JP2014236263A - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
印刷データ取得部100は、画像形成の際に音声を出力させる音声出力設定310を含む印刷データ300を取得する。音声出力設定抽出部110は、印刷データ300から、音声出力設定310を抽出する。人確認部120は、音声出力設定310が抽出された場合、周囲に人がいることを確認する。音声出力部61は、人がいることが確認された場合、音声出力設定310に従って音声を出力する。画像形成部17は、音声が出力された場合、印刷データ300を画像形成する。
【選択図】図2
Description
これらの画像形成装置では、文書を印刷して出力する以外にも、音声出力が可能なものが存在する。
従来技術1では、合成データに含まれる音声データを再生する際に、画像形成装置の設置場所等に起因して、機密の漏洩のおそれがない場合には合成データを受信した際に音声データを自動的に再生することができる。また、セキュリティー上の問題がある場合にはユーザが指示したときのみ音声データを再生することができる。従って、セキュリティーを保護しつつユーザの利便性を確保することができる。
このため、セキュリティー上の問題があった。
本発明の画像形成装置は、周囲の音声データを入力する音声入力手段と、前記音声入力手段により入力された音声データからキーワードを認識する音声認識手段と、前記音声認識手段により認識されたキーワードが画像形成の中止の指示であった場合、前記画像形成手段による前記印刷データの出力を中止させる画像形成中止手段とを備えることを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、前記音声出力手段は、記憶された音声出力許可否の設定が不許可であっても、前記音声出力設定抽出手段により前記音声出力設定が抽出された場合、前記音声出力設定に従って音声を出力することを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、前記音声出力設定は、音声出力するためのメッセージと、ページ単位での音声出力回数の設定とを含み、前記音声出力手段は、前記メッセージを前記音声出力回数の設定に従って音声合成して音声出力することを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、前記音声出力設定は、音声認識手段により認識されるキーワードを含むことを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、前記人確認手段は、人の入退室を管理する入退管理装置により、周囲に人がいることを確認することを特徴とする。
本発明の画像形成方法は、画像形成装置による画像形成方法において、画像形成の際に音声を出力させる音声出力設定を含む印刷データを取得し、取得された印刷データから、前記音声出力設定を抽出し、前記音声出力設定が抽出された場合、周囲に人がいることを確認し、周囲に人がいることが確認された場合、前記音声出力設定に従って音声を出力し、音声が出力された場合、前記印刷データを画像形成することを特徴とする。
〔画像形成装置1と端末2のシステム構成〕
まず、図1を参照して、画像形成装置1と端末2とにより構成される画像形成システムのシステム構成について説明する。
制御部10は、記憶部19のROMやHDDに記憶されている制御プログラムを読み出して、この制御プログラムをRAMに展開させて実行することで、後述する機能ブロックの各手段として動作させられる。また、制御部10は、端末2や操作パネル部16から入力された所定の指示情報に応じて、装置全体の制御を行う。
原稿給送部13は、原稿読取部12で読み取られる原稿を搬送する手段である。
画像形成部17は、ユーザーの出力指示により、端末2から取得されたり、記憶部19に記憶されていたり、原稿読取部12で読み取られたりしたデータから記録紙への画像形成を行わせる手段である。
搬送部は、給紙カセット421(図3)から記録紙を搬送し、画像形成部17で画像形成させ、その後にスタックトレイ50へ搬送する。
なお、原稿読取部12、原稿給送部13、搬送部、画像形成部17の動作については後述する。
ネットワーク送受信部15は、データ通信用の回線ではデータを送受信し、音声電話回線では音声信号を送受信する。
また、画像形成装置1は、ネットワーク送受信部15からネットワーク5を介して、端末2及び入出管理装置3と接続されている。
操作パネル部16は、ユーザーによる画像形成装置1の各種ジョブの指示を取得する。また、操作パネル部16から取得したユーザーの指示により、各ユーザーの情報を入力、変更することも可能である。
記憶部19は、印刷データ300、音声出力設定310(図2)等も記憶している。
また、記憶部19のROMやHDDには画像形成装置1の動作制御を行うための制御プログラムが記憶されている。これに加えて、記憶部19は、ユーザーのアカウント設定も記憶している。このアカウント設定は、ユーザーID(Identification、ユーザー名)、パスワード、一般ユーザーと管理者等の種別等の権限情報、端末2のIPアドレス、メールアドレス等を含んでいてもよい。アカウント設定は、操作パネル部16や端末2からユーザーが入力した各種情報を用いて登録される。
また、記憶部19には、ユーザー毎の保存フォルダーの領域が含まれていてもよい。
なお、人感センサー60として、カメラ等の光学センサ、生体認証センサ、マイクロ波レーダー、レーザーセンサー、床面圧力センサー、超音波センサー等を用いて、ユーザーの接近を検知してもよい。
また、タイマー部64は入出管理装置3の入退室管理と連動させて、人の出入り等の時間を管理するのに用いることも可能である。
また、制御部10及び画像処理部11は、RAMやROMやフラッシュメモリー等を内蔵していてもよい。
また、画像形成装置1は、ファクシミリの送受信を行うFAX送受信部を備えていてもよい。
ネットワーク送受信部25は、外部のハブやルータ等に接続されていてもよい。
また、記憶部29は、GUI(Graphical User Interface)を備えたOS(Operating System)、ワードプロセッサー、表計算ソフト、描画ソフト、WWWブラウザー、電子メーラ等のアプリケーション・ソフトウェア、その他のプログラムやデータ等も記憶している。これらのプログラムやデータは、制御部20が読み出して実行したり、書き込んだりすることが可能である。つまり、記憶部29は、印刷データ作成部200(図2)にて作成された印刷データ300を一旦、記憶することも可能である。
ここで、図2を参照し、画像形成装置1及び端末2の機能構成について説明する。
画像形成装置1は、印刷データ取得部100(印刷データ取得手段)、音声出力設定抽出部110(音声出力設定抽出手段)、人確認部120(人確認手段)、音声認識部130(音声認識手段)、画像形成中止部140(画像形成中止手段)を備えている。
端末2は、印刷データ作成部200を備えている。
また、画像形成装置1及び端末2の間では、印刷データ300が送受信される。
また、音声認識部130は、音声入力部62により入力された音声データから、人の声を認識し、周囲に人がいることを確認する人確認手段として機能させてもよい。また、音声認識部130は、所定の笛の音等をキーワードとして認識させてもよい。
なお、画像形成装置1において、原稿読取部12や外部記録媒体から、直接、印刷データ300を取得するような構成であってもよい。
印刷データ300は、端末2や他の端末(図示せず)から送信されたPDLデータであってもよい。印刷データ300は、作成したユーザー(以下、「本人」という。)のユーザーIDを含めていてもよい。
また、印刷データ300は、ユーザーが画像形成装置1に接続した記録媒体から読み込まれた文書データや画像データ等であってもよい。
また、印刷データ300は、原稿読取部12で読み取られ画像処理部11で画像処理された画像データであってもよい。この場合、印刷データ300は、RGBカラーやモノクロやグレースケールのビットマップ画像のファイルや、ランレングスやLZW等で軽度に圧縮されたファイル等となる。この場合、印刷データ300は、画像処理部11や制御部10で既にPDFやTIFF等の形式に変換されたデータであってもよい。
また、画像形成装置1の記憶部19は、音声出力設定310を記憶する音声出力設定記憶手段として機能する。また、記憶部19は、印刷データ300を記憶する印刷データ記憶手段として機能する。また、記憶部19は、音声出力許可否設定320を記憶する音声出力許可否設定記憶手段として機能する。
また、端末2の制御部20は、記憶部29に記憶された制御プログラムを実行することで、印刷データ作成部200として機能する。
また、端末2の記憶部29は、印刷データ300を記憶する印刷データ記憶手段として機能する。
また、上述の画像形成装置1の各部は、本発明の画像形成方法を実行するハードウェア資源となる。
次に、図3を参照して、本発明の実施の形態に係る画像形成装置1の動作について説明する。
原稿読取部12は、本体部14の上部に配設され、原稿給送部13は、原稿読取部12の上部に配設されている。スタックトレイ50は、本体部14の形成された記録紙の排出口41側に配設され、また、操作パネル部16は、画像形成装置1のフロント側に配設されている。
プラテンガラス12bは、ガラス等の透明部材により構成された原稿台である。原稿読取スリット12cは、原稿給送部13による原稿の搬送方向と直交方向に形成されたスリットを有する。
また、原稿給送部13により搬送された原稿を読み取る場合には、スキャナー12aは、原稿読取スリット12cと対向する位置に移動され、原稿読取スリット12cを介し、原稿給送部13による原稿の搬送動作と同期して原稿を読み取って画像データを取得し、取得した画像データを本体部14に出力する。
なお、原稿給送部13は、可倒式に構成され、原稿給送部13を上方に持ち上げることで、プラテンガラス12bの上面を開放させることができる。
給紙ローラー422によって用紙搬送路43に繰り出された記録紙は、搬送ローラー44によって画像形成部17に搬送される。そして、画像形成部17によって記録が施された記録紙は、排出ローラー45によってスタックトレイ50に排出される。
次に、図4〜図6を参照して、本発明の実施の形態に係る画像形成装置1による音声出力印刷処理の説明を行う。
音声出力印刷処理では、主に制御部10が、記憶部19に記憶されたプログラムを、各部と協働し、ハードウェア資源を用いて実行する。
以下で、図4のフローチャートを参照し音声出力印刷処理の概要をステップ毎に説明する。
まず、制御部10は、印刷データ取得部100を用いて印刷データ取得処理を行う。
端末2で実行されるアプリケーション・ソフトウェアの指示により印刷データ作成部200にて印刷データ300が作成されて送信され、又は他の端末(図示せず)等から印刷データ300が送信された場合、制御部10は、これを取得する。制御部10は、取得した印刷データ300を、一旦、一次データとして記憶部19に保存する。
この印刷データ300が機密文書等であった場合には、音声出力設定310が含まれている。
表示欄600は、音声出力をするかしないかの選択をするための欄である。また、表示欄600は、外部のフラッシュライトの制御等についても設定できる。また、表示欄600において、音量、男性や女性等の音声の種類や音質等についても設定可能である。
表示欄610は、音声出力のメッセージの設定を行う欄である。自由にメッセージを設定可能である。また、表示欄610は、ユーザーの名前や文書の種類やウェブページのURLといった情報を指定するためのメタデータも使用することが可能である。
表示欄620は、音声出力する回数の設定を行う欄である。表示欄620は、一枚単位の出力に対応した回数を設定可能である。図5の例のように、「1回」を選択すると一枚目の出力時のみ音声出力する。「毎回」を選択すると一枚出力する毎に音声出力する。また、任意の回数を選択すると、一枚目から任意枚目までの出力時に音声出力することが可能である。さらに、「ページ指定」により、ページ番号で音声出力するページ範囲を指定するような設定も可能である。
表示欄630は、印刷データ300に付加されるパスワードや、この音声出力設定310の設定を許可するためのパスワード等の設定を行う欄である。このように、パスワードを設定することで、設定内容を容易に変更できなくなり、セキュリティーが向上する。
表示欄640は、出力を停止するためのキーワードを設定する欄である。設定されたキーワードは、印刷データ300毎に異ならせても、画像形成装置1のデフォルト(規定)の設定としてもよい。なお、このキーワードは、操作パネル部16により設定を行い、画像形成装置1の記憶部19に保存することも可能である。
「OK」のボタン700は、全ての設定が終わった際に、押下するボタンである。このボタンにより、設定が確定されて印刷データ300に音声出力設定310が付加され又は変更される。
「キャンセル」のボタン710は、設定をキャンセルするボタンである。このボタンにより、印刷データ300に音声出力設定310を付加しないか、元のままとする。
これらの設定は、端末2の入力部24と表示部26とを用いて、記憶部29に記憶されたOSのGUI等を用いて、制御部20が印刷データ作成部200により行うことが可能である。
なお、端末2の印刷データ作成部200で印刷データ300に音声出力設定310を設定した場合、送信先として、音声出力機能の付いていない画像形成装置は選択できなくなるように構成してもよい。
また、制御部10は、他の画像形成装置1や他のサーバー(図示せず)から印刷データ300を取得し、又はファクシミリ受信した原稿等を印刷データ300として取得してもよい。
また、制御部10は、ユーザーがセットした原稿を原稿読取部12で読み取らせ、読み取った原稿の画像データを印刷データ300として記憶部19に保存してもよい。
なお、画像形成装置1の記憶部19に記憶された印刷データ300についても、操作パネル部16から音声出力設定310を付加し、設定変更することが可能である。この際には、ユーザーのアカウント設定のパスワードで認証した上で、図5の表示欄630で設定したパスワードを入力する必要があってもよい。
次に、制御部10は、音声出力設定抽出部110を用いて、音声出力設定抽出処理を行う。
制御部10は、記憶部19に一旦、記憶された印刷データ300から、パーサ等を用いて、音声出力設定310が存在する場合にはこれを抽出する。また、印刷データ300が機密データ等であり、パスワードを設定されている場合には、記憶部19に記憶された秘密鍵等で復号化する。
また、制御部10は、印刷データ300にメタデータ等として含まれる印刷データ300の作成者のユーザーID等を取得する。
次に、制御部10は、印刷データ取得部100を用いてパスワード認証処理を行う。
制御部10は、印刷データ300にパスワードが設定されていた場合、操作パネル部16により印刷データ300の作成者のユーザー(以下、「本人」という。)の認証を行わせる。また、制御部10は、図示しないICカードリーダーにより認証しても、入出管理装置3により認証を行ってもよい。これにより、画像形成装置1の周囲にユーザーがいることが確認可能となる。
なお、印刷データ300の画像形成時に、ユーザーが端末2の側にいて指示するような構成であってもよい。
次に、制御部10は、音声出力設定抽出部110により、印刷データ300に音声出力設定310が含まれているか否かを判定する。制御部10は、印刷データ300から音声出力設定310が抽出された場合には、Yesと判定する。制御部10は、それ以外の場合には、Noと判定する。
Yesの場合、制御部10は、処理をステップS105に進める。
Noの場合、制御部10は、処理をステップS107に進める。
印刷データ300に音声出力設定310が含まれていた場合、制御部10は、人確認部120により、本人以外の人が周囲にいるか否かを判定する。
制御部10は、画像形成装置1の周囲に本人以外の人がいることを確認する。この際、制御部10は、入出管理装置3のICカードや防犯カメラ等による認証により、本人以外の人が周囲にいると判断する。また、制御部10は、人感センサー60により二人以上の人を検知した場合、本人以外の人が周囲にいると判断してもよい。また、制御部10は、タイマー部64による時間制限等により就業時間内は人がいる等として、周囲にいると判断してもよい。
なお、制御部10は、画像形成装置1から離れたところに他の人がいる場合は、複数人いないものと判断してもよい。
また、本人が端末2の側におり、画像形成装置1の周囲に他の人がいた場合には、本人以外の人が周囲にいると判断してもよい。
また、制御部10は、音声認識部130により、周囲に人がいるか否かを判断することも可能である。この場合、音声認識部130により、FFT等により、暗騒音レベルや人の声の周波数成分を検出し、又は声紋分析等により本人以外の周囲の人の数を把握してもよい。
また、上述の複数の手段を組み合わせて、周囲に人がいるか否かを判断してもよい。
Yesの場合、制御部10は、処理をステップS106に進める。
Noの場合、制御部10は、処理をステップS111に進める。
周囲に人がいることが確認された場合、制御部10は、音声出力部61を用いて、音声出力処理を行う。
制御部10は、音声出力部61の音声合成シンセサイザーに、音声出力設定310の音声出力するためのメッセージを音声合成させる。
この際、制御部10は、音声出力設定310の音声出力する回数の設定に従って、印刷データ300のPDL等のページ毎に、音声合成させるか否かを判断する。
また、制御部10は、記憶部19の音声出力許可否設定320を参照して、画像形成装置1の音声出力の許可/不許可に関係なく、強制的に音声出力させる。
ここで、制御部10は、画像形成部17を用いて、画像形成処理を行う。
画像形成部17は、周囲に本人以外の人がいることが確認され、音声出力部61による音声出力が行われた場合は、画像形成を行う。
また、制御部10は、そもそも音声出力設定310が含まれていないページの場合も印刷データ300を画像形成部17に画像形成させる。
また、制御部10は、音声出力設定310の回数の設定の判断により、音声出力がされないページについては、画像形成部17に画像形成させる。
次に、制御部10は、音声認識部130により、キーワード認識処理を行う。
制御部10は、音声入力部62から入力した音声データからキーワードを認識する。
なお、制御部10は、音声出力設定310が設定されていない、印刷データ300については、このキーワード認識を行わなくてもよい。
また、制御部10は、出力の停止以外のキーワードを認識して、そのキーワードに対応した処理を行ってもよい。
なお、音声出力を聞いた周囲の人は、出力されてはいけないファイルが出力されている時に、出力を停止する、つまり画像形成の中止の指示のためのキーワードを発声する。このキーワードは、周囲の人には周知の状態であってもよい。
次に、制御部10は、音声認識部130によりキーワードが認識され、このキーワードが画像形成の中止の指示であったか否かを判定する。
Yes、つまり画像形成の中止の指示であった場合、制御部10は、処理をステップS112に進める。
Noの場合、つまり画像形成の中止の指示でなかった場合、制御部10は、処理をステップS110に進める。
次に、制御部10は、印刷データ取得部100により、印刷データ300の全てのページ出力されたか否かを判定する。制御部10は、の場合にはYesと判定する。制御部10は、それ以外の場合には、Noと判定する。
Yesの場合、制御部10は、音声出力印刷処理を終了する。
Noの場合、制御部10は、処理をステップS103に戻して、印刷データ300の次のページについての処理を続ける。
ここで、本人以外の人が周囲にいなかった場合、制御部10は、画像形成中止部140を用いて、出力停止報知処理を行う。
図6の画面例501を参照すると、制御部10は、操作パネル部16の表示部や端末2に「近くに他の人がきたら出力可能になります」等のメッセージを表示欄650に表示させる。この上で、制御部10は、操作パネル部16や端末2に「出力中止」のボタン720を表示する。制御部10は、このボタン720の押下を検知した場合、又は所定時間経過しても周囲に人がいなかった場合、処理をステップS112に進める。
ここで、制御部10は、画像形成中止部140を用いて、画像形成中止処理を行う。
制御部10は、所定時間経過しても周囲に人がいなかった場合、又は中止のキーワードを認識した場合、画像形成部17に印刷データ300の画像形成を中止させる。すると、出力を停止するまでの用紙がスタックトレイ50上に排出された状態で、印刷データ300の次のジョブを出力することが可能となる。
この際、音声出力設定310がされた文書は、通常、機密情報の文書のため、適切な処理をするように操作パネル部16や端末2に表示する。また、制御部10は、印刷データ300を作成したユーザーに電子メールにて通知することも可能である。
以上により、本発明の実施の形態に係る音声出力印刷処理を終了する。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置1は、画像形成の際に音声を出力させる音声出力設定310を含む印刷データ300を取得する印刷データ取得部100と、印刷データ取得部100により取得された印刷データ300から、音声出力設定310を抽出する音声出力設定抽出部110と、音声出力設定抽出部110により音声出力設定310が抽出された場合、周囲に人がいることを確認する人確認部120と、人確認部120により周囲に人がいることが確認された場合、音声出力設定310に従って音声を出力する音声出力部61と、音声出力部61により音声が出力された場合、印刷データ300を画像形成する画像形成部17とを備えることを特徴とする。
このように構成することで、本実施形態の画像形成装置1は、周囲に印刷データ300を作成したユーザー以外の人がいる状態の時のみ出力可能である。つまり、他人がいない状態での出力はできない。このため、周囲の監視を促し、周囲の人に不正な機密文書の印刷等を気づかれやすくし、セキュリティーを向上させることができる。
つまり、印刷データ300に設定された音声出力設定310に従い、ファイルの出力時に画像形成装置1から音声にて周囲に通知することで、印刷時のリアルタイム(実時間)で出力したユーザーが注目され、セキュリティーが確保される。
これに対して、本実施形態の画像形成装置1は、逆に、印刷データの内容自体ではなく機密文書を出力中であること自体を周囲の人に知らせることで、セキュリティー効果を上げることが可能となる。
このように構成することで、周囲の人の監視により、不正なデータの出力を停止させることが可能となり、セキュリティーが向上する。
このように構成することで、音声出力設定310が含まれる印刷データについては、確実に音声出力ができる。
このように構成することで、音声出力回数の設定に従って音声合成することで、周囲の人に全てのページについていちいち音声出力で通知する必要がなくなり、周囲の人の不快感を抑え、利便性が高まる。また、逆に、重要なデータの場合は確実に注目させることができ、セキュリティーを高められる。
これにより、緊急停止のためのキーワードを印刷データ300毎に変更でき、セキュリティーを向上させられる。
・ファイルに音声出力設定ができる
・出力メッセージの設定ができる
・音声出力する回数が設定できる
・緊急の出力停止のための音声認識キーワードの設定ができる
という特徴を備えている。
また、本発明は、画像形成装置以外の情報処理装置にも適用できる。つまり、ネットワークスキャナ、スキャナーをUSB等で別途接続したサーバー等を用いる構成であってもよい。
また、人確認部120による周囲の確認のために、他のセンサー等による情報を用いてもよい。たとえば、画像形成装置1自体にカメラを備え、顔認識等により周囲に人がいることを検出してもよい。
2 端末
3 入出管理装置
5 ネットワーク
10、20 制御部
11 画像処理部
12 原稿読取部
12a スキャナー
12b プラテンガラス
12c 原稿読取スリット
13 原稿給送部
13a 原稿載置部
13b 原稿排出部
13c 原稿搬送機構
14 本体部
15、25 ネットワーク送受信部
16 操作パネル部
17 画像形成部
17a 感光体ドラム
17b 露光部
17c 現像部
17d 転写部
17e 定着部
19、29 記憶部
23 I/O部
24 入力部
26 表示部
41 排出口
42 給紙部
43 用紙搬送路
44 搬送ローラー
45 排出ローラー
50 スタックトレイ
60 人感センサー
61 音声出力部
62 音声入力部
64 タイマー部
100 印刷データ取得部
110 音声出力設定抽出部
120 人確認部
130 音声認識部
140 画像形成中止部
200 印刷データ作成部
300 印刷データ
310 音声出力設定
320 音声出力許可否設定
421 給紙カセット
422 給紙ローラー
500、501 画面例
600、610、620、630、640、650 表示欄
700、710、720 ボタン
Claims (7)
- 画像形成の際に音声を出力させる音声出力設定を含む印刷データを取得する印刷データ取得手段と、
該印刷データ取得手段により取得された印刷データから、前記音声出力設定を抽出する音声出力設定抽出手段と、
該音声出力設定抽出手段により前記音声出力設定が抽出された場合、周囲に人がいることを確認する人確認手段と、
該人確認手段により周囲に人がいることが確認された場合、前記音声出力設定に従って音声を出力する音声出力手段と、
該音声出力手段により音声が出力された場合、前記印刷データを画像形成する画像形成手段とを備える
ことを特徴とする画像形成装置。 - 周囲の音声データを入力する音声入力手段と、
前記音声入力手段により入力された音声データからキーワードを認識する音声認識手段と、
前記音声認識手段により認識されたキーワードが画像形成の中止の指示であった場合、前記画像形成手段による前記印刷データの出力を中止させる画像形成中止手段とを備える
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記音声出力手段は、
記憶された音声出力許可否の設定が不許可であっても、前記音声出力設定抽出手段により前記音声出力設定が抽出された場合、前記音声出力設定に従って音声を出力する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。 - 前記音声出力設定は、音声出力するためのメッセージと、ページ単位での音声出力回数の設定とを含み、
前記音声出力手段は、前記メッセージを前記音声出力回数の設定に従って音声合成して音声出力する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記音声出力設定は、音声認識手段により認識されるキーワードを含む
ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記人確認手段は、人の入退室を管理する入退管理装置により、周囲に人がいることを確認する
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 画像形成装置による画像形成方法において、
画像形成の際に音声を出力させる音声出力設定を含む印刷データを取得し、
取得された印刷データから、前記音声出力設定を抽出し、
前記音声出力設定が抽出された場合、周囲に人がいることを確認し、
周囲に人がいることが確認された場合、前記音声出力設定に従って音声を出力し、
音声が出力された場合、前記印刷データを画像形成する
ことを特徴とする画像形成方法。
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