JP2014511861A - 発光ダイオードのための置換オリゴアザカルバゾール - Google Patents

発光ダイオードのための置換オリゴアザカルバゾール Download PDF

Info

Publication number
JP2014511861A
JP2014511861A JP2014503965A JP2014503965A JP2014511861A JP 2014511861 A JP2014511861 A JP 2014511861A JP 2014503965 A JP2014503965 A JP 2014503965A JP 2014503965 A JP2014503965 A JP 2014503965A JP 2014511861 A JP2014511861 A JP 2014511861A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
compound
layer
formula
organic layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014503965A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5934337B2 (ja
Inventor
アレクセイ・ジヤトキン
リチャン・ゼン
Original Assignee
ユニバーサル ディスプレイ コーポレイション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ユニバーサル ディスプレイ コーポレイション filed Critical ユニバーサル ディスプレイ コーポレイション
Publication of JP2014511861A publication Critical patent/JP2014511861A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5934337B2 publication Critical patent/JP5934337B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D471/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00
    • C07D471/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D471/04Ortho-condensed systems
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D519/00Heterocyclic compounds containing more than one system of two or more relevant hetero rings condensed among themselves or condensed with a common carbocyclic ring system not provided for in groups C07D453/00 or C07D455/00
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K11/00Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials
    • C09K11/06Luminescent, e.g. electroluminescent, chemiluminescent materials containing organic luminescent materials
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K85/00Organic materials used in the body or electrodes of devices covered by this subclass
    • H10K85/60Organic compounds having low molecular weight
    • H10K85/649Aromatic compounds comprising a hetero atom
    • H10K85/657Polycyclic condensed heteroaromatic hydrocarbons
    • H10K85/6572Polycyclic condensed heteroaromatic hydrocarbons comprising only nitrogen in the heteroaromatic polycondensed ring system, e.g. phenanthroline or carbazole
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K85/00Organic materials used in the body or electrodes of devices covered by this subclass
    • H10K85/60Organic compounds having low molecular weight
    • H10K85/649Aromatic compounds comprising a hetero atom
    • H10K85/657Polycyclic condensed heteroaromatic hydrocarbons
    • H10K85/6576Polycyclic condensed heteroaromatic hydrocarbons comprising only sulfur in the heteroaromatic polycondensed ring system, e.g. benzothiophene
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K2101/00Properties of the organic materials covered by group H10K85/00
    • H10K2101/10Triplet emission
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K50/00Organic light-emitting devices
    • H10K50/10OLEDs or polymer light-emitting diodes [PLED]
    • H10K50/11OLEDs or polymer light-emitting diodes [PLED] characterised by the electroluminescent [EL] layers
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K50/00Organic light-emitting devices
    • H10K50/10OLEDs or polymer light-emitting diodes [PLED]
    • H10K50/14Carrier transporting layers
    • H10K50/16Electron transporting layers
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K50/00Organic light-emitting devices
    • H10K50/10OLEDs or polymer light-emitting diodes [PLED]
    • H10K50/18Carrier blocking layers

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)

Abstract

置換オリゴアザカルバゾール鎖を含む新規化合物が提供される。これらの化合物は、有機発光デバイスに有用であり、特に、このようなデバイスにおけるホストとして有用である。

Description

特許請求されている発明は、大学・企業の共同研究契約の下記の当事者:University of Michigan、Princeton University、University of Southern California、及びUniversal Display Corporationの理事らの1又は複数によって、その利益になるように、且つ/又は関連して為されたものである。該契約は、特許請求されている発明が為された日付以前に発効したものであり、特許請求されている発明は、該契約の範囲内で行われる活動の結果として為されたものである。
本発明は、有機発光デバイス(OLED)に関する。より詳細には、本発明は、置換オリゴアザカルバゾール化合物を含むホスト材料に関する。これらの化合物をOLEDに用いることにより、向上した性能を有するデバイスが提供される。
有機材料を利用する光電子デバイスは、いくつもの理由から、次第に望ましいものとなりつつある。そのようなデバイスを作製するために使用される材料の多くは比較的安価であるため、有機光電子デバイスは無機デバイスを上回るコスト優位性の可能性を有する。加えて、柔軟性等の有機材料の固有の特性により、該材料は、フレキシブル基板上での製作等の特定用途によく適したものとなり得る。有機光電子デバイスの例は、有機発光デバイス(OLED)、有機光トランジスタ、有機光電池及び有機光検出器を含む。OLEDについて、有機材料は従来の材料を上回る性能の利点を有し得る。例えば、有機発光層が光を放出する波長は、概して、適切なドーパントで容易に調整され得る。
OLEDはデバイス全体に電圧が印加されると光を放出する薄い有機膜を利用する。OLEDは、フラットパネルディスプレイ、照明及びバックライティング等の用途において使用するためのますます興味深い技術となりつつある。数種のOLED材料及び構成は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる、特許文献1、特許文献2及び特許文献3において記述されている。
リン光性発光分子の1つの用途は、フルカラーディスプレイである。そのようなディスプレイの業界標準は、「飽和(saturated)」色と称される特定の色を放出するように適合された画素を必要とする。特に、これらの標準は、飽和した赤色、緑色及び青色画素を必要とする。色は、当技術分野において周知のCIE座標を使用して測定することができる。
緑色発光分子の一例は、下記の構造:
を有する、Ir(ppy)と表示されるトリス(2−フェニルピリジン)イリジウムである。
この図面及び本明細書における後出の図面中で、本発明者らは、窒素から金属(ここではIr)への配位結合を直線として描写する。
本明細書において使用される場合、用語「有機」は、有機光電子デバイスを製作するために使用され得るポリマー材料及び小分子有機材料を含む。「小分子」は、ポリマーでない任意の有機材料を指し、且つ「小分子」は実際にはかなり大型であってよい。小分子は、いくつかの状況において繰り返し単位を含み得る。例えば、長鎖アルキル基を置換基として使用することは、「小分子」クラスから分子を排除しない。小分子は、例えばポリマー骨格上のペンダント基として、又は該骨格の一部として、ポリマーに組み込まれてもよい。小分子は、コア部分上に構築された一連の化学的シェルからなるデンドリマーのコア部分として役立つこともできる。デンドリマーのコア部分は、蛍光性又はリン光性小分子発光体であってよい。デンドリマーは「小分子」であってよく、OLEDの分野において現在使用されているデンドリマーはすべて小分子であると考えられている。
本明細書において使用される場合、「頂部」は基板から最遠部を意味するのに対し、「底部」は基板の最近部を意味する。第一層が第二層「の上に配置されている」と記述される場合、第一層のほうが基板から遠くに配置されている。第一層が第二層「と接触している」ことが指定されているのでない限り、第一層と第二層との間に他の層があってもよい。例えば、間に種々の有機層があるとしても、カソードはアノード「の上に配置されている」と記述され得る。
本明細書において使用される場合、「溶液プロセス可能な」は、溶液又は懸濁液形態のいずれかの液体媒質に溶解、分散若しくは輸送することができ、且つ/又は該媒質から堆積することができるという意味である。
配位子は、該配位子が発光材料の光活性特性に直接寄与していると考えられる場合、「光活性」と称され得る。配位子は、該配位子が発光材料の光活性特性に寄与していないと考えられる場合には「補助」と称され得るが、補助配位子は、光活性配位子の特性を変化させることができる。
本明細書において使用される場合、当業者には概して理解されるであろう通り、第一の「最高被占分子軌道」(HOMO)又は「最低空分子軌道」(LUMO)エネルギー準位は、第一のエネルギー準位が真空エネルギー準位に近ければ、第二のHOMO又はLUMOエネルギー準位「よりも大きい」又は「よりも高い」。イオン化ポテンシャル(IP)は、真空準位と比べて負のエネルギーとして測定されるため、より高いHOMOエネルギー準位は、より小さい絶対値を有するIP(あまり負でないIP)に相当する。同様に、より高いLUMOエネルギー準位は、より小さい絶対値を有する電子親和力(EA)(あまり負でないEA)に相当する。頂部に真空準位がある従来のエネルギー準位図において、材料のLUMOエネルギー準位は、同じ材料のHOMOエネルギー準位よりも高い。「より高い」HOMO又はLUMOエネルギー準位は、「より低い」HOMO又はLUMOエネルギー準位よりもそのような図の頂部に近いように思われる。
本明細書において使用される場合、当業者には概して理解されるであろう通り、第一の仕事関数がより高い絶対値を有するならば、第一の仕事関数は第二の仕事関数「よりも大きい」又は「よりも高い」。仕事関数は概して真空準位と比べて負数として測定されるため、これは「より高い」仕事関数が更に負であることを意味する。頂部に真空準位がある従来のエネルギー準位図において、「より高い」仕事関数は、真空準位から下向きの方向に遠く離れているものとして例証される。故に、HOMO及びLUMOエネルギー準位の定義は、仕事関数とは異なる慣例に準ずる。
OLEDについての更なる詳細及び上述した定義は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる特許文献4において見ることができる。
式Iの置換オリゴアザカルバゾールを含む化合物が提供される
基Yは、下記からなる群から選択される。
A、B、C、及びDは、それぞれ独立して、式IIの化合物から選択される。
式IIの化合物において、Xは、C−R及びNからなる群から選択され、Xは、C−R及びNからなる群から選択され、Xは、C−R及びNからなる群から選択され、Xは、C−R及びNからなる群から選択され、Xは、C−R及びNからなる群から選択され、Xは、C−R及びNからなる群から選択され、Xは、C−R及びNからなる群から選択され、Xは、C−R及びNからなる群から選択される。
基A、B、C、及びDは、互いにC−N結合を介して結合しており、A、B、C、及びDの少なくとも1つは、カルバゾールではない。基Xは、更に置換されていてもよいアリール又はヘテロアリールリンカーであり、Y及びXは、C−N結合を介して結合している。
、R、R、R、R、R、R、及びRは、それぞれ独立して、水素、重水素、ハライド、アルキル、シクロアルキル、ヘテロアルキル、アリールアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アミノ、シリル、アルケニル、シクロアルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、アシル、カルボニル、カルボン酸、エステル、ニトリル、イソニトリル、スルファニル、スルフィニル、スルフォニル、ホスフィノ及びこれらの組み合わせからなる群から選択される。基Zは、更に置換されていてもよい、ジベンゾチオフェン、ジベンゾフラン、ジベンゾセレノフェン、アザ−ジベンゾチオフェン、アザ−ジベンゾフラン、及びアザ−ジベンゾセレノフェンからなる群から選択される。
1つの態様においては、基Xは、下記の構造を有する。
式中、E、F、G、及びHは、独立して、下記からなる群から選択される。
1つの態様においては、基E、F、G、及びHは、Rで更に置換されていてもよく、Rは、モノ、ジ、トリ、又はテトラ置換を表し、Rは、独立して、水素、重水素、ハライド、アルキル、シクロアルキル、ヘテロアルキル、アリールアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アミノ、シリル、アルケニル、シクロアルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、アシル、カルボニル、カルボン酸、エステル、ニトリル、イソニトリル、スルファニル、スルフィニル、スルフォニル、ホスフィノ及びこれらの組み合わせからなる群から選択される。p、q、r、及びsは、それぞれ、0〜4の値をとることができ、p+q+r+sは、少なくとも1である。
1つの態様においては、基A、B、C、及びDは、3位又は6位の炭素と9位の窒素との間の結合を介して互いに結合している。他の態様においては、Zは、2−ジベンゾチオフェニル、4−ジベンゾチオフェニル、2−ジベンゾフラニル、又は4−ジベンゾフラニルである。他の態様においては、A、B、C、及びDは、カルバゾールではない。
1つの態様においては、R、R、R、R、R、R、R、及びRは、独立して、フェニル、ビフェニル、トリフェニル、ターフェニル、ナフタレン、フェナレン、フェナントレン、フルオレン、クリセン、ジベンゾチオフェン、ジベンゾフラン、ベンゾフラン、ベンゾチオフェン、ピラゾール、イミダゾール、トリアゾール、オキサゾール、チアゾール、オキサジアゾール、オキサトリアゾール、ジオキサゾール、チアジアゾール、ピリジン、ピリダジン、ピリミジン、ピラジン、トリアジン、インドール、アザインドール、ベンズイミダゾール、インダゾール、ベンゾオキサゾール、ベンゾイソオキサゾール、ベンゾチアゾール、キノリン、イソキノリン、シンノリン、キナゾリン、キノキサリン、ナフチリジン、フタラジン、プテリジン、キサンテン、フェノチアジン、フェノキサジン、ベンゾフロピリジン、フロジピリジン、ベンゾチエノピリジン、及びチエノジピリジンからなる群から選択される。
1つの態様においては、A、B、C、及びDは、独立して、下記からなる群から選択される。
具体的且つ非限定的な化合物例を示す。1つの態様においては、前記化合物は、化合物1〜化合物35からなる群から選択される。
有機発光デバイスを含む第1のデバイスが提供される。前記有機発光デバイスは、アノードと、カソードと、前記アノードと前記カソードとの間に配置された第1の有機層とを更に含む。前記第1の有機層は、式Iの化合物を含む。
1つの態様においては、前記第1の有機層は、発光層であり、前記式Iの化合物は、ホストである。他の態様においては、前記デバイスは、非発光層である第2の有機層を更に含み、前記式Iの化合物は、前記第2の有機層の材料である。1つの態様においては、前記有機層は、発光化合物を更に含む。1つの態様においては、前記発光化合物は、下記からなる群から選択される少なくとも1つの配位子を有する遷移金属錯体である。
1つの態様においては、R、R、及びRは、独立して、モノ、ジ、トリ、又はテトラ置換を表す。他の態様においては、R、R、及びRは、独立して、水素、重水素、ハライド、アルキル、シクロアルキル、ヘテロアルキル、アリールアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アミノ、シリル、アルケニル、シクロアルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、アシル、カルボニル、カルボン酸、エステル、ニトリル、イソニトリル、スルファニル、スルフィニル、スルフォニル、ホスフィノ及びこれらの組み合わせからなる群から選択される。1つの態様においては、R、R、及びRの2つの隣接する置換基が結合して縮合環を形成していてもよい。
1つの態様においては、前記第2の有機層が電子輸送層であり、前記式Iの化合物が第2の有機層の電子輸送材料である。他の態様においては、前記第2の有機層がブロッキング層であり、前記式Iの化合物が第2の有機層のブロッキング材料である。
1つの態様においては、前記第1のデバイスは、有機発光デバイスである。他の態様においては、前記第1のデバイスは、消費者製品である。
図1は、有機発光デバイスを示す。
図2は、別個に設けられた電子輸送層がない逆構造有機発光デバイスを表す。
図3は、例示的な置換オリゴアザカルバゾール化合物を示す。
図4は、式Iの化合物を試験するための例示的なOLED構造体を示す。
概して、OLEDは、アノード及びカソードの間に配置され、それらと電気的に接続された少なくとも1つの有機層を含む。電流が印加されると、アノードが正孔を注入し、カソードが電子を有機層(複数可)に注入する。注入された正孔及び電子は、逆帯電した電極にそれぞれ移動する。電子及び正孔が同じ分子上に局在する場合、励起エネルギー状態を有する局在電子正孔対である「励起子」が形成される。光は、励起子が緩和した際に、光電子放出機構を介して放出される。いくつかの事例において、励起子はエキシマー又はエキサイプレックス上に局在し得る。熱緩和等の無輻射機構が発生する場合もあるが、概して望ましくないとみなされている。
初期のOLEDは、例えば、参照によりその全体が組み込まれる米国特許第4,769,292号において開示されている通り、その一重項状態から光を放出する発光分子(「蛍光」)を使用していた。蛍光発光は、概して、10ナノ秒未満の時間枠で発生する。
ごく最近では、三重項状態から光を放出する発光材料(「リン光」)を有するOLEDが実証されている。参照によりその全体が組み込まれる、Baldoら、「Highly Efficient Phosphorescent Emission from Organic Electroluminescent Devices」、395巻、151〜154、1998;(「Baldo−I」)及びBaldoら、「Very high−efficiency green organic light emitting devices based on electrophosphorescence」、Appl.Phys.Lett.、75巻、3号、4〜6(1999)(「Baldo−II」)。リン光については、参照により組み込まれる米国特許第7,279,704号5〜6段において更に詳細に記述されている。
図1は、有機発光デバイス100を示す。図は必ずしも一定の縮尺ではない。デバイス100は、基板110、アノード115、正孔注入層120、正孔輸送層125、電子ブロッキング層130、発光層135、正孔ブロッキング層140、電子輸送層145、電子注入層150、保護層155及びカソード160を含み得る。カソード160は、第一の導電層162及び第二の導電層164を有する複合カソードである。デバイス100は、記述されている層を順に堆積させることによって製作され得る。これらの種々の層の特性及び機能並びに材料例は、参照により組み込まれるUS7,279,704、6〜10段において更に詳細に記述されている。
これらの層のそれぞれについて、更なる例が利用可能である。例えば、フレキシブル及び透明基板−アノードの組合せは、参照によりその全体が組み込まれる米国特許第5、844、363号において開示されている。p−ドープされた正孔輸送層の例は、参照によりその全体が組み込まれる米国特許出願公開第2003/0230980号において開示されている通りの、50:1のモル比でm−MTDATAにF4−TCNQをドープしたものである。発光材料及びホスト材料の例は、参照によりその全体が組み込まれるThompsonらの米国特許第6,303,238号において開示されている。n−ドープされた電子輸送層の例は、参照によりその全体が組み込まれる米国特許出願公開第2003/0230980号において開示されている通りの、1:1のモル比でBPhenにLiをドープしたものである。参照によりその全体が組み込まれる米国特許第5,703,436号及び同第5,707,745号は、上を覆う透明の、導電性の、スパッタリング蒸着したITO層を持つMg:Ag等の金属の薄層を有する複合カソードを含むカソードの例を開示している。ブロッキング層の理論及び使用は、参照によりその全体が組み込まれる米国特許第6,097,147号及び米国特許出願公開第2003/0230980号において更に詳細に記述されている。注入層の例は、参照によりその全体が組み込まれる米国特許出願公開第2004/0174116号において提供されている。保護層についての記述は、参照によりその全体が組み込まれる米国特許出願公開第2004/0174116号において見ることができる。
図2は、反転させたOLED200を示す。デバイスは、基板210、カソード215、発光層220、正孔輸送層225、及びアノード230を含む。デバイス200は、記述されている層を順に堆積させることによって製作され得る。最も一般的なOLED構成はアノードの上に配置されたカソードを有し、デバイス200はアノード230の下に配置されたカソード215を有するため、デバイス200は「反転させた」OLEDと称されることがある。デバイス100に関して記述されたものと同様の材料を、デバイス200の対応する層において使用してよい。図2は、いくつかの層が如何にしてデバイス100の構造から省略され得るかの一例を提供するものである。
図1及び2において例証されている単純な層構造は、非限定的な例として提供されるものであり、本発明の実施形態は多種多様な他の構造に関連して使用され得ることが理解される。記述されている特定の材料及び構造は、事実上例示的なものであり、他の材料及び構造を使用してよい。機能的なOLEDは、記述されている種々の層を様々な手法で組み合わせることによって実現され得るか、又は層は、設計、性能及びコスト要因に基づき、全面的に省略され得る。具体的には記述されていない他の層も含まれ得る。具体的に記述されているもの以外の材料を使用してよい。本明細書において提供されている例の多くは、単一材料を含むものとして種々の層を記述しているが、ホスト及びドーパントの混合物等の材料の組合せ、又はより一般的には混合物を使用してよいことが理解される。また、層は種々の副層を有してもよい。本明細書における種々の層に与えられている名称は、厳しく限定することを意図するものではない。例えば、デバイス200において、正孔輸送層225は正孔を輸送し、正孔を発光層220に注入し、正孔輸送層又は正孔注入層として記述され得る。一実施形態において、OLEDは、カソード及びアノードの間に配置された「有機層」を有するものとして記述され得る。有機層は単層を含んでいてよく、又は、例えば図1及び2に関して記述されている通りの異なる有機材料の多層を更に含んでいてよい。
参照によりその全体が組み込まれるFriendらの米国特許第5,247,190号において開示されているもののようなポリマー材料で構成されるOLED(PLED)等、具体的には記述されていない構造及び材料を使用してもよい。更なる例として、単一の有機層を有するOLEDが使用され得る。OLEDは、例えば、参照によりその全体が組み込まれるForrestらの米国特許第5,707,745号において記述されている通り、積み重ねられてよい。OLED構造は、図1及び2において例証されている単純な層構造から逸脱してよい。例えば、基板は、参照によりその全体が組み込まれる、Forrestらの米国特許第6,091,195号において記述されている通りのメサ構造及び/又はBulovicらの米国特許第5,834,893号において記述されている通りのくぼみ構造等、アウトカップリングを改良するための角度のついた反射面を含み得る。
別段の規定がない限り、種々の実施形態の層のいずれも、任意の適切な方法によって堆積され得る。有機層について、好ましい方法は、参照によりその全体が組み込まれる米国特許第6,013,982号及び同第6,087,196号において記述されているもの等の熱蒸着、インクジェット、参照によりその全体が組み込まれるForrestらの米国特許第6,337,102号において記述されているもの等の有機気相堆積(OVPD)、並びに参照によりその全体が組み込まれる米国特許出願第10/233,470号において記述されているもの等の有機気相ジェットプリンティング(OVJP)による堆積を含む。他の適切な堆積法は、スピンコーティング及び他の溶液ベースのプロセスを含む。溶液ベースのプロセスは、好ましくは、窒素又は不活性雰囲気中で行われる。他の層について、好ましい方法は熱蒸着を含む。好ましいパターニング法は、参照によりその全体が組み込まれる米国特許第6,294,398号及び同第6,468,819号において記述されているもの等のマスク、冷間圧接を経由する堆積、並びにインクジェット及びOVJD等の堆積法のいくつかに関連するパターニングを含む。他の方法を使用してもよい。堆積する材料は、特定の堆積法と適合するように修正され得る。例えば、分枝鎖状又は非分枝鎖状であり、且つ好ましくは少なくとも3個の炭素を含有するアルキル及びアリール基等の置換基は、溶液プロセシングを受ける能力を増強するために、小分子において使用され得る。20個以上の炭素を有する置換基を使用してよく、3〜20個の炭素が好ましい範囲である。非対称構造を持つ材料は、対称構造を有するものよりも良好な溶液プロセス性を有し得、これは、非対称材料のほうが再結晶する傾向が低くなり得るからである。溶液プロセシングを受ける小分子の能力を増強するために、デンドリマー置換基が使用され得る。
本発明の実施形態に従って製作されたデバイスは、フラットパネルディスプレイ、コンピュータモニター、テレビ、掲示板、屋内若しくは屋外照明及び/又は信号送信用のライト、ヘッドアップディスプレイ、完全透明ディスプレイ、フレキシブルディスプレイ、レーザープリンター、電話、携帯電話、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ラップトップコンピュータ、デジタルカメラ、カムコーダー、ファインダー、マイクロディスプレイ、車、大面積壁、劇場又はスタジアムのスクリーン、或いは看板を含む多種多様な消費者製品に組み込まれ得る。パッシブマトリックス及びアクティブマトリックスを含む種々の制御機構を使用して、本発明に従って製作されたデバイスを制御することができる。デバイスの多くは、摂氏18度から摂氏30度、より好ましくは室温(摂氏20〜25度)等、ヒトに快適な温度範囲内での使用が意図されている。
本明細書において記述されている材料及び構造は、OLED以外のデバイスにおける用途を有し得る。例えば、有機太陽電池及び有機光検出器等の他の光電子デバイスが、該材料及び構造を用い得る。より一般的には、有機トランジスタ等の有機デバイスが、該材料及び構造を用い得る。
ハロ、ハロゲン、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、アリルキル、複素環式基、アリール、芳香族基及びヘテロアリールの用語は当技術分野において公知であり、参照により本明細書に組み込まれるUS7,279,704の31〜32段において定義されている。
提供される新規化合物は、オリゴアザカルバゾール及びジベンゾチオフェン(DBT)又はジベンゾフラン(DBF)部分からなり、これらは、(ポリ)芳香族スペーサーによって分離されている。「アザカルバゾール」は、少なくとも1つの芳香族CH基が窒素原子で置換された式IIの化合物である。「オリゴカルバゾール」は、互いに結合した2つ以上のアザカルバゾール又はカルバゾールからなる。
本明細書に示す新規化合物は、調整可能な特性を有し、これにより、OLEDデバイスにおける使用に望ましいものとされる。前記化合物のHOMO準位は、オリゴアザカルバゾール基により制御され、LUMO準位は、DBT又はDBF基により制御される。何ら理論に拘束されるものではないが、芳香族スペーサーが、式Iの化合物の分子間充填及び電荷輸送性を調節すると考えられる。したがって、本明細書に開示される化合物の新規な構造的特徴により、HOMO準位とLUMO準位を干渉なしに同時に調節することが可能になる。更に、これらの化合物はまた、例えば、OLEDデバイスにおいてホスト分子として用いられたときに優れた電荷の非局在化を達成することができ、これにより、より良好な電荷バランスと向上したデバイス性能(即ち、効率、電圧、及び寿命)をもたらす。式Iの化合物はまた、OLEDデバイスにおけるホールブロッキング材料としても用いることができる。
何ら理論に拘束されるものではないが、式IIの化合物に1つ以上のN原子を導入することにより、電圧を改善することできると共に得られた材料をより良好な電子キャリアとすることができる。本明細書に開示される新規化合物の更なる特徴は、改善された成膜性である。特に、全体として非対称構造を有する材料は、改善された成膜性を与えることができる。この改善された成膜性は、化合物の非対称構造に起因して結晶化傾向が低下した結果であると考えられる。
式Iの置換オリゴアザカルバゾールを含む新規化合物が提供される
基Yは、下記からなる群から選択される。
これらの構造のそれぞれにおける空の原子価は、後述する基Xのための結合点を表す。
A、B、C、及びDは、それぞれ独立して、式IIの化合物から選択される。
式IIの化合物において、Xは、C−R及びNからなる群から選択され、Xは、C−R及びNからなる群から選択され、Xは、C−R及びNからなる群から選択され、Xは、C−R及びNからなる群から選択され、Xは、C−R及びNからなる群から選択され、Xは、C−R及びNからなる群から選択され、Xは、C−R及びNからなる群から選択され、Xは、C−R及びNからなる群から選択される。
基A、B、C、及びDは、互いにC−N結合を介して結合しており、A、B、C、及びDの少なくとも1つは、カルバゾールではない。前記C−N結合中の窒素は、式IIの化合物におけるsp混成窒素、即ち、空の原子価を有することができる9位の窒素である。前記C−N結合中の炭素は、式IIの化合物中の結合を形成することができる任意の炭素原子である。「カルバゾール」という用語は、一般に、置換された式IIの化合物を意味することもできるが、A、B、C、及びDの1つがカルバゾールではないという場合、これは、A、B、C、及びDの少なくとも1つが、X〜Xが全てC−Nである式IIの化合物ではないことを意味する。基Xは、更に置換されていてもよいアリール又はヘテロアリールリンカーであり、Y及びXは、C−N結合を介して結合している。基XがC−N結合を介して結合する場合、この結合は、基X上に結合を形成することができる炭素原子と式IIの化合物中のsp混成窒素を含む。
1つの実施形態においては、基A、B、C、及びDは、3位又は6位の炭素と9位の窒素との間の結合を介して互いに結合している。1つの実施形態においては、A、B、C、及びDは、カルバゾールではない。何ら理論に拘束されるものではないが、3位又は6位を介してA、B、C、及びDを結合させることが好ましく、これは、この位置の水素原子が置換に対する反応性がより高いためである。3位又は6位を介してA、B、C、及びDを結合させることにより、全体的な化合物の安定性を向上させることができる。1つの実施形態においては、Zは、2−ジベンゾチオフェニル、4−ジベンゾチオフェニル、2−ジベンゾフラニル、又は4−ジベンゾフラニルである。上述したようにZ、X、A、B、C、及びDを結合させることにより、式Iの化合物の三重項値をスペクトルの青色部分にすることができる。
基A、B、C、及びDに用いられるナンバリングスキームを次に示す。
カルバゾールのみを示したが、このナンバリングスキームは、アザカルバゾールにも適用される。
基Zのナンバリングスキームを次に示す。
ジベンゾチオフェン/ジベンゾフランのみを示したが、このナンバリングスキームは、ジベンゾチオフェン/ジベンゾフランのアザ誘導体にも適用される。
、R、R、R、R、R、R、及びRは、それぞれ独立して、水素、重水素、ハライド、アルキル、シクロアルキル、ヘテロアルキル、アリールアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アミノ、シリル、アルケニル、シクロアルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、アシル、カルボニル、カルボン酸、エステル、ニトリル、イソニトリル、スルファニル、スルフィニル、スルフォニル、ホスフィノ及びこれらの組み合わせからなる群から選択される。基Zは、更に置換されていてもよい、ジベンゾチオフェン、ジベンゾフラン、ジベンゾセレノフェン、アザ−ジベンゾチオフェン、アザ−ジベンゾフラン、及びアザ−ジベンゾセレノフェンからなる群から選択される。
1つの実施形態においては、基Xは、下記の構造を有する。
式中、E、F、G、及びHは、独立して、下記からなる群から選択される。
1つの実施形態においては、基E、F、G、及びHは、Rで更に置換されていてもよく、Rは、モノ、ジ、トリ、又はテトラ置換を表し、Rは、独立して、水素、重水素、ハライド、アルキル、シクロアルキル、ヘテロアルキル、アリールアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アミノ、シリル、アルケニル、シクロアルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、アシル、カルボニル、カルボン酸、エステル、ニトリル、イソニトリル、スルファニル、スルフィニル、スルフォニル、ホスフィノ及びこれらの組み合わせからなる群から選択される。p、q、r、及びsは、それぞれ、0〜4の値をとることができ、p+q+r+sは、少なくとも1である。
1つの実施形態においては、R、R、R、R、R、R、R、及びRは、独立して、フェニル、ビフェニル、トリフェニル、ターフェニル、ナフタレン、フェナレン、フェナントレン、フルオレン、クリセン、ジベンゾチオフェン、ジベンゾフラン、ベンゾフラン、ベンゾチオフェン、ピラゾール、イミダゾール、トリアゾール、オキサゾール、チアゾール、オキサジアゾール、オキサトリアゾール、ジオキサゾール、チアジアゾール、ピリジン、ピリダジン、ピリミジン、ピラジン、トリアジン、インドール、アザインドール、ベンズイミダゾール、インダゾール、ベンゾオキサゾール、ベンゾイソオキサゾール、ベンゾチアゾール、キノリン、イソキノリン、シンノリン、キナゾリン、キノキサリン、ナフチリジン、フタラジン、プテリジン、キサンテン、フェノチアジン、フェノキサジン、ベンゾフロピリジン、フロジピリジン、ベンゾチエノピリジン、及びチエノジピリジンからなる群から選択される。
1つの実施形態においては、A、B、C、及びDは、独立して、下記からなる群から選択される。
これらの構成単位及び相互の結合性(即ち、上述のC−N結合を介する結合)からA、B、C、及びDを選択することにより、これらの化合物の三重項状態からの発光をスペクトルの青色部分にすることができる。
前記化合物の具体的且つ非限定的な例を示す。1つの実施形態においては、前記化合物は、化合物1〜化合物35からなる群から選択される。
有機発光デバイスも提供される。前記デバイスは、アノードと、カソードと、前記アノードと前記カソードとの間に配置された第1の有機層とを更に含む。1つの実施形態においては、前記第1の有機層は、式Iの化合物を含む。有機発光層は、ホストとリン光ドーパントを含むことができる。
1つの実施形態においては、前記第1の有機層が発光層であり、前記式Iの化合物がホストである。他の態様においては、前記デバイスは、非発光層である第2の有機層を更に含み、前記式Iの化合物が前記第2の有機層中の材料である。1つの実施形態においては、前記有機層は、発光化合物を更に含む。前記発光化合物は、下記からなる群から選択される少なくとも1つの配位子を有する遷移金属錯体であることが好ましい。
何ら理論に拘束されるものではないが、これらの遷移金属配位子をOLEDデバイスに用いることにより、非常に望ましい性質(例えば、高効率、長い三重項寿命など)を有するOLEDデバイスの製造を可能にする。
1つの実施形態においては、R、R、及びRは、独立して、モノ、ジ、トリ、又はテトラ置換を表す。他の実施形態においては、R、R、及びRは、独立して、水素、重水素、ハライド、アルキル、シクロアルキル、ヘテロアルキル、アリールアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アミノ、シリル、アルケニル、シクロアルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、アシル、カルボニル、カルボン酸、エステル、ニトリル、イソニトリル、スルファニル、スルフィニル、スルフォニル、ホスフィノ及びこれらの組み合わせからなる群から選択される。1つの実施形態においては、R、R、及びRの2つの隣接する置換基が結合して縮合環を形成してもよい。
1つの実施形態においては、前記第2の有機層が電子輸送層であり、式Iの化合物が前記第2の有機層中の電子輸送材料である。他の実施形態においては、前記第2の有機層がブロッキング層であり、前記式Iの化合物が第2の有機層のブロッキング材料である。後述するように、前記式Iの化合物をOLEDデバイスに使用することは、その望ましい性質、例えば、量子効率、輝度などから有利である。
本明細書に記載される新規化合物及び比較化合物を含む例示的なOLEDデバイスを図4に示す。前記OLEDデバイスは、当業者に知られた真空熱堆積技術を用いて作製した。
図4のOLEDデバイスの要素は、次の通りである:ITO表面電極(800Å)、正孔注入層としての化合物HIL(100Å)、正孔輸送層(HTL)としての化合物NPD(300Å)、発光層(EML)としてのドーパント化合物15wt%でドープされた化合物1又は比較化合物(300Å)、ブロッキング層としての化合物1又は化合物BL(50Å)、及びETLとしてのAlq(400Å)。
OLED層の要素の構造を次に示す。
表1は、OLEDデバイス中に新規化合物1を用いて得られた結果を比較化合物と比較して示す。
表1において実施例1及び比較例1のOLEDデバイスは、前者では、化合物1がホストとして用いられているのに対して、後者では、比較化合物がホストとして用いられている点を除き、同一の構造を有する。いずれの場合も、化合物BLがブロッキング層として用いられている。表1から明らかなように、化合物1は、比較化合物に比べて、より良好な発光効率(LE)、外部量子効率(EQE)、電力効率(PE)、及び著しく良好な寿命を示した。LT80は、初期輝度Lが、室温、定電流密度条件下で100%から80%に低下するのに要する時間として定義される。同様の結果が、化合物1と比較化合物をホストとしてではなくブロッキング層中に用いた場合にも得られた。いずれの場合にも、化合物1の使用により、比較化合物に比べて優れた効率及び寿命を有するデバイスが得られた。
データから、芳香族スペーサーによって結合されたオリゴアザカルバゾール及びジベンゾチオフェン又はジベンゾフラン部分を含む式Iの化合物を、ブロッキング層又はホストとして用いることにより、単一のアザカルバゾール部分及びジベンゾチオフェン部分を有する化合物(即ち、比較化合物)に比べてより高いデバイス安定性が得られることが示唆される。オリゴアザカルバゾールは、式Iの化合物においてHOMOに主に寄与するが、アザカルバゾールよりも電子リッチである。式Iの化合物のより高いHOMO準位が、HTLからのホールの注入及びEMLへのホールの輸送を高めることができるので、化合物1などの式Iの化合物は、比較化合物と類似した化合物群よりも優れている。式Iの化合物のこれらの性質は、デバイス電荷バランス及び/又は電荷再結合の位置を改善し、向上したデバイス寿命をもたらす。
有機発光デバイス中の特定の層に有用として本明細書において記述されている材料は、デバイス中に存在する多種多様な他の材料と組み合わせて使用され得る。例えば、本明細書において開示されている発光性ドーパントは、多種多様なホスト、輸送層、ブロッキング層、注入層、電極、及び存在し得る他の層と併せて使用され得る。以下で記述又は参照される材料は、本明細書において開示されている化合物と組み合わせて有用となり得る材料の非限定的な例であり、当業者であれば、組み合わせて有用となり得る他の材料を特定するための文献を容易に閲覧することができる。
本明細書において開示されている材料に加えて且つ/又はそれらと組み合わせて、多くの正孔注入材料、正孔輸送材料、ホスト材料、ドーパント材料、励起子/正孔ブロッキング層材料、電子輸送及び電子注入材料がOLEDにおいて使用され得る。OLED中で本明細書において開示されている材料と組み合わせて使用され得る材料の非限定的な例を、以下収載する。以下のリストは、材料の非限定的なクラス、各クラスについての化合物の非限定的な例、及び該材料を開示している参考文献を収載する。
HIL/HTL:
本発明において使用される正孔注入/輸送材料は特に限定されず、その化合物が正孔注入/輸送材料として典型的に使用されるものである限り、任意の化合物を使用してよい。材料の例は、フタロシアニン又はポルフィリン誘導体;芳香族アミン誘導体;インドロカルバゾール誘導体;フッ化炭化水素を含有するポリマー;伝導性ドーパントを持つポリマー;PEDOT/PSS等の導電性ポリマー;ホスホン酸及びシラン誘導体等の化合物に由来する自己組織化モノマー;MoO等の金属酸化物誘導体;1,4,5,8,9,12−ヘキサアザトリフェニレンヘキサカルボニトリル等のp型半導体有機化合物;金属錯体、並びに架橋性化合物を含むがこれらに限定されない。
HIL又はHTL中に使用される芳香族アミン誘導体の例は、下記の一般構造:
を含むがこれらに限定されない。
ArからArのそれぞれは、ベンゼン、ビフェニル、トリフェニル、トリフェニレン、ナフタレン、アントラセン、フェナレン、フェナントレン、フルオレン、ピレン、クリセン、ペリレン、アズレン等の芳香族炭化水素環式化合物からなる群;ジベンゾチオフェン、ジベンゾフラン、ジベンゾセレノフェン、フラン、チオフェン、ベンゾフラン、ベンゾチオフェン、ベンゾセレノフェン、カルバゾール、インドロカルバゾール、ピリジルインドール、ピロロジピリジン、ピラゾール、イミダゾール、トリアゾール、オキサゾール、チアゾール、オキサジアゾール、オキサトリアゾール、ジオキサゾール、チアジアゾール、ピリジン、ピリダジン、ピリミジン、ピラジン、トリアジン、オキサジン、オキサチアジン、オキサジアジン、インドール、ベンズイミダゾール、インダゾール、インドキサジン、ベンゾオキサゾール、ベンズイソオキサゾール、ベンゾチアゾール、キノリン、イソキノリン、シンノリン、キナゾリン、キノキサリン、ナフチリジン、フタラジン、プテリジン、キサンテン、アクリジン、フェナジン、フェノチアジン、フェノキサジン、ベンゾフロピリジン、フロジピリジン、ベンゾチエノピリジン、チエノジピリジン、ベンゾセレノフェノピリジン及びセレノフェノジピリジン等の芳香族複素環式化合物からなる群;並びに芳香族炭化水素環式基及び芳香族複素環式基から選択される同じ種類又は異なる種類の基である2から10個の環式構造単位からなる群から選択され、且つ、直接的に、又は酸素原子、窒素原子、硫黄原子、ケイ素原子、リン原子、ホウ素原子、鎖構造単位及び脂肪族環式基の少なくとも1つを介して、互いに結合している。ここで、各Arは、水素、重水素、ハライド、アルキル、シクロアルキル、ヘテロアルキル、アリールアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アミノ、シリル、アルケニル、シクロアルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、アシル、カルボニル、カルボン酸、エステル、ニトリル、イソニトリル、スルファニル、スルフィニル、スルフォニル、ホスフィノ及びこれらの組み合わせからなる群から選択される置換基によって更に置換されている。
一態様において、ArからArは、
からなる群から独立に選択される。
kは1から20までの整数であり;XからXはCH又はNであり;Arは、上記で定義したものと同じ基を有する。
HIL又はHTL中に使用される金属錯体の例は、下記の一般式:
を含むがこれに限定されない。
Mは、40より大きい原子量を有する金属であり;(Y−Y)は二座配位子であり、Y及びYは、C、N、O、P及びSから独立に選択され;Lは補助配位子であり;mは、1から金属に付着し得る配位子の最大数までの整数値であり;且つ、m+nは、金属に付着し得る配位子の最大数である。
一態様において、(Y−Y)は2−フェニルピリジン誘導体である。
別の態様において、(Y−Y)はカルベン配位子である。
別の態様において、Mは、Ir、Pt、Os及びZnから選択される。
更なる態様において、金属錯体は、Fc/Fcカップルに対して、溶液中で約0.6V未満の最小酸化電位を有する。
ホスト:
本発明の有機ELデバイスの発光層は、発光材料として少なくとも金属錯体を含むことが好ましく、前記金属錯体をドーパント材料として用いるホスト材料を含んでいてもよい。前記ホスト材料の例は、特に限定されず、ホストの三重項エネルギーがドーパントのものより大きい限り、任意の金属錯体又は有機化合物を使用してよい。
ホスト材料として使用される金属錯体の例は、下記の一般式:
を有することが好ましい。
Mは金属であり;(Y−Y)は二座配位子であり、Y及びYは、C、N、O、P及びSから独立に選択され;Lは補助配位子であり;mは、1から金属に付着し得る配位子の最大数までの整数値であり;且つ、m+nは、金属に付着し得る配位子の最大数である。
一態様において、金属錯体は、
である。
(O−N)は、原子O及びNに配位された金属を有する二座配位子である。
別の態様において、Mは、Ir及びPtから選択される。
更なる態様において、(Y−Y)はカルベン配位子である。
ホストとして使用される有機化合物の例は、ベンゼン、ビフェニル、トリフェニル、トリフェニレン、ナフタレン、アントラセン、フェナレン、フェナントレン、フルオレン、ピレン、クリセン、ペリレン、アズレン等の芳香族炭化水素環式化合物からなる群;ジベンゾチオフェン、ジベンゾフラン、ジベンゾセレノフェン、フラン、チオフェン、ベンゾフラン、ベンゾチオフェン、ベンゾセレノフェン、カルバゾール、インドロカルバゾール、ピリジルインドール、ピロロジピリジン、ピラゾール、イミダゾール、トリアゾール、オキサゾール、チアゾール、オキサジアゾール、オキサトリアゾール、ジオキサゾール、チアジアゾール、ピリジン、ピリダジン、ピリミジン、ピラジン、トリアジン、オキサジン、オキサチアジン、オキサジアジン、インドール、ベンズイミダゾール、インダゾール、インドキサジン、ベンゾオキサゾール、ベンズイソオキサゾール、ベンゾチアゾール、キノリン、イソキノリン、シンノリン、キナゾリン、キノキサリン、ナフチリジン、フタラジン、プテリジン、キサンテン、アクリジン、フェナジン、フェノチアジン、フェノキサジン、ベンゾフロピリジン、フロジピリジン、ベンゾチエノピリジン、チエノジピリジン、ベンゾセレノフェノピリジン及びセレノフェノジピリジン等の芳香族複素環式化合物からなる群;並びに芳香族炭化水素環式基及び芳香族複素環式基から選択される同じ種類又は異なる種類の基であり、且つ、直接的に、又は酸素原子、窒素原子、硫黄原子、ケイ素原子、リン原子、ホウ素原子、鎖構造単位及び脂肪族環式基の少なくとも1つを介して互いに結合している2から10個の環式構造単位からなる群から選択される材料を含む。各基は、水素、重水素、ハライド、アルキル、シクロアルキル、ヘテロアルキル、アリールアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アミノ、シリル、アルケニル、シクロアルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、アシル、カルボニル、カルボン酸、エステル、ニトリル、イソニトリル、スルファニル、スルフィニル、スルフォニル、ホスフィノ及びこれらの組み合わせからなる群から選択される置換基によって更に置換されている。
一態様において、ホスト化合物は、分子中に下記の群:
の少なくとも1つを含有する。
からRは、独立して、水素、アルキル、アルコキシ、アミノ、アルケニル、アルキニル、アリールアルキル、ヘテロアルキル、アリール、及びヘテロアリールからなる群から選択され、それがアリール又はヘテロアリールである場合、上記で言及したArのものと同様の定義を有する。
kは0から20までの整数である。
からXはCH又はNから選択される。
HBL:
正孔ブロッキング層(HBL)を使用して、発光層から出る正孔及び/又は励起子の数を低減させることができる。デバイスにおけるそのようなブロッキング層の存在は、ブロッキング層を欠く同様のデバイスと比較して大幅に高い効率をもたらし得る。また、ブロッキング層を使用して、発光をOLEDの所望の領域に制限することもできる。
一態様において、前記HBL中に使用される前記化合物は、上述したホストとして使用されるものと同じ分子を含有する。
別の態様において、前記HBL中に使用される前記化合物は、分子中に下記の群:
の少なくとも1つを含有する。
kは0から20までの整数であり;Lは補助配位子であり、mは1から3までの整数である。
ETL:
電子輸送層(ETL)は、電子を輸送することができる材料を含み得る。電子輸送層は、真性である(ドープされていない)か、又はドープされていてよい。ドーピングを使用して、伝導性を増強することができる。ETL材料の例は特に限定されず、電子を輸送するために典型的に使用されるものである限り、任意の金属錯体又は有機化合物を使用してよい。
一態様において、前記ETL中に使用される前記化合物は、分子中に下記の群:
の少なくとも1つを含有する。
は、水素、重水素、ハライド、アルキル、シクロアルキル、ヘテロアルキル、アリールアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アミノ、シリル、アルケニル、シクロアルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、アシル、カルボニル、カルボン酸、エステル、ニトリル、イソニトリル、スルファニル、スルフィニル、スルフォニル、ホスフィノ及びこれらの組み合わせからなる群から選択される。それがアリール又はヘテロアリールである場合、上記で言及したArのものと同様の定義を有する。
ArからArは、上記で言及したArのものと同様の定義を有しする。
kは0から20までの整数である。
からXはCH又はNから選択される。
別の態様において、前記ETL中に使用される金属錯体は、下記の一般式:
を含有するがこれらに限定されない。
(O−N)又は(N−N)は、原子O、N又はN、Nに配位された金属を有する二座配位子であり;Lは補助配位子であり;mは、1から金属に付着し得る配位子の最大数までの整数値である。
OLEDデバイスの各層中に使用される任意の上記で言及した化合物において、水素原子は、部分的に又は完全に重水素化されていてよい。
本明細書において開示されている材料に加えて且つ/又はそれらと組み合わせて、多くの正孔注入材料、正孔輸送材料、ホスト材料、ドーパント材料、励起子/正孔ブロッキング層材料、電子輸送及び電子注入材料がOLEDにおいて使用され得る。OLED中で本明細書において開示されている材料と組み合わせて使用され得る材料の非限定的な例を、以下の表2に収載する。表2は、材料の非限定的なクラス、各クラスについての化合物の非限定的な例、及び該材料を開示している参考文献を収載する。
本明細書において記述されている種々の実施形態は、単なる一例としてのものであり、本発明の範囲を限定することを意図するものではないことが理解される。例えば、本明細書において記述されている材料及び構造の多くは、本発明の趣旨から逸脱することなく他の材料及び構造に置き換えることができる。したがって、特許請求されている通りの本発明は、当業者には明らかとなるように、本明細書において記述されている特定の例及び好ましい実施形態からの変形形態を含み得る。なぜ本発明が作用するのかについての種々の理論は限定を意図するものではないことが理解される。
本明細書中で使用される化学略語は、次の通り:PPhは、トリフェニルホスフィン、DCMは、ジクロロメタン、dbaは、ジベンジリデンアセトン、Cyは、シクロヘキシル、OAcは、アセテート、DBUは、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン、dppfは、1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン、及びTHFは、テトラヒドロフランである。
化合物1の合成
工程1
ナトリウムtert−ブトキシド(11.69g、122mmol)、トリフェニルホスフィン(2.66g、10.14mmol)、酢酸パラジウム(1.138g、5.07mmol)、2,3−ジクロロピリジン(15g、101mmol)及びアニリン(10.18mL、111mmol)の混合物に、o−キシレン(100mL)を添加した。得られた溶液を真空窒素サイクルで脱気した後、暗所にて3時間120℃で加熱し、次いで室温まで冷却した。別のフラスコ中で、トリシクロヘキシルホスフィン(16.04mL、10.14mmol)、酢酸パラジウム(1.138g、5.07mmol)及びDBU(30.6mL、203mmol)をジメチルアセトアミド(100mL)に溶解した。この溶液を真空窒素サイクルで脱気し、前記の反応混合物に入れた。得られた反応混合物を150℃で更に12時間撹拌し、室温まで冷却し、水でクエンチした。水相を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機相をLiCl(10wt%)水溶液で洗浄し、MgSOで乾燥した。溶媒留去の際に、黒色残渣がジクロロメタンからヘキサンに沈殿した。粗生成物を、トルエンを用いて再結晶し精製することにより、9H−ピリド[2,3−b]インドールを黄白色物として得た(9.0g)。
工程2
N−トシル−3−インドカルバゾールの合成は、国際公開公報WO2009/086028号に記載されている。250mLのフラスコに、9H−ピリド[2,3−b]インドール(5g、29.7mmol)、N−トシル−3−インドカルバゾール(14.63g、32.7mmol)、銅(I)ヨージド(0.283g、1.486mmol)及びリン酸カリウム(13.25g、62.4mmol)を添加した。これを脱気した後、無水m−キシレン(150mL)及びシクロヘキサン−1,2−ジアミン(0.339g、2.97mmol)を添加した。得られた緑色懸濁物を3日間還流した。シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液:ヘキサン/DCM 1:4、v/v)により、9−(9−トシル−カルバゾール−3−イル)−ピリド[2,3−b]インドール(9.9g)を得た。
工程3
9−(9−トシル−カルバゾール−3−イル)−ピリド[2,3−b]インドール(9.9g、20.30mmol)とNaOH(8.12g、203mmol)のTHF(100mL)、エタノール(50mL)及び水(50mL)の混合溶液を、週末にかけて還流した。室温まで冷却後、濾過により白色固体を得て、これを水、エタノール、DCM、及びエタノールで順次洗浄して、9−(9H−カルバゾール−3−イル)−9H−ピリド[2,3−b]インドール(4.8g)を得た。
4−(3’−ブロモ−[1,1’−ビフェニル]−3−イル)ジベンゾ[b,d]チオフェンの合成
1.4−(3−ブロモフェニル)ジベンゾ[b,d]チオフェンの合成
ジベンゾ[b,d]チオフェン−4−イル−ボロン酸(10.00g、43.8mmol)、1,3−ジブロモベンゼン(20.69g、88mmol)及びPd(PPh触媒(0.507g、0.438mmol)を200mLのトルエンに溶解し、炭酸カリウム(18.18g、132mmol)の水(50mL)溶液を添加した。得られた混合物をN2下で一晩還流した。混合物を室温まで冷却し、有機層を分離し、濾過し、蒸発させた。蒸発後の残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン/DCM 95/5(v/v)で溶出)で精製し、次いでヘキサンを用いて再結晶した。4−(3−ブロモフェニル)ジベンゾ[b,d]チオフェンを白色固体として得た(12g、81%収率)。
2.2−(3−(ジベンゾ[b,d]チオフェン−4−イル)フェニル)−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロランの合成
4−(3−ブロモフェニル)ジベンゾ[b,d]チオフェン(18.50g、54.5mmol)及び4,4,4’,4’,5,5,5’,5’−オクタメチル−2,2’−ビ(1,3,2−ジオキサボロラン)(18.00g、70.9mmol)を200mLのジオキサンに溶解し、得られたジオキサン溶液に、酢酸カリウム(10.70g、109mmol)、1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン(0.666g、1.091mmol)及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(0.499g、0.545mmol)を添加した。反応混合物を脱気し、一晩加熱還流し、室温まで冷却し、濾過し、蒸発させた。溶離液としてヘキサン/DCM 95/5(v/v)を用いるシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより、2−(3−(ジベンゾ[b,d]チオフェン−4−イル)フェニル)−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロランを白色固体として得た(15.1g、71%)。
3.4−(3’−ブロモ−[1,1’−ビフェニル]−3−イル)ジベンゾ[b,d]チオフェンの合成
2−(3−(ジベンゾ[b,d]チオフェン−4−イル)フェニル)−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(8.80g、22.78mmol)及び1,3−ジブロモベンゼン(21.49g、91mmol)をトルエン(300mL)に溶解し、次いで、炭酸カリウム(9.44g、68.3mmol)の水(50mL)溶液及びPd(PPh触媒(0.263g、0.228mmol)を添加した。反応混合物を脱気し、N下で一晩還流した。続いて、有機層を分離し、蒸発させて、ヘキサン/DCM 9:1(v/v)混合物で溶出させるシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−(3’−ブロモ−[1,1’−ビフェニル]−3−イル)ジベンゾ[b,d]チオフェン(7.5g、18.06mmol、79%収率)を白色固体として得た。
工程4
9−(9H−カルバゾール−3−イル)−ピリド[2,3−b]インドール(2.50g、7.50mmol)、4−(3’−ブロモ−[1,1’−ビフェニル]−3−イル)ジベンゾ[b,d]チオフェン(3.11g、7.50mmol)、Pd(dba)(0.137g、0.150mmol)、ジシクロヘキシル(2’,6’−ジメトキシ−[1,1’−ビフェニル]−3−イル)ホスフィン(0.123g、0.30mmol)及びナトリウムtert−ブトキシド(1.44g、15.00mmol)のキシレン(150mL)溶液を、窒素雰囲気で一晩還流した。室温まで冷却した後、反応混合物を水で洗浄し、NaSOで乾燥し、溶媒を蒸発させた。残渣を温トルエンに溶解し、セライトと混合し、ヘキサン:トルエン(1:9〜0:10(v/v))を溶離液として用いるカラムクロマトグラフィーで精製した。生成物をエタノール中に沈殿させて、真空下(<10トル)の熱昇華により更に精製することにより、9−(9−(3’−(ジベンゾ[b,d]チオフェン−4−イル)−[1,1’−ジフェニル]−3−イル)−カルバゾール−3−イル)−ピリド[2,3−b]インドールを白色ガラス状固体として得た(3.21g)。
米国特許第5,844,363号明細書 米国特許第6,303,238号明細書 米国特許第5,707,745号明細書 米国特許第7,279,704号明細書
100 有機発光デバイス
110 基板
115 アノード
120 正孔注入層
125 正孔輸送層
130 電子ブロッキング層
135 発光層
140 正孔ブロッキング層
145 電子輸送層
150 電子注入層
155 保護層
160 カソード
162 第一の導電層
164 第二の導電層
200 反転させたOLED、デバイス
210 基板
215 カソード
220 発光層
225 正孔輸送層
230 アノード

Claims (17)

  1. 式Iの化合物であって、
    式中、基Yは、下記からなる群から選択され、
    A、B、C、及びDは、それぞれ独立して、下記の式IIの化合物から選択され、
    式中、Xは、C−R及びNからなる群から選択され;
    は、C−R及びNからなる群から選択され;
    は、C−R及びNからなる群から選択され;
    は、C−R及びNからなる群から選択され;
    は、C−R及びNからなる群から選択され;
    は、C−R及びNからなる群から選択され;
    は、C−R及びNからなる群から選択され;
    は、C−R及びNからなる群から選択され;
    基A、B、C、及びDは、互いにC−N結合を介して結合しており;
    A、B、C、及びDの少なくとも1つは、カルバゾールではなく;
    式中、基Xは、更に置換されていてもよいアリール又はヘテロアリールリンカーであり;
    Y及びXは、C−N結合を介して結合しており;
    、R、R、R、R、R、R、及びRは、それぞれ独立して、水素、重水素、ハライド、アルキル、シクロアルキル、ヘテロアルキル、アリールアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アミノ、シリル、アルケニル、シクロアルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、アシル、カルボニル、カルボン酸、エステル、ニトリル、イソニトリル、スルファニル、スルフィニル、スルフォニル、ホスフィノ及びこれらの組み合わせからなる群から選択され;
    式中、基Zは、更に置換されていてもよい、ジベンゾチオフェン、ジベンゾフラン、ジベンゾセレノフェン、アザ−ジベンゾチオフェン、アザ−ジベンゾフラン、及びアザ−ジベンゾセレノフェンからなる群から選択されることを特徴とする化合物。
  2. Xが下記の構造を有する請求項1に記載の化合物。
    (式中、E、F、G、及びHは、独立して、下記からなる群から選択され;
    E、F、G、及びHは、Rで更に置換されていてもよく;
    は、モノ、ジ、トリ、又はテトラ置換を表し;
    は、独立して、水素、重水素、ハライド、アルキル、シクロアルキル、ヘテロアルキル、アリールアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アミノ、シリル、アルケニル、シクロアルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、アシル、カルボニル、カルボン酸、エステル、ニトリル、イソニトリル、スルファニル、スルフィニル、スルフォニル、ホスフィノ及びこれらの組み合わせからなる群から選択され;
    p、q、r、及びsは、それぞれ、0、1、2、3、又は4であり;
    p+q+r+sは、少なくとも1である。)
  3. A、B、C、及びDが3位又は6位の炭素と9位の窒素との間の結合を介して互いに結合している請求項1に記載の化合物。
  4. Zが2−ジベンゾチオフェニル、4−ジベンゾチオフェニル、2−ジベンゾフラニル、又は4−ジベンゾフラニルである請求項1に記載の化合物。
  5. A、B、C、及びDがカルバゾールではない請求項1に記載の化合物。
  6. 、R、R、R、R、R、R、及びRが、独立して、フェニル、ビフェニル、トリフェニル、ターフェニル、ナフタレン、フェナレン、フェナントレン、フルオレン、クリセン、ジベンゾチオフェン、ジベンゾフラン、ベンゾフラン、ベンゾチオフェン、ピラゾール、イミダゾール、トリアゾール、オキサゾール、チアゾール、オキサジアゾール、オキサトリアゾール、ジオキサゾール、チアジアゾール、ピリジン、ピリダジン、ピリミジン、ピラジン、トリアジン、インドール、アザインドール、ベンズイミダゾール、インダゾール、ベンゾオキサゾール、ベンゾイソオキサゾール、ベンゾチアゾール、キノリン、イソキノリン、シンノリン、キナゾリン、キノキサリン、ナフチリジン、フタラジン、プテリジン、キサンテン、フェノチアジン、フェノキサジン、ベンゾフロピリジン、フロジピリジン、ベンゾチエノピリジン、及びチエノジピリジンからなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
  7. A、B、C、及びDが、独立して、下記からなる群から選択される請求項1に記載の化合物。
  8. 下記からなる群から選択される請求項7に記載の化合物。
  9. アノードと、
    カソードと、
    前記アノードと前記カソードとの間に配置された第1の有機層とを含む有機発光デバイスを含む第1のデバイスであって、前記第1の有機層が、下記の式Iの化合物であって、
    式中、基Yは、下記からなる群から選択され、
    A、B、C、及びDは、それぞれ独立して、下記の式IIの化合物から選択され、
    式中、Xは、C−R及びNからなる群から選択され;
    は、C−R及びNからなる群から選択され;
    は、C−R及びNからなる群から選択され;
    は、C−R及びNからなる群から選択され;
    は、C−R及びNからなる群から選択され;
    は、C−R及びNからなる群から選択され;
    は、C−R及びNからなる群から選択され;
    は、C−R及びNからなる群から選択され;
    基A、B、C、及びDは、互いにC−N結合を介して結合しており;
    A、B、C、及びDの少なくとも1つは、カルバゾールではなく;
    式中、基Xは、更に置換されていてもよいアリール又はヘテロアリールリンカーであり;
    Y及びXは、C−N結合を介して結合しており;
    R’、R’’、R、R、R、R、R、R、R、及びRは、それぞれ独立して、水素、重水素、ハライド、アルキル、シクロアルキル、ヘテロアルキル、アリールアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アミノ、シリル、アルケニル、シクロアルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、アシル、カルボニル、カルボン酸、エステル、ニトリル、イソニトリル、スルファニル、スルフィニル、スルフォニル、ホスフィノ及びこれらの組み合わせからなる群から選択され;
    式中、基Zは、更に置換されていてもよい、ジベンゾチオフェン、ジベンゾフラン、ジベンゾセレノフェン、アザ−ジベンゾチオフェン、アザ−ジベンゾフラン、及びアザ−ジベンゾセレノフェンからなる群から選択される化合物を含むことを特徴とする第1のデバイス。
  10. 第1の有機層が発光層であり、式Iの化合物がホストである請求項9に記載の第1のデバイス。
  11. 有機層が発光化合物を更に含む請求項10に記載の第1のデバイス。
  12. 発光化合物が下記からなる群から選択される少なくとも1つの配位子を有する遷移金属錯体である請求項11に記載の第1のデバイス。
    (式中、R、R、及びRは、独立して、モノ、ジ、トリ、又はテトラ置換を表し;
    、R、及びRは、独立して、水素、重水素、ハライド、アルキル、シクロアルキル、ヘテロアルキル、アリールアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アミノ、シリル、アルケニル、シクロアルケニル、ヘテロアルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、アシル、カルボニル、カルボン酸、エステル、ニトリル、イソニトリル、スルファニル、スルフィニル、スルフォニル、ホスフィノ及びこれらの組み合わせからなる群から選択され;
    、R、及びRの2つの隣接する置換基が結合して縮合環を形成していてもよい。)
  13. 非発光層である第2の有機層を更に含み、式Iの化合物が前記第2の有機層中の材料である請求項9に記載の第1のデバイス。
  14. 第2の有機層が電子輸送層であり、式Iの化合物が前記第2の有機層中の電子輸送材料である請求項13に記載の第1のデバイス。
  15. 第2の有機層がブロッキング層であり、式Iの化合物が前記第2の有機層中のブロッキング材料である請求項13に記載の第1のデバイス。
  16. 有機発光デバイスである請求項9に記載の第1のデバイス。
  17. 消費者製品である請求項9に記載の第1のデバイス。
JP2014503965A 2011-04-08 2012-04-04 発光ダイオードのための置換オリゴアザカルバゾール Active JP5934337B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US13/082,914 US8580399B2 (en) 2011-04-08 2011-04-08 Substituted oligoazacarbazoles for light emitting diodes
US13/082,914 2011-04-08
PCT/US2012/032219 WO2012145173A1 (en) 2011-04-08 2012-04-04 Substituted oligoazacarbazoles for light emitting diodes

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014511861A true JP2014511861A (ja) 2014-05-19
JP5934337B2 JP5934337B2 (ja) 2016-06-15

Family

ID=46197677

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014503965A Active JP5934337B2 (ja) 2011-04-08 2012-04-04 発光ダイオードのための置換オリゴアザカルバゾール

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8580399B2 (ja)
EP (1) EP2694503B1 (ja)
JP (1) JP5934337B2 (ja)
KR (1) KR101950045B1 (ja)
TW (1) TWI519625B (ja)
WO (1) WO2012145173A1 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2013077362A1 (ja) * 2011-11-22 2015-04-27 出光興産株式会社 芳香族複素環誘導体、有機エレクトロルミネッセンス素子用材料および有機エレクトロルミネッセンス素子
JP2016213470A (ja) * 2015-05-12 2016-12-15 株式会社半導体エネルギー研究所 化合物、発光素子、発光装置、電子機器、及び照明装置
JP2018503622A (ja) * 2014-12-23 2018-02-08 メルク パテント ゲーエムベーハー 2個のジベンゾフランまたはジベンゾチオフェン置換基を有するカルバゾール
WO2018181370A1 (ja) * 2017-03-28 2018-10-04 保土谷化学工業株式会社 アザカルバゾール構造を有する化合物および有機エレクトロルミネッセンス素子
JP2019026645A (ja) * 2017-08-01 2019-02-21 三星ディスプレイ株式會社Samsung Display Co.,Ltd. ヘテロ環化合物及びそれを含む有機電界発光素子

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5867137B2 (ja) * 2012-02-15 2016-02-24 コニカミノルタ株式会社 有機エレクトロニクス素子、表示装置及び照明装置
KR102044135B1 (ko) * 2012-11-28 2019-11-13 엘지디스플레이 주식회사 인광 화합물 및 이를 이용한 유기발광다이오드소자
JP6275378B2 (ja) * 2012-12-26 2018-02-07 エヌ・イーケムキャット株式会社 カルバゾール類の製造方法およびこの方法により製造されたカルバゾール類。
US9302995B2 (en) 2013-06-10 2016-04-05 The United States Of America, As Represented By The Secretary Of The Navy Electrically conducting oligo(pyrazoles)
JP6506272B2 (ja) 2013-07-02 2019-04-24 ユー・ディー・シー アイルランド リミテッド 有機発光ダイオードにおいて使用するための一置換されたジアザベンゾイミダゾールカルベン金属錯体
EP3027629B1 (en) 2013-07-31 2017-06-14 UDC Ireland Limited Luminescent diazabenzimidazole carbene metal complexes
WO2015036080A1 (de) * 2013-09-11 2015-03-19 Merck Patent Gmbh Organische elektrolumineszenzvorrichtung
US9458156B2 (en) 2014-12-23 2016-10-04 Bristol-Myers Squibb Company Tricyclic compounds as anticancer agents
AU2014369982B2 (en) * 2013-12-24 2019-04-18 Bristol-Myers Squibb Company Tricyclic compounds as anticancer agents
EP3126371B1 (en) 2014-03-31 2021-11-10 UDC Ireland Limited Metal complexes, comprising carbene ligands having an o-substituted non-cyclometalated aryl group and their use in organic light emitting diodes
EP3034507A1 (en) 2014-12-15 2016-06-22 Idemitsu Kosan Co., Ltd 1-functionalized dibenzofurans and dibenzothiophenes for organic light emitting diodes (OLEDs)
US9725449B2 (en) 2015-05-12 2017-08-08 Bristol-Myers Squibb Company Tricyclic compounds as anticancer agents
JP6468314B2 (ja) * 2017-06-15 2019-02-13 コニカミノルタ株式会社 有機エレクトロルミネッセンス素子、照明装置及び表示装置
CN109309163B (zh) * 2017-07-26 2019-12-17 清华大学 一种有机电致发光器件
KR102121433B1 (ko) 2017-09-01 2020-06-10 주식회사 엘지화학 신규한 화합물 및 이를 이용한 유기발광 소자
CN108191853B (zh) * 2018-01-10 2020-08-07 北京鼎材科技有限公司 一种有机电致发光材料与器件
WO2019235875A1 (ko) * 2018-06-07 2019-12-12 주식회사 엘지화학 화합물 및 이를 포함하는 유기 발광 소자
CN109678868A (zh) * 2018-11-08 2019-04-26 浙江华显光电科技有限公司 一种红色磷光化合物及其使用该化合物的有机发光器件
CN109678876A (zh) * 2018-11-08 2019-04-26 浙江华显光电科技有限公司 一种红色磷光化合物及其使用该化合物的有机发光器件
CN109503607A (zh) * 2018-11-26 2019-03-22 浙江华显光电科技有限公司 一种磷光主体化合物及其使用该化合物的有机电致发光器件
KR20210068229A (ko) 2019-11-29 2021-06-09 삼성디스플레이 주식회사 유기 전계 발광 소자 및 유기 전계 발광 소자용 아민 화합물
CN115232127B (zh) * 2022-08-04 2023-05-09 中钢集团南京新材料研究院有限公司 一种α-咔啉的制备方法及α-咔啉

Citations (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007077810A1 (ja) * 2006-01-05 2007-07-12 Konica Minolta Holdings, Inc. 有機エレクトロルミネッセンス素子、表示装置及び照明装置
WO2009008099A1 (ja) * 2007-07-10 2009-01-15 Idemitsu Kosan Co., Ltd. 有機エレクトロルミネッセンス素子用材料及びそれを用いた有機エレクトロルミネッセンス素子
US20090030202A1 (en) * 2007-07-10 2009-01-29 Idemitsu Kosan Co., Ltd. Material for organic electroluminescent element and organic electroluminescent element employing the same
WO2009060757A1 (ja) * 2007-11-08 2009-05-14 Konica Minolta Holdings, Inc. 有機エレクトロルミネッセンス素子、表示装置及び照明装置
WO2009085344A2 (en) * 2007-12-28 2009-07-09 Universal Display Corporation Dibenzothiophene-containing materials in phosphorescent light emitting diodes
WO2010044342A1 (ja) * 2008-10-15 2010-04-22 コニカミノルタホールディングス株式会社 有機エレクトロルミネッセンス素子、有機エレクトロルミネッセンス素子の製造方法、白色有機エレクトロルミネッセンス素子、表示装置及び照明装置
JP2010135467A (ja) * 2008-12-03 2010-06-17 Konica Minolta Holdings Inc 有機エレクトロルミネッセンス素子、該素子を備えた照明装置及び表示装置
WO2010083359A2 (en) * 2009-01-16 2010-07-22 Universal Display Corporation New materials with aza-dibenzothiophene or aza-dibenzofuran core for pholed
WO2010090077A1 (ja) * 2009-02-06 2010-08-12 コニカミノルタホールディングス株式会社 有機エレクトロルミネッセンス素子、該素子を備えた照明装置及び表示装置
JP2010251675A (ja) * 2008-05-13 2010-11-04 Konica Minolta Holdings Inc 有機エレクトロルミネッセンス素子、表示装置及び照明装置
JP2011008991A (ja) * 2009-06-24 2011-01-13 Konica Minolta Holdings Inc 有機エレクトロルミネッセンス素子、白色有機エレクトロルミネッセンス素子、表示装置及び照明装置
WO2011004639A1 (ja) * 2009-07-07 2011-01-13 コニカミノルタホールディングス株式会社 有機エレクトロルミネッセンス素子、新規な化合物、照明装置及び表示装置
JP2011084531A (ja) * 2009-10-19 2011-04-28 Konica Minolta Holdings Inc 有機エレクトロルミネッセンス素子用材料、有機エレクトロルミネッセンス素子、照明装置及び表示装置
WO2011125680A1 (ja) * 2010-03-31 2011-10-13 出光興産株式会社 有機エレクトロルミネッセンス素子用材料及びそれを用いた有機エレクトロルミネッセンス素子
JP2012049518A (ja) * 2010-07-27 2012-03-08 Konica Minolta Holdings Inc 有機エレクトロルミネッセンス素子材料、化合物、有機エレクトロルミネッセンス素子、表示装置、並びに照明装置
US20120086329A1 (en) * 2010-10-08 2012-04-12 Universal Disolay Corporation Novel 3, 9-Linked Oliogocarbazole-Based Hosts, Containing DBT and DBF Fragments, Separated by Aromatic Spacers

Family Cites Families (89)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4769292A (en) 1987-03-02 1988-09-06 Eastman Kodak Company Electroluminescent device with modified thin film luminescent zone
EP0383928B1 (en) 1988-06-24 1995-08-30 Nippon Kayaku Kabushiki Kaisha Toner for electrophotography
GB8909011D0 (en) 1989-04-20 1989-06-07 Friend Richard H Electroluminescent devices
DE69412567T2 (de) 1993-11-01 1999-02-04 Hodogaya Chemical Co Ltd Aminverbindung und sie enthaltende Elektrolumineszenzvorrichtung
US5707745A (en) 1994-12-13 1998-01-13 The Trustees Of Princeton University Multicolor organic light emitting devices
US5703436A (en) 1994-12-13 1997-12-30 The Trustees Of Princeton University Transparent contacts for organic devices
US6939625B2 (en) 1996-06-25 2005-09-06 Nôrthwestern University Organic light-emitting diodes and methods for assembly and enhanced charge injection
US5844363A (en) 1997-01-23 1998-12-01 The Trustees Of Princeton Univ. Vacuum deposited, non-polymeric flexible organic light emitting devices
US5834893A (en) 1996-12-23 1998-11-10 The Trustees Of Princeton University High efficiency organic light emitting devices with light directing structures
US6091195A (en) 1997-02-03 2000-07-18 The Trustees Of Princeton University Displays having mesa pixel configuration
US6013982A (en) 1996-12-23 2000-01-11 The Trustees Of Princeton University Multicolor display devices
US6303238B1 (en) 1997-12-01 2001-10-16 The Trustees Of Princeton University OLEDs doped with phosphorescent compounds
US6337102B1 (en) 1997-11-17 2002-01-08 The Trustees Of Princeton University Low pressure vapor phase deposition of organic thin films
US6087196A (en) 1998-01-30 2000-07-11 The Trustees Of Princeton University Fabrication of organic semiconductor devices using ink jet printing
US6528187B1 (en) 1998-09-08 2003-03-04 Fuji Photo Film Co., Ltd. Material for luminescence element and luminescence element using the same
US6097147A (en) 1998-09-14 2000-08-01 The Trustees Of Princeton University Structure for high efficiency electroluminescent device
US6294398B1 (en) 1999-11-23 2001-09-25 The Trustees Of Princeton University Method for patterning devices
US6458475B1 (en) 1999-11-24 2002-10-01 The Trustee Of Princeton University Organic light emitting diode having a blue phosphorescent molecule as an emitter
KR100377321B1 (ko) 1999-12-31 2003-03-26 주식회사 엘지화학 피-형 반도체 성질을 갖는 유기 화합물을 포함하는 전기소자
KR100510997B1 (ko) 2000-06-29 2005-08-31 주식회사 하이닉스반도체 복합 반도체소자의 접합전극 형성방법
US20020121638A1 (en) 2000-06-30 2002-09-05 Vladimir Grushin Electroluminescent iridium compounds with fluorinated phenylpyridines, phenylpyrimidines, and phenylquinolines and devices made with such compounds
EP2566302B1 (en) 2000-08-11 2015-12-16 The Trustees of Princeton University Organometallic compounds and emission-shifting organic electrophosphorence
US6579630B2 (en) 2000-12-07 2003-06-17 Canon Kabushiki Kaisha Deuterated semiconducting organic compounds used for opto-electronic devices
JP3812730B2 (ja) 2001-02-01 2006-08-23 富士写真フイルム株式会社 遷移金属錯体及び発光素子
JP4307000B2 (ja) 2001-03-08 2009-08-05 キヤノン株式会社 金属配位化合物、電界発光素子及び表示装置
JP4310077B2 (ja) 2001-06-19 2009-08-05 キヤノン株式会社 金属配位化合物及び有機発光素子
WO2003001616A2 (en) 2001-06-20 2003-01-03 Showa Denko K.K. Light emitting material and organic light-emitting device
US7071615B2 (en) 2001-08-20 2006-07-04 Universal Display Corporation Transparent electrodes
US7250226B2 (en) 2001-08-31 2007-07-31 Nippon Hoso Kyokai Phosphorescent compound, a phosphorescent composition and an organic light-emitting device
US7431968B1 (en) 2001-09-04 2008-10-07 The Trustees Of Princeton University Process and apparatus for organic vapor jet deposition
US6835469B2 (en) 2001-10-17 2004-12-28 The University Of Southern California Phosphorescent compounds and devices comprising the same
US7166368B2 (en) 2001-11-07 2007-01-23 E. I. Du Pont De Nemours And Company Electroluminescent platinum compounds and devices made with such compounds
US6863997B2 (en) 2001-12-28 2005-03-08 The Trustees Of Princeton University White light emitting OLEDs from combined monomer and aggregate emission
KR100691543B1 (ko) 2002-01-18 2007-03-09 주식회사 엘지화학 새로운 전자 수송용 물질 및 이를 이용한 유기 발광 소자
US20030230980A1 (en) 2002-06-18 2003-12-18 Forrest Stephen R Very low voltage, high efficiency phosphorescent oled in a p-i-n structure
US7189989B2 (en) 2002-08-22 2007-03-13 Fuji Photo Film Co., Ltd. Light emitting element
WO2004020549A1 (ja) 2002-08-27 2004-03-11 Fujitsu Limited 有機金属錯体、有機el素子及び有機elディスプレイ
US6687266B1 (en) 2002-11-08 2004-02-03 Universal Display Corporation Organic light emitting materials and devices
JP4365199B2 (ja) 2002-12-27 2009-11-18 富士フイルム株式会社 有機電界発光素子
JP4365196B2 (ja) 2002-12-27 2009-11-18 富士フイルム株式会社 有機電界発光素子
EP3109238B1 (en) 2003-03-24 2019-09-18 University of Southern California Phenyl-pyrazole complexes of iridium
US7090928B2 (en) 2003-04-01 2006-08-15 The University Of Southern California Binuclear compounds
US7345301B2 (en) 2003-04-15 2008-03-18 Merck Patent Gmbh Mixtures of matrix materials and organic semiconductors capable of emission, use of the same and electronic components containing said mixtures
US7029765B2 (en) 2003-04-22 2006-04-18 Universal Display Corporation Organic light emitting devices having reduced pixel shrinkage
WO2004107822A1 (ja) 2003-05-29 2004-12-09 Nippon Steel Chemical Co., Ltd. 有機電界発光素子
JP2005011610A (ja) 2003-06-18 2005-01-13 Nippon Steel Chem Co Ltd 有機電界発光素子
US20050025993A1 (en) 2003-07-25 2005-02-03 Thompson Mark E. Materials and structures for enhancing the performance of organic light emitting devices
TWI390006B (zh) 2003-08-07 2013-03-21 Nippon Steel Chemical Co Organic EL materials with aluminum clamps
JP4822687B2 (ja) 2003-11-21 2011-11-24 富士フイルム株式会社 有機電界発光素子
US7332232B2 (en) 2004-02-03 2008-02-19 Universal Display Corporation OLEDs utilizing multidentate ligand systems
EP2325191A1 (en) 2004-03-11 2011-05-25 Mitsubishi Chemical Corporation Composition for charge-transporting film and ion compound, charge-transporting film and organic electroluminescent device using same
JP4869565B2 (ja) 2004-04-23 2012-02-08 富士フイルム株式会社 有機電界発光素子
US7445855B2 (en) 2004-05-18 2008-11-04 The University Of Southern California Cationic metal-carbene complexes
US7534505B2 (en) 2004-05-18 2009-05-19 The University Of Southern California Organometallic compounds for use in electroluminescent devices
US7491823B2 (en) 2004-05-18 2009-02-17 The University Of Southern California Luminescent compounds with carbene ligands
US7393599B2 (en) 2004-05-18 2008-07-01 The University Of Southern California Luminescent compounds with carbene ligands
US7154114B2 (en) 2004-05-18 2006-12-26 Universal Display Corporation Cyclometallated iridium carbene complexes for use as hosts
US7279704B2 (en) 2004-05-18 2007-10-09 The University Of Southern California Complexes with tridentate ligands
CA2568667A1 (en) 2004-06-28 2006-01-05 Ciba Specialty Chemicals Holding Inc. Electroluminescent metal complexes with triazoles and benzotriazoles
US20060008670A1 (en) 2004-07-06 2006-01-12 Chun Lin Organic light emitting materials and devices
DE102004057072A1 (de) 2004-11-25 2006-06-01 Basf Ag Verwendung von Übergangsmetall-Carbenkomplexen in organischen Licht-emittierenden Dioden (OLEDs)
KR100803125B1 (ko) 2005-03-08 2008-02-14 엘지전자 주식회사 적색 인광 화합물 및 이를 사용한 유기전계발광소자
US7807275B2 (en) 2005-04-21 2010-10-05 Universal Display Corporation Non-blocked phosphorescent OLEDs
JP4533796B2 (ja) 2005-05-06 2010-09-01 富士フイルム株式会社 有機電界発光素子
US9051344B2 (en) 2005-05-06 2015-06-09 Universal Display Corporation Stability OLED materials and devices
JP5095612B2 (ja) 2005-05-31 2012-12-12 ユニバーサル ディスプレイ コーポレイション 燐光発光ダイオードにおけるトリフェニレンホスト
WO2007028417A1 (en) 2005-09-07 2007-03-15 Technische Universität Braunschweig Triplett emitter having condensed five-membered rings
JP4887731B2 (ja) 2005-10-26 2012-02-29 コニカミノルタホールディングス株式会社 有機エレクトロルミネッセンス素子、表示装置及び照明装置
US8142909B2 (en) 2006-02-10 2012-03-27 Universal Display Corporation Blue phosphorescent imidazophenanthridine materials
KR102103062B1 (ko) 2006-02-10 2020-04-22 유니버셜 디스플레이 코포레이션 시클로금속화 이미다조[1,2-f]페난트리딘 및 디이미다조[1,2-a:1',2'-c]퀴나졸린 리간드, 및 이의 등전자성 및 벤즈고리화된 유사체의 금속 착체
JP4823730B2 (ja) 2006-03-20 2011-11-24 新日鐵化学株式会社 発光層化合物及び有機電界発光素子
JP5186365B2 (ja) 2006-04-26 2013-04-17 出光興産株式会社 芳香族アミン誘導体及びそれらを用いた有機エレクトロルミネッセンス素子
KR101384046B1 (ko) 2006-05-11 2014-04-09 이데미쓰 고산 가부시키가이샤 유기 전계발광 소자
CN101461074B (zh) 2006-06-02 2011-06-15 出光兴产株式会社 有机电致发光元件用材料及使用了它的有机电致发光元件
KR20090040896A (ko) 2006-08-23 2009-04-27 이데미쓰 고산 가부시키가이샤 방향족 아민 유도체 및 이들을 이용한 유기 전기발광 소자
JP5589251B2 (ja) 2006-09-21 2014-09-17 コニカミノルタ株式会社 有機エレクトロルミネッセンス素子材料
EP2518045A1 (en) 2006-11-24 2012-10-31 Idemitsu Kosan Co., Ltd. Aromatic amine derivative and organic electroluminescent element using the same
US8778508B2 (en) 2006-12-08 2014-07-15 Universal Display Corporation Light-emitting organometallic complexes
US8119255B2 (en) 2006-12-08 2012-02-21 Universal Display Corporation Cross-linkable iridium complexes and organic light-emitting devices using the same
TW200909560A (en) 2007-07-07 2009-03-01 Idemitsu Kosan Co Organic electroluminescence device and material for organic electroluminescence devcie
US20090045731A1 (en) 2007-07-07 2009-02-19 Idemitsu Kosan Co., Ltd. Organic electroluminescence device and material for organic electroluminescence device
KR20100042273A (ko) 2007-07-07 2010-04-23 이데미쓰 고산 가부시키가이샤 나프탈렌 유도체, 유기 el 소자용 재료 및 그것을 사용한 유기 el 소자
US8779655B2 (en) 2007-07-07 2014-07-15 Idemitsu Kosan Co., Ltd. Organic electroluminescence device and material for organic electroluminescence device
JP2009040728A (ja) 2007-08-09 2009-02-26 Canon Inc 有機金属錯体及びこれを用いた有機発光素子
US20090101870A1 (en) 2007-10-22 2009-04-23 E. I. Du Pont De Nemours And Company Electron transport bi-layers and devices made with such bi-layers
US7914908B2 (en) 2007-11-02 2011-03-29 Global Oled Technology Llc Organic electroluminescent device having an azatriphenylene derivative
US8221905B2 (en) * 2007-12-28 2012-07-17 Universal Display Corporation Carbazole-containing materials in phosphorescent light emitting diodes
KR101919207B1 (ko) 2008-11-11 2018-11-15 유니버셜 디스플레이 코포레이션 인광성 에미터
US8722205B2 (en) 2009-03-23 2014-05-13 Universal Display Corporation Heteroleptic iridium complex

Patent Citations (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007077810A1 (ja) * 2006-01-05 2007-07-12 Konica Minolta Holdings, Inc. 有機エレクトロルミネッセンス素子、表示装置及び照明装置
WO2009008099A1 (ja) * 2007-07-10 2009-01-15 Idemitsu Kosan Co., Ltd. 有機エレクトロルミネッセンス素子用材料及びそれを用いた有機エレクトロルミネッセンス素子
WO2009008100A1 (ja) * 2007-07-10 2009-01-15 Idemitsu Kosan Co., Ltd. 有機エレクトロルミネッセンス素子用材料及びそれを用いた有機エレクトロルミネッセンス素子
US20090030202A1 (en) * 2007-07-10 2009-01-29 Idemitsu Kosan Co., Ltd. Material for organic electroluminescent element and organic electroluminescent element employing the same
WO2009060757A1 (ja) * 2007-11-08 2009-05-14 Konica Minolta Holdings, Inc. 有機エレクトロルミネッセンス素子、表示装置及び照明装置
WO2009085344A2 (en) * 2007-12-28 2009-07-09 Universal Display Corporation Dibenzothiophene-containing materials in phosphorescent light emitting diodes
JP2010251675A (ja) * 2008-05-13 2010-11-04 Konica Minolta Holdings Inc 有機エレクトロルミネッセンス素子、表示装置及び照明装置
WO2010044342A1 (ja) * 2008-10-15 2010-04-22 コニカミノルタホールディングス株式会社 有機エレクトロルミネッセンス素子、有機エレクトロルミネッセンス素子の製造方法、白色有機エレクトロルミネッセンス素子、表示装置及び照明装置
JP2010135467A (ja) * 2008-12-03 2010-06-17 Konica Minolta Holdings Inc 有機エレクトロルミネッセンス素子、該素子を備えた照明装置及び表示装置
WO2010083359A2 (en) * 2009-01-16 2010-07-22 Universal Display Corporation New materials with aza-dibenzothiophene or aza-dibenzofuran core for pholed
WO2010090077A1 (ja) * 2009-02-06 2010-08-12 コニカミノルタホールディングス株式会社 有機エレクトロルミネッセンス素子、該素子を備えた照明装置及び表示装置
JP2011008991A (ja) * 2009-06-24 2011-01-13 Konica Minolta Holdings Inc 有機エレクトロルミネッセンス素子、白色有機エレクトロルミネッセンス素子、表示装置及び照明装置
WO2011004639A1 (ja) * 2009-07-07 2011-01-13 コニカミノルタホールディングス株式会社 有機エレクトロルミネッセンス素子、新規な化合物、照明装置及び表示装置
JP2011084531A (ja) * 2009-10-19 2011-04-28 Konica Minolta Holdings Inc 有機エレクトロルミネッセンス素子用材料、有機エレクトロルミネッセンス素子、照明装置及び表示装置
WO2011125680A1 (ja) * 2010-03-31 2011-10-13 出光興産株式会社 有機エレクトロルミネッセンス素子用材料及びそれを用いた有機エレクトロルミネッセンス素子
JP2012049518A (ja) * 2010-07-27 2012-03-08 Konica Minolta Holdings Inc 有機エレクトロルミネッセンス素子材料、化合物、有機エレクトロルミネッセンス素子、表示装置、並びに照明装置
US20120086329A1 (en) * 2010-10-08 2012-04-12 Universal Disolay Corporation Novel 3, 9-Linked Oliogocarbazole-Based Hosts, Containing DBT and DBF Fragments, Separated by Aromatic Spacers

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2013077362A1 (ja) * 2011-11-22 2015-04-27 出光興産株式会社 芳香族複素環誘導体、有機エレクトロルミネッセンス素子用材料および有機エレクトロルミネッセンス素子
JP2018503622A (ja) * 2014-12-23 2018-02-08 メルク パテント ゲーエムベーハー 2個のジベンゾフランまたはジベンゾチオフェン置換基を有するカルバゾール
US10600970B2 (en) 2014-12-23 2020-03-24 Merck Patent Gmbh Carbazoles with two dibenzofuran or dibenzothiophene substituents
JP2016213470A (ja) * 2015-05-12 2016-12-15 株式会社半導体エネルギー研究所 化合物、発光素子、発光装置、電子機器、及び照明装置
WO2018181370A1 (ja) * 2017-03-28 2018-10-04 保土谷化学工業株式会社 アザカルバゾール構造を有する化合物および有機エレクトロルミネッセンス素子
JP2019026645A (ja) * 2017-08-01 2019-02-21 三星ディスプレイ株式會社Samsung Display Co.,Ltd. ヘテロ環化合物及びそれを含む有機電界発光素子
US11393991B2 (en) 2017-08-01 2022-07-19 Samsung Display Co., Ltd. Heterocyclic compound and organic electroluminescence device including the same
JP7319029B2 (ja) 2017-08-01 2023-08-01 三星ディスプレイ株式會社 ヘテロ環化合物及びそれを含む有機電界発光素子

Also Published As

Publication number Publication date
TW201245409A (en) 2012-11-16
US20120256169A1 (en) 2012-10-11
EP2694503B1 (en) 2017-03-08
KR20140025445A (ko) 2014-03-04
TWI519625B (zh) 2016-02-01
EP2694503A1 (en) 2014-02-12
KR101950045B1 (ko) 2019-02-19
JP5934337B2 (ja) 2016-06-15
WO2012145173A1 (en) 2012-10-26
US8580399B2 (en) 2013-11-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6721653B2 (ja) 燐光oledのためのホスト物質
JP5934337B2 (ja) 発光ダイオードのための置換オリゴアザカルバゾール
JP6496392B2 (ja) 電子輸送化合物
JP6616351B2 (ja) ジアリールアミノフェニルカルバゾール化合物を用いた第二正孔輸送層
JP6219452B2 (ja) トリフェニレンシランホスト
JP6279632B2 (ja) 遅延蛍光oled
JP6385152B2 (ja) Pholed用の新規ホスト材料
JP5770289B2 (ja) Oledのためのビカルバゾール化合物
JP2018135333A (ja) ヘテロレプティックイリジウムカルベン錯体及びそれを用いた発光デバイス
JP6137932B2 (ja) トリアリールシラン側鎖をもつ非対称ホスト
JP6313143B2 (ja) 有機発光ダイオードの材料
JP2014532033A (ja) Oledデバイス用高効率黄色光発光体
JP2018188422A (ja) 有機エレクトロルミネセンス材料及びデバイス
JP6207273B2 (ja) ジアリールアミノ置換金属錯体
KR20200000370A (ko) 유기 전계발광 물질 및 디바이스

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141006

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150618

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150623

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20150910

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160426

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160506

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5934337

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250