JP2014512308A - 長さ調節可能な外部ミラー装置 - Google Patents

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Abstract

【解決手段】自動車用、特に実用車用の車外ミラー装置(2)が開示されており、その車外ミラー装置は、自動車に取り付けられたホルダ(4)と、ホルダに固定されたハウジング(6)であって、好ましくはラッチ可能に関節式にホルダに結合されたハウジングと、ハウジング(6)内に移動可能に受け入れられた車外ミラー用の保持部材(8)と、を備える。ここで、ハウジング(6)は、プラスチックから一体的に形成されると共に保持部材(8)を単独でガイドするハウジング部(10)を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、請求項1の前提部によれば、自動車用(特に、実用車用)の外部ミラー装置に関する。
一部の例では、自動車の車外ミラーの角度またはアライメントだけでなく、自動車の車体からの距離も調節する必要がありうる。かかる長さの調節は、例えば、運転手に後方の十分な視界を提供するために、幅広のトレーラーを備えた車両で必要になる場合がある。幅広のトレーラーを牽引しない場合、外側に突き出している自動車の車外ミラーは、長さの調節によって車体のより近く配置されてよく、それにより、空気力学的な利点があるだけでなく、駐車したり狭い道路を通ったりする時に車外ミラーを損傷するリスクも低減される。
公報DE 39 38 961 A1から、外部ミラーのテレスコープ式調節が周知である。この例では、外部ミラーは、連続的に調節可能なテレスコープ管に取り付けられており、テレスコープ管は、自動車のキャビン上の保持フレームの2つの平坦な形状によって連結されている。ミラー手段のこの開放的な設計には、空気力学的な視点で問題があるだけでなく、結合部およびテレスコープ管が風雨にさらされるという欠点もある。円形のテレスコープ管は、移動可能であるだけでなく、互いに回転可能であるため、かかる装置での長さ調節は、外力によってミラーに印加されたトルクを受けることができる必要もある。
したがって、互いに移動可能であるが回転可能ではない矩形管を用いて改良がなされた。正方形管を互いに対して規定された相対位置に固定することが、例えば、両側クランプで達成された。空気力学的挙動、および、風雨からの保護という上述の問題は、テレスコープ手段の周りにハウジングを組むことによって対処され、そのハウジングは、共にネジ止めされる2つの圧力鋳造部品から形成される。
しかしながら、実際的には、この解決法は、重いだけでなく、車両または車両のフレームに取り付けられたホルダに外部ミラーから掛かる力に対する強度要件をあらゆる場合に満たすわけではないことがわかっている。
この背景の下、本発明の課題は、車外ミラーまたは車外ミラーが取り付けられる保持部材の長さ調節を可能にする自動車用の外部ミラー装置を提供することであり、その外部ミラー装置は、簡単に設計および/または製造可能であり、装置全体の軽量化を実現し、強度要件を満たすものである。
この課題は、請求項1の特徴によって解決される。
本発明による車外ミラー用の保持部材は、ハウジング内に移動可能に収容されており、ハウジングは、自動車に取り付けられたホルダに固定される。ここで、ハウジングは、プラスチックから一体的に形成されたハウジング部を備え、ハウジング部は、単独で保持部材をガイドする。
保持部材をガイドするハウジング部がプラスチックから形成されるので、ミラー手段全体の大幅な軽量化が実現される。さらに、一体的に形成されたプラスチックハウジングは、互いにねじ止めされる上述の圧力鋳造ハウジング部品よりも大幅に硬いことがわかった。さらに、プラスチックハウジングの場合、設計の点で自由度が大きく、その結果、本発明に従ったハウジングは、経済的に製造できるだけでなく、応用例に応じた柔軟な設計を可能にする。
本発明に従ったハウジングは、プラスチックから一体的に形成された負荷を支える中空体を含むので、移動可能に収容された保持部材に加えて、手動またはモータ駆動の調節メカニズムもしくは別の手段による調節メカニズムも収容できる。
ハウジングは、自動車に取り付けられたホルダにスナップヒンジで取り付けられてよい。このように、ハウジングは、保持部材、および、保持部材に固定された車外ミラーと共に、例えば、細い道を通る際または外力が掛かった際に折りたたまれ、ミラーへの損傷を避ける。
保持部材を支持およびガイドするハウジング部は、好ましくは、保持部材をハウジング上で直接またはハウジングに組み込まれたグライドストリップ上で直線的にガイドする滑り軸受部を備えてよい。この構成により、プラスチックハウジングは、いわば従来技術で周知の外側テレスコープ管の機能を持ち、車外ミラー装置の個々の部品の数、ひいては、ミラー手段の複雑さが低減されうる。ハウジング内に移動可能に収容された保持部材の摺動効果を増大させるために、摩擦係数の低い材料でできた対応するグライドストリップが挟まれてもよい。
グライドストリップの材料として、好ましくは、ポリオキシメチレン(POM)などの熱可塑性ポリマが、その耐摩耗性および低摩擦係数を理由に用いられてよい。
保持部材または車外ミラーを所定の位置に保持または固定するために、滑り軸受部にクランプ装置が設けられてよく、クランプ装置は、圧力係止または摩擦係止によって、保持部材およびハウジングの相対運動を防ぐ。
あるいは、クランプ装置の代わりに、ハウジングおよび保持部材の間の係止を、例えば、それらの部分に提供された係止要素によって実現する固定装置を提供してもよい。
プラスチックハウジング部に枢動可能に配置されたクランプレバーが、クランプ装置として機能してよく、クランプレバーは、カムを備えており、カムによって、好ましくは板ばね装置を介して、滑り軸受部上に設けられたクランプ要素が、保持部材の外壁に向かって付勢されうる。
クランプ装置(すなわち、クランプレバー、クランプ要素、および、任意選択的に板ばね装置)を組み込むことにより、ハウジング部の中の保持部材は、さらなるツールを用いることなく固定および調節することができる。したがって、滑り軸受部は、保持部材を直線的にガイドするだけでなく、同時に、保持部材を所定の位置に固定および保持するための或る種の保持部としても機能する。ここで、クランプレバーは、摩擦係止が、クランプ要素と保持部材の外壁との間だけでなく、保持部材の外壁と、反対側のハウジング部またはグライドストリップ部との間でも起きるように、クランプ要素を押す。
板ばねの相互接続により、これは、クランプレバーの操作中に、許容差マッチングに役立つだけでなく、一様な付勢負荷を規定し、その結果、クランプレバーの締め付けおよび解除時の簡単な取り扱いだけでなく、規定のクランプ力が実現される。以前に利用されていた点的に配置された締め付けねじは、締め付け効果が特定のトルクに依存し、保持部材がしっかりと固定されないことがあるため、上記の構成はそれを越える利点を有する。
クランプレバーは、クランプ状態の時にはハウジングの凹部内に完全に収容されるように、ハウジング部に配置されることが好ましい。このように、クランプレバーは、外力の印加から保護されるだけでなく、空気力学的に完全にハウジング内に収容されうる。
滑り軸受部に加えて、第1のハウジング部は、さらに、保持部材に設けられたスライダの対応する溝と係合する1または複数のガイドリブを有するガイド部を備えてもよい。ここで、溝およびガイドリブは、保持部材の調節方向に伸びる。中空のプラスチックハウジング内に構成されたガイドリブとスライダの溝との相互作用により、ハウジング内に移動可能に収容された保持部材の直線的なガイドがさらに改善される。直線的にガイドすることに加えて、保持部材に固定されたスライダの溝と係合するガイドリブは、保持部材または車外ミラーがハウジングに対してねじれないようにする。スライダとガイドリブとの相互作用により、曲げモーメントおよびねじりモーメントの入力の明確な配置が達成される。スライダとガイドリブとの相互作用により、保持部材は、ハウジング内でガイドされて中心に保持される。
さらに、スライダは、本発明のミラー手段における応用のために、よく利用されている一般的なU字管状の保持部材が利用され、任意選択的に、本発明のスライダで変形または改良されうるように、或る種のアダプタとして機能する。
ハウジングは、さらに、第2のハウジング部を備えてよく、車両に取り付けられたホルダが、第2のハウジング部を介して第1のハウジング部に結合されうる。したがって、第1のハウジング部は、その主要な機能、すなわち、保持部材および調節メカニズムを単独で収容してガイドする機能に対応して設計されてよく、車両に取り付けられたホルダへの取り付けは、そのために特別に提供されると共にプラスチックから一体的に形成されることが好ましい第2のハウジング部によって実現されうる。このように、例えば、様々な構成の第2のハウジングの内の唯一対応するハウジングを用いれば、車両に取り付けられた様々なホルダに、構造的に同一の第1のハウジング部を取り付けることができる。
第1または第2のハウジング部(好ましくは両方のハウジング部)は、ホルダへの取り付けのために、車両に取り付けられた取り付け部を有する。車両に取り付けられたこの取り付け部は、ハウジングの総重量を著しく増大させることなしに、ホルダへのハウジング部の取り付けを局所的に強化する機能を奏する金属板を備えてよい。手動での操作性を改善するために、金属板は、ハウジングの車両側取り付け部においてハウジング部内に成形された金属インサートの形態で一体化されてよい。ハウジングの特性は、金属板または金属インサートの寸法を変えることによって変更して、それぞれ特定の条件に合わせて適合させることができる。したがって、本発明によれば、ハウジングからの力が、安全な手段によって、車両に取り付けられたホルダに導入されうる。
上述のように、ハウジングは、自動車に取り付けられたホルダにラッチ可能にヒンジ連結されてよい。ホルダは、第1または第2のハウジング部の取り付け部とホルダとの間に配置された係止要素と動作可能に結合する成型された係止歯形状を有利に備えうる。係止歯形状がホルダに構成された場合、係止ジョイントは、構成要素が少なくなるだけでなく、腐食および摩耗に強くなるように環境の影響から密閉されうる。
間に配置された係止要素は、第1および第2のハウジング部の取り付け部に溝ばね結合を介して嵌合によって結合されることが好ましく、したがって、回動可能に固定される。
自動車に取り付けられたホルダにおけるハウジングの規定の旋回運動を可能にするために、第1または第2のハウジング部の取り付け部には、滑り軸受ブッシュが構成されており、滑り軸受ブッシュは、ホルダの対応する凹部に枢動可能に収容される。ハウジング部はプラスチックで構成されているので、この滑り軸受ブッシュも、それに応じて製造が容易でありうる。さらに、このように構成要素の数も削減できる。
本発明によれば、ハウジングに収容された保持部材は、手動で操作され、引くまたは押すことによって調節されてよく、そのため、車体に対する車外ミラーの距離を変化させることができる。あるいは、車外ミラー装置は、例えばキャビンの中から制御可能な保持部材調節用の電気作動ユニットを備えてもよく、そうすれば、操作者にとってより快適である。電気作動ユニットによる保持部材の調節は、様々な方法で行われてよい。例えば、作動ユニットは、スライダに成型された台形ねじと係合したたままのスピンドルを駆動してよい。保持部材が管として構成された場合、スピンドルは、保持部材の中に収容されてもよく、それにより、構造を特に小型化することができる。あるいは、保持部材は、スライダに結合されたケーブルによって、または、歯付きラック駆動によって容易に調節されうる。
電気作動ユニットは、好ましくは、中空体として構成された第1のハウジング部の中に配置されてよく、電気作動ユニットの自動車側の外周部が、第1のハウジング部の内周壁と相補的に構成されてよい。したがって、電気作動ユニットは、調節メカニズム全体および電気作動ユニットがハウジング部の中にシールされるように、車両に取り付けられた第1のハウジング部を閉じてシールする。電気作動ユニットすなわち電気モータのトランスミッションカバーが、この閉鎖またはシール機能を奏しうることが好ましい。このように、単純な構造であるだけでなく、1つの構成要素に2つの機能を統合することができる。
本発明の別の態様またはさらなる態様によれば、電気作動ユニットは、保持部材がクランプ装置によって滑り軸受部にしっかりとクランプされている時にも、保持部材を調節することができる。永続的に張力か掛かることにより、保持部材とハウジングとの間の振動が最小化されうる。例えば、クランプレバーは常に閉じられたままである。
本発明の別の態様またはさらなる態様によれば、クラッチ装置が、電気作動ユニットとスピンドルとの間に結合されており、電気作動ユニットは、保持部材の調節に必要なトルクを電気作動ユニットからスピンドルに両方向で伝達することを可能にし、所定の閾値トルクより大きい過負荷トルクが生じた場合に、電気作動ユニットおよびスピンドルの相対回転を自動的に許容する。クラッチ装置は、さらに、トルク方向が逆転した場合に、所定の遊び角にわたって調節トルクが伝達されないように構成されている。このように、一方で、過負荷防止が保証され、他方では、回転方向が変化した場合に、所定の定格速度まで電気作動ユニットの無負荷始動が可能になる。両方とも、電気作動ユニットの動作および寿命に良い影響を与える。
クラッチ装置は、電気作動ユニットによって駆動されるクラッチベルと、スピンドルに回動可能に固定されたキャリアと、を備えてよい。ここで、キャリアは、その周囲にわたって均等に分布され、半径方向外向きにばね付勢され、クラッチベルの内壁に向かって押しつけられた付勢回転要素または摺動要素を備えてよく、クラッチベルの内壁は、その周囲にわたって均等に分布された隆起部を備えてよく、それらの隆起部は、所定の閾値トルクよりも大きい過負荷トルクが生じた場合に、回転要素または摺動要素を半径方向内向きに押す。
無負荷始動により、クラッチベルの運動エネルギおよび電気作動ユニットの慣性トルクの一部が、衝突の形態で回転要素ひいてはキャリアに付与され、その後、回転要素および突起の間(すなわち、クラッチベルおよびキャリアの間)の噛み合いが起き、伝達されるべきトルクが伝達される。通常のトランスミッション技術では望ましくないこの効果は、本発明による車外ミラー装置では、保持部材およびハウジングの一時的な詰まり(例えば、ほこりの汚染によるもの)を解放するために、意図的に導入される。
隆起部の数は、回転要素または摺動要素の数より多くてよい。このように、係止角度ならびにそれに伴うクラッチベルおよびキャリアの間すなわち電気作動ユニットおよびスピンドルの間の遊びが小さく保たれうる。
添付の図面を参照しつつ、本発明について詳細に説明する。
本発明の第1の実施形態に従って、車外ミラー装置を示す断面図。
図1の線II−IIに沿った断面図。
図1の線III−IIIに沿った断面図。
本発明の第1の実施形態に従って、車外ミラー装置のスライダを示す正面図。
スライダの側面図。
スライダの断面図。
本発明の第1の実施形態に従って、車外ミラー装置の保持部材の端部を示す図。
保持部材の端部の側面図。
電気作動ユニットとスピンドルとの間に結合された第1の実施形態の車外ミラー装置のクラッチ装置を示す断面図。
本発明の第1の実施形態に従って、車外ミラー装置の保持部材の調節時のトルク−時間を示す図。
本発明の第1の実施形態に従って、車外ミラー装置の保持部材の調節時のトルク−時間を示すさらなる図。
本発明の第2の実施形態に従って、車外ミラー装置を示す断面図。
図12の線XIII−XIIIに沿った断面図。
図1は、本発明の第1の実施形態に従って、車両に取り付けられたホルダ4と、ハウジング6と、保持部材8とを有する車外ミラー装置2を示す断面図である。保持部材8は、車外ミラー(図示せず)を取り付ける機能を奏する。
ハウジング6は、第1のハウジング部10および第2のハウジング部12からなり、第1のハウジング部10だけで保持部材8を支持およびガイドし、第2のハウジング部12は、基本的に、ハウジング2をホルダ4に取り付けるだけの機能を有する。
第1のハウジング部10は、ホルダ4と反対側に摺動部14を備えており、その中に、保持部材8が移動可能に収容される。摺動部14は、基本的に、第1のハウジング部10における円筒形の凹部によって形成されており、この凹部には、POM製のグライドストリップ16(図示せず)が提供されている。
摺動部14は、半径方向開口部18を備えており、その中に、クランプ要素20が半径方向に移動可能に収容される。クランプ要素20は、保持部材8と相補的に構成され、すなわち、円筒形に凹んで構成されており、保持部材8の外壁に面的に接している(図2参照)。クランプ要素20は、保持部材8と反対側に凹部22を有しており、凹部22は、板ばね24によって付勢される。
摺動部14には、さらに、手動で作動可能なクランプレバー26が回動可能に配置されており、旋回軸Kは、保持部材8の中心軸Aに関して半径方向に離間された横軸であり、クランプ要素20の半径方向外側に位置する。クランプレバー26は、旋回軸Kを中心にクランプレバー26を旋回させた時に、板ばね24を押して保持部材8の方向に弾性的に変形させるカム28を備える。クランプ要素22は、板ばね24のばね力によって半径方向内向きに押され、保持部材8の外壁の一部と圧力係止または摩擦係止を形成すると共に、保持部材8をさらに押して摺動部14の円筒形凹部の反対側で摩擦係止を形成する。
図2は、旋回軸Kと平行かつ中心軸Aと垂直に走る図1の線II−IIに沿った断面図である。
摺動部14は、さらに、凹部30を備えており、(図1に示すように)クランプ状態の時には、クランプレバー26が完全に摺動部14または第1のハウジング部10の中に収容され、その凹部の中に隠される。凹部30は、さらに、クランプレバー26を操作する際に手またはツールでクランプレバー26をグリップできるようなサイズを有する。
第1のハウジング部10は、さらに、摺動部14のホルダ側に接すると共に保持部材8の端部34を囲む薄壁中空体部32を備える。図1の線III−IIIに沿った断面図を示す図3からわかるように、中空体32は、内側に突き出し互いに対向する2つのガイドリブ36を備えており、ガイドリブ36は、中心軸Aに平行に伸び、保持部材8の端部34に固定されたスライダ40の対応する長手方向の溝38に摺動可能に係合する。スライダ40が保持部材8に回動可能に固定されるように、ガイドリブ36および溝38の相互作用は、保持部材8が中心軸Aに沿って移動可能であるが中心軸を中心に回転しないことを保証する。車外ミラーまたは保持部材8への任意の外力の印加が、ガイドリブ36によって受け止められる。ガイドリブ36の軸方向の長さは、少なくともハウジング6内での保持部材8の最大変位に対応する。
中空体部32は、ガイドリブ36と共に、本発明の意味でガイド部を形成する。したがって、保持部材8は、一方では、摺動部分14およびガイドリブ36でガイドされる。さらに、摺動部14およびガイドリブ36は、曲げモーメントを受ける。摺動部14とスライダ40がガイドリブ36にガイドされる位置との間の長いレバーアームによって、曲げ力が低く保たれうる。
図4、図5、および、図6は、スライダ40の様々な図を示す。図4は正面図、図5は側面図、図6は図4の線VI−VIに沿った断面図である。スライダ40は、基本的に、両側に長手方向の溝38を備えた立方体形状の本体を有し、第3の側には、内側に突き出して互いに対向し軸方向に伸びる2つの突起46を有する円筒形の凹部42を備える。スライダ40が保持部材8の端部34に導入されると、突起46は、保持部材8の端部34に提供された長手方向のスロット48に係合する。このように構成されたスライダ40は、高い剛性を有しており、保持部材8を介して第1のハウジング部分10に導入される曲げモーメントおよびねじりモーメントを伝達しうる。さらに、スライダ40は、カスタマイズされた特性を持つ一体的な部品であり、また、経済的に製造可能である。
端部34の外径および凹部42の内径は、圧入を可能にする大きさである。さらに、スライダ40(図示せず)は、対応する伸縮ばねまたは対応する凹部52(図8参照)と弾性的に噛み合うスナップフック50を備える。このように、スライダ40は、保持部材8上に回動可能に固定されると共に、軸方向に移動しないように固定される。
台形ねじを有する中央ねじ穴54が、凹部42の底部に構成されており、そのねじ穴は、電気モータ60およびトランスミッション62からなる電気作動ユニット58によって駆動されるスピンドル56と動作可能に結合する。電気作動ユニット58およびスピンドルは、図1に概略的に示されているのみである。ただし、ホルダ側にある電気作動ユニット58の部分(例えば、トランスミッションカバー64など)が、第1のハウジング部10の内周と相補的に構成されているため、完全に第1のハウジング部10の中に配置された調節メカニズムは、外部から隔離され、密閉されていることが好ましいことに注意されたい。
スピンドル56が、いずれかの方向に駆動されると、スピンドル56に係合して配置されたスライダ40は、スピンドル56の軸に沿って移動される。その軸は、保持部材8の端部34の中心軸Aと一致し、同時に、保持部材8の移動軸でもあり、スライダ40に固定された保持部材8は軸方向に移動される。ここで、第1のハウジング部10のガイドリブ36は、スライダ40の長手方向の溝38の中で摺動し、保持部材8の外壁は、摺動部14内のグライドストリップ16上を摺動する。保持部材8およびハウジング6の間の振動を最小化するために、クランプレバー26は、ここでは閉じたままである。したがって、クランプ要素20は、保持部材上を常に圧迫し、ばね荷重を維持する。電気モータ60は、保持部材8を操作する時、基本的に、滑り軸受部分14および保持部材8の間の摩擦力を克服しなければならない。ただし、克服すべき摩擦力は、グライドストリップ16によって低減される。車外ミラーおよび/または保持部材8が所望の位置に配置されると、電気作動ユニット58を停止させることができ、クランプレバー26およびクランプ要素20によって機械的に、その所望の位置が固定される。このように、電気作動ユニット58を解除してオフにすることができる。
グライドストリップ16が提供されない場合、代わりに、クランプレバー16を保持部材8の操作前に解放して、操作後にクランプしてもよい。
さらに、図1からわかるように、第1のハウジング部10は、車両に取り付けられたホルダ4を部分的に収容するよう機能する。このように、ホルダ4は、中心軸Aに垂直に伸びる中空の円筒部分66を備えており、円筒部分66には、ハウジング6が旋回軸Sを中心に旋回可能に固定される。ホルダ4の円筒部分66は、一体的に形成された係止歯形状68を一方の端部に備えており、係止要素70との相互接続下で、第1のハウジング部10の取り付け部72にねじ結合74で取り付けられうる。
反対側で、ホルダ4は、第2のハウジング部12を介してハウジング6に結合される。さらに、ホルダ4の円筒部66は、第2のハウジング部12が第1のハウジング部10に結合された時に、取り付け部80内に構成された円筒形の滑り軸受ブッシュ78を収容するよう構成されている。
さらに、図1および図3からわかるように、プラスチックのハウジングにおいて、金属インサート82が、第1および/または第2のハウジング部10、12の薄壁取り付け部72、80内に成型されており、その金属インサートは、取り付け部72、80を補強すると共に、ハウジング6からホルダ4に力を印加するよう機能する。
さらに、図1からわかるように、第1のハウジング部10の取り付け部72は、係止要素70の外側に一体的に形成された突起86が嵌合する溝84を備える。ホルダ4は、第1のハウジング部10内に成形された金属インサート82に係止要素70を介してねじ止めされる。このように、係止要素70は、第1のハウジング部10に回動可能に固定される。嵌合は、代替的に、溝ばね結合によって達成されてもよい。
ホルダ4の円筒結合部66は、ばね(図示せず)によって係止要素70に向かって付勢されており、円筒結合部66は、係止要素70が、それに対応して印加された所定の大きさの旋回トルク下で、ホルダ4の係止歯形状68に対するばね予付勢に逆らって回転し、このようにハウジング6およびホルダ4の間の旋回運動を可能にするように、第1および第2のハウジング部10、12の間に挟まれている。
図9は、トランスミッション62およびスピンドル56の間に結合されたクラッチ90の断面図を示す。クラッチ90は、トランスミッション62のトランスミッション段63からクラッチベル91を介してキャリア92にトルクを伝達し、最終的には、キャリア92に回動可能に固定されたスピンドル56に伝達する。トランスミッション段63は、クラッチベル91の外歯93と噛み合う。円筒形または環状のクラッチベル91の内周94には、周囲にわたって均等に分布された突起すなわちカム95があり、突起すなわちカム95は、圧縮バネ96によってキャリア92の半径方向外向きに付勢されたローラ97と相互作用する。この相互作用およびクラッチ90の機能を以下で詳細に説明する。
キャリア92は、周囲にわたって均等に分布されると共に外向きに開口した半径方向の凹部98(図9では4つの凹部)を備えており、それらの凹部には、圧縮バネ96が収容されている。これらの圧縮ばね96は、その端部に配置されたローラ97を、クラッチベル91の内周94に向かって半径方向外向きに付勢する。ここで、ローラ97は、大部分が凹部98の中に配置されている。クラッチベル91がトランスミッション段63を介して駆動されると、ローラ97は、突起95の1つに当たるまで、クラッチベル91の突起95の間の内周94で周方向に回転する。突起95は、圧縮ばねのばね力に対向してローラ97を内向きに押そうとする。ばね力は、スピンドル56の正常な駆動下では保持部材の操作によってばねが内向きに収縮しないように選択され、その時、キャリア92のローラおよびクラッチベル91の突起95は、ある種の噛み合いを形成するため、クラッチベル91からキャリア92ひいてはスピンドル56にトルクを伝達する。
クラッチベル91の方向が変化すると、キャリア92は、ローラ97が回転方向の次の突起95に当たって上述のように噛み合うまで、停止する。
過負荷防止を確実にするために、ローラ97は、所定の閾値トルクMK下では、ラチェットクラッチの原理に従って突起95を乗り越えてクラッチベル91およびキャリア92の間のより大きい相対回転を可能にするほど半径方向内向きに圧縮バネ96に向かって突起95により押されうる。こうして、電気作動ユニット38への損傷が防止される。
図10は、時間−トルクの図を示す。保持部材8の移動により、ローラ97は、クラッチベル91の突起95の所にあるため、少なくとも保持部材8と摺動部分14のクランプ要素20との間の摩擦トルクMRに到達することが好ましい決定されたトルクを伝達する。
例えば、止め具により、保持部材8が最大伸長位置に達した時、保持部材8ひいてはスピンドル56および/またはキャリア92は、自身がさらに回転することを許容しない。クラッチベル91がさらに駆動されると、クラッチベル91は、相対的に早くクラッチトルクMK(すなわち、クラッチ90を介して伝達可能な最大トルクMK)に到達し、そのトルクは、突起95および圧縮ばね96の相互作用によって決定される。クラッチトルクMKに到達すると、ローラ97は、突起95が通過しうるように、半径方向内向きに偏位する。結果として、ローラ97は、突起95間の内周部分94上で転がる、すなわち、ローラ97は自由に回転する。ローラ97およびクラッチベル91の間の回転摩擦トルクMWは、摩擦トルクMRより低く、すなわち、正常時に伝達されるトルクより低い。所定の回転角度φだけ回転すると、ローラ97は、再び、対応する突起95に当たり、クラッチトルクMKを超えた時に突起を乗り越える。
クラッチベル91の回転方向が変化すると、ローラ97は、次の突起まで反対方向に回転する。したがって、方向が変化した時に、突起95の反対側の側面がローラ97に接触するまで、負荷なしに遊び円弧長φにわたって走ることが可能であることを意味する。ここで、クラッチベル91の運動エネルギおよびモータの慣性質量の一部が、衝突Sの形態でローラ97ひいてはキャリア92に付与され、その後、ローラ97および突起95の間(すなわち、クラッチベル91およびキャリア92の間)の噛み合いが確立され、伝達されるべきトルクMRが伝達される。
通常のトランスミッション技術では望ましくないこの効果は、本発明による車外ミラー装置では意図的に導入される。すなわち、保持部材の伸長の動き(図10の段階I)がクラッチの動作開始(図10の段階II)まで継続されると、スライダ40とスピンドル56との軽い負荷が排除されない。この負荷または詰まりは、方向の変化時に、衝突すなわち衝撃の入力によって解消されうる。さらに、保持部材8は、ハウジング6内のほこり汚染によって詰まりうる。この詰まりが最初の衝突で解消されず、クラッチトルクMKを超える場合には、クラッチ90が滑る。このように生み出されたキャリア92ひいてはスピンドル56への周期的な衝撃の入力により、ほこり粒子の詰まりが次第に解消される。したがって、保持部材8およびハウジング6の間の詰まりを引き起こすほこり粒子を効果的に解消することができる。
遊びを設けることにより、電気モータ60が、定格速度未満の速度までほぼ無負荷で始動できるという利点もある。送り速度の停止に伴って、スピンドル56の静止位置ひいてはキャリア92の静止位置が開始され、それにより、ローラ97は、クラッチベル91の波状の隆起部の側面の直前で、送りの際の回転方向に対して静止する。したがって、方向が変化した時に、側面の反対側に位置する側面がローラ97に接触するまで、負荷なしに遊び円弧長φにわたって走ることが可能である。
このように、クラッチ90は、キャリア92とクラッチベル91との間に大きい遊びφを有する。しかしながら、これは、モータ60と保持部材8との間の運動学的な連鎖がクランプによって断たれるため、本発明による車外ミラー装置2の関連の中では問題ない。したがって、クラッチ90の遊びは、保持部材8とハウジング6との間の遊びとして機能しない。
図11は、保持部材8を調節した際のさらなるトルク−時間の図を示す。図は、過負荷時の負荷トルクではなく、回転方向の通常の変更時の負荷トルクを示す。クラッチベル91の内周94にある突起95は、互いに離間されているので、ローラ97が、クラッチベル91の内周94にある反対方向の突起95に当たるまでに、既知の時間が経過する。伝達可能なトルクは、ローラ97がクラッチベル91の内周面94上で回転する時に存在する摩擦トルクMWまで下がる。ローラ97が次の突起95に当たった(それまでは無負荷)時、慣性を条件とする衝撃トルクが、ローラ95に作用するが、迅速に通常の作動トルクに減衰する。
図12は、本発明の第2の実施形態に従って、車外ミラー装置102を示す。この実施形態は、基本的に、電気作動ユニットではなく、手動で保持部材8の調節を行う点で、第1の実施形態の車外ミラー装置と異なっており、そのため、以下では、第1の実施形態と異なる部分のみを説明する。
電気作動ユニット58だけでなく、スピンドル56も省略されてよい。したがって、スライダは、図13からわかるように、異なる設計を有しうる。
スライダ140は、第1の実施形態のように、基本的に立方体形状の本体を有しており、その本体は、両側に長手方向の溝138を備え、長手方向の溝138は、ガイドリブ36を受け入れうる。円筒形の凹部42、および、内側に突き出した両側の突起46の代わりに、スライダ140は、材料ブリッジ146によって隔てられた2つの半円筒形の凹部142を備える。このように、スライダ140は、第1の実施形態と同様に、保持部材8の長手方向に分割された端部34に滑り込ませることができる。このように、スライダ140は、ポジティブ(形状ロック)嵌合により、保持部材8に回動可能に固定される。保持部材8の端部34への軸方向の取り付けは、第1の実施形態と同様になされてよい。
手動の変形例の場合、クランプレバー26は、保持部材8の調節前に解除され、調節後にクランプレバー26を閉じることによって位置が固定される。
図12では、ホルダ4への取り付けは、異なったように示されているが、これは、第1の実施形態(図1参照)で上述したように設計されてもよい。同じことが摺動部にも当てはまる。
以上、2つの実施形態に従った自動車用の車外ミラー装置について説明した。それによれば、プラスチックから一体的に形成されたハウジング部だけで、車外ミラー用の保持部材を指示およびガイドする。このように、強度要件を満たす軽量かつ経済的な車外ミラー装置が実現される。
もちろん、上述の車外ミラー装置は、請求項の範囲内で変形可能である。
例えば、保持部材の調節は、ケーブルまたはラック駆動によって実行されてもよい。
さらに、互いに補完的な要素、例えば、スライダと保持部材の端部またはガイドリブとの間の結合が、逆に設計されてもよい。例えば、スライダは、第1のハウジング部分の対応する溝内で摺動する長手方向の突起を備えてもよい。
ハウジングの軸方向の長さは、保持部材の必要な移動距離に応じて短くても長くてもよい。
さらに、ガイドリブは、金属インサートで強化されてもよい。あるいは、スライダは、すべての側から、すなわち、4つのガイドリブでガイドされてもよい。
最大移動距離を制限するために、ガイドリブおよび/または第1のハウジング部に止め具が提供されてもよい。
さらに、各ハウジング部の取り付け部の金属インサートは、予想されるねじりモーメントおよび曲げモーメントに応じて、より長くまたはより厚く設計されてもよい。
また、一部の状況下では、摺動部のグライドストリップは省略されてもよいし、他の材料がグライドストリップに用いられてもよい。
さらに、本発明によるクラッチ装置は、独立発明と見なされ、本願は、必ずしも上述の車外ミラー装置に限定されず、本技術分野以外の外部ミラー装置およびシステムに適用されてもよい。したがって、出願人は、クラッチ装置だけの独立保護を提出する権利を有する。

Claims (15)

  1. 自動車用、特に実用車用の車外ミラー装置(2;102)であって、
    前記自動車に取り付けられたホルダ(4)と、
    前記ホルダに固定されたハウジング(6)であって、好ましくはラッチ可能に関節式に前記ホルダに結合されたハウジングと、
    前記ハウジング(6)内に移動可能に収容された車外ミラー用の保持部材(8)と、
    を備え、
    前記ハウジング(6)は、プラスチックから一体的に形成されると共に前記保持部材(8)を単独でガイドする第1のハウジング部(10)を有する、車外ミラー装置。
  2. 請求項1に記載の車外ミラー装置(2;102)であって、
    前記ハウジング部(10)は、滑り軸受部(14)を備え、その中で、好ましくは管状に形成された前記保持部材(8)が、前記ハウジング部(10)において直接、または、前記ハウジング部(10)に組み込まれたグライドストリップ上で、直線的にガイドされる、車外ミラー装置。
  3. 請求項2に記載の車外ミラー装置(2;102)であって、
    前記保持部材(8)を前記滑り軸受部(14)にクランプ固定するために、クランプ装置(20,24,26,28)が提供され、特に、クランプ要素(20)は、好ましくは板ばね装置(24)を介して、前記第1のハウジング部(10)に枢動可能に配置されたクランプレバー(26)のカム(28)によって前記保持部材(8)の外壁に向かって付勢されうる、車外ミラー装置。
  4. 請求項3に記載の車外ミラー装置(2;102)であって、
    前記クランプレバー(26)は、クランプ状態の時には、前記第1のハウジング部(10)の凹部(30)の中に完全に収容される、車外ミラー装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の車外ミラー装置(2;102)であって、
    前記第1のハウジング部(10)は、さらに、前記保持部材(8)の好ましくは端部(34)に配置および固定されたスライダ(40;140)の対応する溝(38;138)と係合する1または複数のガイドリブ(36)を有するガイド部(32,36)を備え、前記溝(38;138)および前記ガイドリブ(36)は、前記保持部材(8)の調節方向に伸びる、車外ミラー装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の車外ミラー装置(2;102)であって、
    前記ハウジング(6)は、第2のハウジング部(120)を備え、前記第2のハウジング部(120)は、特に、プラスチックから一体的に形成され、前記第2のハウジング部(120)を介して、前記第1のハウジング部(10)が、前記自動車に取り付けられた前記ホルダ(4)に結合されうる、車外ミラー装置。
  7. 請求項6に記載の車外ミラー装置(2;102)であって、
    前記自動車に取り付けられる前記第1および/または第2のハウジング部(10,12)の前記ホルダ(4)への取り付け用の取り付け部(72,80)が、金属板、好ましくは、前記ハウジング部(10)内に成形された金属インサート(82)を備える、車外ミラー装置。
  8. 請求項6または7に記載の車外ミラー装置(2;102)であって、
    前記ホルダ(4)は、前記第1または第2のハウジング部(10)の前記取り付け部(72)と前記ホルダ(4)との間に配置された係止要素(70)と動作可能に結合する一体的に形成された係止歯形状(68)を備える、車外ミラー装置。
  9. 請求項6ないし8のいずれかに記載の車外ミラー装置(2;102)であって、
    前記ホルダ(4)は、前記第1または第2のハウジング部(12)の前記取り付け部(80)に構成された滑り軸受ブッシュ(78)のための受け部(76)を備える、車外ミラー装置。
  10. 請求項1ないし9のいずれかに記載の車外ミラー装置(2)であって、
    前記保持部材(8)は、電気作動ユニット(58)を介して、特に、電気作動ユニット(58)によって駆動されるスピンドル(56)、または、前記スライダ(40)に結合されたケーブル、または、ラック駆動を介して調節可能であり、前記スピンドル(56)は、前記スライダ(40)に形成された台形ネジと係合する、車外ミラー装置。
  11. 請求項10に記載の車外ミラー装置(2)であって、
    前記電気作動ユニット(58)は、前記第1のハウジング部(10)内に配置され、前記電気作動ユニット(58)の自動車側外周部、好ましくはトランスミッションカバー(64)の外周部が、前記第1のハウジング部の内周壁と相補的に構成される、車外ミラー装置。
  12. 請求項10または11に記載の車外ミラー装置(2)であって、
    前記電気作動ユニット(58)は、前記保持部材(8)が前記クランプ装置(20,24,26,28)によって前記滑り軸受部(14)に強く押しつけられている時でも、前記保持部材(8)を調節できる、車外ミラー装置。
  13. 請求項10ないし12のいずれかに記載の車外ミラー装置(2)であって、
    クラッチ装置(90)が、前記電気作動ユニット(58)と前記スピンドル(56)との間に結合され、前記電気作動ユニットは、前記保持部材(8)の調節に必要なトルク(MR)を前記電気作動ユニット(58)から前記スピンドル(56)に両方向で伝達することを可能にし、所定の閾値トルク(MK)より大きい過負荷トルクが生じた場合に、前記電気作動ユニット(58)および前記スピンドル(56)の相対回転を自動的に許容し、前記クラッチ装置(90)は、トルク方向が逆転した場合に、所定の遊び角(φ)にわたって前記保持部材(8)の調節に必要な負荷トルク(MR)を伝達しない、車外ミラー装置。
  14. 請求項13に記載の車外ミラー装置(2)であって、
    前記クラッチ装置(90)は、前記電気作動ユニット(58)によって駆動されるクラッチベル(91)と、前記スピンドル(56)に回動可能に結合されたキャリア(92)と、を備え、
    前記キャリア(92)は、前記キャリアの周囲にわたって均等に分布され、半径方向外向きにばね付勢され、前記クラッチベル(91)の内壁(94)に向かって押しつけられた回転要素(97)または摺動要素を備え、
    前記クラッチベル(91)の前記内壁(94)は、その周囲にわたって均等に分布された隆起部(95)を備え、
    前記隆起部(95)は、前記所定の閾値トルク(MK)よりも大きい過負荷トルクが生じた場合に、前記回転要素(97)または摺動要素を押す、車外ミラー装置。
  15. 請求項14に記載の車外ミラー装置(2)であって、
    前記隆起部(95)の数は、前記回転要素(97)または摺動要素の数より多い、車外ミラー装置。
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