JP2014230649A - ゴルフクラブヘッドおよびゴルフクラブ - Google Patents

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Abstract

【課題】ゴルフクラブヘッドの反発係数を十分に大きくすることによってゴルフボールの飛距離を十分に向上することができるゴルフクラブヘッドおよびゴルフクラブを提供する。【解決手段】ゴルフクラブヘッド10は、フェース部1と、バック部2と、クラウン部3と、ソール部4と、トウ部5と、ヒール部6とを備えている。フェース部1からバック部2に向かう前後方向にフェース面1aから40mm以下の位置でフェース面1aと平行にクラウン部3、ソール部4、トウ部5およびヒール部6を切断する断面は、フェース部1の面積よりも大きい断面積を有し、フェース面1aと略相似形である。【選択図】図1

Description

本発明はゴルフクラブヘッドおよびゴルフクラブに関するものである。
ゴルフクラブで打たれたゴルフボールの飛距離を向上させたいという要求がある。ゴルフボールの飛距離を向上させるためにはゴルフクラブヘッドの反発性能を高くすることが有効である。そして、ゴルフクラブヘッド全体の形状によって、ゴルフクラブヘッドの反発性能を高くする手法が提案されている。
この手法は、たとえば、特開2001−246027号公報(特許文献1)および特開2004−305522号公報(特許文献2)に開示されている。特開2001−246027号公報に記載されたウッド型ゴルフクラブヘッドでは、フェースセンターの下端部をFU、フェースセンターの上端部をFT、フェースセンター位置でのクラウン部の頂点をCT、FUとFTとを結んだ直線をL1、CTとFTとを結んだ直線をL2としたときに、LIとL2との交差する角度Xが120°〜160°である。これにより、フェース部を薄くして変形しやすくすることにより、ボール打撃時の反発性能を向上させることができる。
また、特開2004−305522号公報に記載されたゴルフクラブヘッドでは、ヘッド重心をとおりヘッド前後方向に平行の縦断面Aにて、フェース面のクラウン部側の上端点をC1、フェース面のソール側の下端点をS1、点C1及びS1を結ぶ線分と平行でフェース面に接する直線をF、この直線Fに平行で20mmの間隔で後方に位置する直線をE、直線Eとクラウン面との交点をC2、直線Eとソール面との交点をS2、点C1と点C2とを結ぶ直線をC、点S1と点S2とを結ぶ直線をS、直線Fと直線Cとがなす角度をα、直線Fと直線Sとがなす角度をβとしたとき、α及びβは共に110乃至150°であり、αとβとの差は10°以内である。これにより、撓み量を増加させ、更に反発効率を向上させることができる。
特開2001−246027号公報 特開2004−305522号公報
ゴルフクラブヘッドの反発性能はゴルフクラブヘッドの反発係数に大きく影響され、反発係数が大きいほど反発性能は向上する。しかしながら、上記の各公報に記載された手法では、ゴルフクラブヘッドの反発係数を十分に大きくすることができないため、ゴルフボールの飛距離の向上が不十分である。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、その目的は、ゴルフクラブヘッドの反発係数を十分に大きくすることによってゴルフボールの飛距離を十分に向上することができるゴルフクラブヘッドおよびゴルフクラブを提供することである。
本発明のゴルフクラブヘッドは、フェース面を有するフェース部と、フェース部の後方に位置するバック部と、フェース部の上部とバック部の上部とを接続するクラウン部と、フェース部の下部とバック部の下部とを接続するソール部と、フェース部の一端部とバック部の一端部とを接続するトウ部と、フェース部の他端部とバック部の他端部とを接続するヒール部とを備えている。フェース部からバック部に向かう前後方向にフェース面から40mm以下の位置でフェース面と平行にクラウン部、ソール部、トウ部およびヒール部を切断する断面は、フェース面の面積よりも大きい断面積を有し、フェース面と略相似形である。
本発明者らが鋭意検討したところ、クラウン部、ソール部、トウ部およびヒール部が膨らんでいることによって、ゴルフクラブヘッドの反発係数を大きくすることができることを見出した。また、フェース部からバック部に向かう前後方向にフェース面から40mm以下の位置でフェース面と平行にクラウン部、ソール部、トウ部およびヒール部を切断する断面がフェース面の面積よりも大きい断面積を有し、フェース面と略相似形であることによって、ゴルフクラブヘッドの反発係数を十分に大きくすることができることがわかった。このため、ゴルフクラブヘッドの反発係数を十分に大きくすることによって、ゴルフボールの飛距離を十分に向上することができる。
上記のゴルフクラブヘッドでは、トウ部とヒール部とが向かい合うトウヒール方向でのフェース面の最大長は、トウヒール方向でのトウ部の外縁とヒール部の外縁との最大距離の75%以下の長さを有している。
上記のゴルフクラブヘッドでは、クラウン部とソール部とが向かい合うクラウンソール方向でのフェース面の最下端とソール部の最下端との距離は、クラウンソール方向でのフェース面の最大高さの30%以上の長さを有している。
上記のゴルフクラブヘッドでは、フェース面のスイートスポットは、フェース面のセンターに位置している。
本発明のゴルフクラブヘッドは、シャフトと、シャフトの一方端に取り付けられたグリップと、シャフトのグリップと反対側の他方端に取り付けられた上記のゴルフクラブヘッドとを備えている。これにより、ゴルフクラブヘッドの反発係数を大きくすることによってゴルフボールの飛距離を向上することができるゴルフクラブを得ることができる。
以上説明したように、本発明のゴルフクラブヘッドおよびゴルフクラブによれば、ゴルフクラブヘッドの反発係数を大きくすることによってゴルフボールの飛距離を向上することができる。
本発明の一実施の形態におけるゴルフクラブヘッドの概略斜視図である。 本発明の一実施の形態におけるゴルフクラブヘッドの概略上面図である。 本発明の一実施の形態におけるゴルフクラブヘッドの概略側面図である。 本発明の一実施の形態におけるゴルフクラブヘッドの概略正面図である。 本発明の一実施の形態におけるゴルフクラブヘッドの概略底面図である。 本発明の一実施の形態におけるゴルフクラブヘッドの概略背面図である。 図2のVII−VII線に沿う断面図である。 図3のVIII−VIII線に沿う断面図である。 本発明の一実施の形態におけるゴルフクラブの概略斜視図である。 実施例1における比較例1のゴルフクラブヘッドの概略斜視図である。 実施例1における反発係数と5mm断面/フェース面積との関係を示す図である。 実施例1における反発係数と10mm断面/フェース面積との関係を示す図である。 実施例1における反発係数と15mm断面/フェース面積との関係を示す図である。 実施例1における反発係数と20mm断面/フェース面積との関係を示す図である。 実施例1における反発係数と30mm断面/フェース面積との関係を示す図である。 実施例1における反発係数と40mm断面/フェース面積との関係を示す図である。 図11〜図12に示す各直線の傾きとフェース面からの断面位置との関係を示す図である。 実施例2における比較例1および実施例Cの反発係数の比率と各打点との関係を示す図である。 実施例2における比較例のゴルフクラブヘッドの概略上面図である。 実施例2における比較例のゴルフクラブヘッドの概略側面図である。 実施例2における比較例のゴルフクラブヘッドの概略正面図である。 図19のXXII−XXII線に沿う断面図である。 実施例3における比較例2および実施例Jの反発係数および10mm断面積/フェース面積との関係を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図に基づいて説明する。
図1〜図8を参照して、最初に本発明の一実施の形態のゴルフクラブヘッドの構成について説明する。以下、ゴルフクラブヘッドの例として、ウッド型ゴルフクラブヘッドについて説明する。
図1に示すように、ゴルフクラブヘッド10は、フェース部1と、バック部2と、クラウン部3と、ソール部4と、トウ部5と、ヒール部6と、ホーゼル部7とを主に有している。ホーゼル部7は後述するシャフト(図9)に接続される部分である。
図2および図3に示すように、フェース部1はゴルフクラブヘッド10の前部を構成する部分である。フェース部1はフェース面1aを有している。フェース面1aは打球面を構成している。図4に示すように、フェース部1はフェース面1aにスイートスポットSSを有している。スイートスポットSSはフェース面1aのセンターに位置していることが好ましい。フェース面1aのセンターは、フェース面1aのトウ部側端とヒール部側端との中心線と、フェース面1aのクラウン部側端とソール部側端との中心線との交点を意味している。フェース部1は略平面状に形成されている。フェース部1のフェース面1aには、図示しない複数のスコアラインが形成されていてもよい。
図7および図8に示すように、フェース部1は、クラウン部3、ソール部4、トウ部5、ヒール部6よりも厚さが大きくなるように形成されている。なお、ソール部4の中央付近には錘が取り付けられており、フェース部1はこの錘よりも厚さが小さくなるように形成されている。
図3および図6に示すように、バック部2はゴルフクラブヘッド10の後部を構成する部分である。バック部2はフェース部1の後方に位置している。フェース部1とバック部2とが向かい合う方向がフェースバック方向FB(図3の左右方向)である。つまり、フェースバック方向FBはフェース部1からバック部2に向かう前後方向である。バック部2はクラウン部3、ソール部4、トウ部5およびヒール部6のそれぞれに後端に接続している。
図2および図3に示すように、クラウン部3はゴルフクラブヘッド10の上部を構成する部分である。クラウン部3はフェース部1の上部とバック部2の上部とを接続している。クラウン部3は上側(ソール部4と反対側)に凸形状となるように膨らんでいる。クラウン部3はフェースバック方向FBの中央よりもフェース部1側の位置が最も突出するように上側に膨らんでいる。クラウン部3のラウンドはフェース部1からバック部2まで延びている。
図3および図5に示すように、ソール部4はゴルフクラブヘッド10の底部を構成する部分である。ソール部4はフェース部1の下部とバック部2の下部とを接続している。ソール部4は下側(クラウン部3と反対側)に凸形状となるように膨らんでいる。ソール部4はフェースバック方向FBの中央よりもフェース部1側の位置が最も突出するように下側に膨らんでいる。ソール部4のラウンドはフェース部1からバック部2まで延びている。クラウン部3とソール部4とが向かい合う方向がクラウンソール方向CS(図3の上下方向)である。
図3に示すように、クラウンソール方向CSでのフェース面1aの最大の高さをフェース面1aの最大高さFHとする。このクラウンソール方向CSでのフェース面1aの最大高さFHは、設定されているロフト角およびライ角をなすように水平面にゴルフクラブヘッド10が設置された状態において、水平面に対して垂直なクラウンソール方向CSでのフェース面1aの高さの最大高さである。
また、ゴルフクラブヘッド10の最大高さHHは、クラウンソール方向CSでのクラウン部3の最上端3aとソール部4の最下端4aとの高さとなる。つまり、ゴルフクラブヘッド10の最大高さHHは、設定されているロフト角およびライ角をなすように水平面にゴルフクラブヘッド10が設置された状態において、水平面に対して垂直なクラウンソール方向CSでのゴルフクラブヘッド10の最大高さである。クラウンソール方向CSでのフェース面1aの最下端1bとソール部4の最下端4aとの距離H1は、クラウンソール方向CSでのフェース面1aの最大高さFHの30%以上の長さを有している。この距離H1はフェース面1aの最大高さFHの70%以下の長さを有していることが好ましい。この距離H1がフェース面1aの最大高さFHの70%を超えると地面からフェース面1aまでの距離が離れすぎて打撃しにくくなる。
また、フェース面1aの最大高さFHはゴルフクラブヘッド10の最大高さHHの70%以下である。フェース面1aの最大高さFHはゴルフクラブヘッド10の最大高さHHの40%以上であることが好ましい。このフェース面1aの最大高さFHがゴルフクラブヘッド10の最大高さHHの40%未満ではフェース面1aが小さくなりすぎるため打撃する際に支障が出るおそれがある。
図2および図4に示すように、トウ部5はホーゼル部7から離れた側のクラウン部3とソール部4とを接続する部分である。つまりトウ部5はフェース部1の一端部とバック部2の一端部とを接続している。トウ部5は一方側(ヒール部6と反対側)に凸形状となるように膨らんでいる。トウ部5はフェースバック方向FBの中央よりもフェース部1側の位置が最も突出するように一方側に膨らんでいる。トウ部5のラウンドはゴルフクラブヘッド10のサイド部まで延びている。
ヒール部6はホーゼル部7の下端からソール部4に至る部分である。つまりヒール部6はフェース部1の一端部と対向する他端部とバック部2の一端部と対向する他端部とを接続している。ヒール部6は他方側(トウ部5と反対側)に凸形状となるように膨らんでいる。ヒール部6はフェースバック方向FBの中央よりもフェース部1側の位置が最も突出するように他方側に膨らんでいる。ヒール部6のラウンドはゴルフクラブヘッド10のサイド部まで延びている。トウ部5とヒール部6とが向かい合う方向がトウヒール方向TH(図4の左右方向)である。
トウヒール方向THでのフェース面1aの最大の長さをフェース面1aの最大長FWとする。このトウヒール方向THでのフェース面1aの最大長FWは、設定されているロフト角およびライ角をなすように水平面にゴルフクラブヘッド10が設置された状態において、水平面と平行なトウヒール方向THでのフェース面1aの長さの最大長である。
また、ゴルフクラブヘッド10の最大幅はトウヒール方向THでのトウ部5の外縁5aとヒール部6の外縁6aとの最大距離HWとなる。このトウヒール方向THでのトウ部5の外縁5aとヒール部6の外縁6aとの最大距離HWは、設定されているロフト角およびライ角をなすように水平面にゴルフクラブヘッド10が設置された状態において、水平面と平行なトウヒール方向THでのトウ部5の先端とヒール部6の先端との距離である。上記のフェース面1aの最大長FWは、上記の最大距離HWの75%以下の長さを有している。上記のフェース面1aの最大長FWは、上記の最大距離HWの60%以上の長さを有していることが好ましい。上記のフェース面1aの最大長FWが上記の最大距離HWの60%未満ではフェース面1aが小さくなりすぎるため打撃する際に支障が出るおそれがある。
上記のとおり、ゴルフクラブヘッド10はフェース部1の周辺が膨れた形状を有している。つまり、フェースバック方向FBの中央よりもフェース部側の位置が最も突出するようにクラウン部3、ソール部4、トウ部5およびヒール部6はそれぞれフェース部1からバック部2に向かって外側に膨らんでいる。フェース面1aから延びる曲面(曲率)はクラウン部3、ソール部4、トウ部5およびヒール部6のいずれにおいても略同一である。
図8は、フェース面1aと平行にクラウン部3、ソール部4、トウ部5およびヒール部6を切断する断面であって、当該断面に対して垂直な方向から見た断面を示しており、かつ同じ方向から見たフェース面1aの形状を示している。この断面は、フェース部1からバック部2に向かう前後方向(フェースバック方向FB)にフェース面1aからたとえば15mmの位置でフェース面1aと平行にクラウン部3、ソール部4、トウ部5およびヒール部6を切断する断面である。この断面は、フェース面1aの面積よりも大きい断面積を有している。そして、この断面は、フェース面1aと略相似形である。本発明の一実施の形態のゴルフクラブヘッド10では、フェース部1からバック部2に向かう前後方向にフェース面1aから40mm以下の位置でフェース面1aと平行にクラウン部3、ソール部4、トウ部5およびヒール部6を切断する断面は、フェース部1の面積よりも大きい断面積を有し、かつフェース部1と略相似形である。
ここで、当該断面とフェース面1aとが略相似形であるとは、フェース面1aを当該断面に投影してフェース面1aと当該断面とを比較したとき、上下左右においてフェース面1aと当該断面とが等距離であることを意味している。なお、この等距離は、実質的に等距離という意味であり、厳密な意味での等距離、つまり完全に等しい距離でないものも含む意味である。
より具体的には、当該断面とフェース面1aとが略相似形であるとは以下の状態を意味している。当該断面と平行なフェース面1aを当該断面に投影した状態において、フェース面1aのクラウン部側端からクラウン部3の最上端3aまでの距離a、フェース面1aのソール部側端からソール部4の最下端4aまでの距離b、フェース面1aのトウ部側端からトウ部5の外縁5aまでの距離c、フェース面1aのヒール部側端からヒール部6の外縁6aまでの距離dのそれぞれの差が最大で5mm以下である。
上記の距離aは、フェース面1aの中心からフェース面1aのクラウン部側端までの長さA1とフェース面1aの中心からクラウン部3の最上端3aまでの長さA2との差である。上記の距離bは、フェース面1aの中心からフェース面1aのソール部側端までの長さB1とフェース面1aの中心からソール部4の最下端4aまでの長さB2との差である。上記の距離cは、フェース面1aの中心からフェース面1aのトウ部側端までの長さC1とフェース面1aの中心からトウ部5の外縁5aまでの長さC2との差である。上記の距離dは、フェース面1aの中心からフェース面1aのヒール部側端までの長さD1とフェース面1aの中心からヒール部6の外縁6aまでの長さD2との差である。
また、当該断面とフェース面1aとが略相似形であるとは次の状態も意味している。上記長さA1に対する上記長さA2の比、上記長さB1に対する上記長さB2の比、上記長さC1に対する上記長さC2の比、上記長さD1に対する上記長さD2の比のそれぞれの差が5%以内である。
次に、本発明の一実施の形態のゴルフクラブの構成について説明する。
図9を参照して、ゴルフクラブヘッド10にシャフト21およびグリップ22を組み合わせることでゴルフクラブ20が構成される。ゴルフクラブ20は、シャフト21と、シャフト21の一方端に取り付けられたグリップ22と、シャフト21のグリップ22と反対側の他方端に取り付けられたゴルフクラブヘッド10とを有している。なお、シャフト21およびグリップ22は周知のものを採用可能である。また、ゴルフクラブヘッド10のホーゼル部7に隣接するようにシャフト21にソケット23が取り付けられている。
次に、本発明の一実施の形態の作用効果について説明する。
本発明者らが鋭意検討したところ、クラウン部3、ソール部4、トウ部5およびヒール部6が膨らんでいることによって、ゴルフクラブヘッド10の反発係数を大きくすることができることを見出した。また、フェース部1からバック部2に向かう前後方向にフェース面1aから40mm以下の位置でフェース面1aと平行にクラウン部3、ソール部4、トウ部5およびヒール部6を切断する断面がフェース面1aの面積よりも大きい断面積を有し、フェース面1aと略相似形であることによって、ゴルフクラブヘッド10の反発係数を十分に大きくすることができることがわかった。このため、ゴルフクラブヘッド10の反発係数を十分に大きくすることによって、ゴルフボールの飛距離を十分に向上することができる。
本発明の一実施の形態のゴルフクラブヘッド10では、トウヒール方向THでのフェース面1aの最大長FWは、トウヒール方向THでのトウ部5の外縁5aとヒール部6の外縁6aとの最大距離HWの75%以下の長さを有している。これにより、ゴルフクラブヘッド10の反発係数を十分に大きくすることができることがわかった。
本発明の一実施の形態のゴルフクラブヘッド10では、クラウンソール方向CSでのフェース面1aの最下端1bとソール部4の最下端4aとの距離H1は、クラウンソール方向CSでのフェース面1aの最大高さFHの30%以上の長さを有している。これにより、ゴルフクラブヘッド10の反発係数を十分に大きくすることができることがわかった。
本発明の一実施の形態のゴルフクラブヘッド10では、フェース面1aのスイートスポットSSは、フェース面1aのセンターに位置している。これにより、ゴルフクラブヘッド10の反発係数を十分に大きくすることができることがわかった。また、フェース面1aのセンターにおいてフェース部1はもっともたわみやすいため、スイートスポットSSがフェース面1aのセンターに位置することで、フェース部1の反発性能を高めることができる。
本発明の一実施の形態のゴルフクラブ20は、上記のゴルフクラブヘッド10を備えているため、ゴルフクラブヘッド10の反発係数を大きくすることによってゴルフボールの飛距離を向上することができる。
以下、本発明の実施例1について説明する。本実施例1ではLivermore Software Technology Corporation社製構造解析用ソフトLS-DYNAを用いてシミュレーションを行って、ゴルフクラブヘッドの形状と反発係数との関係を検討した。
図10を参照して、比較例1のゴルフクラブヘッド10では、フェース面1aの形状がフェース部1からバック部2に至るまで連続的に形成されている。つまり、比較例1のゴルフクラブヘッド10は、フェース部1からバック部2まで同じ楕円形状が連続的に形成された楕円柱である。本実施例1において、実施例A〜Iは本発明の実施例である。実施例A〜Iでは、クラウン部3、ソール部4、トウ部5およびヒール部6のそれぞれにおいてフェースバック方向の中央が最も外側に膨らんでいる。実施例A〜Iでは、それぞれ外側への膨らみが異なっており、それぞれ形状が異なっている。実施例A〜Iでは、フェース面1aに平行な断面はフェース面1aと相似形である。比較例1および実施例A〜Iのゴルフクラブヘッド10の質量はそれぞれ200gである。
Figure 2014230649
表1を参照して、実施例A〜Iは比較例1よりも反発係数が大きくなることがわかった。したがって、クラウン部3、ソール部4、トウ部5およびヒール部6が膨らんでいることによって、ゴルフクラブヘッド10の反発係数を大きくすることができることがわかった。
また、表1において、フェース部からバック部に向かう前後方向において、フェース面から5mmの位置でのフェース面に平行なゴルフクラブヘッドの断面積が5mm断面積である。同様に、10mm、15mm、20mm、30mm、40mmの位置での各断面積が10mm断面積、15mm断面積、20mm断面積、30mm断面積、40mm断面積である。また、5mm断面積、10mm断面積、15mm断面積、20mm断面積、30mm断面積、40mm断面積のそれぞれをフェース面の面積で除した値が5mm断面積/フェース面積、10mm断面積/フェース面積、15mm断面積/フェース面積、20mm断面積/フェース面積、30mm断面積/フェース面積、40mm断面積/フェース面積である。
図11〜図16を参照して、5mm断面積/フェース面積〜40mm断面積/フェース面積のそれぞれについて、比較例1および実施例A〜Iの反発係数をプロットした。そして、プロットした各点から線形近似直線を導きだした。この線形近似直線の傾きが大きいほど、反発係数の上昇割合が大きくなる。
図17を参照して、図11〜図16に示す線形近似直線の傾きとフェース面からの断面位置との関係から、断面位置がフェース面に近いほど反発係数への寄与度が高いことがわかった。つまり、フェース面からの距離が近い位置で断面積を大きくした方がフェース面からの距離が離れた位置で断面積を大きくするよりも効率的に反発係数を大きくすることができることがわかった。そして、断面位置が40mmより大きいと、断面位置の反発係数への寄与度がほぼ一定となることがわかった。つまり、フェース面からバック部に向かって40mmの位置までの断面形状が反発係数を大きくすることに貢献することがわかった。すなわち、フェース面からの距離が40mmよりも大きいと、傾きが小さいため反発係数を大きくする効果が期待できないことがわかった。
以下、本発明の実施例2について説明する。本実施例2ではLivermore Software Technology Corporation社製構造解析用ソフトLS-DYNAを用いてシミュレーションを行って、フェース面のセンターでの反発係数に対するトウ側、ヒール側、クラウン側、ソール側の各打点での反発係数の比率を検討した。トウ側の打点はセンターからトウ部に向かって25mmの距離に配置されており、ヒール側の打点はセンターからヒール部に向かって25mmの距離に配置されている。クラウン側の打点はセンターからクラウン部に向かって15mmの距離に配置されており、ソール側の打点はセンターからソール部に向かって15mmの距離に配置されている。
Figure 2014230649
表2および図18を参照して、実施例Cでは、比較例1よりもセンターの反発係数に対するトウ側の打点、ヒール側の打点、ソール側の打点、クラウン側の打点での反発係数の比率が大きくなった。すなわち、実施例Cでは、比較例1よりも各打点での反発係数の低下を抑制することができることがわかった。
また、比較例1では、トウ側およびヒール側の打点での反発係数がクラウン側およびソール側の打点での反発係数よりも大きくなった。一方、実施例Cでは、トウ側およびヒール側の打点での反発係数とクラウン側およびソール側の打点での反発係数とは略等しくなった。
以下、本発明の実施例3について比較例2と対比して説明する。本実施例2ではLivermore Software Technology Corporation社製構造解析用ソフトLS-DYNAを用いてシミュレーションを行って、断面形状と反発係数との関係を検討した。本実施例3において実施例Jは本発明の実施例である。
Figure 2014230649
Figure 2014230649
表3および表4を参照して、実施例Jおよび比較例2は表3および表4に示すスペックを有している。表3の各項目について説明する。各項目は、それぞれ設定されているロフト角およびライ角をなすように水平面にゴルフクラブヘッドが設置された状態におけるものである。重心高さは、地面からゴルフクラブヘッドの重心までの垂直距離である。SS高さは、地面からスイートスポットまでの垂直距離である。スイートスポットはゴルフクラブヘッドの重心からフェース面に垂線を延ばした際のフェース面と垂線との交点である。重心深度はゴルフクラブヘッドの重心からフェース面に垂線を延ばした際の垂線の長さで示される。重心距離は、シャフト軸からゴルフクラブヘッドの重心までの最短距離(重心からシャフト軸に対する垂線の長さ)である。なお、実施例Jおよび比較例2のそれぞれの衝突速度は48.8m/Sである。
また、図19〜図22を参照して、比較例2のゴルフクラブヘッド10では、トウヒール方向THでのフェース面1aの最大長FWは103.683mmであり、トウヒール方向THでのトウ部5の外縁5aとヒール部6の外縁6aとの最大距離HWは131.582mmである。また、クラウンソール方向CSでのフェース面1aの最大高さFHは50.293mmであり、クラウンソール方向CSでのゴルフクラブヘッド10の最大高さHHは64.113mmであり、クラウンソール方向CSでのフェース面1aの最下端1bとソール部4の最下端4aとの距離H1は6.983mmである。
一方、実施例Jでは、トウヒール方向THでのフェース面1aの最大長FWは80.018mmであり、トウヒール方向THでのトウ部5の外縁5aとヒール部6の外縁6aとの最大距離HWは109.467mmである。また、クラウンソール方向CSでのフェース面1aの最大高さFHは42.546mmであり、クラウンソール方向CSでのゴルフクラブヘッド10の最大高さHHは79.467mmであり、クラウンソール方向CSでのフェース面1aの最下端1bとソール部4の最下端4aとの距離H1は25.089mmである。
図23を参照して、実施例Jは、比較例2よりも、10mm断面積/フェース面積の値が大きくなった。そして、実施例Jは、比較例2よりも、反発係数が大きくなった。つまり、実施例Jは、比較例2よりもゴルフクラブヘッドの膨らみが大きいことによって、反発係数が大きくなることがわかった。そして、実施例Jは、断面形状によって比較例2よりも反発係数が大きくなることがわかった。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることを意図される。
1 フェース部、2 バック部、3 クラウン部、4 ソール部、5 トウ部、6 ヒール部、7 ホーゼル部、10 ゴルフクラブヘッド、20 ゴルフクラブ、21 シャフト、22 グリップ、23 ソケット、CS クラウンソール方向、FB フェースバック方向、SS スイートスポット、TH トウヒール方向。

Claims (5)

  1. フェース面を有するフェース部と、
    前記フェース部の後方に位置するバック部と、
    前記フェース部の上部と前記バック部の上部とを接続するクラウン部と、
    前記フェース部の下部と前記バック部の下部とを接続するソール部と、
    前記フェース部の一端部と前記バック部の一端部とを接続するトウ部と、
    前記フェース部の他端部と前記バック部の他端部とを接続するヒール部とを備え、
    前記フェース部から前記バック部に向かう前後方向に前記フェース面から40mm以下の位置で前記フェース面と平行に前記クラウン部、前記ソール部、前記トウ部および前記ヒール部を切断する断面は、前記フェース面の面積よりも大きい断面積を有し、かつ前記フェース面と略相似形である、ゴルフクラブヘッド。
  2. 前記トウ部と前記ヒール部とが向かい合うトウヒール方向での前記フェース面の最大長は、前記トウヒール方向での前記トウ部の外縁と前記ヒール部の外縁との最大距離の75%以下の長さを有している、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  3. 前記クラウン部と前記ソール部とが向かい合うクラウンソール方向での前記フェース面の最下端と前記ソール部の最下端との距離は、前記クラウンソール方向での前記フェース面の最大高さの30%以上の長さを有している、請求項1または2に記載のゴルフクラブヘッド。
  4. 前記フェース面のスイートスポットは、前記フェース面のセンターに位置している、請求項1〜3のいずれか1項に記載のゴルフクラブヘッド。
  5. シャフトと、
    前記シャフトの一方端に取り付けられたグリップと、
    前記シャフトの前記グリップと反対側の他方端に取り付けられた請求項1〜4のいずれか1項に記載のゴルフクラブヘッドとを備えた、ゴルフクラブ。
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