JP2014513635A - マルチ研磨工具 - Google Patents

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Abstract

マルチ研磨工具は、研磨エレメントが配置された支持体により構成される。このような研磨エレメントは、1つ以上のパスを形成するように配置され、そのパスに沿って、連続する研磨エレメントの粒子サイズが、あるエレメントから次のエレメントに移行するに従って任意の量順に増加又は減少する。このような原理によって、研磨機及び砥石両方に対して、異なる形態を有する研磨工具が作り出せる。回転軌道及び遊星研磨機、並びに任意の軌道研磨機の場合、このような支持体は円形状であり、粒子の列は、周方向若しくは径方向又はその両方の方向に延びる。第1の工具は、研磨材が異なる隣接する(又は隣接しない)円形状リングにより構成される。第2の工具は、円形状周縁に沿って配置された異なる研磨エレメントを備える。第3の工具は、縁部を起点とする360°の螺旋パスに沿って配置された異なる研磨エレメントを備える。第4の工具は、粗さの列を反転させた2本の180°の螺旋パスを備える。第4の工具は、同心円周上においてプレートに固定された一対の異なる研磨小シリンダを備える。第5の工具は、異なる研磨セクタを固定するためのレリーフ及びスペーサによって、研磨機のプレート上に直接得られる。リニア研磨機の場合、研磨材支持体はベルトであり、それに沿って、異なる研磨材の矩形又は斜めゾーンが互いに追従している。別の研磨機の場合、研磨材支持体は、前述のベルトのような形状のプレートである。砥石を使用する工具の場合、マルチ研磨エレメントは、円筒回転対称性、又は先端が丸められた円錐又は球形対称性を有する。

Description

本発明は、例えば石やコンクリート、金属、木材等の、粗面を有する様々な材料の表面を研磨するための研磨工具の製造に適用され、より正確には、マルチ研磨工具に適用される。本発明は、任意の種類の研磨機用の、また、砥石用の円筒対称性を有する工具用の平面研磨工具の開発に適用可能である。本発明の研磨工具を使用することが想定される研磨機としては、例えば、2本の軸線周りに回転する研磨紙ベルトを使用するものや、直線上で振動する研磨材を使用するもの、単純に回転する研磨シングルディスクを有するもの、軌道振動運動がそれ自体の軸線に対して与えられる(その軸線周りに回転はしない)研磨材を使用する軌道研磨機(orbital polishing machine)、軌道研磨機とは異なりその軸線も回転する回転軌道研磨機(roto−orbital polishing machine)、及び、それ自体が回転する周辺周りに複数の円形状工具が転動する遊星研磨機がある。本発明の研磨工具を潜在的に使用できる砥石としては、例えば、ベンチ(卓上)グラインダーや、アングルグラインダー(「フレキシブル」とも呼ばれる)、シャンクを備える工具用のマンドレルを有するボードグラインダーがある。
表面の粗さ又は仕上げ程度は、理想的な円滑表面に対する実際の表面の高さの測定値間の二乗平均平方根(RMS)(単位はμm)によって示すことができる。研磨又は研和(levigation)は、研磨する材料や用いるプロセスに応じた様々な材質の研磨材によって表面粗さを除去又は少なくとも小さくするようした、材料の機械的仕上げプロセスである。
研磨材は、それらの硬度によって、それらの低脆弱性によって、且つ、それらが結晶性を持つことによって特徴付けられる。周知の天然研磨材としては、ダイヤモンドやコランダム、石英、シリカ、軽石、砂岩、エメリー、ガーネット等がある。人工研磨材としては、酸化アルミニウムや酸化クロム、酸化鉄、窒化ホウ素、炭化ケイ素、ガラス、炭化ホウ素等がある。研磨工具の製造では、まず、上述の物性を有する材料を、所定の粒径が得られるまで細かく砕き、そのようにして得られた粉体を、異なる方法で処理することができる。例えば、適切なバインダと混合し所望の形状のモールドに投入してその後炉で加熱するようにしたり、樹脂と混合し平面状の基材(可撓性を有する又は平坦なディスク)に塗布したり、工具の形状又は同じ支持板に適用するエレメントの形状に焼結したり、真鍮、アルミニウム、ニッケル等の基材においてダイヤモンドの粉体に対して行えるように、適切な形態の基材上に電気化学的に載置したりできる。研磨中、研磨材及び削られた材料から切粉及び粉体が生成される。研磨によって増大する摩擦も大量の熱を生成し、望ましくない化学反応を促進させる。従って、硬質材料を研磨する際には、水と鉱油との混合物のような水系潤滑剤を使用して、熱を低減するとともに切粉及び粉体を除去する。軟質材料を研磨する際には、研磨材の障害、すなわち、削られた材料が形成する層による研磨材表面の被覆によって、研磨材の粉粒と加工される材料との接触が妨げられるため、そのような障害を、蝋及び固体脂肪を含む潤滑剤を使用することによって回避する。研磨される表面の仕上げ程度は、厳密に、研磨材の粒子、すなわち、その粒子又は砥粒の平均径によって決まる。研磨材の粒子は、スクリーニングにより分類され、認識番号が想定される。認識番号は、そのサンプルの連続的に分割された粒子サイズ分析における砥粒のほとんどが保持される、そのような篩の直線インチ当たりのメッシュ数に対応している。従って、砥粒の分類値は、砥粒の平均径に対して反比例し、よって、砥粒の指示値が高ければ高いほど、砥粒はより細かくなる。8〜240以下の粒子の範囲内に連続する人工コランダム及び炭化ケイ素の砥粒を制御するためにこれまで広く受け入れられてきたテーブルが、米商務省により出版され、UNIによって1957年4月テーブル3898において完全に採用された非特許文献1において定義されている。このようなテーブルのその後の開発では、沈降を利用して選択されたより細かい粒子に対して、千単位で表わされる粒子の値を考慮している。研磨紙等の可撓性研磨材の製造に使用される砥粒は、これも米商務省により出版され、また欧州研磨製品製造者連盟(the Federation of European Manufacturers of Abrasive Products;FEPA)によって採用された非特許文献2に集められている。
上述のように分類された研磨材は、導入部において述べた、ポータブル型及びベンチ型機の両方の、研磨機に使用される工具に適用される。第1のものは、一般的に手動であるが、小型、中型、大型のものが市場で入手できる。床を研磨する場合、それらは、設置後の1枚のシートと他のシートとの間の突起による凹凸を円滑にしたり、考えうる表面劣化又は調整により失われた水平性を修復したり、所望の最終設計が得られるまで表面を低くしたりすることが可能である。
ベンチ研磨機には、職人仕事に通常用いられる小型機と、大型の自動化産業機械との両方がある。大型の自動化産業機械は、カスケードに配置された複数の自律電動ユニットを含み、各自律電動ユニットは、同じ粒子の1つ以上の研磨工具を備えたヘッド部を有し、粒子のサイズは、あるヘッドから次のヘッドに向かって徐々に減少する。これらの大型機では、粗いシートを、それを各ヘッドの下方で搬送するコンベアベルトに載置し、徐々に円滑化し研磨するように、最も粗い研磨材から開始する。
図1は、典型的なポータブル型の遊星型研磨機を示す。この研磨機は重量が300kg超であり、鉛直に配置された10HP三相電動モータ2によって駆動される。電動モータ2の駆動軸は、図2に示す工具駆動ヘッド3に含まれる遊星型歯車機構と連結している。ヘッド3は、スキージ状のラバーバンド5によって境界付けられた円形状ケーシング4内に収容されている。モータ遊星体は、2つの車輪7と制御ボタンを有するハンドル8とを備えたフレーム6に転倒可能に係止されている。フレーム6は、研磨材を冷却・潤滑するための水のタンク9と、電気部品用のケース10とを保持する。ヘッド3は、300〜1300rpm(revolutions per minute)に変化する速度で外サイクロイド状に回転する3枚のプレート11,12,13を備える。クイックカップリングシステムによって、より適切な研磨工具14を単一のプレート11,12,13上に取り付けることができる。考えられるこの機の用途としては、コンクリートの凸凹の除去、樹脂及び接着剤の除去、表面の調整、大理石及び花崗岩の光沢化、コンクリートのミラー仕上げ等がある。
続く図3〜9は、ヘッド3のプレート11,12,13に取り付け可能な、又は、他の種類の研磨機において使用可能な、膨大な種類の研磨工具のうち一部を限定して示す。これらの工具は、一般に、特定の形状でレリーフ状に存在する研磨材を加工面上に固着させることが可能な材料の基材により構成される硬い円形状プレート、又は、接着剤又はベルクロ(登録商標)によって裏打ちパッドに固定された可撓性ディスクの形態をとる。選択された研磨材の種類とは独立して、支持ディスク又はプレート上の同一物の構成は、形態及び重量の両方で対称である必要がある。これは、回転中、研磨機のヘッドを完全にバランスが取れた状態に維持して、回転質量のアンバランス化によるダメージを起こしうる横方向の振動が起こらないようにするためである。このような特徴は、市場で見出すことができる工具において尊重される。また、研磨機のヘッドへの研磨工具の接続は、圧力やねじ、螺旋、バヨネット、ピン、磁性等、極めて異なる種類のものとすることができる。
図3に、例えば4〜13mmといった様々な厚さを有することができ、樹脂性固着マトリクスに細粒ダイヤモンド粉体を含ませて構成された研磨ディスク16を示す。研磨機の回転プレートへの係止には、直接クイックカップリングデバイス、又は、ディスク16の裏面に存在するベルクロ(登録商標)に固定されたドラッギングディスク(裏打ちパッド)を利用することができる。研磨面は、外縁を起点とする円環を形成する一連の斜め歯17を有する。この工具は、大理石の床において最大の持続時間及び最適な仕上げを得られるように設計されたものである。工具は、広く使用され、様々なカタログに登場し、例えば、Meneghini&Bonfanti(La Genovese)のカタログに登場する工具の中に含まれ、以下の使用可能性を有する:
・大理石:ASTMスケールで以下の粒子サイズのものが利用可能である:30/50/120/220/400/600/800メッシュ。良好な仕上げ程度のためには、最大400の粒子のものを採用すれば十分であり、2つの連続する粒子のものを使用して続けることでさらなる仕上げを得ることができる。
・花崗岩:以下の粒子サイズの細粒の様々な混合物が利用できる:30/50/150/300/500/1000/2000/4000メッシュ。推奨されるのは、一部の特に容易な花崗岩の場合を除き完全に連続するものを使用する場合、2000の粒子サイズのもので止めて、その後粉体及びフェルトパッドを用いて光沢を出すことが可能である。
図4は、中央に何もない点、及び、歯19が同心円形状の溝によって分割されている点で前述のものと異なる研磨ディスク18を示す。ディスク18は、非常に柔軟であり、これにより、凹面に光沢を出すのに適合している。
図5は、プレート21を備える研磨工具20を示す。プレート21からは、同じ粒子サイズを有し縁部に沿って均等に離間された4つの短いダイヤモンド研磨シリンダ22が突出している。プレートの中心には、背面において3本のねじ24を用いてドラッギングディスク(dragging disc)に適用するために穴23が存在している。樹脂及び塗料を除去するために、また、コンクリートを研磨するために極めて強力な工具を使用することができる。プレート21は、プラスチック又は金属とすることができ、ダイヤモンドシリンダ22はそれに接着されている。あるいは、プレート及びシリンダは、樹脂性研磨材料に対して単一の形成加工を施すことによって得ることができる。
図6は、合成磁性バインダと炭化ケイ素からなる研磨工具26を示す。研磨工具26は、中心に穴が開けられ、放射状に深く溝が形成されて6つの円形状セクタ27が形成された非常に厚い円盤により構成される。この工具は、漆喰を除去したり、樹脂性ダイヤモンドディスクがあまり有用ではない非常に研磨率の高い床を研磨したりするのに適している。これらは、産業用型枠を研削するのにも使用される。
図7は、中心に穴が開けられ、前述の工具と同じ材料からなり、同じ使用可能性を持つ、丸められた縁部を有するシリンダ29により構成される研磨工具28を示す。
図8は、中心に穴が開けられた樹脂性材料からなる円形状プレート31により構成される研磨工具30を示す。プレート31からは、該プレートの縁部に沿って均等に離間された略平行六面体のダイヤモンド研磨ブロック32が突出している。この工具は、特に、硬質の古いコンクリートを研磨するのに推奨される。
続く図9〜12は、シングルディスク研磨機で使用される研磨工具の幾つかの例を示す。工具は、支持体に取り付けられた一組の研磨エレメントにより構成される。支持体は、多くの場合、取付金具又は漆喰による接着により取り付けられる研磨エレメントの形状に基づき適切に成形された研磨機の円形状プレート自体と一致する。研磨エレメントは、例えば、カッサーニ(Cassani)型、「ヴィルゴール・ゲノヴェシ(virgole Genovesi)」型、ミュンヘン(Munchen)型、フランクフルト(Frankfurt)型、フィッカート(Fickert)型、チバウド(Tibaud)型、ペドリニ・プリズム(Pedrini prism)形状セグメント型等の異なる形状とすることができる。研磨機の回転ヘッドへのプレートの接続に関しては、一般に、大型ナット、又は、衛星(サテライト)研磨機において使用されるものと同様のクイック接続機構が設けられる。回転中のプレートのアンバランス化を避けるために、プレート上の研磨エレメントの位置決めには特に注意が必要である。
図9は、小型研磨材を嵌合するための一連の同心円形状溝を備えた裏打ちパッド33の前面を示す。あるいは、可撓性研磨ディスク又は剛性研磨ディスクを接着することも可能である。図10に、図9の裏打ちパッドの裏面を示す。裏面の中心には、シングルディスク研磨機の回転プレートにネジ接続するための大型ナット34が見える。これにより、裏打ちパッド33は、中間支持体として作用する。図11,12,及び13は、3つの研磨ディスク35a,35b,35cを示す。研磨ディスク35a,35b,35cは、それぞれの粒子サイズを有し、研磨プロセスの3つの処理を実行するために、サイズが小さくなる3種類の粒子を別々に裏打ちパッド33に適用することができる。
図14は、120°の間隔で配置されたフランクフルト型の3つの研磨セクタ37が突出した、シングルディスク研磨機の円形状プレート36を示す。特定の場合において、セクタ37は、切粉を排出するために湾曲したテーパ状の大きい中央通路(カナル)を備える中実台形形状を有するマグネサイトに固着された炭化ケイ素顆粒からなる。3つの接続部が、プレート36に固定されており、その接続部は、プレート36に当接する基部で接合された2つの堅固な横方向肩部38により構成される。肩部38は、基部と共にプレート36にネジ止めされて、プリズム形状のセクタ37の座部を構成する。肩部38の基部との接合部には、フランクフルト型研磨セクタ37を案内し嵌合させるための2つの対応する溝がある。
図15は、円形状の縁部41を隆起させたプレート40を示す。縁部41に近接する円内において均等に離間し、該縁部41と略同じ高さに突出する三角形状レリーフ42が、プレート40に係止されている。レリーフ42は、縁部41と共に、3つの120°の間隔で離間した座部を形成するように配向されている。それら座部には、縁部41から突出しマグネサイト又はセメントで接着された炭化ケイ素顆粒からなる三日月(リュネット)形状を有する3つのカッサーニ型研磨セクタ43を嵌合させる。
図16は、外側縁部から延び120°の間隔を開けて離間させた3つの湾曲した切欠き45を有する円形状プレート44を示す。そこからカッサーニ型研磨セクタと同じ数の研磨セクタ46が同じ材料からなる「ヴィルゴラ・ジェノヴェズ」を形成するように突出している。前述のものに対して離間した3つの他の矩形状の切欠き47を、さらなる研磨のために利用できる。
上述の図面に示した工具は、一般に、大理石、花崗岩、及びコンクリートを研磨することができる。
表面を研磨するプロセス(より一般には研削加工)において、除去ひいては得られる表面品質における研磨工具の効率性は、硬質材料粒子の平均サイズによって大部分が決まる。最大の粒子を用いれば最高の除去効率が得られるが、表面仕上げ品質に悪影響を及ぼす。一方、最細の粒子を用いれば品質が向上した表面が得られるが、除去効率は低下してしまう。このように相反する結果に対して、粗成形作業と仕上げ作業を行なう必要がある。現在、表面の研磨プロセスでは、連続する以下の工程を行なう。つまり、円滑化、粗成形、考えられる線及び細孔の封止、そして仕上げがあり、その後光沢化工程に続く。各工程には、異なる研磨材、従って異なる種類のものが必要となる。研磨する表面は、多くの異なる材料の床や、生セメントの空間、予め簡単に水平化/円滑化された、採石場からの石の厚板、又は、カレンダー加工を施した金属厚板、又は木材の寄木細工の表面が考えられる。手動の研磨機では、移動させるのはその機械自体であり、研磨プロセスには、徐々に細かくなる粒子の研磨材を用いて実行される上述の連続する工程が必要であるため、プロセスの全体的な長さでは、研磨工具を交換するのに必要な無駄な時間が増大し、また、眼の前にある床から、粗成形から光沢化の準備までの大理石や花崗岩、「seminati」、集塊岩等といった略全ての種類の材料を考慮する必要があり、その表面は、徐々に細かくなる粒子の研磨材を使用した約10の工程にかけることになる。以下のテーブルは、平坦な大理石又は花崗岩表面に対する研磨プロセスにおいて必要な工程を示し、フェルトの裏打ちパッドの助けで通した細粒を用いて実行される光沢化工程は除いてある。
各工程には、同じエリアにおいて交差する幾つかの通路が必要になる場合がある。作業者は、研磨材を交換するたびに、機械を停止し、被加工面を洗浄し、廃液を適切な容器ドラムに、又は直接排液井戸に運び、被加工面を乾燥させ、実行された作業をチェックし、次の工程のための研磨工具を取り付け、そしてやっと再開する。このような仕様では、従来のシングルディスク又は遊星研磨機を装備した研磨作業者は、漆喰塗りの作業(stucco work)を含めて、常勤作業レベルで一日当たり8時間の作業で平均15mを研磨・光沢化する。より広い表面積を研磨する必要がある場合で、「巨大」手動研磨機が利用できる場合には、毎日の平均は60〜80mにまで増加し、その平均に対する、廃液を回収する作業の有効性が低下する。このような廃棄物は、ヘッドのゴムバンドによりこれから作業する床の領域に押し出され、そこで乾燥・廃棄することができる。
上述の平均時間に対して、外周の研磨に要する時間を加える必要がある場合がある。外周の研磨は、一般に、大きな粒子から細かい粒子に小さくなる、毎回交換する研磨紙を備えた小さいグラインダーを用いて行なわれる。研磨機のヘッドは横方向に嵩が大きく回転工具を壁に対して押すことができないため、床が壁によって仕切られている場合には、その外周の研磨が不可欠となる。その結果、部屋の外周全体に亘って、床の高さが異なる帯状部が形成される。
また従来の研削プロセスは、工具を粒子サイズがより小さいものに交換する必要があるため、程度は低いが研磨において欠点を有する。
Simplified Practice Recommendation 118−50、Table 3898、1957年4月、米商務省 Comercial Standard CS217−59、米商務省
本発明の目的は、研磨プロセスにかかる時間を減らすことである。
本発明の別の目的は、研削プロセスにかかる時間を減らすことである。
本発明の別の目的は、上述のプロセスに必要な研磨工具の数を減らすことである。
本発明の別の目的は、壁近傍における研磨を向上させることである。
本発明の別の目的は、研磨及び研削プロセスをより経済的にすることである。
このような目的を達成するために、本発明は、目的とする研磨工具であって、本発明によれば、請求項1に記載のように、その加工面に、異なる粗さを有する少なくとも2つの研磨エレメントを含む研磨工具を有する。
その最も一般的な形態で記載される本発明は、それ自体に異なる実施例を与え、革新的であるとみなされるその様々な実施例における本発明のさらなる特徴は、従属項に記載される。
好適な実施例において、加工面は、異なる粗さを有する3つ以上の研磨エレメントを含み、該研磨エレメントが、隣接する研磨エレメント間の少なくとも1本のパスに沿って、粗さの値を増加又は減少させて順序付けられた列を形成するように配置されている。
有利には、本発明は、従来の工具を使用した場合と比べて、研磨又は研削対象の表面上の研磨「通路(passage)」の数を減らす。従来の工具を使用した場合では、各「通路」において、工具を、粒子のより細かい、すなわち、粗さの低い他のものに交換する必要がある。本発明はそれにより、工具の交換に必要な無駄な時間を減らす。研磨において、実際、単一の革新的な工具で、あるいはより控え目に、粗成形工程用の第1の工具及びリファイニング工程用の第2の工具の2つの工具で、表1の10の工程を実行することが可能である。
「驚くべき」効果は、新しく想到されたマルチ研磨工具では、順序付けられた粗さを有する様々な研磨材が、平坦な粗面上で互いに対照的に作用せず、逆に、協働することによって、粒子サイズが小さくなる異なるシングル研磨工具を用いることによってこれまで得られてきたのと同じ結果を達成できることである。この現象の論理的な説明は単純ではないが、粒子サイズの順序性、及び、研磨又は研削対象の表面上における工具の移動中の動作の順序性によって異なる粒子間に生じる相乗効果が実証されている。例示的な説明によって、擦面間の段階的な高さの違いによる異なる研磨エレメントの寄与の間におけるある種の自己補正の仮説を立てることができる。例えば、最も顕著な粗さを低減する際に他のものよりも最初に働く最も大きな粒子のエレメントが、隣接するエレメントに対してより多く研磨材支持体を消費するため、より大きな粒子の研磨材を、表面の平均レベルからより離れたレベルに維持する傾向がある。同じ機構が、全ての隣接する砥粒に対して徐々に作用する。上述のものに加えて、より細かい粒子が働くと、それにより生成される粉体が、より大きな粒子を有する研磨材に存在する粗さを埋めて、すでに細かく研磨された表面により大きな粒子を有する研磨材が影響を及ぼすのを防止する。
本発明の第1の実施例によれば、工具は、円形状又は任意の正多角形上を有する、つまり、回転対称性を備える。円形状は、研磨対象の表面に対して研磨材が単に決まった移動を示す線形又は単なる軌道研磨機を除く、あらゆる種類の研磨機に示される。(バランス化された)円盤状支持部上の研磨エレメントの配置は、その結果工具が全体的に動的にバランス化されるのを確実にする必要がある。これは、以下のモードで可能である:a)工具の中心に対して研磨材質量及び被研磨材質量を対称的に分布させる;b)工具の中心に対して両側に直径に沿って配置されるとともにそれらの質量中心が前述の中心から距離r1,r2にある研磨エレメントm1,m2が、工具の慣性モーメントに対して均等な寄与m1.r1、m2.r2を生成するように、研磨材を非対称的に分布させる。これはまた、正多角形の形態の工具でも実証されている。
第1の種類の円形状工具において、工具の中心からの距離は、列を追従する時計回り又は反時計回り方向に応じて、ある研磨エレメントから隣接する研磨エレメントに、増加又は減少する。この意味において一実施例は、研磨エレメントが、順序付けられた粗さを有する同心円形状リングであって、それらが隣接又は任意に離間している。同様の工具において、円形状のリングの数は、径方向にほぼ連続して変化する粗さが得られるまで増加させることが可能である。一変形例では、順序付けられた粗さを有する研磨エレメントが同心円形状リングと同じ数を部分的に占め、それらが隣接又は任意に離間している。この変形例の工具において、同じ粒子サイズの複数の研磨エレメントが、対応する同心円形状リング内で離間している。製造のモードは、前述の工具とは変わるが、利点は同様に維持される。
上述のように製造された工具は、研磨対象の表面が壁によって境界付けられていない場合、又は、その用途が、その横方向移動が研磨対象の表面の縁部を超えることのできるベンチ研磨機の研磨ヘッドに対するものと同じ様な場合に最適である。側壁や同様の制限が存在する場合、使用する研磨機のヘッドの縁部の全体寸法や取り付ける工具の種類に応じて幅が決まる周縁帯状部内において、最適な研磨をおこなうことができない。この(すでに述べた)欠点は、円形状リングを有する革新的な工具を使用することによって大きくなる可能性がある。何故なら、単に同心研磨エレメントの径方向において順序付けて配置するだけでは、たとえ円形状リングの幅が狭く周縁近傍のバンドに影響を及ぼしうるとしても、いずれの場合も、工具の縁部から研磨材が徐々に離れるのみである。その結果、研磨材は、研磨対象の表面の縁部から離れてしまい、そのような粒子の効果なく進んでしまう。上述の欠点は、第2の種類の円形状工具のように隣接する研磨エレメントの配置を異ならせることによって軽減される。第2の種類の円形状工具では、順序付けられた粗さを有する研磨エレメントが全て工具の中心からの距離が同じであり、これは、円形状工具自体の周縁近傍の円周に沿って、順序付けられた粗さを有する研磨エレメントを配置することを示す。単一の工具で異なる砥粒の備える数と対応する同時に行われる工程を完了させるため、研磨プロセス工程を減らすことからなる利点は維持される。また、全ての粒子が縁部近傍で使用できるため、通過する周縁の帯状部をほぼなくすことができるという利点もある。
第3の種類の円形状工具は、上述の2つの態様を、順序付けられた粗さを有する研磨エレメントを螺旋パスのセクションに沿って配置することによって、相乗効果が生まれるように組み合わせたものである。従って、研磨工具の粗さは、その列の各研磨エレメントに対して径方向及び角度方向の両方に変化している。研磨エレメントを単に径方向に配置するのと比べ、これから引き出されるさらなる利点は、周縁の帯状部の幅を増加させることなく、より広い研磨エレメントを取り付けることが可能な点である。周縁の帯状部の幅が増加すると、研磨材の協働作用が徐々に失われてしまう。これで、このような帯状部の幅は、螺旋のピッチに依存するのみとなる。この螺旋のピッチは、異なる材料の研磨において得られる最良の結果に基づき選択できる。単なる角度方向の研磨材の順序性に比べて、径方向成分を追加することによって、様々な粒子間の相乗効果を促進できる。これは、粒子間の高さの差が、このような成分によって増強されるからである。このような差によって、様々な研磨エレメントの研磨に対する寄与を自己補完するのを促進できる。第3の種類の工具が、螺旋ピッチが減少するにつれて、順序付けられた粗さを有する研磨エレメントが円周に沿って配置された第2の工具に収斂する傾向があることを観察すると有用である。
第3の種類の工具において、壁により境界付けられる縁部近傍における研磨は、研磨エレメントを、周縁から内側に向かって粗さが増加する第1の列と周縁から内側に向かって粗さが減少する第2の列とを含む、等間隔で離間された同数のエレメントからなる2つの隣接する列を形成するように配置することによって向上させることができる。
本発明の第2の実施例によれば、研磨工具は、連続的に又は交互に、直線に沿った移行とともに働き、順序付けられた粒子の隣接する研磨エレメントが、上記直線に対して斜めの又は直行する帯状部を占める。
砥石において特に有用な本発明の第3の実施例によれば、研磨工具は、回転対称性、例えば、円錐又は円筒状対称性を有し、研磨面は、順序付けられた粒子の隣接するバンド内における横面に延在する。前述のバンドは、環状、又は、特にシャンクを有する工具の場合には円筒螺旋状形態とすることができる。
本発明の第4の実施例によれば、これも特に砥石において有用であるが、研磨工具は、球状対称性を有し、研磨面は、粒子の列において、隣接する球状ゾーンが続く先端上に球状キャップを含む。
本発明に係るマルチ粒子工具の製造には、従来の工具と比べて、研磨材の堆積に、より多くの時間及びより多くの工程を必要とするが、基本的に同じ方法を用いる。主な違いは、基材に対する様々な粒子の選択的な固定であり、固定される粒子のために、その時の粒子によって影響されないゾーンをマスクする通路が必要となる。相対的な固定は、例えば、静電法や、金属を利用した電解駆動によって起こすことができる。その粒子を堆積させた後、次の粒子を意図したゾーンのマスク剥がしと、最後に堆積された粒子のゾーンのマスキングとがある。大量生産によって、スケールメリットを得ることができるようになり、将来より効率的な製造方法が開発されることが排除されることはない。
本発明の利点を、同一の革新的発想による異なる実現の態様との関連で十分に説明してきた。従って、それらは、以下のように述べることで要約することができる。研磨工具により実現できるさらなる複雑性によって、その更なる複雑性により研磨工具の数を減らすことができる。そして、通路の数の正味削減と工具交換に要する無駄な時間の節約との両方により、研磨又は研削プロセスの速度の増加による最終的な利益は維持される。示される粗さの列における研磨エレメントの特定の配置を用いることによって、壁近傍における研磨を向上させることができる。
最後に、芸術的又は職人的仕事のための小さい手動工具を使用する場合、毎回使用する工具の部品を選択することによって局面を研削することができるという利点がある。
本発明のさらなる目的及び利点は、以下の本発明の実施例の詳細な説明、及び、非限定の例として提供する同封の図面からより明らかとなろう。
典型的な遊星型のポータブル研磨機の斜視図を示す。 図1の研磨機が備える遊星ヘッドの底面斜視図を示す。 図2に示す遊星ヘッドにおいて使用される、先行技術に属する研磨工具を示す。 図2に示す遊星ヘッドにおいて使用される、先行技術に属する別の工具を示す。 図2に示す遊星ヘッドにおいて使用される、先行技術に属する更に別の研磨工具を示す。 図2に示す遊星ヘッドにおいて使用される、先行技術に属する更に別の研磨工具を示す。 図2に示す遊星ヘッドにおいて使用される、先行技術に属する更に別の研磨工具を示す。 図2に示す遊星ヘッドにおいて使用される、先行技術に属する更に別の研磨工具を示す。 様々な形状の研磨エレメント用の中間支持体として回転プレート又はシングルディスク研磨機に固定可能な裏打ちパッドの一方の面を示す。 様々な形状の研磨エレメント用の中間支持体として回転プレート又はシングルディスク研磨機に固定可能な裏打ちパッドの他方の面を示す。 図9、図10の裏打ちプレートに固定可能な3種類の可撓性研磨ディスク(図11、図12、図13)であって、それがそれ自身の粒子サイズを有し、サイズが小さくなる3種類の粒子を有する可撓性ディスクの1つを示す。 図9、図10の裏打ちプレートに固定可能な3種類の可撓性研磨ディスク(図11、図12、図13)であって、それがそれ自身の粒子サイズを有し、サイズが小さくなる3種類の粒子を有する可撓性ディスクの1つを示す。 図9、図10の裏打ちプレートに固定可能な3種類の可撓性研磨ディスク(図11、図12、図13)であって、それがそれ自身の粒子サイズを有し、サイズが小さくなる3種類の粒子を有する可撓性ディスクの1つを示す。 シングルディスク研磨機の回転プレートに取り付けられた研磨エレメントを備える、先行技術の研磨工具の斜視図を示す。 シングルディスク研磨機の回転プレートに取り付けられた研磨エレメントを備える、先行技術の研磨工具の斜視図を示す。 シングルディスク研磨機の回転プレートに取り付けられた研磨エレメントを備える、先行技術の研磨工具の斜視図を示す。 本発明に係る円盤状工具を示す。 本発明に係る円盤状工具を示す。 本発明に係る円盤状工具を示す。 本発明に係る円盤状工具を示す。 本発明に係る円盤状工具を示す。 本発明に係る円盤状工具を示す。 本発明に係る円盤状工具を示す。 本発明に係る円盤状工具を示す。 本発明に応じて配置された、円筒状研磨工具が取り付けられた裏打ちパッドの斜視図を示す。 本発明に応じて配置された、円筒状研磨工具が取り付けられたシングルディスク研磨機の回転プレートの底面図を示す。 図26のプレートに取り付けることができる本発明に係る研磨工具の他の構成の斜視図を示す。 図26のプレートに取り付けることができる本発明に係る研磨工具の他の構成の斜視図を示す。 図26のプレートに取り付けることができる本発明に係る研磨工具の他の構成の斜視図を示す。 本発明に応じて作られた研磨ベルトを取り付けるリニア研磨機の正面図を示す。 図30の研磨機に取り付けられた研磨ベルトの断面の底面図を示す。 本発明に応じて作られた研磨プレートを取り付ける軌道研磨機又はその代替機の正面図を示す。 図32の研磨機に取り付けられた研磨プレートの底面図を示す。 本発明に応じて作られた円筒形状を有するベンチ研削工具の斜視図を示す。 丸められた先端の底面図を含む、本発明に係る円筒形状を有するベンチ研削工具の斜視図を示す。 本発明に応じて得られた球状のベンチ研削工具の前面図を示す。
以下の説明において、異なる図に登場する均等な要素は、同じ符号によって示される。ある図の説明において、該図にはないが先行する図において明示されている要素を参照することも可能である。描写された様々な要素の寸法及び比率は、実際の寸法及び比率と必ずしも対応していない。
図17は、中心に穴が開けられた円盤状支持部51により構成される研磨工具50を示し、円盤状支持部51は、採用される研磨材料の種類及び研磨粉体を固定するのに使用する技術に適切な材料からなる。工具50がダイヤモンド工具の場合、支持部51は、例えば、真鍮やアルミニウム、樹脂性材料、野菜又は人工繊維等とすることができる。支持部51上には、研磨粉体が、その外縁から、幅が等しく、互いに隣接した、異なるサイズの粒子からなる10本の同心円形状リング52〜61を形成している。最も細かい粒子は、最内側の円形状粒子61に存在し、他の円形状リング53〜60ではより外側の円形状リングからより内側の円形状リングに移るに従って粒子のサイズが大きくなる。円形状リングの数、それらの幅、及びあるリングから次のリングへの砥粒のサイズの増加量は、全て、研磨する材料及び最も良い実験結果に基づいて自由に選択できる。研磨工具50は、動的にバランスし、壁に囲まれていない平坦な又は湾曲した面を研磨するために示される。
図18は、以下の点においてのみ工具50と異なる円盤状研磨工具64を示す。円盤状支持部65上において最も細かい粒子が最内側の円形状リング66に存在し、最も大きい粒子が最外側の円形状リング75に存在し、他の円形状リング74〜67では、より外側の円形状リングからより内側の円形状リングに移るに従って粒子のサイズが小さくなる。図17及び18の工具は、最少で2本の円形状リング、最大では粒子サイズを連続的に変化させることができる数の円形状リングで作ることができる。
図19は、その加工面上に4つの研磨エレメント80,81,82,83が存在し、中心に穴が開けられた円盤状支持部70により構成される研磨工具78の底面図を示す。このようなエレメントは、外縁に沿って配置され、同じ幾何学的形状、同じサイズ、及び列において順序付けられた異なる粒子サイズを有する。平面形状は、幅70°の円形状リングセクタのものであり、4つのセクタが、研磨材の無い幅20°のギャップにより相互に離間している。各研磨エレメントのスペースにおける形状は、全ての研磨エレメントに対して同じ厚さを生成するように、プレート79の表面に垂直な線に沿って平面形状を押し出すことによって得られる。径方向の深さは任意であるが、工具が動的にバランスするように全てのセクタにおいて等しい。より大きな粒子を有する研磨エレメント80を起点として、他の研磨エレメントの粒子は、反時計回り方向に、あるエレメントから次のエレメントに移るに従って任意の量小さくなっている。代わりに最も細かい粒子を有する研磨エレメント83を起点として、他の研磨エレメントの粒子は、時計回り方向に、あるエレメントから次のエレメントに移るに従って同じ量大きくなる。時計回り又は反時計回り方向の選択は任意である。円形状リングセクタの形状は、分割研磨エレメントを有するプレート97の周面の大部分を占めることが可能なものである。しかしながら、工具を得る際に拘束されるものではなく、他の形状、例えば、円形状セクタ、環状多角形、台形、矩形、又は他の形状においても、様々な砥粒のサイズにおける順序性という同じ原理を利用できる。
図20は、以下の点において工具78と異なる研磨工具86を示す。円盤状支持部87の加工表面の外縁に、6つの研磨エレメント88,89,90,91,92,93が円形状リングセクタの形態で存在し、それらは、列において順序付けられた異なる粒子サイズを有し、幅が48°で、研磨材の無い12°の空間により相互に離間している。最も大きい粒子を有する研磨エレメント88を起点として、他の研磨エレメントの粒子は、反時計回り方向に、あるエレメントから次のエレメントに移るに従って、任意の量小さくなっている。時計回り又は反時計回りの選択は任意である。工具86に属する最も大きい粒子を有する研磨エレメント88の粒子は、図19の工具78に属する最も細かい粒子を有する研磨エレメント83の粒子よりもサイズが小さい。2つの工具78及び86を一緒に考慮すると、それらは、列において順序付けられた粒子サイズの10個の研磨エレメントのアレイを提供する。従って、2つのマルチ研磨工具だけで、先行技術によれば10個のシングル研磨工具が必要だった表1の研磨プロセス全体を実施することが可能である。以下の表2は、その新規のプロセスをまとめたものである。
本明細書において、「マルチ研磨」という用語は、サイズの異なる複数種類の砥粒を指す。
また、各工具の周縁を全て隣接させる研磨エレメントの配置を考慮すると、壁によって囲まれる外周の帯状部における補完的な研磨を、実際に存在しないとまでは言わないまでも最小限に減らすことができる。図19及び20の工具は、最少で、幅が最大180°の2つの円形状リングセクタで実現できる。
図21及び22は、図19及び20の工具に、砥粒サイズの順序における径方向成分を追加した変形例を底面図において示す。これにより、変形例に係る円形状工具の粒子サイズの順序は、2つの幾何学的成分、つまり角度成分及び径方向成分を有する。従って、任意の予め選択した形態の研磨エレメントを、第1のターン又はその一部に限定して、螺旋パスに沿って配置する必要がある。円形状リング形状を有する同じ研磨エレメントが存在する中でこのように操作することによって、研磨材の質量分布における直径方向対称性が必然的に変更される。そして、回転中の円形状工具の動的なバランスを回復するために、研磨エレメントのサイズを適切に変更する必要がある。バランスが崩れると、工具は振動し始め、工具の一部分が、その直径方向に対向する部分に対して、研磨対象の表面から交互に上下動し、加工効率に影響を及ぼす。バランシングには、回転軸線に作用する力を相殺する必要があり、これは、直径に沿う中心に対して両側に配列されたシングル研磨エレメントの慣性モーメント

を等しくすることによって達成することができる。研磨エレメントの円形状リングセクタの形状は、この新規の工具において変わらないため、重なるのを回避するために、角度開口を、より外側の研磨エレメントからより内側のものに移るに従って縮小させる必要がある。これは、螺旋の曲率半径が漸進的に減少するためである。このため、質量を減少させる角度開口の縮小、及び、同じ質量を仮定した場合に慣性モーメントを減少させる円盤97の中心からの距離の縮小の両方を補完するために、径方向のサイズも変化させる必要がある。これにより、研磨エレメントは、角度的な延出が小さく、径方向に広くなる。言い換えると、周縁から離れるに従って、より低く、より幅広くなる。
図21の底面図を参照し、中心に穴が開けられ、加工面上に4つの研磨エレメント98,99,100,101が存在する円馬上支持部97により構成される研磨工具96を観察する。それらのエレメントは、縁部を起点とする360°の螺旋よりもわずかに小さい螺旋パスに沿って外縁の近傍に配置される。研磨エレメントは、径方向及び角度方向に異なるサイズを有し、異なるサイズの砥粒がサイズの順に配置された円形状リングセクタの同じ幾何学形状を有する。空間における形状は、プレート97の表面に直交する線に沿って平坦形状を延出させ、全ての研磨エレメントに同じ厚さとすることによりそれらが少なくとも初期作業工程において同時に研磨対象の表面に配されるようにすることによって達成できる。螺旋のピッチは、プレート97の縁部上の境界である低底部101の研磨エレメントの径方向の幅(深さ)よりも小さい。このようにして、円形状縁部に隣接する研磨材の無い領域を最小限に抑え、それにより、補完的な研磨を必要とする境界帯状部の幅を減少できる。より大きな粒子を有する研磨エレメント98を起点として、他の研磨エレメントの粒子は、反時計回り方向に、あるエレメントから次のエレメントに移るに従って、任意の量小さくなっている。最も細かい粒子を有する研磨エレメント101を起点として、他の研磨エレメントの粒子は、時計回り方向に、あるエレメントから次のエレメントに移るに従って、同じ任意の量大きくなっている。時計回り又は反時計回り方向の選択は任意である。動的なバランシングに関し、例えば、2つの研磨エレメント98及び100を考慮し、それらの各重心における質量を集中することを想定した場合、重心の質量及びプレート97の中心からの各距離は、式

が立証できるようになっている。これは、研磨エレメントの全ての対において、工具96をバランシングするのに有効である。ある研磨エレメントと隣接するエレメントとの間の、研磨材が存在しない空間は、螺旋パスの角度幅の変化に追従して、それに沿ってその幅が変化する。
砥粒のサイズの順序に径方向成分を追加することにより、研磨に要する時間が減少し且つ研磨された表面の品質が向上することによって、マルチ研磨工具の効率性が向上する。より大きな粒子の研磨材がより内側にある順序において、最大効率が実験的に検出することができた。壁に対する境界帯状部における研磨に関して、連続する粒子のサイズの中で、面積の小さい研磨セクタを縁部に沿って配置する構成によって、建物の壁に向かってわずかに隆起した縁部の形成が防止される。そうでなければ、より大きな粒子の研磨材がより内側にあるため、このような縁部の隆起が起こりうる。実際、研磨セクタにおいて最も作用する部分が外縁であり、残りの部分がむしろ支持体として機能し、そして関連性がより低くなることを考慮すると、プレートの縁部に対して可能な限り近づけられる。
図22は、以下の点において工具96と異なる研磨工具104を示す。円盤状支持部105の加工面の外縁に、異なる粒子サイズを有する6つの研磨エレメント106,107,108,109,110,111が円形状リングセクタの形態で存在する。螺旋パスにおいて、最も大きい粒子を有する最内側の研磨エレメント106を起点として、他の研磨エレメントの粒子は、反時計回り方向に、あるエレメントから次のエレメントに移るに従って、任意の量小さくなっている。時計回り又は反時計回り方向の選択は任意である。工具104の最も大きい粒子を有する研磨エレメント106の粒子は、図21の工具96の最も細かい粒子を有する研磨エレメント101の粒子よりもサイズが小さい。研磨エレメントの配置及びサイズは、工具104が動的にバランスされるようになっている。2つの工具96及び104を一緒に考慮すると、それらは、図19及び20の工具78及び86同様に、列において順序付けられた粒子の10個の研磨エレメントの配置を提供する。従って、工具96及び104の対に何ら変更を加えることなく表2が適用可能である。図21及び22の工具は、最少で、幅が最大略180°の2つの円形状リングセクタで実現でき、角度モーメントの均等性を維持するために、以下の2つの代替モードに従った大きさにすることができる:a)周縁から最も遠いセクタを、第1のものよりもわずかに幅を広く、わずかに深くする。b)周縁から最も遠いセクタを、第1のものよりもわずかに幅を広く、深さを等しくする。
続く図23及び24は、図21及び22の2つの研磨工具96及び104を組み合わせ重ね合わせて単一の工具とし、単一の工程で表2の粗成形及びリファイニングを完成できるようにした2つの研磨工具を示す。
図23の底面図は、その加工面上に20個の研磨エレメントが存在し、中心に穴が開けられた円盤状支持部115により構成される研磨工具114を示す。このようなエレメントは、それぞれが円盤状支持部115の加工面の半分を占める10個ずつの2つの群にさらに分けられる。116,117,118,119,120,121,122,123,124,125で示される第1の群の研磨エレメントは、縁部を起点とする半螺旋に対応する180°の螺旋パスに沿って外縁に近接して配置されている。126,127,128,129,130,131,132,133,134,135で示される第2の群の研磨エレメントも、半螺旋の長さを有する他方の螺旋パスに沿って外縁に近接して配置されるが、先行する半螺旋からは連続しておらず、先行する半螺旋の端部から外縁において改めて延在している。
研磨エレメントは、円形状リングセクションの同じ幾何学形状、わずかに異なる角度開口、同じ径方向深さ、及び、順序付けて配置された異なるサイズの砥粒を有する。10個の研磨エレメントの第1の群を起点として、最も細かい粒子を有するエレメント125がプレート115の周縁に接触し、連続する他の研磨エレメントの粒子が、最も大きい粒子を有する最内側のエレメント116に達するまで、時計方向周りに、あるエレメントから次のエレメントに移るに従って、任意の量小さくなっている。引き続き時計回り方向に、10個の研磨エレメントの第2の群が続き、ここで、最も大きい粒子を有するエレメント135がプレート115の周縁に接触し、連続する他の研磨エレメントの粒子が、最も細かい粒子を有する最内側のエレメント116に達するまで、時計回り方向に、あるエレメントから次のエレメントに移るに従って、任意の量小さくなっている。図において、全ての砥粒の配置の方向を変化させることによって、工具114の構成は変化せず、このような変化は実際、固定された半回転に等しくなることは理解されよう。また、予め選択された回転方向にかかわらず、2つの群の粒子間の移行が連続して起こることも理解されよう。研磨を向上させるために、各列において同じ位置を占めるエレメントにおいて同じ粒子サイズ値を維持するのが有利である。図を観察すると、2つの興味深い側面が明らかになる。第1の側面は、動的なバランシングを得るために単純化が実現できることである。第2の側面は、境界の帯状部を研磨する際に有利であるということである。第1の側面に関して、破線で示す直径を観察すると、2つの列において同じ順番のエレメントが、両側においてプレート115の中心から同じ距離に共通の直径に沿って配置されていることが観察できよう。これは、それらが同じ角度開口を有し、従って、径方向に同じ大きさを有することを意味する。これは、対応するエレメント対の全てにおいて真であり、全ての研磨エレメントの径方向サイズを変化させないことを示唆している。第2の側面に関して、径方向における10種類の粒子の連続するサイズ変化を維持するためにも、図22の工具104と比べて、研磨エレメントをプレート115の縁部からより大きく離間させる必要がある。また、各列に沿って研磨材が徐々に無くなるために研磨されない部分が、同じ粒子サイズを有する研磨エレメントの径方向にオフセットした配置による完全な回転中に研磨されることも事実である。実際、このオフセットした配置によって、同じ粒子の研磨材が、境界の帯状部において、2つの平行した周回を完成させることができる。
図24の底面図は、その加工面上に12個の研磨エレメントが存在し、中心に穴が開けられた円盤状支持部141により構成される研磨工具140を示す。研磨エレメントは、互いに隣接する5個ずつの4つの群にさらに分けられる。5個のエレメントの各群の研磨エレメントは、各群がプレート141の外縁から開始して、螺旋の4分の1に対応する90°の螺旋パスに沿って配置されている。そして、4つの群は、2つずつにグループ分けされて、それぞれが粒子のサイズが順序付けられた10個の研磨エレメントから構成される2つの上位群を形成している。各上位群は、円盤状支持部141の加工面の半分を占有している。第1の上位群の研磨エレメントを、142,143,144,145,146,147,148,149,150,151により示す。第2の上位群の研磨エレメントを、152,153,154,155,156,157,158,159,160,161により示す。研磨エレメントは、円形状リングセクタの同じ幾何学的形状、同じ角度開口、同じ径方向深さ、及び、すでに述べたように順序付けて配置された異なるサイズの砥粒を有する。工具114とは異なり、各研磨エレメントの外端縁は、その外側に隣接する研磨エレメントの最内縁が存在する円周の半径以下の半径の円周上に載置されている。このような配置で、研磨エレメントは、径方向且つ角度方向に分離している。もちろん、エレメントは、研磨材が存在しない周辺ゾーンが余計に拡大するのを避けるために、工具114のエレメントの径方向幅よりも小さい径方向幅を有する必要があり、このため、10個の上位群は、それぞれがプレート141の周縁を起点とする5個ずつの2つの群にさらに分けられる。10個の研磨エレメントの第1の上位群において、最も細かい粒子を有するエレメント142が、中間の粒子を有する第6のエレメント147と同様にプレート141の周縁に接触し、エレメント141を起点として、10個の列においてそれに続く研磨エレメントの粒子が、最も大きい粒子を有するエレメント151に達するまで、時計回り方向に、あるエレメントから次のエレメントに移るに従って、任意の量大きくなっている。引き続き時計回り方向に、10個の研磨エレメントの第2の上位群が続き、ここで、最も大きい粒子を有するエレメント152及び中間の粒子を有する第6のエレメント157が、プレート115の周縁に接触し、連続する他の研磨エレメントの粒子が、最も細かい粒子を有するエレメント161に達するまで、時計回り方向に、あるエレメントから次のエレメントに移るに従って、任意の量小さくなっている。研磨エレメントの配置において時計回りか反時計回り方向かは完全に任意である。バランシングに対する考慮及び工具140で得られる利点は、図23の工具114に関して述べたものと同一である。研磨エレメントのより小さい径方向幅は、工具140の作動時間に対して大きくは悪影響を及ぼさないようである。これは、すでに述べたように、研磨エレメントが、主に外縁において働くためである。
続く図25,26,27,28,29は、本発明の設定(dictates)により実現され、市場で容易に見つけられる研磨機のプレート及び研磨部品を「職人的な」やり方で適応させることによって得られる研磨工具を説明することを目的としたものである。構造的に、このような新規の工具は、研磨エレメントに対するその場の設計(ad−hoc design)が必要ないため、前述の図17〜24において説明したものよりも簡単に得られる。一方で、サイズが小さくなる10種類の砥粒を使用する研磨プロセスは、表2において示した2つよりも多くの研磨工具を必要とするが、いずれの場合も表1において列記した10個の工具より少ない。バランシングに対する考慮も、図25〜29に示す構成の工具を取り付ける研磨機のプレートに対して真実である。ただし、それらの工具は、それを保持するプレートの中心に関して対称となるように係止されるものとする。
図25の斜視図は、小シリンダの形状を有し、互いに対して60°離間し、同心円上に2つずつ配置された6個の研磨エレメント172,173,174,175,176,177が固定された円形状プレート171を備える工具170を示す。プレート171への固定は、ベルクロ(登録商標)、接着剤、又は適切な溝又は空洞への嵌合のいずれかとすることができる。6個の小シリンダは、粒子サイズが異なる3種類の3つの群を形成し、各群が、同じ砥粒サイズの2つのエレメントを含む。各群の研磨小シリンダは、両側においてプレート171の中心から同じ距離に共通の直線に沿って配置されている。中心からの距離は、群ごとに変化させており、2つの小シリンダが中心から最も遠い距離にある第1の群、中間の位置にある第2の群、及び、最も近い距離にある第3の群を識別することができるようになっている。隣接する群のエレメントの中心からの距離の差は、研磨小シリンダの基部の直径以上であり、その結果それらは径方向に分離している。3つの群は、砥粒サイズが順序付けられている。より具体的には、第1の群は、プレート171の外縁に近接して載置された最も粒子の細かい最も外側にある小シリンダ172,173を備え、第2の群は、中間粒子サイズを有する小シリンダ174,175を備え、最後に第3の群は、最も大きい粒子サイズを有するシリンダ176,177を備える。以下の設計パラメータは、本発明を限定することなく任意に変更することができる:研磨小シリンダ群の数;一群当たりの小シリンダの数;隣接する群のエレメント間の径方向距離;径方向において大きくなる又は小さくなる粒子サイズ;最初の粒子のサイズ及び単一の粒子変化段階の程度。170の種類の研磨工具を使用することによって、表1の研磨プロセスをより速くより効率的に行うことができる。例えば、2つの小シリンダ群のみを備えた170の種類の2つの工具を使用して粗成形を完了し、その後のリファイニングを図に示すもののような2つの工具170を用いて行なうことが可能である。工具170は、その移動において回転を伴う任意の種類の研磨機に取り付けることができる。
図26の底面図は、シングルディスク研磨機の円形状プレート181上に構築された研磨材構成180を示す。プレート181は、6個の台形状レリーフ183,184,185,186,187,188が係止された面の表面から直角に突出する周縁182を有する。このようなレリーフは、図15のカッサーニ型研磨セクタに関して説明したように、6つのそれぞれの研磨セクタを縁部182に対して係止するように、中央穴の周囲に円形に配置されている。この底面図において、各研磨セクタは、異なる線からなる(mixtilinear)台形又はより適切には円形状リングセクタの形態を有する。空間図(spatial view)において、各セクタは、非研磨材支持体、例えば、磁性体から構成され、そこから実際のダイヤモンド研磨エレメントが上方に延出し、第2の最外縁から径方向幅の半分までに含まれる部分を占有している。図26を参照すると、互いに対して120°離間し、各研磨セクタに属する磁性支持体191,193,195に対して各台形状レリーフ183,185,187によって加えられた圧力によって縁部182に対して維持される、均等な粒子サイズの3つの研磨セクタ190,192,194が観察できよう。前述の研磨エレメントの粒子サイズよりも大きい均等な粒子サイズを有し、相互に120°離間した他の3つの研磨セクタ196,199,202が、円形状縁部182から後退した位置において、3つの研磨セクタ190,192,194間に介装されている。後退した3つの研磨セクタは、円周に沿って配置され、各セクタに属する支持体197,200,203に対する各台形状レリーフ188,186,184、及び、研磨セクタ196,199,202の外縁とプレート181のレリーフ182を有する周囲の円形状縁部との間に載置されるスペーサ対198,201,204によって合同で加えられる圧力によって、プレート182上に固定維持されている。その結果、研磨エレメントは、縁部182から、均等な高さの部分だけ突出している。スペーサ198,201,204は、研磨セクタを、縁部182から任意の距離、特に、連続する粒子と径方向に且つ角度方向に分離されるように、隣接する研磨セクタの幅以上の距離に維持する。プレート180の構成を使用することによって、表1の研磨プロセスをより速くより効率的に行うことができる。実際、工程及び工具の数を半分に減らすことが可能である。プレート181の直径及び使用する研磨セクタのサイズに基づき、(同じ方式により)2種類より多くの砥粒を有するセクタを取り付けることが可能である。
図26の研磨材構成は、最少で、図に示すものよりも広く角度モーメントの均等性を維持する様な大きさの2つの研磨セクタにより実現できる。
図27は、2本の平行する平行六面体の研磨ブロックの列が突出した円形状リングセクタ形状を有する支持体により構成される研磨工具210の斜視図を示す。このようなブロックは、同じ厚さ及び異なる粒子サイズを有する。最も外側の列は、外縁に沿って配置された3つのダイヤモンド研磨ブロック212,213,214を備え、最も内側の列は、内縁に沿って配置された2つのダイヤモンド研磨ブロック215,216を備える。ブロック215,216の砥粒は、ブロック212,213,214の粒子よりも大きなサイズを有する。工具210は、図15のカッサーニ型の研磨セクタの、本発明に係る変形例、あるいは、図8のダイヤモンド樹脂性円盤の一部の、本発明による変形例と考えることができる。
図28は、均等なサイズの円形状リングセクタ形状を有する2つの研磨セクタ220及び221が接着された、円形状リングセクタ形状を有する支持体219により構成される研磨工具218の斜視図を示す。研磨セクタ220は、一方側の支持体 219の外縁に対して面一であり、セクタ221は、220からより後退し、支持体219上で他方側の下方縁から延出している。研磨セクタ220は、4個の研磨エレメント222,223,224,225が接着された支持体により構成されており、このようなエレメントは、厚さを小さくし異なるサイズを有する擬似平行六面体であり、2本の平行な列に配置されている。研磨エレメント222及び223は、それら自身のセクタの外縁を境界付け、エレメント224及び225は、内縁を境界付けている。研磨セクタ221は、2本の平行な列に配置された4個の研磨エレメント226,227,228,229が接着された支持体により構成されている。後者のエレメントは、厚さを小さくし異なるサイズを有するとともに、前述の研磨エレメントよりも大きな粒子サイズを有する擬似平行六面体である。研磨工具218は、有利には、適切なレリーフを利用することによって、シングルディスク研磨機のプレートに取り付けることができる。研磨材構成の構造において、例えば図26のプレート181上において、各研磨セクタ220及び221は、粒子サイズの連続性が径方向及び周方向の両方において2つの値を有するように、固有の研磨エレメントとして考慮すべきである。2つのセクタのセットは、隣接する点に互いに近接させた図26の構成180の2つの隣接するセクタに類似する。
図29は、長い/広い円形状リングセクタ又は異なる線からなる(mixtilinear)台形に類似した形状を有する3つの連続する研磨材支持体231,232,233により構成された研磨工具230の斜視図を示す。3つの隣接する支持体は、続く支持体よりも徐々に後退している。支持体231及び232は、一方側に沿って接着され、支持体233は、90°回転されてその内縁が支持体232の他方側に接着されている。研磨材支持体231は、厚さを小さくした擬似平行六面体の2つの研磨エレメント234及び235を含む。研磨材支持体232は、厚さを小さくし且つその粒子が前述の研磨エレメントのものよりも大きい擬似平行六面体の3つの研磨エレメント236,237,238を含む。研磨材支持体233は、厚さを小さくし且つその粒子が前述の研磨エレメントのものよりも大きい擬似平行六面体の2つの研磨エレメント239及び240を含む。全ての平行六面体研磨エレメントは、それ自身の支持体の曲線縁部を境界付ける短辺を有する。エレメント234は、それ自身の支持体の外縁を境界付け、エレメント235は内縁を境界付ける。2つのエレメントは配列されていない。エレメント236及び237は、それら自身の支持体の外縁を境界付け、エレメント238は、内縁を境界付けるが、2つの前述のエレメントとは配列されていない。エレメント239及び240は、それら自身のセクタの両方の縁部を境界付ける。研磨工具230は、有利には、適切なレリーフを利用することによってシングルディスク研磨機のプレートに取り付けることができる。この場合もまた、各研磨セクタは、粒子サイズの連続性が径方向及び周方向の両方において3つの値を有するように、単一の研磨エレメントとして考慮することができる。
図30は、ベルト研磨機250を示し、その電動モータは、研磨対象のシート255に対して研磨機の重量によって維持された3つの平行なローラ251,252,253のアセンブリに巻回された研磨ベルトを回転させる。図31に研磨ベルトセクション254を示す。ここで、研磨面が、4つの矩形の研磨ゾーン258,259,260,261の長手方向の繰り返し配列により構成されることが観察できよう。研磨ゾーン258,259,260,261の研磨粒子サイズは、あるゾーンから次のゾーンに移るに従って任意の量小さくなっている。ある列から次又は前の列に移る際に粒子サイズに突然の不連続性が起こるのを避けるために、粒子サイズの順序は、最も細かい粒子を有するゾーン261が前のゾーン260と同じサイズを有するゾーン263をその左に有し、同様に、最も大きい粒子を有するゾーン258が次のゾーン259と同じサイズの粒子を有するゾーン262をその右に有するように、左右に隣接する列において反転されている。ベルト254の長さに適応するように、研磨ゾーンの数は最少で2つであり、それらの長さは任意のパラメータである。研磨ゾーンは斜めであってもよい。
図32は、手動型、又は、代替の直線型の軌道研磨機270を示す。研磨機同期270には、電動モータ273により駆動される機構272によって移動されるプレートのような研磨プレート271が取り付けられている。ハンドル274は、研磨対象のシート275上でプレート271を操作するために作業者に把持される。図33を参照すると、矩形プレート271が、長手方向に、4つの矩形研磨ゾーン278,279,280,281の列を備えることが観察できよう。研磨ゾーン278,279,280,281の研磨粒子サイズは、あるゾーンから次のゾーンに移るに従って任意の量小さくなっている。プレート271の長さに適応するように、研磨ゾーンの数は最少で2つであり、それらの長さは任意のパラメータである。研磨ゾーンは斜めであってもよい。
続く図34,35,36は、特に砥石に使用するのに適したマルチ粒子研磨工具を示す。
図34は、中心に穴が開けられた円筒状研磨工具290を示す。その横面は、互いに連続する4つの研磨環状ゾーン291,292,293,294を支持し、粒子サイズの列が、基部に隣接する最も大きな粒子のゾーン291を起点としている。列の順序は、反転させることができ、環状バンドの数も必要に応じて変更できる。工具290は、特にベンチ砥石に使用するのに適している。
図35は、砥石のフレキシブル砥石車に固定するためのシャンク299を備える、先端が丸められた円筒状研磨工具298を示す。同図に、先端を下から見た状態を示す。円筒状面には、文字F(細かい)、M(中間)、及びG(大きい)で示された3種類の異なる大きさの砥粒を有する螺旋状形態の連続バンドが交互に支持されている。各螺旋状バンドは、横面全体に亘って巻回されている。先端には、粒子F,M,及びGの3つの列をなす研磨球状ゾーンが支持されている。図において、ある粒子サイズから次の粒子サイズへの移行が最も小さい許容可能な変化で起きていることが観察できよう。
図36は、砥石のフレキシブル砥石車に固定するためのシャンク303を備える、球状形態の研磨工具302を示す。球状面には、連続するバンドが交互に支持され、バンドのシャンクと反対側の部分が球状キャップであり、他の部分が球状ゾーンである。バンドは、キャップを起点として三種類の粒子G,M,Fを有し、それらが緩やかな移行で連続している。
好適な実施例についてなされた説明に基づき、当業者にとって、以下の特許請求の範囲から得られる本発明の範囲から逸脱することなく、様々な変更を導入できることは明らかである。

Claims (17)

  1. 加工面に、異なる粗さを有する少なくとも2つの研磨エレメント(50,64,78,86,96,104,114,140,170,180,210,218,230,262,271 ,290,298,303)を含むことを特徴とする研磨工具。
  2. 異なる粗さを有する3つ以上の研磨エレメント(50,64,78,86,96,104,114,140,170,180,210,218,230,262,271)を含み、該研磨エレメントが、隣接する研磨エレメント間の少なくとも1本のパスに沿って、粗さの値を増加又は減少させて順序付けられた列を形成するように配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の研磨工具。
  3. 円形状又は任意の正多角形状(50,64,78,86,96,104,114,140,170,180)であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の研磨工具。
  4. 前記研磨エレメントの配置が、前記工具の中心に対して両側の、その中心からの距離r1,r2に質量中心が配列された研磨エレメントm1,m2が、前記工具の慣性モーメントに対して均等な寄与m1.r1及びm2.r2を生成するように、前記工具の中心に対して研磨材の質量を分布させることを特徴とする、請求項3に記載の研磨工具(50,64,78,86,96,104,114,140,170,180)。
  5. 前記研磨エレメント(80〜83;88〜93)が、前記工具の中心から同じ距離において周縁に近接させて配置されていることを特徴とする、請求項4に記載の研磨工具。
  6. 各研磨エレメントの前記工具の中心からの距離が、前記少なくとも1つの列を追従する時計回り又は反時計回り方向に応じて、ある研磨エレメントから隣接するものへと増加又は減少していることを特徴とする、請求項4に記載の研磨工具(96,104,114,140)。
  7. 前記研磨エレメントが、隣接する又は任意に離間されたそれぞれの同心円形状リング(52〜61;66〜75)を完全に占めることを特徴とする、請求項6に記載の研磨工具。
  8. 前記研磨エレメントの粒子サイズが、径方向に略連続的に変化することを特徴とする、請求項7に記載の研磨工具。
  9. 前記研磨エレメントが、隣接する又は任意に離間されたそれぞれの同心円形状リングを部分的に占めることを特徴とする、請求項6に記載の研磨工具。
  10. 前記研磨エレメントが、前記工具の周縁を起点とする約360°の螺旋パスに沿って配置されていることを特徴とする、請求項6に記載の研磨工具(96,104)。
  11. 等しい数の群に属する研磨エレメントが、前記工具の周縁を起点とし360°の約数の均等な角度開口を有する2つ以上の螺旋パスに沿って離間されていることを特徴とする、請求項6に記載の研磨工具(114,140)。
  12. 螺旋パスに配置された研磨エレメントの第1の群(116〜125)、又は、隣接する螺旋パスに配置された研磨エレメントの幾つかの第1の群(142〜146;147〜151)が、周辺から内側に向かって粒子サイズを増加させて順序付けられており、
    螺旋パスに配置された同数の研磨エレメントの第2の群(135〜127)、又は、等しい数の隣接する螺旋パスに配置された同数の研磨エレメントの幾つかの第2の群(152〜156;157〜161)が、周辺から内側に向かって粒子サイズを減少させて順序付けられていることを特徴とする、請求項11に記載の研磨工具(114,140)。
  13. 前記研磨エレメントが、前記加工面に直交する円形状リングセクタを同じ高さまで押し出すことによって得られる形状を有することを特徴とする、請求項9〜12のいずれか一項に記載の研磨工具(96,104,78,86,114,140)。
  14. 突出する周縁(182)に対する圧力で前記研磨エレメント(190,192,194;196,199,202)をスペーサ(198,201,204)により直接係止するように円形状に配置されたレリーフ(183〜188)によって、研磨機のプレート(181)に直接得られることを特徴とする、請求項6に記載の研磨工具(180)。
  15. それ自体において閉じたベルト(254)又は矩形プレート(271)の形状を有し、前記研磨エレメント(258〜261;278〜281)が粒子サイズの列の隣接する帯を占め、該帯が、前記ベルト又はプレートの長手方向中心線に対して直交する又は斜めであることを特徴とする、請求項1に記載の研磨工具。
  16. 回転対称性を有し(290)、前記研磨エレメント(291〜294)が、粒子サイズの列の隣接するバンドであって、環状バンド又は円筒螺旋状形態(F,M,G)でその横面に延在していることを特徴とする、請求項1に記載の研磨工具。
  17. 球形対称性を有し(302)、前記研磨エレメント(F,M,G)が、粒子サイズの列において、連続する球形ゾーンに隣接する先端上に,球形キャップを含むことを特徴とする、請求項1に記載の研磨工具。
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