JP2601066Y2 - 車両用ステップ - Google Patents

車両用ステップ

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JP2601066Y2
JP2601066Y2 JP1993032415U JP3241593U JP2601066Y2 JP 2601066 Y2 JP2601066 Y2 JP 2601066Y2 JP 1993032415 U JP1993032415 U JP 1993032415U JP 3241593 U JP3241593 U JP 3241593U JP 2601066 Y2 JP2601066 Y2 JP 2601066Y2
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JP
Japan
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stay
plate
floor
bolt
case
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JP1993032415U
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JPH074178U (ja
Inventor
広治 島崎
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Araco Corp
Original Assignee
Araco Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はオフロードカーなど車
室のフロアの高さが高い車両に乗員乗降用として装備さ
れる車両用ステップに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用ステップでは例えば図4に
示すように、ロッカパネル52のフロアサイドインナプレ
ート52a に固定された垂直状の取付け部50a と、ドア54
の下方へ延出されてステッププレート51が固定された延
出部50b とがほぼ倒L形状に連接されたステップステー
50をフロア53の下方に定置していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記車両用ステップで
はステッププレート51の高さの調整が不能で、ステップ
プレート51の高さを乗員の乗降に適した高さにすると、
ステップステー50がオフロード走行時に路面の凸部に突
き当って損傷する問題点がある。本考案は上記問題点を
解消することを課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の車両用ステップ
は、ロッカパネルのインナプレートに固定されるととも
にフロアの下面に配置されたステーケースと、該ステー
ケースに昇降動作可能に設置されるとともに先端部にス
テッププレートが固定されたステップステーと、前記ス
テーケースに取り付けられるとともに前記ステップステ
ーを昇降操作可能に吊支する昇降ボルトとを備え、前記
昇降ボルトの操作用頭部を前記フロアの上面側に配置し
て室内での操作を可能としたことを特徴とするものであ
【0005】
【0006】
【考案の作用及び効果】上記のように構成された本考案
によれば、昇降ボルトを回転操作することによってステ
ップステーを昇降し、ステッププレート高さを乗員の乗
降に適した位置と、走行に適した位置とに変えることが
できる。従って、車両の走行時にはステップステーを路
面から離れた走行に好ましい位置に引き上げることによ
ってステップステー又はステッププレートが路面に干渉
することを回避でき、また乗降時にはステッププレート
を乗降に好適な位置へ下げることによって乗降を容易に
行うことができる。また、本考案では、操作ボルトの頭
部をフロア上面に突設した構成とし、室内においてステ
ッププレートの昇降操作を可能としたものであるから、
その使い勝手に合理性があり、また操作時に手が泥等で
汚れることもない。
【0007】
【実施例】次に、本考案の1実施例を図面にしたがって
説明する。車両のボディのサイド部でドアDの下方に前
後方向に沿って設置されたロッカパネルPのインナパネ
ルP1にはこのインナパネルP1の外壁面に重ね合わされた
平板状の前板2aと、この前板2aの内側面に重ね合わされ
て中央部付近の断面形状がコ形状の挿通部2bとを有し、
フロアFの下側に設置されたステーケース2がボルトお
よびナットによって締結固定されている。
【0008】ステーケース2の挿通部2bの上端には上板
2cと下板2dとが水平状で段差状に形成され、ステーケー
ス2の前板2aの内側面には山形状の断面形状を有する上
下1対の前ローラ止め2eが突出形成されている。
【0009】ロッカパネルPの内方および下方にわたっ
て曲折した状態で昇降動作可能に設置され、断面形状が
コ形状の基部3aと、この基部3aの両端縁に連接された1
対の側縁3bとを有するステップステー3にはロッカパネ
ルPのインナパネルP1に沿って立設されて上部がステー
ケース2内に挿入された垂立部4と、この垂立部4の下
端に連接されてロッカパネルPのアウタプレートP2の下
方へ若干前上り状に延出された延出部5とが形成され、
垂立部4の上端に形成された上板6にはねじ孔6aが貫設
され、上板6の斜め下方には下板7が段差状に形成され
ている。
【0010】ステップステー3の延出部5の先端にはド
アDの下方に設置された乗降用のステッププレート8が
ボルトおよびナットによって締結固定されている。
【0011】ステップステー3の垂立部4内にはこの垂
立部4の内壁面に固着された1対の側板9aと、この両側
板9aの内端縁に連接された奥板9bとを有し、横断面形状
がコ形状のレール9が垂直状に設置され、このレール9
の奥板9bの内壁面には上下1対の後ローラ止め10が突出
形成されている。
【0012】ステップステー3の垂立部4の上端にはス
テップステー3の両側縁3bが係合された1対の係合部11
a を有し、上下1対の角孔状の通し孔11b が貫設された
ローラホルダ11が両係合部11a を介して結合され、この
ローラホルダ11の両通し孔11b 内にはステップケース2
の前板2aとレール9の奥板9bとの間に転動可能に設置さ
れてステップステー3を上下方向へ滑動させる上下1対
のローラ12が嵌め込まれている。
【0013】ステーケース2とステップステー3は、該
ステップステー3を昇降操作可能に吊支する昇降ボルト
13によって連結されている。図1に示すように、昇降
ボルト13はステップケース2の上板2c及びフロアF
を貫通して下方へ延びるとともに、下部側がステップス
テー3の上板6に設けられたネジ孔6aに螺合されてお
り、その下端部にはステップステー3の下降端で上板6
の下面に当接する抜け止め用のストッパ13bが設けら
れている。
【0014】また、昇降ボルト13のフロアF上面から
の突出端部には、回転操作用としてのボルト頭13aが
形成されている。すなわち、昇降ボルト13の操作用頭
部はフロアFの上面に配置されており、室内での操作が
可能とされている。かくして、ステップステー3は昇降
ボルト13によって無段状の昇降動作可能に吊支されて
いる。
【0015】従って、昇降ボルト13を室内で右回り又
は左回りに回転させる回転操作によってステップステー
3の上板6が上下方向へ螺進および螺退してステップス
テー3が無段状に昇降し、ステッププレート8の高さを
無段状に調整して変更することができる。
【0016】ステップケース2の下板2dにはこの下板2d
上に設置されたボルト頭16a を有し、下板2dの下面に固
着されたウエルドナット15に螺嵌されてステップステー
3の上昇動作を任意の昇降位置で阻止および許容するロ
ックボルト16が結合され、このロックボルト16の下端に
はステップステー3の下板7に接離してステップステー
3を上昇規制および規制解除する押止片16b が形成され
ている。
【0017】ロックボルト16を上方へ螺進させて押止片
16b をステップステー3の下板7から離隔させた状態で
昇降ボルト13を回転操作し、ステップステー3を昇降さ
せてステッププレート8の高さを調整してから、ロック
ボルト16を下方へ螺進させて押止片16b をステップステ
ー3の下板7に押当てると、ステップステー3が所望の
昇降調整位置でロックされる。
【0018】続いて、上記した構成をもつ実施例の作用
と効果を説明する。本例ではロッカパネルPのインナプ
レートP1に固定されたステーケース2と、ロッカパネル
Pの内方と下方とにわたって曲折した状態で昇降動作可
能に設置されて先端部にステッププレート8が固定され
たステップステー3とを、このステッププレート3の上
板6のねじ孔6aに螺嵌されてステップステー3が吊支さ
れた昇降ボルト13によって連結し、ステップケース2に
はステップステー3の上昇動作を任意の昇降位置で阻止
および許容するロックボルト16を結合してある。
【0019】このため、昇降ボルト13の操作によってス
テップステー3を昇降させて任意の昇降調整位置でロッ
クすることができ、ステッププレート8の高さを乗員の
乗降に適した高さと、走行に適した高さとに使用状況に
合わせて的確に変更することができる。
【0020】従って、車両の走行時にステップステー3
を路面から離れた位置に引上げてステップステー3が路
面の凸部に突当る不具合を解消することができ、また、
ステッププレート8を無段状に昇降させてフロアと路面
との間の任意の位置に設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例を示す車両用ステップの縦断
面図である。
【図2】同じく、要部の分解斜視図である。
【図3】図1のX−X線断面図である。
【図4】従来の車両用ステップの側面図である。
【符号の説明】
2 ステーケース 3 ステップステー 8 ステッププレート 13 昇降ボルト 16 ロックボルト P ロッカパネル

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロッカパネルのインナプレートに固定
    れるとともにフロアの下面に配置されたステーケース
    と、該ステーケースに昇降動作可能に設置されるととも
    先端部にステッププレートが固定されたステップステ
    と、前記ステーケースに取り付けられるとともに前記
    ステップステーを昇降操作可能に吊支する昇降ボルトと
    を備え、前記昇降ボルトの操作用頭部を前記フロアの上
    面側に配置して室内での操作を可能としたことを特徴と
    する車両用ステップ。
JP1993032415U 1993-06-16 1993-06-16 車両用ステップ Expired - Lifetime JP2601066Y2 (ja)

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JP1993032415U JP2601066Y2 (ja) 1993-06-16 1993-06-16 車両用ステップ

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JPH074178U JPH074178U (ja) 1995-01-20
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