JP2015138169A5 - - Google Patents

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例えば、特許文献1は、第1レンズ群、第2レンズ群、第3レンズ群および第4レンズ群を備えている。第3レンズ群は、カムフォロワ機構によって光軸方向に進退移動する地板と、レンズを保持し、地板に対して揺動可能に軸支されているレンズホルダーで構成されている。レンズホルダーは、撮影時に、トーションスプリングによって光軸中心に向けて回転付勢され、地板に設けられた当接部に当接することで、レンズを光軸上に保つ。また、レンズホルダーは、沈胴時に、レンズホルダーに形成されたカム面が撮像素子を保持するセンサーホルダーから光軸方向に突出するツノ部と当接することで、トーションスプリングの付勢力に抗する方向に回転し、光軸から退避する。また、カム駆動される第4レンズ群に形成された3本のカムフォロワピンのうち1本のカムフォロワピンには、光学性能の安定のためにバネによる片寄せが行われる。
しかしながら、特許文献1では、センサーホルダーから突出するツノ部で第3レンズ群を退避動作させるため、センサーホルダーと第3レンズ群との間に設けられた第4レンズ群はツノ部を避けた形状にする必要がある。その結果、ツノ部を避けた部分から光線漏れが発生するおそれがある。仮に、第4レンズ群にツノ部を形成すると、光線漏れの発生を防ぐことができるが、第3レンズ群の退避動作時に第4レンズ群に形成されたツノ部に加わるトーションスプリングの付勢力によって、カムフォロワピンのバネ力が負ける可能性がある。その結果、レンズ群がカム筒内でふらつくため、ツノ部の位置が安定せず、精度の高い退避レンズ機構が実現できない可能性がある。
本発明の一側面としての光学機器は、撮影光学系と、前記撮影光学系の光軸上に光学素子が位置する撮影状態と、前記光軸上から前記光学素子が退避する退避状態との間を移動可能な退避光学系と、前記退避光学系が前記撮影状態となるように付勢する第1の付勢部材と、前記退避光学系と、前記第1の付勢部材と、を備え、光軸方向に移動可能な第1の移動部材と、前記退避光学系が移動する際に摺動可能な摺動部を備え、前記光軸方向に移動可能な第2の移動部材と、複数の第1のカム部を備える第1のカム筒部材と、を有し、前記第2の移動部材は、外周方向において略三等分の位置に配置されている第1のカムフォロワ部材、第2のカムフォロワ部材および第3のカムフォロワ部材を備え、第1のカムフォロワ部材、第2のカムフォロワ部材および第3のカムフォロワ部材は、第1のカム筒部材に形成される複数のカム部をそれぞれ追従して、第2の移動部材は前記光軸方向に移動し、前記第1のカムフォロワ部材には、前記光軸方向から見て前記第2の移動部材の径方向に付勢する第2の付勢部材が取り付けられ、前記退避光学系が前記退避状態において、前記第1の付勢部材により前記退避光学系が前記摺動部に作用する力の方向に伸ばした直線と、前記第2のカムフォロワ部材と前記第3のカムフォロワ部材とを結んだ線分が交差することを特徴とする。
図2は、第3レンズ群300の分解斜視図である。第3レンズ群300は、被写体側の第3レンズa群301a、結像面側の第3レンズb群301b、第3レンズ枠302、3群ベース303、3群カバー304および絞りシャッター装置305を備えている。
図3は第4レンズ群400の分解斜視図であり、図4は4群ベース403とアウターカムリング(第2のカム筒部材)700の配置図である。第4レンズ群(第1の移動部材)400は、第4レンズ401、第4レンズ401を保持する第4レンズ枠402、4群ベース403、トーションバネ404、揺動軸405、4群ベースカバー406、可動ピン407、圧縮バネ408を備えている。
4群ベース403は、揺動軸405が圧入され、揺動軸405により第4レンズ枠(退避光学系)402を揺動可能に軸支する。トーションバネ(第1の付勢部材)404は、第4レンズ枠402を第4レンズ401が撮影光軸上に配置される方向に付勢する。4群ベースカバー406は、揺動軸405が圧入され、4群ベース403に締結される。
可動ピン(第4のカムフォロワ部材)407は4群ベース403の径方向に移動可能にスナップフィットの形式で保持され、圧縮バネ(第3の付勢部材)408は4群ベース403と可動ピン407の間で保持される。そのため、可動ピン407は、圧縮バネ408によって、4群ベース403の径方向に付勢される。
4群ベース403の外周面には、4群ベース403の径方向外側に突出する固定ピン(第5のカムフォロワ部材、第6のカムフォロワ部材)403aa、403abと、第4レンズ群400を回転規制する直進キー403bが形成されている。
図4に示されるように、固定ピン403aa、403abおよび可動ピン407は、外周方向において略三等分の位置に配置されている。可動ピン407は、圧縮バネ408の付勢力により、アウターカムリング700のカム溝(第2のカム部)700bに当接する。一方、固定ピン403aa、403abも圧縮バネ408の付勢力により、カム溝(第2のカム部)700bに当接する。以上の構成により、4群ベース403は、アウターカムリング700に対して、隙間なく保持される。アウターカムリング700が回転駆動されると、可動ピン407、固定ピン403aaおよび403abはカム溝700bをフォローし、4群ベース403は光軸方向に移動する。
4群ベース403には、光軸方向に突出する突出部403cが形成されている。トーションバネ404の第1端404aは4群ベース403に形成された摺動部403dに係合し、第2端404bは第4レンズ枠402に形成された係合部402bに係合する。
図6は第5レンズ群500の斜視図であり、図7は5群ベース503とドライブリング801(第1のカム筒部材)の配置図である。第5レンズ群500は、第5レンズ501、第5レンズ枠502、5群ベース503、AFモータ504、フォトインタラプタ505、第5レンズFPC506、ラック507を備えている。また、第5レンズ群500は、ラック507に組みつけられるラックバネ508、5群ベース503に保持されるガイドバー509a、509b、スクリュー510、フランジ511、可動ピン512、圧縮バネ513を備えている。
可動ピン(第1のカムフォロワ部材)512は5群ベース503(第2の移動部材)の径方向に移動可能にスナップフィットの形式で保持され、圧縮バネ(第2の付勢部材)513は5群ベース503と可動ピン512の間で保持される。そのため、可動ピン512は、圧縮ばね513によって、5群ベース503の径方向に付勢される。
5群ベース503の外周面には、径方向外側に突出する固定ピン(第2のカムフォロワ部材、第3のカムフォロワ部材)503aa、503abと、第5レンズ群500を回転規制する直進キー503bが形成されている。
図7に示されるように、固定ピン503aa、503abおよび可動ピン512は、外周方向において略三等分の位置に配置されている。可動ピン512は、圧縮バネ513の付勢力により、ドライブリング801のカム溝(第1のカム部)801aに当接する。一方、固定ピン503aa、503abも圧縮バネ513の付勢力により、カム溝(第1のカム部)801aに当接する。以上の構成により、5群ベース503は、ドライブリング801に対して、隙間なく保持される。ドライブリング801が回転駆動されると、可動ピン512、固定ピン503aaおよび503abはカム溝801aをフォローし、5群ベース503は光軸方向に移動する。
インナーカムリングカバー620の外側にはアウター直進筒710が配置され、アウター直進筒710の外側にはアウターカムリング700が配置される。アウター直進筒710とアウターカムリング700は、互いに回転自在でかつ直進方向一体的に移動する。
固定筒800の内周面には、カム溝800aが形成されている。アウターカムリング700のカムピン700dがカム溝800aを摺動することで、アウターカムリング700が光軸方向に駆動される。固定筒800にはカム溝800aとは別の位置にカム溝800aと同一軌跡の貫通溝800bが形成されており、アウターカムリング700の回転伝達キー700eが貫通溝800bを挿通する。また、固定筒800には、アウター直進筒710の直進ガイドのための直進溝800cが形成されている。アウター直進筒710の直進キー710dが直進溝800cに嵌合することで、固定筒800は直進ガイドされる。アウター直進筒710の直進キー710dと固定筒800の直進溝800cは、複数形成されている。カム溝800aおよび貫通溝800bにより直進溝800cが形成できない領域を互いに補い、固定筒800を沈胴位置から繰出し端まで直進ガイドし続ける。また、固定筒800には、第5レンズ501を直進ガイドする切り欠き溝800dが形成されている。5群ベース503の直進キー503bが切り欠き溝800dを摺動することで、第5レンズ501が直進ガイドされる。
まず、第3レンズ枠302の最後部が第4レンズ枠402の最前部よりも繰出して、第4レンズ401が光軸上に並ぶためのスペースが確保される。次に、第4レンズ群400と5群ベース503が次第に離間する。そのため、5群ベース503のツノ部503cが第4レンズ枠402の退避カム402aから次第に遠ざかる。第4レンズ枠402は、トーションバネ404によって第4レンズ401が撮影光軸上に配置される方向に回転付勢されているため、ツノ部503cの形状にしたがって光軸に向けて揺動する。第4レンズ枠402の係合部402bが4群ベース403の突出部403cに当接すると、第4レンズ401が撮影光軸上に配置され、それ以上の揺動が規制される。このとき、第4レンズ群400と5群ベース503はさらに離間し、ツノ部503cは第4レンズ枠402の退避カム402aから完全に離間する。第4レンズ401が撮影光軸上に配置されてから、レンズ鏡筒はワイド状態のポジションに到達し、ズームモータ902が停止する。

Claims (3)

  1. 撮影光学系と、
    前記撮影光学系の光軸上に光学素子が位置する撮影状態と、前記光軸上から前記光学素子が退避する退避状態との間を移動可能な退避光学系と、
    前記退避光学系が前記撮影状態となるように付勢する第1の付勢部材と、
    前記退避光学系と、前記第1の付勢部材と、を備え、光軸方向に移動可能な第1の移動部材と、
    前記退避光学系が移動する際に摺動可能な摺動部を備え、前記光軸方向に移動可能な第2の移動部材と、
    複数の第1のカム部を備える第1のカム筒部材と、を有し、
    前記第2の移動部材は、外周方向において略三等分の位置に配置されている第1のカムフォロワ部材、第2のカムフォロワ部材および第3のカムフォロワ部材を備え、
    前記第1のカムフォロワ部材、前記第2のカムフォロワ部材および前記第3のカムフォロワ部材は、前記第1のカム筒部材に形成される前記複数のカム部をそれぞれ追従して、前記第2の移動部材は前記光軸方向に移動し、
    前記第1のカムフォロワ部材には、前記光軸方向から見て前記第2の移動部材の径方向に付勢する第2の付勢部材が取り付けられ、
    前記退避光学系が前記退避状態において、前記第1の付勢部材により前記退避光学系が前記摺動部に作用する力の方向に伸ばした直線と、前記第2のカムフォロワ部材と前記第3のカムフォロワ部材とを結んだ線分が交差することを特徴とする光学機器。
  2. 前記摺動部には、前記退避光学系を前記退避状態に移動させる退避カム部と、前記退避光学系を前記退避状態に保持する退避保持部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の光学機器。
  3. 複数の第2のカム部を備える第2のカム筒部材を更に有し、
    前記第1の移動部材は、前記光軸方向から見て略三等分の位置に配置されている第4のカムフォロワ部材、第5のカムフォロワ部材および第6のカムフォロワ部材を備え、
    前記第4のカムフォロワ部材、前記第5のカムフォロワ部材および前記第6のカムフォロワ部材は、前記第2のカム筒部材に形成される前記複数のカム部をそれぞれ追従して、前記第1の移動部材は前記光軸方向に移動し、
    前記第4のカムフォロワ部材には、前記光軸方向から見て前記第1の移動部材の径方向に付勢する第3の付勢部材が取り付けられ、
    前記退避光学系が前記退避状態において、前記第1の付勢部材により前記摺動部が前記退避光学系に作用する力の方向に伸ばした直線と、前記第5のカムフォロワ部材と前記第6のカムフォロワ部材とを結んだ線分が交差することを特徴とする請求項1または2に記載の光学機器。
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