JPH0726550A - 薬液注入装置 - Google Patents

薬液注入装置

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Publication number
JPH0726550A
JPH0726550A JP19312693A JP19312693A JPH0726550A JP H0726550 A JPH0726550 A JP H0726550A JP 19312693 A JP19312693 A JP 19312693A JP 19312693 A JP19312693 A JP 19312693A JP H0726550 A JPH0726550 A JP H0726550A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
tube
packer rubber
packer
injection
Prior art date
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Pending
Application number
JP19312693A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Kokubu
国分茂夫
Sumio Nakano
中野澄男
Masatoshi Okabe
岡部昌寿
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Corp
Seiwa Kiko KK
Original Assignee
Taisei Corp
Seiwa Kiko KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taisei Corp, Seiwa Kiko KK filed Critical Taisei Corp
Priority to JP19312693A priority Critical patent/JPH0726550A/ja
Publication of JPH0726550A publication Critical patent/JPH0726550A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】パッカーラバーの伸縮が容易に行える薬液注入
装置を提供することにある。 【構成】内管と外管から成る2重管の注入管を備え、注
入管を通して地盤中に薬液を注入する薬液注入装置にお
いて、内管の口元部と外管の口元部の各々をセンターホ
ール型ジャッキのシリンダとロッドのいずれかに取り付
け、内管に固定された部材と外管に固定された部材との
間にパッカーラバーを接続し、ジャッキで外管を押して
内管を引っ張ることにより、パッカーラバーを両端から
圧縮して、外方に突出させ、ジャッキで外管を引っ張っ
て内管を押し出すことにより、パッカーラバーを両端か
ら引っ張る薬液注入装置にある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地盤の中に薬液を注入
する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、掘削孔において、二重管になった
注入パイプの内管を油圧ジャッキで引っ張り、外管を押
し、二重管に挟まれたパッカーラバーを圧縮し変形させ
て掘削孔をシールする。注入が完了すると、油圧ジャッ
キを緩めパッカーラバーの復元力で変形が元に戻るよう
にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】しかし、従来の方法
では、次のような問題点がある。 <イ>注入時間が長くなると、注入材がパッカーラバー
に付着したり、注入材が固結してパッカーラバーが元の
形に戻らないことが多かった。 <ロ>パッカーラバーが元の形に戻らないと、注入管の
引き抜きができなくなり、注入を中止せざるを得なかっ
た。
【0004】
【本発明の目的】本発明は、パッカーラバーの伸縮が容
易に行える薬液注入装置を提供することにある。
【0005】
【問題点を解決するための手段】本発明は、内管と外管
の2重管の注入管を備え、該注入管を通して地盤中に薬
液を注入する薬液注入装置において、該内管の口元部と
該外管の口元部の各々をセンターホール型ジャッキのシ
リンダとロッドのいずれかに取り付け、該内管に固定さ
れた部材と該外管に固定された部材との間にパッカーラ
バーを接続し、該ジャッキで該外管を押して該内管を引
っ張ることにより、該パッカーラバーを両端から圧縮し
て、該注入管の外方に突出させ、該ジャッキで該外管を
引っ張って該内管を押し出すことにより、該パッカーラ
バーを両端から引っ張ることを特徴とする薬液注入装
置、また、該注入管の外周にパッカーラバーを配置し、
該注入管の先端部に薬液吐出口を形成したことを特徴と
する薬液注入装置、また、該注入管の外周の2か所に第
1と第2パッカーラバーを配置し、第1と第2パッカー
ラバーの間の該注入管に薬液吐出口を配置したことを特
徴とする薬液注入装置にある。
【0006】
【実施例1】以下、図面を用いて本発明のシングルパッ
カーの実施例を説明する。 <イ>注入管とセンターホール型ジャッキの接続 注入管の内管1の口元部は、図1に示されているよう
に、内管口元接続パイプ11を介して、センターホール
型油圧ジャッキ3のロッド31と、接続金具32により
接続されている。注入管の外管2の口元部は、外管口元
接続パイプ21を介して、センターホール型油圧ジャッ
キ3のシリンダ33と、接続金具34により接続されて
いる。2種の薬液を使用する場合、A液は内管注入口1
2を通して内管1に注入される。また、B液は外管注入
口22を通して内管1と外管2の間に注入される。セン
ターホール型油圧ジャッキ3の第1油圧注入口35に油
圧を与えることにより、第1油圧室37に圧力を掛け、
ロッド31をシリンダ33の内部に入り込む。これによ
り、内管1を外管2に対し先端方向に押し出す。また、
センターホール型油圧ジャッキ3の第2油圧注入口36
に油圧を与えることにより、第2油圧室38に圧力を掛
け、ロッド31をシリンダ33の外部に押し出す。これ
により、内管1を外管2に対し口元側に引っ張ることが
できる。
【0007】<ロ>内管とパッカーラバーの接続 内管1は、図2に示されている様に薬液の逆流を防止す
る第1スチールボール41と第1スプリング42、及び
2種の薬液が混合する混合室43を有する。混合室43
では、内管1の内部を通って来るA液と、内管1と外管
2の間の空間を通ってくるB液が混合する。内管1の先
端部は、開口しており、薬液等が逆流しないように第2
スチールボール44と第2スプリング45を有する。内
管キャップ46は内管1の先端部を覆い内管1に固定さ
れる。内管スライド部47は、内管1に固定されてお
り、外周にパッカーラバー6が配置される。パッカーラ
バー6の一端は、内管キャップ46に接着される。
【0008】<ハ>外管とパッカーラバー6の接続 外管2の先端部は、外管キャップ51を介して、外管ス
ライド部52に接続している。パッカーラバー6の一端
は、外管スライド部52に接着される。したがって、内
管1が外管2に対して引き出される(図2の右方向に引
かれる)と、パッカーラバー6は、内管のキャップ46
外管スライド部52の間で、両者に押しつぶされ、両端
が接着されているので、図3に示されているように、外
側方向に突出する。この際、内管スライド部47と外管
スライド部52が、相対的にスライドすることになる。
このスライドの距離を決めるために、内管1にストロー
ク用カラー48を配置し、外管キャップ51との距離を
調整する。このパッカーラバー6の突出により、地盤中
の掘削孔がシールされ、注入管の先端部から吐出された
薬液(A液とB液の混合液)は、掘削孔のシールされた
箇所にだけ注入されることになる。
【0009】
【実施例2】以下、本発明のダブルパッカーの実施例を
説明する。注入管とセンターホール型ジャッキの接続
は、シングルパッカーと同一の構成を取ることができ
る。 <イ>内管とパッカーラバーの接続 内管1は、薬液の逆流を防止するスチールボール71と
スプリング72、及び2種の薬液が混合する混合室73
を有している。混合室73は、内管1の内部を通って来
るA液と、内管1と外管2の間の空間を通ってくるB液
が混合する。内管1の途中に連結部74を設け、第1外
管スライド部82と連結する。その結果、第1内管スラ
イド部82は、内管1と共に同一の運動を行う。内管キ
ャップ76は、内管1の先端部を覆い、内管1に固定さ
れている。第2内管スライド部77は、内管1に固定さ
れており、外周に第2パッカーラバー92が配置されて
いる。パッカーラバー92の一端は、内管キャップ76
に接着されている。
【0010】<ロ>外管と第1パッカーラバーの接続 外管2の先端部は、図4に示されているように、外管キ
ャップ81に接続されている。第1外管スライド部75
は、外管キャップ81に固定され、外管1と共に同一の
運動をする。第1パッカーラバー91は、第1外管スラ
イド部75の外周に配置され、一端は、外管キャップ8
1に接着され、他端は、第1内管スライド部82に接着
されている。したがって、内管1が外管2に対して引き
出される(図4の右方向に引かれる)と、内管1の運動
は、連結管74を介して(図5参照)、第1内管スライ
ド部82に伝達され、第1パッカーラバー91の端(図
の左端)を押す。一方、外管2の運動は、外管キャップ
81を介して、第1パッカーラバー91の端(図の右
端)を押す。その結果、第1パッカーラバー91は、両
側から圧縮されて、図6に示されているように、中間部
が外方向に突出する。内管1と外管2のストロークの距
離を調整するために、内管1にストローク調整用カラー
78を取り付ける。ストローク調整用カラー78は、内
管1と共に移動し、外管キャップ81に接して、ストロ
ークの距離が決定される。
【0011】<ハ>外管と第2パッカーラバーの接続 第2外管スライド部83は、第1外管スライド部75と
接続され、外管1と同一の運動を行う。第2パッカーラ
バー一端は、外管1と連動する第2外管スライド部83
に接着されている。したがって、内管1が外管2に対し
て引き出される(図4の右方向に引かれる)と、内管1
の運動は、内管キャップ76を介して、第2パッカーラ
バー92の端(図の左端)を押す。一方、外管2の運動
は、外管キャップ81を介して、第1外管スライド部7
5と第2外管スライド部83を介して、第2パッカーラ
バー92の端(図の右端)を押す。その結果、第2パッ
カーラバー92は、両側から圧縮されて、図6に示され
ているように、内部が外方向に突出する。
【0012】<ニ>薬液吐出口 第1パッカーラバー91と第2パッカーラバー92の間
の内管1に内管薬液吐出口79を設ける。同様に外管2
に外管薬液吐出口84を設ける。これらの吐出口79と
84は、連通している。内管1が外管2に対して引き出
されると、第1パッカーラバー91と第2パッカーラバ
ー92が外方に突出し、地盤の掘削孔をシールする。こ
の状態で、この両パッカーラバーでシールされた掘削孔
のみに、内管薬液吐出口79と外管薬液吐出口84を通
して、薬液(A液とB液の混合液)を吐出することがで
きる。
【0013】
【発明の効果】本発明は、次のような格別な効果を得る
ことができる。 <イ>パッカーラバーに引っ張り力を作用させて、外方
向に突出した変形を元に戻すことができるので、注入管
の引き抜きが容易となる。 <ロ>センターホール型ジャッキと2重管を接続するこ
とにより、2重管を引き出したり、押し込んだり簡単に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】2重管とセンターホール型ジャッキの接続を示
す図
【図2】シングルパッカーと2重管の接続を示す図
【図3】内管と外管をずらせたシングルパッカーを示す
【図4】ダブルパッカーと2重管の接続を示す図
【図5】ダブルパッカーの連結部の断面図
【図6】内管と外管をずらせたダブルパッカーを示す図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡部昌寿 埼玉県大宮市宮原町三丁目700番地 成和 機工株式会社大宮工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内管と外管の2重管の注入管を備え、該注
    入管を通して地盤中に薬液を注入する薬液注入装置にお
    いて、 該内管の口元部と該外管の口元部の各々をセンターホー
    ル型ジャッキのシリンダとロッドのいずれかに取り付
    け、 該内管に固定された部材と該外管に固定された部材との
    間にパッカーラバーを接続し、 該ジャッキで該外管を押して該内管を引っ張ることによ
    り、該パッカーラバーを両端から圧縮して、該注入管の
    外方に突出させ、 該ジャッキで該外管を引っ張って該内管を押し出すこと
    により、該パッカーラバーを両端から引っ張ることを特
    徴とする、 薬液注入装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲の請求項1に記載の薬液注
    入装置において、 該注入管の外周にパッカーラバーを配置し、 該注入管の先端部に薬液吐出口を形成したことを特徴と
    する、 薬液注入装置。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲の請求項1に記載の薬液注
    入装置において、 該注入管の外周の2か所に第1と第2パッカーラバーを
    配置し、 第1と第2パッカーラバーの間の該注入管に薬液吐出口
    を配置したことを特徴とする、 薬液注入装置。
JP19312693A 1993-07-08 1993-07-08 薬液注入装置 Pending JPH0726550A (ja)

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JP19312693A JPH0726550A (ja) 1993-07-08 1993-07-08 薬液注入装置

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JP19312693A Pending JPH0726550A (ja) 1993-07-08 1993-07-08 薬液注入装置

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