JP2014239364A - 出力設定装置およびコンピュータープログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】マルチタッチ操作に従って画像サイズを変倍する機能の利便性を高める。【解決手段】画像を変倍して出力ページに配置する際の変倍の倍率を設定する出力設定装置は、マルチタッチ操作が可能なタッチパネルと、タッチパネルによって画像サイズの変倍を指示するマルチタッチ操作が行なわれたときに、変倍の倍率として、画像サイズの縦寸法および横寸法の少なくとも一方を複数の定形サイズのそれぞれの縦寸法およびそれぞれの横寸法のいずれかと一致させるようにかつ画像の縦横比を変えないように指示に従って変倍する場合の倍率のうちで、設定されている現在の倍率に最も近い倍率を設定する倍率設定部と、を備える。【選択図】図11

Description

本発明は、画像を印刷したり画像データとして送信したりする画像出力動作の設定に関する。
MFP(Multi-functional Peripheral)のような多機能化した情報機器は、操作画面を切り替えて多様な操作を可能にするため、操作入力手段としてタッチパネルを備えている。ここでいうタッチパネルは、液晶パネルのようなディスプレイに重ね合わせて用いられるタッチ式ポインティングデバイスである。タッチパネルの表面は、操作画面となる画像が表示されるスクリーンと操作のためのタッチ面とを兼ねる。
タッチパネルは、携帯型の情報機器の操作入力手段としても用いられている。特に、スマートフォンやタブレット型パーソナルコンピューターでは、投影型の静電容量方式のタッチパネルが用いられている。この種のタッチパネルを用いることにより、タップやフリックといった広く知られるシングルタッチ操作に加えて、複数の指を同時にタッチ面に接触させるマルチタッチ操作が可能になっている。
マルチタッチ操作として、2本の指をタッチ面に接触させたまま指の間隔を縮める“ピンチイン”、指の間隔を拡げる“ピンチアウト”、およびタッチした二つの指先を結ぶ線分の方向を変えるように一方または両方の指先をスライドさせる“ローテーション”がある。一般に、ピンチインは表示されている画像を縮小する操作とされ、ピンチアウトは画像を拡大する操作とされ、ローテーションは画像の向きを変更する操作とされている。
従来、画像を用紙に印刷して出力する画像形成装置において、マルチタッチ操作に従って印刷の倍率を設定するユーザーインタフェースの搭載が考えられている。特許文献1および特許文献2は、ピンチインおよびピンチアウトによって定形サイズの用紙への印刷に適した倍率をユーザーが容易に指定することができるようにする技術を開示している。
特許文献1に記載された画像形成装置は、印刷のプレビュー表示中にピンチインが行なわれると、倍率を徐々に小さくしていき、予め決められた定形サイズに適した倍率になるとピンチインが続いていてもその倍率を維持する。ピンチアウトが行なわれた場合は、倍率を徐々に大きくしていき、定形サイズに適した倍率を維持する。このような動作により、ユーザーは指の間隔を高精度に調整しなくても、定形サイズの用紙にちょうど収まる倍率で画像を印刷させることができる。
特許文献2に記載された画像形成装置は、印刷のプレビュー表示中に、タッチによる指示点の移動速度が閾値以上であるような急速なピンチインが行なわれたときに、現在の倍率に代えて、それより小さくかつ予め決められた定形サイズに適した倍率を設定する。急速なピンチアウトが行なわれたときには、現在の倍率に代えて、それより大きくかつ予め決められた定形サイズに適した倍率を設定する。なお、特許文献2には、急速な操作を繰り返すことにより、段階的に設定された定形サイズに対応させて、画像を一回りずつ段階的に拡大または縮小させることが可能であるとの記載がある。
特開2012−123066号公報 特開2012−121179号公報
上述の文献の先行技術では、ピンチインおよびピンチアウトに従って、一回りずつ小さいかまたは大きい定形サイズに適するように印刷の倍率を段階的に変更して設定するので、設定可能な倍率の個数が予め段階的に設定された定形サイズの個数に限定される。言い換えれば、実際には定形サイズの個数は画像形成装置にどのサイズの用紙が装填されているかによって決まるので、サイズの異なる用紙が装填された給紙部の個数(用紙サイズの選択肢数)よりも多くの個数の倍率を設定することができない。このため、印刷を前提に作成されていないWebページのように一般的な定形の用紙と縦横比が極端に異なる画像をその縦横比を変えずに縮小または拡大する場合、用紙にぴったり収めようとすると、過度に縮小しなければならなかったり僅かしか拡大することができなかったりすることがあった。
本発明は、このような事情に鑑み、マルチタッチ操作に従って画像サイズを変倍する機能の利便性を高めることを目的としている。
上記目的を達成する装置は、画像を変倍して出力ページに配置する際の変倍の倍率を設定する出力設定装置であって、マルチタッチ操作が可能なタッチパネルと、前記タッチパネルによって前記画像の画像サイズの変倍を指示するマルチタッチ操作が行なわれたときに、前記変倍の倍率として、前記画像サイズの縦寸法および横寸法の少なくとも一方を複数の定形サイズのそれぞれの縦寸法およびそれぞれの横寸法のいずれかと一致させるようにかつ画像の縦横比を変えないように指示に従って変倍する場合の倍率のうちで、設定されている現在の倍率に最も近い倍率を設定する倍率設定部と、を備える。
本発明によれば、出力する画像の画像サイズをマルチタッチ操作によって素早く複数の定形サイズのいずれかに収まるサイズに設定することができ、かつ設定可能な画像サイズの個数が定形サイズの個数よりも多い操作環境を実現することができる。
本発明の実施形態に係るMFPの外観を示す斜視図である。 MFPのハードウェア構成を示す図である。 MFPの印刷動作に関わる機構の概略を示す図である。 MFPにおける用紙サイズの選択肢の一例を示す図である。 搬送方向に対する用紙の向きの例を示す図である。 MFPにおける画像の出力サイズを設定する出力設定装置の機能構成を示す図である。 用紙サイズテーブルの例を示す図である。 画像出力を指示する操作に関わる画面表示の一例を示す図である。 マルチタッチ操作に関わるプレビュー表示の例を示す図である。 ピンチインによる画像サイズの縮小の例を示す図である。 ピンチアウトによる画像サイズの拡大の例を示す図である。 プレビュー表示制御の第1例を示すフローチャートである。 プレビュー表示制御における初期出力サイズ決定ルーチンのフローチャートである。 プレビュー表示制御における1ステップ縮小ルーチンのフローチャートである。 1ステップ縮小ルーチンにおける出力サイズ縮小サブルーチンのフローチャートである。 プレビュー表示制御における1ステップ拡大ルーチンのフローチャートである。を示す図である。 1ステップ拡大ルーチンにおける出力サイズ拡大サブルーチンのフローチャートである。 プレビュー表示制御の第2例を示すフローチャートである。 ローテーションによる画像サイズの縮小の例を示す図である。 プレビュー表示制御の第3例を示すフローチャートである。 出力サイズ縮小サブルーチンの他の例を示すフローチャートである。 集約設定による画像サイズの縮小の例を示す図である。 登録倍率テーブルの例を示す図である。
画像を出力する装置としてMFPを挙げる。MFPは、コピー機、プリンター、ネットワークスキャナー、ファクシミリ機、ドキュメントサーバーなどとして使用可能な複合型の情報機器である。
図1に例示されるMFP1は、略角柱状の設置スペースに収まる胴内排紙型の外形をもつ。高さ方向の中央よりも上側に印刷後の用紙を積載する胴内排紙空間20が存在し、胴内排紙空間20の上方にイメージスキャナー23とADF(Auto Document Feeder)22とが配置されている。胴内排紙空間20の下側の部分がプリンター部分1Bである。プリンター部分1Bのうちの下側に、前方側に引き出し可能な4段の引出し式の用紙カセット45,46,47,48が配置されており、プリンター部分1Bのハウジングの側面に回動式の手差し給紙トレイ49が配置されている。
MFP1において、操作パネル21は、イメージスキャナー23の前面部の右端側に取り付けられている。操作パネル21は、操作面が前方の斜め上方に向く姿勢範囲内で、操作面を水平に近づけたり垂直に近づけたりする手動の角度調整が可能である。
図2のように、操作パネル21はディスプレイ211およびタッチパネル212を有する。ディスプレイ211は、メインコントローラー50からの指示に従って操作画面を表示する。タッチパネル212は、ディスプレイ211の表示面におけるユーザーによってタッチされた位置を示す信号を出力する。タッチパネル212は、マルチタッチ操作を可能にする投影型の静電容量式のポインティングデバイスである。
ADF22は、コピー、イメージ入力、またはファクシミリ送信において、原稿シートをイメージスキャナー23における読取り位置へ搬送する。イメージスキャナー23は原稿シートに記録されている画像情報を光学的に読み取る。プリンターエンジン24は、多段式の用紙スタッカー25から供給される用紙の片面または両面に電子写真法によってモノクロまたはカラーの画像をプリントする。
モデム26およびNCU(Network Control Unit)27は公衆電話回線によるファクシミリ通信に用いられる。通信インタフェース28はMFP1を外部装置との通信のためのネットワーク9に接続する。ストレージ29はハードディスクドライブ(HDD)のような大容量記憶デバイスである。ストレージ29は、制御プログラムや制御用のデータを記憶する媒体として用いられる。ストレージ29には、各種のドキュメントを保存するメモリ領域であるボックス30が設けられる。ストレージ29に格納されているデータやプログラムは必要に応じてプログラム実行のワークエリアにロードされる。
メインコントローラー50はMFP1の全体制御を担う。メインコントローラー50は、制御プログラムや各種アプリケーションを実行するコンピューターとしてのCPU(Central Processing Unit)51、制御プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)52、プログラム実行のワークエリアとされるRAM(Random Access Memory)53、および制御に必要な設定データを記憶するバッテリバックアップされたNV−RAM(不揮発性メモリ)54を有する。
図3のように、MFP1において、プリンターエンジン24は、4個のイメージングステーション11,12,13,14を用いてイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)およびブラック(K)の4色のトナー像を並行して形成するタンデム式である。イメージングステーション11,12,13,14のそれぞれに、筒状の感光体、帯電チャージャー、現像器、およびクリーナーといったトナー像の作像に必要なデバイスが配置されている。カラー印刷においてイメージングステーション11,12,13,14によって形成された計四つのトナー像は無端のトナー像担持体である中間転写ベルト18に順に一次転写され、中間転写ベルト18上で重ねられる。モノクロ印刷ではイメージングステーション14によって形成されたブラックのトナー像が中間転写ベルト18に一次転写される。そして、中間転写ベルト18上のトナー像は、用紙スタッカー25から図中に二点鎖線で示される経路35に沿って搬送される用紙(図1では不図示)に二次転写される。二次転写の後、用紙は定着器19の内部を通過して排紙トレイ36へ送り出される。
プリンターエンジン24に対する用紙の供給源として、MFP1は、使用頻度の高い定形サイズの用紙を供給するための用紙スタッカー25と、比較的に使用頻度の低い用紙を供給するための手差し給紙トレイ49とを有している。用紙スタッカー25は数百枚以上の用紙をそれぞれ収容することのできる複数の用紙カセット45,46,47,48から構成される。
給紙部である用紙カセット45,46,47,48のそれぞれが収容することのできる用紙のサイズは可変である。ユーザーは、四つの用紙カセット45,46,47,48にサイズの異なる4種の用紙を装填したり、四つのうちの二つ以上に同じサイズの用紙を装填したりすることができる。用紙カセット45,46,47,48に装填される用紙のサイズは自動的に検出され、図4に示される用紙カセットテーブルTpによって管理される。
図4の例において、第1の用紙カセット45には“A4”サイズの用紙が収容され、第2の用紙カセット46には“B5”サイズの用紙が収容されている。また、第3の用紙カセット47には“B4”サイズの用紙が収容され、第4の用紙カセット48には“A3”サイズの用紙が収容されている。手差し給紙トレイ49に用紙は載置されていない。したがって、印刷における出力ページのサイズ(つまり、用紙サイズ)の選択肢は、小さいものから順にB5、A4、B4、A3の四つの定形サイズである。
図4の例において、用紙スタッカー25内でのA4およびB5の用紙の向きは横向き(Y)であり、B4およびA3の用紙の向きは縦向き(T)である。横向きとは図5に示されるように用紙の短辺が搬送方向M3に沿う向きであり、縦向きとは用紙の長辺が搬送方向M3に沿う向きである。横向きの場合、印刷プロセス中の感光体の露光における主走査方向(感光体の回転軸方向)M1は用紙の長辺に沿う方向になり、副走査方向(感光体周面の回転方向)M2は用紙の短辺に沿う方向になる。逆に、縦向きの場合、主走査方向M1は用紙の短辺に沿う方向になり、副走査方向M2は用紙の長辺に沿う方向になる。
なお、A4サイズの長辺寸法はA3サイズの短辺寸法と等しいので、図5中に破線で示されるように、A4の用紙5およびA4より小さいB5の用紙6を縦向きに用紙スタッカー25に装填することができる。しかし、搬送路の幅がB4サイズの長辺寸法より小さいので、B4の用紙7およびB4より大きいA3の用紙8を横向きに用紙スタッカー25に装填することはできない。
MFP1では、印刷する画像の向き(ポートレイトまたはランドスケープ)は、用紙スタッカー25内での用紙の向きによる制約を受けない。それは、画像の向きを必要に応じて90度回転させる画像処理機能を有しているからである。つまり、縦(垂直方向)に長いポートレイト形式の画像を横向きの用紙に印刷する場合、および横(水平方向)に長いランドスケープ形式の画像を縦向きの用紙に印刷する場合に、画像を回転させて画像の向きを用紙の向きに合わせることができる。このことは、用紙にちょうど合う大きさに変倍(拡大または縮小)して画像を印刷しようとするときの倍率の選択肢の個数が、用紙サイズの選択肢の個数(本例では4)の2倍になることを意味する。
以下、MFP1における画像を出力する際の変倍に関わる部分の構成および動作について説明する。
MFP1が実行可能な画像出力動作は、画像を印刷する動作、および画像を画像データとして外部装置へ送信する動作である。送信には、ファクシミリ通信が含まれる。このような画像出力動作を実行させる際、ユーザーは出力ページに配置する画像の変倍を指示することができる。変倍を指示する操作として、複数の固定倍率のそれぞれに対応した選択ボタンの押下、テンキーを用いた倍率の数値入力、およびマルチタッチ操作がある。
A4をB4に拡大したりA3をB5に縮小したりするというように定形サイズを他の定形サイズに変倍する場合は、選択ボタンを押下するのが便利である。これに対して、任意の倍率を指定したいときには、数値入力およびマルチタッチ操作が有用である。特に、非定形サイズの画像を定形サイズの出力ページにちょうど合うように変倍したい場合、マルチタッチ操作が便利である。
図6は、マルチタッチ操作に従って画像のサイズおよび出力ページのサイズを設定する出力設定装置100の機能構成を示している。出力設定装置100は、操作入力部101および表示コントローラー102を備える。これらの構成要素は、メインコントローラー50のCPU51が制御用のプログラムを実行することによって実現される機能要素である。
操作入力部101は、タッチパネル212の出力および操作パネル21上の図示しない固定キーからの信号に基づいて、ユーザーが操作パネル21を用いて行なったMFP1への指示を判別する。そして、操作入力部101は、指示に応じた処理を行なう要素へユーザーの指示を伝える。プレビュー表示が行なわれている状態でマルチタッチ操作が行なわれたとき、操作入力部101は、マルチタッチ操作が縮小を指示するか拡大を指示するかを判別し、判別結果を表示コントローラー102に伝える。
表示コントローラー102は、操作パネル21のディスプレイ211に各種の操作画面を表示させる。表示コントローラー102には、画像出力ジョブ生成部150からの要求を受けて出力対象の画像のプレビュー表示を行なうプレビューワ110が含まれる。プレビューワ110は、倍率設定部112とプレビュー表示制御部114とを有している。
倍率設定部112は、縮小または拡大の指示に従って変倍の倍率(画像の出力倍率)Zを設定する。その際、出力ページのサイズの選択肢となる定形サイズに関する情報を取得する。例えば印刷の場合、NV−RAM54によって記憶されている用紙カセットテーブルTpおよび用紙サイズテーブルT1を参照し、用紙スタッカー25に収容されている用紙の用紙サイズおよび各用紙サイズの短辺および長辺の寸法を取得する。倍率設定部112は設定した倍率Zをプレビュー表示制御部114に与える。
プレビュー表示制御部114は、画像の画像サイズと出力ページのサイズである出力サイズとの大小関係を示すプレビュー画面をディスプレイ211に表示させる。プレビュー画面が表示された状態において、倍率設定部112から倍率Zが与えられると、プレビュー表示制御部114は、与えられた倍率Zで変倍した画像サイズと出力サイズとの大小関係を示すようにプレビュー画面の表示を更新させる。
画像出力ジョブ生成部150は、ユーザーが画像の印刷または送信を指示することのできる操作画面をディスプレイ211に表示させる機能要素である。画像出力ジョブ生成部150にはWebブラウザが含まれる。Webブラウザは、インターネットまたはイントラネット上のウェブページを操作パネル21上で閲覧するためにMFP1に搭載されたアプリケーションである。
図7(A)、(B)、(C)は、MFP1を日本国内で使用する場合、北米で使用する場合および欧州で使用する場合をそれぞれ想定した用紙サイズテーブルT1,T1b,T1cの例を示している。これら用紙サイズテーブルT1,T1b,T1cは、MFP1の使用が想定される各地域で一般的な定形サイズの短辺および長辺の寸法を示す。例えば、図7(A)の日本国向けの用紙サイズテーブルT1で示される定形サイズは、A5,B5,A4,B4,A3である。
図8は操作パネル21における画面表示の一例を示している。図8では、タッチパネル212のタッチ面のほぼ全域にわたる画面Q1が表示されている。画面Q1はWebブラウザのブラウジング画面である。画面Q1においてWebページ70が表示されている。例示のWebページ70はその一部分を占める地図80を有している。
図8の状態で、ユーザーは所定の操作によって印刷プレビューを指示することができる。例えば画面Q1の上部のメニューバーにタッチしてプルダウンメニューを表示させ、プルダウンメニューから印刷プレビューを選択する。ユーザーが印刷プレビューを指示すると、図9のようにプレビュー画面Q2が表示される。
図9において、画面Q1に重ねて表示されたプレビュー画面Q2は、Webページ70の内容を表わすプレビュー画像71を有している。プレビュー画像71は、出力ページを表わす長方形の領域60内に配置されている。MFP1では印刷に際して用紙の周縁部に余白が設けられるので、印刷対象の画像としてのWebページ70は実際には出力ページの余白を除く部分に配置される。図9では、領域60の内側の一点鎖線で囲まれた長方形の領域61が、出力ページにおける余白を除いた部分に対応する。プレビュー画像71は、その左上の隅を領域61の左上の隅に一致させるように位置決めされる。したがって、このように出力ページに余白が設けられる場合には、実質的な出力サイズは出力ページの余白を除いた部分のサイズとなる。
図8と図9とを見比べて分かるとおり、図9におけるプレビュー画像71はWebページ70の全体に対応するものではない。すなわち、図9のプレビュー画像71は、Webページ70の右端部および下端部を切り欠いた残りの部分を表わしている。言い換えれば、領域61とプレビュー画像71とが表示されることによって、Webページ70の画像サイズが出力ページの実質的なサイズ(以下、これを出力サイズという)よりも大きく、そのためにWebページ70が出力ページからはみ出ることが示されている。なお、ユーザーは、表示ページの切り替え操作により、はみ出た部分を表示させることができる。
このように画像サイズと出力サイズとの大小関係を示すプレビュー画面Q2が表示されている状態において、ユーザーはマルチタッチ操作によって画像サイズの変倍を指示することができる。タッチ面においてマルチタッチ操作が有効とされる領域は、プレビュー画像71が配置された領域61である。ただし、プレビュー画面Q2内で領域60の周囲を含めた領域61より広い範囲内でのマルチタッチ操作を有効としてもよい。
MFP1におけるマルチタッチ操作による変倍は、ピンチアウトおよびピンチインにおける指の間隔の増減に合わせて倍率を連続的に変化させるものではなく、画像サイズを定形の出力サイズに合うように一気に増減させるものである。倍率を連続的に変化させる場合、画像が用紙にちょうど収まるように指の間隔を調整するのは困難である。MFP1における変倍では、指の間隔を微妙に調整する必要がなく、指を動かす速度に気を使うこともなく、指の間隔を拡げたり狭めたりすれば、用紙にちょうど収まる大きさで画像を印刷させることができる。
図10(A)〜(D)は図8で示したWebページ70を印刷する場合におけるピンチインによる画像サイズの縮小の例を示している。図10では四つのプレビュー表示状態が模式的に描かれている。
図10(A)のプレビュー表示状態は図9に対応したプレビュー表示の初期状態である。この初期状態では、Webページ70に対応するプレビュー画像71と実質的な出力ページに対応する領域61との大小関係が表示される。領域61は、上述のとおり用紙における周囲の余白を除いた部分に対応する。例示において、初期状態の用紙サイズはA4サイズであり、その向きは水平方向に長い向き、すなわちランドスケープである。そして、画像の出力倍率(ここでは印刷であるので印刷倍率)の初期値は1(百分率で表わすと100%)である。
初期状態のプレビュー画像71の寸法は縦横共に領域61よりも大きい。詳しくは、プレビュー画像71が示す現在の画像サイズの縦寸法(垂直方向の長さ)hは、領域61が示す出力サイズの縦寸法Hよりも大きく、画像サイズの横寸法(水平方向の長さ)wは、出力サイズの横寸法Wよりも大きい(h>Hかつw>W)。また、プレビュー画像71の縦横比はA4サイズの縦横比と異なる。プレビュー画像71は領域61と比べてより横長である。
図10(A)の状態においてユーザーが図中に一対の黒丸とそれらから延びる互いに向き合う矢印とで表わされるピンチインを行なうと、画像サイズがその縦横比を変えないという前提の下で縮小される。このとき、縮小の倍率は、画像サイズの縦寸法hおよび横寸法wの少なくとも一方が、現在の出力サイズの縦寸法Hおよび横寸法Wのいずれかと一致するような倍率のうち、現在の倍率に最も近い倍率とされる。縦寸法hを縦寸法Hに限らず縦寸法Hまたは横寸法Wと一致させ、横寸法wを横寸法Wに限らず横寸法Wまたは縦寸法Hと一致させるのが、MFP1における変倍の特徴である。
なお、図10の例のように画像サイズの縦横比が定形サイズの縦横比と異なる場合には、画像サイズの縦寸法hまたは横寸法wが出力サイズの縦寸法Hまたは横寸法Wと一致することになる。画像サイズの縦横比が定形サイズの縦横比と同一である場合には、縦寸法hが縦寸法Hと一致するとともに横寸法wが横寸法Wと一致することになる。
図10(A)では、領域61とプレビュー画像71との間において、すなわち出力サイズと画像サイズとの間において、縦寸法比(H/h)の方が横寸法比(W/w)よりも大きい。出力ページの向きがランドスケープである場合において、短辺に対応する縦寸法比の方が長辺に対応する横寸法比よりも大きいときには、縦寸法hを縦寸法Hに一致させるように画像サイズが縮小される。そうすれば、縦寸法hを横寸法Wに一致させたり、横寸法wを縦寸法Hに一致させたり、横寸法wを横寸法Wに一致させたりするよりも、縮小の前と後との倍率の差が小さくなる。このような縮小の結果がプレビュー画像72として表示される。
図10(B)のようにプレビュー画像72と領域61とによって画像サイズと出力サイズとの大小関係が表示された状態において、改めてピンチインが行なわれると、再び画像サイズが縮小される。プレビュー画像72と領域61とで縦寸法h,Hが一致しており、横方向においてプレビュー画像72が領域61からはみ出ているので、今回の縮小では横寸法w,Wを一致させる。縮小の結果がプレビュー画像73として表示される。
図10(C)のようにプレビュー画像73が表示された状態においてピンチインが行なわれると、さらに画像サイズが縮小される。このとき、プレビュー画像73の縦寸法hは領域61の縦寸法Hよりも小さく、プレビュー画像73の横寸法wは画像サイズは横寸法Wと等しい。つまり、出力サイズを変更しなければ、出力サイズにちょうど収まるように画像サイズをさらに縮小することができない。そこで、出力サイズが、A4サイズから選択肢の中でA4サイズの次に小さいB5サイズに変更される。
本例の場合、出力サイズをB5サイズにすると、プレビュー画像73に対応する画像サイズの縦寸法がB5サイズの縦寸法とほぼ一致する。つまり、縮小したとしても画像サイズがほとんど変わらない。したがって、ピンチインをしたユーザーの意向に沿うため、画像サイズの横寸法wを出力サイズの横寸法Wに一致させる縮小が行なわれる。縮小の結果が図10(D)のようにプレビュー画像74として表示される。
図11(A)〜(D)はピンチアウトによる画像サイズの拡大の例を示している。ここでは、図8で示したWebページ70中の地図80を印刷する場合が想定されている。図11では四つのプレビュー表示状態が模式的に描かれている。
図11(A)のプレビュー表示状態はプレビュー表示の初期状態である。この初期状態では、Webページ70内の地図80に対応するプレビュー画像81と実質的な出力ページに対応する領域61との大小関係が表示される。初期状態の用紙サイズはA4サイズであり、その向きはランドスケープである。そして、画像の出力倍率の初期値は100%である。
初期状態のプレビュー画像81の寸法は縦横共に領域61よりも小さい。詳しくは、プレビュー画像81が示す現在の画像サイズの縦寸法hは、領域61が示す出力サイズの縦寸法Hよりも小さく、画像サイズの横寸法wは、出力サイズの横寸法Wよりも小さい(h<Hかつw<W)。また、プレビュー画像81は若干縦長である(h>w)。
図11(A)の状態においてユーザーが図中に一対の黒丸とそれらから延びる互いに逆向きの矢印で表わされるピンチアウトを行なうと、画像サイズがその縦横比を変えないという前提の下で拡大される。このとき、拡大の倍率は、画像サイズの縦寸法hおよび横寸法wの少なくとも一方が、現在の出力サイズの縦寸法Hおよび横寸法Wのいずれかと一致するような倍率のうち、現在の倍率に最も近い倍率とされる。つまり、拡大においても、上述の縮小と同様に、縦寸法hを縦寸法Hに限らず縦寸法Hまたは横寸法Wと一致させ、横寸法wを横寸法Wに限らず横寸法Wまたは縦寸法Hと一致させる。
図11(A)では、領域61とプレビュー画像81との間において、すなわち出力サイズと画像サイズとの間において、縦寸法比(H/h)の方が横寸法比(W/w)よりも小さい。したがって、縦寸法hを縦寸法Hに一致させるように画像サイズが拡大される。そうすれば、縦寸法hを横寸法Wに一致させたり、横寸法wを縦寸法Hに一致させたり、横寸法wを横寸法Wに一致させたりするよりも、拡大の前と後との倍率の差が小さくなる。このような拡大の結果がプレビュー画像82として表示される。
図11(B)のようにプレビュー画像82と領域61とによって画像サイズと出力サイズとの大小関係が表示された状態において、改めてピンチアウトが行なわれると、再び画像サイズが拡大される。プレビュー画像82と領域61とで縦寸法h,Hが一致しており、横方向においてプレビュー画像72が領域61よりも小さいので、今回の拡大では出力サイズの向きがランドスケープからポートレイトに変更される。ポートレイトは垂直方向に長い向きである。そして、ポートレイトにおける出力サイズの横寸法Wに画像サイズの横寸法wを一致させる。拡大の結果がプレビュー画像83として表示される。
図11(C)のようにプレビュー画像83とポートレイトのA4サイズに対応する領域61bとが表示された状態において、ピンチアウトが行なわれると、さらに画像サイズが拡大される。このとき既に、A4サイズのランドスケープおよびA4サイズのポートレイトの両方についてプレビュー表示が行なわれている。このことは、A4サイズの向きを変更しても拡大することができないことを意味する。そこで、出力サイズが、A4サイズから選択肢の中でA4サイズの次に大きいB4サイズに変更される。
図11の例の場合、B4サイズとした出力サイズの向きをランドスケープとし、画像サイズの縦寸法hを出力サイズの縦寸法Hに一致させる拡大が行なわれる。それは、このような拡大の倍率が他の拡大の倍率よりも小さいからである。他の拡大とは、出力サイズの向きをランドスケープとして横寸法wを横寸法Wに一致させる拡大、および出力サイズの向きをポートレイトとして縦寸法hまたは横寸法wを縦寸法Hおよび横寸法Wの一方に一致させる拡大である。拡大の結果が図11(D)のようにプレビュー画像84として表示され、それとともに出力サイズを示す領域63が表示される。
図12のフローチャートは、プレビューワ110(図6参照)が実行するプレビュー表示制御の第1例を示している。
操作入力部101からユーザーによるプレビュー指示が伝えられると、プレビューワ110はプレビュー表示を開始する時点の出力サイズである初期出力サイズを決める(#1)。初期出力サイズが決まると、プレビュー表示制御部114が、出力対象の画像の画像サイズと初期出力サイズとの大小関係を表示する(#2)。このときの画像サイズの倍率である初期倍率は100%である。すなわち、等倍出力される画像と出力ページとの関係が表示される。
プレビュー表示の終了を指示する操作または画像出力の開始を指示する操作が行なわれるなどして画像サイズおよび出力サイズが確定すると(#3でYES)、プレビューワ110は画像出力処理を行なう(#9)。画像出力処理は、画像の印刷または送信を受け持つ機能部へ現在の設定されている画像サイズおよび出力サイズを通知する処理である。
プレビュー表示が行なわれている状態でマルチタッチ操作が行なわれると(#4でYES)、マルチタッチ操作が指示する変倍の種類に応じて、倍率設定部112が1ステップ縮小または1ステップ拡大を実行する(#5、#6、#7)。マルチタッチ操作がピンチインであれば、1ステップ縮小において画像サイズを縮小する倍率が設定され、マルチタッチ操作がピンチアウトであれば、1ステップ拡大において画像サイズを拡大する倍率が設定される。1ステップ縮小および1ステップ拡大では必要に応じて出力サイズが変更される。
1ステップ縮小または1ステップ拡大において画像サイズの倍率が変更されると、プレビュー表示制御部114がプレビュー表示を更新する(#8)。すなわち、出力サイズと変更後の倍率で変倍した画像サイズとの大小関係をディスプレイ211に表示させる。その後、処理の流れはステップ#3に戻り、出力サイズが確定するまで、操作に応じて画像サイズの変倍およびプレビュー表示の更新が繰り返される。
図13は図12のプレビュー表示制御における初期出力サイズ決定ルーチンのフローチャートである。プレビューワ110は、ユーザーによって与えられたジョブの種類に応じて初期出力サイズを決める。ジョブがコピーやボックス30内のドキュメントの印刷といった印刷ジョブであれば、用紙カセット45,46,47,48のうちの優先給紙部に定められている一つ(例えば用紙カセット45)に収容されている用紙の用紙サイズを初期出力サイズに決める(#11、#12)。ジョブが原稿シートから読み取ったスキャン画像を外部装置へ送信する送信ジョブであれば、スキャン画像の画像サイズを初期出力サイズに決める(#11、#13)。スキャン画像の画像サイズは自動または手動で設定される。自動設定の場合、複数の定形サイズのうちの原稿シートを包含する最も小さいサイズがスキャン画像の画像サイズとされる。
図14は図12のプレビュー表示制御における1ステップ縮小ルーチンのフローチャートである。
倍率設定部112は、画像サイズが縦横共に出力サイズよりも大きい場合(#61でYES)、すなわち図10(A)のような場合、画像サイズと出力サイズとにおける縦寸法比(H/h)と横寸法比(W/w)とを比較する(#64)。縦寸法比(H/h)が横寸法比(W/w)よりも大きいとき(#64でYES)、倍率Zを現在の倍率Zと縦寸法比(H/h)との積に更新する(#65)。これに対して、縦寸法比(H/h)が横寸法比(W/w)以下であるとき(#64でNO)、倍率Zを現在の倍率Zと横寸法比(W/w)との積に更新する(#66)。
縦寸法hが縦寸法Hよりも大きいが横寸法wは横寸法W以下である場合(#61でNOかつ#62でYES)、倍率Zを現在の倍率Zと縦寸法比(H/h)との積に更新する(#65)。縦寸法hは縦寸法H以下でありかつ横寸法wが横寸法Wよりも大きい場合(#62でNOかつ#63でYES)、倍率Zを現在の倍率Zと横寸法比(W/w)との積に更新する(#66)。
画像サイズが縦横共に出力サイズ以下である場合(#63でNO)、倍率設定部112は出力サイズ縮小サブルーチンを実行する(#67)。出力サイズ縮小サブルーチンにおいて出力サイズを一回り小さいサイズに変更した後、改めて縦寸法比(H/h)と横寸法比(W/w)とを比較する(#68)。そして、縦寸法比(H/h)が横寸法比(W/w)よりも大きいときには(#68でYES)、倍率Zを現在の倍率Zと縦寸法比(H/h)との積に更新する(#69)。縦寸法比(H/h)が横寸法比(W/w)以下であるときには(#68でNO)、倍率Zを現在の倍率Zと横寸法比(W/w)との積に更新する(#70)。
図15は図14の1ステップ縮小ルーチンにおける出力サイズ縮小サブルーチンのフローチャートである。倍率設定部112は、画像を出力するジョブの種類をチェックし(#670)、ジョブの種類に応じて出力サイズを決める。
ジョブが印刷ジョブである場合、出力サイズの縮小が可能かどうかをチェックする(#671)。すなわち、現在の出力サイズが用紙カセットテーブルTpに示される用紙スタッカー25に収納されている用紙の用紙サイズのうちの最も小さい用紙サイズではないかどうかをチェックする。出力サイズの縮小が可能であれば(#671でYES)、給紙可能な用紙の用紙サイズのうちで現在の出力サイズの次に小さい用紙サイズに、出力サイズを変更する(#672)。
ジョブがファクシミリ送信ジョブである場合、現在の出力サイズが画像出力ジョブ生成部150からの情報が示す送信相手が受信可能な定形サイズのうちの最も小さいサイズではないかどうかをチェックする(#673)。すなわち、出力サイズの縮小が可能かどうかをチェックする。出力サイズの縮小が可能であれば(#673でYES)、送信相手が受信可能な定形サイズのうちで現在の出力サイズの次に小さい定形サイズに、出力サイズを変更する(#674)。
ジョブが画像をファイルとして外部装置へ転送するファイル送信ジョブである場合、現在の出力サイズがMFP1においてファイル作成の可能な定形サイズのうちの最も小さいサイズではないかどうかをチェックする(#675)。すなわち、出力サイズの縮小が可能かどうかをチェックする。出力サイズの縮小が可能であれば(#675でYES)、ファイル作成の可能な定形サイズのうちで現在の出力サイズの次に小さい定形サイズに、出力サイズを変更する(#676)。
図16は図12のプレビュー表示制御における1ステップ拡大ルーチンのフローチャートである。
倍率設定部112は、画像サイズが縦横共に出力サイズよりも小さい場合(#71でYES)、すなわち図11(A)のような場合、画像サイズと出力サイズとにおける縦寸法比(H/h)と横寸法比(W/w)とを比較する(#74)。縦寸法比(H/h)が横寸法比(W/w)よりも小さいとき(#74でYES)、倍率Zを現在の倍率Zと縦寸法比(H/h)との積に更新する(#65)。これに対して、縦寸法比(H/h)が横寸法比(W/w)以上であるとき(#74でNO)、倍率Zを現在の倍率Zと横寸法比(W/w)との積に更新する(#76)。
縦寸法hが縦寸法Hよりも小さいが横寸法wは横寸法W以上である場合(#71でNOかつ#72でYES)、倍率Zを現在の倍率Zと縦寸法比(H/h)との積に更新する(#75)。縦寸法hは縦寸法H以上であるが横寸法wが横寸法Wよりも小さい場合(#72でNOかつ#73でYES)、倍率Zを現在の倍率Zと横寸法比(W/w)との積に更新する(#76)。
画像サイズが縦横共に出力サイズ以上である場合(#73でNO)、倍率設定部112は出力サイズ拡大サブルーチンを実行する(#77)。出力サイズ拡大サブルーチンにおいて出力サイズを一回り大きいサイズに変更した後、改めて縦寸法比(H/h)と横寸法比(W/w)とを比較する(#78)。そして、縦寸法比(H/h)が横寸法比(W/w)よりも小さいときには(#78でYES)、倍率Zを現在の倍率Zと縦寸法比(H/h)との積に更新する(#79)。縦寸法比(H/h)が横寸法比(W/w)以上であるときには(#78でNO)、倍率Zを現在の倍率Zと横寸法比(W/w)との積に更新する(#80)。
図17は1ステップ拡大ルーチンにおける出力サイズ拡大サブルーチンのフローチャートである。倍率設定部112は、画像を出力するジョブの種類をチェックし(#770)、ジョブの種類に応じて出力サイズを決める。
ジョブが印刷ジョブである場合、出力サイズの拡大が可能かどうかをチェックする(#771)。すなわち、現在の出力サイズが用紙カセットテーブルTpに示される給紙可能な用紙の用紙サイズのうちの最も大きい用紙サイズではないかどうかをチェックする。出力サイズの拡大が可能であれば(#771でYES)、給紙可能な用紙の用紙サイズのうちで現在の出力サイズの次に大きい用紙サイズに、出力サイズを変更する(#772)。
ジョブがファクシミリ送信ジョブである場合、現在の出力サイズが画像出力ジョブ生成部150からの情報が示す送信相手が受信可能な定形サイズのうちの最も大きいサイズではないかどうかをチェックする(#773)。すなわち、出力サイズの拡大が可能かどうかをチェックする。出力サイズの拡大が可能であれば(#773でYES)、送信相手が受信可能な定形サイズのうちで現在の出力サイズの次に大きい定形サイズに、出力サイズを変更する(#774)。
ジョブが画像をファイルとして外部装置へ転送するファイル送信ジョブである場合、現在の出力サイズがMFP1においてファイル作成の可能な定形サイズのうちの最も大きいサイズではないかどうかをチェックする(#775)。すなわち、出力サイズの拡大が可能かどうかをチェックする。出力サイズの拡大が可能であれば(#775でYES)、ファイル作成の可能な定形サイズのうちで現在の出力サイズの次に大きい定形サイズに、出力サイズを変更する(#776)。
図18のフローチャートは、プレビューワ110が実行するプレビュー表示制御の第2例を示している。この第2例では、画像サイズの変倍を指示する操作の操作性の向上および多様化が図られる。上述の図12の第1例では、ピンチインまたはピンチアウトが行なわれるごとに一段階ずつ画像サイズが縮小または拡大される。これに対して、第2例では、ピンチインに続くダブルタップをピンチインと同じく縮小の指示とみなし、ピンチアウトに続くダブルタップをピンチアウトと同じく拡大の指示とみなす。ダブルタップは、タッチ面を2回叩くようにタッチする操作である。また、プレビュー表示状態において、ローテーションをユーザーが画像の回転を指示するマルチタッチ操作として受け付ける。
図18のフローチャートにおいて図12のフローチャートと共通する処理には図12と同じステップ番号を付してある。ここでは、図12と異なる処理を中心に第2例の処理の流れを説明する。
プレビューワ110は、初期出力サイズを決め(#1)、初期倍率の画像サイズと初期出力サイズとの大小関係を表示し(#2)、変倍の種類の選択状態を示すフラグを「未選択」とする(#2B)。
出力サイズが確定する以前のプレビュー表示が行なわれている状態でタッチ操作が行なわれると(#3でNOかつ#4でYES)、倍率設定部112がタッチ操作の種類に応じた処理を実行する。
タッチ操作がピンチインであれば、倍率設定部112は、画像サイズを縮小するよう倍率を設定する1ステップ縮小ルーチンを実行し(#6)、上述のフラグを「ピンチイン」にする(#6B)。タッチ操作がピンチアウトであれば、倍率設定部112は、画像サイズを拡大するよう倍率を設定する1ステップ拡大ルーチンを実行し(#7)、フラグを「ピンチアウト」にする(#7B)。
タッチ操作がダブルタップであれば、倍率設定部112はフラグをチェックする(#9)。フラグが「ピンチイン」であるとき、倍率設定部112はステップ#6と同様の1ステップ縮小ルーチンを実行する(#6s)。フラグが「ピンチアウト」であるとき、倍率設定部112はステップ#7と同様の1ステップ拡大ルーチンを実行する(#7s)。フラグが「未選択」である場合、倍率設定部112は倍率を変更しない。したがって、この場合はステップ#8において現状のプレビュー表示が継続される。
そして、タッチ操作がローテーションであれば、倍率設定部112は画像サイズの向きを変更する(#10)。これはステップ#8で更新されるプレビュー表示において、プレビュー画像の回転として現われる。四分の一回転を指示するローテーションが行なわれた場合、画像サイズの向きの変更によって画像サイズの縦寸法と横寸法とが入れ替わることになる。
画像サイズの向きを変更した後、倍率設定部112はステップ#9に進んでフラグをチェックし、フラグが「ピンチイン」または「ピンチアウト」であれば、ステップ#6sまたはステップ#7sにおいて画像サイズの倍率を設定する。このような処理の流れによれば、ユーザーはピンチインまたはピンチアウトをした後にローテーションを行なえば、ローテーションに続いてピンチインまたはピンチアウトをしなくても、画像を回転させて変倍した状態をプレビュー表示させることができる。
図19(A)、(B)はローテーションによる画像サイズの縮小の例を示している。図19(A)において、プレビュー画像91で表わされる画像サイズは、領域61で表される出力サイズと比べて縦方向に極端に長い。このような状況は、画面スクロールを前提に作成されるWebページを印刷する場合によくみられる。
図19(A)において、既にピンチインに従う画像サイズの縮小が行なわれており、A4サイズであるランドスケープの出力サイズの横寸法Wと画像サイズの横寸法wとが一致している。しかし、画像サイズの縦寸法hは、出力サイズの縦寸法Hの4倍より小さいが3倍より大きい。この状態でユーザーが例えば印刷の開始を指示したとすると、片面印刷をするものとして4枚の用紙に分けて画像が印刷される。
図19(A)の状態において、図中の領域61内に描かれた一対の黒丸と一方の黒丸から延びる円弧上の矢印とで表わされるローテーションが行なわれると、画像サイズの向きが変更されるとともに、画像サイズが縮小される。処理の結果が図19(B)のようにプレビュー画像92として表示される。
図19(B)において、図19(A)と見比べて分かるとおり、プレビュー画像92が示す画像サイズは、その縦寸法hが領域61の示す出力サイズの縦寸法Hと一致するように縮小されている。画像サイズの横寸法wは、出力サイズの横寸法Wより大きいが横寸法Wの2倍よりは小さい。この状態でユーザーが印刷の開始を指示したとすると、片面印刷をするものとして2枚の用紙に分けて画像が印刷される。
なお、図19(B)の状態において、ユーザーがピンチインまたはダブルタップによってさらなる縮小を指示すると、図10(B)から図10(C)への遷移と同様に、横寸法wを横寸法Wと一致させるように画像サイズが縮小される。
図20のフローチャートは、プレビューワ110が実行するプレビュー表示制御の第3例を示している。この第3例では、過度の縮小が防止される。図20のフローチャートにおいて図12のフローチャートと共通する処理には図12と同じステップ番号を付してある。ここでは、図12と異なる処理を中心に第3例の処理の流れを説明する。
プレビューワ110は、ステップ#1で初期出力サイズを決め、続いて出力対象の画像に含まれる文字の最小文字サイズを検出する(#1B)。画像がテキストデータを含むドキュメントのページである場合は、ドキュメントのコンテンツを記述するデータから最小文字サイズを抽出することができる。画像がスキャン画像のようなラスター画像である場合は、文字認識技術を用いて文字を抽出し、抽出した文字の大きさを判別すればよい。ただし、処理の負担を軽減するため、最小文字サイズの検出を、文字サイズを特定するメタデータが画像に付随する場合に限って行なうようにしてもよい。
倍率設定部112は、プレビュー表示が行なわれている状態でピンチインが行なわれると、1ステップ縮小ルーチンを実行する(#5、#6)。そして、1ステップ縮小ルーチンで設定した倍率と先に検出した最小文字サイズに基づいて、縮小後の最小文字サイズを求め、求めた縮小後の最小文字サイズと予め定められた閾値とを比較する(#6C)。
縮小後の最小文字サイズが閾値以下である場合、倍率設定部112は、1ステップ縮小ルーチンでの設定で更新された倍率を更新前の倍率に戻す(#6D)。このとき、1ステップ縮小ルーチンで出力サイズが変更されていた場合は、出力サイズも変更前の出力サイズに戻す。結果的にユーザーによる縮小の指示は無効になる。
第3例によれば、判別できない程に縮小された文字を含む画像の出力を防止することができる。
図21は図15の出力サイズ縮小サブルーチンの変形例を示すフローチャートである。図21のフローチャートにおいて図15のフローチャートと共通する処理には図15と同じステップ番号を付してある。ここでは、図15と異なる処理を中心に第2例の処理の流れを説明する。
倍率設定部112は、ステップ#670でチェックしたジョブが印刷ジョブである場合、
出力サイズの縮小が可能かどうかをチェックする(#671)。このとき、現在の出力サイズが用紙スタッカー25に収納されている用紙の用紙サイズのうちの最も小さい用紙サイズであった場合、縮小が可能ではないと判定される。
出力サイズの縮小が可能ではない場合(#671でNO)、倍率設定部112は集約設定を行なう(#677)。集約設定とは、倍率の算出に適用する出力サイズを、現在の出力サイズの長辺寸法を半分にしたサイズに設定する処理である。すなわち、現在の出力サイズの向きがランドスケープであれば横寸法Wが2分の一に変更され、ポートレイトであれば縦寸法Hが2分の一に変更される。ただし、集約設定によって設定される出力サイズは、あくまで画像サイズをさらに縮小する倍率を定めるための仮想的なサイズであり、実際に画像を出力する際の出力サイズは集約設定が行なわれる以前の出力サイズである。
出力サイズ縮小サブルーチンで集約設定が行なわれた場合、図14のステップ#68〜#70での倍率の算出において、集約設定で変更された縦寸法Hおよび横寸法Wが適用される。そして、算出された倍率で縮小した画像サイズを表示させる図12のステップ#8のプレビュー表示の更新によって、図22に例示されるように2ページを1ページに集約する集約印刷のプレビュー表示が行なわれる。
図22は、集約設定による画像サイズの縮小の例を示している。
図22において、プレビュー画像93で表わされる画像サイズの横寸法wは、領域62で表される出力サイズの横寸法Wと一致している。画像サイズの縦寸法hは、出力サイズの縦寸法Hと比べて極端に長い。ここで、出力サイズは、用紙カセットテーブルTpが示す用紙サイズのうちで最も小さいB5サイズである。出力サイズの向きはランドスケープである。
プレビュー画像93が表示された状態で、縮小を指示する操作(ここではピンチイン)が行なわれると、上述の集約設定が行なわれる。すなわち、現在のランドスケープの出力サイズの長辺寸法である横寸法Wの半分の横寸法W’(W’=W/2)をもつ仮想の出力サイズが設定される。図では仮想の出力サイズが領域62fとして描かれている。
集約設定に続いて、仮想の出力サイズの縦寸法H’および横寸法W’のいずれかに縦寸法hおよび横寸法wの少なくとも一方が一致するように画像サイズを縮小する倍率が算出され、その倍率で画像サイズが縮小される。図では縮小された画像サイズがプレビュー画像94によって表わされている。例示において、縮小された画像サイズの横寸法wが仮想の出力サイズの横寸法W’と一致している。
画像サイズを示すプレビュー画像94の縦寸法hは仮想の出力サイズの縦寸法H’よりも長く、プレビュー画像94は仮想の出力サイズを示す領域62fの中に収まる部分94Aと領域62fからはみ出る部分94Bとで構成される。プレビュー画像93が表示された状態でピンチインが行なわれたとき、更新されるプレビュー表示では、実際の出力サイズを示す領域62内に、プレビュー画像94の二つの部分94A,94Bが並べて配置される。
以上の実施形態においては、画像サイズの変倍に際して、画像サイズと出力サイズとの間の縦寸法比および横寸法比で決まる倍率が設定される。これにより、出力ページに画像を配置するときの余白を最小限にすることができる。ただし、図23に例示される登録倍率テーブルTmを設けて複数の倍率を登録しておき、登録されている倍率の変倍のみを行なうようにすることができる。
印刷における定形サイズの選択肢は、例示に限らず、用紙スタッカー25の仕様および用紙スタッカー25にどのようなサイズの用紙が収容されるかに依存する。
上述の実施形態では、出力サイズを変倍の種類に応じて初期出力サイズ以下のサイズに(縮小時)または切り替え、初期出力サイズ以上に切り替える例を挙げたがこれに限らない。選択肢とされた複数の定形サイズの全てを切り替え後のサイズの候補にしてもよい。
1 MFP(画像形成装置)
100 出力設定装置
112 倍率設定部
114 プレビュー表示制御部(表示制御部)
110 プレビューワ(サイズ設定部)
21 操作パネル
211 ディスプレイ
212 タッチパネル

Claims (12)

  1. 画像を変倍して出力ページに配置する際の変倍の倍率を設定する出力設定装置であって、
    マルチタッチ操作が可能なタッチパネルと、
    前記タッチパネルによって前記画像の画像サイズの変倍を指示するマルチタッチ操作が行なわれたときに、前記変倍の倍率として、前記画像サイズの縦寸法および横寸法の少なくとも一方を複数の定形サイズのそれぞれの縦寸法およびそれぞれの横寸法のいずれかと一致させるようにかつ画像の縦横比を変えないように指示に従って変倍する場合の倍率のうちで、設定されている現在の倍率に最も近い倍率を設定する倍率設定部と、を備える
    ことを特徴とする出力設定装置。
  2. ディスプレイと、
    前記画像の画像サイズと前記出力ページのサイズである出力サイズとの大小関係を前記ディスプレイに表示させる表示制御部と、をさらに備え、
    前記倍率設定部は、前記大小関係が前記ディスプレイによって表示された状態における前記タッチパネルによるマルチタッチ操作に応じて、前記変倍の倍率を設定する
    請求項1記載の出力設定装置。
  3. 前記表示制御部は、前記倍率設定部によって前記倍率の設定が更新されたときに、前記出力サイズとして、縦寸法および横寸法の少なくとも一方が更新後の倍率の変倍をした画像サイズの縦寸法および横寸法の少なくとも一方と一致する定形サイズを設定し、当該変倍後の画像サイズと設定した出力サイズとの大小関係を表示するように前記ディスプレイに表示を更新させる
    請求項2記載の出力設定装置。
  4. 前記倍率設定部は、指示された変倍が縮小である場合は、前記複数の定形サイズのうちの現在の前記出力サイズ以下の定形サイズに画像サイズが収まる範囲内で前記倍率を設定し、指示された変倍が拡大である場合は、前記複数の定形サイズのうちの現在の前記出力サイズ以上の定形サイズに画像サイズが収まる範囲内で前記倍率を設定する
    請求項1ないし3のいずれかに記載の出力設定装置。
  5. 前記倍率設定部は、前記画像サイズの変倍を指示するマルチタッチ操作に続いてダブルタップ操作が行なわれるごとに、当該マルチタッチ操作による指示と同じ種類の変倍が指示されたものとして前記倍率を設定する
    請求項1ないし4のいずれかに記載の出力設定装置。
  6. 前記倍率設定部は、前記複数の定形サイズのうちの最小の定型サイズに収まるように前記画像サイズをその縦横比を変えずに縮小することができない場合に、縮小を指示するマルチタッチ操作が行なわれたとき、前記最小の定型サイズの半分のサイズと前記画像サイズとの間で縦寸法および横寸法の少なくとも一方が一致するように前記変倍の倍率を設定し、
    前記表示制御部は、前記最小の定型サイズをもつ出力ページ内に、前記倍率設定部によって設定された倍率で前記画像サイズを縮小した後の画像サイズをもつ画像領域を、複数の部分に分割して当該複数の部分を並べて配置した様子を、前記ディスプレイに表示させる
    請求項2記載の出力設定装置。
  7. 前記倍率設定部は、前記画像の向きの変更を指示するタッチ操作が行なわれた場合、向きを変更した後の前記画像と前記出力ページとの間で短辺どうしおよび長辺どうしの各方向が一致するように前記画像および前記出力ページの向きを固定して前記倍率を設定する
    請求項1ないし6のいずれかに記載の出力設定装置。
  8. 前記画像に含まれる文字の文字サイズを検出する文字サイズ検出部を備え、
    前記倍率設定部は、前記文字サイズ検出部によって検出された文字サイズのうちの最小の文字サイズが設定サイズ以下にならない範囲内で前記倍率を設定する
    請求項1ないし7のいずれかに記載の出力設定装置。
  9. 前記画像を用紙サイズの異なる複数の用紙のいずれかに印刷して出力する画像形成装置に組み込まれ、
    前記倍率設定部は、前記複数の用紙の用紙サイズを前記複数の定形サイズとして前記設定倍率を更新する
    請求項1ないし8のいずれかに記載の出力設定装置。
  10. 前記出力ページの初期サイズが、前記画像を印刷するプリンターエンジンへ用紙を供給する複数の給紙部のうちの一つである優先給紙部から供給される用紙の用紙サイズである
    請求項9記載の出力設定装置。
  11. 前記画像をファクシミリ通信の相手先へ出力する情報機器に組み込まれ、
    前記倍率設定部は、前記相手先で受信可能な複数のページサイズを前記複数の定形サイズとして前記倍率を設定する
    請求項1ないし8のいずれかに記載の出力設定装置。
  12. 画像を変倍して出力ページに配置する際の変倍の倍率を設定する装置において実行されるコンピュータープログラムであって、
    前記装置が有するコンピューターに、
    前記画像の画像サイズと前記出力ページのサイズである出力サイズとの大小関係をディスプレイに表示させる表示制御処理と、
    前記ディスプレイによって前記大小関係が表示された状態において、マルチタッチ操作が可能なタッチパネルによって前記画像サイズの変倍を指示するマルチタッチ操作が行なわれたときに、前記変倍の倍率として、前記画像サイズの縦寸法および横寸法の少なくとも一方を複数の定形サイズのそれぞれの縦寸法およびそれぞれの横寸法のいずれかと一致させるようにかつ画像の縦横比を変えないように指示に従って変倍する場合の倍率のうちで、設定されている現在の倍率に最も近い倍率を設定する倍率設定処理と、を実行させる
    ことを特徴とするコンピュータープログラム。
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