JP2014512038A - リアルタイム物品品質モニタリングシステム - Google Patents

Abstract

本発明は、リアルタイム物品品質モニタリングシステムに関するものであって、より詳しくはＲＦＩＤタグとＱＲコードを用いた物品品質モニタリングシステムに関する。このために、本発明の物品品質モニタリングシステムは、物品を包装している第１包装容器に取り付けられ、測定した温度または湿度を含む大気履歴情報と識別子を送るＲＦＩＤタグ；上記物品を包装している第２包装容器または物品に取り付けられ、上記識別子と物品品質予測サーバーの住所（リンク）情報を格納しているＱＲコード；上記ＲＦＩＤタグから送られた大気履歴情報と識別子を格納している物品流通履歴ＤＢ：撮影した上記ＱＲコードに格納されている上記物品品質予測サーバーに接続し、上記物品の品質指数を要請する使用者端末；上記使用者端末の要請により上記物品流通履歴ＤＢから送られた大気履歴情報から上記物品の品質指数及び特定品質指数を有する時点を算出する物品品質予測サーバーを含む。
【選択図】図１

Description

本発明は、リアルタイム物品品質モニタリングシステムに関するものであって、より詳しくはＲＦＩＤタグとＱＲコード（登録商標）を用いた物品品質モニタリングシステムに関する。

最近、活用方法に関する研究が盛んに進められている電子タグ（Ｒａｄｉｏ Ｆｒｅｑｕｅｎｃｙ Ｉｄｅｎｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ；ＲＦＩＤ）は、一定の周波数帯域を用いて遠距離から対象物を分析し、数十〜数百の情報を読み出す先端技術である。物品にマイクロチップを内蔵したステッカー形態のタグを貼り付けた後、タグ情報を認識することができる読み取り機（Ｒｅａｄｅｒ Ｂｏｄｙ）やアンテナを設ければ良い。

電子タグを通じて物品情報を把握することにより、製品に付けられたバーコードをスキャニングするレジ係の姿は見えなくなるだろう。購買する物品をショッピングカートに入れたままカウンターを通るだけで正確に計算されるため、購買者は時間を節約することができる。

販売者の立場では、販売と同時に物品の入出庫情報まで把握することにより、物品の消費期限とストック管理を容易にすることができる。販売後、物品の位置追跡が可能であるため、流通過程中の紛失、運送業界での物品盗難を防止することができる。既に使われているバーコードやマグネチックカードは、時間が経つほど徐々に認識率が下がる短所があるのに対し、ＲＦＩＤはこのような心配が要らない。

通常、冷蔵庫は食品の腐敗の防止及び遅延のために使用するが、冷蔵庫に貯蔵保管する食品の品目及び数量が多様であり、細心な注意を払わない限り、一般的に無秩序に積み上げて置く形で食品を冷蔵庫の収納空間に保管するため、冷蔵庫の収納空間を捜す前には食べ物の品目を確認し難く、賞味期限などが切れて食べ物が腐敗して捨てられることが頻繁に発生する。

食品（農産物・水産物・畜産物及び加工食品など）の生産段階から消費者までの流通過程中（特に消費者の場合は、売り場で食品を購買する時や家庭で冷蔵庫に保管する時など）に食品の履歴情報、収穫（または生産）後からの流通温度の履歴、品質指数、新鮮度、残っている賞味期限、最も美味しい時期などを、スマートホンやＰＤＡなどのハンドヘルド、キオスクなどでＱＲコードやＲＦＩＤセンサータグに接触するだけで自動で情報を食品の検収者や消費者、販売者が直ぐに分かるようにする。

本発明が解決しようとする課題は、リアルタイムで物品の流通経路上の大気（温度、湿度、ガスなど）情報を収集する方案を提案することにある。

本発明が解決しようとする他の課題は、収集された大気情報を用いて購買者や物品管理者に物品の正確な品質指数を提供することにある。

本発明が解決しようとするまた他の課題は、購買者や物品管理者に、いつでも、どこでも便利に購買しようとする物品の品質指数を確認することができる方案を提案することにある。

本発明が解決しようとするまた他の課題は、購買者や物品管理者に購買する品目に応じて差別化された項目を有する品質指数を提供する方案を提案することにある。

このために、本発明の物品品質モニタリングシステムは、物品を包装している第１包装容器に取り付けられ、測定した温度または湿度を含む大気履歴情報と識別子を送るＲＦＩＤタグ；上記物品を包装している第２包装容器または物品に取り付けられ、上記識別子と物品品質予測サーバーの住所情報を格納しているＱＲコード；上記ＲＦＩＤタグから送られた大気履歴情報と識別子を格納している物品流通履歴ＤＢ：撮影した上記ＱＲコードに格納されている上記物品品質予測サーバーに接続し、上記物品の品質指数を要請する使用者端末；上記使用者端末の要請により上記物品流通履歴ＤＢから送られた大気履歴情報から上記物品の品質指数及び特定品質指数を有する時点を算出する物品品質予測サーバーを含む。

このために、本発明の物品品質モニタリング装置は、物品を包装している第１包装容器；物品を包装している第１包装容器に取り付けられ、測定した温度または湿度を含む大気履歴情報と識別子を送るＲＦＩＤタグ；上記物品を包装している第２包装容器または物品に取り付けられ、上記識別子と物品品質予測サーバーの住所情報と上記ＲＦＩＤタグの識別子を格納しているＱＲコードを含む。

このために、本発明の物品品質モニタリングシステムは、ＲＦＩＤタグから送られた大気履歴情報と上記ＲＦＩＤタグの識別子を格納している物品流通履歴ＤＢ：使用者端末から送られた上記ＲＦＩＤタグの識別子に対応される大気履歴情報を上記物品流通履歴ＤＢに要請し、品質指数予測アルゴリズムを用いて送られた上記大気履歴情報から上記物品の品質指数及び特定品質指数を有する時点を算出する物品品質予測サーバー；上記物品品質予測サーバーを管理する管理者端末を含む。

本発明によるリアルタイム物品品質モニタリングシステムは、物品の流通経路上の温度及び湿度を含む大気情報を収集し、収集された大気情報に基づいて物品の品質指数を購買者に提供する。すなわち、購買者はスマートホンやその他ＱＲコードを撮影することができる映像器機を用いて物品に取り付けられているＱＲコードを撮影することにより、いつでも、どこでも便利に購買しようとする物品の品質指数を確認することができる。また、購買する品目に応じて差別化された項目を有する品質指数を提供することにより、各品目別に最適の品質情報を提供することができる。

すなわち、食品（農産物・水産物・畜産物及び加工食品など）の生産段階から消費者までの流通過程中（特に消費者の場合は、売り場で食品を購買する時）に食品の履歴情報、収穫（または生産）後からの流通温度の履歴、品質指数、新鮮度、残っている賞味期限、最も美味しい時期などを、スマートホンやＰＤＡなどのハンドヘルド、キオスクなどでＱＲコードやＲＦＩＤセンサータグに接触するだけで自動で情報を食品の検収者や消費者、販売者が直ぐに分かるようにするユビキタス型新技術である。

生産者の場合は、食品の個体ごとにＱＲコードを取り付け、包装箱にはリサイクルが可能なセンサータグを取り付け、生産直後の食品情報を入力して、随時にインターネットに接続して出荷された食品の流通中の温度履歴や品質状態などをリアルタイムでチェックすることができ、消費者に予め品質情報、流通情報などを全て提供することにより、消費者の信頼増加を通じて販売を増加させることができる。特に、新鮮食品の場合、適用効率性を高めることができる。

大型販売店の場合は販売店の検収者が１次で検品に活用が可能であり、また消費者は購買しようとする食品に対してキオスクに食品を置くか、自分のスマートホンでＱＲコードをスキャニングすると、すぐ新鮮度情報、流通温度履歴、残っている賞味期限、品質指数情報（例：糖度、細菌数など）などが分かる。また、新鮮度指数に応じて製品価格の割引が自動に連結されることもでき、ストック、販売、品質管理はもちろん、売場陳列台内の食品に対する品質情報をネットワークでも、いつでも確認が可能である。

流通段階において下記のように使用されることができる。生産地から物流センターや給食センターに食品が到着すると、検収者がＱＲコードやセンサータグをスキャニングすることにより、収納した食品の温度履歴情報と新鮮度状態などを評価することができる。この場合、流通温度履歴をみた時、適正温度以上に露出されて納品された場合や新鮮度指数が一定値以下の場合、納品拒絶や納品値の割引などを適用することもできる。そうすると、食品のすべての流通温度履歴情報を、納品される方でチェックすることができるため、供給者側でも流通温度基準や品質基準を守ることになって品質管理が徹底され、輸送・配送及び納品過程の信頼確保、食品の廃棄や返品などを減らすことができる。

宅配段階において下記のように使用されることができる。今までは高級な韓牛の贈り物セット、魚の贈り物セットなどの贈り物を送る人が、このような贈り物をもらう人にどのような品質状態で配達されたかを確認することができなかった。贈り物をもらう人の立場からも、たとえ新鮮度が低下したまま配達されても送った人に言いにくかった。しかし、この技術を適用すると、贈り物をもらった瞬間に直ぐその時点における新鮮度状態、配達過程中の温度履歴情報を、贈り物を送る人に伝送するか、インターネット上で確認することができる。よって、新鮮度が重視される高価の贈り物の場合、このように宅配サービスをすると、信頼度が高くなって重要な贈り物はこの宅配会社を通じて送りたがるようになる。この技術は、外国との食品の輸出入時にも適用が可能である。

本発明の一実施例によるリアルタイム物品品質モニタリングシステムを示している。 本発明の一実施例による物品品質モニタリングシステムを用いて特定物品の品質指数を提供する方案を示している。 本発明の一実施例による使用者端末に表示される品質指数の一例を示している。 本発明の一実施例による冷蔵流通牛乳の流通履歴詳細表示を選択した場合、表示される他の画面を示している。

前述した、そして追加的な本発明の態様などは、添付の図面を参照して説明する望ましい実施例を通じてさらに明らかになるだろう。以下、本発明のこのような実施例を通じて当業者が容易に理解して再現することができるように詳しく説明する。

図１は、本発明の一実施例によるリアルタイム物品品質モニタリングシステムを示している。以下、図１を用いて本発明の一実施例によるリアルタイム物品品質モニタリングシステムについて詳細に調べる。

図１によると、物品品質モニタリングシステムは、物品流通履歴ＤＢ、使用者端末、物品品質予測サーバー、複数の物品を包装している第１包装容器に取り付けられているＲＦＩＤタグ、個別物品または個別物品を包装している第２包装容器に取り付けられているＱＲコードを含む。もちろん上述の構成以外に、他の構成をさらに含むことができることは自明である。

ＲＦＩＤタグ１３０は、一定時間間隔で温度、湿度、照度を含む大気（気候）状態情報を測定して格納する。ＲＦＩＤタグ１３０から収集された情報は、ＲＦＩＤタグの識別子とともに一定時間単位または物品流通履歴ＤＢ１００から要請時に物品流通履歴ＤＢ１００に伝達される。物品流通履歴ＤＢ１００との通信のためにＲＦＩＤタグ１３０は通信部を含むか、通信部を含んでいる他の装置を用いることができる。

ＱＲコード１４０は、物品品質予測サーバー１１０のウェブページのアドレスを提供する。すなわち、ＱＲコード１４０を用いて使用者端末１２０はサーバーのウェブページに接続することができる。さらに、ＱＲコード１４０はＲＦＩＤタグ１３０の識別子を格納する。

物品流通履歴ＤＢ１００は、ＲＦＩＤタグ１３０から送られた大気情報を容器情報とともに格納する。すなわち、各容器別に大気情報、物品情報を格納する。下記の表１は、物品流通履歴ＤＢ１００に格納される情報の一例を示している。もちろん、上述の情報以外に、他の情報が物品流通履歴ＤＢ１００に格納されることができることは自明である。すなわち、物品流通履歴ＤＢ１００は、物品の流通経路に対する情報を格納することができる。

上記の表１は、ＲＦＩＤタグ１３０から送られた測定時刻による温度及び湿度を示している。表１によると、ＲＦＩＤタグ１３０は３０分単位で温度または湿度を測定することになっているが、これに限らない。すなわち、ＲＦＩＤタグ１３０は、３０分以上の単位、３０分未満の単位で温度または湿度を測定することができる。また、ＲＦＩＤタグ１３０は、測定された温度または湿度に変化がない場合には測定周期を長く設定することができる。すなわち、タグは、測定された温度または湿度の変化量により測定周期を異にすることができる。

物品品質予測サーバー１１０は、使用者端末から要請された物品に対する品質を予測し、予測した結果を使用者端末１２０に提供する。このために物品品質予測サーバー１１０は、使用者端末１２０から提供されたＲＦＩＤタグ１３０の識別子を物品流通履歴ＤＢ１００に提供し、物品流通履歴ＤＢ１００からＲＦＩＤタグ１３０に対応される大気情報を受信する。すなわち、物品流通履歴ＤＢ１００は、表１に記載されている大気情報を物品品質予測サーバー１１０に提供する。物品品質予測サーバー１１０は、送られた大気情報と格納されている物品品質アルゴリズムを用いて該当の物品に対する品質情報を算出する。物品品質予測サーバー１１０は、算出された品質情報を使用者端末１２０に提供する。

使用者端末１２０は、スマートホン、ハンドヘルド、キオスクなどを含む。使用者端末１２０は、物品に取り付けられているＱＲコード１４０を撮影する。ＱＲコード撮影により使用者端末１２０は、物品品質予測サーバー１１０に自動に接続され、接続した物品品質予測サーバー１１０にＲＦＩＤタグ１３０の識別子を提供する。使用者端末１２０には、物品品質予測サーバー１１０からＱＲコードが取り付けられている物品に対する品質指数が提供される。物品に対する品質指数は多様な形態で提供することができる。これに対しては後述する。

上述した構成のほかに、物品品質モニタリングシステムは、物品品質予測サーバー１１０を管理する管理者端末１５０を含むことができる。管理者端末１５０は、物品品質予測サーバー１１０で運用する品質予測アルゴリズムを更新するか、必要な場合、特定物品に対する品質指数を要請することができる。また、管理者端末１５０は、物品品質予測サーバー１１０が提供する品質指数の形態を追加するか、修正及び変更することができる。

図２は、本発明の一実施例による物品品質モニタリングシステムを用いて特定物品の品質指数を提供する方案を示している。以下、図２を参照し、本発明の一実施例による物品品質モニタリングシステムを用いて特定物品の品質指数を提供する方案について詳細に説明する。

一例として図２は、メロンに対する品質指数を提供する方案を示している。

図２によると、メロンの流通経路は農場、流通センター、配送、販売、消費者に連結される。農場の管理者はメロンを栽培して収穫する。農場の管理者はメロンの生産履歴を管理する。すなわち、農場の管理者はメロンの生産地、生産者、収穫日などを含む生産履歴を管理する。農場の管理者は生産履歴に対する情報を物品品質予測サーバーまたは物品流通履歴ＤＢに送る。

農場で収穫されたメロンは流通センターに送られる。流通センターは送られたメロンを糖度分析及びサイズにより選別し、必要な場合、生産情報が含まれたラベルをメロンに貼り付け、以後第２包装容器が含まれた第１包装容器を用いて包装する。上述したように、第２包装容器は必要により除くことができ、この場合、ＱＲコードはメロンに直接貼り付けられる。第１包装容器はＲＦＩＤタグが取り付けられ、ＲＦＩＤタグはメロン周りの大気情報を測定してＤＢに送る。

流通センターは流通センターで収集したメロンに対する情報を物品品質予測サーバーまたは物品流通履歴ＤＢに送る。流通センターで収集した情報は分類日、包装日、糖度などを含む。

配送段階と販売段階で管理者はメロンの流通履歴を物品品質予測サーバーまたは物品流通履歴ＤＢに送る。またＲＦＩＤタグは設定された時間単位で測定した大気情報を物品流通履歴ＤＢに送る。

メロンを購買した消費者は、使用者端末を用いてメロンに貼り付けられているＱＲコードを撮影することにより、物品品質予測サーバーにメロンに対する品質指数を要請する。

消費者は物品品質予測サーバーから提供されたメロンの品質指数を用いて購買するかどうかを決める。

図２はメロンについて説明したが、他の農水産物、加工品に対しても同様に適用することができる。すなわち、乳製品や牛肉を含む肉類に対しても同様に適用することができる。もちろん、この場合、流通センターで物品品質予測サーバーまたは物品流通履歴ＤＢに送る情報は変わることができる。すなわち、牛乳を管理する流通センターは、細菌数、生産情報、包装情報を送り、肉類を管理する流通センター（加工工場）は、屠畜日、肉質等級、部位別解体及び包装日に対する情報を送る。

図３は、本発明の一実施例による使用者端末に表示される品質指数の一例を示している。以下、図３を用いて本発明の一実施例による使用者端末に表示される品質指数について説明する。

使用者端末は、ＱＲコードを撮影すると、図３の左側に示している図面を表示する。図３の左側に示している図面は、品目名、識別番号、部位、新鮮度、流通履歴表示、生産者、加工者、生産日付、加工日付、賞味期限を表示し、他にも多様な情報を表示することができる。

使用者が図３の左側に示している画面で流通履歴表示を選択すると、使用者端末は右側に示している映像を表示する。流通詳細履歴は、流通過程中の新鮮度、温度、湿度履歴を表示する。

図４は、本発明の一実施例による冷蔵流通牛乳の流通履歴詳細表示を選択した場合、表示される他の画面を示している。図４は、品質指数はドーナツ状で示している。赤色で表示された部分に矢印が位置すると品質指数が低いことを意味し、緑色で表示された部分に矢印が位置すると品質指数が高いことを意味する。他にも流通履歴詳細表示は、温度履歴と細菌数履歴を示している。細菌数は温度履歴に基づいて予測することができ、予測された細菌数により品質指数を算出することができる。すなわち、初期細菌数を基準で温度履歴により増加された細菌数を予測し、予測された細菌数に応じて品質指数を算出する。下記の表２は細菌数による新鮮度を示した一例を示している。

このように流通履歴表示を選択した場合、品目別に提供される情報を異なるように設定することができる。

さらに、物品品質予測サーバーは、現在の品質指数を基準で最高の品質を有する時点に対する算出をし、算出された情報を使用者端末に提供することができる。すなわち、物品品質予測サーバーは、現在の品質指数だけではなく未来の品質指数も予測して使用者端末に提供する。この場合、物品品質予測サーバーは、現時点を基準で設定された期間以内の平均温度及び湿度情報を用いて、未来の品質指数を予測して使用者端末に提供する。設定された期間は品目により変わることができる。すなわち、流通期間が長い品目に比べて流通期間の短い品目は設定された期間を短くする。

本発明は、食品、血液や化粧品など、その他温度と湿度を含む大気状態に応じて品質の変化を起こす物品に適用することができる。

上述ではＱＲコードを用いて品質をモニタリングする方案に対して開示しているが、ここに限定されない。すなわち、遠距離で確認が可能なカラーコード、スマートコードを用いて品質をモニタリングすることができる。

本発明は図面に示された一実施例を参照して説明したが、これは例示的なものに過ぎず、本技術分野における通常の知識を有する者であれば、これから多様な変形及び均等な他の実施例が可能であるという点を理解するだろう。

１００：物品流通履歴ＤＢ
１１０：物品品質予測サーバー
１２０：使用者端末
１３０：ＲＦＩＤタグ
１４０：ＱＲコード
１５０：管理者端末

Claims (8)

1. 物品を包装している第１包装容器に取り付けられ、測定した温度、湿度またはガス濃度のうち、少なくとも一つを含む大気履歴情報と物品流通履歴に対する識別子を送るＲＦＩＤタグ；
   前記物品を包装している第２包装容器または物品に取り付けられ、前記識別子と物品品質予測サーバーの住所情報を格納しているＱＲコード；
   前記ＲＦＩＤタグから送られた大気履歴情報と識別子を格納している物品流通履歴ＤＢ：
   撮影した前記ＱＲコードに格納されている前記物品品質予測サーバーに接続し、前記物品の品質指数を要請する使用者端末；
   前記使用者端末の要請により前記物品流通履歴ＤＢから送られた大気履歴情報から前記物品の品質指数及び特定品質指数を有する時点を算出する物品品質予測サーバーを含む
   ことを特徴とする物品品質モニタリングシステム。
2. 前記物品品質予測サーバーは、
   品質予測アルゴリズムを用いて前記大気履歴情報から前記物品の品質指数を算出する
   ことを特徴とする請求項１に記載の物品品質モニタリングシステム。
3. 前記物品品質予測サーバーは、
   物品により前記使用者端末に送られる品質指数に含まれる情報を差別化する
   ことを特徴とする請求項２に記載の物品品質モニタリングシステム。
4. 前記物品品質予測サーバーを管理する管理者端末を含み、
   前記管理者端末は、物品により前記使用者端末に送られる品質指数を差別化するように設定する
   ことを特徴とする請求項３に記載の物品品質モニタリングシステム。
5. 前記品質指数は、温度履歴、湿度履歴を有する流通履歴及び新鮮度を含む
   ことを特徴とする請求項４に記載の物品品質モニタリングシステム。
6. 前記使用者端末は、前記ＱＲコードに含まれているＲＦＩＤタグの識別子を前記物品品質予測サーバーに送り、
   前記物品品質予測サーバーは、前記ＲＦＩＤタグの識別子に対応される大気情報を前記物品流通履歴ＤＢから受信する
   ことを特徴とする請求項５に記載の物品品質モニタリングシステム。
7. 物品を包装している第１包装容器；
   物品を包装している第１包装容器に取り付けられ、測定した温度または湿度のうち、少なくとも一つを含む大気履歴情報と識別子を送るＲＦＩＤタグ；
   前記物品を包装している第２包装容器または物品に取り付けられ、前記識別子と物品品質予測サーバーのリンク情報と前記ＲＦＩＤタグの識別子を格納しているＱＲコードを含む
   ことを特徴とする物品品質モニタリング装置。
8. ＲＦＩＤタグから送られた大気履歴情報と前記ＲＦＩＤタグの識別子を格納している物品流通履歴ＤＢ：
   使用者端末から送られた前記ＲＦＩＤタグの識別子に対応される大気履歴情報を前記物品流通履歴ＤＢに要請し、品質指数予測アルゴリズムを用いて送られた前記大気履歴情報から前記物品の品質指数及び特定品質指数を有する時点を算出する物品品質予測サーバー；
   前記物品品質予測サーバーを管理する管理者端末を含む
   ことを特徴とする物品品質モニタリングシステム。