JP2014233724A - ファインブランキング方法及びその装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ファインブランキング装置10は、下カムプレート24と上カムプレート26を有する。上カムプレート26には検出用ロッド44が設けられ、該検出用ロッド44の先端部が所定の位置(例えば、後進端位置)に存在するか否かは、近接センサ58によって検出される。例えば、上パンチ42が下死点に位置しているにも関わらず検出用ロッド44の先端部が所定の位置(例えば、後進端位置)に存在することが検出されたとき、制御回路は、異常が生じていると判断してファインブランキング装置10を停止する。
【選択図】図5
Description
前記下型に対して相対的に昇降可能な上型と、
前記上型に設けられて第1カム部が形成されたカム部材と、
前記下型に対して相対的に昇降可能であり、前記ワークを押圧するための上パンチと、
前記上パンチと対向する位置に配設され、前記ワークの、前記上パンチによって押圧された部位を前記上パンチとともに挟持する下パンチと、
前記下パンチを支持して該下パンチと一体的に下降するとともに、第2カム部が形成された下カムプレートと、
前記下パンチを前記下カムプレートごと前記ワークに向かって付勢する第1付勢手段と、
前記下カムプレートの上方に配設され、前記第1カム部と協働する第3カム部と、前記第2カム部に対して係合又は係合解除するする第4カム部が形成された上カムプレートと、
前記上カムプレートを水平方向に付勢する第2付勢手段と、
前記上パンチで前記ワークを押圧する際、前記第2カム部に対して前記第4カム部が係合しているか又は係合解除しているかを検出する検出機構と、
前記検出機構の作用下に前記第2カム部に対して前記第4カム部が係合していることが検出されたとき、前記上パンチによる前記ワークの押圧を停止する制御手段と、
を備えることを特徴とする。
前記上型及び前記カム部材を前記下型に対して相対的に降下させることで、前記第1カム部を前記第3カム部に沿って相対的に上昇させ、且つ前記上カムプレートを前記第2付勢手段の作用下に水平方向に沿って移動させて前記第2カム部と前記第4カム部の係合を解除して前記下パンチを下降させる工程と、
前記上パンチを前記ワークに対して相対的に下降させて該ワークを押圧し、前記ワークの押圧された部位を前記下パンチと前記上パンチで挟持する工程と、
前記上型及び前記カム部材を前記下型に対して相対的に上昇させることで、前記第1カム部を前記第3カム部に沿って相対的に降下させ、且つ前記上カムプレートを元の位置に戻す一方で、前記第1付勢手段の作用下に前記下カムプレートごと前記下パンチを上昇させるとともに前記第2カム部と前記第4カム部を係合する工程と、
を有し、
前記上パンチで前記ワークを押圧する際、前記第2カム部に対して前記第4カム部が係合しているか又は係合解除しているかを検出機構によって検出し、
前記検出機構の作用下に前記第2カム部に対して前記第4カム部が係合していることが検出されたとき、前記上パンチによる前記ワークの押圧を停止することを特徴とする。
14…無段変速機用エレメント 16…ダイ
18…パッド 20…第1カム部
22…カム部材 24…下カムプレート
26…上カムプレート 28…付勢用ロッド
30…第2カム部 32…凹部
34…凸部 36…カウンタパンチ
40…成形用凹部 44…検出用ロッド
46…ピストンピン 54…ピストン部
56…コイルスプリング 58…近接センサ
60…第3カム部 60a…傾斜面
60b…垂面 62…第4カム部
64…凹部 66…凸部
Claims (5)
- ワークを支持する下型と、
前記下型に対して相対的に昇降可能な上型と、
前記上型に設けられて第1カム部が形成されたカム部材と、
前記下型に対して相対的に昇降可能であり、前記ワークを押圧するための上パンチと、
前記上パンチと対向する位置に配設され、前記ワークの、前記上パンチによって押圧された部位を前記上パンチとともに挟持する下パンチと、
前記下パンチを支持して該下パンチと一体的に下降するとともに、第2カム部が形成された下カムプレートと、
前記下パンチを前記下カムプレートごと前記ワークに向かって付勢する第1付勢手段と、
前記下カムプレートの上方に配設され、前記第1カム部と協働する第3カム部と、前記第2カム部に対して係合又は係合解除するする第4カム部が形成された上カムプレートと、
前記上カムプレートを水平方向に付勢する第2付勢手段と、
前記上パンチで前記ワークを押圧する際、前記第2カム部に対して前記第4カム部が係合しているか又は係合解除しているかを検出する検出機構と、
前記検出機構の作用下に前記第2カム部に対して前記第4カム部が係合していることが検出されたとき、前記上パンチによる前記ワークの押圧を停止する制御手段と、
を備えることを特徴とするファインブランキング装置。 - 請求項1記載の装置において、前記検出機構は、前記上カムプレートに設けられて前記第2付勢手段の作用下に該上カムプレートと一体的に水平方向に変位可能な被検出体と、前記被検出体が所定の位置に存在するか否かを検出する近接センサとを有することを特徴とするファインブランキング装置。
- ワークを支持する下型と、
前記下型に対して相対的に昇降可能な上型と、
前記上型に設けられて第1カム部が形成されたカム部材と、
前記下型に対して相対的に昇降可能であり、前記ワークを押圧するための上パンチと、
前記上パンチと対向する位置に配設され、前記ワークの、前記上パンチによって押圧された部位を前記上パンチとともに挟持する下パンチと、
前記下パンチを支持して該下パンチと一体的に下降するとともに、第2カム部が形成された下カムプレートと、
前記下パンチを前記下カムプレートごと前記ワークに向かって付勢する第1付勢手段と、
前記下カムプレートの上方に配設され、前記第1カム部と協働する第3カム部と、前記第2カム部に対して係合又は係合解除するする第4カム部が形成された上カムプレートと、
前記上カムプレートを水平方向に付勢する第2付勢手段と、
前記上パンチで前記ワークを押圧する際、前記第2カム部に対して前記第4カム部が係合しているか又は係合解除しているかを検出する検出機構と、
前記検出機構の作用下に前記第2カム部に対して前記第4カム部が係合していることが検出されたとき、前記上パンチによる前記ワークの押圧を停止する制御手段と、
を備えるファインブランキング装置を用いるファインブランキング方法であって、
前記上型及び前記カム部材を前記下型に対して相対的に降下させることで、前記第1カム部を前記第3カム部に沿って相対的に上昇させ、且つ前記上カムプレートを前記第2付勢手段の作用下に水平方向に沿って移動させて前記第2カム部と前記第4カム部の係合を解除して前記下パンチを下降させる工程と、
前記上パンチを前記ワークに対して相対的に下降させて該ワークを押圧し、前記ワークの押圧された部位を前記下パンチと前記上パンチで挟持する工程と、
前記上型及び前記カム部材を前記下型に対して相対的に上昇させることで、前記第1カム部を前記第3カム部に沿って相対的に降下させ、且つ前記上カムプレートを元の位置に戻す一方で、前記第1付勢手段の作用下に前記下カムプレートごと前記下パンチを上昇させるとともに前記第2カム部と前記第4カム部を係合する工程と、
を有し、
前記上パンチで前記ワークを押圧する際、前記第2カム部に対して前記第4カム部が係合しているか又は係合解除しているかを検出機構によって検出し、
前記検出機構の作用下に前記第2カム部に対して前記第4カム部が係合していることが検出されたとき、前記上パンチによる前記ワークの押圧を停止することを特徴とするファインブランキング方法。 - 請求項3記載の方法において、前記検出機構を、前記上カムプレートに設けられて前記第2付勢手段の作用下に該上カムプレートと一体的に水平方向に変位可能な被検出体と、前記被検出体が所定の位置に存在するか否かを検出する近接センサとを有するものとして構成し、前記被検出体が存在することが検出されたときに前記第2カム部に対して前記第4カム部が係合していると判断することを特徴とするファインブランキング方法。
- 請求項4記載の方法において、前記上パンチが下死点に到達したときに前記被検出体が存在することが検知された際、前記第2カム部に対して前記第4カム部が係合していると判断することを特徴とするファインブランキング方法。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI800011B (zh) * | 2021-05-31 | 2023-04-21 | 大陸商深圳富桂精密工業有限公司 | 沖壓設備異常檢測方法及電子裝置 |
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-
2013
- 2013-05-31 JP JP2013114828A patent/JP6063349B2/ja active Active
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JP6063349B2 (ja) | 2017-01-18 |
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