JP2014237928A - 建物の障子設置構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】障子戸により建物内の空気環境を保持できる構成を好適に構築することができる建物の障子設置構造を提供する。【解決手段】外壁12には窓部13が設けられ、窓部13には窓枠18が設けられている。窓枠18の居室11側には障子戸25が設けられており、障子戸25は、天井部15に取り付けられた支持レール26により吊り下げ支持されている。支持レール26の下方には、障子戸25が居室11側に変位することを規制する障子規制部が設けられている。障子規制部は、障子戸25から屋外側に向けて突出した引掛部と、窓枠18に設けられ引掛部が引っ掛けられている受け部とを有しており、引掛部が受け部に引っ掛かっていることで、障子戸25が壁厚み方向に揺れることが規制される。【選択図】 図1

Description

本発明は、建物の障子設置構造に関するものである。
住宅等の建物において、窓部等の壁開口部に障子戸が設けられていることがある。例えば、窓部に窓枠が設けられており、障子戸が窓枠の内側に設置された構成がある(例えば特許文献1参照)。この構成では、障子戸が窓枠の上枠部に対して吊り下げ支持されており、その障子戸は、吊り下げられた状態で水平方向にスライド移動することにより開閉される。
特開2002−129825号公報
しかしながら、障子戸が窓枠等の開口枠の内側に配置された構成では、障子戸の大きさや形状が開口枠の内周の大きさや形状により制限されることが懸念される。例えば、建物を構築する際に、設計変更等により壁開口部が小さくなるように開口枠の仕様が変更されたにもかかわらず、障子戸の仕様の変更が行われなかった場合、建築現場において障子戸を開口枠に取り付けることができないという不都合が生じる。かといって、障子戸を壁開口部に対して小さめの仕様のものにした場合には、障子戸の外周面と開口枠の内周面との間の隙間が大きくなり、障子戸を閉状態にしているにもかかわらず、障子戸と開口枠との間の隙間を通じて通気が行われることで建物内の空気環境が変化してしまうことが懸念される。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、障子戸により建物内の空気環境を保持できる構成を好適に構築することができる建物の障子設置構造を提供することを主たる目的とするものである。
以下、上記課題を解決するのに有効な手段等につき、必要に応じて作用、効果等を示しつつ説明する。
第1の発明の建物の障子設置構造は、外壁に形成された壁開口部に開口枠が設けられている建物に適用され、前記開口枠よりも屋内側に設けられ、前記壁開口部に対して開状態及び閉状態に移行可能な障子戸と、前記障子戸を吊り下げ支持している支持レールと、前記支持レールの下方に設けられ、前記障子戸が少なくとも前記閉状態にある場合に、当該障子戸が前記開口枠に対して屋内側に変位することを規制する障子規制部と、を備えていることを特徴とする。
第1の発明によれば、開口枠の屋内側において障子戸が吊り下げ支持されているため、障子戸の大きさや形状が開口枠の内周の大きさや形状により制限されることを回避できる。ここで、吊り下げ支持されている障子戸は、壁厚み方向に変位することが想定されるが、障子戸が閉状態にある場合に、障子戸が屋内側に変位することが障子規制部により規制されているため、屋外と建物内との通気が障子戸と開口枠との間の隙間を通じて行われることを抑制でき、それによって、建物内の空気環境を適正に保持できる。さらに、障子戸の荷重は障子規制部ではなく支持レールに加えられるため、障子規制部に支持強度を付与することで障子戸や開口枠の意匠性が低下するということを回避できる。したがって、障子戸により建物内の空気環境を保持できる構成を好適に構築することができる。
第2の発明では、第1の発明において、前記障子戸は、開状態にある場合に前記壁厚み方向において前記外壁に重なる部分を有しており、前記障子規制部は、前記障子戸が前記開状態にある場合でも、該障子戸が屋内側に変位することを規制するものである。
第2の発明によれば、障子戸が閉状態にある場合に加えて開状態にある場合でも、その障子戸が壁厚み方向に揺れることが規制されるため、障子戸が外壁の内壁面に接触して障子戸や内壁面が破損したり変形したりすることを抑制できる。閉状態に移行した障子戸が内壁面に重なる位置にある場合、壁開口部から風が吹き込むことなどにより障子戸が壁厚み方向に揺れやすく、それに伴って、障子戸が内壁面に接触することが懸念される。このため、障子戸が閉状態にある場合でも、その障子戸の揺れが規制されていることが好ましい。
第3の発明では、第2の発明において、前記障子規制部は、前記障子戸から屋外側に向けて突出した引掛部と、前記開口枠に設けられ前記引掛部が引っ掛けられる受け部とを有し、前記引掛部が前記受け部に引っ掛けられていることで前記障子戸の変位を規制するものであり、前記引掛部と前記受け部とは、前記障子戸の開閉が可能な状態で互いに引っ掛けられている。
第3の発明によれば、障子戸の開閉状態にかかわらず、その障子戸の壁厚み方向の変位が規制されるため、障子戸が開口枠や内壁面に接触するということをより確実に抑制できる。しかも、障子規制部が引掛部と受け部との引っ掛かりにより形成される構成において、受け部が開口枠に取り付けられているため、壁厚み方向において障子戸と開口枠との位置関係を障子規制部により好適に調整することができる。ここで、開口枠が内壁面よりも屋内側に突出している建物においては、内壁面よりも開口枠に障子戸が接触しやすいため、障子戸や開口枠の破損や変形を抑制する上で、障子戸と開口枠との離間距離を調整することが好ましい。
第4の発明では、第3の発明において、前記開口枠は、前記壁厚み方向において前記外壁から前記障子戸側に向けて突出した枠突出部分を有しており、前記受け部は、前記開口枠よりも前記障子戸側に向けて突出しない状態で、前記開口枠の前記枠突出部分に取り付けられている。
第4の発明によれば、内壁面と開口枠との境界部に生じた段差を受け部の設置スペースとして利用しているため、障子戸と開口枠とが接触していないにもかかわらず、受け部が障子戸に接触したり引掛部が開口枠や内壁面に接触したりする、ということを回避できる。
第5の発明では、第1乃至第4のいずれかの発明において、前記支持レールは、前記開口枠の上方において天井部に固定されており、前記障子戸は、前記閉状態にある場合に前記開口枠よりも上方において前記外壁に重なっている重なり部分を有している。
障子戸と開口枠とが接触した状態が障子規制部により保持されると、障子戸と開口枠との接触部分が変色したり傷付いたりすることが懸念される。このため、障子戸は開口枠から屋内側に僅かに離間した位置にて所持規制部により位置保持されると想定されるが、この場合、障子戸と開口枠との間の隙間を通じて通気が行われることが懸念される。
これに対して、第5の発明によれば、開口枠の上方において障子戸が内壁面に重なっているため、障子戸と開口枠との間に隙間があったとしても、その隙間を空気が通るためにはその空気が障子戸と内壁面との間も通る必要があり、通気が生じにくくなっている。したがって、障子戸により建物内の空気環境をさらに好適に保持することができる。
第6の発明では、第1乃至第5のいずれかの発明において、前記障子戸を吊り下げている吊り下げ部材が、前記支持レールに沿って移動可能に設けられており、前記吊り下げ部材は、前記支持レールに対して着脱可能に引っ掛けられている。
第6の発明によれば、支持レールから障子戸を取り外すことにより、支持レールに布カーテンなど障子戸ではない部材を取り付けることができる。このため、壁開口部に対して多種多様な開閉体を容易に取り付けることができる。
第7の発明では、第1乃至第6のいずれかの発明において、前記障子規制部として、前記壁開口部を挟んで上下に設けられた上側規制部及び下側規制部を備えている。
第7の発明によれば、障子戸が吊り下げ支持されている構成において、その障子戸が開口枠から屋内側に変位することをより確実に規制できる。
第8の発明では、第1乃至7のいずれかの発明において、前記障子戸は、桟部材と、その桟部材を挟んで設けられた一対の戸仕上材と、それら戸仕上材の間に設けられた中空部とを有しており、前記障子規制部は、前記桟部材に対して固定されている。
第8の発明によれば、障子戸においては、その中空部が断熱性を有しているため、壁開口部における屋外と建物内との熱の伝わりを障子戸により規制できる。このため、障子戸により建物内の空気環境をさらに好適に保持できる。しかも、障子規制部が桟部材に固定されているため、障子規制部の固定対象として専用部材を障子戸に取り付ける必要がなく、その専用部材により障子戸の意匠性が低下することを回避できる。
窓部を示す図 図1(b)のA−A線断面図 障子規制部の構成を示す図 別の障子戸の構成を示す縦断面図 別の居室の窓部を示す図
以下、本発明を具体化した一実施形態について図面を参照しつつ説明する。本実施形態では、住宅等の建物が居住空間として居室を有しており、本発明の障子設置構造を居室において具体化している。図1は窓部13を示す図であり、(a)に障子戸25が開状態にある場合の図を示し、(b)に障子戸25が閉状態にある場合の図を示している。
図1(a)、(b)において、居室11は、建物の外壁12に形成された窓部13を有している。窓部13は、床部14の床面から天井部15に向けて延びている掃き出し窓とされている。居室11は、外壁12により形成された窓側壁面17aと、その窓側壁面17aを挟んで互いに対向する一対の対向壁面17bとを有しており、対向壁面17bは、外壁や間仕切壁などにより形成されている。
なお、外壁12は、屋外側に配置された外壁パネルと屋内側に配置された内壁パネルとを有しており、内壁パネルは、石膏ボード等の内壁面材と、その内壁面材が取り付けられている内壁下地とを有している。内壁下地は、上下方向や左右方向に延びるフレーム材が複数組み合わされることで形成されている。
窓部13には、矩形枠状の窓枠18が設けられている。窓枠18は、上下方向に延びる一対の縦枠部18aと、それら縦枠部18aの上端部同士を連結する上枠部18bとを有しており、上枠部18bは左右方向に延びている横枠部である。上枠部18bは、天井部15から下方に離間した位置に配置されており、上枠部18bと天井部15との間には窓側壁面17aが存在している。また、縦枠部18aは、対向壁面17bから窓部13側に離間しており、縦枠部18aと対向壁面17bとの間には窓側壁面17aが存在している。なお、窓部13が壁開口部に相当し、窓枠18が開口枠に相当する。
窓部13には、開閉可能な引き違い式のサッシ戸21が設けられている。窓枠18の屋外側には、図示しない矩形枠状のサッシ枠が設けられており、サッシ戸21はそのサッシ枠に対して開閉可能に取り付けられている。窓枠18とサッシ枠とは、外壁12の壁厚み方向において並べて配置されており、窓枠18はサッシ枠に対して固定されている。
窓枠18の居室11側には、開閉可能な板状の障子戸25が設けられている。障子戸25は、窓側壁面17aに沿って水平方向に移動することで開状態及び閉状態に移行可能になっている。障子戸25は、閉状態に移行することで窓部13を居室11側から覆い隠した状態になり、開状態に移行することで窓部13を居室11側に露出させた状態になる。障子戸25は、壁幅方向において窓部13の側方に向けて移動することで、閉状態から開状態に移行する。
壁高さ方向において、障子戸25の高さ寸法は窓側壁面17aの高さ寸法(天井高)とほぼ同じにされている。この場合、障子戸25は、窓枠18の上枠部18bよりも高い位置に突出しており、その突出部分は、障子戸25が閉状態にある場合に窓部13の上方において窓側壁面17aに重なっている重なり部分25aになっている。
障子戸25は、左右一対設けられており、それら障子戸25は壁幅方向に沿って並べて配置されている。一対の障子戸25は側面同士が対向しており、それぞれが閉状態にある場合にそれぞれの側面が互いに当接している。各障子戸25が閉状態にある場合、窓枠18の屋内側面は、いずれかの障子戸25の屋外側面と対向している。このため、一対の障子戸25は、閉状態にある場合に、窓部13に加えて窓枠18も居室11側から覆い隠している。
壁厚み方向において、障子戸25の幅寸法は、窓枠18の幅寸法のほぼ1/2とされている。また、窓部13の側方において、窓側壁面17aの幅寸法は障子戸25の幅寸法とほぼ同じにされており、障子戸25は、開状態のうち全開状態にある場合に、全体が窓側壁面17aに重なる位置に配置されている。
天井部15には、障子戸25を吊り下げ支持する支持レール26が設けられている。支持レール26は、天井部15の天井面に沿って窓側壁面17aと平行に延びており、障子戸25は、支持レール26の長手方向に沿ってスライド移動可能になっている。支持レール26は、一対の対向壁面17bの間に設けられており、それら対向壁面17bに掛け渡された状態になっている。支持レール26の長さ寸法は、一対の対向壁面17bの離間距離(窓側壁面17aの幅寸法)とほぼ同じになっている。
次に、障子戸25の支持構造について図2、図3を参照しつつ説明する。図2は図1(b)のA−A線断面図、図3は障子規制部41の構成を示す図である。図3においては、(a)に障子規制部41の斜視図を示し、(b)は図1(b)のB−B線断面図を示す。なお、図3(a)においては、支持レール26とフック部35との分解図を示し、外壁12及び天井部15の図示を省略している。
図2に示すように、障子戸25は、下地材としての桟部材31と、その桟部材31を挟んで設けられた一対の戸仕上材32と、それら戸仕上材32の間に設けられた中空部33とを有している。桟部材31は、横桟や縦桟を含んで全体として矩形枠状に形成されている。戸仕上材32は、紙材やシート材などにより形成されており、桟部材31の側面に対して接着剤等により接合されている。中空部33は、戸仕上材32に沿って延びており、障子戸25の厚み方向に熱が伝わることを規制する断熱性能を障子戸25に付与している。
障子戸25は、その上端面から上方に向けて突出したフック部35を有している。支持レール26は、下方に向けて開放された溝部26aを有しており、障子戸25のフック部35は、溝部26a内に引っ掛けられている。溝部26aは、支持レール26の長手方向に沿って延びており、フック部35は、溝部26aに引っ掛けられた状態でその溝部26aの長手方向に沿って移動可能になっている。これにより、障子戸25は、支持レール26により吊り下げ支持された状態で、水平方向にスライド移動することが可能になっている。なお、フック部35が吊り下げ部材に相当する。
障子戸25は、閉状態にある場合に窓部13と居室11との間での通気を遮断する状態になっている。また、上述したように、障子戸25が断熱性能を有しているため、窓部13と居室11との間での熱の伝達が障子戸25により規制されている。これにより、居室11がエアコン等により空調されている場合に、その空調効率が高められることになる。
ここで、障子戸25が支持レール26により吊り下げ支持されている構成では、障子戸25が支持レール26を支点として壁厚み方向に揺れ、障子戸25が窓枠18から遠ざかる方向に変位することが懸念される。この場合、障子戸25と窓枠18との離間部分を通じて窓部13と居室11との間の通気が行われやすくなり、障子戸25による通気遮断性能が低下し、障子戸25が有する断熱性能も発揮されなくなってしまう。
そこで、支持レール26の下方において、障子戸25が居室11側に変位することが障子規制部41により規制されている。障子規制部41は、窓枠18の上方において外壁12と障子戸25との間に設けられている。障子規制部41は、障子戸25から屋外側に向けて突出した引掛部42と、窓枠18に設けられ引掛部42が引っ掛かる受け部43とを有しており、引掛部42が受け部43に引っ掛けられていることで、障子戸25が窓枠18から離れる側に移動することを規制している。これにより、障子戸25と窓枠18との間を通じて通気が行われることが抑制される。
受け部43は、窓枠18の上枠部18bに取り付けられている。窓枠18は、窓側壁面17aから居室11側に突出した枠突出部分45を有しており、受け部43はその枠突出部分45に取り付けられている。受け部43は、枠突出部分45に固定された受け固定部43aと、その受け固定部43aから上方に向けて延びた起立部43bとを有している。受け固定部43aは、枠突出部分45において上枠部18bの上に載せられており、その上枠部18bに対してビス固定されている。起立部43bは、受け固定部43aの居室11側端部に設けられており、窓側壁面17aから居室11側に離間している。起立部43bの居室11側の側面は、上枠部18bの居室11側の側面と同一平面を形成しており、受け部43は、上枠部18bよりも居室11側には突出していない。
引掛部42は、障子戸25の屋外側面に対して取り付けられている。引掛部42は、戸仕上材32を介して桟部材31にビス固定された引掛固定部42aと、その引掛固定部42aから下方に向けて延びている延出部42bとを有している。引掛固定部42aは、障子戸25の屋外側面に沿って延びており、延出部42bは、引掛固定部42aから屋外側に向けて延びている部分と、その部分の屋外側端部から下方に向けて延びている部分とを有している。
引掛部42においては、下方に向けて開放された凹部が引掛固定部42a及び延出部42bにより形成されており、その凹部(引掛固定部42aと延出部42bとの間)に受け部43の起立部43bが入り込んだ状態になることで、引掛部42が受け部43に引っ掛かっていることになる。この場合、受け部43の起立部43bの屋外側面に引掛部42の延出部42bが当接することで、障子戸25が窓枠18から居室11側に離間することが規制される一方で、受け部43の起立部43bの屋内側面(居室11側面)に引掛部42の引掛固定部42aが当接することで、障子戸25が窓枠18に接触することが規制される。
図3(a)に示すように、受け部43は、上枠部18bに沿って延びた長尺部材とされている。受け部43は、壁幅方向において上枠部18bの全体に対して設けられている。また、受け部43の長さ寸法は、上枠部18b(窓枠18)の幅寸法よりも大きくされており、上枠部18bよりも側方に向けて突出している。一方で、引掛部42は短尺部材とされており、壁幅方向に沿って所定間隔で複数設けられている。障子戸25が閉状態にある場合には、全ての引掛部42が受け部43に引っ掛かっている。また、障子戸25が開状態にある場合でも、窓部13側に配置された引掛部42が、受け部43において窓枠18から側方に突出した部分に引っ掛かっている。したがって、障子規制部41は、障子戸25の開閉状態に関係なく、フック部35を支点とした障子戸25の揺れを規制する振れ止めとしての役割を果たすことになる。
図2の説明に戻り、障子戸25には、その障子戸25と床部14との隙間を埋める隙間埋め部材46が取り付けられている。隙間埋め部材46は、モヘア等により形成され、壁幅方向において障子戸25の下端面に沿って延びており、障子戸25と床部14との間の隙間を通じた通気を遮断することが可能になっている。
図3(b)に示すように、障子戸25には、その障子戸25の支持レール26に沿った移動を規制するサイドストッパ48が取り付けられている。障子戸25は、閉状態にある場合に壁幅方向において窓部13とは反対側に向けて窓枠18から突出しており、その突出部分にサイドストッパ48が取り付けられている。サイドストッパ48は、障子戸25の屋外側に配置され桟部材31にビス固定されたストッパ固定部48aと、縦枠部18aにおける窓部13とは反対側の側面に当接する当接部48bとを有している。当接部48bは、ストッパ固定部48aから屋外側に向けて延びており、壁幅方向において縦枠部18aを挟んで窓部13とは反対側に配置されている。当接部48bは、縦枠部18aに当接することで、障子戸25が一対の縦枠部18aの中間位置まで移動することを規制し手いる。
サイドストッパ48は、障子戸25において縦枠部18aに重なる範囲の全体に配置されている。このため、障子戸25が閉状態にある場合に、障子戸25と縦枠部18aとの間に隙間が生じていたとしても、その隙間を通じた窓部13と居室11との通気がサイドストッパ48により規制される。なお、サイドストッパ48は通気遮断部に相当する。
以上詳述した本実施形態によれば、以下の優れた効果が得られる。
障子戸25が窓枠18よりも居室11側に配置されているため、障子戸25の大きさや形状が窓枠18の内周の大きさや形状により制限されることを回避できる。ここで、障子戸25は吊り下げ支持されているため、壁厚み方向に変位することが想定されるが、障子戸25が閉状態にある場合に、障子戸25が居室11側に変位することが障子規制部41により規制されているため、屋外と居室11との通気が障子戸25と窓枠18との間の隙間を通じて行われることを抑制でき、それによって、居室11の空気環境を適正に保持できる。さらに、障子戸25の荷重は障子規制部41ではなく支持レール26に加えられるため、障子規制部41に支持強度を付与することで障子戸25や窓枠18の意匠性が低下する、ということを回避できる。したがって、障子戸25により居室11の空気環境を保持できる構成を好適に構築することができる。
開状態にある障子戸25が壁厚み方向に揺れることが障子規制部41により規制されるため、障子戸25が窓側壁面17aに接触して障子戸25や窓側壁面17aが破損したり変形したりすることを抑制できる。ここで、開状態にある障子戸25が窓側壁面17aに重なっている構成では、その障子戸25と窓側壁面17aとの間に風が吹き込むことなどにより、障子戸25が壁厚み方向に揺れやすくなるため、障子戸25が開状態にある場合に壁厚み方向への障子戸25の変位が規制されることが好ましい。
障子戸25は、引掛部42が受け部43に引っ掛かった状態のまま開閉可能になっているため、障子戸25が窓枠18や窓側壁面17aに接触するということをより確実に抑制できる。しかも、受け部43が窓枠18に取り付けられているため、壁厚み方向において障子戸25と窓枠18との位置関係を障子規制部41により好適に調整することができる。ここで、窓枠18が窓側壁面17aよりも居室11側に突出している構成では、障子戸25が窓側壁面17aよりも窓枠18に接触しやすいため、障子戸25や窓枠18の破損や変形を抑制する上で、障子戸25と窓枠18との離間距離を調整することが好ましい。
窓枠18と窓側壁面17aとの間に形成された段差を受け部43の設置スペースとして利用しているため、障子戸25と窓枠18とが接触していないにもかかわらず、受け部43が障子戸25に接触したり引掛部42が窓枠18や窓側壁面17aに接触したりする、ということを回避できる。
障子戸25と窓枠18とが僅かに離間した状態が障子規制部41により保持されるため、障子戸25と窓枠18とが接触した状態が続いてその接触した部分が変色したり傷付いたりすることを回避できる。ところが、障子戸25と窓枠18との間に隙間があると、その隙間を通じて屋外と居室11とが通気が行われることが懸念される。これに対して、窓枠18の上方においては、障子戸25の重なり部分25aが窓側壁面17aに重なっているため、障子戸25と窓枠18との間に隙間があっても、その隙間を空気が通るためにはその空気が重なり部分25aと窓側壁面17aとの間も通る必要があり、通気が生じにくくなっている。したがって、障子戸25により居室11の空気環境をさらに好適に保持することができる。
障子戸25のフック部35は支持レール26に対して着脱可能になっているため、フック部35を支持レール26から取り外すことで、支持レール26に布カーテンなど障子戸25ではない部材を取り付けることができる。このため、窓部13に対して多種多様な開閉体を取り付けることができる。
障子戸25が太鼓張り障子とされているため、その中空部33により断熱性を発揮できる。このため、障子戸25が閉状態にある場合に、窓部13における屋外と居室11との熱の伝わりを障子戸25により規制できる。しかも、障子規制部41の引掛部42が障子戸25の桟部材31に固定されているため、引掛部42の固定対象として専用部材を障子戸25に取り付ける必要がなく、その専用部材により障子戸25の意匠性が低下することを回避できる。
[他の実施形態]
本発明は上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施されてもよい。
(1)上記実施形態では、支持レール26が天井部15に取り付けられていたが、支持レール26は、窓枠18の上方であれば窓側壁面17aや対向壁面17bに対して取り付けられていてもよい。例えば、図4に示すように、外壁12の窓側壁面17aに対して横材51が取り付けられ、支持レール26が溝部26aを下方に向けた状態で横材51に固定された構成とする。この構成では、横材51が外壁12の居室11側に配置され、支持レール26が横材51の下面に対してビス固定されている。この場合でも、障子戸25が、窓枠18の上方に配置された重なり部分25aを有していることが好ましい。
また、障子規制部41は、上下に複数並べて設けられていてもよい。例えば、図4に示すように、障子規制部41として、下側規制部41aとその下側規制部41aよりも上方に配置された上側規制部41bとが設けられた構成とする。この構成では、窓部13が掃き出し窓ではなく、床部14から上方に離間した位置に配置された腰窓等であり、窓枠18が横枠部として下枠部18cを有し、上側規制部41bが上記実施形態の障子規制部41と同様に上枠部18bに固定され、下側規制部41aが下枠部18cに対して固定されている。
下側規制部41aは、窓枠18の下方において外壁12と障子戸25との間に設けられている。障子戸25は、窓枠18の下枠部18cよりも低い位置まで延びており、その延出部分に引掛部42が取り付けられている。また、受け部43は、下枠部18cの下面に取り付けられている。
障子規制部41として、上側規制部41b及び下側規制部41aが設けられている構成によれば、障子戸25が居室11側に変位することがその障子戸25の上端寄り部分及び下端寄り部分の両方について規制されるため、障子戸25が壁厚み方向に揺れることをその障子戸25全体について抑制できる。
(2)障子規制部41の受け部43は、障子戸25の移動範囲の全体に配置されていてもよい。例えば、図5(a),(b)に示すように、窓枠18の側方において、上枠部18bに横並びに付け鴨居55が設けられており、受け部43が上枠部18b及び付け鴨居55の両方に設けられた構成とする。
この構成では、付け鴨居55が窓枠18から側方に向けて延びており、窓枠18と対向壁面17bとに掛け渡された状態になっている。受け部43は、上枠部18b及び付け鴨居55の各上面に設けられており、その長さ寸法が窓側壁面17aの幅寸法とほぼ同じにされている。この場合、受け部43は、一対の対向壁面17bに掛け渡された状態になっており、窓枠18と付け鴨居55との境界部を壁幅方向に跨いでいる。この場合、障子戸25の開閉状態に関係なく、その障子戸25の各引掛部42の全てが受け部43に引っ掛かった状態になっている。
(3)上記実施形態では、障子規制部41の引掛部42が短尺部材とされていたが、引掛部42は、障子戸25の幅方向に沿って延びる長尺部材とされていてもよい。例えば、引掛部42が、壁幅方向において障子戸25のほぼ全体に対して設けられた構成とする。この構成では、引掛部42の長さ寸法が障子戸25の長さ寸法とほぼ同じにされており、障子戸25が閉状態にある場合に、引掛部42と受け部43との引っ掛かり部分が、障子戸25の幅方向のほぼ全体に配置されていることになる。この場合、障子戸25と上枠部18bとの間の隙間を通じた通気が引掛部42及び受け部43により遮断される。
(4)上記実施形態では、受け部43が窓枠18の上枠部18bに取り付けられていたが、受け部43は縦枠部18aに取り付けられていてもよい。この場合、受け部43は短尺部材とされ、引掛部42が長尺部材とされ、引掛部42と受け部43とが引っ掛かった状態のまま障子戸25がスライド移動可能な構成にされていることが好ましい。
また、受け部43は、外壁12の窓側壁面17aに対して取り付けられていてもよい。この場合でも、引掛部42が受け部43に引っ掛かっていることで、障子戸25の居室11側への変位が規制される。
(5)上記実施形態では、障子規制部41が引掛部42及び受け部43を有してたが、伸縮可能なゴム等の伸縮部材により障子戸25と窓枠18又は窓側壁面17aとが連結されていてもよい。
(6)障子戸25は、窓部13に対して設けられ、開閉可能な開閉体であれば、襖や框戸、フラッシュ戸であってもよい。
12…外壁、13…壁開口部としての窓部、18…開口枠としての窓枠、25…障子戸、25a…重なり部分、26…支持レール、31…桟部材、32…戸仕上材、33…中空部、41…障子規制部、42…障子規制部を構成する引掛部、43…障子規制部を構成する受け部、45…枠突出部。

Claims (8)

  1. 外壁に形成された壁開口部に開口枠が設けられている建物に適用され、
    前記開口枠よりも屋内側に設けられ、前記壁開口部に対して開状態及び閉状態に移行可能な障子戸と、
    前記障子戸を吊り下げ支持している支持レールと、
    前記支持レールの下方に設けられ、前記障子戸が少なくとも前記閉状態にある場合に、当該障子戸が前記開口枠に対して屋内側に変位することを規制する障子規制部と、
    を備えていることを特徴とする建物の障子設置構造。
  2. 前記障子戸は、開状態にある場合に前記外壁の壁厚み方向において前記外壁に重なる部分を有しており、
    前記障子規制部は、前記障子戸が前記開状態にある場合でも、該障子戸が屋内側に変位することを規制するものであることを特徴とする請求項1に記載の建物の障子設置構造。
  3. 前記障子規制部は、前記障子戸から屋外側に向けて突出した引掛部と、前記開口枠に設けられ前記引掛部が引っ掛けられる受け部とを有し、前記引掛部が前記受け部に引っ掛けられていることで前記障子戸の変位を規制するものであり、
    前記引掛部と前記受け部とは、前記障子戸の開閉が可能な状態で互いに引っ掛けられていることを特徴とする請求項2に記載の建物の障子設置構造。
  4. 前記開口枠は、前記壁厚み方向において前記外壁から前記障子戸側に向けて突出した枠突出部分を有しており、
    前記受け部は、前記開口枠よりも前記障子戸側に向けて突出しない状態で、前記開口枠の前記枠突出部分に取り付けられていることを特徴とする請求項3に記載の建物の障子設置構造。
  5. 前記支持レールは、前記開口枠の上方において天井部に固定されており、
    前記障子戸は、前記閉状態にある場合に前記開口枠よりも上方において前記外壁に重なっている重なり部分を有していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の建物の障子設置構造。
  6. 前記障子戸を吊り下げている吊り下げ部材が、前記支持レールに沿って移動可能に設けられており、
    前記吊り下げ部材は、前記支持レールに対して着脱可能に引っ掛けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の建物の障子設置構造。
  7. 前記障子規制部として、前記壁開口部を挟んで上下に設けられた上側規制部及び下側規制部を備えていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の建物の障子設置構造。
  8. 前記障子戸は、桟部材と、その桟部材を挟んで設けられた一対の戸仕上材と、それら戸仕上材の間に設けられた中空部とを有しており、
    前記障子規制部は、前記桟部材に対して固定されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の建物の障子設置構造。
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