸法が内側ピストン９の ものにほぼ相当する切除部７と、好ましくは端面２０．２１に配置される１つま たはそれ以上の突起１８．１９または同等なものとを有している。また、補助ピ ストン１４は、それ自体とピストンロッド１３との間の間隙を密封するためのシ ール２３を備えている。肩２４は、外側ピストン４とピストンロッド６との間の 結合個所にある。

シリンダ空間１のジャケットチューブ１ａは、３つの結合部２５，２６．２７を 有し、圧力媒体は、組合わせの作用を統御するために該結合部を経てシリンダ空 間１に流入する。

圧力は、組合わせが第１図に示す様に閉鎖位置にあるとき、第１結合部２５を経 て補助ピストンの左端面２０に加えられ、即ち、媒体は、突起１８によって端部 フランジ１Ｃと補助ピストン１４との間に形成される空間２９に流入する。圧力 は、外側ピストン４の内側面と、補助ピストン１４の端面２１と、第２部分８の 外側面とによって限られるシリンダ空間の部分３０へ第２結合部２６を経て加え られる。圧力は、第１部分３の外側面によって限られるシリンダ空間部分３１へ 第３結合部２７を経て加えられる。また、ピストンロッド６の端部２８と内側ピ ストン９との間の空間３２は、圧力媒体の私達の役をつとめる。圧力媒体に対す る結合部は、組合わせの作用のサイクル中、各々が順次活性になる様に配置され る。

図面を参照すると、該組合わせは、次の通り作用する。

圧力媒体が第１結合部２５がら空間２９に流入するのを許容されるとき、組合わ せは、内側ピストンがシリンダ空間の右端においてピストンロッド６の内部にあ って、外側ピストン４が補助をピストンと共に、相互から肩２２によって定めら れる距離においてシリンダ空間の左端にある第１図に示される閉鎖位置から第２ 図に示される位置へ移動する。補助ピストン１４は、シリンダ空間の左端へ第１ 部分３を押圧し、従って、ピストンロッド６は、肩２４が端部フランジ１ｂに向 って押圧されて、空間３１が最小になるまで、シリンダ空間１の外方へ移動する 。この運動の際、結合部２７と、恐らくは結合部２６も、圧力媒体が空間３１か ら外方へ流れるのを可能にする様に開放される。また、空間３０は、この運動の 際に低減され、その中の圧力媒体は、孔１０を経て空間３２に流入する。該運動 の終りの際、内側ピストン９は、第２図に示す桜に補助ピストン１４の切除部１ ７内にあり、従って、空間３０．３２は、融合し、結合部２６は、補助ピストン 端面２１の右にあり、従って、空間３０゜３２に連通し得る。第４図は、組合わ せの断面（ｒＶ−ＩＶ）を示し、内側ピストン９が弁２２を経て空間２９への圧 力媒体の流入を防止する様に、弁２２と空間３０，３２との間の結合を閉じる際 の状態を図示する。更に、結合部２７は、空間３１に連通する。

圧力媒体が結合部２６を経て空間３０．３２に流入するのを許容されるとき、内 側ピストン９と、補助ピストン１４との組合わせは、該２つのピストンに共に形 成される端面２１．３４に圧力が作用する際に第３図に示される位置へ左に移動 し、同時に、ピストンロッド１３は、その最外方位置へ左に移動する。この運動 の際、結合部２５は、減少する空間２９内の圧力媒体が流出するのを可能にする 様に開放されねばならない。このとき組合わせは、シリンダ空間の長さのほぼ３ 倍の最大長さに延びる。補助ピストン１４の扶助により、ピストンロッド６゜１ ３は、シリンダ空間から連続的に押出される。

組合わせが第１図に示される位置に再度もたらされるべきとき、圧力媒体は、結 合部２７が開放されたままの際、最初に結合部２５がら空間２９に流入するのを 許容される。この結果、組合わせは、第２図に示される位置に移動する。次に、 圧力媒体は、結合部２５が開放されたままで結合部２６が閉鎖される際、結合部 ２７を経て空間３１に流入され、第１図に示される状態を生じる。

次に、所定の位置に残される内側ピストン９により、別個の空間３０．３２が回 復される。ピストンロッド１３の容量にほぼ相当し減少する空間３２から成長す る空間３０に流入する圧力媒体の部分は、弁２２を経て空間２９内に送られ、更 に結合部２５を経てシリンダ空間から流出する。この代りに、この作用は、補助 ピストンが左の最端位置（第１図）にあるときに、端面２１の右に配置される付 加的な結合部３５をシリンダジャケット１ａに設けることによって実施されても よい。従って、補助ピストン１４と第１部分３との門に貯蔵され右から左への運 動の際にこれ等の間の距離を増大しその体積がピストンロッド３の容量に相当す る圧力媒体の部分は、補助ピストン１４が左最端位置に達して付加的な結合部３ ５が空間３０に連通するのを許容するとき、付加的な結合部３５を経て排出され る。また、該システムは、ピストンロッド６がその内側位置にもたらされるとき にピストンロッド１３がその内側位置に固定されるのを可能にする様に、圧力媒 体によって作動される圧力シリンダ３６を有している。

明らかに、本発明は、上述のものの外に、他の態様に実施可能である。補助ピス トン１４の切除部１７が成る実施例において不必要であることは、あり得る。最 小の圧力′ｔ１！間を達成するために使用される肩装置は、異なる態様に実施さ れてもよい。圧力媒体は、好ましくは圧油である。明らかに、実施例で述べられ たものに比較して逆の順序に組合わせの閉鎖を実施することは、可能である。述 べられた順序は、入れ子式伸張原理を使用する用途に特に好適である。結合部の 作用の制御は、例えば該結合部に結合される管路に６けるＮ磁弁を使用して実施 されてもよい。

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. １．広がるシリンダ空間（１）と，該シリンダ空間（１）の軸方向において反対 方向へ可動な２部分のピストン組立体（３，８）とを備え，該ピストン組立体の 第１部分（３）のピストンロツド（６）が、管状構造を有し，該第１部分（３） が、ピストン（４）と前記シリンダ空間（１）の内側面（２）との間にシールを 存し，該シリンダ空間（１）が、結合部（２７）を有し，圧力媒体が、該シリン ダ空間（１）と、前記第１部分（３）とによつて制限される空間（３１）内に該 結合部を経て流入可能であり，前記第２部分（８）が、該第１部分（３）の内部 に嵌入するのを可能にする寸法に構成され、該第１部分（３）に対して可動な様 に配置され，圧力媒体によつて作動されるシリンダ、ピストン組合わせにおいて ，前記組合わせが、前記第２部分のピストンロツド（１３）のまわりに装着され 前記シリンダ空間（１）の内側面（２）に対して密封される補助ピストン（１４ ）を備え，該シリンダ空間が、該シリンダ空間（１）と、前記第１部分（３）か ら離れる様に面する補助ピストン端面（２０）とによつて制限される空間（２９ ）への前記圧力媒体の流通を可能にする結合部（２５）を有し，該シリンダ空間 （１）が、前記補助ピストン（１４）への前記第２部分（８）のピストン（９） の係合の際に前記第１部分（３）に向つて面する補助ピストン端面（２１）への 該圧力媒体の流通を可能にする他の結合部（２６）を有することを特徴とする組 合わせ。
2. ２．請求の範囲第１項に記載の組合わせにおいて，前記第１部分（３）が、肩（ ２４）を有することを特徴とする組合わせ。
3. ３．請求の範囲第１項に記載の組合わせにおいて、前記第１部分（３）のピスト ンロツド（６）が、中実端部（２８）を有し，従つて、前記圧力媒体の空間（３ ２）が、該ピストンロツド（６）の内側と前記第２部分（８）のピストン（９） との間に形成されることを特徴とする組合わせ。
4. ４．請求の範囲第１項、第３項に記載の組合わせにおいて，前記ピストン（９） が、軸方向にそれを貫通する少なくとも１つの孔および／またはその外側シエル に少なくとも１つの溝（１０）を有することを特徴とする組合わせ。
5. ５．請求の範囲第１項に記載の組合わせにおいて、前記補助ピストンが、前記ピ ストン（９）に対する切除部を有することを特徴とする組合わせ。
6. ６．請求の範囲第１項に記載の組合わせにおいて、前記補助ピストン（１４）が 、好ましくはその端面（２０，２１）から突出す距離片（１８，１９）を有する ことを特徴とする組合わせ。
7. ７．請求の範囲第１項に記載の組合わせにおいて、前記シリンダ空間（１）が、 前記補助ピストン（１４）に対して前記空間（２９）の反対側に配置される付加 的な結合部（３５）を有することを特徴とする組合わせ。