JP2014234278A - エレベータ用釣合おもりの積み込み装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】この発明に係るエレベータ用釣合おもりの積み込み装置は、簡単な装置であって、かつ熟練した作業者でなくとも釣合おもりの積み込み作業を簡単に行なうことができる。
【解決手段】この発明に係るエレベータ用釣合おもりの積み込み装置は、釣合おもり6を乗場2から釣合おもり枠5に導くガイドレール70と、このガイドレール70の一端部に設けられ乗場2の敷居溝3に係止される乗場側フック部材8と、ガイドレール70の他端部に設けられ釣合おもり枠5に着脱可能な釣合おもり枠側フック部材9と、を備え、釣合おもり6は、傾斜したガイドレール70に沿って降下し、釣合おもり枠5に形成されたおもり搬入口15を通じて釣合おもり枠5内に積み込まれる。
【選択図】図1
【解決手段】この発明に係るエレベータ用釣合おもりの積み込み装置は、釣合おもり6を乗場2から釣合おもり枠5に導くガイドレール70と、このガイドレール70の一端部に設けられ乗場2の敷居溝3に係止される乗場側フック部材8と、ガイドレール70の他端部に設けられ釣合おもり枠5に着脱可能な釣合おもり枠側フック部材9と、を備え、釣合おもり6は、傾斜したガイドレール70に沿って降下し、釣合おもり枠5に形成されたおもり搬入口15を通じて釣合おもり枠5内に積み込まれる。
【選択図】図1
Description
この発明は、釣合おもりを釣合おもり枠に積み込むエレベータ用釣合おもりの積み込み装置に関する。
従来、エレベータ用釣合おもりは、作業者が自ら釣合おもりを持ち上げて、昇降路内へ搬入し、釣合おもり枠内に積み上げている方法がある。
また、揚重機を用いて釣合おもりを揚げ、釣合おもり枠内に積み上げる方法もある(例えば、特許文献1参照)。
また、揚重機を用いて釣合おもりを揚げ、釣合おもり枠内に積み上げる方法もある(例えば、特許文献1参照)。
上記特許文献1に記載の釣合おもりの積み込み方法は、支持部材を回動させながら把持装置を釣合おもりの上方部まで移動させ、揚重機を操作して把持装置の係合凸部を釣合おもりの係合凹部に係合させ、再び揚重機を操作して釣合おもりを吊り上げ、釣合おもりを傾斜させた状態のまま、把持装置を乗場側から釣合おもり枠側へ誘導し、釣合おもり枠の縦部材における前側フランジ部間を釣合おもりの長手方向両端が通過するように降ろして釣合おもりを釣合おもり枠内に積み上げていた。
従来、エレベータ用釣合おもりは、作業者が自ら釣合おもりを持ち上げて、昇降路内へ搬入し、釣合おもり枠内に積み上げて行なった場合には、作業者の肉体的負担が大きかった。
また、上記特許文献1に記載の釣合おもりの積み込み方法は、作業者の肉体的負担が軽減されるも、揚重機を操作して把持装置を乗場側から釣合おもり枠側へ誘導し、釣合おもり枠の縦部材における前側フランジ部間を釣合おもりの長手方向両端が通過するように降ろして釣合おもりを釣合おもり枠内に積み上げていく作業中、釣合おもりを吊り下げた吊りロープは振れが生じており、熟練した作業者でないと円滑に作業ができないという問題点があった。
また、この方法を採用する場合には、支持部材、揚重機、把持装置等を揃える必要性があり、エレベータ用釣合おもりの積み込み装置が大型化してしまうという問題点もあった。
また、上記特許文献1に記載の釣合おもりの積み込み方法は、作業者の肉体的負担が軽減されるも、揚重機を操作して把持装置を乗場側から釣合おもり枠側へ誘導し、釣合おもり枠の縦部材における前側フランジ部間を釣合おもりの長手方向両端が通過するように降ろして釣合おもりを釣合おもり枠内に積み上げていく作業中、釣合おもりを吊り下げた吊りロープは振れが生じており、熟練した作業者でないと円滑に作業ができないという問題点があった。
また、この方法を採用する場合には、支持部材、揚重機、把持装置等を揃える必要性があり、エレベータ用釣合おもりの積み込み装置が大型化してしまうという問題点もあった。
この発明は、かかる問題点を解決することを課題とするものであって、簡単な装置であって、かつ熟練した作業者でなくとも簡単に作業を行なうことができるエレベータ用釣合おもりの積み込み装置を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータ用釣合おもりの積み込み装置は、
乗場と、釣合おもりを収納するとともに前記乗場よりも下側に配置された釣合おもり枠との間に設けられ、前記釣合おもりを前記釣合おもり枠内に積み込むエレベータ用釣合おもりの積み込み装置であって、
前記釣合おもりを前記乗場から前記釣合おもり枠に導く案内部材と、
この案内部材の一端部に設けられ前記乗場の敷居溝に係止される乗場側フック部材と、
前記案内部材の他端部に設けられ前記釣合おもり枠に着脱可能な釣合おもり枠側フック部材と、を備え、
前記釣合おもりは、傾斜した前記案内部材に沿って降下し、前記釣合おもり枠に形成されたおもり搬入口を通じて釣合おもり枠内に積み込まれるようになっている。
乗場と、釣合おもりを収納するとともに前記乗場よりも下側に配置された釣合おもり枠との間に設けられ、前記釣合おもりを前記釣合おもり枠内に積み込むエレベータ用釣合おもりの積み込み装置であって、
前記釣合おもりを前記乗場から前記釣合おもり枠に導く案内部材と、
この案内部材の一端部に設けられ前記乗場の敷居溝に係止される乗場側フック部材と、
前記案内部材の他端部に設けられ前記釣合おもり枠に着脱可能な釣合おもり枠側フック部材と、を備え、
前記釣合おもりは、傾斜した前記案内部材に沿って降下し、前記釣合おもり枠に形成されたおもり搬入口を通じて釣合おもり枠内に積み込まれるようになっている。
この発明に係るエレベータ用釣合おもりの積み込み装置によれば、釣合おもりは、傾斜した案内部材に沿って降下し、釣合おもり枠に形成されたおもり搬入口を通じて釣合おもり枠内に積み込まれるようになっているので、簡単な構成であって、熟練した作業者でなくとも簡単に作業を行なうことができる。
以下、この発明の各実施の形態のエレベータ用釣合おもりの積み込み装置について図に基づいて説明するが、各図において同一、または相当部材、部位については、同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1のエレベータ用釣合おもりの積み込み装置の使用態様を示す側面図、図2は図1のエレベータ用釣合おもりの積み込み装置を示す要部拡大図、図3は図1のエレベータ用釣合おもりの積み込み装置を示す正断面図、図4は図1のエレベータ用釣合おもりの積み込み装置の要部平面図である。
このエレベータ用釣合おもりの積み込み装置(以下、積み込み装置と略称する。)は、乗場2と、昇降路1内に乗場2よりも下側に配置された釣合おもり枠5との間に設けられている。揚重機(図示せず)からの吊りロープ4に吊り下げられた、一対の釣合おもり枠5は、断面コの字形状であって、複数の釣合おもり6が内部に積層されている。
図1はこの発明の実施の形態1のエレベータ用釣合おもりの積み込み装置の使用態様を示す側面図、図2は図1のエレベータ用釣合おもりの積み込み装置を示す要部拡大図、図3は図1のエレベータ用釣合おもりの積み込み装置を示す正断面図、図4は図1のエレベータ用釣合おもりの積み込み装置の要部平面図である。
このエレベータ用釣合おもりの積み込み装置(以下、積み込み装置と略称する。)は、乗場2と、昇降路1内に乗場2よりも下側に配置された釣合おもり枠5との間に設けられている。揚重機(図示せず)からの吊りロープ4に吊り下げられた、一対の釣合おもり枠5は、断面コの字形状であって、複数の釣合おもり6が内部に積層されている。
積み込み装置は、案内部材であるガイドレール70と、ガイドレール70の乗場2側の端部に設けられた乗場側フック部材8と、ガイドレール70の釣合おもり枠5側の端部に設けられた釣合おもり枠側フック部材9と、を備えている。乗場側フック部材8及び釣合おもり枠側フック部材9は、ともにガイドレール70の両側にそれぞれ一対固定されている。
ガイドレール70は、図5、図6に示すように、蝶番10を介して連結された複数のガイドレール片7と、このガイドレール片7の端部の支軸11aを中心に回動自在であって隣接したガイドレール片7の端部のピン11bに係止し隣接したガイドレール片7同士を直線状に連結する連結部材11と、を備えている。
断面コの字形状の一対のガイドレール片7は、それぞれ対向した内壁面に、釣合おもり6が滑動する滑動材12が取付けられている。この滑動材12は、ニューライト樹脂等の摩擦係数が低い材料が用いられる。
ガイドレール70は、図5、図6に示すように、蝶番10を介して連結された複数のガイドレール片7と、このガイドレール片7の端部の支軸11aを中心に回動自在であって隣接したガイドレール片7の端部のピン11bに係止し隣接したガイドレール片7同士を直線状に連結する連結部材11と、を備えている。
断面コの字形状の一対のガイドレール片7は、それぞれ対向した内壁面に、釣合おもり6が滑動する滑動材12が取付けられている。この滑動材12は、ニューライト樹脂等の摩擦係数が低い材料が用いられる。
乗場側フック部材8は、L字形状であって、短片部は、乗場2の敷居溝3に遊挿されている。乗場側フック部材8の長片部は、図7に示すように、ピン穴7aに挿入されるピン部材8aによりガイドレール片7に固定されている。乗場側フック部材8がピン部材8aを介して固定されるガイドレール片7以外の、各ガイドレール片7のピン穴7aは、連結部材11のピン11bが螺着されている。
釣合おもり枠側フック部材9は、L字形状であって、短片部の片側面に磁石9aが取付けられている。一対の釣合おもり枠5の乗場2側には、それぞれおもり搬入口15が形成されている。磁石9aは、図8に示すように、おもり搬入口15の内側周縁部に吸着される。
釣合おもり枠側フック部材9は、L字形状であって、短片部の片側面に磁石9aが取付けられている。一対の釣合おもり枠5の乗場2側には、それぞれおもり搬入口15が形成されている。磁石9aは、図8に示すように、おもり搬入口15の内側周縁部に吸着される。
次に、この実施の形態の積み込み装置を用いて、釣合おもり枠5内に釣合おもり6を積み込む積み込み作業について、図9に基づいて説明する。
先ず、予め図1に示すように、釣合おもり枠5を昇降路1内に搬入し、揚重機からの吊ロープ4に吊り下げる。このとき、釣合おもり枠5は、昇降路1の底面に設けられた緩衝器14の直上に位置している。
次に、乗場2側のガイドレール片7を除いた、各ガイドレール片7のピン穴7aにピン11bを螺着し、隣接した各ガイドレール片7同士を連結部材11を介して直線状に連結する(ステップS1)。
先ず、予め図1に示すように、釣合おもり枠5を昇降路1内に搬入し、揚重機からの吊ロープ4に吊り下げる。このとき、釣合おもり枠5は、昇降路1の底面に設けられた緩衝器14の直上に位置している。
次に、乗場2側のガイドレール片7を除いた、各ガイドレール片7のピン穴7aにピン11bを螺着し、隣接した各ガイドレール片7同士を連結部材11を介して直線状に連結する(ステップS1)。
次に、乗場2から釣合おもり枠5へ向かって釣合おもり6が降下するようにガイドレール70を傾斜させ、釣合おもり枠5に設けられたおもり搬入口15に、磁石9aを用いて釣合おもり側フック部材9を固定する(ステップS2)。
その後、乗場側フック部材8の短片部が乗場2の敷居溝3に遊挿できるようにガイドレール70の全長を調整する。
余ったガイドレール片7は、図10に示す態様で取り扱われる。
図10の(イ)は、ガイドレール片7が乗場2に載置された例である。
また、(ロ)は、余ったガイドレール片7がガイドレール70上に載置された例であり、(ハ)は、余ったガイドレール片7がガイドレール70から吊り下げられた例である。
なお、余ったガイドレール片7が(ロ)及び(ハ)の何れの態様をとるかは、蝶番10(図示せず)の位置による。
余ったガイドレール片7は、図10に示す態様で取り扱われる。
図10の(イ)は、ガイドレール片7が乗場2に載置された例である。
また、(ロ)は、余ったガイドレール片7がガイドレール70上に載置された例であり、(ハ)は、余ったガイドレール片7がガイドレール70から吊り下げられた例である。
なお、余ったガイドレール片7が(ロ)及び(ハ)の何れの態様をとるかは、蝶番10(図示せず)の位置による。
次に、ピン部材8aをピン穴7aに螺着して、敷居溝3に遊挿された乗場側フック部材8の長辺部をガイドレール片7に固定する(ステップS4)。
こうして、積み込み装置が乗場2と釣合おもり枠5との間に架けられた後、作業者は、乗場2からガイドレール70内に釣合おもり6を投入すると(ステップS5)、
釣合おもり6は、傾斜したガイドレール70に沿って釣合おもり枠5へ向かって滑動し(ステップS6)、そのままおもり搬入口15から釣合おもり枠5内に収納される(ステップS7)。
こうして、一枚の釣合おもり6を釣合おもり枠5内の最下部に積み込んだなら、以下同様にして、未積載の釣合おもり6を乗場2より投入するという作業を繰り返し、必要数の釣合おもり6を釣合おもり枠5内に積層する(ステップS8)。
釣合おもり6は、傾斜したガイドレール70に沿って釣合おもり枠5へ向かって滑動し(ステップS6)、そのままおもり搬入口15から釣合おもり枠5内に収納される(ステップS7)。
こうして、一枚の釣合おもり6を釣合おもり枠5内の最下部に積み込んだなら、以下同様にして、未積載の釣合おもり6を乗場2より投入するという作業を繰り返し、必要数の釣合おもり6を釣合おもり枠5内に積層する(ステップS8)。
釣合おもり枠5に必要数の釣合おもり6を積み込んだ後は、釣合おもり側フック部材9を釣合おもり枠5から取り外す(ステップS9)。
さらに、乗場側フック部材8の短片部を持ち上げて敷居溝3から開放するとともに、乗場側フック部材8からピン部材8aを取り外し、乗場側フック部材8をガイドレール片7から取り外し(ステップS10)、また各ガイドレール片7のピン11bから連結部材11を開放した後に、各ガイドレール片7を折り畳み、この複数のガイドレール片7を乗場2側に引き上げることで(ステップS11)、釣合おもり枠5内に釣合おもり6を積み込む積み込み作業は完了する。
さらに、乗場側フック部材8の短片部を持ち上げて敷居溝3から開放するとともに、乗場側フック部材8からピン部材8aを取り外し、乗場側フック部材8をガイドレール片7から取り外し(ステップS10)、また各ガイドレール片7のピン11bから連結部材11を開放した後に、各ガイドレール片7を折り畳み、この複数のガイドレール片7を乗場2側に引き上げることで(ステップS11)、釣合おもり枠5内に釣合おもり6を積み込む積み込み作業は完了する。
この実施の形態による積み込み装置によれば、釣合おもり6を乗場2から釣合おもり枠5に導く案内部材であるガイドレール70と、このガイドレール70の一端部に設けられ乗場2の敷居溝3に係止される乗場側フック部材8と、ガイドレール70の他端部に設けられ釣合おもり枠5に着脱可能な釣合おもり枠側フック部材9と、を備え、釣合おもり6は、傾斜したガイドレール70に沿って降下し、釣合おもり枠5に形成されたおもり搬入口15を通じて釣合おもり枠5内に積み込まれるようになっている。
このように、釣合おもり6は、ガイドレール70に沿って自重により移動し、釣合おもり枠5内に積み込まれるので、簡単な装置であって、かつ熟練した作業者でなくとも簡単に作業を行なうことができる。
このように、釣合おもり6は、ガイドレール70に沿って自重により移動し、釣合おもり枠5内に積み込まれるので、簡単な装置であって、かつ熟練した作業者でなくとも簡単に作業を行なうことができる。
また、ガイドレール70は、釣合おもり6が移動する側の面に釣合おもり6が滑動する滑動材12が取付けられているので、釣合おもり6は、円滑に降下して釣合おもり枠5内に積み込まれるので、積み込み作業性がさらに向上する。
また、ガイドレール70は、釣合おもり6を囲った、断面コ字状の対向した一対のガイドレール70であるので、釣合おもり6は、釣合おもり枠5内に確実に導かれる。
また、ガイドレール70は、互いに蝶番10を介して回動自在に連結された複数のガイドレール片7と、隣接したガイドレール片7同士を直線状に連結する連結部材11と、を有しているので、折り畳みが可能で、かつ全長を調整することができるとともに、手軽に運搬できる。
釣合おもり枠側フック部材9は、その先端部に釣合おもり枠5のおもり搬入口15の周縁部に吸着する磁石9aが設けられているので、磁石9aの吸着力を利用して簡単に釣合おもり枠5に固定され、また釣合おもり枠5から簡単に取り外しができる。
実施の形態2.
図11はこの発明の実施の形態2の積み込み装置の使用態様を示す側面図、図12は図11の釣合おもり枠5に釣合おもり枠側フック部材9が取付けられた状態を示す図である。
この実施の形態では、釣合おもり枠5に垂直方向に間隔を空けて2個おもり搬入口15が形成されている。
他の構成は、実施の形態1の積み込み装置と同じである。
図11はこの発明の実施の形態2の積み込み装置の使用態様を示す側面図、図12は図11の釣合おもり枠5に釣合おもり枠側フック部材9が取付けられた状態を示す図である。
この実施の形態では、釣合おもり枠5に垂直方向に間隔を空けて2個おもり搬入口15が形成されている。
他の構成は、実施の形態1の積み込み装置と同じである。
この実施の形態では、釣合おもり枠5内に釣合おもり6を積み込む際に、最初は下側のおもり搬入口15の周縁部に釣合おもり側フック部材9を取付ける。
次に、釣合おもり6の積層枚数が複数枚になった時点で、釣合おもり側フック部材9を下側のおもり搬入口15の周縁部から取り外し、昇降路1の上方に設置された揚重機(図示せず)により釣合おもり枠5を下降させた後で、釣合おもり側フック部材9を再び上側のおもり搬入口15の周縁部に取付ける。
以下、同様に乗場2より釣合おもり6をガイドレール70内に投入し、上側のおもり搬入口15を通じて釣合おもり枠5内へ収納する。
次に、釣合おもり6の積層枚数が複数枚になった時点で、釣合おもり側フック部材9を下側のおもり搬入口15の周縁部から取り外し、昇降路1の上方に設置された揚重機(図示せず)により釣合おもり枠5を下降させた後で、釣合おもり側フック部材9を再び上側のおもり搬入口15の周縁部に取付ける。
以下、同様に乗場2より釣合おもり6をガイドレール70内に投入し、上側のおもり搬入口15を通じて釣合おもり枠5内へ収納する。
このようにすることで、乗場2からガイドレール70内に投入された釣合おもり6は、おもり搬入口15から釣合おもり枠5内に収納される際に落下する距離が短くなり、釣合おもり6の破損を防ぐことができる。
実施の形態3.
図13はこの発明の実施の形態3の積み込み装置の要部を示す側面図、図14は図13の積み込み装置を示す正断面図である。
この実施の形態では、ガイドレール70は、両側の下端部に回転自在に取付けられた複数のローラ13を有している。
他の構成は、実施の形態1の積み込み装置と同じである。
この実施の形態では、実施の形態1の滑動材12に代えて、複数のローラ13を用いており、実施の形態1のものと比較して、ガイドレール70内での釣合おもり6の滑降性能が向上する。
図13はこの発明の実施の形態3の積み込み装置の要部を示す側面図、図14は図13の積み込み装置を示す正断面図である。
この実施の形態では、ガイドレール70は、両側の下端部に回転自在に取付けられた複数のローラ13を有している。
他の構成は、実施の形態1の積み込み装置と同じである。
この実施の形態では、実施の形態1の滑動材12に代えて、複数のローラ13を用いており、実施の形態1のものと比較して、ガイドレール70内での釣合おもり6の滑降性能が向上する。
なお、上記各実施の形態では、ガイドレール70は、複数のガイドレール片7で構成されているが、ガイドレールがガイドレール片単体で構成されたものであってもよい。
また、各ガイドレール片7は、蝶番10を介して回動自在に連結されているが、回動自在であって、かつ分離可能であってもよい。ガイドレール片を分離することでガイドレールの全長を簡単に調整することができる効果がある。
また、各ガイドレール片7は、蝶番10を介して回動自在に連結されているが、回動自在であって、かつ分離可能であってもよい。ガイドレール片を分離することでガイドレールの全長を簡単に調整することができる効果がある。
1 昇降路、2 乗場、3 敷居溝、4 吊りロープ、5 釣合おもり枠、6 釣合おもり、7 ガイドレール片、7a ピン穴、70 ガイドレール(案内部材)、8 乗場側フック部材、8a ピン部材、9 釣合おもり側フック部材、9a 磁石、10 蝶番、11 連結部材、11a 支軸、11b ピン、12 滑動材、13 ローラ、14 緩衝器、15 おもり搬入口。
Claims (8)
- 乗場と、釣合おもりを収納するとともに前記乗場よりも下側に配置された釣合おもり枠との間に設けられ、前記釣合おもりを前記釣合おもり枠内に積み込むエレベータ用釣合おもりの積み込み装置であって、
前記釣合おもりを前記乗場から前記釣合おもり枠に導く案内部材と、
この案内部材の一端部に設けられ前記乗場の敷居溝に係止される乗場側フック部材と、
前記案内部材の他端部に設けられ前記釣合おもり枠に着脱可能な釣合おもり枠側フック部材と、を備え、
前記釣合おもりは、傾斜した前記案内部材に沿って降下し、前記釣合おもり枠に形成されたおもり搬入口を通じて釣合おもり枠内に積み込まれるエレベータ用釣合おもりの積み込み装置。 - 前記案内部材は、前記釣合おもりが移動する側の面に釣合おもりが滑動する滑動材が取付けられている請求項1に記載のエレベータ用釣合おもりの積み込み装置。
- 前記案内部材は、回転自在のローラを有しており、前記釣合おもりは、回転する前記ローラ上を移動する請求項1に記載のエレベータ用釣合おもりの積み込み装置。
- 前記案内部材は、前記釣合おもりを囲った、断面コ字状の対向した一対のガイドレールである請求項1〜3の何れか1項に記載のエレベータ用釣合おもりの積み込み装置。
- 前記ガイドレールは、互いに蝶番を介して回動自在に連結された複数のガイドレール片と、隣接した前記ガイドレール片同士を直線状に連結する連結部材と、を有している請求項4に記載のエレベータ用釣合おもりの積み込み装置。
- 前記ガイドレール片は、互いに分離可能である請求項5に記載のエレベータ用釣合おもりの積み込み装置。
- 前記釣合おもり枠側フック部材は、その先端部に前記釣合おもり枠の前記おもり搬入口の周縁部に吸着する磁石が設けられている請求項1〜6の何れか1項に記載のエレベータ用釣合おもりの積み込み装置。
- 前記おもり搬入口は、前記釣合おもり枠に垂直方向に間隔を空けて複数形成された請求項1〜7の何れか1項に記載のエレベータ用釣合おもりの積み込み装置。
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JP2013117691A JP2014234278A (ja) | 2013-06-04 | 2013-06-04 | エレベータ用釣合おもりの積み込み装置 |
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CN106956993A (zh) * | 2016-01-12 | 2017-07-18 | 三菱电机大楼技术服务株式会社 | 对重的运送轨道和对重运送方法 |
JP2017124889A (ja) * | 2016-01-12 | 2017-07-20 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | カウンタウェイトの搬送装置及びカウンタウェイト搬送方法 |
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- 2013-06-04 JP JP2013117691A patent/JP2014234278A/ja active Pending
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