JP2001310876A - ダブルデッキエレベータシステムの制御装置および制御方法 - Google Patents
ダブルデッキエレベータシステムの制御装置および制御方法Info
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- Y10S187/00—Elevator, industrial lift truck, or stationary lift for vehicle
- Y10S187/902—Control for double-decker car
Abstract
ッキ及び下側デッキを有したエレベータを複数台備え、
各階からの乗り場呼びに対して応答すべきエレベータの
デッキの割り付けを行うダブルデッキエレベータシステ
ムの制御装置において、乗り場呼びに応答するのに最も
適したデッキを前記全デッキの中から選択して割り付
け、エレベータ走行と乗客輸送の効率化を図る。 【解決手段】 デッキの乗り場呼びに対する予測応答時
間、該予測応答時間の確度、乗り場呼びに応答すること
による既存の乗り場呼びへの影響、デッキのかご内余裕
度および乗り場呼びに応答することによる複数台エレベ
ータの集中度、の各要素から、応答適度指数を求める
(ステップS3)。この応答適度指数を求める処理を複
数のエレベータの全デッキについて行い、それらの中か
ら最適の応答適度指数を持つデッキを決定し(ステップ
S8)、割り付けを行う。
Description
に同時に搬送される上側デッキ及び下側デッキを有した
ダブルデッキエレベータシステムの制御装置および制御
方法に関する。
ングルデッキエレベータシステムに比べて、非常に多く
の乗客をより少ない停止動作で目的階へ搬送できるた
め、例えば高層・高収容能力ビルに使用されている。
上側デッキおよび下側デッキを有したエレベータを複数
台並設し、かご(エレベータかご)位置、走行方向、か
ご呼び、乗り場呼び等の情報を、各エレベータ毎に設け
たエレベータコントローラを介して群管理制御部が収集
し、それに基づく各種の制御指令を前記各エレベータコ
ントローラを介して各エレベータに出力するように構成
されている。
ータの各デッキに設けられた操作パネル等の手段を用い
て乗客により与えられる行く先の入力を意味している。
例えば、乗り込んだ乗客がかごの操作パネル上の目的階
のボタンを押すと、エレベータの各デッキ上の乗客の行
先情報がエレベータコントローラに伝えられる。
乗り場のドア近くに配置されたエレベータ呼びパネルか
ら与えられる。このエレベータ呼びパネルは、例えば昇
り用呼びボタン及び降り用呼びボタン等で構成されてお
り、エレベータを呼び出す乗客は、目的方向のボタンを
押し、呼び出されたエレベータに乗った後に、かご操作
パネル上で行き先を入力して移動することになる。
において、例えば出勤時や昼食時等のピーク時間帯で
は、次のようなスキップ運転を行って、輸送力を上げる
運行方式が採られることが多い。
び共に下側デッキが応答し、奇数階は乗り場呼び、かご
呼び共に上側デッキが応答する。
利用しにくい建物では、奇数階、偶数階への応答デッキ
の制限を付けず、かご呼びも全階登録できる方式(アン
リミテッド運転)がある。このアンリミテッド運転での
乗り場呼び割り当て方式として、従来、リーディングデ
ッキ方式やトレーリングデッキ方式等が採用されてい
た。
る方式であり、アップの乗り場呼びは上側デッキが応答
し、ダウンの乗り場呼びは下側デッキが応答する。
る方式であり、アップの乗り場呼びは下側デッキが応答
し、ダウンの乗り場呼びは上側デッキが応答する。
では、停止階が少ないため一周時間が短く、ロビー等の
基準階からの輸送又は基準階への輸送能力が向上する。
しかしその反面、一般階同士での行き来(例えば3階か
ら8階のように奇数階と偶数階間の行き来)が不便にな
り、階段も併用しなければならない。このため建物での
階段の配置もエレベータの近くに配置する必要がある。
レーリングデッキ方式は、奇数階、偶数階の制限がな
く、一般階同士の行き来も階段を使わずに可能となる反
面、停止回数が増え、とちらか片方のデッキは利用者を
乗せずに運行するため効率の悪い運行となり、ダブルデ
ッキとしての利点を活用できないという欠点がある。
用者に混乱を招く恐れがあり、制限されるケースが多
い。特に即時予約方式(乗り場呼びが押されると同時
に、応答するエレベータを表示するシステム)では、割
り付け変更に対して、変更回数の制限や、割り付け変更
による応答時間改善の効果が大きい時のみ行うという条
件がある。
同様な制限があり、乗り場呼び割り付け変更は慎重に行
うのが一般的である。このため複数の乗り場呼びがあっ
たときに、効率の良い応答ができるように乗り場呼びを
割り付けたり、また割り付けを変更したりすることは難
しいものであった。
その目的は、複数のかご呼び、乗り場呼びに対して同時
に応答することができるデッキへの割り付けを行うとと
もに、複数台エレベータの全デッキのうち乗り場呼びに
対応するのに最も適したデッキを選択して割り付けるこ
とによって、できるだけ少ない停止回数で乗り場呼びと
かご呼びをサービスし、エレベータの走行と乗客輸送の
効率化を図ったダブルデッキエレベータシステムの制御
装置および制御方法を提供することにある。
の請求項1に係る本発明は、2つの隣接する階に同時に
搬送される上側デッキ及び下側デッキを有し、前記各デ
ッキのかご呼び及び各階からの乗り場呼びに対して応答
すべきデッキの割り付けを行うダブルデッキエレベータ
システムの制御装置であって、前記複数のかご呼び、乗
り場呼びに対して同時に応答できるか否かを判定し、同
時に応答できるときは乗り場呼びに対する前記デッキへ
の割り付けを変更する割り付け制御手段を備えたことを
特徴としている。
係る本発明は、2つの隣接する階に同時に搬送される上
側デッキ及び下側デッキを有し、前記各デッキのかご呼
び及び各階からの乗り場呼びに対して応答すべきデッキ
の割り付けを行うダブルデッキエレベータシステムの制
御方法であって、複数の前記かご呼び、乗り場呼びに対
して同時に応答できるか否かを判定する判定処理と、前
記判定処理が、複数の前記かご呼び、乗り場呼びに対し
て同時に応答できると判定した場合に、乗り場呼びに対
する前記デッキへの割り付けを変更して決定する割り付
け処理とを実行することを特徴としている。
4に係る本発明は、2つの隣接する階に同時に搬送され
る上側デッキ及び下側デッキを有したエレベータを複数
台備え、各階からの乗り場呼びに対して応答すべきエレ
ベータのデッキの割り付けを行うダブルデッキエレベー
タシステムの制御装置であって、デッキの前記乗り場呼
びに対する予測応答時間、該予測応答時間の確度、前記
乗り場呼びに応答することによる既存の乗り場呼びへの
影響、デッキのかご内余裕度および前記乗り場呼びに応
答することによる複数台エレベータの集中度、の各要素
から、応答適度を全デッキについて求め、それら求めら
れた応答適度に基づいて、前記各階からの乗り場呼びに
応答するのに最も適したデッキを割り付ける割り付け制
御手段を備えたことを特徴とし、前記割り付け制御手段
は、前記各要素に、優先度に応じた重みを付ける重み付
け機能を有していることを特徴としている。
6に係る本発明は、2つの隣接する階に同時に搬送され
る上側デッキ及び下側デッキを有したエレベータを複数
台備え、各階からの乗り場呼びに対して応答すべきエレ
ベータのデッキの割り付けを行うダブルデッキエレベー
タシステムの制御方法であって、デッキの前記乗り場呼
びに対する予測応答時間、該予測応答時間の確度、前記
乗り場呼びに応答することによる既存の乗り場呼びへの
影響、デッキのかご内余裕度および前記乗り場呼びに応
答することによる複数台エレベータの集中度、の各要素
の合計を、前記各デッキ毎に演算して応答適度を求める
演算処理と、前記演算処理で求められた各デッキ毎の応
答適度のうち、最良の応答適度を持つデッキを選択する
デッキ決定処理とを実行して前記各階からの乗り場呼び
に応答するのに最も適したデッキを割り付けることを特
徴とし、前記演算処理は、前記各要素に、優先度に応じ
た重みを付ける重み付け処理を含んでいることを特徴と
している。
1、2に係る本発明の一実施形態例を説明する。図1は
本実施形態例に係るダブルデッキエレベータシステムの
全体構成を表しており、1、2、3は並設されたダブル
デッキのエレベータを示している。各エレベータ1、
2、3は図示のように上側デッキ、下側デッキのかごを
各々有し、該かごは、モータ(図示省略)の駆動によっ
てシーブおよびロープを介して釣り合い重りと重量バラ
ンスされながら目的の階へ上下動するように構成されて
いる。
レベータを制御する制御盤11、12、13が設けら
れ、それら全体を群として各エレベータ1、2、3の配
車を制御する群管理制御部20が設けられている。この
群管理制御部20は、乗り場呼びの割り当て及び乗り場
呼び、かご呼びのサービスを終了したエレベータの待機
位置の指令等を行う。
2、3の制御盤11、12、13からかご位置、方向、
ドア状態、かご呼び情報を集め、新規乗り場呼びが発生
したときのデッキへの割り付けを決定し、そのデッキを
有するエレベータに対してデッキへの割り当て指令を送
信する。またさらにデッキ間の乗り場呼びの割り付けを
常に調整し効率の良い運行になるよう乗り場呼びの割り
付けを最適化する。
ータから成る割り付け制御手段を有し、該割り付け制御
手段によってデッキへの割り付けを行うものであるが、
デッキへの割り付けを変更する場合の乗り場呼び割り付
け最適化処理手順は図2のとおりである。
所定階の乗り場呼びの有無を判定し、乗り場呼び有りの
場合はステップS2において、近接階における乗り場呼
び又はかご呼びの有無を判定する。そして所定階の乗り
場呼びと、それに近接する階の乗り場呼び又はかご呼び
とが両方有る場合は、ステップS3において乗り場呼び
割り付けのデッキ変更で前記複数の呼びに対して同時に
応答できるか否かを判定する(判定処理)。
プS4において乗り場呼び割り付けのデッキを変更し
(割り付け処理)た後、処理を終了する。尚ステップS
1〜S3の各判定結果が「いいえ」である場合はこの処
理を終了する。
を図1のシステムに適用した実際の具体例を説明する。
まず図1で使用した各記号について説明する。尚以下、
上側デッキを上デッキ、下側デッキを下デッキと各々略
称する。
辺三角形印は新規アップ乗り場呼び、頂点が下向きの実
線の二等辺三角形印は新規ダウン乗り場呼び、頂点が上
向きの破線の二等辺三角形印はアップ乗り場呼び、頂点
が下向きの破線の二等辺三角形印はダウン乗り場呼び、
頂点が上向きの一点鎖線の二等辺三角形印は上デッキ応
答アップ乗り場呼び、頂点が上向きの二点鎖線の二等辺
三角形印は下デッキ応答アップ乗り場呼び、頂点が下向
きの一点鎖線の二等辺三角形印は上デッキ応答ダウン乗
り場呼び、頂点が下向きの二点鎖線の二等辺三角形印は
下デッキ応答ダウン乗り場呼び、実線の丸印は上デッキ
かご呼び、破線の丸印は下デッキかご呼びを各々表して
いる。
呼びを持つエレベータ1が3、4階付近を上方向へ走行
しており、下デッキに2階へのかご呼びを持つエレベー
タ2が5、6階付近を下方向へ走行しており、下デッキ
に6階へのかご呼びを持つエレベータ3が2、3階付近
を上方向へ走行している様子を表している。
0が把握しており、それら各種情報に基づいて次のよう
にデッキへの割り付けを決定し、当該エレベータに対し
てデッキへの割り当て指令を次のように送信する。
破線の二等辺三角形印)についてエレベータ2は2階へ
のかご呼びに答えるべく降下中であるためエレベータ2
へは割り付けできない。エレベータ1とエレベータ3は
ともにかご呼びに答えるべく上昇中であるが、エレベー
タ1のほうがエレベータ3よりも5階までの距離が短い
(早く到着できる)ので、頂点が上向きの一点鎖線の二
等辺三角形印のようにエレベータ1の上デッキに割り付
けられる(上デッキ応答アップ乗り場呼び)。
破線の二等辺三角形印)についてエレベータ2はすでに
5階、6階付近を降下しており、エレベータ2には割り
付けできない。エレベータ1とエレベータ3が6階方向
へ上昇中であるが、エレベータ1はエレベータ3よりも
6階までの距離が短いにも拘わらず、すでに上デッキに
7階へのかご呼びを持ち、且つその途中で5階のアップ
乗り場呼びに応答しなければならないため、ダイレクト
に6階に到着できない。これに対しエレベータ3は、エ
レベータ1よりも6階までの距離が遠いにも拘わらず下
デッキに6階へのかご呼びを持っているため、ダイレク
トに6階に到着できる。これによって、頂点が下向きの
二点鎖線の二等辺三角形印のように、エレベータ3の下
デッキに割り付けられる(下デッキ応答ダウン乗り場呼
び)。
きの実線の二等辺三角形印)についてエレベータ1とエ
レベータ3はかご呼びに答えるべく上方向に走行中であ
るので、エレベータ1、エレベータ3には割り付けでき
ない。エレベータ2は降下中であり、しかも下デッキの
かご呼びに応答して下デッキが2階に到着することによ
って、丁度上デッキで応答することができるので、頂点
が下向きの一点鎖線の二等辺三角形印のように、エレベ
ータ2の上デッキに割り付けられる(上デッキ応答ダウ
ン乗り場呼び)。
の最適化により複数の呼びに対して同時に応答したり、
割り付けの変更を行う各ケースについて説明する。尚図
3(a)〜(e)において各呼びを表す印の定義は、前
記図1のものと同一である。
下デッキに7階へのかご呼びを持っているエレベータ
(尚このエレベータは上デッキに9階へのかご呼びも持
っている)の下デッキに割り付けをし、7階のかご呼び
と乗り場呼びを同時に応答する。
上デッキに8階へのかご呼びを持っているエレベータ
(尚このエレベータは上デッキに6階へのかご呼びと、
下デッキに9階へのかご呼びとを持っている)の下デッ
キに割り付けをし、8階のかご呼びと7階の乗り場呼び
を同時に応答する。
下デッキに6階の乗り場呼びを持っているエレベータ
(尚このエレベータは上デッキに9階へのかご呼びも持
っている)の上デッキに割り付けをし、6階と7階の乗
り場呼びを同時に応答する。
上デッキに6階の乗り場呼びを既に持っているエレベー
タ(尚このエレベータは上デッキに9階へのかご呼びも
持っている)の上デッキに割り付けをし、前記6階の乗
り場呼びを下デッキに変更して(図2のステップS
4)、6階と7階の乗り場呼びを同時に応答する。
ッキに割り付けていた6階の乗り場呼びを下デッキに変
更して(図2のステップS4)、7階のかご呼びと6階
の乗り場呼びを同時に応答する。
デッキエレベータシステムにおいて乗り場呼びの割り付
けを決定するときや、あるいは定期的に割り付けの見直
しを行うときに、上デッキと下デッキとの間で最適化を
行い、出来るだけ少ない停止回数で乗り場呼びとかご呼
びをサービスし、運行の効率化を図ることができる。
びのボタンが押されると即座に応答するエレベータを表
示するが、乗り場では上デッキが来るか下デッキが来る
かは分からない。しかしどちらが来ても待機する位置に
変わりはなく、割り付けが例えば下デッキから上デッキ
に変更されても、利用者が混乱する恐れはない。
て、常にかご呼び、乗り場呼びを監視し、上下デッキ間
の乗り場呼びの割り付けを最適化することにより、効率
の良いエレベータの運行を行うものである。
態例を図4、図5を参照しながら説明する。図4におい
て図1と異なる点は、群管理制御部20の代わりに群管
理制御部30が設けられていることであり、その他は図
1と同一に構成されている。
り当て及び乗り場呼び、かご呼びのサービスを終了した
エレベータの待機位置の指令等を行う。群管理制御部3
0は、各エレベータ1、2、3の制御盤11、12、1
3からかご位置、方向、ドア状態、かご呼び情報を集
め、新規乗り場呼びが発生したときのデッキへの割り付
けを決定し、そのデッキを有するエレベータに対して、
デッキへの割り当て指令を送信する。
ータから成る割り付け制御手段を有し、該割り付け制御
手段によって乗り場呼びの割り付けを決定するものであ
る。そしてこの乗り場呼びの割り付け決定の際に、下デ
ッキ、上デッキの優先を無くし、また奇数階、偶数階の
制限を持たせず、全エレベータの上下デッキについて応
答のし易さ、すなわち応答適度指数を同等に計算し、最
適のデッキに乗り場呼びを割り当てる。このように上下
デッキ両方を使って、乗り場呼び、かご呼びに応答する
ことにより、エレベータの走行と乗客輸送の効率化を図
るものである。
数は、例えば以下のような各要素を総合して得られる。
時間が短いかどうか ・応答時間確度…その乗り場呼びへの予測応答時間が正
確かどうか(新規呼び発生階までの走行の間に、新たに
乗り場呼び、かご呼びに応答する危険性がないかどう
か) ・既存呼びへの影響…その呼びに応答することにより既
成の乗り場呼びの応答時間が長くならないか ・かご内余裕度…その乗り場呼びに応答する時に、既に
デッキにたくさん乗客が乗っていないか ・団子状態度…エレベータの全台が近い位置で固まった
状態にならないか。
への影響、かご内余裕度、団子状態度の各要素について
演算を行い、全デッキの応答適度指数を求め、その指数
が最良である値を持つデッキに新規乗り場呼びを割り付
ける。これにより、両方のデッキを有効に使ったエレベ
ータの運行ができ、呼び応答と乗客輸送の効率化を図る
ことができる。
呼び割り付け処理の一例を図5のフローチャートととも
に説明する。尚図5において、カー(car)はエレベ
ータを、デッキ(Deck)は上デッキ又は下デッキを
各々表している。
並設されたダブルデッキエレベータシステムにおいて新
規乗り場呼びが発生すると、まずステップS1において
エレベータをエレベータ1とし、ステップS2において
デッキを下デッキとする。尚ステップS2の処理を行う
毎にデッキ数は「1」に初期化され、また後述のステッ
プS4の処理を行う毎にデッキ数は「1」が加算される
ものである(具体的には、例えばそのような機能を持つ
カウンタを用いて実現している)。
理)において、「エレベータ1の下デッキ」について、
前記各要素の演算を行って応答適度指数(Assign
Index)を求める。すなわち前記応答時間の関数F
1および重みW1を掛け合わせたものと、前記応答時間
確度の関数F2および重みW2を掛け合わせたものと、
前記既存呼びへの影響の関数F3および重みW3を掛け
合わせたものと、前記かご内余裕度の関数F4および重
みW4を掛け合わせたものと、前記団子状態度の関数F
5および重みW5を掛け合わせたものとを合計する。
ッキとするが、このステップS4の処理を行う毎にデッ
キ数を1つづつ増やしているものである。そしてその
後、ステップS5においてデッキが最大デッキ数以下で
あるか否かを判定する。この時点ではデッキ数は2であ
り、最大デッキ数「2」以下であるため、再び前述した
ステップS3の処理を行って「エレベータ1の上デッ
キ」について応答適度指数を求める。
きのデッキは上デッキであるため、デッキ数のみが
「1」加算されてデッキ数が3となり、そのままステッ
プS5の判定を行う。ここではデッキ数が3であり最大
デッキ数「2」より大きいので、次にステップS6にお
いてエレベータ数が1つ加算され、エレベータ2とされ
る。
大エレベータ数以下であるか否かを判定する。この時点
ではエレベータ数は2であり最大エレベータ数「3」以
下であるため、再び前述したステップS2の処理を行っ
てデッキを下デッキとする(尚このときデッキ数は
「1」に初期化される)。
2の下デッキ」について前述した応答適度指数を求める
処理を行う。そしてステップS4においてデッキを上デ
ッキとし(デッキ数は1つ増える)、ステップS5にお
いてデッキが最大デッキ数以下であるか否かを判定す
る。この時点ではデッキ数は2であり、最大デッキ数
「2」以下であるため、再び前述したステップS3の処
理を行って「エレベータ2の上デッキ」について応答適
度指数を求める。
きのデッキは上デッキであるため、デッキ数のみが
「1」加算されてデッキ数が3となり、そのままステッ
プS5の判定を行う。ここではデッキ数が3であり最大
デッキ数「2」より大きいので、次にステップS6にお
いてエレベータ数が1つ加算され、エレベータ3とされ
る。
大エレベータ数以下であるか否かを判定する。この時点
ではエレベータ数は3であり最大エレベータ数「3」以
下であるため、再び前述したステップS2の処理を行っ
てデッキを下デッキとする(尚このときデッキ数は
「1」に初期化される)。
3の下デッキ」について前述した応答適度指数を求める
処理を行う。そしてステップS4においてデッキを上デ
ッキとし(デッキ数は1つ増える)、ステップS5にお
いてデッキが最大デッキ数以下であるか否かを判定す
る。この時点ではデッキ数は2であり、最大デッキ数
「2」以下であるため、再び前述したステップS3の処
理を行って「エレベータ3の上デッキ」について応答適
度指数を求める。
きのデッキは上デッキであるため、デッキ数のみが
「1」加算されてデッキ数が3となり、そのままステッ
プS5の判定を行う。ここではデッキ数が3であり最大
デッキ数「2」より大きいので、次にステップS6にお
いてエレベータ数が1つ加算され、エレベータ4とされ
る。
大エレベータ数以下であるか否かを判定する。この時点
ではエレベータ数は4であり最大エレベータ数「3」を
超えているので、ステップS8(デッキ決定処理)にお
いて、前述のようにして求められた全エレベータのデッ
キについての応答適度指数の中から、最適の応答適度指
数を持つデッキを決定する。この最適の応答適度指数を
持つデッキとは、具体的には、例えば一番大きい応答適
度指数を持つデッキである。
のフローチャートに沿った処理を行った場合、エレベー
タを「1、2、3」で、デッキを「上、下」で表現する
と、「1下」→「1上」→「2下」→「2上」→「3
下」→「3上」なる順番で全てのデッキの応答適度指数
が求められるものである。
て、上記のようにして決定されたデッキを割り付け、当
該デッキを持つエレベータに対してデッキの割り当て指
令を送信する。
を適用した場合の具体的な割り付け状況を説明する。図
4で使用した各記号は図1で使用した記号と同一であ
る。すなわち頂点が上向きの実線の二等辺三角形印は新
規アップ乗り場呼び、頂点が下向きの実線の二等辺三角
形印は新規ダウン乗り場呼び、頂点が上向きの破線の二
等辺三角形印はアップ乗り場呼び、頂点が下向きの破線
の二等辺三角形印はダウン乗り場呼び、頂点が上向きの
一点鎖線の二等辺三角形印は上デッキ応答アップ乗り場
呼び、頂点が上向きの二点鎖線の二等辺三角形印は下デ
ッキ応答アップ乗り場呼び、頂点が下向きの一点鎖線の
二等辺三角形印は上デッキ応答ダウン乗り場呼び、頂点
が下向きの二点鎖線の二等辺三角形印は下デッキ応答ダ
ウン乗り場呼び、実線の丸印は上デッキかご呼び、破線
の丸印は下デッキかご呼びを各々表している。
呼びを持つエレベータ1が3、4階付近を上方向へ走行
しており、下デッキに3階へのかご呼びを持つエレベー
タ2が5、6階付近を下方向へ走行しており、下デッキ
に6階へのかご呼びを持つエレベータ3が2、3階付近
を上方向へ走行している様子を表している。
0が把握しており、それら各種情報に基づいて次のよう
にデッキへの割り付けを決定し、当該エレベータに対し
てデッキへの割り当て指令を次のように送信する。
破線の二等辺三角形印)についてエレベータ2は3階へ
のかご呼びに答えるべく降下中であるためエレベータ2
へは割り付けできない。エレベータ1とエレベータ3は
ともにかご呼びに答えるべく上昇中であるが、エレベー
タ1のほうがエレベータ3よりも5階までの距離が短い
(早く到着できる)ので、頂点が上向きの一点鎖線の二
等辺三角形印のようにエレベータ1の上デッキに割り付
けられる(上デッキ応答アップ乗り場呼び)。
破線の二等辺三角形印)についてエレベータ2はすでに
5階、6階付近を降下しており、エレベータ2には割り
付けできない。エレベータ1とエレベータ3が6階方向
へ上昇中であるが、エレベータ1はエレベータ3よりも
6階までの距離が短いにも拘わらず、すでに上デッキに
7階へのかご呼びを持ち、且つその途中で5階のアップ
乗り場呼びに応答しなければならないため、ダイレクト
に6階に到着できない。これに対しエレベータ3は、エ
レベータ1よりも6階までの距離が遠いにも拘わらず下
デッキに6階へのかご呼びを持っているため、ダイレク
トに6階に到着できる。これによって、頂点が下向きの
二点鎖線の二等辺三角形印のように、エレベータ3の下
デッキに割り付けられる(下デッキ応答ダウン乗り場呼
び)。
きの実線の二等辺三角形印)についてエレベータ1とエ
レベータ3はかご呼びに答えるべく上方向に走行中であ
るので、エレベータ1、エレベータ3には割り付けでき
ない。エレベータ2は降下中であり、しかも下デッキの
3階へのかご呼びに応答した後対処することができるの
で、この場合の新規ダウン乗り場呼びは、頂点が下向き
の一点鎖線の二等辺三角形印のようにエレベータ2の上
デッキに割り付けられる。
の6階へのかご呼び及び6階のダウン乗り場呼びに応答
した後、2階の新規ダウン乗り場呼びに応答する場合も
想定できる。そのように割り付けた場合、前記エレベー
タ2で応答する場合と比較して、応答時間は同程度であ
るものの、エレベータ3は前記6階での応答後に新たに
他の乗り場呼び、かご呼びに応答する危険性があり、ま
た、エレベータ2とエレベータ3が近い位置で固まった
状態となる可能性が大きい。このため前記図5のステッ
プS3で述べた応答時間確度および団子状態度が著しく
悪くなってしまう。したがって図5の処理で求めた、エ
レベータ2の上デッキの応答適度指数が一番大きくな
り、2階の新規ダウン乗り場呼びはエレベータ2の上デ
ッキに最適に割り付けられることになる。
5のステップS3で述べた重み付け処理における各重み
W1〜W5を、各要素の優先度に応じて任意に変更して
設定しても良い。すなわち例えば乗り場呼びに対して迅
速に応答させることを最優先させたいときは、応答時
間、応答時間確度に掛け合わせる重みW1,W2を、か
ご内余裕度や団子状態度に掛け合わせる重みW4,W5
よりも大きく設定する。
の利用頻度の違い等の各種状況に応じて重みW1〜W5
を任意に設定変更する。このようにすればよりきめ細か
なサービスが実現される。
合計を求めて(図5のステップS3)行っていたが、こ
れに限らず、各要素別に応答適度指数を求めてそれらを
全デッキについて比較し、最良の応答適度指数となった
要素の数が一番多いデッキに決定し割り付けを行うよう
にしても良い。
能と図4で述べた群管理制御部30の機能とを併せ持つ
ように群管理制御部を構成し制御を行うようにしても良
い。
台数であっても前記同様の作用、効果を奏する。
本発明によれば、複数の乗り場呼び、かご呼びに対して
同時に応答できるようにデッキへの割り付けが行えるの
で、少ない停止回数で乗り場呼びとかご呼びをサービス
し、運行の効率化を図ることができる。 (2)また請求項2に係る本発明によれば、極めて簡単
な処理によって乗り場呼びを最適に割り付けることがで
きる。 (3)また請求項3〜6に係る本発明によれば、複数台
エレベータの全デッキの中から、乗り場呼びに応答する
のに最も適したデッキに割り付けを行うことができる。
このため両方のデッキを使ったエレベータの運行が可能
となり、エレベータ走行と乗客輸送の効率化を図ること
ができる。 (4)また請求項5、6に係る本発明によれば、多数の
演算対象(デッキ毎の応答適度指数の演算)が存在する
にも拘わらず、極めて簡単な処理によって乗り場呼びを
最適に割り付けることができる。 (5)また請求項4、6に係る本発明によれば、応答す
るのに最も適したデッキを求めるための、応答時間、応
答時間確度、既存呼びへの影響、かご内余裕度、団子状
態度の各要素に重みを付けることができる。このため前
記各要素に対して、混雑度や各階の利用頻度の違い等の
各種状況に合致する優先度に応じて、重みを設定変更す
ることができる。このためよりきめ細かなサービスを実
現することができる。
ベータシステムの構成図。
ーチャート。
発明を適用した場合の割り付けの具体例を示す説明図。
レベータシステムの構成図。
ローチャート。
Claims (6)
- 【請求項1】 2つの隣接する階に同時に搬送される上
側デッキ及び下側デッキを有し、前記各デッキのかご呼
び及び各階からの乗り場呼びに対して応答すべきデッキ
の割り付けを行うダブルデッキエレベータシステムの制
御装置であって、 前記複数のかご呼び、乗り場呼びに対して同時に応答で
きるか否かを判定し、同時に応答できるときは乗り場呼
びに対する前記デッキへの割り付けを変更する割り付け
制御手段を備えたことを特徴とするダブルデッキエレベ
ータシステムの制御装置。 - 【請求項2】 2つの隣接する階に同時に搬送される上
側デッキ及び下側デッキを有し、前記各デッキのかご呼
び及び各階からの乗り場呼びに対して応答すべきデッキ
の割り付けを行うダブルデッキエレベータシステムの制
御方法であって、 複数の前記かご呼び、乗り場呼びに対して同時に応答で
きるか否かを判定する判定処理と、 前記判定処理が、複数の前記かご呼び、乗り場呼びに対
して同時に応答できると判定した場合に、乗り場呼びに
対する前記デッキへの割り付けを変更して決定する割り
付け処理とを実行することを特徴とするダブルデッキエ
レベータシステムの制御方法。 - 【請求項3】 2つの隣接する階に同時に搬送される上
側デッキ及び下側デッキを有したエレベータを複数台備
え、各階からの乗り場呼びに対して応答すべきエレベー
タのデッキの割り付けを行うダブルデッキエレベータシ
ステムの制御装置であって、 デッキの前記乗り場呼びに対する予測応答時間、該予測
応答時間の確度、前記乗り場呼びに応答することによる
既存の乗り場呼びへの影響、デッキのかご内余裕度およ
び前記乗り場呼びに応答することによる複数台エレベー
タの集中度、の各要素から、応答適度を全デッキについ
て求め、それら求められた応答適度に基づいて、前記各
階からの乗り場呼びに応答するのに最も適したデッキを
割り付ける割り付け制御手段を備えたことを特徴とする
ダブルデッキエレベータシステムの制御装置。 - 【請求項4】 前記割り付け制御手段は、前記各要素
に、優先度に応じた重みを付ける重み付け機能を有して
いることを特徴とする請求項3に記載のダブルデッキエ
レベータシステムの制御装置。 - 【請求項5】 2つの隣接する階に同時に搬送される上
側デッキ及び下側デッキを有したエレベータを複数台備
え、各階からの乗り場呼びに対して応答すべきエレベー
タのデッキの割り付けを行うダブルデッキエレベータシ
ステムの制御方法であって、 デッキの前記乗り場呼びに対する予測応答時間、該予測
応答時間の確度、前記乗り場呼びに応答することによる
既存の乗り場呼びへの影響、デッキのかご内余裕度およ
び前記乗り場呼びに応答することによる複数台エレベー
タの集中度、の各要素の合計を、前記各デッキ毎に演算
して応答適度を求める演算処理と、 前記演算処理で求められた各デッキ毎の応答適度のう
ち、最良の応答適度を持つデッキを選択するデッキ決定
処理とを実行して前記各階からの乗り場呼びに応答する
のに最も適したデッキを割り付けることを特徴とするダ
ブルデッキエレベータシステムの制御方法。 - 【請求項6】 前記演算処理は、前記各要素に、優先度
に応じた重みを付ける重み付け処理を含んでいることを
特徴とする請求項5に記載のダブルデッキエレベータシ
ステムの制御方法。
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