JP2014508006A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. 血管枝の領域にある動脈瘤の、メッシュ構造（３，４）による閉塞に用いるためのインプラント（１）において、前記インプラントが、近端から遠端にかけて、区画（ａ）から（ｄ）を有し、
   区画（ａ）は、前記メッシュ構造が１つまたはいくつかの結合素子（１０）を形成するために合一される、近端にかけて先細りになっている区画、
   区画（ｂ）は前記インプラントを血管の壁上に支持することができる固定区画、
   区画（ｃ）は前記血管分岐の領域のための浸透性区画、及び
   区画（ｄ）は、前記インプラントが前記区画（ｂ）に比較して拡張され、前記動脈瘤（Ａ）内への配置が目的とされている、遠端区画、
   であって、
   前記区画（ｃ）または区画（ｄ）の領域に分離帯（Ｔ_１，Ｔ_２）が配されている、
   ことを特徴とするインプラント。
2. 前記遠端区画（ｄ）が、編組によるかまたはループ（１２）により、トランペット様またはバスケット様の形状に外側に広げられていることを特徴とする請求項１に記載のインプラント。
3. 形状記憶材料を含むことを特徴とする請求項１または２に記載のインプラント。
4. 前記インプラントが少なくとも一部はチューブから切り開かれることを特徴とする請求項１から３のいずれかに記載のインプラント。
5. 前記インプラント（１）に対して斜行する平面内に実質的に延びるフィラメント（６）を含む分離素子が前記分離帯（Ｔ_１，Ｔ_２）に設けられていることを特徴とする請求項１から４のいずれかに記載のインプラント。
6. 前記分離帯（Ｔ_１，Ｔ_２）がチューブから切り開かれていることを特徴とする請求項４に記載のインプラント。
7. 前記近端区画（ａ）が結合ワイヤ（１０）で終端していることを特徴とする請求項１から６のいずれかに記載のインプラント。
8. 前記遠端区画（ｄ）が、非外傷性で、軟質であり、弾性があるように、構成されていることを特徴とする請求項１から７のいずれかに記載のインプラント。
9. 前記遠端区画（ｄ）が前記区画（ｃ）に連結された複数のループ（１２）を有することを特徴とする請求項１から８のいずれかに記載のインプラント。
10. 前記遠端区画（ｄ）においてアイレット（１７）が前記ループ（１２）に設けられていることを特徴とする請求項９に記載のインプラント。
11. 前記遠端区画（ｄ）の前記ループ（１２）に、丸められた嘴先（１８）が遠端に設けられていることを特徴とする請求項９または１０に記載のインプラント。
12. 横方向に閉じたチューブ構造を有することを特徴とする請求項１から１１に記載のインプラント。
13. 前記インプラントに、部分的にまたは連続的に、スロットが形成されていることを特徴とする請求項１から１２のいずれかに記載のインプラント。
14. 前記遠端区画（ｄ）にマーカー素子（８）が配されていることを特徴とする請求項１から１３に記載のインプラント。
15. ガイドワイヤ（９）に結合されていることを特徴とする請求項１から１４に記載のインプラント。