JP2011514258A - マルチ式オービタル摩擦溶接法によって製造された内燃機関のピストン - Google Patents

マルチ式オービタル摩擦溶接法によって製造された内燃機関のピストン Download PDF

Info

Publication number
JP2011514258A
JP2011514258A JP2010547977A JP2010547977A JP2011514258A JP 2011514258 A JP2011514258 A JP 2011514258A JP 2010547977 A JP2010547977 A JP 2010547977A JP 2010547977 A JP2010547977 A JP 2010547977A JP 2011514258 A JP2011514258 A JP 2011514258A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
joining
friction welding
web
cooling passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2010547977A
Other languages
English (en)
Inventor
アルバート ヤンセン ミヒャエル
ルーツ ゲアハルト
グニースマー フォルカー
シュトルク シュテフェン
ヴァイサート マーティン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KS Kolbenschmidt GmbH
Original Assignee
KS Kolbenschmidt GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KS Kolbenschmidt GmbH filed Critical KS Kolbenschmidt GmbH
Publication of JP2011514258A publication Critical patent/JP2011514258A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K20/00Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating
    • B23K20/12Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating the heat being generated by friction; Friction welding
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K2101/00Articles made by soldering, welding or cutting
    • B23K2101/003Pistons
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49229Prime mover or fluid pump making
    • Y10T29/49249Piston making
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49229Prime mover or fluid pump making
    • Y10T29/49249Piston making
    • Y10T29/49252Multi-element piston making
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49229Prime mover or fluid pump making
    • Y10T29/49249Piston making
    • Y10T29/49256Piston making with assembly or composite article making

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
  • Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)

Abstract

本発明は、一体的な冷却通路型ピストンとして構成された、内燃機関のピストン(1)を製造するための方法に関する。ピストン(1)は、ピストン上部(2)とピストン下部(3)とを有しており、これらのピストン上部(2)とピストン下部(3)とは、共通の接合ゾーン(4)を形成する対応し合う接合ウエブ(11,12)を介して支持されている。ピストン上部(2)とピストン下部(3)との素材結合式の接合を得るために、接合ウエブ(11,12)が、回転対称的に又は回転非対称的に延在する接合ゾーン(4)の領域内でマルチ式オービタル摩擦接続法を用いて接合される。

Description

本発明は、請求項1及び請求項2の上位概念部に記載された、一体的な冷却通路型ピストンとして構成された、内燃機関のピストンを製造するための方法であって、前記ピストンがピストン上部とピストン下部とを有していて、これらのピストン上部とピストン下部とが、1つの共通の接合ゾーンを形成する対応し合う接合ウエブを介して支持され、かつ摩擦溶接によって素材結合式に結合されている1つの共通の接合ゾーンを形成する対応し合う接合ウエブを介して支持され、かつ摩擦溶接によって素材結合式に接合されている方法に関する。
摩擦溶接は、接合ゾーンの領域内において溶接しようとする面に必要な溶接エネルギを生ぜしめるために、相対的な運動及びそれと同時に圧力を加えることによって、2つの構成部分間の滑り摩擦が得られる原理に基づいている。公知の回転摩擦溶接機においては、全溶接サイクル中に運動学的なエネルギを供給するために、モータ駆動される緊締チャック並びに圧縮装置が使用される。摩擦溶接のために、2つのワークが圧力下で回転運動によって互いに駆動され、発生した摩擦熱によって可塑化される。有利には、駆動される緊締チャックに緊締された第1のワークが、圧縮装置内に定置に保持された第2のワークに対して回転せしめられる。溶接のために必要な温度が得られると直ちに、圧縮装置は、2つのワークを互いに押し合わせる。このような方法では、必要なエネルギを提供するために、2つの構成部分のうちの一方が高回転で回転する、という欠点がある。
ドイツ連邦共和国特許公開第102004061778号明細書によれば、ピストン上部とピストン下部とから成っており、このピストン上部とピストン下部とは、それぞれ回転対称的に延在する、半径方向に間隔を保っている対応し合う接合ウエブを介して支持されている。接合ゾーンの領域を摩擦溶接することによって、内側の接合ウエブの素材結合(stoffschluessige Verbindung;材料同士の結合)が得られる。次いで、半径方向で外側の接合ウエブは、別個の溶接によって接合されるが、この場合、摩擦溶接は行われない。
米国特許第6155157号明細書は、互いに別個に製造可能な2つの構成部分を備えた冷却通路型ピストンについて開示されており、これら2つの構成部分は、一体的な冷却通路型ピストンを形成するために、公知の摩擦溶接法を介して素材結合式に接合されている。このような構造によって、比較的簡単なピストン製造が可能であり、この場合、公知のピストン構造は、幾何学的な自由度、特に接合ウエブの形状付与に関して著しく限定されている。
従来技術から出発して、本発明の課題は、ピストンの幾何学的な形状付与の可能性を最適な接合技術によって改善し、フレキシブルなピストン製造及び重量削減を得ることである。
この課題は、請求項1及び請求項2に記載した特徴によって解決される。
請求項1の特徴部に記載した本発明によれば、マルチ式オービタル摩擦溶接法によって接合ウエブの領域が素材結合式に接合される、ピストン下部及びピストン上部の、回転対称的に又は回転非対称的に延在する接合ウエブを備えたピストンのための製造法が提供される。
マルチ式オービタル摩擦溶接は、個別のピストン構成部分の、接合ゾーンに隣接する両側が、いわゆる摩擦溶ヘッドに堅固に緊締され、この際に、接合ウエブが摩擦溶接ヘッドによって振動される前に、個別のピストン構成部分が互いに押し付けられる、ことを特徴としている。接合パートナー(接合相手)は、摩擦熱を生ぜしめるために、有利には180゜の位相オフセット(位相のずれ)において同回転方向の、最小の円形オービタル運動(オービタルサンダ運動に類似する)で運動し、この際に特に逆位相的に振動する。このような運動ガイドによって、摩擦エネルギが複数の位置の領域において同時に導入され、それによって摩擦溶接の従来のシステム限界が広げられる。マルチ式オービタル摩擦溶接法においては、接続しようとする構成部分がすべての接合ゾーンにおいて互いに摩擦され、これによって、全溶接面を均一にかつ迅速に加熱することができる。その結果、ピストン接合ウエブによって形成された接合ゾーンの各ポイントにおいて最適で均一なエネルギ導入が調節される。このようなエネルギ導入は、公知の摩擦溶接法における接合パートナーのもっぱら回転運動だけによるエネルギ導入とは異なっている。公知の摩擦溶接法においては、内部速度が不足していることに基づいて、接合ゾーンに対して非均一なエネルギ導入が行われる。また、本発明によって用いられた摩擦溶接法によれば、溶接時間は有利な形式で短縮され、プロセス回数も減少される。しかも、得られる強度値が接合パートナーの材料特性にほぼ近い最良の接続品質が得られる。本発明による方法はさらに、ワークの形状、材料の質量、及び溶接面若しくは接合ゾーンの左右対称性とは無関係である。何故ならば、面に関連した特殊な溶接圧力は常に一定だからである。マルチ式オービタル摩擦溶接法においては、材料は可塑性状態で結合されるので、温度レベルは、従来の摩擦溶接法の溶融温度よりも著しく低い。接合温度が得られると、機械システムは、両材料を圧力下において正確な最終寸法で接合するために停止する。
本発明に従ってマルチ式オービタル摩擦溶接法を使用すれば、接合ウエブ及び接合ウエブによって形成された接合ゾーンの位置、整列並びに壁厚に基づいて、ピストンの製造が簡略化される。接合しようとするピストン構成部分の変位は、摩擦時に約0.3mm乃至1.2mmと小さいので、薄壁状の接合ウエブを溶接することもできる。マルチ式オービタル摩擦溶接法を使用することによって、臨機応変に、製品に適した最適な製造時間で、ひいては安価なコストで、ピストンを製造することができる。本発明によれば有利な形式で、プロセス時間を短縮することによってピストン製造の経済性が著しく高められる。
また本発明による製造法によって、ピストン構成部分の設計の改善が可能である。何故ならば、各構成部分は、素材結合による接合技術を考慮することなしに、ピストンの幾何学形状を考慮して最適な耐疲労性が得られるように設計することができるからである。有利な形式で、接合ウエブは、もっぱら最適な強度若しくは形状安定性並びに最適な重量を有するピストンに関連して設計することができる。さらにまた、溶接法によって、従来では摩擦溶接時における接合ゾーンの必要な回転対称的な幾何学形状に基づいて得られなかった形状特性を実現することができる。また本発明の解決策によれば、ピストンの熱的かつ機械的な負荷に関連して常に高まる要求、並びに、内燃機関において回転運動かつ振動運動を行う構成部分の数を減少させたいという要求を満たすことができる。
請求項2に記載した本発明は、マルチ式オービタル摩擦溶接法によって接合された、半径方向で互いに間隔を保って配置された少なくとも2つの接合ゾーンを有するピストンのための製造法に関するものである。すべての接合パートナーの最小の円形運動に基づいて、複数の接合ウエブが互いに比較的小さい間隔を保って近くに配置されていても、複数の接合ウエブを有利には時間的に同期的に接続することができる。例えばマルチ式オービタル摩擦溶接法は、冷却通路型ピストン(ピストン下部とピストン上部との間に延在している冷却通路の両側が接合ウエブによって仕切られている)を製造するためにコスト的に最適に用いることができる。
本発明に従ってピストン製造のためにマルチ式オービタル摩擦溶接法を用いたことによって、各ピストン領域の製造前提に適した接合ウエブの寸法設計が可能である。この方法は、回転対称的な形状を必要としないので、接合ウエブは周方向で、可変な横断面を形成するために一体の又は変動する壁厚を有している。これによって、接合ウエブの寸法設計は有利な形式で、個別のピストン領域において調節された、互いに変化する熱的、かつ機械的な負荷に適合させることができ、ひいては重量に関する利点を得ることができる。
マルチ式オービタル摩擦溶接法によれば、2つの接合ゾーンを上下方向にオフセットさせる(ずらす)ことができる。これによって、摩擦溶接法は例えば所定の幾何学的又は特殊な構造的なピストン設計に適合させることができる。設計の多様性が得られたことによって、互いに半径方向で間隔を保って2つの接合ゾーンを有するピストンにおいて、これらの接合ゾーンを、各接合ゾーンが、回転非対称的な異なる構造も、また上下方向のオフセットも有するように、互いに配置することができる。
摩擦溶接法は、閉じた構成を有する接合ゾーンを必要とするのではなく、例えば2つの冷却通路間の冷却媒体溢流部として用いられる、貫通孔とも称呼される、接合ゾーンの局所的な切欠を可能にする。この切欠は、運転状態において調節される負荷に接合ウエブを適合させることができ、それによって同時にピストン重量を削減することができる。他方では、ピストンの局所的な強度要求を満たすために、溶接法は、接合ウエブが部分的に、半径方向で内方かつ/または半径方向で外方に向けられた、接合ゾーンの領域内まで延在し、かつ素材結合的に結合される補強リブを備えることを可能にする。
有利な形式で、回転対称的に、回転非対称的に又は部分的にピストン軸線に対してほぼ平行に延在する接合ゾーンは、これらの接合ゾーンがピストン縦軸線に対して垂直に整列されるように、配置されている。また選択的に、本発明によれば、接合ゾーン又は互いにずらされた接合ゾーンの、マルチ式オービタル摩擦溶接において生じた垂直な圧力方向からずれた位置若しくは配置が提供される。このような構成によって、得られた圧縮軸線は、摩擦溶接において互いに直交するように整列されているか又は互いに直交する位置からずれた位置又は方向に互いに整列される。
マルチ式オービタル摩擦溶接法は、有利な形式で、溶接終了後に接合ゾーンに残存するか、又は場合によって後加工によって取り除かれる溶接隆起部が有利には残存しないか、若しくは僅かな溶接隆起部しか残存しない。
本発明の有利な実施態様によれば、摩擦溶接プロセス中に冷却通路は閉じられている。次いで、例えば冷却媒体が冷却通路内に浸入できるように、機械的な加工によって、場合によっては少なくとも1つの局所的な開口が接合ウエブに形成される。接合ウエブによって分離された複数の冷却通路の組合せを有するピストンにおいて、接合ウエブに、溢流開口とも称呼される少なくとも1つの貫通孔を設けることができる。この貫通孔によって冷却通路間の冷却媒体交換が確実に行われる。
本発明の別の実施態様によれば、ピストン外側輪郭の領域内に設けられた環状ギャップを、補助エレメント若しくはカバーエレメントによって閉鎖するようになっている。例えば貫通孔又は溢流開口を有するカバーエレメントは、ピストン下部又はピストン上部に形状結合式及び/又は摩擦結合式に固定されるか、又は同士にマルチ式オービタル摩擦溶接によって素材結合式に固定される。
有利な形式で本発明によれば、互いに適合し合う材料又は種々異なる材料より成るピストン構成部分は、マルチ式オービタル摩擦溶接法によって素材結合式に結合することができる。従って例えば、主要な合金エレメントとしてのアルミニウムを有する軽量構造材料より製造されたピストン構造部が、鋼又は鉄材料例えばねずみ鋳鉄(Grauguss)より成る別のピストン構造部に接合される。また、ピストン上部とピストン下部とを同じ方法又は異なる方法、例えば鍛造、プレス、鋳造、押出し成形(Fliesspress)等で製造してもよい。
次に図1〜図7に示した本発明の幾つかの実施例について説明する。本発明の図示の実施例のみに限定されるものではない。
本発明の第1実施例による冷却通路型ピストンの縦断面図である。 図1に示したピストンのII−II線に沿った断面図である。 図1に対して90°ずらした位置における、図1に示したピストンの縦断面図である。 図3に示したピストンのIV−IV線に沿った断面図である。 図1のピストンに対して、ピストンの接合ゾーンが上下にずらされている実施例の縦断面図である。 本発明の第2実施例による冷却通路型ピストンの縦断面図である。 図6に対して90°旋回させた位置における、図6に示したピストンの縦断面図である。
図1は、一体型のピストン1の縦断面図を示しており、この一体型のピストン1において、ピストン上部(ピストンクラウン)2とピストン下部(ピストンスカート)3とが、接合面とも称呼される接合ゾーン4を介して素材結合(材料同士による結合)式に接合され、1つの構造ユニットを形成している。ピストン上部2のピストン頂部5は燃焼室凹部6を包囲しており、この燃焼室凹部6は周縁側が火炎ウエブ7に移行していて、該火炎ウエブ7に続いて、図1には示されていないピストンリングを収容するためのピストンリング領域8が設けられている。ピストン下部3はピストンスカートを形成しており、該ピストンスカートに、直径方向で互いに向き合うピストンピン穴9が設けられている。前記接合ゾーン4の領域において、この接合ゾーン4に対応して配置された接合ウエブ11,12が支持されており、これらの接合ウエブ11,12は、ピストン上部2若しくはピストン下部3に配設されている。素材結合を得るために、マルチ式オービタル摩擦溶接法(Multi-Orbitale Reibschweissung)が用いられる。この溶接法においては、接合ウエブ11,12と、これらの接合ウエブ11,12に接続された構成部分(ピストン上部2、ピストン下部3)が、有利な形式で180°位相をずらした最小の円形オービタル運動で同じ回転方向に回転する。このような運動によって、接合ゾーン4の各ポイントに均質なエネルギが供給される。このような小さい溶接隆起部13a,13bを形成する特別な摩擦溶接は、ピストン軸線10を中心とした、接合ゾーン4の回転対称的な配置若しくは幾何学形状を必要とすることはない。接合ウエブ11,12は、ピストン1内に組み込まれた冷却通路14の内側を仕切っていて、ピストンリング領域8が冷却通路14の外側を仕切っている。ピストンリング領域8とピストン下部3との間に形成されたピストンリングギャップ15は、別個の補助エレメント16によって閉じられており、該補助エレメント16は、溶接によって、又は選択的に摩擦結合式にかつ/又は形状結合式にピストン下部3に位置固定されている。
図2は、ピストン1の、図1のII−II線に沿った断面図で示しており、この図2には、特に接合ウエブ11の位置が示されており、この接合ウエブ11は同時に、接合ゾーン4の面若しくは横断面を規定している。接合ウエブ11の延在形状は、例えばピストン1の軸線yに対してほぼ平行に、一定の範囲に亘って延びる区分a及びbを示しており、これらの区分a,bに、ピストン中心点に対して同心的に配置された区分c及びdが続いている。形状の多様性は、前記各区分a,b,c,dにおける接合ウエブ11の壁厚を、運転状態においてそれぞれ調節されたピストン負荷に合わせて、種々異なる寸法に設計することによって得られる。この場合、接合ウエブ11の前記区分a及びbの壁厚が、同じ寸法又は異なった寸法に設計され、接合ウエブ11のその他の区分c及びdが同じ寸法に設計されるか又は前記区分a及び/又は前記区分bとは異なった寸法に設計される。
図3は、図1に対して90°ずらした縦断面図を示しており、この図3によれば、図1に示した区分a及びbに対して減少された壁厚を有する区分c及びdにおける接合ウエブ11,12の配置及び延在形状が明らかである。
図4には、ピストン1の、図3のIV−IV線に沿った断面図が示されていて、図2とは異なる接合ウエブ11の延在形状が示されている。接合ウエブ11は、ピストン1の軸線xに対してほぼ平行に延びる区分において、半径方向内方に向けられた、互いにずらして配置された複数の補強リブ17a,17b,17cを有しており、さらに接合ウエブ11は、前記補強リブ17a,17b,17cとは反対側で半径方向外方に向けられた補強リブ18a,18bを有している。接合ウエブ11の、前記補強リブ17a,17b,17c及び18a,18bとは反対側に、互いにずらして配置された貫通開口19a,19bが設けられており、これらの貫通開口を介して例えば冷却通路14から内部領域20への冷却媒体交換が行われる。
図5に示したピストン1は、図1に示したピストン1とほぼ同じであるので、同じ部材には同じ符号を付けた。図1に示したピストン1との相違点は、図5に示した接合ゾーン4が、マルチ式オービタル摩擦溶接法を可能にする上下方向のオフセットvを形成している、という点にある。オービタル溶接運動を実現するためには、フリースペースsが必要となる。
図6に示したピストン21は、図1に示したピストンと一部が同じであるので、同一の部材には同じ符号を付けた。一体的な燃焼室凹部26を備えたピストン底部25を有し、かつ外側で火炎ウエブ27及びピストンリング領域28を形成するピストン上部22と、ピストンピン穴29を包含するピストン下部23とは、半径方向でずらして配置された2つの接合ウエブ対を介して支持されている。半径方向で内側の接合ウエブ31,32は接合ゾーン24aを形成し、半径方向で外側の接合ウエブ33,34は接合ゾーン24bを形成している。マルチ式オービタル摩擦溶接によって、接合ウエブ31,32;33,34は、接合ゾーン24a,24bに素材結合(材料同士の結合)により結合され、この場合、接合ゾーン24a,24bはそれぞれ外側において小さい溶接隆起部30a,30b,30cを形成している。設計の多様性において、特に接合ウエブ31,32若しくは33,34の形状が、互いに向き合う区分a,b若しくはe,fで互いに異なっているか又は同じ壁厚を有していてよい。また、半径方向で互いに間隔を保った接合ウエブ対間の壁厚が、異なっていてもよい。接合ゾーン24a,24bは、互いに上下方向のオフセットhを有しており、この場合、接合ゾーン24bは、ピストン頂部25に対して、接合ゾーン24aよりも大きい間隔を保って配置されている。ピストン21内には2つの冷却通路35,36が組み込まれており、これら2つの冷却通路35,36は、側方が接合ウエブによって仕切られている。外側の円環状に構成された冷却通路35は、外側がピストンリング領域28若しくは接合ウエブ33,34によって仕切られていて、内側が接合ウエブ31,32によって仕切られている。中央の冷却通路36は、ほぼ燃焼室凹部26の領域に亘って延在していて、溢流開口を形成する貫通孔37を介して冷却通路35に接続されている。
図7は、図6に対して90°ずらした縦断面図により、ピストン21、及び接合ウエブ31,32;33,34の形状を明確に示しており、この場合、区分c、d及びgの壁厚が、少なくとも部分的に図6に示した前記区分a,b,e,fとは異なっている。
1 ピストン、 2 ピストン上部(ピストンクラウン)、 3 ピストン下部(ピストンスカート部)、 4 接合ゾーン、 5 ピストン頂部、 6 燃焼室凹部、 7 火炎ウエブ、 8 ピストンリング領域、 9 ピストンピン穴、 10 ピストン軸線、 11 接合ウエブ、 12 接合ウエブ、 13a 溶接隆起部、 13b 溶接隆起部、 14 冷却通路、 15 環状ギャップ、 16 補助エレメント、 17a,17b,17c 補強リブ、 18a,18b 補強リブ、 19a,19b 貫通開口、 20 内側領域、 21 ピストン、 22 ピストン上部(ピストンクラウン部)、 23 ピストン下部(ピストンスカート部)、 24a,24b 接合ゾーン、 25 ピストン頂部、 26 燃焼室凹部、 27 火炎ウエブ、 28 ピストンリング領域、 29 ピストンピン穴、 30a,30b,30c 溶接隆起部、 31,32,33,34 火炎ウエブ、 35,36 冷却通路、 37 貫通孔、 47 貫通部、 s フリースペース、 h;v 上下方向のオフセット、 y ピストン1の軸線、 a,b ピストン1の軸線yに対してほぼ平行に、一定の範囲に亘って延びる区分、 c,d ピストン中心点に対してほぼ同心的に配置された区分、 x 軸線

Claims (19)

  1. 一体的な冷却通路型ピストンとして構成された、内燃機関のピストン(1)を製造するための方法であって、前記ピストン(1)がピストン上部(2)とピストン下部(3)とを有していて、これらのピストン上部(2)とピストン下部(3)とが、1つの共通の接合ゾーン(4)を形成する対応し合う接合ウエブ(11,12)を介して支持され、かつ摩擦溶接によって素材結合式に結合されている方法において、
    回転対称的に又は回転非対称的に延在する、ピストン(1)の前記接合ウエブ(11,12)を、マルチ式オービタル摩擦溶接法を用いて接合することを特徴とする、内燃機関のピストン(1)を製造するための方法。
  2. 一体的な冷却通路型ピストンとして構成された、内燃機関のピストン(21)を製造するための方法であって、前記ピストン(21)がピストン上部(22)とピストン下部(23)とを有していて、これらのピストン上部(22)とピストン下部(23)とが、1つの共通の接合ゾーン(24a,24b)を形成する対応し合う接合ウエブ(31,32,33,34)を介して支持され、かつ摩擦溶接によって素材結合式に接合されている方法において、
    前記ピストン(21)に、半径方向で互いに間隔を保って配置された回転対称的に又は回転非対称的に延在する、1つ又は少なくとも2つの接合ゾーン(24a,24b)を設け、該接合ゾーンの接続ウエブ(31,32,33,34)を、マルチ式オービタル摩擦溶接法により接合することを特徴とする、内燃機関のピストン(21)を製造するための方法。
  3. 摩擦溶接終了後に接合ゾーン(4;24a,24b)に形成された溶接隆起部(13a,13b;30a,30b,30c)を残すか又は取り除く、請求項1又は2記載の方法。
  4. ピストン(1)の冷却通路(14)を摩擦溶接過程中に閉鎖する、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
  5. 請求項1から4までのいずれか1項記載の方法に従って製造されたピストンにおいて、
    接合ウエブ(11,12;31,32,33,34)の壁厚が、周方向で一定に構成されているか又は周方向で異なって構成されていることを特徴とする、ピストン。
  6. ピストン(1)に環状に配置された接合ゾーン(4)が、上下方向のオフセット(v)を有している、請求項5記載のピストン。
  7. ピストン(21)の、半径方向に互いにずらして配置された2つの接合ゾーン(24a,24b)間に上下方向のオフセット(h)が設けられている、請求項5又は6記載のピストン。
  8. 接合ウエブ(11,12;31,32,33,34)が環状に閉じて構成されている、請求項5から7までのいずれか1項記載のピストン。
  9. 少なくとも1つの接合ウエブ(11,31)が貫通開口(19a,19b;37)を有している、請求項5から8までのいずれか1項記載のピストン。
  10. 少なくとも1つの接合ウエブ(11)が、半径方向で内方に、かつ/または半径方向で外方に向けられた補強リブ(17a,17b,17c;18a,18b)を有している、請求項5から9までのいずれか1項記載のピストン。
  11. 少なくとも1つの回転対称的に又は回転非対称的に延在する接合ゾーン(4,24a,24b)が、ピストン軸線(10)に対して垂直に延在している、請求項5から10までのいずれか1項記載のピストン。
  12. 接合ゾーン(11)の少なくとも1つの区分が部分的に、ピストン(1)の軸線(y)に対してほぼ平行に向けられている、請求項5から11までのいずれか1項記載のピストン。
  13. 接合ゾーン(4,24a,24b)の位置が、マルチ式オービタル摩擦溶接において生じる垂直な圧力方向からずらされている、請求項5から12までのいずれか1項記載のピストン。
  14. マルチ式オービタル摩擦溶接の圧縮軸線が、互いに直交するように整列されているか、又は互いに直交する位置からずれた位置又は方向に互いに整列されている、請求項5から13までのいずれか1項記載のピストン。
  15. 前記ピストン(21)が、接合ウエブ(31,32)によって分離された外側の冷却通路(14)と内側の冷却通路(20)との組合せを有しており、少なくとも1つの接合ウエブ(31)が溢流開口を形成する貫通孔(37)を有している、請求項5から14までのいずれか1項記載のピストン。
  16. ピストン(1)の冷却通路(14)が部分的に、別個の補助エレメント(16)又はカバーエレメントによって閉鎖されている、請求項5から15までのいずれか1項記載のピストン。
  17. ピストン(1)内に形状結合式に及び/又は摩擦結合式に又は素材結合式に挿入された補助エレメント(16)又はカバーエレメントが、少なくとも1つの貫通孔を有している、請求項5から16までのいずれか1項記載のピストン。
  18. ピストン半製品としてのピストン上部(2,22)及びピストン下部(3,23)が、互いに適合する材料、又は種々異なる材料より成っていて、主な合金エレメントとしてアルミニウム又は鋼が設けられている、請求項5から17までのいずれか1項記載のピストン。
  19. ピストン(1,21)のピストン半製品として、鍛造され、かつ鋳造されているか又は鋳造プロセスによって製造されたピストン上部(2,22)及びピストン下部(3,23)が挿入されている、請求項5から18までのいずれか1項記載のピストン。
JP2010547977A 2008-02-29 2009-01-30 マルチ式オービタル摩擦溶接法によって製造された内燃機関のピストン Withdrawn JP2011514258A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102008011922A DE102008011922A1 (de) 2008-02-29 2008-02-29 Kolben für Brennkraftmaschinen, hergestellt mittels eines Multi-Orbitalen Reibschweißverfahrens
PCT/EP2009/000627 WO2009106200A1 (de) 2008-02-29 2009-01-30 Kolben für brennkraftmaschinen, hergestellt mittels eines multi-orbitalen reibschweissverfahrens

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011514258A true JP2011514258A (ja) 2011-05-06

Family

ID=40578933

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010547977A Withdrawn JP2011514258A (ja) 2008-02-29 2009-01-30 マルチ式オービタル摩擦溶接法によって製造された内燃機関のピストン

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8789273B2 (ja)
EP (1) EP2254723A1 (ja)
JP (1) JP2011514258A (ja)
DE (1) DE102008011922A1 (ja)
WO (1) WO2009106200A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014528040A (ja) * 2011-09-20 2014-10-23 マーレ インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテルハフツングMAHLE International GmbH 内燃機関に用いられるピストンおよび該ピストンを製造する方法
JP2016087771A (ja) * 2014-11-11 2016-05-23 オーエスジー株式会社 切削工具

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004061778A1 (de) * 2004-09-29 2006-04-06 Ks Kolbenschmidt Gmbh Einfach-Reibschweißung
DE102008045456A1 (de) * 2008-09-02 2010-03-04 Mahle International Gmbh Kolben für einen Verbrennungsmotor
DE102008055848A1 (de) * 2008-11-04 2010-05-06 Ks Kolbenschmidt Gmbh Kühlkanalkolben einer Brennkraftmaschine mit einem Verschlusselement, das den Kühlkanal verschließt
DE102009015820A1 (de) * 2009-04-01 2010-10-07 Mahle International Gmbh Kolben für einen Verbrennungsmotor und Verfahren zu seiner Herstellung
JP2011085109A (ja) * 2009-10-19 2011-04-28 Niigata Power Systems Co Ltd ピストン及びエンジン
DE102010033882A1 (de) * 2010-08-10 2012-02-16 Mahle International Gmbh Kolben für einen Verbrennungsmotor
US9856820B2 (en) 2010-10-05 2018-01-02 Mahle International Gmbh Piston assembly
DE102010052578A1 (de) 2010-11-25 2012-05-31 Daimler Ag Kolben für eine Brennkraftmaschine
EP2535516B1 (fr) * 2011-06-17 2014-02-26 Techspace Aero S.A. Procédé de soudage par friction d'aubes à un tambour de compresseur axial et dispositif correspondant
US8973484B2 (en) 2011-07-01 2015-03-10 Mahle Industries Inc. Piston with cooling gallery
DE102011106559A1 (de) 2011-07-05 2013-01-10 Mahle International Gmbh Kolben für einen Verbrennungsmotor
DE102011088066A1 (de) * 2011-12-09 2013-06-13 Ks Kolbenschmidt Gmbh Kolben für Brennkraftmaschinen
US9216474B2 (en) 2012-04-24 2015-12-22 Industrial Parts Depot, Llc Two-piece friction-welded piston
US10221807B2 (en) 2012-06-27 2019-03-05 Ks Kolbenschmidt Gmbh Particular arrangement of a cooling duct connecting bore of a cooling duct
DE102012214681A1 (de) * 2012-08-17 2014-02-20 Ks Kolbenschmidt Gmbh Kolben mit einer lokalen Ringnut- und/oder Muldenrandverstärkung
US10082102B2 (en) 2013-01-21 2018-09-25 Federal-Mogul Llc Piston and method of making a piston
US9334958B2 (en) * 2013-02-18 2016-05-10 Federal-Mogul Corporation Complex-shaped forged piston oil galleries
US10787991B2 (en) 2013-02-18 2020-09-29 Tenneco Inc. Complex-shaped forged piston oil galleries
CN105121823B (zh) 2013-02-18 2018-01-30 费德罗-莫格尔公司 形状复杂的活塞油道与由铸造金属或粉末金属工艺制成的活塞冠部
JP6450911B2 (ja) 2013-03-13 2019-01-16 テネコ・インコーポレイテッドTenneco Inc. ピストンおよびその作成方法
KR101449304B1 (ko) * 2013-06-27 2014-10-08 현대자동차주식회사 자동차 엔진용 피스톤의 제조 방법
US10184422B2 (en) * 2014-12-30 2019-01-22 Tenneco Inc. Reduced compression height dual gallery piston, piston assembly therewith and methods of construction thereof
AT519583B1 (de) * 2017-01-26 2018-11-15 Mahle Koenig Kg Gmbh & Co Kg Kolben zum Einsatz in Verbrennungskraftmaschinen
DE102018105928B4 (de) 2018-03-14 2020-06-18 Federal-Mogul Ignition Gmbh Verfahren zum Herstellen einer Elektrodenanordnung für eine Zündkerze
DE102019214857A1 (de) * 2019-09-27 2021-04-01 Robert Bosch Gmbh Bauteil der Hydraulik, Anordnung mit einem Abschnitt des Bauteils, und Verfahren zum Fügen des Bauteils
DE102020210907A1 (de) 2020-08-28 2022-03-03 Mahle International Gmbh Kolben für eine Brennkraftmaschine
US11840983B2 (en) * 2022-02-22 2023-12-12 Caterpillar Inc. Low compression natural gas engine piston bowl for improved combustion stability

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005509520A (ja) * 2001-08-04 2005-04-14 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 互いに結合された少なくとも2つの部材から成る装置
WO2007082564A1 (de) * 2006-01-21 2007-07-26 Ks Kolbenschmidt Gmbh Kühlkanalkolben für eine brennkraftmaschine

Family Cites Families (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB519915A (en) * 1938-01-17 1940-04-09 Charles Emile Stanislas Korytk Piston and process for its manufacture
GB1324431A (en) * 1970-01-31 1973-07-25 Clarke Chapman John Thompson L Methods of and apparatus for friction welding
GB1315676A (en) * 1970-07-18 1973-05-02 Thompson Pipework Ordnance Div Method of and apparatus for friction welding
DE2919638A1 (de) 1979-05-16 1980-11-20 Schmidt Gmbh Karl Kolben fuer brennkraftmaschinen
GB8601083D0 (en) * 1986-01-17 1986-02-19 Welding Inst Friction welding
JPS632576A (ja) 1986-06-23 1988-01-07 Souyou Sangyo Kk 摩擦圧接法
DE3719703A1 (de) 1987-06-12 1988-12-29 Siemens Ag Geschweisste verbindung fuer zylindrische rohre
BR9001859A (pt) * 1990-04-17 1991-11-12 Metal Leve Sa Processo de fabricacao de embolo e embolo
BR9005370A (pt) 1990-10-18 1992-06-16 Metal Leve Sa Processo de fabricacao de embolo refrigerado
EP0624420B1 (en) * 1993-05-13 1997-08-06 ROLLS-ROYCE plc Friction welding
GB9414381D0 (en) * 1994-07-15 1994-09-07 British Nuclear Fuels Plc A method of friction welding
DE29723201U1 (de) * 1997-11-27 1998-07-02 Vectron Elektronik GmbH, 47807 Krefeld Vorrichtung zur Regelung der Bewegungsbahn des Werkstückaufnahmekopfes eines Orbital-Vibrationsschweißsystems
US6032619A (en) 1998-07-16 2000-03-07 Federal-Mogul World Wide, Inc. Piston having a tube to deliver oil for cooling a crown
US5934174A (en) * 1998-10-02 1999-08-10 Cummins Engine Company, Inc. Lightweight articulated piston head and method of making the piston head
US6279455B1 (en) * 1998-10-06 2001-08-28 Caterpillar Inc. Method and apparatus for making a two piece unitary piston
US6155157A (en) 1998-10-06 2000-12-05 Caterpillar Inc. Method and apparatus for making a two piece unitary piston
DE69927928T2 (de) * 1999-01-11 2006-07-27 Toyota Jidosha K.K., Toyota Bremssystem
DE29905633U1 (de) 1999-03-31 2000-08-10 KUKA Schweissanlagen GmbH, 86165 Augsburg Bauteilvorbereitung für eine Reibschweißverbindung
US6477941B1 (en) * 1999-10-08 2002-11-12 Federal-Mogul World Wide, Inc. Dual gallery piston
GB9925708D0 (en) * 1999-10-30 1999-12-29 Carey Charles O B A connecting rod/piston pin assembly
WO2001050042A1 (en) * 1999-12-30 2001-07-12 Federal-Mogul Corporation Piston having uncoupled skirt
US6450395B1 (en) * 2000-08-01 2002-09-17 The Boeing Company Method and apparatus for friction stir welding tubular members
GB2366607B (en) * 2000-09-06 2004-06-09 Federal Mogul Bradford Ltd Piston for internal combustion engine
DE10106578A1 (de) * 2001-02-13 2002-08-22 Mahle Gmbh Unterteil für einen gebauten Kolben
US6910616B2 (en) * 2002-03-07 2005-06-28 The Boeing Company Preforms for forming machined structural assemblies
DE10244512A1 (de) 2002-09-25 2004-04-15 Mahle Gmbh Mehrteiliger gekühlter Kolben für einen Verbrennungsmotor
US6990890B2 (en) * 2002-11-06 2006-01-31 Federal-Mogul World Wide, Inc. Monobloc piston having open floor
DE10306283A1 (de) * 2003-02-14 2004-09-02 Rossner, Volker Verfahren und Vorrichtung zum Reibschweißen
ATE411867T1 (de) * 2003-06-10 2008-11-15 Noetic Technologies Inc Verfahren zur bildung einer induktionsschweissnaht mit scherverschiebungsschritt
DE10333783A1 (de) * 2003-07-24 2005-02-17 Multi Orbital Systems Gmbh Orbital-Reibschweissverfahren und Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens
DE102004038464A1 (de) * 2004-08-07 2006-02-23 Ks Kolbenschmidt Gmbh Kolben, insbesondere Kühlkanalkolben, mit drei Reibschweißzonen
DE102004061778A1 (de) 2004-09-29 2006-04-06 Ks Kolbenschmidt Gmbh Einfach-Reibschweißung
US20080245231A1 (en) 2005-09-17 2008-10-09 Ks Kolbenschmidt Gmbh Piston, Especially Cooling Channel Piston, of an Internal Combustion Engine, Comprising Three Friction Welded Zones
DE102006031095A1 (de) * 2006-07-05 2008-01-10 Ks Kolbenschmidt Gmbh Kühlkanalkolben für eine Brennkraftmaschine

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005509520A (ja) * 2001-08-04 2005-04-14 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 互いに結合された少なくとも2つの部材から成る装置
WO2007082564A1 (de) * 2006-01-21 2007-07-26 Ks Kolbenschmidt Gmbh Kühlkanalkolben für eine brennkraftmaschine

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014528040A (ja) * 2011-09-20 2014-10-23 マーレ インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテルハフツングMAHLE International GmbH 内燃機関に用いられるピストンおよび該ピストンを製造する方法
US10731599B2 (en) 2011-09-20 2020-08-04 Mahle International Gmbh Piston for an internal combustion engine and method for producing same
JP2016087771A (ja) * 2014-11-11 2016-05-23 オーエスジー株式会社 切削工具

Also Published As

Publication number Publication date
EP2254723A1 (de) 2010-12-01
US8789273B2 (en) 2014-07-29
US20110119914A1 (en) 2011-05-26
DE102008011922A1 (de) 2009-09-03
WO2009106200A1 (de) 2009-09-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2011514258A (ja) マルチ式オービタル摩擦溶接法によって製造された内燃機関のピストン
US8011288B2 (en) Piston, especially cooling channel piston, comprising three friction-welded zones
US20120037115A1 (en) Method for the production of a piston for an internal combustion engine and piston for an internal combustion engine
JP6005074B2 (ja) 内燃機関用ピストンの製造方法
US9593641B2 (en) Laser welded piston assembly
US9903309B2 (en) Welded piston assembly
US8631573B2 (en) Piston for an internal combustion engine and method for its production
JP6143847B2 (ja) 内燃機関用のピストンを製造する方法
RU2006124842A (ru) Поршень и способ его изготовления
US9670871B2 (en) Two-part steel piston for internal combustion engines
KR101886456B1 (ko) 내연기관용 피스톤 및 이를 제조하기 위한 방법
JP2012501408A (ja) 内燃機関用のピストン
JP2015522136A (ja) 内燃機関用のピストン
US9518531B2 (en) Piston for internal combustion engines
US10449621B2 (en) Magnetic arc welded piston assembly
JPS603933A (ja) カムシヤフトの製造方法
WO2019081760A1 (en) BI-ROTATING FRICTION WELDING
JP7564603B2 (ja) 金属接合体の製造方法及びダイカスト部材の接合方法
JP5289137B2 (ja) 組立クランクシャフトおよびその製造方法
WO2019013287A1 (ja) 内燃機関用ピストン及びその製造方法
KR102446931B1 (ko) 소음저감 중공부 형성 및 플로우 포밍을 위한 수평 형상 롤러 및 이를 이용한 차량용 휠 제조 방법
JP2023045415A (ja) ろう付け用金属皮膜形成工具
JPH10146670A (ja) 管状部材の接合方法
JPS59191578A (ja) 圧縮機用スクロ−ル部材の製作方法
JPH09168863A (ja) 単胴の溶接継手製作方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111101

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121207

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20130121