JPH081273Y2 - オートリフト - Google Patents

オートリフト

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JPH081273Y2
JPH081273Y2 JP1989134552U JP13455289U JPH081273Y2 JP H081273 Y2 JPH081273 Y2 JP H081273Y2 JP 1989134552 U JP1989134552 U JP 1989134552U JP 13455289 U JP13455289 U JP 13455289U JP H081273 Y2 JPH081273 Y2 JP H081273Y2
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JP
Japan
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arm
base end
telescopic arm
vehicle body
lock device
Prior art date
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JPH0373595U (ja
Inventor
健治 玉置
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Toyooki Kogyo Co Ltd
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Toyooki Kogyo Co Ltd
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車の点検・整備等に際して自動車を昇
降させるオートリフトに関する。
〔従来の技術〕
自動車を昇降させるオートリフトの一つとして昇降駆
動装置によって昇降動される左右一対の支持体と、これ
ら各支持体に水平旋回可能に枢支される前後一対のスイ
ングアームとを備えてなるものがあり、例えば実公平1-
9835号公報に示されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、上記した公知のオートリフトにおいては、
各スイングアームが、支持体(揺動体)に基端にて水平
旋回可能に枢支される旋回アームと、この旋回アーム内
に長手方向へ摺動可能に嵌合される伸縮アームと、この
伸縮アームの先端に上下動可能に組付けられる車体受け
具によって構成されていて、旋回アームは常時旋回可能
となっており、また伸縮アームは常時摺動可能となって
いる。
このため、車体受け具を車両の特定位置(支承位置)
に合せる場合には、作業者が手を車の下の奥の方まで入
れて旋回アームの先端から突出している伸縮アーム又は
車体受け具を動かさなければならず、その調整作業がし
ずらい。また、車体受け具を車両の特定位置に合せた後
に支持体を昇降駆動装置によって昇動させて車両をリフ
トさせる時、旋回アームが無用に旋回したり伸縮アーム
が無用に摺動するおそれがあり、車体受け具が車両の特
定位置から偏位するおそれがある。
本考案は、上記した問題に対処すべくなされたもので
あり、車体受け具を車両の特定位置に容易に合せ得ると
ともに、位置調整後の車体受け具が無用に移動すること
のないオートリフトを提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記した目的を達成するために、本考案においては、
前記各スイングアームを、前記支持体に基端にて水平旋
回可能に枢支される旋回アームと、この旋回アームに長
手方向へ摺動可能に外嵌され基端部を同旋回アームの基
端部まで延在している伸縮アームと、この伸縮アームの
先端に上下動可能に組付けられる車体受け具によって構
成し、かつ前記旋回アームの基端部に同旋回アームの旋
回をロックする旋回ロック装置を設けるとともに、前記
伸縮アームの基端部に同伸縮アームの摺動をロックする
スライドロック装置を設けた。
〔考案の作用・効果〕
本考案においては、車体受け具を車両の特定位置に合
せる場合、旋回アームに外嵌されて旋回アームの基端部
にまで延在している伸縮アームの基端部を手で持って動
かすことができるため、作業者は手を車の下の奥の方ま
で入れる必要がなく、調整作業を容易に行うことができ
る。
また、車体受け具を車両の特定位置に合せた後には、
旋回ロック装置により旋回アームの旋回をロックするこ
とができるとともに、スライドロック装置により伸縮ア
ームの摺動をロックすることができるため、位置調整後
の車体受け具が無用に移動することはなく、車両を的確
に昇動(リフト)することができる。しかも、旋回ロッ
ク装置は旋回アームの基端部に設けられ、またスライド
ロック装置は伸縮アームの基端部に設けられているた
め、作業者は手を車の下の奥の方まで入れることなく各
ロック装置を容易に操作することができる。
〔実施例〕
以下に、本考案の一実施例を図面に基いて説明する。
第1図は本考案を実施してなる埋設式オートリフトを
示していて、同オートリフトは左右一対の昇降プランジ
ヤ11によって昇降動される左右一対の支持プレート12を
備えており、各支持プレート12の略中央部外側には各支
持体13が取付けられている。
各支持体13は、第1図及び第2図にて示したように、各
支持プレート12の長手 方向に沿った水平な支持軸14に
よって各支持プレート12に揺動可能に組付けられてい
て、それぞれ前後一対のスイングアーム15を支持してい
る。
各スイングアーム15は、基端にてピン16を介して支持
体13に第1図の一点鎖線にて示した範囲を水平旋回可能
に枢支される旋回アーム15aと、この旋回アーム15aに長
手方向へ摺動可能に外嵌される基端部を同旋回アーム15
aの基端部まで延在している伸縮アーム15bと、この伸縮
アーム15bの先端にナット15dを伴って上下動可能に組付
けられる車体受け具15c(第3図及び第4図参照)によ
って構成されていて、旋回アーム15aの基端部には同旋
回アームの旋回を支持体13と一体のピン16との係合によ
りロックするねじ込み式の旋回ロック装置17が設けら
れ、また伸縮アーム15bの基端部には同伸縮アームの摺
動を旋回アーム15aとの係合によりロックするねじ込み
式のスライドロック装置18が設けられている。
車体受け具15cはナット15dに進退可能に螺合されてい
て、その上端にはゴムパット15c1が取付けられており、
このゴムパット15c1により車両との滑り止めが図られて
いる。ナット15dはその下端円筒部15d1にて伸縮アーム1
5bの先端部に設けた貫通孔15b1に対応して固着した支持
筒15b2に脱着可能に嵌合されるようになっていて、二面
巾を有して支持筒15b2上に当接するフランジ15d2を備え
ており、このフランジ15d2にて伸縮アーム15bの両立壁1
5b3に係合して回り止めされ、車体受け具15cの脱着容易
性と高さ調整の容易性が図られている。なお、伸縮アー
ム15bの先端にはゴムシート15b4が取付けられていて、
他部材との当接による損傷防止が図られている。
上記のように構成した本実施例においては、両支持プ
レート12にて車両を支持して昇降させたり(このときに
は、各スイングアーム15が邪魔とならないように、予め
各スイングアーム15を第1図の仮想線にて示したように
両支持プレート12の外側にて固定しておく)、二対4本
のスイングアーム15にて車両を支持して昇降させたりで
き、特に車体受け具15cを車両の特定位置に合せる場
合、旋回アーム15aに外嵌されて旋回アーム15aの基端部
にまで延在している伸縮アーム15bの基端部を手で持っ
て動かすことができるため、作業者は手を車の下の奥の
方まで入れる必要がなく、調整作業を容易に行うことが
できる。
また、車体受け具15cを車両の特定位置に合せた後に
は、旋回ロック装置17により旋回アーム15aの旋回をロ
ックすることができるとともに、スライドロック装置18
により伸縮アーム15bの摺動をロックすることができる
ため、位置調整後の車体受け具15cが無用に移動するこ
とはなく、車両を的確に昇動(リフト)することができ
る。しかも、旋回ロック装置17は旋回アーム15aの基端
部に設けられ、またスライドロック装置18は伸縮アーム
15bの基端部に設けられているため、作業者は手を車の
下の奥の方まで入れることなく各ロック装置17,18を容
易に操作することができる。
また、本実施例においては、車体受け具15cがナット1
5dと共に伸縮アーム15bに対して抜挿可能となっている
ため、トラック等車両のように特定位置が高い場合に
は、第5図及び第6図にて示したように六角筒状のロン
グアタッチメント15eを用いて容易かつ的確に高さ調整
を行うことができる。なお、ロングアタッチメント15e
は、その下端筒部15e1にて伸縮アーム15bの支持筒15b2
に脱着可能に嵌合されるようになっていて、車体受け具
15cの上下動を許容する小径内孔15e2,ナット15dの下端
筒部15d1を収容保持する大径内孔15e3等を備えており、
その一側にはナット15dの二面巾を有するフランジ15d2
と係合して回り止めする押え板15e4が固着されている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるオートリフトの一実施例を示す平
面図、第2図は第1図の要部拡大平面図、第3図は伸縮
アーム,車体受け具及びナットの関係を示す部分破断側
面図、第4図は伸縮アームとナットの関係を示す部分平
面図、第5図は伸縮アーム,車体受け具,ナット及びロ
ングアタッチメントの関係を示す部分破断側面図、第6
図は伸縮アーム,ナット及びロングアタッチメントの関
係を示す部分平面図である。 符号の説明 11……昇降プランジャ(昇降駆動装置)、13……支持
体、15……スイングアーム、15a……旋回アーム、15b…
…伸縮アーム、15c……車体受け具、17……旋回ロック
装置、18……スライドロック装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】昇降駆動装置によって昇降動される左右一
    対の支持体と、これら各支持体に水平旋回可能に枢支さ
    れる前後一対のスイングアームとを備えてなるオートリ
    フトにおいて、前記各スイングアームを、前記支持体に
    基端にて水平旋回可能に枢支される旋回アームと、この
    旋回アームに長手方向へ摺動可能に外嵌され基端部を同
    旋回アームの基端部まで延在している伸縮アームと、こ
    の伸縮アームの先端に上下動可能に組付けられる車体受
    け具によって構成し、かつ前記旋回アームの基端部に同
    旋回アームの旋回をロックする旋回ロック装置を設ける
    とともに、前記伸縮アームの基端部に同伸縮アームの摺
    動をロックするスライドロック装置を設けたことを特徴
    とするオートリフト。
JP1989134552U 1989-11-20 1989-11-20 オートリフト Expired - Fee Related JPH081273Y2 (ja)

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