JP5865856B2 - 画像処理装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は画像を表示する表示部や、タッチパネル部を有し、指定された範囲に対し画像処理を行う画像処理装置に関する。又、この画像処理装置を含む画像形成装置に関する。
複合機、複写機、プリンター、FAX装置のような画像形成装置には、使用者の操作、入力を受け付けるためのタッチパネル付きの表示部が設けられる場合がある。そして、画像形成装置などでは、画像データのうちの所望の範囲の指定や、指定した範囲に対する画像データの編集、加工を指示する入力を行えるようにすることがある。言い換えると、画像形成装置に画像編集や、編集内容を利用できる機能を持たせることがある。
このような、画像データ中の範囲を指定し、指定した範囲の画像データを利用する画像形成装置の一例が特許文献1に記載されている。具体的に、特許文献1には、画像データを操作パネル上に表示させる画像表示手段、タッチパネルを用いた押下部検出手段、操作パネル上に表示された画像データの座標点が分るように各頂点の座標点表示、任意の座標点を操作パネル上に表示する座標点表示手段、画像データ内の領域を指定する座標を入力する座標入力手段、座標入力手段によって画像データ内で編集する領域を指定する画像領域指定手段、領域指定した画像に対して編集を行う画像編集手段、領域指定後に編集した画像データサイズに合った用紙サイズを選択する用紙サイズ決定手段、決定した用紙サイズを変倍指定できる用紙変倍指定手段、編集で作成された画像を印刷する画像印刷手段、画像を蓄積する画像記憶手段と、を有する画像形成装置が記載されている。この構成により、領域指定時の効率、精度、操作性の向上を図ろうとする(特許文献1:請求項1、段落[0007]等参照)。
特開2007−019888号公報
複合機、複写機、プリンター、FAX装置などのような画像形成装置では、画像の編集を画像形成装置で行えるようにすることがある。そして、画像の編集を行う場合、表示部に、編集の対象とする画像データの内容を示す画像を表示させることがある。そして、タッチパネルに対する入力を行って、表示された画像内で編集を行う領域を指定できるようにすることがある。表示部に表示された画像を見ながら画像データ中の編集を行う領域を指定することができるので、使用者は、編集を所望する領域を視認しながら指定することができる。
従来、編集を行う領域を指定する場合、表示部に、範囲内の特定点の座標を数値指定するためのソフトキーや、指定された座標の値の表示欄などを表示させて、領域を指定できるようにしていた。
一方、使用者にとっての見やすさや、わかりやすさを向上させるには、編集対象の画像(画像データの内容を示す画像)を表示部(表示パネル)にできるだけ大きく表示することが好ましい。
画像形成装置に設けられる表示部(表示パネル)は大型になるとコストが高くなる。そのため、どのような製品にも大画面の表示部を設けることはできず、表示部の画面サイズには、限界がある。そこで、タッチパネルが編集を行う領域を指定する操作を受け付けることがある。これにより、座標指定用のソフトキーや表示欄などを表示せずに済み、できるだけ大きなサイズで編集対象の画像(画像データの内容を示す画像)を表示させることができる。
タッチパネルを用いて、編集を行う領域を指定する手法には様々である。例えば、複数回、タッチパネル部にタッチを行い、タッチ位置を頂点とする多角形の範囲で領域を指定できるようにすることがある。又、編集を行う領域を囲うように、タッチ位置をなぞる操作を、領域を指定する操作として受け付けることもある。
しかし、タッチパネルを指でタッチして領域を指定するとき、面的に指がタッチパネルと接するので、タッチされたと認識される位置は使用者が所望する位置(狙いの位置)からずれることがある。特に、成人男性のような指の太い人や、けがなどを理由としてタッチ位置がぶれやすい人は、タッチパネルを指でタッチすることにより、所望の領域の指定することは難しい。
そのため、従来、タッチパネルを指でタッチすることにより領域を指定するとき、使用者が所望するとおりの領域を指定するには、細かくタッチ位置をずらして指定されている領域(範囲)を微調整する操作や、領域を指定する操作のやり直しが必要となる場合が多い。従って、タッチパネルを用いて領域を指定するとき、所望する範囲にあわせて領域を指定することは、難しく、時間を要するという問題がある。
尚、特許文献1記載の技術では、編集の対象とする画像データの内容を示す画像は、表示部の画面全体に表示されない(特許文献1:図5〜図6参照)。そのため、使用者にとって見づらい。又、領域指定のためのソフトキーなどが表示される。そのため、画像データの内容を示す画像はかなり縮小された状態で表示される。従って、領域指定を行う対象自体が小さいので、タッチパネルをタッチして所望する範囲にあわせて領域を指定することが難しい。
上記の問題点に鑑み、本発明は、タッチパネルを指でタッチして領域を指定するとき、所望の領域の指定を短時間で、容易、確実に行えるようにし、使いやすさを向上させる。
上記課題解決のため請求項1〜5に係る画像処理装置は、画像データを記憶する記憶部と、画像データに対して画像処理を施す画像処理部と、前記画像データに基づき、前記画像データの内容を示すプレビュー画像を表示する表示部と、前記表示部に対して設けられ、使用者によりタッチされた位置であるタッチ位置を検知するためのタッチパネル部と、前記タッチパネル部の出力に基づき前記タッチ位置を認識し、2点のタッチ位置を対角とする矩形領域を認識し、前記表示部に表示された前記プレビュー画像を複数に分割した区画のうち、前記矩形領域と重なる区画に基づき指定領域を認識し、前記画像データのうち前記指定領域に対応する部分のデータを加工する加工処理を前記画像処理部に行わせる処理部と、を含む。そして、請求項1では、前記処理部は、前記区画を、情報が含まれる第1区画と、情報が含まれない第2区画に区別し、前記矩形領域と重なる区画のうち、1又は一群の前記第1区画よりも、外側の前記第2区画の間の境界を前記指定領域の境界として、前記指定領域を認識する。請求項2では、前記処理部は、前記表示部に表示された前記プレビュー画像を格子状で予め定められた大きさで複数の前記区画に分割する。請求項3では、前記処理部は、前記表示部に、前記指定領域の外周縁にあたる前記区画の境界を前記指定領域の範囲として前記プレビュー画像上に表示させる。請求項4では、前記処理部は、前記表示部に、少なくとも、前記矩形領域内の区画の境界を前記プレビュー画像に重ねて表示させる。請求項5では、前記タッチパネル部に対して、予め定められた操作がなされた後に、前記処理部は、2点のタッチ位置に基づき前記矩形領域と前記指定領域を認識する。
本発明によれば、タッチパネルを指でタッチすることにより領域を指定するとき、所望する領域の指定を短時間で、容易、確実に行うことができる。従って、画像形成装置、画像処理装置の使いやすさを向上させることができる。
複合機の一例を示す図である。 操作パネルを示す図である。 複合機や操作パネルのハードウェア構成を示す図である。 表示部に表示されたプレビュー画像の一例を示す図である。 実行する画像編集機能の選択画面の一例を示す図である。 プレビュー画像を表示している状態で実行する画像編集機能の選択例を示す図である。 領域指定に関するシステム設定画面を示す図である。 予め定められた大きさの区画でのプレビュー画像の分割の一例を示す図である。 行間基準で区画に分割する場合を説明するためのである。 行間及び文字間基準で区画に分割する場合を説明するための図である。 2点タッチによる矩形領域に基づく領域指定を説明するための図である。 指定領域の境界の自動調整を説明するための説明図である。 指定領域の境界の自動調整を説明するための説明図である。 指定領域の境界の自動調整を説明するための説明図である。 領域を指定するモードの遷移方法を説明する図である。 プレビュー画像の拡大、縮小の操作の一例を示す図である。 区画の境界の一部のみの表示を説明するための図である。 区画に基づく領域指定モードでのプレビュー画像に対する領域指定と、指定された領域に基づく加工処理の流れを示すフローチャートである。
以下、図1〜図18を用い、実施形態を説明する。以下では、画像処理装置10を含む複合機100(画像形成装置に相当)を例に挙げ説明する。但し、本実施の形態に記載されている構成、配置等の各要素は、発明の範囲を限定せず、単なる説明例にすぎない。
(画像形成装置の概略)
まず、図1を用い、実施形態に係る複合機100の概略を説明する。図1は複合機100の一例を示す図である。
図1に示すように、複合機100の正面前方には、複合機100に関して各種設定を行うための操作パネル1が設けられる(詳細は後述)。又、図1に示すように、本実施形態の複合機100の上方に、画像読取部2aと原稿搬送部2bが設けられる。又、複合機100は、給紙部3a、搬送部3b、画像形成部4、中間転写部5a、定着部5b、排出搬送部3c、両面搬送部3dを内部に含む。
原稿搬送部2bは、原稿トレイ21を有する。コピーやスキャンを行う原稿は原稿トレイ21に載置される。そして、原稿搬送部2bは原稿トレイ21から原稿を1枚ずつ、自動的に連続して読取位置(送り読取用コンタクトガラス22)に搬送する。又、原稿搬送部2bは図1の紙面奥側を支点として画像読取部2aに上下方向に開閉自在に取り付けられる。
図1に示すように、画像読取部2aの上面に、送り読取用コンタクトガラス22と書籍等の原稿を1枚ずつ読み取る際に原稿を載置する載置読取用コンタクトガラス23が配される。又、画像読取部2a内には、ランプ、ミラー、レンズ、イメージセンサー等の光学系部材が配される。画像読取部2aは、原稿搬送部2bが送り読取用コンタクトガラス22を通過させる原稿、あるいは、載置読取用コンタクトガラス23に載置された原稿の反射光を元に、原稿を読み取る。そして、画像読取部2aは、原稿の画像データを生成する。尚、本実施形態の画像読取部2aは、カラーでも読み取り可能であり、白黒でも読み取り可能である。
複合機100本体内の複数の給紙部3aは、それぞれ、各種サイズ(例えば、A型、B型の定型用紙やレターサイズ等)、各種用紙(コピー用紙、再生紙、厚紙、OHPシート等)を複数枚収容する。各給紙部3aは、回転駆動する給紙ローラー31を含む。印刷時、何れかの給紙部3aが搬送部3bに1枚ずつ用紙を送り込む。
搬送部3bは、給紙部3aから画像形成部4まで装置内で用紙を搬送する通路である。そして、搬送部3b、用紙の案内のためのガイド板や、用紙搬送時に回転駆動する搬送ローラー対32(図2おいて、上方から32a、32b、32cの計3つ)や、搬送される用紙を画像形成部4の手前で待機させ、形成されたトナー像の転写タイミングに合わせ用紙を送り出すレジストローラー対33などを含む。
画像形成部4は、複数の画像形成ユニット40(ブラック用の40Bk、イエロー用の40Y、シアン用の40C、マゼンタ用の40M)と露光装置41を含む。画像形成ユニット40は回転駆動可能に支持された感光体ドラムや、感光体ドラムの周囲に配設された帯電装置、現像装置、清掃装置等を備える。露光装置41は画像読取部2aで読み取られた画像データや後述の記憶装置72に記憶され、画像処理部8により画像処理がなされた画像データに基づき、レーザ光を点消灯しつつ出力し、各感光体ドラムを走査露光する。そして、各画像形成ユニット40と露光装置41により、各感光体ドラムの周面上にトナー像が形成される。
中間転写部5aは、各画像形成ユニット40からトナー像の1次転写を受け、シートに2次転写を行う。中間転写部5aは、各1次転写ローラー51Bk〜51M、中間転写ベルト52、駆動ローラー53、複数の従動ローラー54(54a〜54c)、2次転写ローラー55、ベルト清掃装置56等を含む。中間転写ベルト52は、駆動ローラー53等に張架され、駆動ローラー53の回転駆動により周回する。そして、各1次転写ローラー51Bk〜51Mには、転写用電圧が印加され、各感光体ドラムのトナー像は中間転写ベルト52に転写される。各色のトナー像は、ずれなく重畳されて中間転写ベルト52に1次転写される。その後、所定の電圧を印加された2次転写ローラー55により、シートにトナー像が転写される。
定着部5bは、用紙に転写されたトナー像を定着させる。定着部5bは、発熱体を内蔵する加熱ローラー57とこれに圧接する加圧ローラー58を含む。そして、用紙が加熱ローラー57と加圧ローラー58のニップを通過すると、トナーが加熱、加圧される。その結果、トナー像が用紙に定着する。定着部5bから排出された用紙は、排出トレイ34方向に送られる。
排出搬送部3cは、印刷済の用紙を排出トレイ34方向又は両面搬送部3dの方向に用紙搬送方向を仕分ける。そして、排出搬送部3cは、正回転方向に回転駆動して排出トレイ34の方向に送り出す排出ローラー対35を含む。両面印刷のとき、排出ローラー対35は、両面印刷のため逆回転し用紙の搬送方向のスイッチバックを行う。又、排出搬送部3cは、用紙の搬送方向を切り替えるため、切替弁36を有する。切替弁36は回動する。切替弁36は、両面搬送部3dを閉じて用紙を排出トレイ34方向に導く位置を基本位置とする。両面印刷のとき、切替弁36は、回動してスイッチバックされた片面印刷済みの用紙を両面搬送部3dに導く。両面搬送部3dは、定着部5bの下流側とレジストローラー対33の上流側とを結ぶ。両面搬送部3dには、両面印刷のため、回転駆動する複数の両面搬送ローラー対37〜39が設けられ、片面印刷済の用紙がレジストローラー対33に向けて搬送される。
(操作パネル1)
次に、図2を用いて、実施形態に係る操作パネル1を説明する。図2は操作パネル1を示す図である。
図1に示すように、操作パネル1は複合機100の正面上方に設けられる。そして、操作パネル1は表示部5、タッチパネル部6、数字入力用のテンキー部11やコピーや送信ジョブの開始指示用のスタートキー12のような複数のハードキーを含む。
表示部5は、液晶表示パネルである。表示部5は、有機ELパネルなど他種の表示パネルでもよい。表示部5は、複合機100の設定を行うためのメニューやキーを表示する。又、表示部5は、ジョブを実行しようとする画像データのプレビュー画像Pを表示する(詳細は後述)。使用者は、表示部5に表示されたキーの表示位置のタッチや、タッチパネル部6に対する操作を行うことで、複合機100の各種設定を入力できる。
又、表示部5の上面に(上層に被せるように)タッチパネル部6が設けられる。タッチパネル部6は使用者がタッチした位置、座標を検知する。キーの表示位置とタッチされた位置を比較することで、使用者が指定するキーが特定され、使用者の入力が受け付けられる。
タッチパネル部6は、同時にタッチされた複数の位置を認識できる。そのため、タッチパネル部6には投影型の静電容量方式のタッチパネルを用いることができる。尚、同時にタッチされた複数の位置を認識できればよく、必ずしも、タッチパネル部6は静電容量方式のものに限られない。
(複合機100等のハードウェア構成)
次に、図3を用いて、実施形態に係る複合機100や操作パネル1のハードウェア構成の一例を説明する。図3は複合機100や操作パネル1のハードウェア構成を示す図である。
まず、複合機100本体内には、主制御部7が設けられる。主制御部7は、操作パネル1、原稿搬送部2b、画像読取部2a、給紙部3a、搬送部3b、画像形成部4、中間転写部5a、定着部5b、排出搬送部3c等と接続され、これらの制御を行う。
主制御部7は、CPU71等の制御を行う素子、回路を含む。CPU71は、記憶装置72(記憶部に相当)に格納され、展開される制御プログラムやデータに基づき演算等を行い、複合機100の各部を制御する。尚、全体制御や画像処理を行うメイン制御部や、画像形成や各種回転体を回転させるモータ等のON/OFF等を行い、印刷を制御するエンジン制御部等、主制御部7を機能ごとに分割して複数種設けてもよい。
記憶装置72は、主制御部7と接続される。記憶装置72は、ROM、RAM、HDD等の不揮発性と揮発性の装置を組み合わせたものである。記憶装置72は、複合機100の制御用プログラム、制御用データ、設定データ、画像データ等の各種データを記憶できる。
そして、主制御部7は、各種コネクタ、ソケットやFAXモデム等を備えた通信インターフェイスとしての通信部73と接続される。通信部73は、ネットワークや、ケーブルや、公衆回線等を介し、複数のコンピューター200(パーソナルコンピューターやサーバー)や、相手方のFAX装置300(図6では、いずれも便宜上1つのみ図示)と接続される。複合機100では、画像読取部2aで得られた画像データを記憶装置72に記憶させるこができる(ボックス機能)。又、コンピューター200や相手方FAX装置300に画像データを送信することができる(送信機能)。又、コンピューター200や相手方FAX装置300から送信された画像データに基づき印刷を行うこともできる(プリンター機能、FAX機能)。
又、主制御部7には、画像読取部2aで原稿を読み取って得られた画像データや、通信部73を介して複合機100に入力された画像データや、記憶装置72に蓄積された画像データに対し、画像処理を施す画像処理部8が設けられる。画像処理部8が処理した画像データは、露光装置41に送信され、感光体ドラムの走査・露光に用いられたり、記憶装置72に記憶されたり、外部に送信されたりする。
又、主制御部7は、操作パネル1になされた入力を認識し、使用者の設定にあわせてコピーやスキャンなどのジョブが行われるように複合機100を制御する。
本実施形態の操作パネル1は、パネル制御部9(処理部に相当)、表示部5、タッチパネル部6、ハードキー(例えば、テンキー部11やスタートキー12)、ドライバ回路13、メモリー14(記憶部に相当)、を含む。パネル制御部9は、CPUやICなどの素子、回路で構成される。パネル制御部9は、表示部5の表示を制御し、タッチパネル部6の出力を受け、タッチされた位置(座標)を認識する。タッチパネル部6の出力と位置(座標)の対応を示すテーブル等のデータは、メモリー14に記憶される。パネル制御部9は、タッチ位置と表示される画面の画像データを比較し、タッチされた位置に表示されていたキーを認識する。これにより、パネル制御部9は使用者により指定されたキーを認識する。
表示部5で表示される画面、画像のデータは、操作パネル1内のメモリー14が記憶する。従って、パネル制御部9は、タッチパネル部6に対してなされた操作に応じて、次に表示すべき画面や画像の画像データをメモリー14から読み出す。尚、表示部5が表示する画面、画像のデータは、本体側の記憶装置72に記憶させてもよい。この場合、操作パネル1は表示部5で表示を行うための画像データを、主制御部7を介し記憶装置72から受ける。いずれにしても、パネル制御部9は、表示部5の表示を実際に制御するドライバ回路13(例えば、表示部5が液晶表示パネルであれは、液晶ドライバIC)に指示を与え、表示させる画像のデータに基づき表示部5に表示を行わせる。尚、操作パネル1には、パネル制御部9、メモリー14を設けず、主制御部7の構成(CPU71や記憶装置72)が、パネル制御部9やメモリー14の処理を行ってもよい。
又、タッチパネル部6は、タッチパネル本体61と、タッチパネル本体61に付随してタッチされた位置を検知するための位置検知部62が設けられる。例えば、位置検知部62は、タッチ位置を検知するためのICである。タッチパネル部6が静電容量方式で投影型のパネルを含むのであれば、位置検知部62はタッチパネル部6での静電容量の変化を検知し、1又は複数の同時にタッチされた位置を示す信号を出力する。パネル制御部9は位置検知部62の出力に基づき、タッチされた位置を認識する。
そして、本実施形態の複合機100は、画像データに対し、画像処理を行い、表示を行う画像処理装置10を含む。複合機100中の画像処理装置10は、操作パネル1、記憶装置72、主制御部7(画像処理部8)などを含む。言い換えると、操作パネル1、記憶装置72、主制御部7(画像処理部8)などは、複合機100の一部としても機能するとともに、画像処理装置10としても機能する。
(プレビュー画像Pの表示)
次に、図3、図4を用いて、画像処理装置10(複合機100)で表示されるプレビュー画像Pを説明する。図4は、表示部5に表示されたプレビュー画像Pの一例を示す図である。
本実施形態の複合機100(画像処理装置10)では、操作パネル1の表示部5は、これから印刷や送信のジョブを行う対象となる画像データの内容を示すプレビュー画像Pを表示する。図4では、アルファベットの文字列を含む文書のプレビュー画像Pを示している。尚、図4以降の図面でも、アルファベットの文字列を含む英文の文書を例として用いる。
印刷や送信のジョブの実行対象となる画像データは、記憶装置72に記憶される。原稿を読み取ってコピーや送信のジョブを行うとき、原稿を読み取って画像読取部2aが生成した画像データは、記憶装置72に一旦記憶される。そして、原稿を読み取って画像読取部2aが生成した画像データに基づき、印刷(コピー)や画像データの送信が実行される。コピーや送信ジョブを行うとき、複合機100の前面にいる使用者に対し、パネル制御部9は、ジョブの実行に用いる画像データの内容を示すプレビュー画像Pを表示部5に表示させる。
又、本実施形態の複合機100は、ボックス機能を有する。ボックス機能では、原稿の読み取りで生成された画像データや、コンピューター200から送信された画像データを、記憶装置72の不揮発的な記憶領域に記憶させておくことができる。そして、ボックス機能では、後に、記憶させた画像データを用いて、印刷ジョブや送信ジョブを行うことができる。記憶装置72に不揮発的に記憶された画像データを用いて印刷ジョブや送信ジョブを行うときも、主制御部7は、ジョブの実行に用いる画像データの内容を示すプレビュー画像Pを表示部5に表示させる。
そして、画像処理部8は、プレビュー画像Pの表示用の画像データ(表示部5でプレビュー画像Pを表示させるための画像データ)をジョブの実行に用いる画像データに基づき生成する。例えば、画像処理部8は、ジョブの実行に用いる画像データを縮小する処理(間引く処理)を行い、プレビュー画像Pの表示用の画像データを生成する。そして、主制御部7は、画像処理部8が生成したプレビュー画像Pの表示用の画像データを操作パネル1のパネル制御部9に送り、メモリー14に記憶させる。パネル制御部9は、メモリー14に蓄積されたプレビュー画像Pの表示用の画像データに基づき、プレビュー画像Pを表示部5(ドライバー回路)に表示させる。
本実施形態の複合機100(画像処理装置10)では、図4に示すように、表示部5の全体にプレビュー画像Pが表示される。図4では、表示部5の横幅がページの短辺(ページの横幅)と一致するように、表示部5がプレビュー画像Pを表示している例を示している。そして、操作用のキーなどは固定的に表示されない。プレビュー画像Pに対する操作は、タッチパネル部6に対する、予め定められたジェスチャーの操作により行われる。
例えば、タッチパネル部6は、1点タッチしたままずらしたい方向にずらす操作(ドラッグ操作)を、ページ中の表示する位置をずらす操作として受け付ける。ドラッグ操作がなされると、パネル制御部9は、タッチ位置をずらした量や方向にあわせて、プレビュー画像Pをスクロールさせる。
(画像編集機能)
次に、図5、図6を用いて、本実施形態の複合機100(画像処理装置10)での画像編集機能を説明する。図5は、実行する画像編集機能の選択画面S1の一例を示す図である。図6は、プレビュー画像Pを表示している状態で実行する画像編集機能の選択例を示す図である。
本実施形態の複合機100(画像処理装置10)では、プレビュー画像P上で、画像処理による編集(加工処理)を行う領域を指定することができる。言い換えると、ジョブの実行に用いる画像データ中、指定領域F2に対応する範囲の画像データを加工する編集を行うことができる。
図5、図6に示すように、本実施形態の複合機100(画像処理装置10)では、ジョブの実行に用いる画像データ中、プレビュー画像P上での指定領域F2に対応する部分のデータに対し、色変換や、マスクや、トリミングの加工処理を行うことができる。
例えば、色変換処理は、ジョブの実行に用いる画像データ中、プレビュー画像P上での指定領域F2に対応する部分のデータの色を変換する加工処理である。例えば、色変換処理では、画像処理部8は、指定領域F2に対応する部分のデータに含まれる画素の内、文字や図形などの地肌色部分(例えば、白)以外の部分の色を所望の色に置き換える色変換処理を行う。これにより、特定の領域の文字や記号などを強調することができる。尚、画像処理部8は、ジョブの実行に用いる画像データ中、指定領域F2に対応する部分のデータに含まれる全画素の色を変換する色変換処理を行ってもよい。
又、例えば、マスク処理は、ジョブの実行に用いる画像データ中、プレビュー画像P上での指定領域F2に対応する部分を塗りつぶす、または、対応する部分以外の領域を塗りつぶす加工処理である。例えば、画像処理部8は、ジョブの実行に用いる画像データ中、指定領域F2に対応する部分のデータ内の全画素、又は、指定領域F2に対応する部分のデータ以外の全画素の色を白や、黒や、選択された色で塗りつぶすマスク処理を行う。
又、例えば、トリミング処理は、ジョブの実行に用いる画像データ中、プレビュー画像P上での指定領域F2に対応する部分のみを切り出す(残す)加工処理である。例えば、画像処理部8は、ジョブの実行に用いる画像データ中、指定領域F2に対応する部分のデータのみを残すトリミング処理を行う。
本実施形態の複合機100(画像処理装置10)では、コピーや送信のための原稿読み取りや、記憶装置72からの画像データの呼び出しのようなプレビュー画像Pの表示を開始する前に、実行する加工処理を選択することができる。この場合、プレビュー画像Pの表示前に、使用者により所定の操作が操作パネル1やタッチパネル部6に対してなされると、パネル制御部9は、図5に示すような、実行する加工処理を選択するための選択画面S1を表示部5に表示させる。そして、パネル制御部9は、タッチ位置に表示されたキーに対応する加工処理が選択されたと認識する。
又、本実施形態の複合機100(画像処理装置10)では、プレビュー画像Pの表示中でも、実行する加工処理を選択することができる。この場合、プレビュー画像Pの表示中、使用者により加工処理を選択するための所定のジェスチャー操作(例えば、1点長押し)がタッチパネル部6に対してなされると、パネル制御部9は、図6に示すような、実行する加工処理を選択するための選択ウィンドウW1を表示部5に表示させる。そして、パネル制御部9は、表示された選択ウィンドウW1内でメニューとして表示された加工処理のうち、表示位置がタッチされた加工処理を選択された加工処理と認識する。
加工処理が選択された場合、パネル制御部9は、選択された加工処理の内容を設定するための設定画面(詳細は省略)を表示させる。例えば、使用者は、設定画面で変換する色や、マスクする対象やマスクに用いる色や、トリミング部分を用紙に印刷するときの倍率などの設定を行うことができる。パネル制御部9は、設定画面でなされた設定に基づき、ジョブの実行に用いる画像データの加工処理を画像処理部8に行わせ、画像形成部4や通信部73などに印刷や送信のジョブを実行させる。
(領域指定における区画の分割)
次に、図7〜図10を用いて、本実施形態の画像処理装置10での領域指定における区画の分割を説明する。図7は、領域指定に関する領域指定設定画面S2を示す図である。図8は、予め定められた大きさの区画でのプレビュー画像Pの分割の一例を示す図である。図9は、行間基準で区画に分割する場合を説明するための図である。図10は、行間及び文字間基準で区画に分割する場合を説明するための図である。
本実施形態の複合機100(画像処理装置10)では、プレビュー画像Pを複数の区画に分割し、区画単位で領域の指定を行うことができる。後述するように、区画の分割の手法は複数用意される。
図7に示すように、プレビュー画像Pを区画で分割する手法を予め設定しておくことができる。使用者は、タッチパネル部6や各種ハードキーを操作することにより、図7に示す領域指定に関する領域指定設定画面S2を呼び出すことができる。領域指定設定画面S2では、一定サイズキーK1(図7において「一定サイズ」の文字が付されたキー)、第1空白ラインキーK2(図7において「空白ライン(横)」の文字が付されたキー)、第2空白ラインキーK3(図7において「空白ライン(縦)」の文字が付されたキー)が配される。使用者は、一定サイズキーK1、第1空白ラインキーK2、第2空白ラインキーK3の表示位置をタッチすることにより、プレビュー画像Pの区画による分割手法を予め設定しておくことができる。尚、図6に示すように、上述の選択ウィンドウW1内に、領域指定設定画面S2を呼び出すためのメニューを含めておき、プレビュー画像Pを表示している状態でも領域指定設定画面S2を呼び出して設定を行えるようにしてもよい。
一定サイズキーK1は、プレビュー画像P(プレビュー画像Pの画像データ)を予め定められた一定サイズの区画で分割するときにタッチされる。領域指定設定画面S2で一定サイズの区画で分割する設定がなされているとき、パネル制御部9は、プレビュー画像Pを予め定められた大きさの区画で分割する。
具体的に、図8は、予め定められた大きさの区画でプレビュー画像Pを分割する例を示している。本実施形態の複合機100(画像処理装置10)では、区画は矩形である。予め定められた矩形の大きさは特に制限はないが、縦1〜3ミリ×横1〜3ミリ程度とされる。尚、区画の縦幅、横幅は3ミリよりも大きくてもよい。例えば、区画は、縦2ミリ×横2ミリの正方形でもよいし、縦1ミリ×横2ミリ、縦3ミリ×横2ミリのように、長方形でもよい。
そして、図8以下の図で示すように、パネル制御部9は、プレビュー画像Pに重ねて、区画の境界を表示部5に表示させる。尚、図8以下の図では、区画の境界を破線で図示する例を示している(破線以外の線種で区画の境界を表示してもよいし、区画の境界を特定の色で表示してもよい)。
第1空白ラインキーK2は、所定幅(縦方向の所定画素数)以上の横方向に延びる空白ライン(地肌色のライン、例えば、白色)内に区画の境界が設けられるように分割するときにタッチされる。第1空白ラインキーK2の表示位置をタッチすると、第1空白ラインキーK2が選択されている状態(横方向にのびる空白ラインを基準に区画の境界を設ける状態)となり、もう一度、第1空白ラインキーK2の表示位置をタッチすると、第1空白ラインキーK2が選択されていない状態となる。尚、図示しないが、パネル制御部9は、選択されている状態と選択されていない状態で、第1空白ラインキーK2の表示色を表示部5に変えさせる。
第1空白ラインキーK2が選択され、所定幅(縦方向の所定画素数)以上の横方向に延びる空白ライン内で区画を分割する設定がなされているとき、パネル制御部9は、プレビュー画像Pのうち、横方向に延びる所定幅(縦方向の所定画素数)以上の空白ラインを認識する。
この手法による区画の分割のため、パネル制御部9は、プレビュー画像Pの表示用の画像データの各画素の濃度(色)の分布についてヒストグラムを生成する。そして、最も度数が多い濃度(色)を含む一定濃度範囲の画素を地肌色の画素と認識する。例えば、パネル制御部9は、最も度数が多い画素値との差が所定の画素値内の画素を地肌色の画素と認識する。図9以下の図でいえば、地肌色は白色である。
パネル制御部9は、プレビュー画像Pの表示用の画像データ中、画素値が一定濃度範囲内の画素が予め定められた数以上続き(並んでいて)、横方向にのびる空白ラインを認識する。又、パネル制御部9は、プレビュー画像Pの画像データ中、所定幅(縦方向で所定画素数)以上の空白ラインの束を認識する。そして、パネル制御部9は、プレビュー画像Pを、所定幅(縦方向の所定画素数)以上の空白ライン内(空白ラインの束内)で区画の境界が来るように、分割する。
その結果、図9に示すように、一行単位で、書類を行間で区切るように、区画の境界が設けられる。そのため、区画の縦幅は、プレビュー画像Pの内容に基づき変動する。
又、第2空白ラインキーK3は、縦方向に延びる所定幅(横方向の所定画素数)以上の空白ライン(地肌色のライン、例えば、白色)内に、区画の境界が設けられるように分割するときにタッチされる。第2空白ラインキーK3の表示位置をタッチすると、第2空白ラインキーK3が選択されている状態(縦方向の空白ラインを基準に区画の境界を設ける状態)となり、もう一度、第2空白ラインキーK3の表示位置をタッチすると、第2空白ラインキーK3が選択されていない状態となる。尚、図示しないが、パネル制御部9は、選択されている状態と選択されていない状態で、第2空白ラインキーK3の表示色を表示部5に変えさせる。
第2空白ラインキーK3が選択され、縦方向に延びる所定幅(横方向の所定画素数)以上の空白ラインで区画を分割する設定がなされているとき、パネル制御部9は、プレビュー画像Pのうち、縦方向に延びる所定幅(縦方向の所定画素数)以上の空白ラインを認識する。
具体的に、パネル制御部9は、プレビュー画像Pの表示用の画像データの各画素の濃度(色)の分布についてヒストグラムを生成する。そして、最も度数が多い濃度(色)を含む一定濃度範囲の画素を地肌色の画素と認識する。
パネル制御部9は、プレビュー画像Pの表示用の画像データ中、画素値が一定濃度範囲内の画素が予め定められた数以上続き(並んでいて)、縦方向にのびる空白ラインを認識する。又、パネル制御部9は、プレビュー画像Pの画像データ中、所定幅(横方向で所定画素数)以上の空白ラインの束を認識する。そして、パネル制御部9は、プレビュー画像Pを、所定幅(横方向の所定画素数)以上の空白ライン内(空白ラインの束内)で区画の境界が来るように、分割する。
その結果、図10に示すように、縦方向では、一文字の文字間で区切るように、区画の境界が設けられる。そのため、区画の横幅は、プレビュー画像Pの内容に基づき変動する。
尚、本実施形態の複合機100(画像処理装置10)では、第1空白ラインキーK2と、第2空白ラインキーK3の一方のみを選択することもできるし、両方を選択することもできる。図9は、第1空白ラインキーK2のみを選択している例を示している。この場合、横方向に延びる所定幅(縦方向の所定画素数)以上の空白ライン内に境界が来るように、区画の分割が行われる。しかし、区画の横幅については、予め定められた大きさとされる。
図10は、第1空白ラインキーK2と第2空白ラインキーK3の両方を選択している例を示している。この場合、横方向に延びる所定幅(縦方向の所定画素数)以上の空白ライン内と、縦方向に延びる所定幅(縦方向の所定画素数)以上の空白ライン内で境界が来るように、区画の分割が行われる。そのため、区画の縦幅、横幅についてはプレビュー画像Pの内容に応じ変動する。
尚、第2空白ラインキーK3のみを選択しているとき、横方向に延びる所定幅(縦方向の所定画素数)以上の空白ライン内に境界が来るように、区画の分割が行われる(不図示)。しかし、区画の縦幅については、予め定められた大きさとされる。
(領域指定)
次に、図11を用いて、領域の指定について説明する。図11は、2点タッチによる矩形領域F1に基づく領域指定を説明するための図である。
本実施形態の複合機100(画像処理装置10)では、2点タッチにより領域を指定することができる。図11での×印は、タッチされた位置を示している(図11以下の図でも同様)。
パネル制御部9は、タッチパネル部6の出力に基づき、2点タッチされたことを認識する。そして、パネル制御部9は、2点のタッチ位置を対角とする矩形領域F1を認識する。タッチされた2点のうち右側の点が上側にあるとき(図11参照)、パネル制御部9は、右側のタッチ位置を矩形領域F1の右上隅と認識し、左側のタッチ位置を矩形領域F1の左下隅と認識する。そして、パネル制御部9は、認識した左下隅から延ばした横方向へのラインと、右上隅から延ばした縦方向へのラインの交点を矩形領域F1の右下隅と認識する。又、パネル制御部9は、認識した左下隅から延ばした縦方向へのラインと、右上隅から延ばした横方向へのラインの交点を矩形領域F1の左上隅と認識する。
又、タッチされた2点のうち左側の点が上側にあるとき、パネル制御部9は、右側のタッチ位置を矩形領域F1の右下隅と認識し、左側のタッチ位置を矩形領域F1の左上隅と認識する。そして、パネル制御部9は、認識した左上隅から延ばした横方向へのラインと、右下隅から延ばした縦方向へのラインの交点を矩形領域F1の右上隅と認識する。又、パネル制御部9は、認識した左上隅から延ばした縦方向へのラインと、右下隅から延ばした横方向へのラインの交点を矩形領域F1の左下隅と認識する。
図11では、予め定められた大きさの区画でプレビュー画像Pを分割したプレビュー画像Pを示している。そして、パネル制御部9は、同時にタッチされた2点に基づき、矩形領域F1を認識する。そして、図11に示すように、パネル制御部9は、表示部5を上面からみて矩形領域F1と一部でも重なる区画を指定領域F2と認識する。そして、パネル制御部9は、矩形領域F1と重なる区画と重ならない区画の境界を、指定領域F2の境界として表示部5に表示させる。図11では、指定領域F2を網掛けで示している。
このように、本実施形態の複合機100(画像処理装置10)では、区画単位で領域を指定することができる。そして、パネル制御部9は、ジョブに用いる画像データのうち、プレビュー画像Pでの指定領域F2に対応する部分のデータ(画素)に対する加工処理を画像処理部8に行わせる。
(指定領域F2の境界の自動調整)
次に、図12〜図14と図7を用いて、指定領域F2の境界の自動調整を説明する。図12〜図14は指定領域F2の境界の自動調整を説明するための説明図である。
図11では、矩形領域F1に重なる全区画を指定領域F2として扱う場合を述べた。しかし、矩形領域F1内に、何ら情報を含まない区画が含まれている場合がある。このような情報を含まない区画は、特段、指定領域F2に含める必要は無く、除いても構わない場合がある。
そこで、本実施形態の複合機100(画像処理装置10)では、矩形領域F1に含まれる区画のうち、情報を含まない区画を指定領域F2から自動的に除外する機能を含む。これにより、画像、文字のような情報が含まれる区画と、情報が含まれない区画との間が指定領域F2の境界となる。
矩形領域F1に含まれる区画のうち、情報を含まない領域を指定領域F2から自動的に除外するか否かは、図7に示す領域指定に関する領域指定設定画面S2内で設定することができる。領域指定設定画面S2を呼び出す手法は上述のとおりである。
実行キーK4の表示位置をタッチすることで、情報を含まない領域を指定領域F2から自動的に除外する設定とすることができる。又、不実行キーK5の表示位置をタッチすることで、矩形領域F1と重なる区画の領域が指定領域F2と認識される設定とすることができる(図11参照)。実行キーK4と不実行キーK5による選択は、択一的であり、デフォルトでは、実行キーK4と不実行キーK5の何れかがタッチされた状態とされる。
具体的に、図12〜図14を用いて、矩形領域F1と重なる区画のうち、情報を含まない区画を除外する処理について説明する。
まず、図12は、予め定められた大きさの区画でプレビュー画像Pを分割したプレビュー画像Pの一部を拡大した図を示す。そして、図12では、2点タッチによる矩形領域F1を2点鎖線点で示し、矩形領域F1に重なる区画を網掛けで図示している。
そして、情報を含まない領域を指定領域F2から自動的に除外する設定のとき、パネル制御部9は、プレビュー画像Pの表示用の画像データの各画素の濃度(色)の分布についてヒストグラムを生成する。そして、最も度数が多い濃度(色)を含む一定濃度範囲の画素を地肌色の画素と認識する。例えば、パネル制御部9は、最も度数が多い画素値との差が所定の画素値内の画素を地肌色の画素と認識する。
そして、パネル制御部9は、各区画が情報を含む第1区画か、情報を含まない第2区画かを区別(判別)する。「第1区画」は、文字、図形、記号、地肌色以外の色などの何らかの情報を含む区画である。一方、「第2区画」は、文字、図形、記号、地肌色以外の色などの情報を含まないような区画である。
又、本実施形態のパネル制御部9は、プレビュー画像Pの画像データにおける各区画内における各画素の画素値を確認する。そして、パネル制御部9は、予め定められた割合(例えば、80〜100%程度)を基準に判別する。具体的に、パネル制御部9は、区画内の全画素数に対する地肌色の画素値を有する画素数が予め定められた割合以上の区画を第2区画と判別し、予め定められた割合未満の区画を第1区画(地肌色以外の画素値を有する画素が多い区画)
と判別する。
そして、パネル制御部9は、矩形領域F1に含まれる区画のうち、1又は一群の(ひとまとまりの)第1区画よりも外側に存在する第2区画を認識する。具体的に、図12の中段、下段の図では、第2区画に対し、白丸印を付している。そして、パネル制御部9は、図12の下段の図において太線で示すように、一群の(ひとまとまりの)第1区画と、一群の(ひとまとまりの)第1区画よりも外側の第2区画との境界を指定領域F2の境界と認識する。これにより、厳密に範囲を指定する操作をしなくても、文字や記号が記されている領域を的確に指定することができる。
又、図13は、区画の縦幅を行間にあわせて変動させ、区画の横幅を予め定められた大きさとして、プレビュー画像Pを区画で分割した図を示す。そして、図13では、2点タッチによる矩形領域F1を2点鎖線点で示し、矩形領域F1に重なる区画を網掛けで図示している。又、図13では、第2区画に対し、白丸印を付している。
そして、パネル制御部9は、図13の下段の図において太線で示すように、矩形領域F1と重なる区画のうち、一群の(ひとまとまりの)第1区画と、一群の(ひとまとまりの)第1区画よりも外側の第2区画との境界を指定領域F2の境界と認識する。
更に、図14は、区画の縦幅を行間にあわせて変動させ、区画の横幅も文字間に合わせて変動させて、プレビュー画像Pを区画で分割した図を示す。そして、図14では、2点タッチによる矩形領域F1を2点鎖線点で示し、矩形領域F1に重なる区画を網掛けで図示している。又、図14では、第2区画に対し、白丸印を付している。
そして、パネル制御部9は、図14の下段の図において太線で示すように、矩形領域F1と重なる区画のうち、一群の(ひとまとまりの)第1区画と、一群の第1区画よりも外側の第2区画との境界を指定領域F2の境界と認識する。
このように、パネル制御部9は、第1区画と第2区画の境界を指定領域F2の境界として表示部5に表示させる。
(区画に基づく領域指定モードと区画によらない領域指定モード間の遷移)
次に、図15、図16を用いて、領域を指定するモードの遷移を説明する。図15は、領域を指定するモードの遷移方法を説明する図である。図16は、プレビュー画像Pの拡大、縮小の操作の一例を示す図である。
本実施形態の複合機100(画像処理装置10)では、表示部5に表示されるプレビュー画像Pを区画で分割し、区画を基準として、領域を指定できる。しかし、使用者の中には、区画単位ではなく、別に用意された操作方法で領域を指定したい者もいる。
そこで、本実施形態の複合機100(画像処理装置10)は、区画によらない領域指定モードも有する。例えば、区画によらない領域指定モードでは、タッチパネル部6でなぞって囲う操作により領域を指定できる。又、区画によらない領域指定モードでは、矩形の4隅となる点をタッチする操作により、矩形の領域を指定する操作により、領域を指定できるようにしてもよい。
区画に基づく領域指定モードと、区画に基づかない領域指定モードは、切り替えることができる。パネル制御部9は、タッチパネル部6の出力に基づき、タッチパネル部6に対して、モード切替のための予め定められた操作がなされたことを認識すると、指定領域F2の認識手法を切り替える。
例えば、図15(a)に示すように、モード切替のための予め定められた操作は、2点で長押しする操作とできる。又、図15(b)に示すように、モード切替のための予め定められた操作は、タッチした2点を同時に左右方向(上下方向)で複数回移動させる操作とすることもできる。尚、モード切替のための予め定められた操作は、上記の操作に限られず、他種の操作でもよい。
そして、区画に基づく領域指定モードでは、タッチした2点を動かす操作(2点の間隔を変える操作)は、矩形領域F1の形状を調整する操作として受け付けられる。
そして、区画に基づかない領域指定モードでは、タッチした2点を動かす操作(2点の間隔を変える操作)は、プレビュー画像Pの拡大、縮小を指示する操作として受け付けられる。
区画に基づかない領域指定モードでは、図16に示すように、タッチパネル部6は、2点をタッチしたまま、2点の間隔を広げる操作(図16の上方の図の白抜矢印方向への指の操作)を、プレビュー画像Pの拡大指示操作として受け付ける。プレビュー画像Pの拡大指示操作がなされたことをパネル制御部9が認識すると、パネル制御部9は、拡大後のプレビュー画像Pの表示用の画像データを生成し、生成した画像データに基づき、表示部5に拡大後のプレビュー画像Pを表示させる(図16の下方の図を参照)。
一方、区画に基づかない領域指定モードでは、図16に示すように、タッチパネル部6は、タッチした2点の間隔を狭める操作(図16の上方の図の黒塗矢印方向への指の操作)を、プレビュー画像Pの縮小指示操作として受け付ける。プレビュー画像Pの縮小指示操作がなされたことをパネル制御部9が認識すると、パネル制御部9は、縮小後のプレビュー画像Pの表示用の画像データを生成し、生成した画像データに基づき、表示部5に縮小後のプレビュー画像Pを表示させる。
(区画の境界の表示)
次に、図17を用いて、区画の境界の表示について説明する。図17は、区画の境界の一部のみの表示を説明するための図である。
上記では、プレビュー画像Pに重ねて、全ての区画の境界を表示する例を説明した。しかし、全区画の境界を表示すると、プレビュー画像Pが見づらいと感じる使用者もいる。そこで、本実施形態の複合機100(画像処理装置10)では、全区画の境界を表示するか、一部の区画の境界のみを表示するか選択可能となっている。
プレビュー画像Pに重ねて一部の区画の境界のみを表示するか、全区画の境界を表示するかは、図7に示す領域指定に関する領域指定設定画面S2内で設定することができる。領域指定設定画面S2を呼び出す手法は上述のとおりである。
領域指定設定画面S2中の全部キーの表示位置をタッチすることで、プレビュー画像Pに重ねて全区画の境界を表示する設定とすることができる。又、一部キーの表示位置をタッチすることで、プレビュー画像Pに重ねて一部の区画の境界のみを表示する設定とすることができる(図17参照)。
プレビュー画像Pに重ねて一部の区画の境界のみを表示する選択がなされているとき、図17に示すように、パネル制御部9は、少なくとも、矩形領域F1に重なる区画の境界を表示部5に表示させる。尚、プレビュー画像Pに重ねて一部の区画の境界のみを表示する選択がなされているとき、パネル制御部9は、矩形領域F1に重なる区画に隣接する区画の境界を表示部5に表示させてもよい。図17では、矩形領域F1に重なる区画に隣接する区画の境界も表示部5に表示させる例を示している。
(プレビュー画像P上での領域指定と加工処理の流れ)
次に、図18に基づき、区画に基づく領域指定モードでのプレビュー画像Pに対する領域指定と、指定された領域に基づく加工処理の流れを説明する。図18は、区画に基づく領域指定モードでのプレビュー画像Pに対する領域指定と、指定された領域に基づく加工処理の流れを示すフローチャートである。
まず、図18のスタートは、印刷や送信を開始する前にプレビュー画像Pの表示を開始する時点である。上述のように、どのような加工処理を行うかは、プレビュー画像Pの表示前や表示後に選択することができる。
まず、パネル制御部9は、ジョブ実行の対象となる画像データから生成されたプレビュー画像Pの表示用の画像データに基づき、プレビュー画像Pを表示部5に表示させる(ステップ♯1)。ジョブ実行の対象となる画像データは、記憶装置72に記憶された画像データや、原稿の読み取りにより画像読取部2aで生成された画像データである。そして、主制御部7の画像処理部8が、ジョブ実行の対象となる画像データから画素を間引くなどにより、プレビュー画像Pの表示用の画像データを生成する。あるいは、パネル制御部9が、記憶装置72からジョブ実行の対象となる画像データを受信し、プレビュー画像Pの表示用の画像データを生成してもよい。
尚、ジョブ実行の対象となる画像データが複数ページある場合、ページ単位でプレビュー画像Pの表示用の画像データが生成される。そして、ページを切り替える特定の操作(例えば、タッチパネル部6に1点のタッチ位置をスライド移動させるページ切替操作)がなされたことをパネル制御部9が認識すると、パネル制御部9は、表示するプレビュー画像Pのページを切り替える。尚、ページ切替操作時のタッチ位置の移動の方向に応じて、前ページ又は次のページへの表示の切り替えがなされる。
そして、パネル制御部9は、プレビュー画像Pを区画に分割し、分割した区画を表示部5に表示させる(ステップ♯2)。区画の分割方法としては、上述のように、(1)予め定められた一定サイズで分割、(2)横方向に延びる所定幅以上の空白ライン内に境界が設けられるように分割、(3)縦方向に延びる所定幅以上の空白ライン内に境界が設けられるように分割、の3種類がある。これら(1)〜(3)の何れかの態様で、パネル制御部9は、プレビュー画像Pを区画で分割する。又、パネル制御部9は、それぞれの区画が第1区画か、第2区画かを判別する(ステップ♯3)。
そして、タッチパネル部6は、使用者による2点タッチを受け付ける(ステップ♯4)。そして、パネル制御部9は、タッチパネル部6の出力に基づき、2点のタッチ位置を対角とする矩形領域F1を認識する(ステップ♯5)。そして、パネル制御部9は、矩形領域F1と重なる区画を認識する(ステップ♯6)。
そして、パネル制御部9は、矩形領域F1と重なる全区画の領域、又は、矩形領域F1と重なる区画のうち、第2区画を外した領域を指定領域F2と認識する(ステップ♯7)。尚、領域は、1ページ内に複数指定することができるし、プレビュー画像Pか複数ページある場合、各ページで領域を指定することができる。言い換えると、指定領域F2は、複数設定することができる。
そして、領域の指定の完了に伴い、パネル制御部9は、操作パネル1のスタートキー12が押される操作やタッチパネル部6に対する印刷や送信の開始を指示する操作のような印刷や送信の開始指示を認識する(ステップ♯8)。
続いて、画像処理部8は、ジョブ実行の対象となる画像データのうち、指定領域F2に対応する部分のデータに対し、選択されている加工処理を行う(ステップ♯9)。パネル制御部9や画像処理部8は、プレビュー画像P上の指定領域F2の座標から、ジョブ実行の対象となる画像データでの指定領域F2に対応する領域の座標を求める。あるいは、メモリー14や記憶装置72などに、ジョブ実行の対象となる画像データとプレビュー画像Pの表示用の画像データの座標の対応関係を示すテーブルデータを記憶させておき、パネル制御部9や画像処理部8は、テーブルデータを参照して、ジョブ実行の対象となる画像データのうち、指定領域F2に対応する部分のデータの領域の座標を求めてもよい。
続いて、主制御部7は、加工処理後の画像データに基づき、印刷を印刷部(給紙部3a、搬送部3b、画像形成部4、中間転写部5a、定着部5b、排出搬送部3c、両面搬送部3d)や、送信を通信部73に行わせる(ステップ♯10)。そして、ジョブ終了にともない、本フローは、終了する(エンド)。
このようにして、本実施形態に係る画像処理装置10は、画像データを記憶する記憶部(メモリー14、記憶装置72)と、画像データに対して画像処理を施す画像処理部8と、画像データに基づき、画像データの内容を示すプレビュー画像Pを表示する表示部5と、表示部5に対して設けられ、使用者によりタッチされた位置であるタッチ位置を検知するためのタッチパネル部6と、タッチパネル部6の出力に基づきタッチ位置を認識し、2点のタッチ位置を対角とする矩形領域F1を認識し、表示部5に表示されたプレビュー画像Pを複数に分割した区画のうち、矩形領域F1と重なる区画に基づき指定領域F2を認識し、画像データのうち指定領域F2に対応する部分のデータを加工する加工処理を画像処理部8に行わせる処理部(パネル制御部9)と、を含む。
これにより、区画の幅の単位で指定領域F2の大きさが変化するので、指定領域F2の範囲を表示部5の表示画素の1点単位で厳密に扱う場合にくらべ、多少のタッチ位置のずれは、区画の幅(辺の長さ)に吸収される。そのため、理想的なタッチ位置からタッチ位置が多少ずれても、指定領域F2はタッチ位置が理想的なからずれが無い場合と同様の領域となる。そのため、所望の領域が収まるように、容易に領域を指定することができる。又、2点のタッチ位置に基づく矩形領域F1に基づき、領域を指定(選択)することができる。従って、領域を指定するためにタッチパネル部6へのタッチの繰り返しや、なぞり操作により領域を指定する操作や、領域を指定するために座標値を入力しなくても、容易、短時間で所望の範囲を指定することができる。言い換えると、プレビュー画像Pとして表示された部分のうち、所望の領域が収まるように(所望の領域を挟むように)、2点タッチをおこなうだけで領域を指定することができる。
又、処理部(パネル制御部9)は、区画を、情報が含まれる第1区画と、情報が含まれない第2区画に区別し、矩形領域F1と重なる区画のうち、1又は一群の第1区画よりも、外側の第2区画の間の境界を指定領域F2の境界として、指定領域F2を認識する。これにより、矩形領域F1と重なる区画のうち、何ら情報を伝達しない余分な区画が省かれた領域が自動的に指定される。言い換えると、自動的に不要な領域を削除して矩形領域F1を縮小することで、文字などを含む区画のみが、指定領域F2として認識される。使用者が加工処理を施したい領域(範囲、対象)は、文字などの情報を含む領域であるところ、所望の領域が含まれるようにおおまかに2点タッチするだけで、情報が含まれる領域を囲うように領域を指定することができる。よって、タッチパネルを指でタッチして領域を指定するとき、所望する領域を短時間で、容易、確実に指定することができる。
尚、「第1区画」とは、文字、図形、記号、白のような地肌色以外の複数色などが区画内に一定以上(予め定められた割合以上)含まれていて、何らかの情報が含まれている区画である。又、「第2区画」とは、第1区画ではない区画であり、基本的に地肌色のみ、若しくは、地肌色の画素が予め定められた割合以上含まれている区画であり、何らかの情報が含まれていない区画である。
又、処理部(パネル制御部9)は、表示部5に表示されたプレビュー画像Pを格子状で予め定められた大きさで複数の区画に分割する。これにより、速やかに区画に分割することができる。しかも、複雑な形状ではなく、格子状に予め定められた大きさの区画で分割するので、2点タッチしたとき、使用者はどの範囲が指定領域F2として指定されるか予測しやすい。
又、処理部(パネル制御部9)は、プレビュー画像Pのうち、地肌色部分の幅に基づき、所定幅以上の空白ラインを認識し、横方向にのびる空白ラインと縦方向のびる空白ラインの何れか一方、又は、両方の空白ライン内に区画の境界が位置するように、プレビュー画像Pを複数の区画に分割する。これにより、処理部は、プレビュー画像Pのうち、地肌部分の幅に基づき行間を認識し、区画の境界が行間に位置するように、プレビュー画像Pを複数の区画に分割できる。従って、行単位で領域を簡易に指定することができる。又、処理部は、プレビュー画像Pのうち、地肌部分の幅に基づき文字間を認識し、区画の境界が文字間に位置するように、プレビュー画像Pを複数の区画に分割できる。従って、1文字単位で領域を簡易に指定することができる。
又、処理部(パネル制御部9)は、表示部5に、指定領域F2の外周縁にあたる区画の境界を指定領域F2の範囲としてプレビュー画像P上に表示させる。これにより、どの範囲が指定領域F2として指定されているか、使用者に視認させることができる。
又、処理部(パネル制御部9)は、表示部5に、区画と区画の境界の一部、又は、全てをプレビュー画像Pに重ねて表示させる。これにより、どのように区画が設けられているかを使用者は視認することができる。言い換えると、どのようにプレビュー画像Pの領域が分割されているかを使用者は視認することができる。
又、処理部(パネル制御部9)は、表示部5に、少なくとも、矩形領域F1内の区画の境界をプレビュー画像Pに重ねて表示させる。これにより、プレビュー画像P全体に含まれる全区画の境界を表示せず、指定しようとする領域に関する区画に関してのみ境界が表示されるので、区画の表示により、プレビュー画像Pの内容が見づらくならない。
又、タッチパネル部6は、実行する加工処理を選択する入力を受け付け、加工処理は、色変換処理、マスク処理、又は、トリミング処理であり、処理部(パネル制御部9)は、画像処理部8に、画像データのうち指定領域F2に対応する部分のデータに対し、選択された加工処理を行わせる。これにより、使用者は所望の領域を選択し、所望の処理を画像データに施すことができる。
又、プレビュー画像Pをただ閲覧したいだけなど、区画に基づき領域を指定する意図がない場合がある。そこで、タッチパネル部6に対して、予め定められた操作がなされた後に、処理部(パネル制御部9)は、2点のタッチ位置に基づき矩形領域F1と指定領域F2を認識する処理を行う。これにより、意図せず区画に基づいて領域が指定されることも無い。
又、画像形成装置(複合機100)は、実施形態に係る画像処理装置10と、加工処理がなされた画像データに基づき印刷を行う印刷部を含む。これにより、所望する領域の指定を短時間で、容易、確実に行え、使いやすい画像処理装置10を含むので、所望の領域に対して加工処理(画像処理)が施された画像データに基づく印刷物を容易に得られる画像形成装置を提供することができる。
本発明の実施形態を説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は、操作パネルのようなタッチパネル付きの表示部を有する画像処理装置や、画像形成装置に利用可能である。
100 複合機(画像形成装置) 10画像処理装置
1 操作パネル 14 メモリー(記憶部)
3a 給紙部(印刷部) 3b 搬送部(印刷部)
3c 排出搬送部(印刷部) 3d 両面搬送部(印刷部)
4 画像形成部(印刷部) 5a 中間転写部(印刷部)
5b 定着部(印刷部) 5 表示部
6 タッチパネル部 72 記憶装置(記憶部)
8 画像処理部 9 パネル制御部(処理部)
P プレビュー画像 F1 矩形領域
F2 指定領域

Claims (9)

  1. 画像データを記憶する記憶部と、
    画像データに対して画像処理を施す画像処理部と、
    前記画像データに基づき、前記画像データの内容を示すプレビュー画像を表示する表示部と、
    前記表示部に対して設けられ、使用者によりタッチされた位置であるタッチ位置を検知するためのタッチパネル部と、
    前記タッチパネル部の出力に基づき前記タッチ位置を認識し、2点のタッチ位置を対角とする矩形領域を認識し、前記表示部に表示された前記プレビュー画像を複数に分割した区画のうち、前記矩形領域と重なる区画に基づき指定領域を認識し、前記画像データのうち前記指定領域に対応する部分のデータを加工する加工処理を前記画像処理部に行わせる処理部と、を含み、
    前記処理部は、前記区画を、情報が含まれる第1区画と、情報が含まれない第2区画に区別し、前記矩形領域と重なる区画のうち、1又は一群の前記第1区画よりも、外側の前記第2区画の間の境界を前記指定領域の境界として、前記指定領域を認識することを特徴とする画像処理装置。
  2. 画像データを記憶する記憶部と、
    画像データに対して画像処理を施す画像処理部と、
    前記画像データに基づき、前記画像データの内容を示すプレビュー画像を表示する表示部と、
    前記表示部に対して設けられ、使用者によりタッチされた位置であるタッチ位置を検知するためのタッチパネル部と、
    前記タッチパネル部の出力に基づき前記タッチ位置を認識し、2点のタッチ位置を対角とする矩形領域を認識し、前記表示部に表示された前記プレビュー画像を複数に分割した区画のうち、前記矩形領域と重なる区画に基づき指定領域を認識し、前記画像データのうち前記指定領域に対応する部分のデータを加工する加工処理を前記画像処理部に行わせる処理部と、を含み、
    前記処理部は、前記表示部に表示された前記プレビュー画像を格子状で予め定められた大きさで複数の前記区画に分割することを特徴とする画像処理装置。
  3. 画像データを記憶する記憶部と、
    画像データに対して画像処理を施す画像処理部と、
    前記画像データに基づき、前記画像データの内容を示すプレビュー画像を表示する表示部と、
    前記表示部に対して設けられ、使用者によりタッチされた位置であるタッチ位置を検知するためのタッチパネル部と、
    前記タッチパネル部の出力に基づき前記タッチ位置を認識し、2点のタッチ位置を対角とする矩形領域を認識し、前記表示部に表示された前記プレビュー画像を複数に分割した区画のうち、前記矩形領域と重なる区画に基づき指定領域を認識し、前記画像データのうち前記指定領域に対応する部分のデータを加工する加工処理を前記画像処理部に行わせる処理部と、を含み、
    前記処理部は、前記表示部に、前記指定領域の外周縁にあたる前記区画の境界を前記指定領域の範囲として前記プレビュー画像上に表示させることを特徴とする画像処理装置。
  4. 画像データを記憶する記憶部と、
    画像データに対して画像処理を施す画像処理部と、
    前記画像データに基づき、前記画像データの内容を示すプレビュー画像を表示する表示部と、
    前記表示部に対して設けられ、使用者によりタッチされた位置であるタッチ位置を検知するためのタッチパネル部と、
    前記タッチパネル部の出力に基づき前記タッチ位置を認識し、2点のタッチ位置を対角とする矩形領域を認識し、前記表示部に表示された前記プレビュー画像を複数に分割した区画のうち、前記矩形領域と重なる区画に基づき指定領域を認識し、前記画像データのうち前記指定領域に対応する部分のデータを加工する加工処理を前記画像処理部に行わせる処理部と、を含み、
    前記処理部は、前記表示部に、少なくとも、前記矩形領域内の区画の境界を前記プレビュー画像に重ねて表示させることを特徴とする画像処理装置。
  5. 画像データを記憶する記憶部と、
    画像データに対して画像処理を施す画像処理部と、
    前記画像データに基づき、前記画像データの内容を示すプレビュー画像を表示する表示部と、
    前記表示部に対して設けられ、使用者によりタッチされた位置であるタッチ位置を検知するためのタッチパネル部と、
    前記タッチパネル部の出力に基づき前記タッチ位置を認識し、2点のタッチ位置を対角とする矩形領域を認識し、前記表示部に表示された前記プレビュー画像を複数に分割した区画のうち、前記矩形領域と重なる区画に基づき指定領域を認識し、前記画像データのうち前記指定領域に対応する部分のデータを加工する加工処理を前記画像処理部に行わせる処理部と、を含み、
    前記タッチパネル部に対して、予め定められた操作がなされた後に、前記処理部は、2点のタッチ位置に基づき前記矩形領域と前記指定領域を認識する処理を行うことを特徴とする画像処理装置。
  6. 前記処理部は、前記プレビュー画像のうち、地肌色部分の幅に基づき、所定幅以上の空白ラインを認識し、横方向にのびる前記空白ラインと縦方向にのびる前記空白ラインの何れか一方、又は、両方の前記空白ライン内に前記区画の境界が位置するように、前記プレビュー画像を複数の前記区画に分割することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記処理部は、前記表示部に、前記区画と前記区画の境界の一部、又は、全てを前記プレビュー画像に重ねて表示させることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記タッチパネル部は、実行する前記加工処理を選択する入力を受け付け、
    前記加工処理は、色変換処理、マスク処理、又は、トリミング処理であり、
    前記処理部は、前記画像処理部に、前記画像データのうち前記指定領域に対応する部分のデータに対し、選択された前記加工処理を行わせることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の画像処理装置。
  9. 請求項1乃至の何れか1項に記載の画像処理装置と、
    前記加工処理がなされた画像データに基づき印刷を行う印刷部を含むことを特徴とする画像形成装置。
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