JP2014177312A - サブウェート揚重治具、及びサブウェートの積込方法 - Google Patents

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Masateru Sumiya
政輝 角谷
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Abstract

【課題】サブウェートを作業床上に仮置きすることなくカウンタウェート枠に積み込むことができるサブウェート揚重治具、及びサブウェートの積込方法の提供。
【解決手段】本発明に係るサブウェート揚重治具9は、エレベータのカウンタウェート枠1に、サブウェート2を載置する際に活用されるものであり、側面にサブウェート2の搬出が可能な搬出口15を有し、サブウェート2が収納された状態で揚重される揚重容器16と、この揚重容器16の搬出口15からのサブウェート2の落下を防止する固定棒19と、カウンタウェート枠1の開口1aと揚重容器16の搬出口15とが対向する状態で、カウンタウェート枠1と揚重容器16との距離が所定以上大きくなることを防止する距離固金具20とを備えている。本発明に係るサブウェート積込方法は、前述の構成のサブウェート揚重治具9を用いてサブウェート2の積み込みを行うものである。
【選択図】図4

Description

本発明は、エレベータのカウンタウェート枠にサブウェートを積み込む際に活用されるサブウェート揚重治具、及びサブウェートの積込方法に関する。
従来、エレベータのカウンタウェート枠に、乗りかごとの重量バランスを確保するサブウェートを積み込む場合、作業床上にサブウェートを一旦仮置きし、カウンタウェート枠の形状に合わせてサブウェートを斜めに傾けて積み込むことが行われることが多かった。
このような状況から、カウンタウェート枠の側板を開放し、サブウェートを斜めにすることなくカウンタウェート枠に積み込むことができる技術が特許文献1に提案されている。
特開2007−62904号公報
前述した特許文献1に開示された従来技術によれば、サブウェートの積み込みはしやすくなるものの、作業床上にサブウェートを一旦仮置きしてから、人力によって1個ずつサブウェートをカウンタウェート枠に積み込むものであり、必ずしもこのサブウェート積み込み作業の能率を向上させるものとは言い難かった。したがって、より効率よくサブウェートをカウンタウェート枠に積み込むことのできる技術の開発が要望されていた。
本発明は、前述した従来技術における実情からなされたもので、その目的は、サブウェートを作業床上に仮置きすることなくカウンタウェート枠に積み込むことができるサブウェート揚重治具、及びサブウェートの積込方法を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明に係るサブウェート揚重治具は、側面に形成され、載置されるサブウェートの挿入が可能な開口と、載置された前記サブウェートが前記開口から落下しないように保持する保持具とを有するエレベータのカウンタウェート枠に、前記サブウェートを載置する際に活用されるサブウェート揚重治具において、側面に前記サブウェートの搬出が可能な搬出口を有し、前記サブウェートが収納された状態で揚重される揚重容器と、前記揚重容器の前記搬出口からの前記サブウェートの落下を防止する落下防止部と、前記カウンタウェート枠の前記開口と前記揚重容器の前記搬出口とが対向する状態で、前記カウンタウェート枠と前記揚重容器との距離が所定以上大きくなることを防止する距離固定部とを備えたことを特徴としている。
また、本発明に係るサブウェートの積込方法は、前記サブウェート揚重治具を用いて前記サブウェート枠に前記サブウェートを積み込むサブウェートの積込方法において、前記揚重治具に前記サブウェートを収納し、前記揚重治具の前記搬出口と前記カウンタウェート枠の前記開口とが対向するように前記揚重治具を揚重し、前記揚重治具の前記搬出口と前記カウンタウェート枠の前記開口とを対向させた状態で、前記カウンタウェート枠と前記揚重容器との距離が所定以上大きくなることを防止する前記距離固定部を設置し、この状態で前記揚重容器の前記落下防止部を取り外し、前記揚重容器に収納された前記サブウェートを、前記搬出口から前記開口を介して前記カウンタウェート枠に移動させて、前記カウンタウェート枠に載置させ、前記カウンタウェート枠に前記保持部を設置することを特徴としている。
本発明に係るサブウェート揚重治具、及びサブウェートの積込方法によれば、サブウェートを作業床上に仮置きすることなく揚重容器からカウンタウェート枠に積み込むことができ、サブウェートの積込作業の能率と安全性を従来に比べて向上させることができる。
エレベータの昇降路に本実施形態に係るサブウェート揚重治具を配置した状態を示す図である。 本実施形態の積み込み対象であるサブウェートが積み込まれるカウンタウェート枠を示す正面図である。 図2のA−A断面図である。 本実施形態に係るサブウェート揚重治具を示す斜視図である。 本実施形態に係るサブウェート揚重治具を用いてサブウェート枠にサブウェートを積み込む状態を示す側面図である。 図5のB−B断面図である。
以下、本発明に係るサブウェート揚重治具、及びサブウェートの積込方法の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、エレベータのカウンタウート枠1にサブウェート2を積み込む場合には、昇降路上部の建屋内に適した構造物がないときには、H鋼などを用いて作業床3の作業床用吊り点4を設置し、作業床用揚重機5を取り付け、この作業床用揚重機5から垂下させた作業床用ワイヤロープ6を使用して作業床3を吊持させて作業場所の確保を行う。続いて、カウンタウェート枠用揚重機7を使用して、カウンタウェート枠1を昇降路上部まで揚重し、このカウンタウェート枠1をカウンタウェート枠用ワイヤロープ8などで固定する。
本実施形態では更に、昇降路上部の建屋内に適した構造物がない場合には、H鋼などを用いてサブウェート揚重治具9の治具用吊り点10を設置し、治具用揚重機11を取り付け、この治具用揚重機11から垂下させた治具用ワイヤロープ12とサブウェート揚重治具9を連結してサブウェート2を収納したサブウェート揚重治具9の揚重を行う。
そして、サブウェート揚重治具9の一側面とカウンタウェート枠1の一側面とを対向させ、サブウェート揚重治具9に収納したサブウェート2をカウンタウェート枠1内に移行させるものである。
図2に示すように、カウンタウート枠1は、少なくとも1側面に、載置されるサブウェート2の挿入が可能な開口1aと、載置されたサブウェート2を開口1aから外部へ落下しないように保持する保持部、すなわち塞ぎ板13とを備えている。図3に示すように、カウンタウェート枠1の塞ぎ板13は、サブウェート2の載置時に取り外して、開口1aをサブウェート2の外形よりも大きな状態とし、サブウェート2の載置後は、塞ぎ板用ボルト14にて取り付け固定され、開口1aをサブウェート2の外形よりも小さな状態として、カウンタウェート枠1からのサブウェート2の落下を防止する。
図4に示すように、サブウェート揚重治具9は、側面の少なくとも1面にサブウェート2の排出を可能にする搬出口15を有し、搬出口15と対向する側面にサブウェート2を押し出すことを可能にする押し出し開口18を有し、サブウェート2が収納された状態で揚重される揚重容器16と、搬出口15からサブウェート2が落下することを防止する落下防止部、すなわち固定棒19とを備えている。また図5,6に示すように、本実施形態に係るサブウェート揚重治具9は、カウンタウェート枠1の開口1aと搬出口15とが対向する状態で、カウンタウェート枠1とサブウェート揚重治具9との距離が所定以上大きくなることを防止する距離固定部、すなわち距離固定具20を備えている。
図4に示すように、揚重容器16は、サブウェート2をカウンタウェート枠1内へ水平方向にスライドさせる際の移動を補助する移動補助部材、すなわちローラ17を底面に有している。更に、揚重容器16は、サブウェート2の積み込みに際して持ち運びを容易にするために、下部にキャスタ21を備えている。固定棒19は、上側へスライドさせて揚重容器16から引き抜くことができる構造となっている。
このような構造を有する本実施形態に係るサブウェート揚重治具9を用いて、カウンタウェート枠1にサブウェート2を積み込む手順を図5,6を用いて説明する。
例えば昇降路底部において、サブウェート2を本実施形態に係るサブウェート揚重治具9の揚重容器16内に積み込み、図1に示す治具用ワイヤロープ12による吊り位置までキャスタ21を介して移動させる。その後、治具用ワイヤロープ12を揚重容器16の上部に固定し、揚重容器16を治具用揚重機11によって吊り上げる。この際に,カウンタウェート枠1の塞ぎ板13は予め取り外しておく。
作業床3上の作業者は、揚重容器16の搬出口15とカウンタウェート枠1の開口1aとが対向する状態とし、揚重容器16とカウンタウェート枠1との距離が所定の距離、即ち揚重容器16からカウンタウェート枠1へとサブウェート2をスライドさせる際に、少なくとも揚重容器16とカウンタウェート枠1の間からサブウェート2が落ちてしまうことがない距離より大きくならないよう、距離固定具20で固定する。
本実施形態では、図6に示すように、距離固定具20は例えばL字形状をしており、カウンタウェート枠1をガイドするガイドレール22の反揚重治具側の側面に係止することで揚重容器16とカウンタウェート枠1との距離を一定に保っている。また、距離固定具20はその長手方向に伸びる長穴からなる調整穴を介して揚重容器16に設けられており、調整ボルト23の締結度合いにより、距離固定具20の固定距離を調整する。
その状態で作業床3上の作業者は、固定棒19を上側に引き抜き、押し出し開口18を介してサブウェート2を押し出して、搬出口15からカウンタウェート枠1内へスライドさせる。このときに、サブウェート2の重量によってこのサブウェート2の押し出し操作が阻害される虞があるが、本実施形態では、揚重容器16の底部に設けたローラ17の回転により円滑にサブウェート2の押し出し操作を行うことができる。
そして、カウンタウェート枠1の塞ぎ板13を図3に示す塞ぎ板用ボルト14によって締結する。これにより、カウンタウェート枠1からのサブウェート2の落下を防止できる。
以上の手順によって、サブウェート2の積み込み作業が完了する。なお、一度の積み込み作業によって規定の数のサブウェート2を積み込むことができない場合には、上述の作業を必要回数繰り返す。
本実施形態に係るサブウェート揚重治具9、及びサブウェート2の積込方法によれば、サブウェート2を作業床3上に仮置きすることなくカウンタウェート枠1内に積み込むことができ、この積み込み作業の能率と安全性を向上させことができる。
1 カウンタウェート枠
1a 開口
2 サブウェート
3 作業床
4 作業床用吊り点
5 作用床用揚重機
6 作業床用ワイヤロープ
7 カウンタウェート枠用揚重機
8 カウンタウェート枠用ワイヤロープ
9 サブウェート揚重治具
10 治具用吊り点
11 治具用揚重機
12 治具用ワイヤロープ
13 塞ぎ板(保持部)
14 塞ぎ板用ボルト
15 搬出口
16 揚重容器
17 ローラ(移動補助部材)
18 押し出し開口
19 固定棒(落下防止部)
20 距離固定具(距離固定部)
21 キャスタ
22 ガイドレール
23 調整ボルト

Claims (4)

  1. 側面に形成され、載置されるサブウェートの挿入が可能な開口と、載置された前記サブウェートが前記開口から落下しないように保持する保持具とを有するエレベータのカウンタウェート枠に、前記サブウェートを載置する際に活用されるサブウェート揚重治具において、
    側面に前記サブウェートの搬出が可能な搬出口を有し、前記サブウェートが収納された状態で揚重される揚重容器と、
    前記揚重容器の前記搬出口からの前記サブウェートの落下を防止する落下防止部と、
    前記カウンタウェート枠の前記開口と前記揚重容器の前記搬出口とが対向する状態で、前記カウンタウェート枠と前記揚重容器との距離が所定以上大きくなることを防止する距離固定部とを備えたことを特徴とするサブウェート揚重治具。
  2. 請求項1に記載のサブウェート揚重治具において、
    前記搬出口と対向する前記揚重容器の側面に、前記サブウェートを押し出すことを可能にする押し出し開口を設けたことを特徴とするサブウェート揚重治具。
  3. 請求項1または2に記載のサブウェート揚重治具において、
    前記揚重容器に、前記搬出口から前記揚重容器の外部への前記サブウェートの移動を補助する移動補助部材を設けたことを特徴とするサブウェート揚重治具。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のサブウェート揚重治具を用いて前記サブウェート枠に前記サブウェートを積み込むサブウェートの積込方法において、
    前記揚重治具に前記サブウェートを収納し、
    前記揚重治具の前記搬出口と前記カウンタウェート枠の前記開口とが対向するように前記揚重治具を揚重し、
    前記揚重治具の前記搬出口と前記サブウェート枠の前記開口とを対向させた状態で、前記カウンタウェート枠と前記揚重容器との距離が所定以上大きくなることを防止する前記距離固定部を設置し、
    この状態で前記揚重容器の前記落下防止部を取り外し、
    前記揚重容器に収納された前記サブウェートを、前記搬出口から前記開口を介して前記カウンタウェート枠に移動させて、前記カウンタウェート枠に載置させ、
    前記カウンタウェート枠に前記保持部を設置することを特徴とするサブウェートの積込方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019006582A (ja) * 2017-06-27 2019-01-17 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 調整おもりの搬出装置及び調整おもりの搬出方法

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