JP2000181914A - 文書作成システム - Google Patents

文書作成システム

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JP2000181914A
JP2000181914A JP10359255A JP35925598A JP2000181914A JP 2000181914 A JP2000181914 A JP 2000181914A JP 10359255 A JP10359255 A JP 10359255A JP 35925598 A JP35925598 A JP 35925598A JP 2000181914 A JP2000181914 A JP 2000181914A
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creation system
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JP10359255A
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Yoshikuni Mae
愛州 前
Junichi Makioka
淳一 牧岡
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 用紙方向の異なる文書を複数組み印刷すると
きにとじ代の位置に合わせてそれぞれのページの印刷の
向きを見易い向きで印刷させる。 【解決手段】 文字及び記号を入力する入力装置11
と、入力した文字、記号、作成した文書等を記憶する記
憶装置13と、前記入力装置11から入力された情報と
前記記憶装置13に記憶している情報を処理する制御装
置15と、前記制御装置15で処理した情報に応じて表
示する表示装置12と、1ページの用紙に複数ページを
印刷させる印刷処理手続部153を有する文書作成シス
テムにおいて、前記印刷処理手続部153は、、ページ
によって用紙方向の異なる文書を複数組み印刷させると
き、それぞれのページの印刷の向きを設定して、印刷装
置14から印字出力させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワードプロセッサ
機能を備えた文書作成装置や情報処理装置、あるいはこ
れらの装置を含んで構成される文書作成システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】図2は従来から行われている複数組印刷
の状態を示す説明図である。この例は文書作成装置とプ
リンタ装置によって、ページによって用紙方向(縦長、
横長)の異なる文書を複数組み印刷したときの印刷結果
を示している。複数組み印刷とは、1ページの用紙に複
数ページを印刷することである。
【0003】図2に示すように、縦長文書21と横長文
書22をそれぞれ1ページ目と2ページ目として、複数
組み印刷を行うと、従来では23のような印刷結果とな
っていた。すなわち、印刷結果23で左側をとじ代とす
ると1ページ目は横になって見にくく、2ページ目は逆
さになって見にくくなる。また、一般的に印刷結果をフ
ァイルするときページめくりの方向に合わせてとじ代を
左側または上側にすることから、印刷結果23のとじ代
を上側とする形で90度回転させた印刷結果24では1
ページ目は見やすいが、2ページ目は横になっているた
め依然として見にくい。これは、従来から行われている
複数組印刷では、ページの向きまでは考慮されておら
ず、単に複数ページが1枚の用紙に印刷できれば十分で
あると考えられていたからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようにページによ
って用紙方向の異なる文書を複数組み印刷したとき、確
かに複数のページが1枚のページに印刷されているの
で、省資源の立場からは好ましいが、とじ代の位置によ
って見にくいページがあり、印刷結果を見るとき印刷用
紙を何度も回転させて見なければならず、使用性に問題
がある。
【0005】本発明は、このような複数組印刷の問題点
に鑑みてなされたもので、その目的は、用紙方向の異な
る文書を複数組み印刷するときにとじ代の位置にあわせ
てそれぞれのページの印刷の向きを見易い向きで印刷さ
せることが可能な情報処理装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に第1の手段は、文字及び記号を入力する入力手段と、
入力あるいは処理された文字、記号及び作成した文書等
を記憶する記憶手段と、前記入力手段から入力された情
報と前記記憶手段に記憶している情報を処理する制御手
段と、前記制御手段で処理した情報に応じて文字あるい
は記号等を表示する表示手段と、1ページの用紙に複数
ページを印刷させる印刷制御手段を有する文書作成シス
テムにおいて、前記印刷制御手段は、ページによって用
紙方向の異なる文書を複数組み印刷させるとき、それぞ
れのページの印刷の向きを設定することを特徴とする。
【0007】第2の手段は、第1の手段において、とじ
代の位置を指定する手段をさらに備え、前記印刷制御手
段は、指定されたとじ代の位置に合わせてそれぞれのペ
ージの印刷の向きを設定することを特徴とする。
【0008】第3の手段は、第2の手段において、前記
印刷制御手段は、指定されたとじ代の位置に合わせてそ
れぞれのページの拡大率と印刷の向きを設定することを
特徴とする。
【0009】第4の手段は、第3の手段において、前記
印刷制御手段は、自動的に拡大率を設定するときには、
それぞれのページの文字の大きさが一致するように拡大
率の設定を行うことを特徴とする。第5の手段は、第3
の手段において、前記印刷制御手段は、手動で拡大率が
設定されたとき、印刷用紙に入るか否かを判断すること
を特徴とする。
【0010】第6の手段は、第3の手段において、前記
印刷制御手段は、印刷用紙に入らないと判断したとき、
設定ページが入る大きさの拡大率の最大値を計算して設
定することを特徴とする。
【0011】第7の手段は、第3の手段において、前記
印刷制御手段は、印刷用紙に入ると判断したとき、1ペ
ージ目と2ページのバランスが悪い場合には、それぞれ
の拡大率を変えてバランスよく印刷できる拡大率をそれ
ぞれ設定することを特徴とする。
【0012】第8の手段は、第1ないし第7の手段にお
いて、複数組み印刷を行うときにページの位置を設定す
る手段をさらに備えていることを特徴とする。
【0013】第9の手段は、第3の手段において、前記
印刷制御手段は、両面印刷が指定されたとき、裏面側に
位置するページについては、前記指定されたとじ代の位
置を表側のページとは逆になるように設定してページの
拡大率と印刷の向きを設定することを特徴とする。
【0014】第10の手段は、第1ないし第9の手段に
おいて、前記印刷制御手段によって出力される印字情報
に基づいて印字を実行する印刷装置をさらに備えている
ことを特徴とする。
【0015】第11の手段は、第10の手段において、
前記印刷装置に前記印刷制御手段が設けられていること
を特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0017】図1は本発明の実施形態に係る情報処理装
置としてのワードプロセッサと印刷装置とを含む文書作
成システムのシステム構成を示すブロック図である。
【0018】この実施形態に係るワードプロセッサは、
入力装置11、表示装置12、記憶装置13、印刷装置
14および制御装置15から基本的に構成されている。
この図において、黒い矢印は制御信号を、白い矢印はデ
ータ授受の向きを表している。なお、前記制御装置15
が処理手段として機能している。
【0019】入力装置11はワードプロセッサのキーボ
ードの押されたキーのデータ信号を後述する制御装置1
5に伝え、表示装置12は文書処理における文字列など
を表示する。印刷装置14は、文書処理における文字列
などを印刷する。
【0020】記憶装置13は、編集する文書情報を記憶
する文書データメモリ131、表示や印刷時に文字の元
データとなるフォントイメージを記憶するフォントデー
タメモリ132、印刷方向などの印刷条件や印刷用デー
タを記憶する印刷用ワークメモリ133を含む様々なデ
ータメモリを備え、それぞれ2値化された状態で記憶す
る。これらの各データメモリ131〜133は、前記制
御装置15が適宜参照でき、また記憶内容を任意に変更
することが可能なランダムアクセスメモリからなる。
【0021】制御装置15は装置全体をワードプロセッ
サとして機能させる制御手段であり、入力情報の処理を
行う入力情報処理手続部151、文書編集機能を受け持
つ文書処理手続部152、印刷情報を処理する印刷処理
手続部153、表示装置を制御する表示装置制御部15
4、記憶装置を制御する記憶装置制御部155、及び印
刷装置を制御する印刷装置制御部156を備える。
【0022】入力情報処理手続部151は、入力装置1
1から送られてくるデータ信号に応じて何のキーが押さ
れたかの判定処理を行う。
【0023】文書処理手続部152は入力情報処理手続
部151と連動して文書の作成や更新機能の処理を実行
するものであり、入力装置11から入力されるデータや
機能指定に従って文書処理を実行し、その結果を表示装
置制御部154と連動し表示装置12に出力し、あるい
は記憶装置制御部155と連動し記憶装置13に入出力
し、あるいは印刷処理手続部153と連動し印刷装置1
4に出力する。これら2つの手続部は既知のワードプロ
セッサと共通のものであるから、ここではその詳細な説
明は省略する。
【0024】印刷処理手続部153は文書処理手続部1
52と連動して表示あるいは印刷すべきデータを記憶装
置13から取り出し、また加工しその結果を表示装置1
2あるいは記憶装置13あるいは印刷装置14に出力す
る。更に印刷処理手続部153は、ページ毎の印刷の向
きを設定するページ印刷向き設定処理部1531、とじ
代の位置を設定するとじ代位置設定処理部1532、ペ
ージ毎の印刷の拡大率を設定するページ拡大率設定処理
部1533を備え、この実施形態では、印刷制御手段と
して機能している。ページ拡大率設定処理部1533に
はそれぞれのページの文字サイズが同じサイズになるよ
うに拡大率を計算する処理も行う。処理部1531,1
532,1533は互いに適宜呼び出され印刷処理を行
う。
【0025】表示装置制御部154は、前記文書処理手
続部152や印刷処理手続部153によって適宜呼び出
され、表示装置12を制御することによって文書情報や
印刷条件設定画面などを表示する。
【0026】記憶装置制御部155は、前記文書処理手
続部152や印刷処理手続部153によって適宜呼び出
され、記憶装置13を制御することによって文書情報を
記憶したり取り出したりする。文書処理においては文書
データメモリ131、フォント処理においてはフォント
データメモリ132、印刷処理においては印刷用ワーク
メモリ133を適宜使用する。
【0027】印刷装置制御部156は、印刷処理手続部
153によって適宜呼び出され、印刷装置14を制御す
ることによって文書情報などを印刷する。
【0028】図3ないし図6は本発明の実施形態に係る
複数組み印刷の態様を示す説明図である。これらの図を
参照して、制御装置15の印刷処理手続部153におけ
る複数組み印刷の処理内容について説明する。ただし、
図中の○印はとじ代の位置を表し、図中の「1」は1ペ
ージ目、「2」は2ページ目を表し、「1」「2」それ
ぞれを囲む矩形は印刷用紙内でのページ位置と大きさを
表し、「1」「2」の文字方向はそれぞれのページの方
向を表している。また「1」「2」の文字の下側をその
ページのフッター側とする。
【0029】まず図3に示すように、印刷の向きが縦方
向301のとき、とじ代の位置を左302、右303、
上304と設定する。設定に応じてとじ代側にそれぞれ
のページのフッター側がこないように303の1ページ
目のように301の状態からページ印刷向き設定処理部
1531の処理により180度回転させる。また文字が
逆さにならないように302〜304の2ページ目のよ
うに180度回転して正立の見易い状態に変える。この
ようにとじ代の位置を設定するだけで見易い状態に自動
的に変えることができる。
【0030】また、図4に示すように、印刷の向きが横
方向401のとき、とじ代の位置を左402、右40
3、上404と設定する。設定に応じてとじ代側にそれ
ぞれのページのフッター側がこないように402の2ペ
ージ目のようにページ印刷向き設定処理部1531の処
理によって180度回転させる。また文字が逆さになら
ないように402〜404の1ページ目のように180
度回転して見易い状態に変える。このようにとじ代の位
置を設定するだけで見易い状態に変えることができる。
【0031】次に、図3や図4ではまだ横向きで見にく
いページがあったが、これらを更に見やすくする処理方
法を図5と図6で示す。
【0032】まず図5に示すように、印刷の向きが縦方
向501のとき、とじ代の位置を左502、右503、
上504と設定し、横向きになっているページを502
〜504のようにフッターが下側になるように90度回
転して印刷用紙内に収まるように縮小する。このとき縮
小するページは右寄せ502、左寄せ503、センタリ
ング504のように位置を設定できるようにする。また
それぞれのページの縮小率を設定できるようにすること
で505のように文字の大きさのバランスがとれるよう
になり更に見易い状態に変えることができる。このとき
縮小率を変更しているページと異なるページは印刷用紙
内に収まるように拡大または縮小する。この拡大、縮小
は、入力装置11によって例えば1%刻みで拡大率を変
更することによってマニュアルで実行する。
【0033】また図6に示すように、印刷の向きが横方
向601のとき、とじ代の位置を左602、右603、
上604と設定し、横向きになっているページを602
〜604のようにフッターが下側になるように90度回
転して印刷用紙内に収まるように縮小する。このとき縮
小するページは上寄せ602、下寄せ603、センタリ
ング604のように位置を設定できるようにする。また
それぞれのページの縮小率を設定できるようにすること
で605のように文字の大きさのバランスがとれるよう
になり更に見易い状態に変えることができる。このとき
縮小率を変更しているページと異なるページは印刷用紙
内に収まるように拡大または縮小する。
【0034】次に使用者がとじ代やページ拡大率を設定
するときの画面例を図7〜図9で説明する。まず、図7
のとじ代位置設定ではとじ代の位置を左、右、上のいず
れかの番号を入力すると設定できる。次に図8のページ
拡大率設定では設定するページをページ指定の欄で指定
し、その指定したページの位置を位置の欄で左寄せ、セ
ンタリング、右寄せのいずれかの番号を入力すると設定
でき、そのページの拡大率を拡大率の欄で数値を入力す
ると設定できる。また図9に示すようにページ毎に位置
は設定でき、一つのページの拡大率を設定するとそれに
連動して別のページの拡大率が変更され印刷する文字サ
イズを変えることもできる。また自動調整の欄で「す
る」を指定するとそれぞれのページの文字サイズが同じ
になるように計算し拡大率を変更する。なお、ページの
位置決めについては、図8及び図9に示すようにこの実
施形態では、マニュアルで位置を選択するように設定さ
れている。また、とじ代位置も図7に示すような入力画
面で設定するが、両面印刷の場合、表面のページのとじ
代位置を図7に示すように「左」と設定すると、裏面側
は必然的に「右」となるので、裏面に相当するページの
場合には、「左」と設定しても「右」になるように自動
的に設定する。
【0035】次に本発明に係る処理の流れを図10と図
11で示す。ここで示す図10のとじ代位置設定と図1
1のページ拡大率設定は、実際に用紙に印刷を開始する
までに行う印刷条件設定の一部分に組み込まれる処理の
一例であり、前記印刷処理手続部153で実行される。
複数組み印刷の上下あるいは左右のページ配置やその他
印刷条件の設定は既知のワードプロセッサと共通のもの
であるから、ここではその詳細な説明は省略する。
【0036】まず、図10は、ページ印刷向き設定処理
部1531ととじ代位置設定処理部1532の処理内容
を示すフローチャートである。このルーチンでは、ステ
ップ1001でとじ代位置設定ルーチンが開始される
と、図7で使用者によって入力されたとじ代の位置に応
じて、ステップ1002で判定処理を行い、とじ代の位
置が左の場合はステップ1003に、右の場合はステッ
プ1005に、上の場合はステップ1007にそれぞれ
進む。ステップ1003で左側がフッター側となるペー
ジがあれば、ステップ1004に進み、ない場合はステ
ップ1007に進む。ステップ1004では、左側がフ
ッター側となるページについては180度印刷の向きを
変更してステップ1007に進む。ステップ1005で
右側がフッター側となるページがあれば、ステップ10
06に進み、ない場合はステップ1007に進む。ステ
ップ1006では右側がフッター側となるページは18
0度印刷の向きを変更してステップ1007に進む。そ
して、ステップ1007で上側がフッター側となるペー
ジがあれば、ステップ1008に進み、ない場合はステ
ップ1009に進む。ステップ1008では、文字が逆
さまになるページは180度印刷の向きを変更し、ステ
ップ1009でとじ代位置設定を終了する。
【0037】図11はページ印刷向き設定処理部153
1とページ拡大率設定処理部1533の処理内容を示す
フローチャートである。このルーチンでは、ページ拡大
率設定はとじ代位置設定処理の後行われるものとする。
【0038】ステップ1101でページ拡大率設定処置
が開始されると、ステップ1102で図8のように使用
者によって指定されたページをまず対象にし、ステップ
1103で使用者が選択した欄に応じて設定を行う。こ
の設定で位置の欄を選択した場合は、ステップ1104
で左寄せ/センタリング/右寄せから選択し、ステップ
1105で選択した位置に応じて印刷位置を変更してス
テップ1113で設定完了の判断を行う。そして、設定
が完了していれば、ステップ1114でページ拡大率設
定処理を終了する。
【0039】ステップ1103で拡大率の欄を選択した
場合は、ステップ1106で設定したページの拡大率を
入力し、ステップ1107で前記設定した拡大率で印刷
用紙に入るかどうかを計算する。そして、計算結果から
ステップ1108で印刷用紙に入るかどうかを判定し、
入らない場合はステップ1109で設定ページが入る最
大の大きさの拡大率を計算し、その拡大率を設定してス
テップ1113で設定完了の判断を行い、設定が完了し
ていれば、ステップ1114でページ拡大率設定処理を
終了する。
【0040】自動調整の欄を選択した場合はステップ1
111で自動調整するかどうかを判定し、自動調整する
ならば、ステップ1112で印刷用紙に入るように、且
つ全てのページの文字サイズが拡大/縮小後同サイズに
なるようにそれぞれのページの拡大率を計算してステッ
プ1113で設定完了の判断を行う。一方、ステップ1
111で自動調整しないならば、手動で拡大率を設定す
ることになるので、ステップ1113からリターンして
ステップ1102以降の処理を繰り返す。
【0041】なお、このフローチャートでは特に説明し
ていないが、ステップ1108でステップ1107で計
算した拡大率で印刷用紙に入ると判断されたときには、
例えば、1枚のページに組み付ける1ページ目と2ペー
ジ目の字の大きさのバランスが悪ければ、それぞれのペ
ージの拡大率を変更してバランスよく印字出力されるよ
うに設定することも可能である。この設定は、例えば上
記のような処理を行うモードとして設定される。
【0042】ここで取り上げた実施例は2ページの複数
組み印刷であるが、2ページ以上の複数組み印刷でも先
述の2ページの複数組み印刷と同様に、それぞれのペー
ジの向きを上下左右に設定できること、あるいはとじ代
の位置を設定でき、その設定に応じてとじ代側にそれぞ
れのページのフッター側がこないようにし、また文字が
逆さにならないようにすること、あるいはそれぞれのペ
ージの拡大率とページの位置を設定できるようにするこ
とで見易い複数組み印刷ができる。
【0043】なお、この実施形態では、図1に示すよう
にワードプロセッサの制御装置15側に印刷処理手続部
153を設けているが、印刷装置14にCPUやメモリ
を備えたものであれば、前記CPUによって印刷装置1
4側で、印刷方向、拡大(縮小)率、レイアウトの変更
などの印字制御の機能を持たせることができ、この場
合、印刷装置14側に前記印刷処理手続部153を設け
たことになる。また、この実施形態ではとじ代側にパン
チ穴をあけた例が示されているが、ステープラ止めの場
合も同様であり、とじ側の余白と逆側の余白の大きさが
異なるように設定された製本(背表紙を糊付けする例)
の場合も同様である。
【0044】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の本発明によ
れば、ページによって用紙方向の異なる文書を複数組み
印刷させるとき、それぞれのページの印刷の向きを設定
するので、とじ代の位置にあわせてそれぞれのページの
印刷の向きを見易い向きで印刷させることができる。
【0045】請求項2記載の発明によれば、とじ代の位
置を指定する手段をさらに備え、指定されたとじ代の位
置に合わせてそれぞれのページの印刷の向きを設定する
ので、ユーザが指定したページのとじ代の位置に応じて
見やすい向きに印刷させることができる。
【0046】請求項3記載の発明によれば、指定された
とじ代の位置に合わせてそれぞれのページの拡大率と印
刷の向きを設定することができるので、見やすい向きだ
けでなく、見やすい大きさで印刷させることができる。
【0047】請求項4記載の発明によれば、それぞれの
ページの文字の大きさが一致するように自動的に拡大率
を設定するので、見やすい向きだけでなく、見やすい大
きさで印刷させることができる。
【0048】請求項5記載の発明によれば、手動で拡大
率が設定されたとき、印刷用紙に入るか否かを判断する
ので、拡大率の設定が不適なときにも対応することがで
きる。
【0049】請求項6記載の発明によれば、印刷用紙に
入らないと判断したとき、設定ページが入る大きさの拡
大率の最大値を計算して設定するので、ページに入るに
足る大きさで見やすく印刷させることができる。
【0050】請求項7記載の発明によれば、印刷用紙に
入ると判断したとき、1ページ目と2ページのバランス
が悪い場合には、それぞれの拡大率を変えてバランスよ
く印刷できる拡大率をそれぞれ設定するので、バランス
をとって見やすく印刷させることができる。
【0051】請求項8記載の発明によれば、複数組み印
刷を行うときにページの位置を設定することができるの
で、ユーザの意図に沿って印刷させることが可能にな
る。
【0052】請求項9記載の発明によれば、両面印刷が
指定されたとき、裏面側に位置するページについては、
指定されたとじ代の位置を表側のページとは逆になるよ
うに設定してページの拡大率と印刷の向きを設定するの
で、裏面か表面かを意識することなく両面に複数組み印
刷を行うことができる。
【0053】請求項10記載の発明によれば、印刷制御
手段によって出力される印字情報に基づいて印字を実行
する印刷装置をさらに備えているので、印刷装置を含ん
だシステムとして文書作成システムを構築することがで
きる。。
【0054】請求項11記載の発明によれば、印刷装置
に印刷制御手段を設けたので、情報処理装置側で複数組
み印刷機能を備えていない文書作成システムにおいて
も、とじ代の位置にあわせてそれぞれのページの印刷の
向きを見易い向きで印刷させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る文書作成装置の構成図
である。
【図2】従来の複数組み印刷の一例を示す図である。
【図3】本発明の実施形態に係る複数組み印刷の一例を
示す図である。
【図4】本発明の実施形態に係る複数組み印刷の一例を
示す図である。
【図5】本発明の実施形態に係る複数組み印刷の一例を
示す図である。
【図6】本発明の実施形態に係る複数組み印刷の一例を
示す図である。
【図7】本発明の実施形態に係るとじ代設定画面の一例
を示す図である。
【図8】本発明の実施形態に係るページ拡大率設定画面
の一例を示す図である。
【図9】本発明の実施形態に係るページ拡大率設定画面
の一例を示す図である。
【図10】本発明の実施形態に係る処理の流れの一例を
示す図である。
【図11】本発明の実施形態に係る処理の流れの一例を
示す図である。
【符号の説明】
11 入力装置 12 表示装置 13 記憶装置 14 印刷装置 15 制御装置 131 文書データメモリ 132 フォントデータメモリ 133 印刷用ワークメモリ 151 入力情報処理手続部 152 文書処理手続部 153 印刷処理手続部 1531 ページ印刷向き設定処理部 1532 とじ代位置設定処理部 1533 ページ拡大率設定処理部 154 表示装置制御部 155 記憶装置制御部 156 印刷装置制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B009 NB04 NB08 NB11 NB14 NC01 NC02 NC04 NE03 RA06 RC01 RC14

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字及び記号を入力する入力手段と、入
    力あるいは処理された文字、記号及び作成した文書等を
    記憶する記憶手段と、前記入力手段から入力された情報
    と前記記憶手段に記憶している情報を処理する制御手段
    と、前記制御手段で処理した情報に応じて文字あるいは
    記号等を表示する表示手段と、1ページの用紙に複数ペ
    ージを印刷させる印刷制御手段を有する文書作成システ
    ムにおいて、 前記印刷制御手段は、ページによって用紙方向の異なる
    文書を複数組み印刷させるとき、それぞれのページの印
    刷の向きを設定することを特徴とする文書作成システ
    ム。
  2. 【請求項2】 とじ代の位置を指定する手段をさらに備
    え、前記印刷制御手段は、指定されたとじ代の位置に合
    わせてそれぞれのページの印刷の向きを設定することを
    特徴とする請求項1記載の文書作成システム。
  3. 【請求項3】 前記印刷制御手段は、指定されたとじ代
    の位置に合わせてそれぞれのページの拡大率と印刷の向
    きを設定することを特徴とする請求項2記載の文書作成
    システム。
  4. 【請求項4】 前記印刷制御手段は、自動的に拡大率を
    設定するときには、それぞれのページの文字の大きさが
    一致するように拡大率の設定を行うことを特徴とする請
    求項3記載の文書作成システム。
  5. 【請求項5】 前記印刷制御手段は、手動で拡大率が設
    定されたとき、印刷用紙に入るか否かを判断することを
    特徴とする請求項3記載の文書作成システム。
  6. 【請求項6】 前記印刷制御手段は、印刷用紙に入らな
    いと判断したとき、設定ページが入る大きさの拡大率の
    最大値を計算して設定することを特徴とする請求項3記
    載の文書作成システム。
  7. 【請求項7】 前記印刷制御手段は、印刷用紙に入ると
    判断したとき、1ページ目と2ページのバランスが悪い
    場合には、それぞれの拡大率を変えてバランスよく印刷
    できる拡大率をそれぞれ設定することを特徴とする請求
    項3記載の文書作成システム。
  8. 【請求項8】 複数組み印刷を行うときにページの位置
    を設定する手段をさらに備えていることを特徴とする請
    求項1ないし7のいずれか1項に記載の文書作成システ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記印刷制御手段は、両面印刷が指定さ
    れたとき、裏面側に位置するページについては、前記指
    定されたとじ代の位置を表側のページとは逆になるよう
    に設定してページの拡大率と印刷の向きを設定すること
    を特徴とする請求項3記載の文書作成システム。
  10. 【請求項10】 前記印刷制御手段によって出力される
    印字情報に基づいて印字を実行する印刷装置をさらに備
    えていることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか
    1項に記載の文書作成システム。
  11. 【請求項11】 前記印刷装置に前記印刷制御手段が設
    けられていることを特徴とする請求項10記載の文書作
    成システム。
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