JP2014235081A - 免疫染色方法、蛍光免疫染色用前処理液および免疫染色用キット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】蛍光ナノ粒子を用いた免疫染色により、含アミノ基シランカップリング剤で処理した基材ガラスの表面に固定した病理組織中の抗原を検出する免疫染色方法であって、(i)該含アミノ基シランカップリング剤で処理した基材ガラスの表面に固定した病理組織に対して、ブロッキング剤を添加する工程と、(ii)該抗原に反応する抗体を前記病理組織に添加する工程と、(iii)該含アミノ基シランカップリング剤中のアミノ基と反応可能な官能基を有する化合物(1)を添加し、室温下に所定時間静置する工程と、(iv)前記抗体と反応して結合可能な官能基を有する蛍光ナノ粒子を添加する工程とからなる免疫染色方法。
【選択図】なし
Description
本発明の免疫染色方法は、蛍光ナノ粒子を用いた免疫染色により、含アミノ基シランカップリング剤で処理した基材ガラスの表面に固定した病理組織中の抗原を検出する免疫染色方法であって、(i)該含アミノ基シランカップリング剤で処理した基材ガラスの表面に固定した病理組織に対して、ブロッキング剤を添加する工程と、(ii)該抗原に反応する抗体を前記病理組織に添加する工程と、(iii)該含アミノ基シランカップリング剤中のアミノ基と反応可能な官能基を有する化合物(1)を添加し、室温下に所定時間静置する工程と、(iv)前記抗体と反応して結合可能な官能基を有する蛍光ナノ粒子を添加する工程とからなることを特徴とする。
前記蛍光ナノ粒子は、蛍光物質をメラミン樹脂で内包したナノ粒子であることが好ましい。
前記化合物(1)中の官能基は、活性エステル基であることが好ましい。
前記活性エステル基は、N−ヒドロキシスクシンイミド活性エステル基であることが好ましい。
本発明の蛍光免疫染色用前処理液は、含アミノ基シランカップリング剤で処理したスライドガラスの表面に存在するアミノ基と反応可能な官能基を有する化合物(1)を含有することを特徴とする。
前記反応促進剤(2)は脱水縮合剤であることが好ましい。
前記化合物(1)中の官能基は、活性エステル基であることが好ましい。
前記活性エステル基が、N−ヒドロキシスクシンイミド活性エステル基であることが好ましい。
前記ブロッキング剤は、人工合成ポリマー、正常血清、ウシ血清アルブミン、ゼラチンおよびカゼインから選ばれる1種以上のブロッキング剤であることが好ましい。
〔免疫染色方法〕
本発明の免疫染色方法は、蛍光ナノ粒子を用いた免疫染色により、含アミノ基シランカップリング剤で処理したスライドガラスの表面に固定した病理組織中の抗原を検出する方法である。
アミノシランコートスライドガラスは、含アミノ基シランカップリング剤、例えば、アミノプロピルトリエトキシシラン、アミノプロピルトリメトキシシランおよびアミノプロピルメチルジメトキシシラン等をスライドガラスにコートすることにより作製することができる。アミノシランコートスライドガラスには、S08110(松浪硝子工業社製 APS(アミノシラン)コートスライドグラス)およびシラン1106(武藤化学社製 剥離防止剤コートスライド)などの市販品を使用してもよい。
病理組織には、具体的には、乳がんなどの組織を1〜20μm程度の厚さにスライスしたものが用いられる。また、例えば、肝臓がん組織スライド(US Biomax社製T031)などの市販品を使用してもよい。この肝臓がん組織スライドは、肝臓がんのサンプルとして一般的に使用されるものである。
なお、化合物(1)の中には、反応促進剤(2)を加えなくても、スライドガラスに添加した後、非常に長時間かければ徐々に反応が進行するものもあるが、このような化合物を用いる場合は、評価スライドの作製の実際上の便宜から、反応促進剤(2)を添加することが好ましい。
蛍光ナノ粒子は、免疫染色用の標識体であり、免疫染色に用いることができるものであれば、既存の如何なるものでも構わない。すなわち、本発明で用いられる蛍光ナノ粒子は、次に述べる(A)蛍光ナノ粒子、(B)蛍光色素内包ナノ粒子、(C)蛍光ナノ粒子内包粒子のいずれであってもよい。
本発明で用いられる蛍光ナノ粒子とは、粒子サイズが1〜500nmのものであり、好ましくは10〜200nmである。
半導体には、例えば、II−VI族半導体であるZnSe、ZnTe、CdSe、CdTe、PbS、PbSe、PbTe等やII−VI族半導体であるAlAs、AlSb、GaP、GaAs、GaSb、InP、InAs、InSb等を用いることができ、毒性の観点から、GaP、InPを好適に用いることができる。これらは単独でまたは組み合わせて使用することができる。
蛍光ナノ粒子の粒子サイズ、粒子(母体)の組成、不純物量を調整することで観察に適した励起波長とする。
ノイズであるエオジンの蛍光や細胞自家蛍光に対する信号値の比の観点から、蛍光標識体の輝度は高い方が好ましい。したがって、本発明における蛍光ナノ粒子としては、蛍光色素と比して輝度が高い、蛍光色素内包ナノ粒子がより好適に用いられる。
カルボピロニン系色素分子の具体例としては、CARBOPYRONIN 149などが挙げられる。
Alexa Fluor系色素分子の具体例としては、Alexa Fluor 555、Alexa Fluor 568、Alexa Fluor 594、Alexa Fluor 610、Alexa Fluor 633、Alexa Fluor 635、Alexa Fluor 647、Alexa Fluor 660、Alexa Fluor 680、Alexa Fluor 700、Alexa Fluor 750など(以上、インビトロジェン社製)が挙げられる。
DY系色素分子の具体例としては、DY-590、DY-610、DY-615、DY-630、DY-631、DY-632、DY-633、DY-634(以上、DYOMICS社製)、などが挙げられる。
DyLight系色素分子の具体例としては、DyLight 594、DyLight 633(以上、サーモサイエンティフィック社製)などが挙げられる。
MFP系色素分子の具体例としては、MFP590、MFP631(以上、Mobitec社製)などが挙げられる。
以上のような蛍光色素は、蛍光色素内包ナノ粒子中に、いずれか一種を単独で内包させるようにしても、複数種を混合して内包させるようにしてもよい。
本発明で用いられる蛍光ナノ粒子内包粒子とは、有機物または無機物でできた粒子に対し、上記(A)で説明した蛍光ナノ粒子が内包されてなるものである。蛍光ナノ粒子は、蛍光色素内包ナノ粒子中に、いずれか一種を単独で内包させるようにしても、複数種を混合して内包させるようにしてもよい。
上記(A)蛍光ナノ粒子、(B)蛍光色素内包ナノ粒子、および(C)蛍光ナノ粒子内包粒子のうち、(B)蛍光色素内包ナノ粒子が好ましい。
特定の抗原に対して免疫染色を行う際には、上述したように、蛍光ナノ粒子と一次抗体を直接結合した標識(コンジュゲート)を作製し、抗原を染色する方法(一次抗体法)、蛍光ナノ粒子と二次抗体とを直接結合した標識を作製し、抗原に一次抗体を結合したものを染色する方法(二次抗体法)、蛍光ナノ粒子とアビジンまたはストレプトアビジンとを直接結合した標識を作製し、抗原に一次抗体とビオチン修飾した二次抗体を結合したものを染色する方法(ビオチン−アビジン法またはサンドイッチ法)などがある。
CD31(PECAM−1)(Platelet Endothelial Cell Adhesion Molecule-1(血小板内皮細胞接着分子1));CD34(Endothelial cell marker(内皮細胞マーカー))、GPC3(Glypican(グリピカン)3)などの細胞表面マーカー関連物質;
p53遺伝子、c-kit(CD117前がん遺伝子)などのがん遺伝子関連物質;
RSVFタンパク質B型肝炎ウイルス表面抗原、B型肝炎ウイルスコア抗原、C型肝炎ウイルスNS3(Non-structural protein(非構造タンパク質)3)などのウイルス関連物質;
CK7(Cytokeratin(サイトケラチン))、Actin(アクチン)などの細胞骨格関連物質などが挙げられる。
油系封入剤としては、例えば、コスモバイオ社製マウントクイックなどの他、メルク社製エンテランニューなどの市販品が挙げられる。
本発明の蛍光免疫染色用前処理液は、アミノシランコートスライドガラス由来のアミノ基と反応可能な官能基を有する化合物(1)を含有するものである。
化合物(1)および反応促進剤(2)についての説明は上述したとおりである。
本発明の免疫染色用キットは、上記工程を含む本発明の免疫染色方法に使用されるものである。本発明の免疫染色用キットは、アミノシランコートスライドガラスと、ブロッキング剤と、蛍光免疫染色用前処理液と、蛍光ナノ粒子とからなるものである。
アミノシランコートスライドガラス、ブロッキング剤、蛍光免疫染色用前処理液および蛍光ナノ粒子についての説明は上述したとおりである。
上記工程により得られた評価スライドに、所定の波長を有する励起光(例えば、励起波長575〜600nm、蛍光波長612〜682nm)を照射することにより、その蛍光ナノ粒子が発する蛍光を観察する。これにより、その病理組織内に存在する所定の生体分子を検出することができる。
[合成例1]ストレプトアビジン結合レキサスレッド色素内包メラミン樹脂ナノ粒子の合成
スルホローダミン101(シグマアルドリッチ社製)2.5mgを水22.5mLに加えた後、ホットスターラー上で70℃、20分間加熱し、メラミン樹脂ニカラックMX−035(日本カーバイド工業社製)1.5gを加え、さらに5分間加熱撹拌した。ギ酸100μLを加え、60℃、20分間で加熱攪拌した後、室温放冷した。冷却後、反応混合物を遠心用チューブに入れて遠心分離機に12,000rpmで20分間かけ、上澄み除去した。この洗浄をエタノールと水で行った。
(1)評価スライドの作製
含アミノ基シランカップリング剤でコートしたスライドガラスに固定された肝臓がん組織スライド(US Biomax社製T031)をキシレンに浸漬し、パラフィンを除去後、クエン酸緩衝液(pH6.0)中15分間、オートクレーブ処理した。PBSを用いて洗浄後、10%ウサギ血清(ニチレイ社製)を添加し、室温下1時間放置した。PBSで洗浄後、抗Ki67抗体(ダコ社製)を添加し、室温下30分間放置した。PBSで洗浄後、ビオチン標識抗マウス抗体(ニチレイ社製)を添加し、室温下で30分間放置した。
評価スライドについては、カールツァイス社製正立型蛍光顕微鏡Axio Imager 2を用いて蛍光画像を取得した。
励起波長575〜600nm、蛍光波長612〜682nmとした。
組織内の空洞部面積および存在する輝点数を計測し、単位面積当たりの輝点数(個/μm2)を算出した30箇所における平均値を求めることで、ノイズとして算出した。空洞部の面積は市販画像解析ソフトImage Jを用いた。空洞部にある輝点数は画像より目視にて計測した。
実施例1において、3−ヒドロキシプロピオン酸水溶液および1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩を用いなかったこと以外は、実施例1と同様にして行った。
実施例1において、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩を用いなかったこと以外は、実施例1と同様にして行った。
実施例1において、3−ヒドロキシプロピオン酸水溶液に代えて、末端にカルボキシル基をもつ分子量2000のポリエチレングリコール(Nanocs社製PG1−CA−2K)を用いたこと以外は、実施例1と同様にして行った。
実施例1において、3−ヒドロキシプロピオン酸水溶液に代えて、末端に活性エステル基であるp−ニトロフェニルエステル基をもつ分子量2000のポリエチレングリコール(日油社製SUNBRIGHT MENP−20H)を用いたことと、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩を用いなかったこと以外は、実施例1と同様にして行った。
実施例1において、3−ヒドロキシプロピオン酸水溶液に代えて、末端に活性エステル基であるN−ヒドロキシスクシンイミド基をもつ分子量5000のポリエチレングリコール(日油社製SUNBRIGHT MENP−050HS)を用いたことと、該ポリエチレングリコール150μLを組織に載せ、充分に覆われているのを確認した後に、室温下10分間放置させたことと、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩を用いなかったこと以外は、実施例1と同様にして行った。
スルホローダミン101酸塩化物(同仁化学社製、テキサスレッド色素)3.4mgと3−アミノプロピルトリメトキシシラン(信越シリコーン社製、KBM903)3μLとをDMF中で混合し、オルガノアルコキシシラン化合物を得た。得られたオルガノアルコキシシラン化合物0.6mLを、48mLのエタノール、0.6mLのテトラエトキシシラン(TEOS)、2mLの水、2mLの28%アンモニア水と3時間混合した。上記工程で作製した混合液を10000Gで20分遠心分離を行い、上澄みを除去した。エタノールを加え、沈降物を分散させ、再度遠心分離を行った。同様の手順でエタノールと純水による洗浄を2回ずつ行った。テキサスレッド色素内包シリカナノ粒子を得た。
実施例1において、ストレプトアビジン結合テキサスレッド色素内包メラミン樹脂ナノ粒子に代えて、ストレプトアビジン結合テキサスレッド色素内包シリカナノ粒子を用いたことと、3−ヒドロキシプロピオン酸水溶液に代えて、グリコール酸水溶液(関東化学社製)を用いたこと以外は、実施例1と同様にして評価スライドを作製した。
実施例1において、ストレプトアビジン結合テキサスレッド色素内包メラミンナノ粒子に代えて、ストレプトアビジン結合量子ドット(ライフテクノロジーズ社製)を用いたことと、カールツァイス社製正立型蛍光顕微鏡Axio Imager 2に代えて、オリンパス社製共焦点顕微鏡DSUを用いたこと以外は、実施例1と同様にして行った。
Claims (17)
- 蛍光ナノ粒子を用いた免疫染色により、含アミノ基シランカップリング剤で処理した基材ガラスの表面に固定した病理組織中の抗原を検出する免疫染色方法であって、
(i)該含アミノ基シランカップリング剤で処理した基材ガラスの表面に固定した病理組織に対して、ブロッキング剤を添加する工程と、
(ii)該抗原に反応する抗体を前記病理組織に添加する工程と、
(iii)該含アミノ基シランカップリング剤中のアミノ基と反応可能な官能基を有する化合物(1)を添加し、室温下に所定時間静置する工程と、
(iv)前記抗体と反応して結合可能な官能基を有する蛍光ナノ粒子を添加する工程とからなることを特徴とする免疫染色方法。 - 前記工程(iii)において、化合物(1)に加えて、さらに、前記含アミノ基シランカップリング剤中のアミノ基と該化合物(1)中の官能基との反応を促進する反応促進剤(2)を添加することを特徴とする請求項1に記載の免疫染色方法。
- 前記反応促進剤(2)が脱水縮合剤であることを特徴とする請求項2に記載の免疫染色方法。
- 前記蛍光ナノ粒子が、蛍光物質をメラミン樹脂で内包したナノ粒子であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の免疫染色方法。
- 前記化合物(1)が、ポリエチレングリコール鎖を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の免疫染色方法。
- 前記化合物(1)中の官能基が、活性エステル基であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の免疫染色方法。
- 前記活性エステル基が、N−ヒドロキシスクシンイミド活性エステル基であることを特徴とする請求項6に記載の免疫染色方法。
- 前記ブロッキング剤が、人工合成ポリマー、正常血清、ウシ血清アルブミン、ゼラチンおよびカゼインから選ばれる1種以上のブロッキング剤であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の免疫染色方法。
- 含アミノ基シランカップリング剤で処理した基材ガラスの表面に存在するアミノ基と反応可能な官能基を有する化合物(1)を含有することを特徴とする蛍光免疫染色用前処理液。
- 前記化合物(1)に加えて、さらに、前記アミノ基と該化合物(1)中の官能基との反応を促進する反応促進剤(2)を含有することを特徴とする請求項9に記載の蛍光免疫染色用前処理液。
- 前記反応促進剤(2)が脱水縮合剤であることを特徴とする請求項10に記載の蛍光免疫染色用前処理液。
- 前記化合物(1)が、ポリエチレングリコール鎖を有することを特徴とする請求項9〜11のいずれか1項に記載の蛍光免疫染色用前処理液。
- 前記化合物(1)中の官能基が、活性エステル基であることを特徴とする請求項9〜12のいずれか1項に記載の蛍光免疫染色用前処理液。
- 前記活性エステル基が、N−ヒドロキシスクシンイミド活性エステル基であることを特徴とする請求項13に記載の蛍光免疫染色用前処理液。
- 含アミノ基シランカップリング剤で処理した基材ガラスと、
ブロッキング剤と、
請求項9〜14のいずれか1項に記載の蛍光免疫染色用前処理液と、
蛍光ナノ粒子とからなることを特徴とする免疫染色用キット。 - 前記蛍光ナノ粒子が、蛍光物質をメラミン樹脂で内包したナノ粒子であることを特徴とする請求項15に記載の免疫染色用キット。
- 前記ブロッキング剤が、人工合成ポリマー、正常血清、ウシ血清アルブミン、ゼラチンおよびカゼインから選ばれる1種以上のブロッキング剤であることを特徴とする請求項15または16に記載の免疫染色用キット。
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