JP6822292B2 - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

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Description

本発明は、ゴルフクラブヘッドに関する。
ウッド型のゴルフクラブのヘッドに関しては、従来から、飛距離を伸ばすための多くの提案がなされている。例えば、特許文献1には、ソール部に、トゥ−ヒール方向に延びる複数の溝を形成しており、これによってボールの打撃時の変形を促し、反発性能を向上している。
米国特許出願公開第2016/0325155号明細書
ところで、上記ゴルフクラブの溝は、トゥ−ヒール方向の中央付近がフェース部に近接し、トゥ側及びヒール側は、フェース部から離れるように形成されている。そのため、トゥ−ヒール方向の中央付近の反発性能は高くなるものの、トゥ側及びヒール側の反発性能の向上には改良の余地があった。本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、反発性能の高いエリアをトゥ側及びヒール側に拡大することができる、ゴルフクラブヘッドを提供することを目的とする。
本発明に係るゴルフクラブヘッドは、フェース部と、クラウン部と、ソール部と、を備え、前記ソール部は、トゥ側に配置されるトゥ側凹部と、ヒール側に配置されるヒール側凹部と、前記トゥ側凹部とヒール側凹部との間に配置される中央凹部と、を備え、前記トゥ側凹部及びヒール側凹部には、トゥ−ヒール方向に線状に延びる、少なくとも1つの易変形部が形成されている。
上記ゴルフクラブヘッドにおいては、前記トゥ側凹部及びヒール側凹部には、2以上の前記易変形部を形成することができ、前記中央凹部には、トゥ−ヒール方向に線状に延びる、少なくとも1つの易変形部を形成擦ることができ、前記トゥ側凹部及びヒール側凹部に形成された前記易変形部の数を、前記中央凹部に形成された前記易変形部の数よりも多くすることができる。
上記各ゴルフクラブヘッドにおいては、前記トゥ側凹部及びヒール側凹部のフェース−バック方向の長さを、前記中央凹部のフェース−バック方向の長さよりも長くすることができる。
上記各ゴルフクラブヘッドにおいて、前記トゥ側凹部は、トゥ側にいくにしたがって、フェース−バック方向の長さが長くなるように形成することができ、前記ヒール側凹部は、ヒール側にいくにしたがって、フェース−バック方向の長さが長くなるように形成することができる。
上記各ゴルフクラブヘッドにおいて、前記トゥ側凹部及びヒール側凹部は、前記中央凹部よりもフェース側に配置することができる。
上記各ゴルフクラブヘッドにおいて、前記トゥ側凹部に配置されている前記易変形部は、トゥ側にいくにしたがって、バック側に延びるように形成することができ、前記ヒール側凹部に配置されている前記易変形部は、ヒール側にいくにしたがって、バック側に延びるように形成することができる。
上記各ゴルフクラブヘッドにおいて、前記トゥ側凹部の深さは、トゥ側にいくにしたがって浅く形成することができ、前記ヒール側凹部の深さは、ヒール側にいくにしたがって浅く形成することができる。
上記各ゴルフクラブヘッドにおいて、前記トゥ側凹部及びヒール側凹部の肉厚は、前記中央凹部の肉厚よりも小さくすることができる。
上記各ゴルフクラブヘッドにおいて、前記トゥ側凹部、ヒール側凹部、及び前記中央凹部の前記易変形部は、段差によって形成することができる。
本発明に係るゴルフクラブヘッドによれば、トゥ−ヒール方向の中央付近の反発性能を抑制しつつ、トゥ側及びヒール側の反発性能を向上することができる。
本実施形態に係るゴルフクラブヘッドの基準状態の斜視図である。 図1の平面図である。 図2のA−A線断面図である。 フェース部の境界を説明する図である。 フェース部の境界を説明する図である。 ソール部をバック側から見た斜視図である。 ソール部の平面図である。 トゥ側から見たヘッドの側面図である。 ヒール側から見たヘッドの側面図である。 図6のB−B線断面図である。 図6のC−C線断面図である。 中央凹部の拡大断面図である。 凹部の断面の他の例を示す断面図である。
以下、本発明に係るゴルフクラブヘッドの一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
<1.ゴルフクラブヘッドの概要>
図1は、このゴルフクラブヘッドの斜視図、図2は、ヘッドの基準状態での平面図、図3は図2のA−A線断面図である。図1〜図3に示すように、このゴルフクラブヘッド(以下、単に「ヘッド」ということがある)100は、内部空間を有する中空構造であり、フェース部1、クラウン部2、ソール部3、及びホーゼル部4によって壁面が形成されたウッド型のゴルフクラブヘッドである。具体的には、ユーティリティ、フェアウェイウッド、ドライバーといったゴルフクラブヘッドに適用することができる。
フェース部1は、ボールを打球する面であるフェース面を有しており、クラウン部2はフェース部1と隣接し、ヘッド100の上面を構成する。ソール部3は、主としてヘッド100の底面を構成し、フェース部1とクラウン部2以外のヘッド100の外周面を構成する。すなわち、ヘッド100の底面のほか、フェース部1のトウ側からヘッドのバック側を通りフェース部1のヒール側へと延びる部位もソール部3の一部である。さらに、ホーゼル部4は、クラウン部2のヒール側に隣接して設けられる部位であり、ゴルフクラブのシャフト(図示省略)が挿入される挿入孔41を有している。そして、この挿入孔41の中心軸線Zは、シャフトの軸線に一致している。
ここで、ゴルフクラブヘッド100を地面に設置するときの基準状態について説明する。まず、図2に示すように、上記中心軸線Zが地面に対して垂直な平面P1に含まれ、且つ所定のライ角及びリアルロフト角で地面上にヘッドが載置された状態を基準状態と規定する。そして、上記平面P1を基準垂直面と称する。また、図2に示すように、上記基準垂直面P1と地面との交線の方向をトゥ−ヒール方向と称し、このトゥ−ヒール方向に対して垂直であり且つ地面に対して平行な方向をフェース−バック方向と称することとする。
本実施形態において、フェース部1とクラウン部2、及びフェース部1とソール部3との境界は、次のように定義することができる。すなわち、両者の間に稜線が形成されている場合には、これが境界となる。一方、明確な稜線が形成されていない場合には、図4Aに示されるように、ヘッド重心GとスイートスポットSSとを結ぶ直線Nを含む各断面E1、E2、E3…において、図4Bに示されるように、フェース外面輪郭線Lfの曲率半径rがスイートスポット側からフェース外側に向かって初めて200mmとなる位置Peがフェース部1の周縁となり、これがクラウン部2またはソール部3との境界として定義される。なお、スイートスポットSSとは、ヘッド重心Gを通るフェース面の法線(直線N)とこのフェース面との交点である。
また、本実施形態において、クラウン部2とソール部3との境界は次のように定義することができる。すなわち、クラウン部2とソール部3との間に稜線が形成されている場合には、これが境界となる。一方、これらの間に明確な稜線が形成されていない場合には、ヘッドを基準状態に設置し、これをヘッド100の重心の真上から見たときの輪郭が境界となる。
また、ヘッド100は、例えば、比重がほぼ4.3〜4.5程度のチタン合金(Ti−6Al−4V、Ti−8Al−1Mo−1V等)で形成することができる。また、チタン合金以外にも、例えばステンレス鋼、マレージング鋼、アルミニウム合金、マグネシウム合金、またはアモルファス合金などの中から1種または2種以上を用いて形成することもできる。
また、このゴルフクラブヘッド100の体積は、例えば、90cm3以上、460cm3以下が望ましい。
<2.ゴルフクラブヘッドの組立構造>
本実施形態に係るゴルフクラブヘッド100は、図3に示すように、クラウン部2及びソール部3を有するヘッド本体101と、フェース部1及びその周縁から延びる周縁部15を有するカップ状に形成されたフェース用部材102と、を組み立てることで構成される。このヘッド本体101は、クラウン部2及びソール部3で囲まれた開口18を有し、この開口18を塞ぐようにフェース用部材102が取り付けられる。すなわち、フェース用部材102の周縁部15の端面が、ヘッド本体101の開口18の端面と突き合わされ、これらが、溶接によって接合される(いわゆるカップフェース構造)。そして、フェース用部材102は、ヘッド本体101の開口18の縁部に取付けられることで、ヘッド本体101と一体化され、これによって、フェース用部材102の周縁部15は、ヘッド100のクラウン部2及びソール部3の一部として機能する。
したがって、フェース用部材102の周縁部15がヘッド本体101に取付けられることで一体的に形成される面が、ヘッド100のクラウン部2及びソール部3を構成する。そのため、厳密には、ヘッド本体101のクラウン部2及びソール部3は、ヘッド100のクラウン部2及びソール部3の一部ではあるが、本明細書では、これらを区別することなく、ヘッド本体101の各部も、単にクラウン部2、ソール部3と称することがある。
<3.クラウン部の構造>
続いて、クラウン部2について説明する。図1〜図3に示すように、クラウン部2は、フェース部側に配置される隆起部21と、隆起部21よりもバック側に配置される基部22とで、構成されている。隆起部21は、主として、フェース部1に沿ってトゥ−ヒール方向に延びる帯状の領域であり、トゥ側及びヒール側の両端部は、クラウン部2の周縁に沿ってややバック側へ延びており、全体として平面視U字状に形成されている。一方、基部22は、隆起部21よりも低い位置でクラウン部2の大半を占める領域であり、その周縁はソール部3と接している。そして、隆起部21と基部22との境界には段差を構成する傾斜面23が形成されている。これにより、隆起部21と基部22との段差の分だけ、フェース部1の上下方向の高さが高くなっている。
この傾斜面23は、フェース部1側にいくにしたがって、上方に延びるように構成されている。これにより、ゴルフクラブヘッド100を基準状態で設置したとき、上方から傾斜面23を視認することができる。すなわち、アドレスに入ったゴルファーから視認可能となっている。そして、傾斜面23は、隆起部21に沿って形成されているため、隆起部21と同様に、平面視U字状に形成されている。
図3に示すように、隆起部21のフェース−バック方向の幅Dは、例えば、平面視において、5〜25mmとすることが好ましく、7〜20mmとすることがさらに好ましい。
また、図3に示すように、傾斜面23の平面視におけるフェース−バック方向の幅Wは、例えば、3〜9mmとすることが好ましく、3〜7mmであることがさらに好ましい。さらに、傾斜面23の高さHは、例えば、0.5〜8mmとすることが好ましく、0.5〜6mmとすることがさらに好ましく、0.5〜5mmとすることが特に好ましい。
<4.ソール部の構造>
続いて、図5〜図10も参照しつつ、ソール部3について説明する。図5はソール部をバック側から見たヘッドの斜視図、図6はソール部側から見たヘッドの平面図、図7はトゥ側から見たヘッドの側面図、図8はヒール側から見たヘッドの側面図、図9は図6のB−B線断面図、図10は図6のC−C線断面図である。図5〜図10に示すように、ソール部3には、複数の凹凸が形成されているが、特に、本実施形態では、3つの凹部が形成されている。また、各凹部には、トゥ−ヒール方向に延びる易変形部が形成されている。以下、これらを詳細に説明する。
<4−1.凹部>
まず、凹部について説明する。図6〜図10に示すように、ソール部3には、トゥ−ヒール方向の中央付近に配置される中央凹部31と、この中央凹部31に隣接しトゥ側に配置されるトゥ側凹部32と、中央凹部31に隣接しヒール側に配置されるヒール側凹部33と、が形成されている。中央凹部31は、フェース部1に近接し、トゥ−ヒール方向が長手方向となる矩形状に形成されている。中央凹部31のフェース側の端縁と、フェース部1との距離は、例えば、13.0〜28.0mmとすることができる。また、中央凹部31を形成する壁面の肉厚は、0.8〜3.0mmとすることができる。
トゥ側凹部32は、中央凹部31のトゥ側の端部に連結され、トゥ側に向かって概ね三角形状に形成されている。より詳細に説明すると、トゥ側凹部32のヒール側の端縁32aは、中央凹部31との連結部分からバック側に延び、トゥ側にいくにしたがってバック側に延びるように傾斜している。また、トゥ側凹部32のフェース側の端縁32bは、フェース部1とソール部3との境界に沿うようにトゥ−ヒール方向に延びている。但し、このフェース側の端縁32bは、中央凹部31のフェース側の端縁よりもややフェース側に位置している。そして、トゥ側凹部32のトゥ側の端縁32cは、ソール部3とクラウン部2との境界に沿って延びている。したがって、トゥ側凹部31は、全体として、トゥ側にいくにしたがってフェース−バック方向の長さが概ね長くなるような形状に形成されている。
また、トゥ側凹部32は、トゥ側にいくにしたがって、浅くなるように形成されている。すなわち、トゥ側凹部32において、中央凹部31と連結される端縁32aの深さは、例えば、0.5〜3.0mmであるが、トゥ側にいくにしたがって浅くなり、トゥ側の端縁32cでは、例えば、0.1〜1.5mmとすることができる。また、トゥ側凹部32を形成する壁面の肉厚は、中央凹部31よりも薄く、例えば、0.4〜1.5mmとすることができる。
ヒール側凹部33は、トゥ側凹部32と概ね対称に形成されている。すなわち、ヒール側凹部33は、中央凹部31のヒール側の端部に連結され、ヒール側に向かって概ね三角形状に形成されている。より詳細に説明すると、ヒール側凹部33のトゥ側の端縁33aは、中央凹部31との連結部分からバック側に延び、ヒール側にいくにしたがってバック側に延びるように傾斜している。また、ヒール側凹部33のフェース側の端縁33bは、フェース部1とソール部3との境界に沿うようにトゥ−ヒール方向に延びている。但し、このフェース側の端縁33bは、トゥ側凹部32と同様の位置に配置されている。すなわち、中央凹部31のフェース側の端縁よりもややフェース側に位置している。そして、ヒール側凹部33のヒール側の端縁33cは、ソール部3とクラウン部2との境界に沿って延びている。したがって、ヒール側凹部33は、全体として、ヒール側にいくにしたがってフェース−バック方向の長さが概ね長くなるような形状に形成されている。
また、ヒール側凹部33は、ヒール側にいくにしたがって、浅くなるように形成されている。すなわち、中央凹部31と連結される端縁の深さは、例えば、0.5〜3.0mmであるが、ヒール側にいくにしたがって浅くなり、ヒール側の端縁では、例えば、0.1〜1.5mmとすることができる。また、ヒール側凹部33を形成する壁面の肉厚は、中央凹部31よりも薄く、例えば、0.4〜1.5mmとすることができる。
<4−2.易変形部>
次に、易変形部について、図3、図6〜図11を参照しつつ説明する。図11は、易変形部の概略構成を示拡大断面図である。図3及び図6に示すように、中央凹部31には、トゥ−ヒール方向に延びる1つの易変形部311が形成されている。この易変形部311は、中央凹部31のトゥ−ヒール方向全体に亘って延びており、段部により形成されている。すなわち、図11に示すように、段部314を構成する面が概ね上下方向に延びており、段部314を挟んでフェース側の面312が段部314の下端に連結され、バック側の面313が段部314の上端に連結されている。但し、段部の頂部314a(最も下方に突出している部分)は、ソール部3の表面よりも内側(上側)に位置している。
続いて、トゥ側凹部32の易変形部320について説明する。図6、図7、及び図9に示すように、トゥ側凹部32には、フェース−バック方向に並ぶ3本の易変形部321〜323が形成されている。以下、これら3本の易変形部を、フェース側から第1易変形部321,第2易変形部322、及び第3易変形部323と称することとする。また、これら易変形部321〜323も、図11に示す易変形部311と同様に、段部によって形成されている。したがって、これら易変形部321〜323では、概ね上下方向に延びる段部を挟んでフェース側の面が段部の下端に連結され、バック側の面が段部の上端に連結されている。但し、段部の頂部(最も下方に突出している部分)は、ソール部3の表面よりも内側(上側)に位置している。
第1易変形部321は、最もフェース側に配置され、トゥ側にいくにしたがってバック側に延びるように形成されている。第2易変形部322及び第3易変形部323も同様に形成されている。そして、隣接する易変形部、例えば、第1易変形部321と第2易変形部322との間の距離は、トゥ側にいくにしたがって、フェース−バック方向の間隔が広くなるように形成されている。
次に、ヒール側凹部33の易変形部330について説明する。図6、図8及び図10に示すように、ヒール側凹部33にも、フェース−バック方向に並ぶ3本の易変形部331〜333が形成されている。以下、これら3本の易変形部を、フェース側から第1易変形部331,第2易変形部332、及び第3易変形部333と称することとする。また、これら易変形部331〜333も段部によって形成されている。したがって、これら易変形部331〜333では、概ね上下方向に延びる段部を挟んでフェース側の面が段部の下端に連結され、バック側の面が段部の上端に連結されている。但し、段部の頂部(最も下方に突出している部分)は、ソール部3の表面よりも内側(上側)に位置している。
第1易変形部331は、最もフェース側に配置され、ヒール側にいくにしたがってバック側に延びるように形成されている。第2易変形部332及び第3易変形部333も同様に形成されている。そして、隣接する易変形部、例えば、第1易変形部331と第2易変形部332との間の距離は、ヒール側にいくにしたがって、フェース−バック方向の間隔が広くなるように形成されている。
<5.ゴルフクラブヘッドの製造方法>
次に、上記のゴルフクラブヘッドの製造方法の一例について説明する。まず、上述したヘッド本体101とフェース用部材102とを準備する。このようなヘッド本体101及びフェース用部材102は、種々の方法で作製することができる。例えば、ヘッド本体101は、公知のロストワックス精密鋳造法などの鋳造によって製造することができる。また、フェース用部材102は、例えば、鍛造製法や、平板のプレス加工、鋳造等により製造することができる。また、このとき用いるフェース用部材102の加工前の平板は、圧延方向が、フェース部1のトゥ側の上部からヒール側の下部に向かう方向とほぼ一致するように加工される。
そして、これらを、例えば、溶接(TIG(タングステン−不活性ガス)溶接、プラズマ溶接、レーザー溶接、ロウ付けなど)により接合した後、所定の塗装を施すと、ゴルフクラブヘッドが完成する。
<6.特徴>
以上の実施形態によれば、次の効果を得ることができる。
(1) フェース部1におけるトゥ−ヒール方向の中央付近は、上下方向に長く、またスイートスポットが存在するため、トゥ側及びヒール側に比べ、元々反発性能が高い。そこで、本実施形態においては、以下の通り、フェース部1におけるトゥ側およびヒール側の反発性能を向上させ、反発性能の高いエリアをトゥ側及びヒール側に拡大している。すなわち、本実施形態に係るゴルフクラブヘッドでは、ソール部3において、フェース−バック方向の中央付近、トゥ側、及びヒール側に、凹部31〜33がそれぞれ形成されているため、フェース部1でボールが打撃されたとき、ソール部3の変形を大きくすることができる。したがって、ヘッドの反発性能を高くすることができる。また、中央凹部31、トゥ側凹部32、及びヒール側凹部33には、線状に延びる、易変形部311、320(321〜323)、330(331〜333)がそれぞれ形成されている。そして、これら易変形部311、320、330は、段部によって形成されているため、フェース部1にボールが当たったとき、易変形部311、320、330が屈曲することで(例えば、図11の点線のように変形)、容易に変形するため、反発性能を高めることができる。但し、トゥ側凹部32及びヒール側凹部33に形成されている易変形部320,330の数は、中央凹部31の易変形部311の数よりも多くなっている。そのため、フェース部1におけるトゥ側およびヒール側の反発性能を向上させ、反発性能の高いエリアをトゥ側及びヒール側へ拡大することができる。
特に、凹部31〜33は、ヘッドの内側(上方)に窪んでいるため、これによってヘッドの重心が高くなるが、易変形部311,320,330を形成することで、凹部31〜33を深くすることなく反発性能を高めることができるという利点がある。よって、ヘッドの重心が高くなるのを抑制しつつ、反発性能を高めることができる。
(2) トゥ側凹部32及びヒール側凹部33は、中央凹部31よりフェース部1に近接しているため、ソール部3は、中央付近に比べ、トゥ側及びヒール側の反発性能が向上する。
(3) 易変形部311,320,330は、ソール部3を構成する面が折れ曲がって形成されているため、他の部分より重量が大きくなっている。そして、トゥ側凹部32及びヒール側凹部33に形成されている易変形部320,330は、バック側にいくにしたがって、中央凹部31から離れるように形成されている。そのため、重量の大きい部分がバック側に位置するようになっている。その結果、ヘッドの重心をバック側に配置することができる。これにより、ゴルフクラブをスイングしたとき、特にボールの打撃のインパクト時に、ヘッドのバック側がフェース側に対して下方に回転しやすくなる。これにより、フェース部1がより上を向きやすくなるため、ボールをより高く飛ばすことができる。
(4) ソール部3の周縁は上方に湾曲し、クラウン部2の周縁と連結している。そのため、トゥ側凹部32はトゥ側にいくにしたがって上方に配置されるように形成され、ヒール側凹部33もヒール側にいくにしたがって上方に配置されるように形成されている。しかしながら、トゥ側凹部32及びヒール側凹部33は、ともに周縁にいくにしたがって浅く形成されているため、ソール部3の周縁の重量が上方に分布するのを防止している。これにより、ヘッドの重心が高くなるのを防止することができる。
(5) トゥ側凹部32及びヒール側凹部33を形成する壁面の肉厚は、中央凹部31より薄いため、ソール部3は、中央付近に比べ、トゥ側及びヒール側の反発性能が向上する。
(6) クラウン部2において、隆起部21が基部22よりも、傾斜面23を介して高く形成されているため、隆起部21が高くなった分だけ、フェース部1の高さを高くすることができる。そのため、フェース部1における反発性能を向上することができる。また、クラウン部2においては、隆起部21のみが高く形成され、クラウン部2の大半を占める基部22は隆起部21よりも低い位置に形成されているため、ヘッドの重心を低くすることができる。
<7.変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。また、以下の変形例は、適宜組み合わせることができる。例えば、以下の変更が可能である。
<7−1>
易変形部の数は、特には限定されず、トゥ側凹部32及びヒール側凹部33における易変形部の数が、中央凹部31の易変形部の数よりも多ければよい。したがって、例えば、中央凹部31の易変形部の数を0にし、トゥ側凹部32及びヒール側凹部33の易変形部の数を1以上にすることもできる。
<7−2>
易変形部311,320,330の形状は特には限定されず、フェース−バック方向に平行に延びていなければよい。したがって、トゥ−ヒール方向に真っ直ぐに延びていてもよいし、上記実施形態のように、トゥ−ヒール方向に対して傾斜して延びていてもよく、その傾斜角度は特には限定されない。
<7−3>
上記実施形態では、易変形部が段部によって形成されているが、線状に延び、フェース部1の打撃によって変形しやすい構造であれば、特には限定されない。例えば、図12(a)〜図12(c)に示すように、易変形部311,320,330が薄肉の構造によって形成されていてもよい。
<7−4>
上記のように易変形部の数が設定されていれば、各凹部31〜33の形状は、特には限定されない。したがって、例えば、全ての凹部31〜33が同様に、フェース−バック方向に延びていてもよい。また、凹部31〜33のフェース−バック方向の位置も限定されず、例えば、すべての凹部31〜33の、フェース側の位置が揃っていてもよい。また、ソール部3における凹部31〜33以外の部分の形状も特には限定されない。
<7−5>
上記実施形態に係るヘッドは、カップフェース構造を有しているが、その他の態様であってもよい。例えば、フェース部1及びソール部3を備え、クラウン部2用の開口が形成されたヘッド本体に対し、クラウン部を開口に嵌め込んでヘッドを構成することかできる。また、カップフェース構造でなくてもよく、フェース部1に形成された開口に平板状のフェース用部材を嵌め込み、ヘッド本体に溶接することでヘッドを構成することもできる。
<7−6>
クラウン部2の形状は特には限定されず、上記のような隆起部21が形成されていなくてもよく、適宜変更することができる。
1 フェース部
2 クラウン部
3 ソール部
31 中央凹部
311 易変形部
32 トゥ側凹部
321〜323 易変形部
33 ヒール側凹部
331〜333 易変形部
4 ホーゼル部

Claims (9)

  1. フェース部と、
    クラウン部と、
    ソール部と、
    を備え、
    前記ソール部は、
    トゥ側に配置されるトゥ側凹部と、
    ヒール側に配置されるヒール側凹部と、
    前記トゥ側凹部とヒール側凹部との間に配置される中央凹部と、
    を備え、
    前記トゥ側凹部及びヒール側凹部には、トゥ−ヒール方向に線状に延びる、少なくとも1つの易変形部が形成されている、ゴルフクラブヘッド。
  2. 前記トゥ側凹部及びヒール側凹部には、2以上の前記易変形部が形成され、
    前記中央凹部には、トゥ−ヒール方向に線状に延びる、少なくとも1つの易変形部が形成されており、
    前記トゥ側凹部及びヒール側凹部に形成された前記易変形部の数が、前記中央凹部に形成された前記易変形部の数よりも多い、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  3. 前記トゥ側凹部及びヒール側凹部のフェース−バック方向の長さが、前記中央凹部のフェース−バック方向の長さよりも長い、請求項1または2に記載のゴルフクラブヘッド。
  4. 前記トゥ側凹部は、トゥ側にいくにしたがって、フェース−バック方向の長さが長くなるように形成されており、
    前記ヒール側凹部は、ヒール側にいくにしたがって、フェース−バック方向の長さが長くなるように形成されている、請求項1から3のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  5. 前記トゥ側凹部及びヒール側凹部は、前記中央凹部よりもフェース側に配置されている、請求項1から4のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  6. 前記トゥ側凹部に配置されている前記易変形部は、トゥ側にいくにしたがって、バック側に延びるように形成されており、
    前記ヒール側凹部に配置されている前記易変形部は、ヒール側にいくにしたがって、バック側に延びるように形成されている、請求項1から5のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  7. 前記トゥ側凹部の深さは、トゥ側にいくにしたがって浅くなっており、
    前記ヒール側凹部の深さは、ヒール側にいくにしたがって浅くなっている、請求項1から6のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  8. 前記トゥ側凹部及びヒール側凹部の肉厚は、前記中央凹部の肉厚よりも小さい、請求項1から7のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  9. 前記トゥ側凹部、ヒール側凹部、及び前記中央凹部の前記易変形部は、段差によって形成されている、請求項1から8のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
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