JP2015223691A - カップホイール - Google Patents

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Abstract

【課題】 研削時の振動および騒音が小さく、研削部が外れ難くいとともに、軽量化および製造の容易化が可能になるカップホイールを提供すること。
【解決手段】 回転工具10に取り付けられて回転することにより被研削物の表面を研削するカップホイール20を、中心に取付孔22aが形成された略円板状の台金中央部21aと、台金外周部21bと、研削部27と、ねじ部材29で構成した。台金外周部21bを、台金中央部21aの外周部に係合可能な外周係合部25と、台金中央部21aの前面の外周側部分を覆うようにして外周係合部25の前部の周縁部に形成されたフランジ状の外周側固定部26で構成した。そして、研削部27を台金外周部21bの外周側固定部26の前面にねじ部材29で固定した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、回転工具に取り付けられて回転することにより被研削物の表面を研削するカップホイールに関する。
従来から、所定の被研削物、例えばコンクリート壁の表面を研削して平面状にする際には、略円板状のカップホイールを備えた回転工具が用いられている。このカップホイールは、中央に取付孔が形成された円板における取付孔の周囲部分を一方が凸状で他方が凹状になる曲面状に形成して構成されており、一般には、金属製の台金の凹状側の面の外周側部分に、ダイヤモンド砥粒を含む研削チップを溶接で固定して形成されていた。しかしながら、このようなカップホイールを用いると、研削時の振動や騒音が大きくなって、作業者が不快になったり、作業場所近辺の住民に迷惑がかかったりするという問題があった。このため、台金を樹脂材料で構成するとともに、台金と研削チップの間に弾性シートを介在させることにより、振動および騒音を低減したカップホイールも用いられている(例えば、特許文献1参照)。
このカップホイール(ディスク状砥石)は、樹脂材料からなる略リング状の台金(基板)と、台金に接着剤により固着された弾性シートと、弾性シートに重ねて配置され接着材により弾性シートに固着された保持板と、保持板に固着された研削チップ(研磨チップ)とで構成されている。研削チップは、砥粒層と、かしめ部を備えた金属片で構成されており、保持板にはかしめ部が挿通できる貫通孔が形成されている。そして、かしめ部を貫通孔に挿通してその先端をかしめることにより、金属片と保持板を一体にしている。この従来のカップホイールでは、弾性シートを用いることにより、振動を抑えて研削チップが台金から剥離されることを防止できる。また、台金を樹脂材料で構成することによっても、振動および騒音を低減させることができる。
特許第3762754号公報
しかしながら、前述したカップホイールでは、台金と弾性シートおよび弾性シートと保持板をそれぞれ接着剤で固着しているため、台金と弾性シートの間および弾性シートと保持板の間が剥離され易くなる。接着剤は、一般に、100℃程度の高温状態で接着力が低下するため、回転工具で被研削物を研削する際に、カップホイールが摩擦熱で高温に加熱されると、接着剤の接着力が低下する。特に、使用によって研削チップが消耗して薄くなった場合には、研削チップの熱が保持板と弾性シートを固着する接着剤に伝わり易くなって弾性シートから保持板が剥離され易くなる。
また、台金と弾性シートおよび弾性シートと保持板をそれぞれ強固に接着するためには、接着面積を広くする必要がある。この結果、接着により組み付けられる部材どうしを大きなものにする必要が生じ、これによってカップホイールの重量が増加したり、カップホイールが大型化したりするという問題が生じる。さらに、前述した従来のカップホイールでは、弾性シートを用いることにより部品点数が多くなるとともに、製造工程が多くなるという問題もある。
本発明は、前述した問題に対処するためになされたもので、その目的は、研削時の振動および騒音が小さく、研削部が外れ難くいとともに、軽量化および製造の容易化が可能になるカップホイールを提供することである。なお、下記本発明の各構成要件の記載においては、本発明の理解を容易にするために、実施形態の対応箇所の符号を括弧内に記載しているが、本発明の構成要件は、実施形態の符号によって示された対応箇所の構成に限定解釈されるべきものではない。
前述した目的を達成するため、本発明に係るカップホイールの構成上の特徴は、回転工具(10)に取り付けられて回転することにより被研削物の表面を研削するカップホイール(20)であって、中心に取付孔(22a)が形成された略円板状の台金中央部(21a)と、台金中央部の外周部に係合可能な外周係合部(25)と、外周係合部の一方の周縁部に形成されたフランジ状の外周側固定部(26)とからなる台金外周部(21b)と、研削部(27,37,47)と、研削部を外周側固定部の一方の面に着脱可能に固定するねじ部材(29)とを備えたことにある。
本発明に係るカップホイールでは、カップホイールの本体部分を構成する台金を、互いに別体からなる台金中央部と台金外周部で構成し、研削部をねじ部材によって台金外周部の外周側固定部に固定している。このため、研削部を被研削物に押し付けてカップホイールを回転させるときに、研削部から台金外周部に研削による振動が伝わっても、台金中央部が防振材または振動の伝達を遮断する遮断材としての作用を発揮して、台金外周部の振動を低減させるか、または台金外周部の振動を遮断して振動がそれ以上大きくなることを防止する。これによって、カップホイール全体に発生する振動は、台金外周部に発生する振動と同じ程度かそれ以下に抑制される。この結果、カップホイール全体の振動は大幅に低減され、それに伴って騒音も大幅に低減される。
また、研削部はねじ部材によって、台金外周部の外周側固定部に固定されている。このため、研削部と台金外周部の固定が熱の影響によって解除されることがなくなる。さらに、研削部と外周側固定部の接触面積が小さくてもよくなるため、研削部を必要最小の大きさにすることができ、これによってカップホイールの軽量化が可能になる。また、研削部を台金外周部に固定する作業が簡単になるとともに、カップホイールの製造も容易になる。さらに、研削部が消耗したときの取り替え作業も容易になる。
台金中央部と台金外周部の外周係合部の係合は、ねじ同士の螺合によることが好ましく、この場合、被研削物を研削するときにカップホイールが回転する方向が、台金中央部と台金外周部のねじを締める方向になるようにする。また、台金中央部は、一方が凸状で他方が凹状になるテーパ状に形成された部分を含む形状のものであってもよいし、円板状に形成された部分の外周部に周壁が形成された形状のものであってもよい。なお、本発明において、外周係合部の一方の周縁部における一方と、外周側固定部の一方の面における一方は同じ方向であり、例えば、カップホイールの厚みの方向が前後方向であるとしたときに、外周係合部の一方の周縁部が前方の周縁部であれば、外周側固定部の一方の面は前面である。また、ねじ部材には、各種のねじ、ビスおよびボルトなどが含まれる。
本発明に係るカップホイールの他の構成上の特徴は、台金中央部における取付孔の周囲に複数の排出孔(23a)が形成されていることにある。
本発明では、台金中央部に排出孔を形成したため、被研削物の研削屑をカップホイールの研削面側から反対側に排出できる。このため、研削面に研削屑が溜まって研削作業がし難くなることがなくなりスムーズな作業を行える。特に、研削屑を排出する機構が備わった回転工具にカップホイールを取り付けて研削作業を行う場合には、この排出孔は有効である。さらに、排出孔を形成することによって、台金中央部に対しても振動防止および消音効果を発揮させることができる。さらに、台金中央部に排出孔を形成したため、カップホイールの軽量化および騒音の低減が図れる。
本発明に係るカップホイールのさらに他の構成上の特徴は、研削部が、鉄または鋼からなる支持基板(27a,37a,47a)の一方の面に研削チップ(28)または研削砥粒を固定して構成され、支持基板が外周側固定部に固定されていることにある。
この場合の研削チップとしては、ダイヤモンド砥粒を結合材を用いて成形し焼き固めることにより得られる焼結品を用いることが好ましく、これを支持基板にろう付け、例えば銀ろうにより固定することによって研削部を製造できる。これによると、研削チップにねじ部材を通すための穴を形成する必要がないため、研削チップの成形が容易になるとともに、研削チップに研削に利用できない無駄な空間が形成されなくなる。
なお、この場合の研削部は、リング状の1つの支持基板に複数の研削チップを間隔を保って固定したり、複数の支持基板にそれぞれ研削チップを固定したものを間隔を保って配置したりすることで形成することができる。また、リング状の1つの支持基板にリング状の1つの研削チップを固定して研削部を形成することもでき、この場合、研削チップの所定部分に複数の溝を設けることが好ましい。また、研削砥粒を用いる場合は、研削砥粒を溶着または電着によって直接支持基板に固定することができる。この研削チップと研削砥粒は、価格や被研削物の種類を考慮して選択される。
本発明に係るカップホイールのさらに他の構成上の特徴は、研削部が複数の小研削部(37,47)からなり、それぞれの小研削部が外周側固定部に間隔を保って固定されていることにある。
本発明では、各小研削部はそれぞれねじ部材によって台金外周部の外周側固定部に固定される。本発明によると、研削部で構成される研削面を必要最小限の大きさにすることができ、カップホイールのさらなる軽量化が図れるとともに、無駄な部分を極力なくすことができる。また、各小研削部間を、研削部を冷却するための空気の通路および研削屑を通過させる排出路などとして利用することもできる。なお、各小研削部は、支持基板と研削チップで構成される。
本発明に係るカップホイールのさらに他の構成上の特徴は、台金中央部と台金外周部の少なくとも一方が樹脂材料で構成されていることにある。
樹脂材料は、軽量であるとともに、振動を減衰させる特性を備えている。このため、本発明によると、軽量で、かつ振動を低減できるカップホイールを得ることができる。また、カップホイールの台金を構成する台金中央部と台金外周部をそれぞれ配置される位置に応じて要求される強度、重量、耐熱性などを備えた材料で構成することができる。台金中央部と台金外周部の他方に樹脂材料以外の材料を用いる場合、その材料としては、鉄、鋼、しんちゅう、アルミニウムなどを用いることができる。
本発明に係るカップホイールのさらに他の構成上の特徴は、台金中央部が樹脂材料で構成され、台金外周部がアルミニウムで構成されていることにある。
本発明では、カップホイールの台金を構成する各部分のうち、他の部分と比較して高強度を要求されない台金中央部を軽量の樹脂材料で構成し、使用により高熱になる研削部を支持するため耐熱性および高強度が要求される台金外周部を耐熱性を備えるとともに金属の中では軽量で高強度も備えたアルミニウムで構成している。このため、全体としては軽量で、かつ台金の各部分についてはそれぞれ必要な性質が備わったカップホイールを得ることができる。さらに、被研削物を研削する際に、台金外周部に発生する振動は、樹脂材料で構成された台金中央部によって、効果的に減衰される。これによって、カップホイール全体に発生する振動は、大幅に低減され、騒音も大幅に低減される。なお、本発明において、アルミニウムには、アルミニウム合金も含まれるものとする。
本発明の第1実施形態に係るカップホイールを備えた回転工具を示した断面図である。 カップホイールを示しており、(a)は正面図、(b)は(a)の2−2断面図である。 台金中央部を示しており、(a)は正面図、(b)は(a)の3−3断面図、(c)は背面図である。 台金外周部を示しており、(a)は正面図、(b)は(a)の4−4断面図、(c)は背面図である。 研削部を示しており、(a)は正面図、(b)は(a)の5−5断面図である。 第2実施形態に係るカップホイールに備わった小研削部を示しており、(a)は正面図、(b)は(a)の6−6断面図である。 第2実施形態の変形例に係るカップホイールに備わった小研削部を示しており、(a)は正面図、(b)は(a)の7−7断面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態を図面を用いて説明する。図1は、本実施形態に係るカップホイール20を備えた回転工具10の概略を示している。以下、回転工具10およびカップホイール20の説明では、上下方向および前後方向は図1に基づいたものとし、図1の左側を前方、右側を後方とする。この回転工具10は、作業者が手で持って操作する可搬式の工具であり、例えば、建造物のコンクリート壁の表面を平面状に研削するために用いられる。回転工具10は、把持部11の上部左側部にカップホイール取付部12と回転支軸13を突出させて構成されている。
そして、カップホイール20は、フランジ14a,14bおよびロックナット14cを介して回転工具10に組み付けられている。なお、図示は省略しているが、把持部11には、カップホイール取付部12とカップホイール20の外周側から右側にかけての部分を覆えるダストカバーが取り付けられており、このダストカバーには排出口を介してダストバッグが取り付けられている。さらに、把持部11には、回転工具10を作動させたり作動を停止させたりするためのスイッチ、作動状態を表わす表示ランプなど、回転工具10を作動させるために必要な各種の装置が備わっている。
カップホイール20は、図2(a),(b)に示したように、台金21に研削部27をビスからなるねじ部材29で固定して構成されており、台金21は、台金中央部21aと台金外周部21bからなっている。台金中央部21aは、強化プラスチックからなる成形品で構成されており、図3(a)〜(c)に示したように、中央に位置する被取付部22と、被取付部22の外周部から斜め前方に傾斜しながら外周側に延びる傾斜部23と、傾斜部23の外周部から被取付部22に平行するようにして外周側に延びる係合部24とで構成されている。
被取付部22の中央には回転工具10の回転支軸13が挿通できる取付孔22aが前後に貫通して形成され、傾斜部23には前後に貫通する12個の排出孔23aが円周に沿って一定間隔で形成されている。また、係合部24の外周面には雄ねじ24aが形成されている。なお、台金中央部21aを構成する強化プラスチックとしては、融点が約210℃、連続使用温度(UL746B)が約120℃、引張強度が約75MPaのものが用いられているが、各値がこれよりも大きな強化プラスチックを用いることがより好ましい。
例えば、融点が220℃以上、連続使用温度が120℃以上、引張強度が約100MPa以上の強化プラスチックであることがより好ましく、さらに好ましくは、融点が260℃以上、連続使用温度が155℃以上、引張強度が310〜450MPaの強化プラスチックを用いることである。また、台金中央部21aを構成する強化プラスチックとして、各値が前述した値よりも小さなものを用いることもでき、例えば、融点が150℃、連続使用温度が80℃、引張強度が60MPa程度以上の強化プラスチックであればよい。
台金外周部21bは、アルミニウムの成形品で構成されており、図4(a)〜(c)に示したように、前後の軸方向が短い筒状(リング状)の外周係合部25と、外周係合部25の前端周縁部から内周側に延びるフランジ板状の外周側固定部26で構成されている。外周係合部25の内周面には、台金中央部21aの雄ねじ24aに螺合できる雌ねじ25aが形成されており、台金外周部21bは、雌ねじ25aを雄ねじ24aに螺合させて台金中央部21aに組み付けられている。外周側固定部26の中央側に形成された窓穴26aは、台金外周部21bが台金中央部21aに組み付けられたときに、台金中央部21aの前面における被取付部22、傾斜部23および係合部24の内周側部分を前方に露出できる大きさに形成されている。この外周側固定部26は、外径が96mmで内径が70mmに設定されている、
研削部27は、図5(a),(b)に示したように、リング状の鉄板からなる支持基板27aの前面に、6個の研削チップ28を円周に沿って一定間隔で固定して構成されている。支持基板27aは、外径が外周側固定部26の外径と同じで、内径が77mmで、厚みが1.0mmに設定されており、円周に直交する幅方向の中央に6個のねじ挿通穴27bが円周に沿って一定間隔で形成されている。研削チップ28は、それぞれダイヤモンド砥粒と金属粉末の混合物を焼き固めた焼結体で構成されており、前方から見た形状が、支持基板27aの前面を円周方向に略12等分した円弧状に形成されている。この研削チップ28の厚みは5.0mmに設定されている。
このように形成された各研削チップ28は、円弧状の外周部分を支持基板27aの外周部よりも僅かに外側に突出させた状態で、支持基板27aの前面における各ねじ挿通穴27b,27b間に配置されている。この6個の研削チップ28を、それぞれ銀ろうを用いたろう付けによって支持基板27aに固定することによって研削部27が形成されている。そして、研削部27は、ねじ部材29を支持基板27aのねじ挿通穴27bに前方から通し、その先端部を外周側固定部26に螺合させることにより、台金外周部21bに固定されている。また、このようにして形成されたカップホイール20は、取付孔22aに回転工具10の回転支軸13を通し、フランジ14a,14bおよびロックナット14cを介して回転工具10に組み付けられている。
このように、構成された回転工具10を用いて、建造物のコンクリート壁の表面を平面状に研削する場合には、まず、把持部11を手で持った状態で回転工具10を作動させて、カップホイール20を回転させる。そして、手の操作により、回転するカップホイール20の前面をコンクリート壁に押し付けながら、回転工具10をコンクリート壁の表面に沿って移動させることによって、コンクリート壁の表面を平面状にすることができる。その間、研削部27の各研削チップ28がコンクリート壁に強く接触して研削部27に激しい振動が発生する。
そして、その振動は、研削部27から台金21に伝達されるが、台金21が、台金中央部21aと台金外周部21bの2つの部材で構成されているため、台金外周部21bと台金中央部21aの間で振動は伝達され難くなる。また、台金中央部21aは振動を減衰する特性を有している。このため、作業者の手に伝わる振動は小さく抑えられ、作業がし易くなる。また、振動が小さくなることに伴って、騒音の発生も少なくなり、作業者が不快になることを防止できるとともに、作業現場近辺に大きな騒音を発生することも防止される。
この場合、台金外周部21bがアルミニウムで構成されていることおよび台金中央部21aに排出孔23aが形成されていることによっても、振動および騒音が抑制される。そして、研削部27によってコンクリート壁から削り取られたコンクリート屑の一部は、各研削チップ28,28間の隙間から外部に排出され、他のコンクリート屑は排出孔23aを通過してダストカバー内に入り、ダストカバーの排出口から排出されてダストバッグ内に収容される。
以上のように、本実施形態に係るカップホイール20では、台金21を、別体からなる台金中央部21aと台金外周部21bで構成している。このため、研削時に、研削部27から台金外周部21bに振動が伝わっても、台金中央部21aが防振材または振動の伝達を遮断する遮断材としての作用を発揮して、台金外周部21bの振動を低減させるか、または台金外周部21bの振動を遮断して振動がそれ以上大きくなることを防止する。これによって、カップホイール20全体の振動は大幅に低減され、それに伴って騒音も大幅に低減される。
また、ねじ部材29によって、研削部27が台金外周部21bの外周側固定部26に固定されているため、研削時の摩擦熱によって研削部27が高温になってもその熱によって研削部27と台金外周部21bの固定が解除されることがなくなる。このことは、研削部27が消耗して、研削部27の熱が隣接する台金外周部21bに伝達され易くなり、研削部27だけでなく、台金外周部21bも高温になったときも同様である。さらに、研削部27を台金外周部21bに固定する作業が簡単になり、カップホイール20の製造も容易になるとともに、研削部27が消耗して交換する際の作業も簡単になる。
また、台金中央部21aを強化プラスチックで構成し、取付孔22aの周囲に複数の排出孔23aを形成したため、カップホイール20の軽量化が図れるとともに、振動防止および消音効果を効果的に発揮させることができる。そして、台金外周部21bはアルミニウムで構成している。このため、カップホイール20全体としては軽量化を図りながら、研削部27を支持する台金外周部21bは高強度と耐熱性を備えた構成にすることができる。さらに、研削部27を支持基板27aと研削チップ28で構成し、支持基板27aを台金外周部21bの外周側固定部26に固定したため、研削チップ28にねじ部材29を通すための穴を形成する必要がなくなり、研削チップ28の成形が容易になるとともに、研削チップ28に研削に利用できない無駄な空間が形成されなくなる。
(第2実施形態)
図6(a),(b)は、本発明の第2実施形態に係るカップホイールに備わった小研削部37を示しており、このカップホイールでは、6個の小研削部37で研削部が構成される。小研削部37は、鉄板からなる小支持基板37aの前面に、研削チップ28を固定して構成されている。小支持基板37aは、前述した支持基板27aを円周方向に6等分した円弧状に形成されておりその両端側にそれぞれねじ挿通穴37bが形成されている。研削チップ28は、円弧状の外周部分を小支持基板37aの外周部よりも僅かに外側に突出させた状態で、小支持基板37aの前面におけるねじ挿通穴37b,37b間にろう付けによって固定されている。
本実施形態に係るカップホイールの、6個の小研削部37で構成される研削部以外の部分の構成は、前述したカップホイール20と同一である。そして、各小研削部37は、それぞれ、ねじ部材29を小支持基板37aのねじ挿通穴37bに前方から通し、その先端部を外周側固定部26に螺合させることにより、台金外周部21bに固定されており、これによって6個の小研削部37はリング状に連なる。
このように構成したため、6個の小研削部37のうちの一部が破損した場合には、破損した小研削部37だけを取り替えることができる。この第2実施形態のそれ以外の作用効果は、前述した第1実施形態の作用効果と同様である。なお、本実施形態では、小支持基板37aを、前述した支持基板27aを円周方向に6等分した大きさよりも小さくしてもよい。これによると、研削部が形成される研削面を必要最小限にすることができ、カップホイールのさらなる軽量化が図れるとともに、無駄な部分を極力なくすことができる。
(第2実施形態の変形例)
図7(a),(b)は、本発明の第2実施形態の変形例に係るカップホイールに備わった小研削部47を示しており、このカップホイールでは、3個の小研削部47で研削部が構成される。小研削部47は、鉄板からなる小支持基板47aの前面に、3個の研削チップ28を固定して構成されている。小支持基板47aは、前述した支持基板27aを円周方向に3等分よりも少し短い円弧状に形成された円弧状部47bと、円弧状部47bの内周部の中央から湾曲しながら内側に延びる短い突出部47cで構成されている。そして、円弧状部47bの内周両側部分と外周中央側部分および突出部47cの先端側に5つのねじ挿通穴47dがそれぞれ分散して形成されている。
3個の研削チップ28のうち、2個の研削チップ28は、円弧状の外周部分を円弧状部47bの外周部よりも僅かに外側に突出させた状態で、円弧状部47bの前面両側部分におけるねじ挿通穴47dがない部分にろう付けによって固定されている。また、残りの研削チップ28は、一方の端部を円弧状部47bの外周部中央よりも僅かに外側に突出させた状態で突出部47cの中央部に沿うように配置されて、ねじ挿通穴47dがない部分にろう付けによって固定されている。突出部47cに固定された研削チップ28は、研削時にカップホイールが回転するときに、円弧状の外側部分が進行方向に向くように配置されている。
この変形例に係るカップホイールの、3個の小研削部47で構成される研削部以外の部分の構成は、前述したカップホイール20と同一である。そして、各小研削部47は、それぞれ、ねじ部材29を小支持基板47aのねじ挿通穴47dに前方から通し、その先端部を外周側固定部26に螺合させることにより、台金外周部21bに固定されており、これによって3個の小研削部47の外周部分は間隔をおいてリング状に配置される。このように構成したため、研削面の幅を広くして、被研削物を効率よく研削することができる。この変形例のそれ以外の作用効果は、前述した第2実施形態の作用効果と同様である。
本発明に係るカップホイールは、前述した各実施形態および変形例に限定するものでなく、適宜、変更して実施することが可能である。例えば、前述した各実施形態等では、台金中央部21aを強化プラスチックで構成し、台金外周部21bをアルミニウムで構成しているが、台金中央部21aおよび台金外周部21bを構成する材料はこれに限らず、適宜変更することができる。台金中央部21aおよび台金外周部21bを構成する材料としては、前述した強化プラスチック以外の樹脂材料、アルミニウムの他、鉄、鋼、しんちゅうなどを用いることもでき、これらのうちの任意の2つを用いてもよいし、同じ材料を用いてもよい。異なる材料を用いる場合、任意の材料を台金中央部21aと台金外周部21bのどちらに用いてもよい。
また、前述した各実施形態等では、研削部27等にそれぞれ支持基板27a、小支持基板37aおよび小支持基板47aが備わっているが、これらの支持基板27a、小支持基板37aおよび小支持基板47aは省略することもできる。この場合、各研削チップ28にそれぞれねじ挿通穴を形成し、このねじ挿通穴を用いて、各研削チップ28をねじ部材29で、外周側固定部26に固定する。さらに、研削チップ28としては、ダイヤモンド砥粒を用いた焼結品に限らず、被研削物を研削可能な砥粒であればなんでもよい。また、研削チップ28に代えてリング状の研削チップの所定部分に複数の溝を設けたものを用いてもよい。
さらに、前述した各実施形態等では、支持基板27a等に研削チップ28を溶接したもので研削部27等を構成しているが、この研削チップ28に代えて研削砥粒を用いてもよい。この場合、研削砥粒は、溶着または電着によって支持基板27a等に固定する。また、研削部27等は、前述した研削チップ28または研削砥粒を用いたもの以外の構成のものでもよく、被研削物を研削できるものであれば適宜利用することができる。
また、前述した各実施形態等では、台金中央部21aに排出孔23aが形成されているが、この排出孔23aは省略してもよい。さらに、台金中央部21aおよび台金外周部21bの形状も前述した形状に限らず、適宜変更することができる。台金中央部21aは、円板状に形成された部分の外周部に周壁が形成された形状のものや平面に近い形状のものであってもよい。台金外周部21bは、台金中央部21aの外周部に係合可能な外周係合部と、前面に研削部27等を固定できるフランジ状の外周側固定部とが備わったものであればよい。また、台金中央部21aと台金外周部21bの係合は、ねじ同士の螺合に限らず、他の方法、例えば、前後(台金中央部21aと台金外周部21bの厚み方向)に延びる溝と突条の係合であってもよい。また、本発明に係るカップホイールで研削する被研削物は、コンクリート壁に限らず、研削により平面加工することが必要なものであればよい。
10…回転工具、20…カップホイール、21a…台金中央部、21b…台金外周部、22a…取付孔、23a…排出孔、25…外周係合部、26…外周側固定部、27…研削部、27a…支持基板、28…研削チップ、29…ねじ部材、37,47…小研削部、37a,47a…小支持基板。

Claims (6)

  1. 回転工具に取り付けられて回転することにより被研削物の表面を研削するカップホイールであって、
    中心に取付孔が形成された略円板状の台金中央部と、
    前記台金中央部の外周部に係合可能な外周係合部と、前記外周係合部の一方の周縁部に形成されたフランジ状の外周側固定部とからなる台金外周部と、
    研削部と、
    前記研削部を前記外周側固定部の一方の面に固定するねじ部材と
    を備えたことを特徴とするカップホイール。
  2. 前記台金中央部における前記取付孔の周囲に複数の排出孔が形成されている請求項1に記載のカップホイール。
  3. 前記研削部が、鉄または鋼からなる支持基板の一方の面に研削チップまたは研削砥粒を固定して構成され、前記支持基板が前記外周側固定部に固定されている請求項1または2に記載のカップホイール。
  4. 前記研削部が複数の小研削部からなり、それぞれの小研削部が前記外周側固定部に間隔を保って固定されている請求項1ないし3のうちのいずれか一つに記載のカップホイール。
  5. 前記台金中央部と前記台金外周部の少なくとも一方が樹脂材料で構成されている請求項1ないし4のうちのいずれか一つに記載のカップホイール。
  6. 前記台金中央部が樹脂材料で構成され、前記台金外周部がアルミニウムで構成されている請求項1ないし4のうちのいずれか一つに記載のカップホイール。
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