JP2014234296A - エレベーターシステムの群管理制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】かご内待ちによる不快感を低減するエレベーターシステムの群管理制御方法を提供する。
【解決手段】一つの昇降路内に複数のかごが連結されている複数のエレベーターを管理するエレベーターシステムの群管理制御方法において、乗り場呼び登録情報と行き先階呼び登録情報に基づき、所定条件下にて乗り階と行き先階別に予測した利用人数を、現在の利用状況に加味して算出した予測かご内待ち回数、予測かご内待ち時間、予測かご内混雑度から各エレベーターの予測不快度評価値を算出し、算出した予測不快度評価値を用いて、各階床に配車する割り当てかごを決定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、昇降路内に複数のかごが連結して設置されて複数階床をサービスするエレベーターを複数系統備えたエレベーターシステムにおいて、利用者の不快感を低減するとともに、輸送能力や待ち時間などの運行効率の向上を図るエレベーターシステムの群管理制御方法に関する。
一つの昇降路内に複数のかごを連結したダブルデッキエレベーター等のエレベーターシステムにあっては、通常のシングルデッキエレベーターを用いるエレベーターシステムと違い、1つのエレベーターに複数のかごが連結されているため、少なくとも一台のかごに応答予定があれば他のかごに応答予定がなくても停止しなければならず、他のかごの乗客に戸閉状態で応答予定のあるかごの乗降が終了するまで待つ「かご内待ち」状態が生じる。このかご内待ちは、乗客が増えるにつれて目的階に到着するまでに複数回発生し、乗客の不快感を増大させてしまう。
従来、このようなかご内待ちを低減するものとして特許文献1が知られている。特許文献1には、上、かごと下かごを連結したダブルデッキエレベーターと、各階の乗り場に設けられた乗り場呼び釦が操作されると乗り場呼びを登録する乗り場呼び登録手段と、乗り場呼びに対して上かご、下かご毎に割当評価値を計算する割当評価値演算手段と、割当評価値が最良のかごを選択して割当指令を出す割当かご選択手段と、割当指令に応じてかごを所定の乗り場に停止させるかご制御手段とを備え、割当評価値演算手段では、割当評価値を決定するための指標として、一方のかごに応答予定があり他方のかごに応答予定がない状態で停止する「待たされ時間」を用いることが記載されている。
特開平8−198529号公報
しかしながら、引用文献1は、待たされ時間すなわちかご内待ちをかごの割当評価値を決定するための指標として用いるものであり、乗客によって登録される呼び情報をデータベース化し、これに基づいて高需要階床を判断し、かごの割当評価値を決定するための指標とするものではなかった。
すなわち、引用文献1の構成では、かごに対して割当評価値を決定するための指標は待たされ時間によって算出され、かご内待ちの発生回数や他方かごの乗客数等によって調整が加えられるものの、将来の利用者を予測してかごの割当評価値を決定する指標に反映するものではなく、かご内待ちを効果的に低減し乗客の不快感を低減する点で課題があった。
本発明は、前述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、かご内待ちを効果的に低減することのできるエレベーターシステムの群管理制御方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は複数のかごを連結して運転する複数系統のエレベーターと、行き先階登録装置と、各階床の乗り場に設けられた乗り場呼び登録装置と、乗り場呼びおよび行き先階呼びに応じてエレベーター又はかご毎に割当評価値を演算してかごに割当指令を出力する群管理制御装置と、エレベーターに設けられるとともに割当指令に応じてかごを所定階床の乗り場に停止させるエレベーター制御装置とを備えたエレベーターシステムの群管理制御方法において、乗り場呼び登録装置による乗り場呼び登録情報、及び行き先階登録装置による行き先階呼び登録情報に基づき乗り階と行き先階別に予測した利用人数を、現在の利用状況に加味して算出した予測かご内待ち回数と予測かご内待ち時間と予測かご内混雑度により各エレベーターの予測不快度評価値を算出し、予測不快度評価値に基づいて乗り場呼び又は行き先階呼びに対して配車する割り当てかごを決定することを特徴とする。
本発明によれば、複数のかごを連結して運転する複数系統のエレベーターと、行き先階登録装置と、各階床の乗り場に設けられた乗り場呼び登録装置と、乗り場呼びおよび行き先階呼びに応じてエレベーター又はかご毎に割当評価値を演算してかごに割当指令を出力する群管理制御装置と、エレベーターに設けられるとともに割当指令に応じてかごを所定階床の乗り場に停止させるエレベーター制御装置とを備えたエレベーターシステムの群管理制御方法において、乗り場呼び登録装置による乗り場呼び登録情報、及び行き先階登録装置による行き先階呼び登録情報に基づき乗り階と行き先階別に予測した利用人数を、現在の利用状況に加味して算出した予測かご内待ち回数と、予測かご内待ち時間と、予測かご内混雑度により各エレベーターの予測不快度評価値を算出し、予測不快度評価値に基づいて乗り場呼び又は行き先階呼びに対して、使用するエレベーター系統と配車する割り当てかごを決定する群管理制御を実行することによって、かご内待ちを従来より効果的に低減し、乗客の不快感を低減することができる。
本発明の実施例1に係るエレベーターシステムの全体構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1に係るエレベーターシステムの基本動作を示すフロー図である。 本発明の実施例1に係るエレベーターシステムの割り当て例を示す模式図である。 本発明の実施例1に係る高需要階床の判断例を示す説明図である。 本発明の実施例1に係るエレベーターシステムの他の割り当て例を示す模式図である。 本発明の実施例1に係る高需要階床の他の判断例を示す説明図である。 本発明に係る実施例2におけるエレベーターシステムの全体構成を示すブロック図である。 本発明に係る実施例2におけるエレベーターシステムの基本動作を示すフロー図である。
以下に本発明を実施例及び図面について説明する。
〔全体構成〕
図1は、本発明の実施例1に係るエレベーターシステムの全体構成例を示すブロック図である。実施例1のエレベーターシステムは、n台の複数系統のエレベーターE1〜Enを個別に制御するエレベーター制御装置210〜2n0と、システム全体の運行効率が最適となるように各エレベーターE1〜Enの運行を制御する群管理制御装置100と、各階床に設けた乗り場呼び登録装置400と、エレベーター制御装置210〜2n0と群管理制御装置100を切替える切替スイッチSを備えている。
エレベーター制御装置210〜2n0は、群管理制御装置内の運行管理制御部101により制御されて、エレベーターの自動運転や手動運転等を行う運転制御部212と、上かご310C〜3n0C、下かご310D〜3n0Dを昇降するモーター制御を行う速度制御部213により各エレベーターの運行を個別に制御する。
これと同時に、各エレベーターE1〜Enから、かご内荷重やドアの開閉等の各事象の情報を群管理制御装置100の運行管理制御部101に送信する。
エレベーター制御装置210〜2n0の運行管理制御部211は、各系統のエレベーターE1〜Enの運行をかご内の行き先階登録装置311C〜3n1C、311D〜3n1Dの指示タイミングに従って個別に制御する。ここで群管理運転中は、切替スイッチSによってエレベーター制御装置210〜2n0内の運行管理制御部211は動作しない。
群管理制御装置100内では、エレベーター制御装置210〜2n0から入力される、時々刻々と変化するエレベーター情報と行き先階情報等の運行データを運行管理制御部101を経由して学習部102へ送信する。
学習部102は運行データに基づいて交通状況を学習し、その時点でどのような運転プログラムが適しているかを判断する。知能処理部103では学習部102の学習結果を用いて各交通需要に応じた最適な運転プログラムの自動生成を行っている。
運行管理制御部101では自動生成された運転プログラムを用いて乗り階と行き先階別にどのエレベーターを配車するかを決める割り当て制御を行い、さらにエレベーター制御装置210〜2n0に対し乗り階と行き先階別に割り当て指令等を行っている。
上記の構成において、群管理制御装置100の異常発生時においては群管理制御装置100無しで動作可能であり、切替スイッチSを切替えてエレベーター制御装置210〜2n0内の運行管理制御部211を動作可能とし、簡易的に群管理制御エレベーターとしての動作を実現することができる。
〔群管理制御装置〕
次に、再び図1を用いて、実施例1におけるエレベーターシステムの群管理制御装置の構成について説明する。
本発明の制御は、群管理制御装置100内の処理によって実現する。群管理制御装置100は、例えばマイコン、DSP(Digital Signal Processer)、システムLSI、パーソナルコンピュータを含む計算機のソフトウェアプログラム等にて実行される。制御の対象は一つの昇降路内に複数のかごが連結しているエレベーターを対象とし、例えばダブルデッキエレベーターなどが挙げられる。実施例1でも、ダブルデッキエレベーターの制御について述べる。
まずダブルデッキエレベーターの上かご310C〜3n0C、下かご310D〜3n0Dは二つのかごが連結して一つの昇降路内に設置されている。群管理制御装置100はダブルデッキエレベーターの上かご3n0C、下かご3n0Dをそれぞれ独立したかごとして制御を行う。
各かごを制御するエレベーター制御装置210〜2n0は、群管理制御装置100と同様に、例えばマイコン等を含む計算機上にて実行される。実施例1におけるエレベーター制御装置は、ダブルデッキエレベーターの上かご310C〜3n0C、下かご310D〜3n0Dに対して1つのエレベーター制御装置210〜2n0が設けられているが、下かごのかご制御装置と上かごのかご制御装置を個別に分けた構成でも良い。
エレベーター制御装置210〜2n0から、エレベーターの運転に関わる入力情報が群管理制御装置100内の運行管理制御部101へ格納される。各階床の乗り場に設置されている乗り場呼び登録装置400により呼び登録が行われると、その都度、登録された階床情報と上昇方向又は下降方向への要求情報などの入力情報が、運行管理制御部101へ格納される。
更に、かご内の乗客数やかご位置情報、各かごが既に受け持っている呼び数、有効かご数、サービス階情報、予め入力されていた各かごに関する仕様情報などのエレベーター情報や、仕様情報等が運行管理制御部101へ格納される。これまでに挙げた入力情報は一例であり、上記に挙げた情報のみとは限らない。実施例1では、上記の入力情報を基にエレベーターの割当て制御を行う。
実施例1では、一つの昇降路内に複数のかごが連結して存在する際に、乗り場に設置された乗り場呼び登録装置と、かご内に設置された行き先階登録装置から交通流モード別に日々集計している乗り階と行き先階と乗降人数などの過去の交通需要と、リアルタイムで集計している現在の交通需要から、近い将来、例えば現在から10分先までの予測交通需要を予測し、予測した各乗り場別の行き先階人数を現在の運行状況に沿った利用人数に加算することにより、将来のかご内待ち回数、かご内待ち時間、及びかご内待ち時のかご内混雑度を予測して算出した将来の不快度指数すなわち不快度評価値に応じて、不快度評価値を低減するようにエレベーターかごの割り当て、及びかご内機器制御を行ない、より多くのかご内乗客に快適な乗車環境を提供する。
ここで交通流とは、集計された利用者の流れから週出された代表的な移動パターンを意味し、いくつかの移動パターンが時刻に応じて発生する。
〔不快度評価値〕
配車される割り当てかごは、運行管理制御部101において、予め与えられている、例えば待ち時間評価値、省エネ評価値等の一般的なかごの割り当て評価値と、不快度指数作成部101Cにより算出された不快度紙数に基づく不快度評価値からエレベーターかご評価部101Dにて決定される。
不快度評価値の作成方法を以下に示す。乗り場呼び登録装置400とエレベーター制御装置210〜2n0を介して上かごの行き先階呼び登録装置311C〜3n1Cおよび下かごの行き先階呼び登録装置311D〜3n1Dと、図示しないかご内荷重検出装置から利用者情報と運行情報が送られてくる。次いで、送られてきた利用者情報と運行情報を、群管理制御装置100内の学習部102にて、知能処理部103で生成された交通流モード別に分類してに記憶する。
学習部102では、記憶した情報を基に交通流モード別に統計処理を行い、交通流モード別に記憶した過去の交通需要から現在の交通流モードに合った過去の交通需要102Aと、リアルタイムで集計している利用者情報と運行情報から作成した現在の交通需要102Bを基に予測交通需要作成部102Cにて、近い将来、例えば現在から10分先までの予測交通需要を作成する。
学習部102の予測交通需要作成部102Cで各乗り場別の行き先階人数を予測する。次いで運行管理制御部101で、乗り場呼び登録装置400とエレベーター制御装置210〜2n0を介して上かごの行き先階呼び登録装置311C〜3n1Cと下かごの行き先階呼び登録装置311D〜3n1Dと図示しないかご内荷重検出装置からリアルタイムで送られてくる利用者情報101Aと運行情報101Bより利用人数を算出する。
次いで不快度指数作成部101Cで、予測交通需要作成部102Cで予測したした各乗り場別の行き先階人数を、利用者情報101Aと運行情報101Bより算出した利用人数に加算する。
これにより、将来のかご内待ち回数、かご内待ち時間、及びかご内待ち時のかご内混雑度を予測し、算出した将来の不快度指数を不快度評価値として、エレベーターかご評価部101Dにて一般的なエレベーターの割り当て評価値、例えば待ち時間評価、省エネ評価などと合わせて総合的に評価し、割り当てエレベーターやかごを決定する。
このように全てのエレベーターかご内乗客の不快度を予測して、予め不快度を緩和するかごの配車を行なうことにより、かご内待ちによる無駄停止を減らした運行効率の向上による、乗り場利用者の待ち時間低減、かご内利用者の待ち時間低減、及び乗り場とかご内双方の利用者の快適性の向上を実現でき、ひいてはビル環境全体の最適化を実現できる。
〔基本動作フロー〕
次に本発明の実施例1における基本動作フローについて説明する。図2は、本発明の実施例1に係るエレベーターシステムの基本動作を示すフロー図である。
まず、新規乗り場呼び発生時(S101)に乗り場呼び発生階の乗り階と予測行き先階を各かごに仮割り当てする(S102)。ここでは、予測行き先階は、例えば予測交通需要より求めた乗り階別に最も利用人数が多い行き先階とする。
次に、各かごに仮割り当て時の各エレベーターのかご内待ち回数とかご内待ち時間、かご内待ち時のかご内混雑度を算出する(S103)。ここでは、かご内待ち時間は、例えばかご内待ち人数全員の乗車時間とする。また、かご内混雑度は、例えば予測かご内人数やかご内荷重から算出する。
次に、かご内待ち回数とかご内待ち時間、かご内混雑度の各項目に交通流モード別の重み付け係数を加味して算出した不快度指数を不快度評価値とする(S104)。
最後に、不快度評価値と通常の割り当て評価値の合計値が最小となるかごに配車を割り当てる(S105)。
〔エレベーターシステムの第1の割り当て例〕
図3は、本発明の実施例1に係るエレベーターシステムの第1の割り当て例を示す模式図である。図4は、本発明の実施例1に係る高需要階床の判断例を示す説明図である。
図3のエレベーターシステムは、16階床の建屋1に設置されるものであり、エレベーターAとエレベーターBの2系統のダブルデッキエレベーターを備えており、エレベーターAは、上かごA2U、及び下かごA2Lを有すると共に、エレベーターBも、上かごB2U、及び下かごB2Lを有している。また、建屋1の各階床の乗り場に設けられ、乗り場呼びを登録する乗り場呼び登録装置3−1〜3−16と、かごA2U、A2L、B2U、B2L内に設けられ、行き先階呼びを登録する行き先階登録装置A4U、A4L、B4U、B4Lと、呼びに応じてエレベーター毎、及びかご毎に割当評価値を演算し、割当指令を出力する群管理制御装置5と、割当指令に応じてかごを所定の乗り場に停止させるエレベーター制御装置A6、B6とを備えている。
図3に示す状況は、エレベーターAとエレベーターBがそれぞれ最下階に位置しており、上かごA2Uの乗客が行き先階登録装置A4Uを操作して10階床を行き先階として登録し、下かごA2Lの乗客が行き先階登録装置A4Lを操作して5階床を行き先階として登録し、上かごB2Uの乗客が行き先階登録装置B4Uを操作して16階床を行き先階として登録し、下かごB2Lの乗客が行き先階登録装置B4Lを操作して5階床を行き先階として登録している。
このような状況で、5階床で乗り場呼びが発生すると、群管理制御装置5は、現在の状態でかごA2U、A2L、B2U、B2Lの任意の階への予測到着時間の演算を行う。予測到着時間は、現在のかご位置と行き先階との間の距離から走行に要する時間とその途中階での停止回数から停止に要する時間を加算して求める。
〔高需要階床〕
加えて、図3の群管理制御装置5は、日々、乗り場呼び登録装置3−1〜3−16の操作によって登録される乗り場呼び登録情報、及び行き先階登録装置A4U、A4L、B4U、B4Lの操作によって登録される行き先階呼び登録情報を収集し、この登録情報に基づき、例えば時間毎に利用者が多く発生する高需要階床を判断し、割当評価値を決定するための指標とする。
群管理制御装置5は、図4に示すように、あらかじめ収集した上記登録情報に基づき、所定の交通流モード、例えば出勤時前半交通流モードにあっては、1階から乗車して5階で降車する利用者が多いこと、及び5階から乗車して9階で降車する利用者が多いことを判断している。
そして、前述したように、出勤時前半交通流モードで、エレベーターAとエレベーターBがそれぞれ最下階に位置しており、上かごA2Uの乗客が行き先階登録装置A4Uを操作して10階床を行き先階として登録し、下かごA2Lの乗客が行き先階登録装置A4Lを操作して5階床を行き先階として登録し、上かごB2Uの乗客が行き先階登録装置B4Uを操作して16階床を行き先階として登録し、下かごB2Lの乗客が行き先階登録装置B4Lを操作して5階床を行き先階として登録した状況で、5階床で乗り場UP呼びが登録されると、エレベーターAの下かごA2Lを5階床に割当てる。
これは、この状況で予測どおり5階床で乗り込んだ乗客が9階床の行き先階呼びを登録した場合、かご内待ち発生を1回とすることができるからである。
すなわち下かごA2Lの乗客による5階床の行き先階登録、及び5階床の乗客による乗り場UP呼び登録に応じて5階床に下かごA2Lが停止したとき、上かごA2Uが6階床で停止し、上かごA2Uの乗客はかご内待ちとなる。この後、上かごA2Uの乗客による10階床の行き先階登録、及び下かごA2Lの乗客による9階床の行き先階登録に応じ、エレベーターAは上かごA2Uを10階床、下かごA2Lを9階床に位置させる。したがって、上かごA2Uの乗客が目的階である10階床に向かうまでに生じるかご内待ちは1回である。
一方、5階床で発生した乗り場UP呼びにエレベーターBの下かごB2Lを割当てると、下かごB2Lの乗客による5階床の行き先階登録、及び5階床の乗客による乗り場UP呼び登録に応じて5階床に下かごB2Lが停止したとき、上かごB2Uが6階床で停止し、上かごB2Uの乗客はかご内待ちとなる。次いで下かごB2Lに5階床で乗り込んだ乗客が登録した行き先階呼び登録に応じ、9階床に下かごB2Lが停止したとき、上かごB2Uが10階床で停止し、上かごB2Uの乗客は再びかご内待ちとなる。したがって、上かごB2Uの乗客が目的階である16階床に向かうまでに生じるかご内待ちは2回となる。
更に、2階にて10階へ行く利用者が1人、16階へ行く利用者が5人の場合、各エレベーターが2階の乗り場呼びにサービスしたとき、エレベーターAの上かごA2Uには5人乗車して、エレベーターBの上かごB2Uには10人乗車する。かご内待ちの予測は、レベーターAの上かご1回、エレベーターBの上かご2回であり、エレベーターAの上かごA2UよりエレベーターBの上かごB2Uの方が、より混雑した状態で且つかご内待ち時間が長くなる。
ここでは、かご内混雑の判定をかご内人数の大小で行なったが、かご内人数が所定値を超えた場合に混雑状態としても良い。また、かご内待ち時間の判定も予測乗降時間や予測乗車時間を用いても良い。
〔不快度評価値の算出〕
以上より、エレベーターAの上かご割り当て時の不快度評価値は
α×1回(かご内待ち回数)+β×5人(かご内待ち人数)+γ×8階床(乗車距離)
となり、エレベーターBの上かご割り当て時の不快度評価値は
α×2回(かご内待ち回数)+β×10人(かご内待ち人数)+γ×14階床(乗車距離)
となる。ここで、各項目の係数α、β、γは、現在の交通流モード別に値が最適化される。
従って、エレベーターシステムの群管理制御方法において、現在の利用状況に応じて、前記予測不快度評価値を構成する前記予測かご内待ち回数、前記予測かご内待ち時間、前記予測かご内混雑度の優先度を変更することができる。
なお、群管理制御装置5は上記不快度評価値と割り当て評価値に基づいて決定した割当指令をかご制御部A6、B6に出力し、エレベーター制御装置A6、B6は割当指令に応じて上かごA2U、下かごA2L、上かごB2U、及び下かごB2Lを所定の乗り場に停止させる。
〔エレベーターシステムの第2の割り当て例〕
図5は、本発明の実施例1に係るエレベーターシステムの第2の割り当て例を示す模式図である。図6は、本発明の実施例1に係る群管理制御装置による他の条件における高需要階床の判断例を示す説明図である。図5及び図6は、エレベーターAとエレベーターBにおける呼び登録状況は前述した図3及び図4に示すものとほぼ同一であるが、異なる時間帯における割当て例を示すものである。
群管理制御装置5は、図5に示すように、あらかじめ収集した登録情報に基づき、例えば出勤時後半交通流モードにあっては、1階から乗車して5階で降車する利用者が多いこと、及び5階から乗車して15階で降車する利用者が多いことを判断している。
そして、前述したように、例えば出勤時後半交通流モードであり、エレベーターAとエレベーターBがそれぞれ最下階に位置しており、上かごA2Uの乗客が10階床を行き先階として登録し、下かごA2Lの乗客が5階床を行き先階として登録し、上かごB2Uの乗客が16階床を行き先階として登録し、下かごB2Lの乗客が5階床を行き先階として登録した状況で、5階床で乗り場UP呼びが登録されると、エレベーターBの下かごB2Lを5階床に割当てる。
これは、この状況で予測どおり5階床で乗り込んだ乗客が15階床の行き先階呼びを登録した場合、かご内待ち発生を1回とすることができるからである。
すなわち下かごB2Lの乗客による5階床の行き先階登録、及び5階床の乗客による乗り場UP呼び登録に応じて5階床に下かごB2Lが停止したとき、上かごB2Uが6階床で停止し、上かごB2Uの乗客はかご内待ちとなる。このとき、下かごB2Lに乗り込んだ乗客は行き先階登録装置B4Lを操作して15階床を行き先階として登録する。次いで、上かごB2Uの乗客による16階床の行き先階登録、及び下かごB2Lの乗客による15階床の行き先階登録に応じて、エレベーターBは上かごB2Uを16階床、下かごB2Lを15階床に位置させる。したがって、エレベーターBの上かごB2U、及び下かごB2Lが基準階から最上階位置に向かう一行程において生じるかご内待ちは1回である。
一方、5階床で発生した乗り場UP呼びにエレベーターAの下かごA2Lを割当てると、下かごA2Lの乗客による5階床の行き先階登録、及び5階床の乗客による乗り場UP呼び登録に応じて5階床に下かごA2Lが停止したとき、上かごA2Uが6階床で停止し、上かごA2Uの乗客はかご内待ちとなる。次いで、上かごA2Uの乗客による10階床の行き先階登録に応じて10階床に上かごA2Uが停止したとき、下かごA2Lが9階床で停止し、下かごA2Lの乗客はかご内待ちとなる。この後、下かごA2Lに5階床で乗り込んだ乗客が登録した行き先階呼び登録に応じ、エレベーターAは15階床に移動する。したがって、エレベーターAの上かごA2U、及び下かごA2Lが基準階から最上階位置に向かう一行程において生じるかご内待ちは2回となる。
更に、5階にて15階へ行く利用者が10人の場合、各エレベーターが5階の乗り場呼びにサービスしたとき、エレベーターAの下かごA2Lには10人乗車して、エレベーターBの下かごB2Lには10人乗車する。利用者のかご内待ちの予測は、エレベーターAの下かご1回、エレベーターBの下かご0回であり、エレベーターAの下かごよりエレベーターBの下かごの方が、より混雑した状態で且つかご内待ち時間が長くなる。
また、2階にて10階へ行く利用者が5人、16階へ行く利用者が10人の場合、エレベーターAの上かごには5人乗車、エレベーターBの上かごには10人乗車する。利用者のかご内待ちの予測は、エレベーターAの上かご1回、エレベーターBの上かご1回であり、エレベーターAの上かごよりエレベーターBの上かごの方が、より混雑した状態で且つかご内待ち時間が長くなる。
ここでは、かご内混雑の判定をかご内人数の大小で行なったが、かご内人数が所定値を超えた場合としても良い。また、かご内待ち時間の判定も予測乗降時間や予測乗車時間を用いても良い。
〔不快度評価値の算出〕
以上より、エレベーターAの下かご割り当て時の不快度評価値は
α×2回(かご内待ち回数)+β×5人(かご内待ち人数:2階の乗客)+γ×8階床(乗車距離:2階の乗客)+β×10人(かご内待ち人数:5階の乗客)+γ×10階床(乗車距離:5階の乗客)となる。
また、エレベーターBの下かご割り当て時の不快度評価値は
α×1回(かご内待ち回数)+β×10人(かご内待ち人数)+γ×14階床(乗車距離)
となる。
ここで、各項目の係数α、β、γは、現在の交通流モード別に値が最適化される。
以上説明したように、実施例1によれば、あらかじめ乗り場呼び登録情報、及び行き先階呼び登録情報に基づき、所定の条件のときに呼びが多く発生する高需要階床を判断し、割当評価値を決定するための指標として用いることにより、乗客が行うであろう将来の呼びを予測してエレベーター、及びかごを割当て、これによって、かご内待ちを低減し、乗客の不快感を低減することができる。
なお、前述した図5の例では、群管理制御装置5は、乗り場呼び登録装置3−1〜3−16の操作によって登録される乗り場呼び登録情報、及び行き先階登録装置A4U、A4L、B4U、B4Lの操作によって登録される行き先階呼び登録情報を収集し、この登録情報に基づき、時間毎に呼びが多く発生する高需要階床を判断するようにした。
本発明はこれに限らず、他の所定の条件、例えば日付毎に呼びが多く発生する高需要階床を判断するようにしたり、複数の条件における登録情報を組み合わせて高需要階床を判断するようにしてもよい。
実施例1によれば、更に、予測かご内乗客不快度指数に応じて、かご内機器を制御すること、例えば液晶表示器に乗客の不快度評価値を下げる表示又はアナウンス、予測不快度評価値に合わせ予めエアコンの設定温度を変更するなどにより実際のかご内乗客不快度指数を下げることができ、乗客の不快感を間接的に低減することができる。
次に、本発明の実施例2について、説明する。図7は、本発明に係る実施例2におけるエレベーターシステムの全体構成例を示すブロック図である。図8は、本発明に係る実施例2におけるエレベーターシステムの基本動作を示すフロー図である。
図7に示す実施例2のエレベーター群管理システムのシステム構成では、一つの昇降路内に複数かごが連結されたエレベーターシステムにおいて、乗り場に設置された乗り場・行き先階登録装置により、乗り場にて利用者の行き先階と利用人数をエレベーターシステムが把握できる構成とする。
実施例1に記載したシステムにおいては、かご内に設置された行き先階登録装置から利用者の情報を収集していたため、乗り場呼びに対するサービスの後にしか利用者の行き先階と利用人数が得られず、本発明の不快度指数の作成に用いる予測交通需要とリアルタイム利用情報、運行情報の精度が十分に得られない。
一方、実施例2においては、乗り場設置の行き先階呼び登録装置を使用することにより、事前に行き先階情報と各行き先階への利用人数情報が得られ、予測交通需要とリアルタイム利用情報、運行情報の精度が十分に得られ、本発明の効果が最大限に発揮できる。
実施例2において、一つの昇降路内に複数のかごが連結して存在する際に、乗り場呼びと行き先階呼び、利用人数を登録する、乗り場に設置された乗り場・行き先階呼び登録装置から交通流モード別に日々集計している乗り階と降り階と乗降人数などの過去の交通需要と、リアルタイムで集計している現在の交通需要から、近い将来、例えば現在から10分先までの交通需要を予測し、予測した各乗り場別の行き先階人数を現在の運行状況に沿った利用人数に加算することにより、将来のかご内待ち回数、かご内待ち時間、及びかご内待ち時のかご内混雑度を予測し算出した将来の不快度評価値に応じて、不快度評価値を低減するようにエレベーターかごの割り当て、及びかご内機器制御を行ない、より多くのかご内乗客に快適な乗車を提供する。
割り当てかごは、一般的なエレベーターの割り当て評価値、例えば待ち時間評価、省エネ評価など、と不快度指数作成部101Cにより評価された不快度評価値からエレベーターかご評価部101Dにて決定される。
〔不快度評価値〕
不快度評価値の作成方法を以下に示す。乗り場呼びと行き先階呼び、利用人数を登録する乗り場呼び・行き先階登録装置500から送られた利用者情報とエレベーター制御装置210〜2n0から送られた運行情報を群管理制御装置100内の学習部102にて知能処理部103で生成された交通流モード別に利用者情報と運行情報を記憶する。
記憶した情報を基に交通流モード別に統計処理を行い、交通流モード別に記憶した過去の交通需要から現在の交通流モードに合った過去の交通需要102Aとリアルタイムで集計している利用者情報と運行情報から作成した現在の交通需要102Bを基に予測交通需要作成部102Cにて、近い将来、例えば現在から10分先までの予測交通需要を作成する。
乗り場呼びと行き先階呼び、利用人数を登録する乗り場・行き先階呼び登録装置500からリアルタイムで送られてくる利用者情報101Aとエレベーター制御装置210〜2n0から送られてくる運行情報101Bを、群管理制御装置100内の運行管理制御部101内の不快度指数作成部101Cにて、予測交通需要作成部102Cで予測した各乗り場別の行き先階人数を、現在の利用情報101Aと運行情報101Bより算出した利用人数に加算する。
これにより、将来のかご内待ち回数、かご内待ち時間、及びかご内待ち時のかご内混雑度を予測し算出した将来の不快度指数を不快度評価値として、エレベーターかご評価部101Dにて一般的なエレベーターの割り当て評価値、例えば待ち時間評価、省エネ評価値など、と合わせて総合的に評価し、割り当てエレベーターとかごを決定する。
このように全てのエレベーターかご内乗客の不快度評価値を予測して、予め不快度評価値を緩和するかごの配車を行なうことにより、かご内待ちを減らした運行効率の向上による乗り場利用者の待ち時間低減のみでなく、かご内利用者の待ち時間低減、及び乗り場とかご内、双方の利用者の快適性の向上を実現でき、如いてはビル全体の利用環境の最適化を実現できる。
〔基本動作フロー〕
次に本発明の実施例2における基本動作フローについて図8に示す。まず、新規乗り場呼び発生時(S101)に、発生呼びの乗り階と行き先階、利用人数を各かごに仮割り当てする(S102)。
次に、各かごに仮割り当て時の各エレベーターのかご内待ち回数とかご内待ち時間、かご内待ち時のかご内混雑度を算出する(S103)。ここでは、かご内待ち時間は、例えばかご内待ち人数別の乗車時間とする。また、かご内混雑度は、例えば予測かご内人数やかご内荷重から算出する。
次に、かご内待ち回数とかご内待ち時間、かご内混雑度の各項目に交通流モード別の所定値を加味し算出した値を不快度評価値とする(S104)。
次に、不快度評価値と通常の割り当て評価値の合計値が最小となるかごに配車を割り当てる(S105)。
1:建屋
3−1〜3−16:乗り場呼び登録装置
311C−3n1C、311D−3n1D:行き先階登録装置
400、500:乗り場呼び登録装置
100:群管理制御装置
210−2n0:エレベーター制御装置
A2U、B2U: 上かご
A2L、B2L: 下かご
A4U、B4U:上かご行き先階登録装置
A4L、B4L:下かご行き先階登録装置
5、100:群管理制御装置
A6、B6:エレベーター制御装置
310C−3n0C、310D−3n0D:かご
E1−En:エレベーター

Claims (8)

  1. 複数のかごを連結して運転する複数系統のエレベーターと、行き先階登録装置と、各階床の乗り場に設けられた乗り場呼び登録装置と、乗り場呼びおよび行き先階呼びに応じて前記エレベーター又は前記かご毎に割当評価値を演算して前記かごに割当指令を出力する群管理制御装置と、前記エレベーターに設けられるとともに前記割当指令に応じて前記かごを所定階床の乗り場に停止させるエレベーター制御装置とを備えたエレベーターシステムの群管理制御方法において、
    前記乗り場呼び登録装置による乗り場呼び登録情報、及び前記行き先階登録装置による行き先階呼び登録情報に基づき乗り階と行き先階別に予測した利用人数を、現在の利用状況に加味して算出した予測かご内待ち回数と、予測かご内待ち時間と、予測かご内混雑度により前記各エレベーターの予測不快度評価値を算出し、該予測不快度評価値に基づいて前記乗り場呼び又は前記行き先階呼びに対して配車する割り当てかごを決定することを特徴とするエレベーターシステムの群管理制御方法。
  2. 請求項1に記載のエレベーターシステムの群管理制御方法において、前記予測不快度評価値に前記かごに与えられた所定の割り当て評価値を加えて算出された評価値に基づいて、配車する割り当てかごを決定することを特徴とするエレベーターシステムの群管理制御方法。
  3. 請求項1又は2に記載のエレベーターシステムの群管理制御方法において、前記予測不快度評価値の最も小さい前記かごを、配車する割り当てかごとして決定することを特徴とするエレベーターシステムの群管理制御方法。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載のエレベーターシステムの群管理制御方法において、前記行き先階登録装置を前記かご内に設けたことを特徴とするエレベーターシステムの群管理制御方法。
  5. 請求項1乃至3のいずれかに記載のエレベーターシステムの群管理制御方法において、前記行き先階登録装置を前記各階床、又は特定階床の乗り場に設けたことを特徴とするエレベーターシステムの群管理制御方法。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載のエレベーターシステムの群管理制御方法において、前記群管理制御装置は、過去の乗り場呼び登録情報および行き先階呼び登録情報と、現在の乗り場呼び登録情報および行き先階呼び登録情報に基づき、前記かごに乗車する利用者が多く発生する高需要階床と前記かごから降車する利用者が多く発生する高需要階床を判断し、
    前記かごに乗車する利用者の高需要階床の予測利用人数と、前記かごから降車する利用者の高需要階床の予測利用人数を、現在確定している各かごの運行情報に加算することにより、前記各エレベーターの予測不快度評価値を算出することを特徴とするエレベーターシステムの群管理制御方法。
  7. 請求項1乃至5のいずれかに記載のエレベーターシステムの群管理制御方法において、現在の利用状況に応じて、前記予測不快度評価値を構成する前記予測かご内待ち回数、前記予測かご内待ち時間、前記予測かご内混雑度の優先度を変更することを特徴とするエレベーターシステムの群管理制御方法。
  8. 請求項1乃至5のいずれかに記載のエレベーターシステムの群管理制御方法において、前記予測不快度評価値に応じて、前記エレベーターの前記かご内に設置した機器の制御を変更することを特徴とするエレベーターシステムの群管理制御方法。
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