JPH10193735A - イメージデータ出力方法、イメージデータ出力装置、及び記憶媒体 - Google Patents

イメージデータ出力方法、イメージデータ出力装置、及び記憶媒体

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JPH10193735A
JPH10193735A JP8359123A JP35912396A JPH10193735A JP H10193735 A JPH10193735 A JP H10193735A JP 8359123 A JP8359123 A JP 8359123A JP 35912396 A JP35912396 A JP 35912396A JP H10193735 A JPH10193735 A JP H10193735A
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JP8359123A
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Yasuto Hayashida
靖人 林田
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 イメージデータを出力する際、該イメージデ
ータの出力領域の方向の指定と、該イメージデータの出
力倍率を自動設定できるようにする。 【解決手段】 出力するイメージデータの長辺のサイズ
と短辺のサイズの比と該イメージデータの出力領域の長
辺のサイズと短辺のサイズの比とを比較し(S8、S
9)、同じか、もしくは該イメージデータの長辺のサイ
ズと短辺のサイズの比が大きい場合には、出力領域の長
辺のサイズと前記イメージデータの長辺のサイズとを合
わせ、前記イメージデータが最大サイズとなる倍率を求
め(S10)、前記イメージデータを拡大・縮小して印
刷し(S11)、前記出力領域の長辺のサイズと短辺の
サイズの比と前記イメージデータの長辺のサイズと短辺
のサイズの比とを比較して前記イメージデータの長辺の
サイズと短辺のサイズの比が小さい場合には、前記出力
領域の短辺のサイズと前記イメージデータの短辺のサイ
ズとを合わせ、前記イメージデータが最大サイズとなる
倍率を求め(S13)、前記イメージデータを拡大・縮
小して印刷する(S15)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イメージデータを
出力するイメージデータ出力方法、イメージデータ出力
装置、及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、写真画像等のイメージファイル
を印刷する方法として、用紙や書式の設定を行った上
で、その文書中に張り付けるイメージファイルの指定、
及びそのサイズ指定を行う方式がある。
【0003】所望の倍率で指定用紙に印刷を行う場合、
イメージファイルの縦と横のサイズと、指定用紙のサイ
ズとを考慮して、指定用紙のサイズを超えない範囲で倍
率を決定し、用紙方向の指定やサイズの指定等の操作を
行うことによって、印刷することができる。
【0004】更に、その時に「中央に」や、「左寄り
に」といった印刷位置の指定を加える場合には、イメー
ジファイルを張り付けるサイズや位置、倍率等の指定を
行うことによって印刷できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の印刷装置におけるデータ出力方法は、写真画像等のイ
メージファイルを印刷する場合に、用紙や書式の設定を
行った上で、その文書中に張り付けるイメージファイル
の指定、及びそのサイズ指定を行う方式が一般的であっ
た。
【0006】所望の倍率で指定用紙に印刷を行う場合、
用紙方向の指定やサイズの指定等の一定の操作手順が必
要であり煩雑な操作が要求される。また、イメージファ
イルの縦と横のサイズと、指定用紙のサイズとを考慮し
て、指定用紙のサイズを超えない範囲で倍率を決定する
等の必要がある。
【0007】更に、その時に「中央に」や、「左寄り
に」といった印刷位置の指定が加わった場合、イメージ
ファイルを張り付けるサイズや位置、倍率等の指定を行
う手順において、一連の操作による印刷条件の設定と、
その設定の良否を確認する印刷確認を繰り返さなければ
ならなかった。
【0008】本発明の課題は、写真画像等のイメージフ
ァイルを印刷する際に、用紙方向の指定やサイズの指定
等の煩雑な操作を不要とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、指定したイメージデータの長辺のサイズと
短辺のサイズの比を計算する。
【0010】イメージデータの出力先の出力領域を指定
したら、該指定した出力領域の長辺のサイズと短辺のサ
イズの比を計算する。前記出力領域の長辺のサイズと短
辺のサイズの比と前記イメージデータの長辺のサイズと
短辺のサイズの比とを比較し、同じか、もしくは前記イ
メージデータの長辺のサイズと短辺のサイズの比が大き
い場合には前記出力領域の長辺のサイズと前記イメージ
データの長辺のサイズの長さが等しくなる倍率を求め
る。
【0011】前記出力領域の長辺のサイズと短辺のサイ
ズの比と前記イメージデータの長辺のサイズと短辺のサ
イズの比とを比較し、前記イメージデータの長辺のサイ
ズと短辺のサイズの比が小さい場合には前記用紙の短辺
のサイズの長さに対して前記イメージデータの短辺のサ
イズの長さが等しくなる倍率を求める。
【0012】前記出力領域の長辺のサイズと短辺のサイ
ズの比と前記イメージデータの長辺のサイズと短辺のサ
イズの比とを比較し、同じか、もしくは前記イメージデ
ータの長辺のサイズと短辺のサイズの比が大きい場合に
は前記出力領域の長辺のサイズと前記イメージデータの
長辺のサイズとを合わせ前記倍率で前記イメージデータ
の長辺のサイズと短辺のサイズを拡大・縮小して出力す
る。
【0013】前記出力領域の長辺のサイズと短辺のサイ
ズの比と前記イメージデータの長辺のサイズと短辺のサ
イズの比とを比較し、前記イメージデータの長辺のサイ
ズと短辺のサイズの比が小さい場合には前記出力領域の
短辺のサイズと前記イメージデータの短辺のサイズとを
合わせ前記倍率で前記イメージデータの長辺のサイズと
短辺のサイズを拡大・縮小して出力する。
【0014】上記のようにすることによって、出力する
前記イメージデータと、前記出力領域との関係より、前
記出力領域に前記イメージデータを最大サイズで前記イ
メージデータの印刷できる倍率とともに、出力領域に対
するイメージデータの印刷方向が自動的に決定される。
【0015】このことにより、ユーザは、例えばイメー
ジデータを印刷する際に、用紙の方向の指定やイメージ
データのサイズの指定等の煩雑な操作が不要になる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態である情
報処理装置10について図面を参照しながら説明する。
【0017】図1は、該情報処理装置10の全体構成図
である。CPU1は、記憶装置6に記憶されたプログラ
ムを実行して、RAM3に一時的に記憶されたデータ等
に基づき、この情報処理装置10において必要な処理を
行うためにシステム全体を制御する中央処理装置であ
り、マイクロプロセッサ等からなる。
【0018】入力装置2は、用紙への最大印刷モード、
用紙サイズの指定等の各種設定の入力を行う装置であ
り、例えば、キーボードやマウス等からなる。RAM3
は、イメージデータ、イメージ配列パラメータの格納、
及びCPU1のワーク領域(作業領域)等として使用さ
れるランダム・アクセス・メモリである。
【0019】RAM3の内部構成を、図2に示す。RA
M3には、イメージデータを格納する領域3a、イメー
ジの配置パラメータを格納する領域3b、及びCPU1
のワーク領域として使用される領域3c等が設けられて
いる。
【0020】尚、イメージの配置パラメータは、イメー
ジデータの用紙に対する貼付け位置を指定するパラメー
タである。表示装置4は、例えば、CRTディスプレイ
や液晶表示装置等からなり、イメージデータ等の表示を
行う。
【0021】印刷装置5は、例えばページプリンタ等か
ら成り、イメージデータを用紙に印刷する。記憶装置6
は、例えば、FDD、HDD、光ディスク装置等からな
り、装着されるFD、HD、光ディスク等の記憶媒体6
aにCPU1により実行されるプログラム等が記憶され
ている。
【0022】上記プログラムは、通信回線7を介して、
外部情報処理装置等からダウンロードするものであって
もよい。この場合、記憶装置6等の記憶手段に、上記ダ
ウンロードしたプログラムを記憶して利用するようにし
てもよい。
【0023】あるいは、上記通信回線7を介して、その
接続先の情報処理装置等から、それに記憶されている上
記プログラムのプログラムコードを、必要に応じてオン
ラインで受信しながら利用するものであってもよい。
【0024】情報処理装置10の動作を、図3のフロー
チャート、及び図4を参照しながら説明する。図3は、
情報処理装置10の全体動作を説明するフローチャート
である。
【0025】イメージの印刷機能を指定し(S1)、用
紙へイメージデータを最大サイズで印刷させるため「用
紙への最大サイズ印刷」機能を指定する(S2)。印刷
する用紙サイズを指定すると(S3)、指定した用紙サ
イズの縦・横の長さを比較し、長辺(a1)と短辺(a
2)と区別する。このとき、長辺のサイズ(a1)と短
辺のサイズ(a2)との比(長辺:短辺比)を計算し、
その計算結果AをRAM3のワーク領域3cに格納する
(S4)。
【0026】図4(a)に示す用紙20では、a1(長
辺のサイズ)=40cm、a2(短辺のサイズ)=20
cmなので、長辺と短辺の比は、a1:a2=2:1と
なる。
【0027】尚、JISの用紙のサイズ等の定型サイズ
の長辺のサイズと短辺のサイズの比のテーブルを用意
し、指定した用紙サイズが定型サイズの場合は前記テー
ブルより長辺のサイズと短辺のサイズの比を求めるよう
にしてもよい。
【0028】次に、印刷したいイメージデータを指定す
る(S5)。そして、イメージデータの配置位置パラメ
ータの指定を行う(S6)。つぎに、上記指定されたイ
メージデータの長辺と短辺を比較し、長辺(b1)と短
辺(b2)と区別する。そして、長辺(b1)と短辺
(b2)の比を計算し、その計算結果BをRAM3に格
納する(S7)。
【0029】図4(b)のイメージ1が指定されたな
ら、長辺と短辺の比は、b1(長辺のサイズ):b2
(短辺のサイズ)=20cm:10cmなので、長辺と
短辺の比は、2:1となる。
【0030】図4(c)のイメージ2が指定されたな
ら、長辺と短辺の比は、b1(長辺のサイズ):b2
(短辺のサイズ)=20cm:5cmなので、長辺と短
辺の比は、4:1となる。
【0031】図4(d)のイメージ3が指定されたな
ら、長辺と短辺の比は、b1(長辺のサイズ):b2
(短辺のサイズ)=22.5cm:15cmなので、長
辺と短辺の比は、1.5:1となる。
【0032】尚、JISの用紙のサイズ等の定型サイズ
の長辺のサイズと短辺のサイズの比が記憶されているテ
ーブルを用意し、指定されたイメージデータの長辺のサ
イズと短辺のサイズのサイズが定型サイズの場合は前記
テーブルより長辺のサイズと短辺のサイズの比を求める
ようにしてもよい。
【0033】上記ステップS7に続いて、用紙の長辺と
短辺の比A(a1:a2)と、イメージデータの長辺と
短辺の比B(b1:b2)より、A=Bであるか否かを
判断する(S8)。
【0034】A=Bの場合(S8、YES)、すなわ
ち、印刷する用紙の長辺と短辺の比と、イメージデータ
の中の印刷する位置の長辺と短辺の比が同じ比率の場合
(図4(b)のイメージ1が該当)は、長辺であるa1
とb1の辺を合わせ、イメージデータの長辺側(b1
側)のサイズを用紙の長辺側(a1側)に合うような倍
率に拡大縮小し、イメージデータを特に図示していない
文書データ格納部に貼付ける(S10)。
【0035】そして、印刷用紙に対するイメージデータ
の配置位置を指定し(S11)、指定されたイメージデ
ータの印刷を開始する(S12)。この場合には、用紙
全体に指定されたイメージデータが印刷されることにな
る。
【0036】A=Bでない場合は(S8、NO)、ステ
ップS9に進み、a1/a2<b1/b2か否かを判断
する。a1/a2<b1/b2の場合(S9、YE
S)、すなわち、印刷する用紙の長辺と短辺の比より、
前記指定されたイメージデータの長辺と短辺の比が大き
い場合(図4(c)イメージ2が該当)は、上記ステッ
プ8でYESとなった時と同じく、ステップS10、ス
テップS11、及びステップS12を実行する。
【0037】尚、ステップS9を経てステップS10と
なった場合は、用紙の短辺側(a2側)には、イメージ
データを拡大した時に余り部分が生じる。このときに、
上記ステップS6で指定されたイメージデータの配置位
置パラメータに基づいて、用紙の短辺側(a2側)の何
れか、あるいは中央かに指定されたイメージデータの添
付位置の指定を行い(S11)、印刷を開始する(S1
2)。
【0038】a1/a2<b1/b2でない場合(S
9、NO)、すなわち、印刷する用紙の長辺と短辺の比
より、前記指定されたイメージデータの長辺と短辺の比
が小さい場合(図4(d)のイメージ3が該当)は、短
辺であるa2とb2の辺を合わせ、イメージデータの短
辺側(b2側)のサイズを用紙の短辺側(a2側)に合
うような倍率に拡大縮小し、イメージデータを特に図示
していない文書データ格納部に張り付ける(S13)。
そして、上記ステップS6で指示されたイメージデータ
の配置位置パラメータに基づいて、印刷用紙の長辺側
(a1側)に対するイメージデータの配置位置を指定し
て(S14)、印刷を開始する(S15)。
【0039】尚、この場合、用紙の長辺側には、イメー
ジデータを拡大した時に余り部分が生じる。このとき
に、上記ステップS6で指定されたイメージデータの配
置位置パラメータに基づいて、用紙の長辺側(a1側)
の何れか、あるいは中央かに指定されたイメージデータ
の添付位置の指定を行い(S14)、印刷を開始する
(S12)。
【0040】このように、印刷用紙の長辺と短辺の比と
イメージデータの長辺と短辺の比を基に、該イメージデ
ータを印刷用紙に最大サイズで印刷するための倍率を決
定し、この倍率で拡大・縮小して印刷することで、選択
したイメージデータを選択した用紙に最大サイズで印刷
することができる。
【0041】したがって、今までユーザが行っていた、
用紙方向の指定、及びイメージデータを最大サイズに印
刷するための倍率の設定を行い印刷して確認する、とい
った煩雑な操作が不要になる。
【0042】図5は、図4のイメージ1〜イメージ3を
用紙に印刷した時の例を示す図である。イメージ1は、
用紙30の長辺と短辺の比とイメージデータの長辺と短
辺の比が同じなので、a1とb1の辺を合わせ、最大サ
イズで印刷できる倍率で印刷する(図5(a)参照)。
【0043】イメージ2は、用紙30の長辺と短辺の比
に比べ、イメージデータの長辺と短辺の比が大きいの
で、a2とb2の辺を合わせ、最大サイズで印刷できる
倍率で印刷する(図5(b)参照)。
【0044】印刷は、特に印刷位置を指定していない場
合には、a2の中心とb2の中心とを合わせて行う。一
点破線は、イメージ2の左右の端の位置である。イメー
ジ3は、用紙30の長辺と短辺の比に比べ、イメージデ
ータの長辺と短辺の比が小さいので、a1とb1の辺を
合わせ、最大サイズで印刷できる倍率で印刷する(図5
(c)参照)。
【0045】印刷は、特に印刷位置を指定していない場
合には、a1の中心とb1の中心とを合わせて行う。図
5中の一点破線は、イメージ3の上下の端である。次
に、イメージデータの中の切出し位置を指定した場合に
ついて説明する。
【0046】図6は、イメージデータ40の切出し部分
41を指定した時の一例である。破線50の部分が、切
出し位置である。この切出し位置における長辺と短辺
を、それぞれb1、b2として、ステップS8〜ステッ
プS15の処理を行うことによって、上記切出し部分4
1を最大サイズで印刷することが可能になる。
【0047】このように、イメージデータの切出し位置
を指定した場合に、イメージデータの切り出し位置が指
定でき、イメージデータの切出し位置の長辺と短辺の比
と印刷用紙の長辺と短辺の比を基に、切出したイメージ
データを印刷用紙に最大サイズで印刷するための倍率を
決定し、この倍率で拡大・縮小して印刷することで、選
択した切出しイメージデータを選択した用紙に最大サイ
ズで印刷することができる。
【0048】したがって、今までユーザが行っていた、
用紙方向の指定、及びイメージを最大サイズに印刷する
ための倍率の設定を行い印刷して確認する、といった煩
雑な操作が不要になる。
【0049】更に、横長のイメージデータの中に縦長の
印刷対象がある場合、縦に長い印刷対象に合わせて、縦
長に切出しを行うことによって、印刷対象をより大きく
印刷することができる。
【0050】図7は、このような場合における、イメー
ジデータの切出し方法を説明する図である。図7(a)
において、指定用紙60へイメージデータ70の中の縦
長の印刷対象物71を印刷する場合、この印刷対象物7
1を用紙60の長辺a1とイメージデータ70の長辺b
2を合わせ、印刷倍率を決定した場合、この印刷対象物
71の左右に無駄な領域ができてしまうが、印刷対象物
71に合わせて、該印刷したい印刷対象物71をイメー
ジデータ70より切出すことによって、該印刷対象物7
1をより大きなサイズで印刷することができる。
【0051】図7(b)において、イメージの切出し位
置は、左辺は、印刷対象物71の最も左に位置する箇所
より少し間隔をあけた位置、右辺は、印刷対象物71の
最も右に位置する箇所より少し間隔をあけた位置で切出
している。そして、イは、左辺からの距離であり、ロ
は、右辺からの距離である。
【0052】また、aは、印刷対象物71とイメージデ
ータ70の下辺との間隔であり、bは、印刷対象物71
とイメージデータ70の上辺との間隔である。尚、長辺
のa+bよりもイ、又はロの長さが長ければ、短辺b1
側から(a+b)/2分の間隔をあけてイメージを切出
す。
【0053】このように、印刷する対象に合わせて切出
すことによって、印刷対象71を拡大して、イメージデ
ータ71’としてより大きく印刷することができる。ま
た、印刷を行う時の貼付け位置を指定するようにしても
よい。
【0054】この場合、イメージデータの貼付け位置を
指定することによって、イメージデータの貼付け位置の
指定が行える。図8は、貼付け位置を指定した時の一例
である。
【0055】同図においては、印刷用紙80内に張付け
位置90を指定している。貼付け位置90を指定する
と、その貼付け位置90の長辺のサイズa1と短辺のサ
イズb1を用いて長辺と短辺の比を求め、その長辺と短
辺の比を印刷用紙の長辺と短辺の比の代わりに用いて、
図3のステップS8〜S15の処理を行うことで、指定
した貼付け位置90にイメージデータを最大サイズで印
刷することができる。
【0056】上述のような情報処理装置とすることによ
って、「用紙に合わせた最大の大きさでイメージデータ
を印刷したい」といった要求に対し、高品質な印刷を簡
単な操作で達成することが可能となる。
【0057】これにより例えば、はがきの裏面にイメー
ジデータを一杯に印刷したい時など、簡単な手順で操作
が可能である。また、はがきの裏面等で、わざと「イメ
ージの長辺と短辺の比の長いほうを、はがきの長辺と短
辺の比の短いほうに合わせて印刷を行い、イメージが印
刷されていない残りの部分を添え書き用として利用す
る」等のパラメータを付加するなど応用範囲が広くな
る。
【0058】尚、上記実施例では、用紙とイメージデー
タの長辺のサイズと短辺のサイズの比を比較するように
しているが、この代わりに、用紙とイメージデータの縦
のサイズと横のサイズの比を比較するようにしてもよ
い。
【0059】また、本発明は、印刷装置による印刷に限
られるものではなく、表示装置や通信出力等のイメージ
データの出力装置にも適用することができる。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、用紙等の出力領域を指
定し、出力領域の長辺のサイズと短辺のサイズの比を計
算して格納する。
【0061】次に、印刷するイメージデータを指定し、
イメージデータの長辺のサイズと短辺のサイズの比を計
算して格納する。また、切出し範囲を指定するならば、
切出し範囲を指定し、切出し範囲のイメージデータの長
辺のサイズと短辺のサイズの比を計算して格納する。
【0062】出力領域の長辺のサイズと短辺のサイズの
比とイメージデータの長辺のサイズと短辺のサイズの比
とを比較し、同じかイメージデータの長辺のサイズと短
辺のサイズの比が大きい場合は、出力領域の長辺のサイ
ズとイメージデータの長辺のサイズとを合わせ、最大サ
イズとなる倍率を求め、拡大・縮小して印刷する。
【0063】また、出力領域の長辺のサイズと短辺のサ
イズの比とイメージデータの長辺のサイズと短辺のサイ
ズの比とを比較し、イメージデータの長辺のサイズと短
辺のサイズの比が小さい場合は、用紙の短辺のサイズと
イメージデータの短辺のサイズとを合わせ、イメージデ
ータが最大サイズとなる倍率を求め、該イメージデータ
を拡大・縮小して印刷する。
【0064】このように、本発明によれば、出力領域の
長辺のサイズと短辺のサイズの比とイメージデータの長
辺のサイズと短辺のサイズの比との比較により、イメー
ジデータの印刷倍率の決定し、出力領域とイメージデー
タとの方向合わせも、出力領域の長辺のサイズと短辺の
サイズの比とイメージデータの長辺のサイズと短辺のサ
イズの比を基に決めるので、ユーザによるイメージデー
タを最大サイズとなるようにして出力するための倍率の
計算と設定、及び用紙の方向の指定が不要になり、イメ
ージデータを用紙等に最大サイズで出力したい場合に、
ユーザの煩雑な操作が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である情報処理装置の全体構
成図である。
【図2】RAMの構成図である。
【図3】実施形態の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図4】用紙サイズと印刷するイメージデータの長辺と
短辺の比の関係を表わした図である。
【図5】イメージデータの印刷例を示す図である。
【図6】イメージデータの切出し部分を指定した時の一
例を示す図である。
【図7】イメージデータの切出し方法を説明する図であ
る。
【図8】貼り付け位置を指定した時の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 CPU 2 入力装置 3 RAM 3a イメージデータを格納する領域 3b イメージデータ配置パラメータを格納する領域 3c CPUのワーク領域として使用される領域 4 表示装置 5 印刷装置 6 記憶装置 6a 記憶媒体 7 通信回線 10 情報処理装置 20 用紙 30 用紙 40 イメージデータ 41 切出し部分 50 破線 60 用紙 70 イメージデータ 71 印刷対象物 71’ 印刷対象物 80 用紙 90 張付け位置 a1 印刷用紙の長辺 a2 印刷用紙の短辺 b1 イメージデータの長辺 b2 イメージデータの短辺

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指定されたイメージデータの長辺のサイ
    ズと短辺のサイズの比を計算し、 イメージデータの出力先の出力領域を指定し、 前記指定された出力領域の長辺のサイズと短辺のサイズ
    の比を計算し、 前記イメージデータの長辺のサイズと短辺のサイズの比
    と前記出力領域の長辺のサイズと短辺のサイズの比とを
    比較して前記イメージデータの出力時の長辺と短辺のサ
    イズを決定し、 該出力時の長辺と短辺のサイズが決定されたイメージデ
    ータを前記出力領域に出力する、 ことを特徴とするイメージデータの出力方法。
  2. 【請求項2】 出力するイメージデータを指定するイメ
    ージデータ指定手段と、 前記イメージデータ指定手段によって指定されたイメー
    ジデータの長辺のサイズと短辺のサイズの比を計算する
    イメージデータ計算手段と、 イメージデータの出力先の出力領域を指定する出力領域
    指定手段と、 前記出力領域指定手段によって指定された出力領域の長
    辺のサイズと短辺のサイズの比を計算する出力領域計算
    手段と、 前記イメージデータの長辺のサイズと短辺のサイズの比
    と前記出力領域計算手段によって算出された前記出力領
    域の長辺のサイズと短辺のサイズの比とを比較して前記
    イメージデータの出力時の長辺のサイズと短辺のサイズ
    のサイズを決定するイメージデータサイズ決定手段と、 前記イメージデータサイズ決定手段によって出力時の長
    辺のサイズと短辺のサイズが決定されたイメージデータ
    を前記出力領域に出力するイメージデータ出力手段と、 を具備することを特徴とするイメージデータ出力装置。
  3. 【請求項3】 前記イメージデータサイズ決定手段は、 前記出力領域の長辺のサイズと短辺のサイズの比と前記
    イメージデータの長辺のサイズと短辺のサイズの比とを
    比較し、両者が同じか、もしくは前記イメージデータの
    長辺のサイズと短辺のサイズの比が大きい場合には前記
    出力領域の長辺のサイズと前記イメージデータの長辺の
    サイズの長さが等しくなる倍率を求め、前記出力領域の
    長辺のサイズと短辺のサイズの比と前記イメージデータ
    の長辺のサイズと短辺のサイズの比とを比較し、前記イ
    メージデータの長辺のサイズと短辺のサイズの比が小さ
    い場合には前記用紙の短辺のサイズの長さに対して前記
    イメージデータの短辺のサイズの長さが等しくなる倍率
    を求めことを特徴とする請求項4記載のイメージデータ
    出力装置。
  4. 【請求項4】 前記イメージデータ出力手段は、 前記出力領域の長辺のサイズと短辺のサイズの比と前記
    イメージデータの長辺のサイズと短辺のサイズの比とを
    比較し、両者が同じか、もしくは前記イメージデータの
    長辺のサイズと短辺のサイズの比が大きい場合には前記
    出力領域の長辺のサイズと前記イメージデータの長辺の
    サイズとを合わせ前記イメージデータサイズ決定手段に
    よって決定された倍率で前記イメージデータの長辺のサ
    イズと短辺のサイズを拡大・縮小して出力し、前記イメ
    ージデータの長辺のサイズと短辺のサイズの比が小さい
    場合には前記出力領域の短辺のサイズと前記イメージデ
    ータの短辺のサイズとを合わせ前記イメージデータサイ
    ズ決定手段によって決定された倍率で前記イメージデー
    タの長辺のサイズと短辺のサイズを拡大・縮小して出力
    することを特徴とする請求項5記載のイメージデータ出
    力装置。
  5. 【請求項5】 前記イメージデータ計算手段は、 定型サイズの長辺のサイズと短辺のサイズの比のテーブ
    ルを有し、前記イメージデータの長辺のサイズと短辺の
    サイズのサイズが定型サイズの場合は前記テーブルより
    長辺のサイズと短辺のサイズの比を求めることを特徴と
    する請求項4記載のイメージデータ出力装置。
  6. 【請求項6】 前記出力領域指定手段は、イメージデー
    タの貼付け位置を指定することを特徴とする請求項4記
    載のイメージデータ出力装置。
  7. 【請求項7】 前記出力領域計算手段は、 定型サイズの長辺のサイズと短辺のサイズの比のテーブ
    ルを有し、前記出力領域指定手段によって指定された出
    力領域の長辺のサイズと短辺のサイズのサイズが定型サ
    イズの場合は前記テーブルより長辺のサイズと短辺のサ
    イズの比を求めることを特徴とする請求項4記載のイメ
    ージデータ出力装置。
  8. 【請求項8】 計算機において用いられたとき、 所定の長辺のサイズと短辺のサイズのイメージデータを
    記憶する機能と、 記憶されているイメージデータの中から所望のイメージ
    データを指定する機能と、 前記所望のイメージデータの長辺のサイズと短辺のサイ
    ズの比を計算する機能と、 イメージデータの出力先の出力領域を指定する機能と、 前記指定された出力領域の長辺のサイズと短辺のサイズ
    の比を計算する機能と、 前記イメージデータの長辺のサイズと短辺のサイズの比
    と前記出力領域の長辺のサイズと短辺のサイズの比とを
    比較して前記イメージデータの出力時の長辺のサイズと
    短辺のサイズのサイズを決定する機能と、 該出力時の長辺のサイズと短辺のサイズが決定されたイ
    メージデータを前記出力領域に出力する機能と、 を前記計算機に行わさせるためのプログラムコードが前
    記計算機が読取り可能な形式で記憶された記憶媒体。
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