JPH0738534U - 吊戸車式障子の吊戸車支承構造 - Google Patents
吊戸車式障子の吊戸車支承構造Info
- Publication number
- JPH0738534U JPH0738534U JP6931493U JP6931493U JPH0738534U JP H0738534 U JPH0738534 U JP H0738534U JP 6931493 U JP6931493 U JP 6931493U JP 6931493 U JP6931493 U JP 6931493U JP H0738534 U JPH0738534 U JP H0738534U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rail
- horizontal plate
- hanging door
- hanging
- upper rail
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 吊戸車を備えた障子を上レールの正面から簡
単に吊り込み、外しできるし、吊戸車が上レールから外
れることを確実に防止できるようにする。 【構成】 レール部１１を備えた縦板１０と横板１２よ
り上レール２とし、このレール部１１と横板１２との間
の高さＨ1 を吊戸車５の直径Ｄより著しく大きくし、縦
板２１と横板２２を備え、その横板２２に立上り片２５
を有するレールカバー２０とし、このレールカバー２０
を上レール２の横板１２に取付けることで横板２２とレ
ール部１１との間の高さＨ2 を吊戸車５の直径Ｄとレー
ル部１と吊戸車５の掛り代Ｓの差より小さくして吊戸車
５が上レール２から外れないようにする。
単に吊り込み、外しできるし、吊戸車が上レールから外
れることを確実に防止できるようにする。 【構成】 レール部１１を備えた縦板１０と横板１２よ
り上レール２とし、このレール部１１と横板１２との間
の高さＨ1 を吊戸車５の直径Ｄより著しく大きくし、縦
板２１と横板２２を備え、その横板２２に立上り片２５
を有するレールカバー２０とし、このレールカバー２０
を上レール２の横板１２に取付けることで横板２２とレ
ール部１１との間の高さＨ2 を吊戸車５の直径Ｄとレー
ル部１と吊戸車５の掛り代Ｓの差より小さくして吊戸車
５が上レール２から外れないようにする。
Description
【０００１】
本考案は、上レールに沿って障子を吊戸車を介して走行自在に吊り下げた吊戸 車式障子の吊戸車を支承する構造に関する。
【０００２】
吊戸車式障子の吊戸車支承構造としては、例えば実公平５−１０１２５号公報 に示すように、障子の上部に吊戸車を取付け、この吊戸車を上レールに走行自在 に支承し、その上レールにカバー材を取付けて吊戸車が上レールから外れないよ うにしたものが知られている。
【０００３】
かかる吊戸車支承構造であると、カバー材のガイド部を吊戸車の側面と対向さ せることで吊戸車が上レールから外れないようにしているが、吊戸車と上レール との上下掛り代以上吊戸車が上レールに対して上方に移動して吊戸車が斜めとな った時上レールより外れることがある。
【０００４】 このために、吊戸車と上レールとの上下掛り代と吊戸車の上方移動量をほぼ同 一として上レールより外れないようにする必要があり、吊戸車を上レールに正面 から吊り込むことが困難となるから、障子を上レールに吊り込む時には吊戸車を 上レールの長手方向端部より挿入することになって障子の吊り込みが面倒となる し、障子を上レールから外す場合も前述と同様になって障子を外すことが面倒と なる。
【０００５】 そこで、本考案は前述の課題を解決できるようにした吊戸車式障子の吊戸車支 承構造を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】 障子４の上部に取付けた吊戸車５を上レール２に走行自在に支承した吊戸車式 障子において、 前記上レール２をレール部１１を備えた縦板１０と横板１２より構成し、その レール部１１と横板１２との高さＨ1 を吊戸車５の直径Ｄよりも著しく大きくし 、 縦板２１と横板２２を備え、その横板２２に上レール２の横板１２下面に接す る立上り片２５を有するレールカバー２０を前上レール２の横板１２に着脱自在 とし、 このレールカバー２０の横板２２と上レール２のレール部１１との高さＨ2 を 、吊戸車５の直径Ｄとレール部１１と吊戸車５の掛り代Ｓとの差より小さくした 吊戸車式障子の吊戸車支承構造。
【０００７】
レールカバー２０を外すことでレール部１１と横板１２との間の高さＨ1 が吊 戸車５の直径Ｄよりも著しく大きくなるので、吊戸車５を上レール２の正面から 簡単に装着したり、外したりできて障子４を上レール２の正面から簡単に吊り込 んだり、外したりでき、レールカバー２０を取付けることで吊戸車５の上方移動 量がレールカバー２０の横板２２で吊戸車５とレール部１１の掛り代より小さく なるから吊戸車５が上レール２から外れることを確実に防止できる。
【０００８】
図１に示すように、出窓を構成する天板１に上レール２が前面窓部上枠３と接 して取付けられ、障子４の上部に取付けた吊戸車５が上レール２に走行自在に支 承してあり、前記出窓を構成する前面窓部下枠６に取付けたガイドローラ７が障 子４の下部に形成した下向凹部８に臨んで障子４下部を走行ガイドしている。
【０００９】 前記上レール２は図２と図３に示すように縦板１０の下部に上向きのレール部 １１を一体形成し、その縦板１０の上部に横板１２を一体的に設け、その横板１ ２の突出端部には略Ｌ字状の係止受片１３が縦板１０に向けて一体的に設けられ て被係合部１４を形成してあり、このレール部１１と横板１２の間の上下寸法Ｈ1 は吊戸車５の直径Ｄよりも著しく大きくしてある。
【００１０】 レールカバー２０は図２と図３に示すように縦板２１と横板２２を備え、その 縦板２１の上端部には横向片２３が横板２２と同一方向に一体的に設けられて横 板２２とによって前記上レール２の被係合部１４と係合する横向きの係合凹部２ ４を形成し、前記横板２２の突出端部には立上り片２５が一体的に設けてあり、 レールカバー２０の係合凹部２４を上レール２の被係合部１４に係合してレール カバー２０を上レール２に取付けると立上り片２５が上レール２の縦板１０と横 板１２の下面に接し、そのレールカバー２０の横板２２と上レール２のレール部 １１との間の高さＨ2 は吊戸車５の直径Ｄより吊戸車５とレール部１１との掛り 代Ｓをひき算した値よりも小さくしてある。
【００１１】 このようであるから、レールカバー２０を外すことで図３に示すように吊戸車 ５を上レール２の正面から簡単に装着してレール部１１に接することができるし 、レール部１１より吊戸車５を簡単に外すことができるので、障子４を上レール ２の正面から簡単に吊り込みできるし、簡単に外すことができる。
【００１２】 障子４を吊り込んだらレールカバー２０を上レール２に取付けることで図２に 示すようにレールカバー２０の横板２２が吊戸車５の上部と対向し、その横板２ ２で吊戸車５の上方移動量を規制して吊戸車５とレール部１１の掛り代Ｓ以上に 上方に移動することを防止するから障子４が上レール２から外れることを確実に 防止できる。
【００１２】
レールカバー２０を外すことでレール部１１と横板１２との間の高さＨ1 が吊 戸車５の直径Ｄよりも著しく大きくなるので、吊戸車５を上レール２の正面から 簡単に装着したり、外したりできて障子４を上レール２の正面から簡単に吊り込 んだり、外したりむことができてその交換が容易となるし、、レールカバー２０ を取付けることで吊戸車５の上方移動量がレールカバー２０の横板２２で吊戸車 ５とレール部１１の掛り代より小さくなるから吊戸車５が上レール２から外れる ことを確実に防止できる。
【図１】本考案の吊戸車式障子を備えた出窓の縦断面図
である。
である。
【図２】吊戸車支承部の拡大断面図である。
【図３】吊戸車支承部の分解斜視図である。
２…上レール、４…障子、５…吊戸車、１０…縦板、１
１…レール部、１２…横板、１４…被係合部、２０…レ
ールカバー、２１…縦板、２２…横板、２４…係合凹
部、２５…立上り片。
１…レール部、１２…横板、１４…被係合部、２０…レ
ールカバー、２１…縦板、２２…横板、２４…係合凹
部、２５…立上り片。
Claims (1)
- 【請求項１】 障子４の上部に取付けた吊戸車５を上レ
ール２に走行自在に支承した吊戸車式障子において、 前記上レール２をレール部１１を備えた縦板１０と横板
１２より構成し、そのレール部１１と横板１２との高さ
Ｈ1 を吊戸車５の直径Ｄよりも著しく大きくし、 縦板２１と横板２２を備え、その横板２２に上レール２
の横板１２下面に接する立上り片２５を有するレールカ
バー２０を前上レール２の横板１２に着脱自在とし、 このレールカバー２０の横板２２と上レール２のレール
部１１との高さＨ2 を、吊戸車５の直径Ｄとレール部１
１と吊戸車５の掛り代Ｓとの差より小さくしたことを特
徴とする吊戸車式障子の吊戸車支承構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6931493U JPH0738534U (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 吊戸車式障子の吊戸車支承構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6931493U JPH0738534U (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 吊戸車式障子の吊戸車支承構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0738534U true JPH0738534U (ja) | 1995-07-14 |
Family
ID=13398980
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6931493U Pending JPH0738534U (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 吊戸車式障子の吊戸車支承構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0738534U (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012112140A (ja) * | 2010-11-24 | 2012-06-14 | Aica Kogyo Co Ltd | 引き戸の幕板の固定構造及び引き戸の幕板の取り付け方法 |
| JP2014125843A (ja) * | 2012-12-27 | 2014-07-07 | Lixil Corp | 上吊式引戸の脱落防止構造 |
| JP2014237928A (ja) * | 2013-06-06 | 2014-12-18 | トヨタホーム株式会社 | 建物の障子設置構造 |
-
1993
- 1993-12-24 JP JP6931493U patent/JPH0738534U/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012112140A (ja) * | 2010-11-24 | 2012-06-14 | Aica Kogyo Co Ltd | 引き戸の幕板の固定構造及び引き戸の幕板の取り付け方法 |
| JP2014125843A (ja) * | 2012-12-27 | 2014-07-07 | Lixil Corp | 上吊式引戸の脱落防止構造 |
| JP2014237928A (ja) * | 2013-06-06 | 2014-12-18 | トヨタホーム株式会社 | 建物の障子設置構造 |
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