JPH0925950A - シールされた流体カップリング - Google Patents

シールされた流体カップリング

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JPH0925950A
JPH0925950A JP8109071A JP10907196A JPH0925950A JP H0925950 A JPH0925950 A JP H0925950A JP 8109071 A JP8109071 A JP 8109071A JP 10907196 A JP10907196 A JP 10907196A JP H0925950 A JPH0925950 A JP H0925950A
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coupling
parts
sleeve
fluid
ferrule
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Andre Tobiasz
トビア アンドレ
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Valeo SE
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D25/00Fluid-actuated clutches
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L37/00Couplings of the quick-acting type
    • F16L37/28Couplings of the quick-acting type with fluid cut-off means
    • F16L37/30Couplings of the quick-acting type with fluid cut-off means with fluid cut-off means in each of two pipe-end fittings
    • F16L37/32Couplings of the quick-acting type with fluid cut-off means with fluid cut-off means in each of two pipe-end fittings at least one of two lift valves being opened automatically when the coupling is applied
    • F16L37/35Couplings of the quick-acting type with fluid cut-off means with fluid cut-off means in each of two pipe-end fittings at least one of two lift valves being opened automatically when the coupling is applied at least one of the valves having an axial bore
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    • Y10T137/87917Flow path with serial valves and/or closures
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  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カップリングの2つの部品を共に接合する前
に、加圧流体で流体ダクトの2つの部品を満たすことが
できるよう、確実にシールする。 【解決手段】 各スリーブ(4)は剛性体であり、その
側壁に流体流ポート(25)を有する。各スリーブの端
部は、端部プラグ(5、12)によって閉じられてい
る。各カップリング部品(21、22)の閉塞体は、外
側本体と対応する端部プラグとの間に挟持されたシール
部品を含む。これら端部プラグ(5)の一方は固定され
て、シールリング(6)のためのシートを支持してい
る。他方のプラグ(12)は移動自在であり、別のシー
ルリング(13)を支持する。本発明は、特に自動車用
の流体クラッチ制御システムに使用するのに適す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に流体サーボシ
ステム用のシールされた流体カップリングに関し、より
詳細には、クラッチまたはブレーキシステムの流体制御
用のシールされた流体カップリングに関するものであ
る。しかしこれのみに限定されるものではない。
【0002】
【従来の技術】このタイプのカップリングは、例えばフ
ランス特許公開第1,080,178号明細書に記載されてい
る。このフランス特許では、カップリングは2つの管状
部品を備え、管状部品の一方を他方に入れ子式に挿入で
きるようになっており、カップリングは、これら部品が
互いに入れ子式に嵌合されると2つの部品を共にロック
するための装置を更に含んでいる。各部品は、流体制御
システムのうちの2つの半分割体が流体カップリングに
より共に接続される前に、各半分割体を流体で満たすこ
とができるよう、閉鎖部材を含んでいる。
【0003】かかるカップリングは比較的高価であり、
そのため、互いに同一な流体カップリングの2つの部品
を製造することが、フランス特許公開第2,688,291号明
細書で提案されている。この明細書では、各カップリン
グ部品は円筒体から成り、この円筒体は、スプライン付
きピンによりカップリング部品の本体に固定された変形
可能なダクトの関連する部分を受け入れるための中心孔
を有している。これら2つの本体は、組み立てた状態
で、その自由端を介して互いに当接するようになってい
る。組み立てた状態では、本体は係止カラーによって囲
まれた弾性ラグを有するロッキング手段によって共に保
持される。
【0004】各円筒体は、スリーブを通して流体を流す
ことができるよう、本体内に同軸状に取り付けられたス
リーブに対するソケットとして働く。これら各スリーブ
は、端部閉鎖部材、すなわちキャップによって閉じられ
た自由端を有する。各スリーブは、弾性材料によって製
造されているので、本体と対応する端部閉鎖部材との間
で連動する本体内に作動自在に挟持された閉塞体を構成
し、従って、2つのカップリング部材が共に組み立てら
れていない時、当該部品から流体が流れないようになっ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】カップリング部材を共
に嵌合すると、2つの端部閉鎖部材は互いに接触し、運
動が続けられるとスリーブが圧縮状態となる。これによ
り、スリーブは外側に膨らむので、関連する端部閉鎖部
材から離間し、これら閉鎖部材の間を流体が流れること
ができる。このタイプのものは、スリーブが膨らむ性質
があり、カップリングの2つの半分割体が共に接続され
るので、流体の圧力に対する抵抗力が弱いという欠点が
ある。
【0006】従って、先に加圧流体を満たした流体制御
システムの2つの半分割体を別個に分離することは可能
ではなく、弾性スリーブが変形するので、連動する端部
閉鎖部材から分離してシール状態がなくなり、流体がリ
ークしたり圧力がなくなるということも生じる。
【0007】2つの結合部品のスリーブは、本体から軸
方向に突出し、弾性スリーブの外周部と2つのカップリ
ング部材の本体との間には、ラジアル方向の間隙がある
ので、2つのカップリング部品が共に接続されている
間、空気がトラッピングされた状態となる恐れがある。
【0008】本発明の目的は、上記の欠点を、簡単かつ
安価に克服することにある。従って、本発明は、2つの
カップリング部品を共に嵌合する前に信頼性のあるシー
ルができると同時に、2つの部品を共に嵌合する間空気
が侵入するのを防止するようにした、2つのカップリン
グ部品を有する新規なカップリング部品を提供するもの
であり、これらの目的は、簡単かつ安価に達成される。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、2つの
カップリング部品を備え、これらの部品が、変形可能な
ダクトの連動する部分の自由端部分を受ける中空外部円
筒形本体と、外側本体内に同軸状に取り付けられ、端部
閉鎖部材によって閉じられた自由端を有する流体を運ぶ
ためのスリーブと、前記カップリング部品が共に組み立
てられていない時に、流体カップリングの対応する部品
を流体に対して密封した状態にするよう、外側本体内に
おいて前記本体と端部閉鎖部材との間に挟持された閉塞
体とを備え、2つのカップリング部品を、組み立てられ
た状態に保持するよう、これら部品の間に、解放自在な
ロッキング手段が作動的に挟持されており、端部閉鎖部
材が、それらに連動するスリーブによって支持され、係
止されており、2つのカップリング部品を共に組み立て
る際に、正面が互いに接触するようになっている、特に
クラッチの流体制御のために流体を運ぶための弾性材料
から成るダクトの2つの部分を相互接続するためのシー
ルされた流体カップリングであって、前記外側本体が、
それぞれ雄型部品および雌型部品として構成されおり、
互いに密に接触するようになっており、スリーブは剛性
体であり、それらの自由端の近くに、少なくとも1つの
流体流ポートがあり、変形可能なダクトの前記各部分の
自由端部が、外側本体と連動する前記カップリングのス
リーブとの間にグリップされ、連動するスリーブ内の前
記流体流ポートの後方に位置し、前記端部閉鎖部材のう
ちの1つが連動するスリーブによってガイドされるよ
う、連動するスリーブの自由端に対して軸方向に移動す
るように取り付けられた移動自在な閉鎖部材であり、他
方の端部閉鎖部材が、連動するスリーブの自由端に固定
された閉鎖部材であり、前記閉塞体のうちの1つはシー
ルリングを備え、このシールリングは、軸方向に移動自
在であり、更に固定された端部閉鎖部材によって外側が
支持されたシートと協働するようになっており、他方の
閉塞体はシールリングを備え、このシールリングは移動
自在な端部閉鎖部材によって外側が支持されており、適
当な外側本体上に局部的かつ内側に形成されたガイドお
よびシール表面と協働するようになっていることを特徴
とする。
【0010】本発明によれば、2つのカップリング部品
の外側本体は、従来のものよりもより簡単な形状となっ
ており、一方、スリーブは流体が通過する通路となる機
能の他に、別の機能、すなわちダクトのうちの変形可能
な材料から成る連動する部分に、当該カップリング部品
を締結するという機能を有する。
【0011】従って、フランス特許公開第2,688,291号
明細書に記載されているような締結ピンが不要となり、
互いに同一でないカップリング部品を使用して、より安
価で、かつカップリングをともに接続する前に壊れにく
いカップリングが得られる。
【0012】更に剛性により、スリーブは膨張する恐れ
がない。従って、カップリングの2つの半分割体を共に
接続する前にシール状態がなくなったり、流体が漏出す
ることが防止される。
【0013】スリーブは別の機能を有する。固定された
端部閉鎖部材を有するスリーブは、移動自在な端部閉鎖
部材をその連動するスリーブ内に押し込む押し込み部材
として働き、スリーブは、この目的のための移動自在な
端部閉鎖部材に対するガイドチューブとして働く。
【0014】簡単かつ安価にダクトがカップリング自体
の一体的部分となるように、ダクトの変形性を活用し、
ダクトを固定している。
【0015】更に、2つのカップリング部品は共に接続
される間、2つの端部閉鎖部材は前方が共に嵌合し、例
えば雄型部品が移動自在なシールリングに押されること
により、移動自在なシールリングとのシールを確立して
いる。
【0016】組み立てられていない状態の際に、閉塞体
は、2つのカップリング部品の外側本体によってカバー
されるので、閉塞体は保護される。また、これらの外側
本体によって、組み立てが容易となっている。
【0017】端部閉鎖部材が互いに接触すると、他方の
部品の外側本体と移動自在なシールリングとの間に、若
干の間隙が生じることが好ましい。この間隙によって空
気が排出され、その後、移動自在なシールリングは変位
される。従って、特に2つのカップリング部品の外側本
体が互いに密に接触するので、空気がトラップされる恐
れはない。
【0018】本発明の1つの好ましい特徴によれば、2
つの端部閉鎖部材の間の協働が確実となり、移動自在な
端部閉鎖部材のジャミングが防止されるよう、2つの端
部閉鎖部材の間にセンタリング手段が挟持される。
【0019】本発明の別の好ましい特徴によれば、移動
自在なシールリングおよび移動自在な端部閉鎖部材の各
々は、当該ダクト部分に接触するシールリングに当接し
た軸方向に作用する弾性手段、例えば螺旋スプリングの
作用を受け、このようにして極めて安価な閉鎖バルブが
得られる。従って、カップリングの各部品に力を加える
ことにより、空気に対するシールを保持したまま、弾性
手段が圧縮される。当然ながら、このスプリングの剛性
度は、特定の用途に応じて決まり、このスプリングは、
2つのカップリング部品が共に組み立てられた状態にな
っていない時のシールを保証し、かつカップリング部品
の嵌合を容易にするには、過度に剛性なものであっては
ならない。
【0020】2つのカップリング部品の外側本体は、フ
ェルール状であることが好ましく、このような形状によ
って製造コストが低減される。これらフェルールの後方
部分の領域には、内側を向く突出部品を設けることが好
ましい。これら突出部品は、変形自在なダクトを固定す
るよう、変形自在なダクトの関連する部分の自由端内に
係止される。
【0021】当然ながら各スリーブは、外側を向く突起
を有してもよく、これらの突起は、関連するダクト部分
を所定位置に固定するよう、この関連するダクト部分に
係止される。従って、いずれのダクト部分も、グリップ
作用を高めた状態で、コネクタ内に強固に締結される。
【0022】雌型カップリング部品の外側本体は、弾性
的に変形自在なラグを有することができ、このラグは、
カップリングの2つの部品を組み立てられた状態に保持
するよう、これら部品の間で作用するロッキング手段の
一部を構成する。従って、部品数を少なくし、締結カラ
ーを不要にしたまま、長いほうの雌型部品を活用する。
【0023】フェルールは金属製であることが好まし
く、これにより、その厚さを薄くして、流体に対する良
好な抵抗力を発揮し、かつカップリングの径方向全体の
大きさの縮小に役立つ。
【0024】ダクト部分を締結するための突出部品は、
ダクト部分のカップリングからの引き抜きを防止する爪
を形成するように、外側から実行されるスタンピングま
たはパンチング作業により容易に形成できる。
【0025】ロッキング手段の弾性的に変形自在なラグ
は、プレス加工により容易に製造することができ、雄型
カップリング部品の外側本体の後端部と容易に協働でき
るようになっている。
【0026】一実施例では、移動自在な端部閉鎖部材を
支持しているのは、雄型カップリング部品である。この
ような構造により、雄型部品の外側本体の自由端が、雌
型カップリング部品によって支持された移動自在なシー
ルリングに押圧力を加えることができるようになってい
る。
【0027】当然ながら、このような構造を反転するこ
とが可能である。
【0028】添付図面を参照して、限定的でない単なる
実施例として示した本発明の好ましい実施例の次の説明
を読めば、本発明の種々の特徴および利点がより明らか
に理解できよう。
【0029】
【発明の実施の態様】シールされた流体カップリング2
0は、流体を運ぶためのダクト10の2つの部品10A
および10Bを極めて短時間で相互に接続するようにな
っている。この実施例では、ダクトは例えば可撓性また
は半剛性材料とすることができる適当な変形可能な材料
から成っている。このダクトは、例えば、可撓性または
半剛性プラスチック材料から構成できる。このシステム
を流体クラッチ制御システムに用いる場合、流体カップ
リング20は、制御システムのうちの流体源102とリ
ザーバ103との間に取り付けられるようになってい
る。
【0030】流体クラッチ制御システムは、それ自体公
知の態様で、クラッチペダル100を含み、このクラッ
チペダルは、マスターシリンダ102のピストン(図示
せず)に結合されたプッシュロッド101を介して、マ
スターシリンダ102を作動するようになっている。流
体ダクト10は、流体制御システムの流体源を構成する
マスターシリンダ102を流体制御システムのリザーバ
103に接続する。リザーバ103のピストン(図示せ
ず)は、クラッチ解除フォーク104に作用するように
なっているロッドに接続されている。リザーバ103お
よびシリンダ102は、予め充填しておくことが好まし
いことが多い。このような充填は、次に説明するカップ
リング20によって可能である。
【0031】カップリング20は、2つの部品21およ
び22を備え、各部品は変形可能なダクト10の適当な
ダクト部分10Aまたは10Bの自由端部分が嵌合され
る中空の円筒形外側本体1、11をそれぞれ含んでい
る。
【0032】カップリング部品21および22は、外側
本体1、11をそれぞれ含んでいる。外側本体1内に
は、スリーブ4が同軸状に取り付けられており、外側本
体11内には、同様のスリーブ4が、同軸状に取り付け
られている。これらスリーブ4は、流体が流れるように
自由端を有し、この自由端は、端部プラグによって閉じ
られている。カップリング部品21のための端部プラグ
は符号5で表示され、カップリング部品22のための端
部プラグは符号12で表示されている。これら端部プラ
グは、それぞれの連動するスリーブ4の自由端によって
支持され、係止されており、2つのカップリング部品2
1と22とが共に嵌合される間、前方すなわち端部が互
いに接触するようになっている。端部プラグ5および1
2は、本実施例ではアルミ基材料から構成されている。
【0033】カップリング部品21および22は、それ
ぞれ6および12、13と表示された閉塞体を含み、こ
の閉塞体は部品21と22が共に組み立てられていない
とき、それぞれのカップリング部品21または22をシ
ールするよう、対応する外側本体1または11と端部プ
ラグ5または12との間で外側本体内に配置される。更
に、本例では解放自在となっているロッキング手段2
が、カップリング部品21と22の間に連動自在に配置
され、これらの部品を、組み立てた状態に保持するよう
になっている。
【0034】2つのカップリング部品21および22の
外側本体1および11は、それぞれ雌型部材および雄型
部材として構成されており、互いに密接するようになっ
ている。スリーブ4は、剛性体であり、スリーブの自由
端に近いスリーブの円筒壁に形成された少なくとも1つ
の流体流ポート25を有する。この実施例では、スリー
ブ4は金属製である。このスリーブは剛性体であるの
で、変形自在なダクト10の部品10Aおよび10Bの
自由端は、それぞれの外側本体1または11と対応する
スリーブ4との間にグリップされ、対応するスリーブ4
内の流体流ポート25の後方に位置する。端部プラグ1
2は、移動自在なプラグであり、対応するスリーブ4の
自由端に対して軸方向に移動できるように取り付けられ
ている。他方の端部プラグ5は、固定された端部プラグ
であり、対応するスリーブ4の自由端に固定されてい
る。移動自在な端部プラグ12の移動は、そのスリーブ
4によってガイドされる。
【0035】閉塞体のうちの1つは、シールリング6か
ら成り、このシールリングは、カップリング部品21と
22とが共に組み立てられていない時は、軸方向に移動
自在であり、固定された端部プラグ5の外側に形成され
たシート26と協働するようになっている。他方の閉塞
体は、別のシールリング13を備え、このシールリング
は、移動自在な端部プラグ12の外側に支持され、カッ
プリング部品22の外側本体11の局部的な内側の突起
に形成されたシールガイド表面27と協働するようにな
っている。
【0036】この実施例では、外側本体1または11
は、変形可能な流体ダクト10の連動する部分10Aま
たは10Bの端部をグリップするための後方部分を有す
る管状円筒形フェルール(口金)から成っている。各外
側本体のこの端部部分は、内側に延びた突出する部品3
を有し、これら突出した部品3は、ダクト10の連動す
る部分10Aまたは10Bの変形可能な自由端内に係止
され、この部分を所定位置に固定するようになってい
る。
【0037】各スリーブ4には、外側に突出する部品
(図では参照番号なし)が形成されており、これら突出
する部品は、ダクト10の連動する部分10Aまたは1
0Bの変形可能な自由端に係止されている。このよう
に、2つのダクト部分10Aおよび10Bは、それぞれ
の結合部品21および22内に強固に固定され、従っ
て、これらダクト部分は、簡単かつ安価にカップリング
20の部品となっている。
【0038】雌型カップリング部品21の外側本体、す
なわちフェルール1は、弾性的に変形可能なラグ2を有
し、これらのラグは、上記ロッキング手段を構成すると
共に、フェルール1の壁を貫通して拡大された孔に開口
する長手方向スロットの間に第4図から判るように形成
されている。この実施例では、ラグ2は、雄型カップリ
ング部品22のフェルール11の後方端部分と係合する
ようになっており、この係合のため、ラグには少なくと
も1つの傾斜したターミナル突起が形成されている。従
って、図4から理解できるように、ラグ2の自由端には
1つの突起が設けられている。
【0039】フェルール1および11は、グラスファイ
バー補強プラスチック材料から製造できるが、本実施例
では、これらフェルールは金属製である。この材料の金
属により、フェルールの厚さを薄くすることができ、か
つカップリング20の流体圧に対する抵抗力を高くする
ことが可能である。更に金属製のフェルール1および1
1により、突出部品3およびラグすなわちタング2を簡
単に形成することが可能となっている。従って、突出部
品3は、スタンピング加工し、その後内側に曲げること
により、また他の方法では、内側に変形したり外側から
パンチ加工し、ダクト部分10Aまたは10Bが引き抜
かれないよう、これらダクト部分の自由端を向く爪とし
て形成するように、これら突出部品3を外側から製造す
ることが可能である。これら突出部品3は、ダクト部分
10Aおよび10Bに対するグリップ作用を高め、くぼ
みとして形成したり、または別の形状に形成することも
可能である。これら突出部品は、一般に突起または爪ま
たはノコギリ歯状の部品を構成する。
【0040】弾性的に変形可能なラグ2は、スタンピン
グ加工し、その後曲げ加工することにより容易に製造で
き、雌型カップリング部品21が、雄型カップリング部
品22を囲むので、かなりの長さとすることができる。
【0041】雌型カップリング部品21のフェルール1
の自由端部分は、雄型カップリング部品22のフェルー
ル11の挿入を容易にするように、フレア状となってい
る。2つのカップリング部品21と22を共に組み立て
るには、雌型カップリング部品22内に、雄型部品を入
れ子式に挿入することによって、この雄型部品を嵌合す
る。より詳細には、雄型カップリング部品22のフェル
ール11の外周部は、雌型カップリング部品21のフェ
ルール1の内周部に密接し、軸方向にガイドされる。
【0042】上記のように、本例において爪状となって
いる突出部品3を支持する雌型カップリング部品21の
後部は、フェルール1の主要部分と比較して縮小された
径になっている。従って雌型カップリング部品21のフ
ェルール1が、雄型カップリング部品21のフェルール
11を受け入れるように、径の変化する部分を構成して
いる。
【0043】雄型フェルール1の自由端にあるフレア状
の口には、弾性的に変形可能なラグまたはタング2のタ
ーミナル突起が形成されている。これらの突起は、雄型
フェルール11の後端部に係合するようになっており、
この係合のため、フェルール11の後端部は面取りされ
ている。
【0044】本実施例では、移動可能な端部プラグ12
が絞り部材を構成するように、移動自在な端部プラグ1
2を支持しているのは雄型カップリング部品22となっ
ている。この絞り部品12は、縮小された径のテール部
分を有し、このテール部分の自由端には、連動するスリ
ーブ4の内側ボアに接触するようになっているカラー部
分32が形成されている。このスリーブ4は、限定され
た形状の自由端を有し、この自由端は図2および3から
判るように、絞り部材12のテール部分に形成された溝
に係合する。従って、絞り部材12は軸方向に移動でき
るよう、そのテール部分を通してスリーブ4のボア内に
取り付けられており、図2から判るように、テーパのつ
いた横断面を有するカラー部分32によってガイドされ
ている。
【0045】組み立てられていない状態では、カラー部
分はスリーブ4の自由端に接触し、スリーブ4は、カラ
ー部分32の傾斜した逃げ面に一致するように構成され
ている。スリーブ4の自由端は、絞り部材12をガイド
するだけでなく、この部材をスリーブ内に係止する。
【0046】絞り部材12の前方部分は、本例ではOリ
ングシールであるシールリング13をセンタリングする
ための軸方向に向いた環状表面29を有する。絞り部材
12の前方部分の後方で、この絞り部材12に対してス
プリング14となっている軸方向に作用する弾性手段が
当接している。この絞り部材12の前方部分には、この
当接のためのショルダーが設けられている。スプリング
14の他端は、ダクト10の変形可能な部分10Bに対
して軸方向に係合するシールリング9に当接している。
この静止シールリング9は、連動するスリーブ4の外周
部とカップリング部品22のフェルール11の内周部と
の間で、予め圧縮された状態で径方向に挟持されてい
る。
【0047】固定された端部プラグ5は、シーミング作
業により雌型カップリング部品21のスリーブ4の自由
端に固定されている。より正確に説明すれば、端部プラ
グ5は最初に縮小された径の背面部分を有し、この部分
は、連動するスリーブ4の制限された端部に端部プラグ
5を挿入し、その自由端部分の外側面に接触可能とす
る。縮小された径の部分の背面は、めくら孔状の孔を有
し、スリーブ4に面取りされたパンチを導入し、その
後、シーミング作業を実行する。このシーミング作業
中、パンチングによりめくら孔のエッジは塑性流動して
変形し、図2に示すような形状となる。従って、端部プ
ラグ5は、切頭円錐形環状部分26を有するストッパー
を構成し、この環状部分26は、雌型カップリング部品
21によって軸方向に移動できるよう支持された移動自
在なシールリング6のための、本明細書で先に述べたシ
ート(座)を構成する。このようにして、移動自在なシ
ール6には相補的なシート26と協働し、シール作用す
る傾斜した面が形成されている。
【0048】スプリング3の状態をした軸方向に作用す
る弾性手段は、シールリング6を押圧してシート26に
接触させ、第2の静止シールリング9に当接し、このシ
ールリング9自体は、ダクト10の一部10Aに係合し
ている。雄型カップリング部品22のシールリング9と
同様に、雌型カップリング部品21のスリーブ4の外周
部と外側本体、すなわちフェルール1の内周部との間
で、径方向にシールリング9が挟持されている。この実
施例では、弾性手段14および8は、それぞれのスリー
ブ4の自由端を囲む螺旋スプリングから成っている。ス
プリング8は、金属インサート7を介してシールリング
6に当接し、シールリング6内に埋まるのを防止するよ
うになっている。このシールリング6は、台形の断面を
有している。
【0049】本実施例では、各スリーブ4は、円周方向
に一定間隔で離間した複数の通路、すなわちポート25
を有する。各スリーブのこれらポートの実際の数は、特
定の用途に応じて決まる。流体流ポート25は、静止シ
ールリング9の近くまで延びる長円形の孔から成る。各
スリーブ4は、ダクト部分10Aおよび10Bの破損を
防止するよう、制限された部分をその後端部に有してい
る。
【0050】雄型フェルール11の自由端の内部には、
本明細書で先に既に説明した、軸方向を向く円筒形表面
27が形成されている。この表面27は、シールリング
13に対するガイド兼シール表面を構成し、図2から判
るように左から右にレリーフ溝28が続いている。この
レリーフ溝の目的は、図3から最も良く理解できるよう
に、流体が組み立てられたカップリングを通って流れる
ことができるようにすることにある。従って、2つのカ
ップリング部品21と22とを共に組み立てる前に、シ
ールリング6および13は、シート26および表面27
と共同することにより、カップリング部品21と22と
が互いにシールされることを保証する。
【0051】これらカップリング部品のいずれも、本明
細書において先に説明したように、既に加圧された状態
となる。この流体の圧力は、シールリング6を圧縮して
シート26に接触させ、更にシート13を圧縮し、ラジ
アルショルダー31に接触させる。ラジアルショルダー
31は、円筒形センタリング表面21を構成するラジア
ルカラー部分に形成されている。シールリング13も、
表面27に抗して強制的に加圧された状態にされてい
る。
【0052】カップリング部品の組み立て前は、絞り部
材12のテール部分のカラー部分32は、連動するスリ
ーブ4の制限された自由端部分に接触するので、シール
部分13は、そのシールガイド表面27に接触する。従
って、雄型カップリング部材22のスリーブ4は、その
制限された自由端部分により、軸方向の所定位置にカラ
ー部分32を維持する。
【0053】センタリング手段は、固定された端部プラ
グ5と絞り部材12との間で作用するようになってい
る。この目的のため、絞り部材12は、切頭円錐形フラ
ンジによって境界が定められたフラットなベースを有す
る切頭円錐形の中心の前方キャビティを有しているが、
固定された端部プラグ5は、絞り部材12内の前方キャ
ビティの形状に適合する軸方向突出部分を有する。従っ
て、プラグ5のこの突出機素は、絞り部材12の相補的
な前方キャビティ内に進入する雄型部品状となってお
り、この絞り部材12自体は雌型部品となっている。
【0054】切頭円錐形フランク間の協働により、組み
立て時に雄型カップリング部品12を雌型カップリング
部品21内に嵌合する際、絞り部材12は良好に軸方向
にガイドされる。このような嵌合作業中、連動するスリ
ーブ4を備えた固定された端部プラグ5は、プッシャー
として働き、絞り部材12をその連動するスリーブ4内
に押し込める。
【0055】このような作業中でも、雄型カップリング
部材22のフェルール11の自由端部分は、シールリン
グ6に接触し、シールリング6を軸方向に変位するの
で、シールリング6は、雌型カップリング部品21のフ
ェルール1の内側ボア内でスライドする。従って、この
ような接続が行われる間、2つの端部プラグ5、6と1
2とは共に嵌合し、2つのフェルール1、11とシール
リング6および13との間のシール状態を保ちながら、
2つのスプリング8および14を圧縮状態にする。
【0056】接続作業は、雄型カップリング部品22の
フェルール11のターミナル端部の方法でクリップ動作
するタング2の運動によって終了する。より詳細に説明
すれば、端部プラグ5と6が相互に接触する際、すなわ
ち、これらが嵌合する際、フェルール11の自由端と移
動自在なシールリング6との間には、作動間隙Eがあ
る。従って、2つのカップリング部品21と22を入れ
子式に嵌合して組み立てる間、第1のステージにて固定
された端部プラグ5と絞り部材12とが接触し、これら
2つの部品は相互にセンタリングされる。間隙Eは、空
気を排気できるようにしている。第2のステージにおい
て、フェルール11(すなわちフェルールの自由端)と
移動自在なシールリング6との間のシールが得られるま
で、空気の排気により作動間隙Eがなくなる。
【0057】第3のステージにおいて、移動自在なシー
ルリング6と固定された端部プラグ5との間の通路が開
放され、シールリング6はそのシート26を離れる。第
4のステージでは、シールリング13は溝28に一致す
るよう変位されるので、流体は2つのカップリング部品
21と22との間を流れることが可能となる。
【0058】図3を参照すると、大きな乱流を生じるこ
となく、このような流体の流れが容易に得られることが
理解できよう。2つのカップリング部品21および22
の間の移動は、これらカップリング部品を共にロックす
るラグ2によって終了され、この場合、ラグ2の突起
は、フェルール11の後部ターミナルエッジに係合す
る。
【0059】従って、円筒形表面27の長さは、組み立
て作業における上記作動間隙Eおよび種々のステージに
応じて決まる。移動自在なシールリング6の上方、すな
わち径方向外側部分は、雄型フェルール11と接触する
よう長方形の断面となっていること、およびその径方向
内側部分は台形の断面となっている。
【0060】カップリング20は迅速に接続したり、か
つ迅速に外すことができるようになっている。この目的
のためには、タング2を上に移動させ、よって2つのカ
ップリング部品12および22を互いに切り離すことが
できるテーパ付きの端部を有するキー15(図2および
3)を使用すれば充分である。
【0061】図2において、スリーブ4は、固定された
端部プラグ5および絞り部材12を最初にスリーブ内に
挿入できるようにする2つのハーフシェル状となってい
る。しかし、図3に示した変形例では、各スリーブ4
は、一体部品として製造されている。この場合、絞り部
材12は、そのテール部分の背面にめくら孔またはリセ
スが形成されている。図5は、切頭円錐形端部を備えた
パンチ50をどのようにスリーブ4内に挿入し、絞り部
材12のテール部分の材料をすえ込み、カラー部分32
を形成するかを示している。図3は、2つのカップリン
グ部品21と22とを相互に接続した際に流体が通る通
路をも示している。
【0062】当然ながら、固定されたプラグ部材5の外
径は、雌型カップリング部品21のフェルール11に干
渉しないような大きさとなっている。本実施例では、プ
ラグ5の外径はシールガイド表面とほぼ等しくなってい
る。
【0063】シールリング6は、その傾斜面が流体の流
れに対して好ましい形状となっている。当然ながら、本
発明は上記実施例のみに限定されるものではない。特
に、固定された端部プラグ5を、雄型カップリング部品
25によって支持し、移動自在な端部プラグ12を、雌
型カップリング部品21によって支持するように構造を
反転することも可能である。
【0064】当然ながら、本発明のカップリングは、流
体サーボシステムに実際的な用途がある。しかし、発生
する圧力は、上記のように2つのダクト部分10Aと1
0Bとを共に固定することにコンパーチブルであるの
で、このカップリングは、特に流体クラッチ制御システ
ムに有効である。このような用途では、雄型カップリン
グ部材は、予め流体によって満たされた流体源、すなわ
ちマスターシリンダ102(図1)と連動することが好
ましく、一方、雌型カップリング部材は予め流体で満た
されたリザーバ103と連動する。雄型カップリング部
品22は、より高い圧力に耐えるのでこのような構造が
好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカップリングを含む流体クラッチ制御
システムの略図である。
【図2】本発明のカップリングの軸方向断面図であり、
この図の上方部分は、カップリングの2つの部品が互い
に対向した状態にされた段階に対応し、この図の下方部
分は、加圧流体がカップリングを通って流れることがで
きるようにカップリングの2つの部品が相互に接続され
た状態を示す。
【図3】変形実施例を示す、図2と類似した図である。
【図4】ロッキング手段の弾性的に変形可能なラグを示
す部分図である。
【図5】図4における絞り部材のカラー部分の形成方法
を示す略図である。
【符号の説明】
1、11 外側本体、フェルール 2 変形自在なラグ 3 突出部品 4 スリーブ 5、12 端部プラグ 6 シールリング 7 金属インサート 8 弾性手段 9 シールリング 10 流体ダクト 10A、10B ダクト部分 12 絞り部材 13 シールリング 14 スプリング 15 キー 21、22 カップリング部品 25 流体流ポート 26 シート 27 ガイド表面 28 溝 29 環状表面 32 カラー部分 100 クラッチペダル 101 プッシュロッド 102 マスターシリンダ 103 リザーバ 104 クラッチ解除フォーク

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つのカップリング部品(21、22)
    を備え、これら各部品が、変形可能なダクト(10)の
    連動する部分(10A、10B)の自由端部を受ける中
    空外部円筒形本体(1、11)と、外側本体(1、1
    1)内に同軸状に取り付けられ、端部閉鎖部材(5、1
    2)によって閉じられた自由端を有する流体を運ぶため
    のスリーブ(4)と、前記カップリング部品が共に組み
    立てられていない時に流体カップリング(20)の対応
    する部品(21、22)を流体に対して密封した状態に
    するよう、外側本体(1、11)内において前記本体と
    端部閉鎖部材(5、12)との間に挟持された閉塞体
    (6、12、13)とを備え、2つのカップリング部品
    (21、22)を、それらの組み立てられた状態に保持
    するよう、これら部品の間に解放自在なロッキング手段
    (2)が作動的に挟持されており、端部閉鎖部材(5、
    12)が、それらに連動するスリーブによって支持し
    て、係止されており、2つのカップリング部品(21、
    22)を共に組み立てる際に、正面が互いに接触するよ
    うになっている、特にクラッチの流体制御のために流体
    を運ぶための弾性材料から成るダクト(10)の2つの
    部分(10A、10B)を相互に接続するためのシール
    された流体カップリングであって、前記外側本体(1、
    11)が、それぞれ雄型部品および雌型部品として構成
    されおり、互いに密に接触するようになっており、スリ
    ーブ(4)は剛性体であり、それらの自由端の近くに、
    少なくとも1つの流体流ポート(25)を有し、変形可
    能なダクト(10)の前記各部分(10A、10B)の
    自由端部が、外側本体(1、11)と連動する前記カッ
    プリングのスリーブ(4)との間にグリップされ、連動
    するスリーブ(4)内の前記流体流ポートの後方に位置
    し、前記端部閉鎖部材のうちの1つが、連動するスリー
    ブ(4)によってガイドされるよう、連動するスリーブ
    の自由端に対して軸方向に移動するように取り付けられ
    た移動自在な閉鎖部材(12)であり、他方の端部閉鎖
    部材が、連動するスリーブ(4)の自由端に固定された
    閉鎖部材(5)であり、前記閉塞体(6、12)のうち
    の1つはシールリング(6)を備え、このシールリング
    は、軸方向に移動自在であり、更に固定された端部閉鎖
    部材(5)によって外側が支持されたシート(26)と
    協働するようになっており、他方の閉塞体は、シールリ
    ング(12)を備え、このシールリングは、移動自在な
    端部閉鎖部材(12)によって外側が支持されており、
    適当な外側本体(11)上に、局部的かつ内側に形成さ
    れたガイドおよびシール表面(27)と協働するように
    なっていることを特徴とする、シールされた流体カップ
    リング。
  2. 【請求項2】 前記各外側本体(1、11)が、変形可
    能なダクト(10)の前記対応する部分(10A、10
    B)の変形可能な自由端部分をグリップするための後方
    部分を有する円筒形フェルールから成ることを特徴とす
    る、請求項1記載のカップリング。
  3. 【請求項3】 各フェルール(1、11)の前記後方部
    分が、突出部品(3)を有し、この突出部品が内側に向
    き、変形可能なダクト(10)の前記連動する部分(1
    0A、10B)の変形可能な自由端部分に係止され、ダ
    クトを所定位置に固定するようになっていることを特徴
    とする請求項2記載のカップリング。
  4. 【請求項4】 前記突出部品が、外側から行われるパン
    チ作業によって形成された爪(3)から成ることを特徴
    とする、請求項3記載のカップリング。
  5. 【請求項5】 各スリーブ(4)が、外側に突出した部
    品を有し、この部品が、変形可能なダクト(10)を所
    定位置に固定するよう、このダクトの連動する前記端部
    部分に係止されていることを特徴とする、請求項3記載
    のカップリング。
  6. 【請求項6】 雌型カップリング部品(22)のフェル
    ール(1)が、その自由端に弾性的に変形可能なラグ
    (2)を有し、このラグが、前記解放自在なロッキング
    手段の一部を構成していることを特徴とする、請求項2
    記載のカップリング。
  7. 【請求項7】 前記ラグ(2)が、雄型カップリング部
    品(22)のフェルール(11)の後端部と係合し、こ
    の係合の目的のため、ラグは少なくとも1つの傾斜した
    ターミナル突起を有することを特徴とする、請求項6記
    載のカップリング。
  8. 【請求項8】 雌型カップリング部品(21)のフェル
    ール(1)の自由端がフレア状になっていること特徴と
    する、請求項6記載のカップリング。
  9. 【請求項9】 移動自在なシールリング(6)および移
    動自在な端部閉鎖部材(12)が、固定されたシールリ
    ング(9)上に支持された軸方向に作用する弾性手段の
    作用を受け、シールリング(9)が、ダクト(10)の
    前記対応する端部部分(10A、10B)によって軸方
    向に位置決めされ、かつ連動するスリーブ(4)および
    フェルール(1、11)によって径方向に位置決めされ
    ていることを特徴とする、請求項1記載のカップリン
    グ。
  10. 【請求項10】 固定された端部閉鎖部材(5)が、移
    動自在なシールリング(6)のための前記シートを構成
    する切頭円錐形部分(26)を有するプラグから成るこ
    とを特徴とする、請求項9記載のカップリング。
  11. 【請求項11】 移動自在な端部閉鎖部材(12)が、
    連動するスリーブ(4)内で軸方向に摺動するようにな
    っているプラグであることを特徴とする、請求項10記
    載のカップリング。
  12. 【請求項12】 移動自在な端部プラグ(12)が、連
    動する前記スリーブ(4)により軸方向に係止されるよ
    うになっているカラー部分(32)を有することを特徴
    とする、請求項11記載のカップリング。
  13. 【請求項13】 移動自在な端部プラグ(12)が、円
    筒形センタリング表面(29)と連動するシールリング
    (13)をセンタリングするための円筒形センタリング
    表面(29)を有することを特徴とする、請求項12記
    載のカップリング。
  14. 【請求項14】 前記2つのカップリング部品(21、
    22)が、共に組み立てられた際に、フェルール(1
    1)の前記ガイド表面(27)がレリーフ溝(28)に
    より延長され、前記2つのカップリング部品の間を流体
    が流れることができるようになることを特徴とする、請
    求項13記載のカップリング。
  15. 【請求項15】 移動自在なシールリング(6)が、適
    当なカップリング部品(22)のフェルール(1)の内
    側ボアに沿って軸方向に摺動できるようになっているこ
    とを特徴とする、請求項2記載のカップリング。
  16. 【請求項16】 固定された端部閉鎖部材(5)と移動
    自在な端部閉鎖部材(12)との間にセンタリング手段
    (30)が設けられていることを特徴とする、請求項1
    記載のカップリング。
  17. 【請求項17】 前記センタリング手段が、切頭円錐形
    の前方キャビティを備え、該キャビティが固定された端
    部閉鎖部材(5)に形成された相補的な前方突出部品と
    共に移動自在な端部閉鎖部材(12)に形成された平ら
    なベースを有することを特徴とする、請求項16記載の
    カップリング。
  18. 【請求項18】 端部閉鎖部材(5、12)が互いに接
    触すると、移動自在なシールリング(6)と他方のカッ
    プリング部品(22)のフェルールとの間に間隙(E)
    が生じるようになっていることを特徴とする、請求項1
    6記載のカップリング。
  19. 【請求項19】 固定された端部閉鎖部材(5)および
    移動自在なシールリング(6)が、雌型カップリング部
    品(21)によって支持され、一方、移動自在な端部閉
    鎖部材(12)およびこれに連動するシールリング(1
    3)が、雄型カップリング部品(22)によって支持さ
    れていることを特徴とする、請求項1記載のカップリン
    グ。
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