JP2014235404A5 - - Google Patents
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Description
本発明に係るレンズ鏡筒は、固定筒と、前記固定筒に対して回転可能に支持されたカム環と、前記カム環の回転により前記固定筒に設けられた案内部に案内されて光軸方向に進退可能な直進筒と、を備え、前記直進筒が前記光軸方向で進退することによって撮影可能状態と非撮影状態との間で遷移可能に構成されたレンズ鏡筒であって、片端近傍を前記カム環に回動可能に支持され、前記カム環の回転に応じて光軸とのなす角度が変化する回動部材と、前記カム環が前記回動部材を支持する部位に設けられ、前記レンズ鏡筒が前記撮影可能状態にあるときに、前記回動部材を回動させる力を与える第1付勢手段と、を有し、前記撮影可能状態では、前記直進筒と前記回動部材とが第1当接部で当接すると共に前記カム環と前記回動部材とが第2当接部で当接し、前記第1当接部と前記第2当接部の間の前記光軸方向の距離よりも前記回動部材における前記第1当接部と前記第2当接部の間の距離の方が長いことを特徴とする。
ステップS702では、カム環2の繰込方向(直進筒3を被写体側から像面側へ移動させる方向)への回転を開始する。これにより、カム環2は、図5(a)の紙面上では上方向に移動を開始することになる。カム環2が繰込方向へ回転を始めると、ステップS703において、カム環2の回転に応じてロック保持ばね27cを付勢している力が解除される。これにより、ロックリンク27は回動方向に自由となり、ばね27aとトーションばね27bにより片寄せされながら動作する。その結果、図5(b)のように、ロックリンク27の回動中心から遠い方の先端は、直進筒3の壁面に沿って動く。しかし、このとき、まだ、直進筒3は光軸方向へ移動していない。
当接面33上の当接点101とジョイント部22上の当接点102との光軸方向の長さをLwとし、ロックリンク27上の当接点101と当接点102との距離をLrとする。撮影可能状態において、“Lr>Lw”の関係が成り立つように設計することにより、ロックリンク27は、当接点103において回転を規制される。その結果、ロックリンク27は光軸方向と平行になるまで回動することはなく、必ず、所定の角度θという傾きを持って力がつり合っていることとなる。
カム環2の回動規制壁34にはロック保持ばね27cが設置されており、ロック保持ばね27cは、カム環2の回転に伴ってカム環2と一体的に移動する。撮影可能状態では、ロック保持ばね27cは、ロックリンク27と接触して力Fsを発生する。その結果、ロックリンク27には、ジョイント部22とカム環2が有する当接面33とに挟まれた領域内でさらに回動しようとする回転力が発生し、直進筒3を力Frで保持することができる。第2実施形態では、ロックリンク27は、直進筒3に設置されているためにカム溝21と同時に回転せず、よって、カム溝21との位置関係において設計・配置の自由度が高められる。
ジョイント部22上の当接点101と当接面33上の当接点102との光軸方向の長さをLwとし、ロックリンク27上の当接点101と当接点102の距離をLrとして、撮影可能状態において、“Lr>Lw”の関係が成り立つようにする。これにより、ロックリンク27は、光軸方向と平行になるまで回動することはなく、必ず所定の角度θという傾きを持って力がつり合っていることとなる。力のつり合いの詳細については、第1実施形態と同様であるため、説明を割愛する。
Claims (7)
- 固定筒と、
前記固定筒に対して回転可能に支持されたカム環と、
前記カム環の回転により前記固定筒に設けられた案内部に案内されて光軸方向に進退可能な直進筒と、を備え、
前記直進筒が前記光軸方向で進退することによって撮影可能状態と非撮影状態との間で遷移可能に構成されたレンズ鏡筒であって、
片端近傍を前記カム環に回動可能に支持され、前記カム環の回転に応じて光軸とのなす角度が変化する回動部材と、
前記カム環が前記回動部材を支持する部位に設けられ、前記レンズ鏡筒が前記撮影可能状態にあるときに、前記回動部材を回動させる力を与える第1付勢手段と、を有し、
前記撮影可能状態では、前記直進筒と前記回動部材とが第1当接部で当接すると共に前記カム環と前記回動部材とが第2当接部で当接し、前記第1当接部と前記第2当接部の間の前記光軸方向の距離よりも前記回動部材における前記第1当接部と前記第2当接部の間の距離の方が長いことを特徴とするレンズ鏡筒。 - 前記回動部材を前記光軸と直交する面内へ投影した際に、前記回動部材は、前記撮影可能状態にあるときには前記レンズ鏡筒の光路に入り込まない位置に配置され、前記レンズ鏡筒が前記非撮影状態にあるときには前記撮影可能状態において配置される位置よりも前記光軸に近付いた位置に配置される特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
- 前記回動部材を前記光軸と平行な方向に押し付けるように前記回動部材をその回動方向に付勢する第2付勢手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ鏡筒。
- 前記撮影可能状態では、前記固定筒に設けられた案内部と前記直進筒とが前記光軸と直交する面で当接し、前記固定筒と前記カム環とが前記光軸と直交する面で当接することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。
- 前記撮影可能状態において前記カム環を前記固定筒へ押し付けて前記カム環を前記固定筒へ当接させる第3付勢手段を有することを特徴とする請求項4に記載のレンズ鏡筒。
- 固定筒と、
前記固定筒に対して回転可能に支持されたカム環と、
前記カム環の回転により前記固定筒に設けられた案内部に案内されて光軸方向に進退可能な直進筒と、を備え、
前記直進筒が前記光軸方向で進退することによって撮影可能状態と非撮影状態との間で遷移可能に構成されたレンズ鏡筒であって、
片端近傍を前記直進筒に回動可能に支持された回動部材と、
前記カム環に設けられ、前記撮影可能状態において前記回動部材と接触して前記回動部材に回動させる力を与える第1付勢手段と、を有し、
前記撮影可能状態では、前記直進筒と前記回動部材とが第1当接部で当接すると共に前記カム環と前記回動部材とが第2当接部で当接し、前記第1当接部と前記第2当接部と間の前記光軸方向での距離よりも前記回動部材における前記第1当接部と前記第2当接部の間の距離の方が長いことを特徴とするレンズ鏡筒。 - 請求項1乃至6のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒を備えることを特徴とする撮像装置。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2013118801A Expired - Fee Related JP6164940B2 (ja) | 2013-06-05 | 2013-06-05 | レンズ鏡筒および撮像装置 |
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